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JP2008261998A - 光源装置およびプロジェクタ - Google Patents

光源装置およびプロジェクタ Download PDF

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JP2008261998A JP2007104056A JP2007104056A JP2008261998A JP 2008261998 A JP2008261998 A JP 2008261998A JP 2007104056 A JP2007104056 A JP 2007104056A JP 2007104056 A JP2007104056 A JP 2007104056A JP 2008261998 A JP2008261998 A JP 2008261998A
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Abstract

【課題】 光学効率の低下を防止するとともに、照明領域の輝度を高めることができる光源装置およびプロジェクタを提供する。
【解決手段】 照明光を出射する第1および第2の光源手段11,12と、第1および第2の光源手段11,12のいずれかから出射された照明光を選択するとともに、選択された照明光を導光する少なくとも第1の光路L1または第2の光路L2を形成する光選択手段21と、第1および第2の光源手段11,12のそれぞれの発光を制御する制御手段31と、を有し、制御手段31は、少なくとも、第1の光路L1と第2の光路L2とが切り替わる遷移期間に、第1および第2の光源手段11,12を消灯し、第1の光路L1が形成されている期間内に、第1の光源手段11を発光させ、第2の光路L2が形成されている期間内に、第2の光源手段12を発光させることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の光源から出射された照明光を選択的に用いて照明する光源装置およびプロジェクタに関する。
従来、2つ以上の光路を切り替えることによって所定の光源から出射された光を照明領域に導く種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1から5参照。)。
上述の技術においては、例えば、カラーホイールの回転や、カラーフィルタのメカニカルな切り替えによって1つの白色光源から所望の波長域の光のみを順次透過させて、照明領域に2状態以上の光を照明させること等が行われている。
一方、上述の所定の光源として発光ダイオードのような光半導体を用いる技術も知られている。
一般的な特性として光半導体は、定常的に電流を投入する場合に比べ、パルス状の電流(投入される期間が区切られた電流)であれば大電流(定常的に投入される電流より大きな電流)を投入して駆動できる。このように、パルス状の大電流で駆動(パルス駆動)することにより、光半導体から瞬間的には大光量を得ることができる。
光半導体をパルス駆動する場合には、デューティ(光半導体に電流を投入する期間と、投入しない期間との比)の調整が重要となる。
光半導体においては、電流投入期間が短くなるほど光半導体にかかる負荷が小さくなるため、より大きな電流を投入することができる。そのため、デューティを調整することにより、光半導体から得られる瞬間的な光量を調節することができる。
一般的には、定常的に電流が投入された場合の光半導体の消費電力と、パルス駆動された光半導体の消費電力と、が一致するように、デューティおよび投入される電流が調整されている。
特開2000−89139号公報 特開2004−22327号公報 特開2003−208991号公報 特開2006−23436号公報 特開2006−17801号公報
しかしながら、上述の特許文献1から5に記載の技術には、いくつかの問題点が含まれている。以下にその問題点について説明する。
まず、特許文献1および4に記載の透過領域と反射領域を備えた回転体を用いた光路の切り替え技術に含まれる問題点を図36から図44を参照しながら説明する。
図36は、光路切り替え装置の全体の概略構成を説明する図であり、図37から図40は、図36の回転体の各遷移状態を説明する図である。
光路切り替え装置70には、図36に示すように、中心軸線周りに回転する円板状の回転体71と、光を出射する第1の光源75および第2の光源76と、が設けられている。回転体71の円板面には、図37から図40に示すように、照射された光を透過する透過領域72と、照射された光を反射する反射領域73とが設けられている。
回転体71は、図37から図40に示すように、中心軸線周りに回転されることにより、第1および第2の光源75,76から出射された光の光路を切りかえている。ここで、破線で示された円は、第1および第2の光源75,76から出射された光が照射される光路のスポット74である。
図38および図39に示されるように、透過領域72と反射領域73の境界にスポット74が差し掛かった期間では、透過側の第1の光源75から出射された光が反射領域73の影に隠れてしまい、または、反射側の第2の光源76から出射された光が透過領域72で漏れてしまい、輝度低下の要因となっていた。
上述の輝度低下を抑制するため、透過領域72と反射領域73の境界にスポット74が差し掛かった期間では、第1および第2の光源75,76を同時に発光させる工夫がなされている。しかしながら、光が反射領域73に遮られたり、透過領域72で漏れたりするという大きな光学損失があるため、受光部77には実質的には1つ分の光源の光しか到達せず、電力効率が非常に悪いという問題があった。
さらに、第1および第2の光源75,76を同時に発光させることで、それぞれの点灯デューティが増加することから、大電流を第1および第2の光源75,76に投入することが出来なくなってしまい、平均輝度が実質ほとんど変わらないという問題があった。
図41は、図36の回転体の変位を示すグラフであり、図42および図43は、図36の各光源に供給される電流を示すグラフであり、図44は、図36の照明領域における明るさを示すグラフである。
図42および図43における縦軸は、直流駆動時の定格電流を1として正規化したものである。図44における縦軸は、定格電流での明るさを1として正規化している。
なお、図42から図44における破線は、第1および第2の光源75,76を直流駆動して発光させた第1の場合を示し、2点鎖線は第1の光源75と第2の光源76とをデューティ1/2(50%)ずつで交互に発光させた第2の場合を示し、実線は二つの光源の発光期間が時間的に一部重なるように発光させた第3の場合を示している。
具体的には、図44における破線、2点差線および実線の時間積分が、それぞれ第1から第3の場合における平均明るさに相当するので、1周期Tでのデューティ50%の第2の場合に比べて、二つの光源の発光期間が時間的に一部重なるように発光させた第3の場合の明るさは、明るさが向上せず実質的に効果がないことがわかる。
更に、第1および第2の光源75,76から出射される光の色が異なる場合、両光源75,76を同時に発光させることで色が混色する。カラーシーケンシャルな照明が必要なアプリケーションでは、このような混色が発生すると色純度が低下してしまうという問題があった。
その上、この技術では回転体71を小型化していくと、スポット74に透過領域72と反射領域73の境界が掛かる時間割合が相対的に増えてしまうため、回転体71の大きさを小型化することが難しいという問題があった。
特許文献2や特許文献3に記載されたミラーの角度を変えることで光路を選択する構成では、ミラーが所定の角度に移行するまでの期間は反射角度が光軸から外れてしまい、移行期間は光学効率が低下してしまうという問題があった。
特許文献3における図4に記載された構成でも同様に、光源を次々切り替えていく場合に、光源の光軸が所定の出射方向に完全に合致していない期間の割合が原理的に多くなり、光学効率が低下してしまう問題があった。
カラーホイールやカラーフィルタ等のメカニカルな切り替えによって1つの光源から複数の状態を発生させる場合も、遷移期間中に発光させることで2つの色が混ざり合い、カラーシーケンシャルな照明が必要なアプリケーションでは色純度が低下する等、上述の場合と同様な問題があった。
特許文献5に記載された構成では、ランプが常に発光していることから、色純度を高めるためにはカラーフィルタで遮光する期間を設ける等の措置が必要となり、明るさが低下するという問題があった。
これらの方式を用いてスイッチング周波数を高めていくと、遷移期間が一定であるのに対して真に光路が切り替わった期間が短くなるため、遷移期間の割合が相対的に増加し、上述した課題は更に顕著になるという問題があった。
