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JP2008262297A - 印刷制御装置 - Google Patents

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Tetsuya Kuwabara
哲也 桑原
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

【課題】印刷データを印刷出力する印刷出力装置を制御する印刷制御装置において、ユーザが印刷データの印刷出力を高速かつ簡便にすることができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】ユーザはフォルダ設定部21において、フォルダF1、F2に対して印刷出力方式を設定する。スキャン装置1はプリンタドライバ起動部22に、印刷データD1を送信するタイミングを示すパケットP1、P2を送信する。また、スキャン装置1は、ユーザが希望する印刷出力方式が設定されたフォルダに、印刷データD1を送信する。これにより、プリンタドライバ起動部22は、そのフォルダが印刷データD1を受信し終わったタイミングを認識した直後に、そのフォルダに対して設定された印刷出力方式に基づいて、印刷出力装置3に印刷データD1を印刷出力させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷データを印刷出力する印刷出力装置を制御する印刷制御装置において、ユーザが印刷データの印刷出力を高速かつ簡便にすることができる技術に関する。
ユーザは印刷データを印刷出力するときに、印刷出力方式を判断したうえで、印刷出力方式に適した印刷出力装置を選択する。しかし、ユーザが多くの印刷データを印刷出力するときには、ユーザの負担が大きくなる問題が生ずる。この問題を解決することができる印刷制御装置について開示している文献として、下記の特許文献をあげることができる。
特許文献1においては、ユーザが印刷データを印刷出力するときに、印刷データは印刷制御装置に格納される。ここで、ユーザは印刷制御装置において印刷出力方式をあらかじめ設定している。そして、印刷制御装置は印刷データが所定フォルダに格納されているかどうかを定期的に確認する。
印刷制御装置は印刷データが格納されたことを確認すると、ユーザがあらかじめ設定した印刷出力方式に基づいて、印刷出力装置に印刷データを印刷出力させる。そのため、ユーザが印刷出力方式を判断して印刷出力装置を選択する負担を低減することができる。
特許第3717679号公報
しかし、特許文献1においては、印刷データが所定フォルダに格納されたときから印刷出力装置に送信されるときまで、印刷データが所定フォルダに格納されているかどうかを、印刷制御装置が定期的に確認する時間間隔分のタイムラグが生ずる。
もっとも、印刷制御装置が定期的に確認する時間間隔が短縮されると、前述したタイムラグも短縮される。しかし、印刷制御装置の処理負荷が増大して処理速度が低下してしまう問題や、所定フォルダに格納されつつある印刷データが破壊される可能性が生ずる。
また、印刷データがスキャン装置により生成されるときには、印刷データの本来の印刷出力サイズは必ずしも規格サイズであるとは限らない。そのため、ユーザがスキャン装置により生成された印刷データを、ユーザが希望する規格サイズの印刷用紙に印刷出力することは困難である。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、印刷データを印刷出力する印刷出力装置を制御する印刷制御装置において、ユーザが印刷データの印刷出力を高速かつ簡便にすることができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、印刷データ生成装置から印刷データを受信して、印刷出力装置に前記印刷データを印刷出力させる印刷制御装置であって、前記印刷データを格納する記憶領域と、前記記憶領域に対して印刷出力方式を設定する手段と、前記印刷データ生成装置が前記印刷データを送信