JP2008261753A - 試薬容器、試薬収納庫、および自動分析装置 - Google Patents
試薬容器、試薬収納庫、および自動分析装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】試薬容器に付されたバーコードの読み取りを簡単な構成により実現するとともに、試薬容器を効率よく収納すること。
【解決手段】試薬容器50は、平面形状が三角形状であり、上試薬容器50上面の長手方向の中心線に対して、法線方向が所定角度傾斜した読取面に対応するバーコード面を備える。この試薬容器50は、バーコード面が、ラベル読取装置39から射出されて読取窓323を経た検出光の入射側にバーコード面が配置され、且つ、試薬容器50の長手方向が、検出光の光軸方向に沿うように、試薬収納庫32に収納される。これにより、バーコード面を、検出光の光軸方向である試薬収納庫32の径方向に対して所定角度傾斜させることができる。バーコード面は、読取窓323を経た検出光を受光し、受光した検出光の一部を光軸方向に反射させる。
【選択図】図3
【解決手段】試薬容器50は、平面形状が三角形状であり、上試薬容器50上面の長手方向の中心線に対して、法線方向が所定角度傾斜した読取面に対応するバーコード面を備える。この試薬容器50は、バーコード面が、ラベル読取装置39から射出されて読取窓323を経た検出光の入射側にバーコード面が配置され、且つ、試薬容器50の長手方向が、検出光の光軸方向に沿うように、試薬収納庫32に収納される。これにより、バーコード面を、検出光の光軸方向である試薬収納庫32の径方向に対して所定角度傾斜させることができる。バーコード面は、読取窓323を経た検出光を受光し、受光した検出光の一部を光軸方向に反射させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、血液や体液等の検体を自動的に分析する自動分析装置に適用される試薬容器、当該試薬容器を収納する試薬収納庫、および当該試薬収納庫を備えた自動分析装置に関する。
従来から、反応容器に試薬と検体とを分注し、当該反応容器内で生じた反応を光学的に検出することによって検体の分析等を行う自動分析装置が知られている。このような自動分析装置では、測定項目や反応容器数に応じて複数の試薬容器を準備する必要があり、試薬容器を収納する収納室を複数備えた試薬収納庫が設けられている。この試薬収納庫の形状は、円形テーブル状のものや箱型のもの等様々であるが、分析項目の多様化に伴い、より多くの試薬容器を収納可能な試薬収納庫が望まれている。例えば、試薬容器を複数列に配列して収納する構成とし、収納可能な試薬容器数を増加させた試薬収納庫が知られている。
一方で、前述の試薬収納庫として、バーコードシステムを適用したものがある。具体的には、各試薬容器に試薬名等の試薬情報を記録したバーコードを付すとともに、試薬収納庫の外側にバーコードを光学的に読み取るバーコードリーダを設置する。これによれば、試薬容器のバーコードを読み取ることにより、収容された試薬の認識・選別等を行うことができる。例えば、前述のように試薬容器を複数列に配列して収納する試薬収納庫にバーコードシステムを適用したものとして、外側の試薬列に、内側の試薬列の試薬容器に付されたバーコードを読み取るための読取空間を設け、内側の試薬列に配置された試薬容器に付されたバーコードを読み取れるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。或いは、各試薬容器に付されたバーコードを試薬列毎に互いにずらして配置し、内側の試薬列の試薬容器に付されたバーコードを読み取れるようにしたものもある(特許文献2参照)。
バーコードリーダは、拡散反射を検出してバーコードを読み取るものが一般的であり、バーコード面の法線方向に対する検出光の入射角と反射角とが等しい正反射状態での読み取りは困難である。このため、バーコード面に対して検出光を所定の角度をもって入射させるようにバーコードリーダを傾けて配置し、バーコード面に対する検出光の入射角と、バーコードリーダに対する検出光の反射角とを調整していた。しかしながら、バーコードリーダを傾けた状態で固定するために、その設置台に特別な加工を施す必要があるという問題があった。
一方、試薬容器を複数列に配列して収納する試薬収納庫にバーコードシステムを適用する場合には、外側の試薬列において、特許文献1に開示される読取空間に相当する空間が、内側の試薬列に配置された試薬容器に付されたバーコードを読み取るために必ず必要になる。具体的には、内側のバーコード面に対して検出光を所定の角度をもって入射させることができ、且つ当該バーコード面における拡散反射を検出できるだけの空間を外側の試薬列に設ける必要がある。また、特許文献2のように内側と外側とでバーコードをずらして配置するとしても、外側の試薬列に配列される各試薬容器間に、それぞれ同様の空間が必要となる。このため、試薬収納庫におけるスペース効率が悪いという問題があった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み為されたものであり、試薬容器に付されたバーコードの読み取りを簡単な構成により実現するとともに、試薬容器を効率よく収納することができる試薬容器、試薬収納庫、および自動分析装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る試薬容器は、試薬を収容して試薬収納庫に収納される試薬容器であって、試薬容器上面の長手方向の中心線に対して、法線方向が所定角度傾斜した読取面を備え、前記読取面は、前記試薬収納庫に収納された際に、外部から入射される検出光を受光し、受光した検出光の一部を光軸方向に反射させることを特徴とする。