以上のように、光路を時間的に切り替える光学系を有する様々な照明技術に関する提案の中に、上述の光路の遷移期間に関する問題に対して有効な解決方法を見出したものはない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、光学効率の低下を防止するとともに、照明領域の輝度を高めることができる光源装置およびプロジェクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明は、照明光を出射する第1の光源手段および第2の光源手段と、該第1および第2の光源手段のいずれかから出射された照明光を選択するとともに、選択された照明光を導光する第1の光路または第2の光路を形成し、該第1および第2の光路のいずれかによって導光された照明光を照明領域に出射する光選択手段と、該光選択手段による前記第1または第2の光路の形成に応じて、前記第1および第2の光源手段のそれぞれの発光および消灯を制御する制御手段と、を有し、該制御手段は、少なくとも、前記第1の光路と前記第2の光路とが切り替わる遷移期間に、前記第1および第2の光源手段を消灯し、前記第1の光路が形成されている期間内に、前記第1の光源手段を発光させ、前記第2の光路が形成されている期間内に、前記第2の光源手段を発光させる光源装置を提供する。
本発明によれば、第1の光路に対応した第1の光源、および、第2の光路に対応した第2の光源の両者を光学効率が低下する遷移期間、つまり、第1の光路から第2の光路に切り替わる期間および第2の光路から第1の光路に切り替わる期間に、積極的に消灯する。
これにより、第1および第2の光源手段に対する点灯デューティが短くなるため、真に光路が切り替わった期間、つまり、照明光が照明領域に出射される期間に、電流をさらに多く投入して両光源手段から大光量を得ることができる。そのため、光学効率を最大にしながら(光学効率の低下を防止しながら)、本発明の光源装置により照明される照明領域の輝度を高めることができる。
なお、このような特性を示す光源手段としては、発光ダイオード(以下、LEDと表記する。)を例示することができる。
なお、第1および第2の光源の発光期間は、第1および第2の光路の切り替わり(遷移期間)と完全に同タイミングである必要はなく、少なくとも遷移期間を含んで消灯していれば良い。この場合、遷移期間中に第1および第2の光源の両者を消灯しているタイミングがある。
あるいは、第1の光路と第2の光路の切り替わりが緩やかである場合には、遷移期間の境界が曖昧となるので、この遷移期間の境界部において、第1または第2の光源の発光期間が差し掛かっていても良い。
上記発明においては、照明光を出射する第3の光源手段と、前記光選択手段から出射された照明光の光路と前記第3の光源手段から出射された照明光の光路とを合成する光路合成手段と、をさらに有し、前記制御手段が、少なくとも前記遷移期間に前記第3の光源手段を発光させるよう制御することが望ましい。
本発明によれば、少なくとも遷移期間に第3の光源手段が発光するため、つまり、第1および第2の光源手段が発光していない期間が、第3の光源が発光する期間の全部又は一部に含まれるため、光源装置は、実質的に遷移期間が全くないように照明領域を照明できる。このようにすることで、さらに、照明領域の輝度を明るくするとともに、光源装置における光学効率の低下が防止される。
一方、各光源手段の発光を時間的に分離できるため、本発明の光源装置をカラーシーケンシャルな照明が必要なアプリケーションに適用しても、色純度を低下させることなく照明領域を照明することができる。具体的には、それぞれ異なる色の照明光を出射する第1の光源手段、第2の光源手段、および、第3の光源手段の発光を時間的に分離できるため、色純度を低下させることなく照明領域を照明することができる。
上記発明においては、前記光選択手段が、前記第1および第2の光源手段から出射された照明光のうち一方を透過するとともに、他方を反射する回転ホイールもしくは回動ミラーであることが望ましい。
本発明によれば、波長や偏光に依存する光選択手段と比較して、回転ホイールや回動ミラーは波長や偏光に依存しないため、違う性質を有する光だけでなく、同じ性質を有する光を選択することができ、その光路を切り替えることができる。これにより、各光源手段における点灯デューティが短くなり、各光源手段に大電流を投入することができる。その結果として、本発明の光源装置は、1つの光源手段を用いた照明よりも輝度が高い照明が可能となる。
本発明は、照明光を出射する第1の光源手段および第2の光源手段と、少なくとも前記第1の光源手段から入射された照明光から、第1の選択光または第2の選択光を選択し、照明領域に出射する光選択手段と、前記第2の光源手段から出射された照明光の光路と前記第1または第2の選択光の光路とを合成する光路合成手段と、前記光選択手段の状態に応じて、前記第1および第2の光源手段それぞれの発光および消灯を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1の変換光と前記第2の変換光とが切り替わる遷移期間内に、前記第1の光源手段を消灯し、かつ前記第2の光源手段を発光する光源装置を提供する。
本発明によれば、1つの光源手段(第1の光源手段)から、複数の変換光を出射させる場合における変換光が切り替わる遷移期間に、第1の光源手段を消灯する。これにより、第1の光源手段に対する点灯デューティが短くなり、変換光が照明領域に出射される期間に、電流をさらに多く投入して第1の光源手段から大光量を得ることができる。そのため、光学効率の低下を防止しながら、本発明の光源装置により照明される照明領域の輝度を高めることができる。
なお、照明光の変換としては、波長の変換や、偏光状態の変換などを挙げることができる。
一方、遷移期間に第2の光源手段が発光するため、つまり、第1の光源手段が消灯している期間に第2の光源が発光するため、光源装置は、実質的に遷移期間が全くないように照明領域を照明できる。このようにすることで、さらに、照明領域の輝度を明るくするとともに、光源装置における光学効率の低下が防止される。
さらに、各光源手段の発光を時間的に分離できるため、本発明の光源装置をカラーシーケンシャルな照明が必要なアプリケーションに適用しても、色純度を低下させることなく照明領域を照明することができる。
上記発明においては、前記光路合成手段は、光の波長もしくは偏光を利用して光路の合成を行うことが望ましい。
本発明によれば、可動部分を有する光路合成手段と比較して、光路を合成する遷移期間が存在しないため、本発明の光源装置における光学効率の低下をより確実に防止するとともに、照明領域に輝度をより高めることができる。
光の波長を利用して光路の合成を行う光路合成手段としては、ダイクロイックミラーやダイクロイックプリズムなどを挙げることでき、光の偏光を利用して光路の合成を行う光路合成手段としては、PBSプリズム(偏向ビームスプリッタープリズム)などを挙げることができる。
本発明は、上記本発明の光源装置を備えたプロジェクタを提供する。
本発明によれば、上記発明の光源装置を備えているため、明るい投影像を高効率で投射するプロジェクタを実現できる。
本発明の光源装置およびプロジェクタによれば、第1の光路と第2の光路とが切り替わる遷移期間に、第1および第2の光源手段を積極的に消灯することにより、光学効率の低下を防止するとともに、照明領域の輝度を高めるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係る光源装置について図1から図8を参照して説明する。
図1に、本実施形態に係る光源装置の模式図を示す。
光源装置1は、図1に示すように照明領域41を照明するものである。光源装置1には、第1のLED(第1の光源手段)11および第2のLED(第2の光源手段)12と、クイックリターンミラー(光選択手段、回動ミラー)21と、制御部(制御手段)31と、が設けられている。
第1のLED11および第2のLED12は、照明領域41を照明する照明光を出射するものである。第1のLED11から出射された照明光は、第1の光路L1により照明領域41に導かれ、第2のLED12から出射された照明光は、第2の光路L2により照明領域41に導かれている(図3参照。)。
第1および第2のLED11,12は、クイックリターンミラー21の回動領域に向かって照明光が出射されるように配置されている。本実施形態では、第1のLED11の照明光の出射方向が照明領域41に向かって延び、これに略直交して第2のLED12の照明光の出射方向が延びるように第1および第2のLED11,12が配置されている。
第1および第2のLED11,12は制御部31と電気的に接続され、制御部31から発光用の電流および電圧が供給されている。
図2から図4は、図1のクイックリターンミラーの各位相状態を示した模式図である。
クイックリターンミラー21は、図1に示すように、第1および第2のLED11,12から出射された照明光の一方を選択し、照明領域41に導くものである。