し始めるタイミングについての情報と、前記印刷データ生成装置が前記印刷データを送信し終わるタイミングについての情報と、を前記印刷データ生成装置から受信する手段と、前記印刷データ生成装置が前記印刷データを送信し終わるタイミングについての情報を、前記印刷データ生成装置から受信すると、前記印刷出力方式に基づいて、前記印刷出力装置に前記印刷データを印刷出力させる手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の印刷制御装置において、前記印刷出力方式は、前記印刷データの本来の印刷出力サイズの変更を伴わない、所定サイズの印刷用紙への前記印刷データの出力方式、を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の印刷制御装置において、前記印刷出力方式は、前記印刷データの本来の印刷出力サイズの変更を伴う、所定サイズの印刷用紙への前記印刷データの出力方式、を含むことを特徴とする。
本発明に係る印刷制御装置は、印刷データが所定フォルダに格納され始めるタイミングと、印刷データが所定フォルダに格納され終わるタイミングを認識することができる。具体的には、印刷制御装置は、印刷データが所定フォルダに格納され始めることを示すパケットと、印刷データが所定フォルダに格納され終わることを示すパケットを受信することができる。そのため、印刷制御装置は、印刷データが所定フォルダに格納され終わるタイミングを認識すると、早急に印刷出力装置に印刷データを印刷出力させることができる。
また、本発明に係る印刷制御装置は、印刷データが所定フォルダに格納されているかどうかを定期的に確認することはない。そのため、印刷制御装置の処理負荷が増大して処理速度が低下する問題や、所定フォルダに格納されつつある印刷データが破壊されるといった問題を解消することができる。
さらに、本発明に係る印刷制御装置は、ユーザが希望する規格サイズの印刷用紙への印刷出力方式をも採用することができる。ユーザが希望する規格サイズの印刷用紙への印刷出力方式として、印刷データの本来の印刷出力サイズを拡大/縮小して、ユーザが希望する規格サイズに合わせる方式と、印刷データの本来の印刷出力サイズを拡大/縮小しない方式があげられる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る印刷システムを示す図である。印刷システムは、スキャン装置1、印刷制御装置2、印刷出力装置3などから構成されている。また、印刷システムは、たとえば同一LAN内などに配置されている。
本実施の形態に係る印刷システムは、スキャン原稿を印刷出力している。しかし、印刷システムがファックス原稿などの他の種類の原稿を印刷出力する場合であっても、本発明を実施することは可能である。
スキャン装置1は、元原稿をスキャンして、印刷データD1を生成する。ここで、印刷データD1は、一般的にはイメージデータである。そして、スキャン装置1は、ユーザが設定した印刷データ送信先に、印刷データD1を送信する。スキャン装置1は、たとえばデジタル複合機(MFP)などである。スキャン装置1は、スキャン設定部11、スキャン部12などから構成されている。
スキャン設定部11は、ユーザがスキャン出力方式や印刷データ送信先などを設定する操作画面を、スキャン装置1において表示する。スキャン部12は、ユーザが設定したスキャン出力方式に基づいて、元原稿をスキャンして、印刷データD1を生成する。また、スキャン部12は、ユーザが設定した印刷データ送信先に、印刷データD1を送信する。
スキャン部12は、印刷データ送信先に印刷データD1を送信する直前に、印刷データD1を送信し始めることを示すパケットP1を送信する。また、スキャン部12は、印刷データ送信先に印刷データD1を送信した直後に、印刷データD1を送信し終わったことを示すパケットP2を送信する。
印刷制御装置2は、スキャン装置1から印刷データD1を受信する。そして、印刷制御装置2は、印刷出力装置3に印刷データD2を送信して印刷出力させる。印刷データD2については、すぐ後で説明する。印刷制御装置2は、たとえばサーバ機能を備えるパーソナルコンピュータなどである。印刷制御装置2は、フォルダF1、F2、フォルダ設定部21、プリンタドライバ起動部22、プリンタドライバ23などから構成されている。