クイックリターンミラー21には、図1の紙面に対して垂直に延びる回動軸22と、回動軸22周りに回動する反射板23と、制御部31の制御信号に基づいて反射板23を回動駆動する駆動部(図示せず)と、が設けられている。
なお、駆動部としてはステッピングモータを用いることができる。
回動軸22は、反射板23における照明領域側端部(図1の右側端部)の近傍に配置され、反射板23の第1および第2のLED11,12側端部を、図1から図4に示すように、回動可能に支持するものである。
このように支持することより、反射板23は、第1のLED11の照明光の出射方向に対して略平行、または、第2のLED12の照明光の出射方向に対して略直交する位相(0°と表記する。)(図1参照。)と、第1および第2のLED11,12の照明光の出射方向に対して約45°の位相(図3参照。)との間を回動可能に支持されている。
反射板23は回動することにより、第1の光路L1および第2の光路L2の一方を形成するものである。言い換えると、第1および第2の光路L2の切り替えを行うものである。
反射板23における第2のLED12と対向する面は、照明光を反射する鏡面となっている。本実施形態では、反射板23の位相が0°の場合に第1の光路L1が形成され(図1参照。)、反射板23の位相が45°の場合に第2の光路L2が形成されている(図3。)。
制御部31は、図1に示すように、第1および第2のLED11,12における発光および消灯を制御するとともに、クイックリターンミラー21の回動制御を行うものである。
具体的な制御方法については、以下に説明する。
次に、上述の光源装置1による照明領域41への照明光の照射について説明する。
図5は、図1のクイックリターンミラーの時間による変位を示すグラフであり、図6および図7は、それぞれ第1および第2のLEDに供給される電流を示すグラフである。図8は、照明領域における明るさを示すグラフである。
図6および図7における縦軸は、それぞれ第1および第2のLED11,12を直流駆動した時の定格電流を1として正規化し、図8における縦軸は、直流駆動時の明るさを1として正規化している。
図6から図8では、本実施形態における電流値および明るさを実線で表示している。さらに、比較対象として、第1および第2のLED11,12を直流駆動した場合を破線で、デューティ1/2(50%)ずつで交互に発光させた場合を2点鎖線で示している。
クイックリターンミラー21における回動は、以下の4つの状態を繰り返すことにより行われる。
1つ目の状態が、図1に示すように、第1の光路L1を形成し、第1のLED11の出射光を照明領域41に導く状態s1であって、このときの反射板23の位相を0°としている。
2つ目の状態が、図2に示すように、状態s1から後述する状態s3へ遷移する状態s2であって、このときの反射板23の位相は0°から45°の間の位相である。
3つ目の状態が、図3に示すように、第2の光路L2を形成し、第2のLED12の出射光を照明領域41に導く状態s3であって、このときの反射板23の位相を45°としている。
4つ目の状態が、図4に示すように、状態s3から上述の状態s1へ遷移する状態s4であって、このときの反射板23の位相は0°から45°の間の位相である。
本実施形態では、状態s1から状態s4までの1周期Tに対して、状態s1および状態s3が継続される期間を1/3Tとし、状態s2および状態s4が継続される期間を1/6Tとした場合に適用して説明する。
まず、図1に示すように、制御部31は、クイックリターンミラー21が状態s1のときに、第1のLED11を発光させる(図5および6参照。)。具体的には、第1のLED11には、上述の定格電流の約3倍の電流が供給される。
クイックリターンミラー21が状態s1のときには、第1の光路L1が形成されており、第1のLED11から出射された照明光は、第1の光路L1により照明領域41に導かれる。
このとき、第2のLED12は消灯されている(図7参照。)
状態s1の継続期間1/3Tが経過すると、制御部31は、クイックリターンミラー21を回動する制御信号を出力し、図2に示すような、状態s2に移行する。同時に制御部31は、第1のLED11を消灯させ(図5および6参照。)、第1および第2のLED11,12が消灯された状態となる(図6および7参照。)。
クイックリターンミラー21の回動が終了し、図3の示すような、状態s3になると、制御装置31は、第2のLED12を発光させる(図5および7参照。)。具体的には、第2のLED12には、上述の定格電流の約3倍の電流が供給される。
第2のLED12から出射された照明光は、クイックリターンミラー21に反射され照明領域41に導かれる。言い換えると、クイックリターンミラー21により形成された第2の光路L2により照明領域41に導かれる。
このとき、第1のLED11は消灯されている(図6参照。)。
状態s3の継続期間1/3Tが経過すると、制御部31は、クイックリターンミラー21を回動する制御信号を出力し、図4に示すような、状態s4に移行する。同時に制御部31は、第2のLED12を消灯させ(図5および7参照。)、第1および第2のLED11,12が消灯された状態となる(図6および7参照。)。
以後、状態s1に戻り、上述の制御が繰り返される。
上記の構成によれば、第1のLED11は状態s3の期間だけでなく、状態s2および状態s4の期間も消灯しているため、デューティ1/3となり、定電流駆動時に比べ投入電流を3倍に高くすることができる。
第2のLED12も同様に状態s1の期間だけでなく、状態s2および状態s4の期間も消灯しているため、定電流駆動時に比べ投入電流を3倍に高くすることができる。
また状態s1、状態s3の期間では、光学的な損失による輝度低下がほぼ発生せず、デューティ1/2ずつ交互で発光させたものに比べて積算明るさを明るくすることができる。
具体的には、図8に示すように、照明領域41での積算明るさ(実線の面積)は、1つのLEDを定電流駆動するもの(破線の面積)に比べて2倍の明るさになり、2つのLEDをデューティ1/2ずつ交互で発光させたもの(2点鎖線の面積)に比べて1.5倍の明るさとなる。
さらに消費電力は、2つのLEDをデューティ1/2ずつ交互で発光させたものに比べて2/3となり、非常に効率が良い光源装置となっている。
第1の光路L1に対応した第1のLED11、および、第2の光路L2に対応した第2のLED12の両者を光学効率が低下する遷移期間(状態s2,s4)に積極的に消灯するため、第1および第2のLED11,12に対する点灯デューティが短くなる。そのため、真に光路が切り替わった期間(状態s1,s3)、つまり、照明光が照明領域41に出射される期間に、電流をさらに多く投入して第1および第2のLED11,12から大光量を得ることができる。その結果、光学効率を最大にしながら(光学効率の低下を防止しながら)、本実施形態の光源装置1により照明される照明領域41の輝度を高めることができる。
なお、第1および第2のLED11,12の発光期間は、第1および第2の光路L1,L2の切り替わり(遷移期間)と完全に同タイミングである必要はなく、少なくとも遷移期間を含んで消灯していれば良い。この場合、遷移期間中に第1および第2のLED11,12の両者を消灯しているタイミングがある。
あるいは、第1の光路L1と第2の光路L2の切り替わりが緩やかである場合には、遷移期間(状態s2,s4)の境界が曖昧となるので、この遷移期間の境界部において、第1のLED11または第2のLED12の発光期間が差し掛かっていても良い。
クイックリターンミラー21は、波長や偏光に依存する光選択手段と比較して、波長や偏光に依存しないため、違う性質を有する光だけでなく、同じ性質を有する光を選択することができ、その光路を切り替えることができる。これにより、第1および第2のLED11,12における点灯デューティが短くなり、第1および第2のLED11,12に大電流を投入することができる。その結果として、本実施形態の光源装置1は、1つのLEDを用いた照明よりも輝度が高い照明が可能となる。
なお、本実施形態では、光選択手段としてクイックリターンミラー21を備えているが、クイックリターンミラー21に限られることなく、その他の光選択手段を用いてもよく、特に限定するものではない。
例えば、回転ミラーや、全反射と透過をプリズム界面で制御するプリズム群や、液晶セルによるシーケンシャルな偏光変換など、光を選択するにあたり遷移期間が生じるものであれば本発明の主旨を逸脱することがない。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について図9から図17を参照して説明する。
本実施形態の光源装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、第3のLEDおよびダイクロイックフィルタが設けられている点が異なっている。よって、本実施形態においては、図9から図17を用いて第3のLEDおよびダイクロイックフィルタ周辺を説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図9は、本実施形態に係る光源装置の模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
光源装置2は、図9に示すように照明領域41を照明するものである。光源装置2には、第1のLED11、第2のLED12および第3のLED(第3の光源手段)13と、クイックリターンミラー21と、ダイクロイックフィルタ(光合成手段)51と、制御部(制御手段)231と、が設けられている。
第3のLED13は、照明領域41を照明する照明光を出射するものであって、第1および第2のLED11,12から出射される照明光とは異なる波長の照明光を出射するものである。第3のLED13から出射された照明光は、第3の光路L3により照明領域41に導かれている(図10参照。)。
第3のLED13は、第2のLED12に対して照明領域41側の位置に、第1のLED11の照明光の出射方向に略直交して第3のLED13の照明光の出射方向が延びる向きに配置されている。さらに、第3のLED13は制御部231と電気的に接続され、制御部231から発光用の電流および電圧が供給されている。
ダイクロイックフィルタ51は、図9に示すように、照明領域41に向かって延びる第1および第2の光路L1,L2に導かれた照明光を透過するとともに、第3のLED13から出射された照明光を照明領域41に向けて反射する特性を有するものである。
ダイクロイックフィルタ51は、第1のLED11の照明光の出射方向と、第3のLED13の照明光の出射方向とが交差する領域に、第3のLED13の照明光の出射方向に対して約45°傾いて配置されている。具体的には、ダイクロイックフィルタ51は、第3のLED13における照明光の出射方向に向かって、照明領域41に近づく傾きを有している。
制御部231は、図9に示すように、第1から第3のLED11,12,13における発光および消灯を制御するとともに、クイックリターンミラー21の回動制御を行うものである。
具体的な制御方法については、以下に説明する。
次に、上述の光源装置2による照明領域41への照明光の照射について説明する。
図10から図12は、図9のクイックリターンミラーの各位相状態を示した模式図である。
クイックリターンミラー21における回動は、第1の実施形態と同様に、第1の光路L1を形成し、第1のLED11の出射光を照明領域41に導く状態s1(図9参照。)と、状態s1から後述する状態3へ遷移する状態であって、第3の光路L3により第3のLED13の出射光が照明領域41に導かれる状態s2(図10参照。)と、第2の光路L2を形成し、第2のLED12の出射光を照明領域41に導く状態s3(図11参照。)と、状態s3から上述の状態1へ遷移する状態であって、第3の光路L3により第3のLED13の出射光が照明領域41に導かれる状態s4(図12参照。)と、を繰り返すことにより行われる。
図13は、図1のクイックリターンミラーの時間による変位を示すグラフであり、図14から図16は、それぞれ第1,第2および第3のLEDに供給される電流を示すグラフである。図17は、照明領域における明るさを示すグラフである。
図14から図16における縦軸は、それぞれ第1,第2および第3のLED11,12,13を直流駆動した時の定格電流を1として正規化し、図17における縦軸は、直流駆動時の明るさを1として正規化している。
図14から図17では、本実施形態における電流値および明るさを実線で表示している。さらに、比較対象として、第1,第2および第3のLED11,12,13を直流駆動した場合を破線で示している。
まず、図9に示すように、制御部231は、クイックリターンミラー21が状態s1のときに、第1のLED11を発光させる(図13および14参照。)。具体的には、第1のLED11には、上述の定格電流の約3倍の電流が供給される。
クイックリターンミラー21が状態s1のときには、第1の光路L1が形成されている。第1のLED11から出射された照明光は、第1の光路L1により照明領域41に導かれる。言い換えると、ダイクロイックフィルタ51を透過して照明領域41に導かれる。
このとき、第2および第3のLED12は消灯されている(図15および16参照。)。
状態s1の継続期間1/3Tが経過すると、制御部231は、クイックリターンミラー21を回動する制御信号を出力し、図10に示すような、状態s2に移行する。同時に制御部231は、第1のLED11を消灯させ(図13および14参照。)、第3のLED13を発光させる(図16参照。)。
第3のLED13から出射された照明光は、ダイクロイックフィルタ51により反射され照明領域41に導かれる。言い換えると、第3の光路L3により照明領域41に導かれる。
このとき、第1および第2のLED11,12が消灯された状態となる(図14および15参照。)。
クイックリターンミラー21の回動が終了し、図11の示すような、状態s3になると、制御装置231は、第2のLED12を発光させる(図13および15参照。)。具体的には、第2のLED12には、上述の定格電流の約3倍の電流が供給される。
第2のLED12から出射された照明光は、クイックリターンミラー21に反射された後、ダイクロイックフィルタ51を透過して照明領域41に導かれる。言い換えると、クイックリターンミラー21により形成された第2の光路L2により照明領域41に導かれる。
このとき、第1および第3のLED11,13は消灯されている(図14および16参照。)。
状態s3の継続期間1/3Tが経過すると、制御部231は、クイックリターンミラー21を回動する制御信号を出力し、図12に示すような、状態s4に移行する。同時に制御部231は、第2のLED12を消灯させ(図13および15参照。)、第3のLED13を発光させる(図16参照。)。
第3のLED13から出射された照明光は、ダイクロイックフィルタ51により反射され照明領域41に導かれる。言い換えると、第3の光路L3により照明領域41に導かれる。
上述のように、第3のLED13は1周期(期間T)中に、デューティ1/6で2回、照明光を出射している。そのため、実質デューティ1/3となり、第3のLED13には直流駆動に比べて3倍の電流が投入されている。
このとき、第1および第2のLED11,12が消灯された状態となる(図14および15参照。)。
以後、状態s1に戻り、上述の制御が繰り返される。
上述のように、第1の実施形態では、照明領域41が照明されていなかった遷移期間(状態s2,s4)において、第3のLED13を発光することで、照明領域41が照明されていない消灯期間が補完されている。そのため、本実施形態の光源装置2では、第1の実施形態から更に照明領域41明るさを増大させることができる。
上記の構成によれば、遷移期間(状態s2,s4)に第3のLED13が発光するため、つまり、第1および第2のLED11,12が発光していない期間が、第3のLED13が発光する期間に含まれるため、光源装置2は、実質的に遷移期間が全くないように照明領域41を照明できる。このようにすることで、さらに、照明領域41の輝度を明るくするとともに、光源装置2における光学効率の低下が防止される。
なお、第3のLED13が発光する期間が、遷移期間(状態s2,s4)を含めばよいため、遷移期間(状態s2,s4)よりも長くてもよく、特に限定するものではない。
一方、第1,第2および第3のLED11,12,13の発光を時間的に分離できるため、本実施形態の光源装置2をカラーシーケンシャルな照明が必要なアプリケーションに適用しても、色純度を低下させることなく照明領域41を照明することができる。具体的には、それぞれ異なる色の照明光を出射する第1のLED11、第2のLED12、および、第3のLED13の発光を時間的に分離できるため、色純度を低下させることなく照明領域41を照明することができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について図18から図28を参照して説明する。
本実施形態の光源装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、異なる色の照明光を出射可能な構成とされている点が異なっている。よって、本実施形態においては、図18から図28を用いて異なる色の照明光を出射する構成周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図18は、本実施形態に係る光源装置の模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