フォルダF1、F2は、印刷データD1を格納する。本実施の形態においては、印刷制御装置2は、2個のフォルダF1、F2を備えている。しかし、印刷制御装置2が備えているフォルダの個数は任意である。
フォルダ設定部21は、ユーザがフォルダ作成やフォルダ設定などを行なう操作画面を、印刷制御装置2において表示する。ユーザがフォルダ設定を行なうときには、フォルダF1、F2に格納される印刷データD1の印刷出力方式などが設定される。
プリンタドライバ起動部22は、スキャン装置1からパケットP1、P2を受信する。そして、プリンタドライバ起動部22は、スキャン装置1からパケットP2を受信した直後に、プリンタドライバ23を起動する。
プリンタドライバ23は、印刷出力装置3に印刷データD2を送信する。ここで、印刷データD2は、一般的にはPDLデータであり、ユーザが設定した印刷出力方式などの情報が印刷データD1に対して付加された印刷データである。
印刷出力装置3は、印刷制御装置2から印刷データD2を受信する。そして、印刷出力装置3は、印刷データD2を印刷出力する。印刷出力装置3は、たとえばカラー印刷機能を備えるカラープリンタなどである。印刷出力装置3は、印刷データ変換部31、印刷部32などから構成されている。
印刷データ変換部31は、印刷制御装置2から印刷データD2を受信する。そして、印刷データ変換部31は、印刷データD2をイメージデータに変換して、印刷部32にイメージデータを出力する。
印刷部32は、印刷データ変換部31からイメージデータを入力する。そして、印刷部32は、印刷データD2に付加されたユーザが設定した印刷出力方式の情報に基づいて、イメージデータを印刷出力する。
本実施の形態に係る印刷システムにおいては、プリンタドライバ起動部22は、スキャン装置1からパケットP1、P2を受信することにより、印刷データD1がフォルダF1、F2に格納されるタイミングを認識することができる。そのため、プリンタドライバ起動部22は、印刷データD1がフォルダF1、F2に格納され終わったタイミングを認識した直後に、プリンタドライバ23を起動することができるのである。
本実施の形態に係る印刷システムにおいては、プリンタドライバ起動部22は、印刷データD1がフォルダF1、F2に格納されているかどうかを確認するために、フォルダF1、F2を定期的に監視することはない。そのため、印刷制御装置2の処理負荷が増大して処理速度が低下する問題や、フォルダF1、F2に格納されつつある印刷データD1が破壊されるといった問題を解消することができるのである。
次に、ユーザが印刷データを印刷出力する処理の流れについて説明する。まず、ユーザが印刷制御装置2において印刷出力方式を設定する処理の流れについて説明する。次に、ユーザがスキャン装置1において元原稿をスキャンして、印刷出力装置3において印刷データを印刷出力する処理の流れについて説明する。
ユーザは、印刷制御装置2において、フォルダ設定部21を起動する。フォルダ設定部21は、印刷制御装置2の表示部において、ユーザがフォルダ設定などを行なうフォルダ設定ウィンドウ21Wを立ち上げる。図2は、フォルダF1に対して印刷出力方式を設定するウィンドウを示す図である。また、図3は、フォルダF2に対して印刷出力方式を設定するウィンドウを示す図である。
フォルダ設定ウィンドウ21Wは、フォルダ名設定ボックス21W−F、印刷設定チェックボックス21W−P1、21W−P2、用紙サイズ設定プルダウンメニュー21W−Sなどから構成されている。
フォルダ名設定ボックス21W−Fは、ユーザがフォルダ名を設定するためのボックスである。図2においては、ユーザはフォルダ名設定ボックス21W−Fに、「フォルダF1」を入力している。また、図3においては、ユーザはフォルダ名設定ボックス21W−Fに、「フォルダF2」を入力している。そのため、フォルダF1、F2が、印刷制御装置2の記憶領域において作成されている。