光源装置3は、図18に示すように照明領域41を照明するものである。光源装置3には、緑色の照明光を発光する第1のLED(第1の光源手段)11Gおよび第2のLED(第2の光源手段)12Gと、赤色の照明光を発光する第3のLED(第1の光源手段)13Rおよび第4のLED(第2の光源手段)14Rと、青色の照明光を発光する第5のLED(第1の光源手段)15Bおよび第6のLED(第2の光源手段)16Bと、それぞれ緑色、赤色および青色の照明光を反射する第1のクイックリターンミラー(光選択手段、回動ミラー)21G、第2のクイックリターンミラー(光選択手段、回動ミラー)21R、および、第3のクイックリターンミラー(光選択手段、回動ミラー)21Bと、制御部(制御手段)331と、ダイクロイックプリズム(光合成手段)351が設けられている。
第1のLED11Gおよび第2のLED12Gは、照明領域41を照明する緑色の照明光を出射するものである。第1のLED11Gから出射された照明光は、ダイクロイックプリズム351を透過して照明領域41に導かれ、第2のLED12Gから出射された照明光は、第1のクイックリターンミラー21Gに反射された後にダイクロイックプリズム351を透過して照明領域41に導かれている(図18参照。)。
第1および第2のLED11G,12Gは、第1のクイックリターンミラー21Gの回動領域に向かって照明光が出射されるように配置されている。本実施形態では、第1のLED11Gの照明光の出射方向が照明領域41に向かって延び、これに略直交して第2のLED12Gの照明光の出射方向が延びるように第1および第2のLED11G,12Gが配置されている。
第3のLED13Rおよび第4のLED14Rは、照明領域41を照明する赤色の照明光を出射するものである。第3のLED13Rから出射された照明光は、ダイクロイックプリズム351に反射されることにより照明領域41に導かれ、第4のLED14Rから出射された照明光は、第2のクイックリターンミラー21Rに反射された後にダイクロイックプリズム351に反射されることにより照明領域41に導かれている(図18参照。)。
第3および第4のLED13R,14Rは、第2のクイックリターンミラー21Rの回動領域に向かって照明光が出射されるように配置されている。本実施形態では、第3のLED13Rの照明光の出射方向がダイクロイックプリズム351に向かって延び、これに略直交して第4のLED14Rの照明光の出射方向が延びるように第3および第4のLED13R,14Rが配置されている。
第5のLED15Bおよび第6のLED16Bは、照明領域41を照明する青色の照明光を出射するものである。第5のLED15Bから出射された照明光は、ダイクロイックプリズム351に反射されることにより照明領域41に導かれ、第6のLED16Bから出射された照明光は、第3のクイックリターンミラー21Bに反射された後にダイクロイックプリズム351に反射されることにより照明領域41に導かれている(図18参照。)。
第5および第6のLED15B,16Bは、第3のクイックリターンミラー21Bの回動領域に向かって照明光が出射されるように配置されている。本実施形態では、第5のLED15Bの照明光の出射方向がダイクロイックプリズム351に向かって延び、これに略直交して第6のLED16Bの照明光の出射方向が延びるように第5および第6のLED15B,16Bが配置されている。
第1から第6のLED11G,12G,13R,14R,15B,16Bは制御部331と電気的に接続され、制御部331から発光用の電流および電圧が供給されている。
第1のクイックリターンミラー21Gは、図18に示すように、第1および第2のLED11G,12Gから出射された照明光の一方を選択し、照明領域41に導くものである。
第1のクイックリターンミラー21Gは、第1のLED11Gの照明光の出射方向に対して略平行、または、第2のLED12Gの照明光の出射方向に対して略直交する位相(0°と表記する。)(図18参照。)と、第1および第2のLED11G,12Gの照明光の出射方向に対して約45°の位相(図18参照。)との間を回動可能に支持されている。
第1のクイックリターンミラー21Gは、図18に示すように、第1および第2のLED11G,12Gから出射された照明光の一方を選択し、照明領域41に導くものである。
第2のクイックリターンミラー21Rは、第3のLED13Rの照明光の出射方向に対して略平行、または、第4のLED14Rの照明光の出射方向に対して略直交する位相(0°と表記する。)(図18参照。)と、第3および第4のLED13R,14Rの照明光の出射方向に対して約45°の位相(図18参照。)との間を回動可能に支持されている。
第3のクイックリターンミラー21Bは、図18に示すように、第5および第6のLED15B,16Bから出射された照明光の一方を選択し、照明領域41に導くものである。
第3のクイックリターンミラー21Bは、第5のLED15Bの照明光の出射方向に対して略平行、または、第6のLED16Bの照明光の出射方向に対して略直交する位相(0°と表記する。)(図18参照。)と、第5および第6のLED15B,16Bの照明光の出射方向に対して約45°の位相(図18参照。)との間を回動可能に支持されている。
ダイクロイックプリズム351は、緑色の照明光を透過するとともに、赤色および青色の照明光を照明領域41に向けて反射するものである。
ダイクロイックプリズム351は、第1のLED11Gから出射された照明光と、第3のLED13Rから出射された照明光と、第5のLED15Bから出射された照明光とが交差する領域に配置されている。さらに、ダイクロイックプリズム351には、第3および第4のLED13R,14Rから出射された赤色の照明光を反射するとともに、他の波長の照明光を透過する一の反射面と、第5および第6のLED15B,16Bから出射された青色の照明光を反射するとともに、他の波長の照明光を透過する他の反射面とが設けられている。
制御部331は、図18に示すように、第1から第6のLED11G,12G,13R,14R,15B,16Bにおける発光および消灯を制御するとともに、第1から第3のクイックリターンミラー21G,21R,21Bの回動制御を行うものである。
具体的な制御方法については、以下に説明する。
次に、上述の光源装置3による照明領域41への照明光の照射について説明する。
図19から図21は、それぞれ第1から第3のクイックリターンミラーの時間による変位を示すグラフである。図22および図23は、それぞれ第1および第2のLEDに供給される電流を示すグラフである。図24および図25は、それぞれ第3および第4のLEDに供給される電流を示すグラフである。図26および図27は、それぞれ第5および第6のLEDに供給される電流を示すグラフである。図28は、照明領域における明るさを示すグラフである。
図22から図27における縦軸は、それぞれ第1から第6のLED11G,12G,13R,14R,15B,16Bを直流駆動した時の定格電流を1として正規化し、図28における縦軸は、直流駆動時の明るさを1として正規化している。
図22から図28では、本実施形態における電流値および明るさを実線で表示している。さらに、比較対象として、第1から第6のLED11G,12G,13R,14R,15B,16Bを直流駆動した場合を破線で示している。
第1のクイックリターンミラー21Gにおける回動は、以下の4つの状態を繰り返すことにより行われる。
1つ目の状態が、図18および図19に示すように、第1のLED11Gの出射光を照明領域41に導く状態s1Gであり、2つ目の状態が、状態s1Gから後述する状態s3Gへ遷移する状態s2Gである。
3つ目の状態が、図18に示すように、第2のLED12Gの出射光を照明領域41に導く状態s3Gであり、4つ目の状態が、状態s3Gから上述の状態s1Gへ遷移する状態s4Gである。
第2のクイックリターンミラー21Rにおける回動は、以下の4つの状態を繰り返すことにより行われる。
1つ目の状態が、図18および図20に示すように、第3のLED13Rの出射光を照明領域41に導く状態s1Rであり、2つ目の状態が、状態s1Rから後述する状態s3Rへ遷移する状態s2Rである。
3つ目の状態が、図18に示すように、第4のLED14Rの出射光を照明領域41に導く状態s3Rであり、4つ目の状態が、状態s3Rから上述の状態s1Rへ遷移する状態s4Rである。
第3のクイックリターンミラー21Bにおける回動は、以下の4つの状態を繰り返すことにより行われる。
1つ目の状態が、図18および図21に示すように、第5のLED15Bの出射光を照明領域41に導く状態s1Bであり、2つ目の状態が、状態s1Bから後述する状態s3Bへ遷移する状態s2Bである。
3つ目の状態が、図18および図21に示すように、第6のLED16Bの出射光を照明領域41に導く状態s3Bであり、4つ目の状態が、状態s3Bから上述の状態s1Bへ遷移する状態s4Bである。
本実施形態では、第1のクイックリターンミラー21Gにおける状態s1Gから状態s4Gまでの1周期Tに対して、状態s1Gおよび状態s3Gが継続される期間を1/3Tとし、状態s2Gおよび状態s4Gが継続される期間を1/6Tとした場合に適用して説明する。
なお、第2および第3のクイックリターンミラー21R,21Bについても同様である。
さらに、第1,第2および第3のクイックリターンミラー21G,21R,21Bにおける回動のタイミングは、図19から図21に示すように、第1のクイックリターンミラー21Gから第3のクイックリターンミラー21Bの順に、期間1/6Tずつ遅れている。
まず、図18に示すように、制御部331は、第1のクイックリターンミラー21Gが状態s1Gの後半のときに、第1のLED11Gを発光させる(図19および図22参照。)。具体的には、第1のLED11Gには、上述の定格電流の約6倍の電流が供給される。
第1のLED11Gから出射された緑色の照明光は、ダイクロイックプリズム351を透過して照明領域41に導かれる。
このとき、第2から第6のLED12G,13R,14R,15B,16Bは消灯されている(図23から図27参照。)
状態s1Gの継続期間が経過すると、制御部331は、第1のLED11Gを消灯させるとともに(図22参照。)、第1のクイックリターンミラー21Gを回動する制御信号を出力し、第1のクイックリターンミラー21Gは状態s2Gに移行する(図19参照。)。
同時に、制御部331は、第2のクイックリターンミラー21Rが状態s1Rの後半のときに、第3のLED13Rを発光させる(図20および図24参照。)。第3のLED13Rから出射された赤色の照明光は、ダイクロイックプリズム351により反射され照明領域41に導かれる。
このとき、第1および第2,第4から第6のLED11G,12G,14R,15B,16Bは消灯されている(図22および図23、図25から図27参照。)。
状態s1Rの継続期間が経過すると、制御部331は、第3のLED13Rを消灯させるとともに(図24参照。)、第2のクイックリターンミラー21Rを回動する制御信号を出力し、第2のクイックリターンミラー21Rは状態s2Rに移行する(図20参照。)。
同時に、制御部331は、第3のクイックリターンミラー21Bが状態s1Bの後半のときに、第5のLED15Bを発光させる(図21および図26参照。)。第5のLED15Bから出射された青色の照明光は、ダイクロイックプリズム351により反射され照明領域41に導かれる。
このとき、第1から第4,第6のLED11G,12G,13R,14R,16Bは消灯されている(図22から図26、図27参照。)。
状態s1Bの継続期間が経過すると、制御部331は、第5のLED15Bを消灯させるとともに(図26参照。)、第3のクイックリターンミラー21Bを回動する制御信号を出力し、第3のクイックリターンミラー21Bは状態s2Bに移行する(図21参照。)。
同時に、制御部331は、第1のクイックリターンミラー21Gが状態s3Gの後半のときに、第2のLED12Gを発光させる(図19および図23参照。)。第2のLED12Gから出射された緑色の照明光は、第1のクイックリターンミラー21Gに反射された後、ダイクロイックプリズム351を透過して照明領域41に導かれる。
このとき、第1,第3から第6のLED11G,13R,14R,15B,16Bは消灯されている(図22、図24から図27参照。)。
状態s3Gの継続期間が経過すると、制御部331は、第2のLED12Gを消灯させるとともに(図23参照。)、第1のクイックリターンミラー21Gを回動する制御信号を出力し、第1のクイックリターンミラー21Gは状態s4Gに移行する(図19参照。)。
同時に、制御部331は、第2のクイックリターンミラー21Rが状態s3Rの後半のときに、第4のLED14Rを発光させる(図20および図25参照。)。
第4のLED14Rから出射された赤色の照明光は、第2のクイックリターンミラー21Rおよびダイクロイックプリズム351に反射され照明領域41に導かれる。
このとき、第1から第3,第5および第6のLED11G,12G,13R,15B,16Bは消灯されている(図22から図24、図26および図27参照。)。
状態s3Rの継続期間が経過すると、制御部331は、第4のLED14Rを消灯させるとともに(図25参照。)、第2のクイックリターンミラー21Rを回動する制御信号を出力し、第2のクイックリターンミラー21Rは状態s4Rに移行する(図20参照。)。
同時に、制御部331は、第3のクイックリターンミラー21Bが状態s3Bの後半のときに、第6のLED16Bを発光させる(図21および図27参照。)。
第6のLED16Bから出射された青色の照明光は、第3のクイックリターンミラー21Bおよびダイクロイックプリズム351に反射され照明領域41に導かれる。
このとき、第1から第5のLED11G,12G,13R,14R,15Bは消灯されている(図22から図26参照。)。
上記の構成によれば、各色の照明光をそれぞれ1つのLEDから出射する場合と比較して、各色の照明光をそれぞれ2つのLEDから出射することで、各LEDが照明光を出射する期間を短くできる。そのため、各LED11G,12G,13R,14R,15B,16Bを大電流で駆動し、大光量の照明光を出射させることができる。
各クイックリターンミラー21G,21R,21Bの遷移期間は互いにずれているため、各LED11G,12G,13R,14R,15B,16Bから出射された大光量の照明光を連続して照明領域41に出射させることができる。そのため、照明領域41には常に効率よく大光量の照明光が照射される。
さらに、時間順次に異なる色の照明光による照明がなされるカラーシーケンシャルな照明を行う場合でも、色純度を低下させることなく照明領域41を照明することができる。
第2および第3の実施形態においては、光合成手段として、それぞれダイクロイックフィルタ51やダイクロイックプリズム351を備えた光源装置2,3に適用して説明したが、ダイクロイックフィルタ51等を用いた波長による合成に限定されるものではない。
例えば、光の偏光による合成を行うPBSプリズム等、その他の動的に変質しない合成手段を用いてもよいし、可動機構により光(光路)の合成を行う光合成手段であっても、クイックリターンミラーなどの光選択手段と比較して、遷移期間の短いものであれば用いることができ、本発明の主旨を逸脱することがない。
上述のPBSプリズムを光合成手段として用いる場合には、偏光状態をそろえるために、偏光板や1/2位相差板などを適宜用いてもよい。
本実施形態では、緑色、赤色、青色の各照明光に対応して第1から第3のクイックリターンミラー21G,21R,21Bをそれぞれ設けた光源装置3に適用して説明したが、緑色の照明光のみ第1および第2のLED11G,12Gと、第1のクイックリターンミラー21Gを備えた構成とし、赤色および青色の照明光については、それぞれ一つのLEDから各照明光を出射させる構成としてもよい。
この構成の場合には、第1のクイックリターンミラー21Gの遷移期間内に、赤色および青色の照明光を出射し、緑色、赤色および青色の照明光を連続して出射する制御を行ってもよい。
〔第4の実施形態〕
次に、本発明の第4の実施形態について図29から図34を参照して説明する。
本実施形態の光源装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、異なる色の照明光を出射可能な構成とされている点が異なっている。よって、本実施形態においては図29から図34を用いて異なる色の照明光を出射する構成周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図29は、本実施形態に係る光源装置の模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
光源装置4は、図29に示すように照明領域41を照明するものである。光源装置4には、白色LED(第1の光源手段)17Wおよび赤色LED(第2の光源手段)18Rと、カラーホイール(光選択手段)424と、カラーフィルタ(光合成手段)451と、制御部(制御手段)431と、が設けられている。
白色LED17Wは、図29に示すように、照明領域41を照明する照明光を出射するものであって、青色から黄色までの発光スペクトルと比較して赤色の発光スペクトルが乏しい光を出射するものである。白色LED17Wから出射された照明光はカラーホイール424に導かれ、カラーホイール424を透過した照明光は、カラーフィルタ451を透過して照明領域41に導かれている。
白色LED17Wは、照明領域41に向かって照明光の出射方向が延びるように配置されている。さらに、白色LED17Wは制御部431と電気的に接続され、制御部431から発光用の電流および電圧が供給されている。
赤色LED18Rは、図29に示すように、照明領域41を照明する赤色の照明光を出射するものである。赤色LED18Rから出射された照明光は、カラーフィルタ451に反射されることにより照明領域41に導かれている。