印刷設定チェックボックス21W−P1、21W−P2は、ユーザが印刷出力方式を設定するためのチェックボックスである。図2においては、ユーザは印刷設定チェックボックス21W−P1にはチェックを入れているが、印刷設定チェックボックス21W−P2にはチェックを入れていない。図3においては、ユーザは印刷設定チェックボックス21W−P1、21W−P2にともにチェックを入れている。
すなわち、フォルダF1、F2に対してユーザが設定した印刷出力方式は、相互に異なる印刷出力方式である。フォルダF1に対してユーザが設定した印刷出力方式については、図4を用いて後で詳しく説明する。また、フォルダF2に対してユーザが設定した印刷出力方式については、図5を用いて後で詳しく説明する。
用紙サイズ設定プルダウンメニュー21W−Sは、ユーザが用紙サイズを設定するためのプルダウンメニューである。ユーザは用紙サイズとして、印刷出力装置3が対応する用紙サイズを設定することができる。図2および図3においては、ユーザは用紙サイズとして、A4サイズを設定している。
図2および図3においては記載していないが、フォルダ設定ウィンドウ21Wは、ユーザがフォルダF1、F2の作成場所を設定するためのボックスやプルダウンメニューなどを備えていてもよい。
また、フォルダ設定ウィンドウ21Wは、本実施の形態に係る印刷システムが複数の印刷出力装置を備えている場合に、ユーザが印刷出力装置を選択するためのボックスやプルダウンメニューなどを備えていてもよい。
さらに、フォルダ設定ウィンドウ21Wは、図4および図5を用いて説明する印刷出力方式以外の印刷出力方式を、ユーザが設定するためのボックスやプルダウンメニューなどを備えていてもよい。
次に、図2においてユーザが設定した印刷出力方式について、図4を用いて説明する。図4は、印刷データD1の印刷出力結果を示す図である。
通常の印刷出力方式においては、印刷データD1の本来の印刷出力サイズがA3サイズ、A4サイズ、A5サイズである場合には、印刷データD1はそれぞれ、用紙サイズがA3サイズ、A4サイズ、A5サイズである印刷用紙D1−N−A3、D1−N−A4、D1−N−A5に印刷出力される。ここで、印刷データD1の本来の印刷出力サイズは、たとえば元原稿のスキャン範囲サイズに対応している。
ユーザがフォルダF1に対して設定した印刷出力方式においては、印刷データD1の本来の印刷出力サイズがA3サイズ、A4サイズ、A5サイズである場合には、印刷データD1はそれぞれ、用紙サイズがA4サイズである印刷用紙D1−F1−A3、D1−F1−A4、D1−F1−A5に印刷出力される。
図2で示したフォルダ設定ウィンドウ21Wにおいて、ユーザは印刷設定チェックボックス21W−P1にはチェックを入れているが、印刷設定チェックボックス21W−P2にはチェックを入れていない。また、ユーザは用紙サイズ設定プルダウン21W−Sにより、用紙サイズとしてA4サイズを設定している。
そのため、印刷データD1の本来の印刷出力サイズの変更を伴うことなく、すなわち、印刷データD1の本来の印刷出力サイズの拡大/縮小を伴うことなく、印刷データD1はA4サイズの印刷用紙に印刷出力されるのである。
印刷データD1の本来の印刷出力サイズがA3サイズである場合には、印刷用紙D1−N−A3のうち、破線で区画されたA4サイズの左上部分のみが、印刷用紙D1−F1−A3に印刷出力される。
印刷データD1の本来の印刷出力サイズがA4サイズである場合には、印刷用紙D1−N−A4の全体が、印刷用紙D1−F1−A4に印刷出力される。
印刷データD1の本来の印刷出力サイズがA5サイズである場合には、印刷用紙D1−N−A5の全体が、印刷用紙D1−F1−A5のうち、破線で区画されたA5サイズの左上部分に印刷出力される。
次に、図3においてユーザが設定した印刷出力方式について、図5を用いて説明する。図5は、印刷データD1の印刷出力結果を示す図である。
ユーザがフォルダF2に対して設定した印刷出力方式においては、印刷データD1の本来の印刷出力サイズがA3サイズ、A4サイズ、A5サイズである場合には、印刷データD1はそれぞれ、用紙サイズがA4サイズである印刷用紙D1−F2−A3、D1−F2−A4、D1−F2−A5に印刷出力される。