赤色LED18Rは、白色LED17Wに対して照明領域41側の位置に、白色LED17Wの照明光の出射方向に略直交して赤色LED18Rの照明光の出射方向が延びる向きに配置されている。さらに、赤色LED18Rは制御部431と電気的に接続され、制御部431から発光用の電流および電圧が供給されている。
図30は、図29のカラーホイールの構成を説明する模式図である。
カラーホイール424は、図29および図30に示すように、円板状の部材であって、中心に設けられた回転軸424C周りに回転可能に支持され、制御部431により回転制御されたものである。制御部431の制御信号に基づき、カラーホイール424を回転駆動するものとしては、ステッピングモータなどの公知の駆動装置を用いることができ、特に限定するものではない。
カラーホイール424には、図30に示すように、緑色の照明光(第1の選択光)を透過する緑光透過領域424Gと、青色の照明光(第2の選択光)を透過する青光透過領域424Bと、が半円状に設けられている。
カラーホイール424は、白色LED17Wとカラーフィルタ451との間であって、白色LED17Wから出射された照明光がカラーホイール424の円板面に照射される位置に配置されている。本実施形態では、回転軸424Cの軸線が白色LED17Wの出射方向と略平行に配置された構成に適用して説明するが、この配置構成に限定されるものではない。
なお、図30における破線の円で示される照射領域Aは、白色LED17Wから出射された白色の照明光が照射される領域を示すものである。
カラーフィルタ451は、カラーホイール424を透過した緑色および青色の照明光を透過するとともに、赤色LED18Rから出射された赤色の照明光を反射する板状の部材である。
カラーフィルタ451は、カラーホイール424と照明領域41との間であって、白色LED17Wの照明光の出射方向と、赤色LED18Rの照明光の出射方向とが交差する領域に配置されている。さらに、カラーフィルタ451における赤色の照明光が入射する面が、赤色LED18Rの出射方向に向かって、照明領域41に近づく傾きを有するように配置されている。本実施形態では、この傾きが赤色LED18Rの出射方向に対して約45°の構成に適用して説明する。
制御部431は、図29に示すように、白色および赤色LED17W,18Rにおける発光および消灯を制御するとともに、カラーホイール424の回転を制御するものである。
具体的な制御方法については、以下に説明する。
次に、上述の光源装置4による照明領域41への照明光の照射について説明する。
図31は、図30のカラーホイールの照明領域における緑光および青光透過領域の占める割合を示すグラフであり、図32および図33は、それぞれ白色および赤色LEDに供給される電流を示すグラフである。図34は、照明領域における明るさを示すグラフである。
図31において、カラーホイール424における白色の照明光が照射される照明領域に対する緑光透過領域424Gが占める割合を実線で示し、青光透過領域424Bが占める割合を破線で示している。
図32および図33における縦軸は、それぞれ白色および赤色LED17W,18Rを直流駆動した時の定格電流を1として正規化し、図34における縦軸は、直流駆動時の明るさを1として正規化している。
カラーホイール424における回転は、以下の4つの状態を繰り返すことにより行われる。
1つ目の状態が、図31に示すように、照射領域Aが緑光透過領域424Gに含まれる状態q1であって、照射領域Aにおける緑光透過領域424Gの割合が1の状態である。このとき、白色LED17Wから出射された白色の照明光が緑光透過領域424Gを透過して緑色の照明光に変換される。
2つ目の状態が、図2に示すように、状態q1から後述する状態q3へ遷移する状態q2である。このとき、照明領域Aには緑光透過領域424Gおよび青光透過領域424Bの両者が含まれている。
3つ目の状態が、照射領域Aが青光透過領域424Bに含まれる状態q3であって、照射領域Aにおける青光透過領域424Bの割合が1の状態である。このとき、白色LED17Wから出射された白色の照明光が青光透過領域424Bを透過して青光の照明光に変換される。
4つ目の状態が、状態q3から上述の状態q1へ遷移する状態q4である。このとき、照明領域Aには緑光透過領域424Gおよび青光透過領域424Bの両者が含まれている。
まず、図29に示すように、制御部431は、カラーホイール424が状態q1のときに、白色LED17Wを発光させる(図31および32参照。)。具体的には、白色LED17Wには、上述の定格電流が供給される。
カラーホイール424が状態q1のときには、白色LED17Wから出射された照明光は、第1の光路L41を介して、緑光透過領域424Gに入射し、緑色の照明光のみが透過する。透過した緑色の照明光は、カラーフィルタ451を透過して照明領域41に導かれる。
このとき、赤色LED18Rは消灯されている(図33参照。)
カラーホイール424が回転して、照明領域Aに青光透過領域424Bが含まれ始める状態q2になると、制御部431は、白色LED17Wを消灯させ(図32参照。)、赤色LED18Rを発光させる(図33参照。)。具体的には、赤色LED18Rには、上述の定格電流の約3倍の電流が供給される。
赤色LED18Rから出射された照明光は、第2の光路L42を介して、カラーフィルタ451に反射され、照明領域41に導かれる。
照明領域Aが全て青光透過領域424Bになる状態q3になると、制御部431は、赤色LED18Rを消灯させ(図33参照。)、白色LED17Wを発光させる(図32参照。)。
カラーホイール424が状態q3のときには、白色LED17Wから出射された照明光は青光透過領域424Bに入射し、青色の照明光のみが透過する。透過した青色の照明光は、カラーフィルタ451を透過して照明領域41に導かれる。
照明領域Aに緑光透過領域424Gが含まれ始める状態q4になると、制御部431は、白色LED17Wを消灯させ(図32参照。)、赤色LED18Rを発光させる(図33参照。)。
赤色LED18Rから出射された照明光はカラーフィルタ451に反射され、照明領域41に導かれる。
以後、状態s1に戻り、上述の制御が繰り返される。
上記の構成によれば、白色LED17Wおよびカラーホイール424から、緑色および青色の照明光を出射させる場合における各照明光が切り替わる遷移期間(状態q2および状態q4)に、白色LED17Wを消灯する。これにより、白色LED17Wに対する点灯デューティが短くなり、緑色および青色の照明光が照明領域41に出射される期間(状態q1および状態q3)に、電流をさらに多く投入して白色LED17Wから大光量を得ることができる。そのため、光学効率の低下を防止しながら、本実施形態の光源装置4により照明される照明領域41の輝度を高めることができる。
一方、遷移期間(状態q2および状態q4)に赤色LED18Rが発光するため、つまり、白色LED17Wが消灯している期間に赤色LED18Rが発光するため、光源装置4は、実質的に遷移期間が全くないように照明領域41を照明できる。このようにすることで、さらに、照明領域41の輝度を明るくするとともに、光源装置4における光学効率の低下を防止することができる。
さらに、白色および赤色LED17W,18Rの発光を時間的に分離できるため、本実施形態の光源装置4をカラーシーケンシャルな照明が必要なアプリケーションに適用しても、色純度を低下させることなく照明領域41を照明することができる。
カラーフィルタ451は、可動部分を有する光路合成手段と比較して、光路を合成する遷移期間が存在しないため、本実施形態の光源装置4における光学効率の低下をより確実に防止するとともに、照明領域41に輝度をより高めることができる。
なお、白色LED17Wから出射された白色の照明光により照明領域41を照明する場合、上述の白色の照明光では赤色の波長域が乏しく、これを補うために赤色の照明光を出射する赤色LED18Rが用いられる場合がある。
かかる場合に、状態q2および状態q4の間に赤色LED18Rから赤色の照明光を出射させることにより、第1の実施形態同様に、消灯期間(状態q2および状態q4)のない照明が可能となる。
なお、上述の実施形態では、光選択手段を緑色および青色の2波長の光を透過するカラーホイール424を用いた構成に適用して説明したが、光選択手段は、一つの光源から出射された出射光に基づいて複数の特性の出射光を得るとともに、各特性を切り替える期間である遷移期間を生じるものであれば、本発明を逸脱するものではない。
例えば、多原色の光を透過するカラーホイールや、カラーフィルタをメカニカルに切り替え部や、液晶セルを用いたシーケンシャルな偏光変換部などを用いた構成であっても構わない。
〔第5の実施形態〕
次に、本発明の第5の実施形態に係るプロジェクタについて図35を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクタは、上述の第3の実施形態に係る光源装置3が設けられたものである。よって、本実施形態では、光源装置3の説明を省略し、光源装置3以外の構成要素について説明する。