図3で示したフォルダ設定ウィンドウ21Wにおいて、ユーザは印刷設定チェックボックス21W−P1、21W−P2にともにチェックを入れている。また、ユーザは用紙サイズプルダウン21W−Sにより、用紙サイズとしてA4サイズを設定している。
そのため、印刷データD1の本来の印刷出力サイズの変更を伴って、すなわち、印刷データD1の本来の印刷出力サイズの拡大/縮小を伴って、印刷データD1はA4サイズの印刷用紙に印刷出力されるのである。
印刷データD1の本来の印刷出力サイズがA3サイズである場合には、印刷用紙D1−N−A3の全体が、印刷出力サイズの縮小を伴って、印刷用紙D1−F2−A3に印刷出力される。
印刷データD1の本来の印刷出力サイズがA4サイズである場合には、印刷用紙D1−N−A4の全体が、印刷用紙D1−F2−A4に印刷出力される。
印刷データD1の本来の印刷出力サイズがA5サイズである場合には、印刷用紙D1−N−A5の全体が、印刷出力サイズの拡大を伴って、印刷用紙D1−F2−A5に印刷出力される。
図4および図5で示した実施の形態においては、印刷データD1の本来の印刷出力サイズは、A3サイズなどの規格サイズである。しかし、印刷データD1の本来の印刷出力サイズが規格サイズでない場合であっても、本発明を実施することができる。
ユーザがフォルダF1に対して設定した印刷出力方式においては、印刷データD1の本来の印刷出力サイズの拡大/縮小を伴うことなく、印刷データD1をユーザが希望する規格サイズの印刷用紙に印刷出力すればよい。
ユーザがフォルダF2に対して設定した印刷出力方式においては、印刷データD1の本来の印刷出力サイズのうち一辺を、ユーザが希望する規格サイズのうち一辺に合わせるように、印刷データD1の本来の印刷出力サイズの拡大/縮小を行なえばよい。
以上で説明した処理の流れをユーザが実行することにより、ユーザは印刷制御装置2において印刷出力方式を設定することができる。次に、ユーザがスキャン装置1において元原稿をスキャンして、印刷出力装置3において印刷データを印刷出力する処理の流れについて説明する。
ユーザは、スキャン装置1において、スキャン部12に元原稿を設置する。そして、ユーザは、スキャン装置1において、スキャン設定部11を起動する。スキャン設定部11は、スキャン装置1の表示部において、ユーザがスキャン出力方式などを設定する操作画面を立ち上げる。
ユーザは、元原稿のスキャン範囲やスキャン解像度などのスキャン出力方式を設定する。また、ユーザは、印刷データ送信先を設定する。本実施の形態においては、ユーザは、印刷データ送信先として、印刷制御装置2の記憶領域において作成されているフォルダF1、F2のうち、いずれかのフォルダを設定する。
すなわち、ユーザが図4で示した印刷出力を行なうときには、ユーザは印刷データ送信先としてフォルダF1を設定すればよい。また、ユーザが図5で示した印刷出力を行なうときには、ユーザは印刷データ送信先としてフォルダF2を設定すればよい。
スキャン設定部11は、ユーザが設定したスキャン出力方式および印刷データ送信先を、スキャン部12に通知する。スキャン部12は、ユーザが設定したスキャン出力方式に基づいて、元原稿をスキャンして、印刷データD1を生成する。そして、スキャン部12は、ユーザが設定した印刷制御装置2に、パケットP1、印刷データD1、パケットP2をこの順序で送信する。
最初に、プリンタドライバ起動部22は、パケットP1を受信する。すなわち、プリンタドライバ起動部22は、印刷データ送信先であるフォルダが、印刷データD1を格納し始めることを認識するのである。次に、フォルダF1、F2のうち、印刷データ送信先であるフォルダは、印刷データD1を格納する。最後に、プリンタドライバ起動部22は、パケットP2を受信する。すなわち、プリンタドライバ起動部22は、印刷データ送信先であるフォルダが、印刷データD1を格納し終わったことを認識するのである。
プリンタドライバ起動部22は、パケットP2を受信した直後に、プリンタドライバ23を起動する。プリンタドライバ23は、印刷データ送信先であるフォルダに格納されている印刷データD1に対して、ユーザが設定した印刷出力方式の情報が付加された印刷データD2を、印刷出力装置3に送信する。
印刷データ変換部31は、印刷データD2を受信して、印刷データD2をイメージデータに変換する。そして、印刷部32は、イメージデータを入力して、印刷データD2に付加されたユーザが設定した印刷出力方式に基づいて、イメージデータを印刷出力する。
本実施の形態に係る印刷システムにおいては、ユーザが印刷制御装置2において印刷出力方式をあらかじめ設定することにより、ユーザはスキャン装置1において元原稿をスキャンするときに、印刷出力方式をあらためて設定する必要はない。すなわち、ユーザは希望する印刷出力方式があらかじめ設定されているフォルダを、印刷データ送信先として選択すればよいのである。さらに、ユーザは規格サイズの印刷用紙への印刷出力をも行なうことができる。
本実施の形態に係る印刷システムにおいては、プリンタドライバ起動部22は、印刷データD1がフォルダF1、F2に格納されているかどうかを確認するために、フォルダF1、F2を定期的に監視することはない。しかし、プリンタドライバ起動部22がパケットP2を認識し逃す場合に備えて、プリンタドライバ起動部22がフォルダF1、F2を監視するようにしてもよい。
たとえば、プリンタドライバ起動部22がパケットP1を認識したが、その後に所定時間が経過してもパケットP2を認識していない場合を考える。この場合には、プリンタドライバ起動部22は、所定時間が経過した後に、フォルダF1、F2を監視するようにすればよい。そして、プリンタドライバ起動部22は、印刷データD1が格納されていることを確認すれば、プリンタドライバ23を起動するようにすればよい。
本実施の形態に係る印刷システムを示す図である。 フォルダに対して印刷出力方式を設定するウィンドウを示す図である。 フォルダに対して印刷出力方式を設定するウィンドウを示す図である。 印刷データの印刷出力結果を示す図である。 印刷データの印刷出力結果を示す図である。
符号の説明
1 スキャン装置
2 印刷制御装置
3 印刷出力装置
11 スキャン設定部
12 スキャン部
21 フォルダ設定部
21W フォルダ設定ウィンドウ
21W−F フォルダ名設定ボックス
21W−P1、21W−P2 印刷設定チェックボックス
21W−S 用紙サイズ設定プルダウンメニュー
22 プリンタドライバ起動部
23 プリンタドライバ
31 印刷データ変換部
32 印刷部
D1、D2 印刷データ
F1、F2 フォルダ
P1、P2 パケット

Claims (3)

  1. 印刷データ生成装置から印刷データを受信して、印刷出力装置に前記印刷データを印刷出力させる印刷制御装置であって、
    前記印刷データを格納する記憶領域と、
    前記記憶領域に対して印刷出力方式を設定する手段と、
    前記印刷データ生成装置が前記印刷データを送信し始めるタイミングについての情報と、前記印刷データ生成装置が前記印刷データを送信し終わるタイミングについての情報と、を前記印刷データ生成装置から受信する手段と、
    前記印刷データ生成装置が前記印刷データを送信し終わるタイミングについての情報を、前記印刷データ生成装置から受信すると、前記印刷出力方式に基づいて、前記印刷出力装置に前記印刷データを印刷出力させる手段と、
    を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 請求項1に記載の印刷制御装置において、
    前記印刷出力方式は、
    前記印刷データの本来の印刷出力サイズの変更を伴わない、所定サイズの印刷用紙への前記印刷データの出力方式、
    を含むことを特徴とする印刷制御装置。
  3. 請求項1に記載の印刷制御装置において、
    前記印刷出力方式は、
    前記印刷データの本来の印刷出力サイズの変更を伴う、所定サイズの印刷用紙への前記印刷データの出力方式、
    を含むことを特徴とする印刷制御装置。
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