図35は、本実施形態に係るプロジェクタの構成を説明する模式図である。
プロジェクタ5は、図35に示すように、光源装置3から出射された照明光を用いて、画像をスクリーン65に投影するものである。
プロジェクタ5には、図35に示すように、光源装置3と、変調デバイス62と、リレーレンズ63と、投影レンズ64と、が設けられている。
光源装置3は、上述のように緑色、赤色および青色の照明光を順次出射するカラーシーケンシャル方式の光源である。光源装置3は、変調デバイス62に向けて各照明光を出射する向きに配置されている。
変調デバイス62は、表示させる画像に基づいて、光源装置3から入射した各照明光を変調し、画像を表示する変調光として出射するものである。本実施形態では、変調デバイス62をDMD(Digital Micromirror Device(登録商標))に適用して説明する。
リレーレンズ63は、光源装置3から出射された各照明光を変調デバイス62に導くとともに集光させるものである。リレーレンズ63は、光源装置3と変調デバイス62との間に配置されている。
投影レンズ64は、変調デバイス62から出射された各色の変調光をスクリーン65に向けて出射するものである。投影レンズ64は、変調デバイス62とスクリーン65との間に配置されている。
上記の構成によれば、光源装置3から出射された各色の照明光を用いるため、本実施形態のプロジェクタ5は、表示領域の明るさを向上させながら、色純度が高い投影像をスクリーン65に投影することができる。
本発明の第1の実施形態に係る光源装置の模式図を示す。 図1のクイックリターンミラーの各位相状態を示した模式図である。 図1のクイックリターンミラーの各位相状態を示した模式図である。 図1のクイックリターンミラーの各位相状態を示した模式図である。 図1のクイックリターンミラーの時間による変位を示すグラフである。 図1の第1のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図1の第2のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図1の照明領域における明るさを示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る光源装置の模式図である。 図9のクイックリターンミラーの各位相状態を示した模式図である。 図9のクイックリターンミラーの各位相状態を示した模式図である。 図9のクイックリターンミラーの各位相状態を示した模式図である。 図9のクイックリターンミラーの時間による変位を示すグラフである。 図9の第1のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図9の第2のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図9の第3のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図9の照明領域における明るさを示すグラフである。 本発明の第3の実施形態に係る光源装置の模式図である。 図18の第1のクイックリターンミラーの時間による変位を示すグラフである。 図18の第2のクイックリターンミラーの時間による変位を示すグラフである。 図18の第3のクイックリターンミラーの時間による変位を示すグラフである。 図18の第1のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図18の第2のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図18の第3のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図18の第4のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図18の第5のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図18の第6のLEDに供給される電流を示すグラフである。 図18の照明領域における明るさを示すグラフである。 本発明の第4の実施形態に係る光源装置の模式図である。 図29のカラーホイールの構成を説明する模式図である。 図30のカラーホイールの照明領域における緑光および青光透過領域の占める割合を示すグラフである。 図30の白色LEDに供給される電流を示すグラフである。 図30の赤色LEDに供給される電流を示すグラフである。 照明領域における明るさを示すグラフである。 本発明の第5の実施形態に係るプロジェクタの構成を説明する模式図である。 従来の光路切り替え装置の全体の概略構成を説明する図である。 図36の回転体の各遷移状態を説明する図である。 図36の回転体の各遷移状態を説明する図である。 図36の回転体の各遷移状態を説明する図である。 図36の回転体の各遷移状態を説明する図である。 図36の回転体の変位を示すグラフである。 図36の各光源に供給される電流を示すグラフである。 図36の各光源に供給される電流を示すグラフである。 図36の照明領域における明るさを示すグラフである。
符号の説明
1,2,3,4 光源装置
5 プロジェクタ
11,11G 第1のLED(第1の光源手段)
12,12G 第2のLED(第2の光源手段)
13 第3のLED(第3の光源手段)
21,21R,21G,21B クイックリターンミラー(光選択手段、回動ミラー)
31,231,331 制御部(制御手段)
51 ダイクロイックフィルタ(光合成手段)
13R 第3のLED(第1の光源手段)
14R 第4のLED(第2の光源手段)
15B 第5のLED(第1の光源手段)
16B 第6のLED(第2の光源手段)
17W 白色LED(第1の光源手段)
18R 赤色LED(第2の光源手段)
351,451 ダイクロイックプリズム(光合成手段)
424 カラーホイール(光選択手段)
451 カラーフィルタ(光合成手段)
L1,L41 第1の光路
L2,L42 第2の光路

Claims (6)

  1. 照明光を出射する第1の光源手段および第2の光源手段と、
    該第1および第2の光源手段のいずれかから出射された照明光を選択するとともに、選択された照明光を導光する第1の光路または第2の光路を形成し、該第1および第2の光路のいずれかによって導光された照明光を照明領域に出射する光選択手段と、
    該光選択手段による前記第1または第2の光路の形成に応じて、前記第1および第2の光源手段のそれぞれの発光および消灯を制御する制御手段と、を有し、
    該制御手段は、
    少なくとも、前記第1の光路と前記第2の光路とが切り替わる遷移期間に、前記第1および第2の光源手段を消灯し、
    前記第1の光路が形成されている期間内に、前記第1の光源手段を発光させ、
    前記第2の光路が形成されている期間内に、前記第2の光源手段を発光させる光源装置。
  2. 照明光を出射する第3の光源手段と、
    前記光選択手段から出射された照明光の光路と前記第3の光源手段から出射された照明光の光路とを合成する光路合成手段と、をさらに有し、
    前記制御手段が、少なくとも前記遷移期間に前記第3の光源手段を発光させるよう制御する請求項1記載の光源装置。
  3. 前記光選択手段が、前記第1および第2の光源手段から出射された照明光のうち一方を透過するとともに、他方を反射する回転ホイールもしくは回動ミラーである請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 照明光を出射する第1の光源手段および第2の光源手段と、
    少なくとも前記第1の光源手段から入射された照明光から、第1の選択光または第2の選択光を選択し、照明領域に出射する光選択手段と、
    前記第2の光源手段から出射された照明光の光路と前記第1または第2の選択光の光路とを合成する光路合成手段と、
    前記光選択手段の状態に応じて、前記第1および第2の光源手段それぞれの発光および消灯を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1の変換光と前記第2の変換光とが切り替わる遷移期間内に、前記第1の光源手段を消灯し、かつ前記第2の光源手段を発光する光源装置。
  5. 前記光路合成手段は、照明光の波長もしくは偏光を利用して光路の合成を行う請求項2から4のいずれかに記載の光源装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の光源装置を備えたプロジェクタ。
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