また、本発明に係る試薬容器は、上記の発明において、前記読取面は、前記試薬容器上面の長手方向の中心線に対して、法線方向が所定角度傾斜した複数の傾斜面、又は曲面で構成されることを特徴とする。
また、本発明に係る試薬容器は、試薬を収容して試薬収納庫に収納される略円筒状の試薬容器であって、外周の一部に平坦な面で形成した読取面を備え、前記読取面は、前記試薬収納庫に収納された際に、外部から入射される検出光を受光し、受光した検出光の一部を光軸方向へと反射可能に位置決めされることを特徴とする。
また、本発明に係る試薬収納庫は、上記構成の試薬容器を複数収納する試薬収納庫であって、前記試薬容器に形成された読取面が、当該読取面を読み取るための外部からの検出光の入射側に配置され、且つ、前記試薬容器の長手方向が、前記検出光の光軸方向に沿うように前記試薬容器を収納することを特徴とする。
また、本発明に係る試薬収納庫は、試薬を収容する試薬容器を円周状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、前記試薬容器に形成された読取面が、当該読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、試薬収納庫の径方向に沿って入射される検出光の入射側に配置され、且つ、前記検出光の光軸方向である前記試薬収納庫の径方向に対して所定角度傾斜するように前記試薬容器を収納することを特徴とする。
また、本発明に係る試薬収納庫は、試薬を収容する試薬容器を直線状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、前記試薬容器に形成された読取面が、当該読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、光軸方向が前記試薬容器の配列方向と直交する方向である検出光の入射側に配置され、且つ、前記試薬容器の配列方向に対して所定角度傾斜するように前記試薬容器を収納することを特徴とする。
また、本発明に係る試薬収納庫は、上記構成の試薬容器を円周状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、前記試薬容器に形成された読取面が、当該読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、試薬収納庫の径方向に沿って入射される検出光の入射側に配置され、且つ、前記検出光の光軸方向である前記試薬収納庫の径方向に対して所定角度傾斜するように前記試薬容器を位置決めする位置決め部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る試薬収納庫は、上記構成の試薬容器を直線状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、前記試薬容器に形成された読取面が、当該読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、光軸方向が前記試薬容器の配列方向と直交する方向である検出光の入射側に配置され、且つ、前記試薬容器の配列方向に対して所定角度傾斜するように前記試薬容器を位置決めする位置決め部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る試薬収納庫は、試薬を収容する円筒状の試薬容器を円周状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、前記試薬容器を、中心を回転軸として個別に回転駆動する回転手段と、前記試薬容器に形成された読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、試薬収納庫の径方向に沿って入射される検出光の入射に際し、前記回転手段による前記試薬容器の回転駆動を制御する回転制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る試薬収納庫は、試薬を収容する円筒状の試薬容器を直線状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、前記試薬容器を、中心を回転軸として個別に回転駆動する回転手段と、前記試薬容器に形成された読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、光軸方向が前記試薬容器の配列方向と直交する方向である検出光の入射に際し、前記回転手段による前記試薬容器の回転駆動を制御する回転制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る試薬収納庫は、上記の発明において、前記試薬容器を、検出光の光軸方向に複数列に配列して収納し、検出光の入射側の試薬列に、当該試薬列より奥側の試薬列に配列される前記試薬容器の読取面に検出光を導くための間隙を、少なくとも1箇所に設けることを特徴とする。
また、本発明に係る試薬収納庫は、上記の発明において、検出光の入射側の試薬列に配列される各試薬容器間に、当該試薬列より奥側の試薬列に配列される前記試薬容器の読取面に検出光を導くための前記間隙をそれぞれ設けることを特徴とする。
また、本発明に係る自動分析装置は、上記構成の試薬収納庫を備えることを特徴とする。
本発明によれば、試薬収納庫の外部に設置されて検出光を射出する読取装置の光出射面を、検出光の光軸方向が試薬収納庫の径方向と一致するように、或いは試薬容器の配列方向と直交する方向と一致するように配置することができる。したがって、従来のように、読取装置を傾けて配置し、試薬容器の読取面に対する検出光の入射角と、読取装置に対する検出光の反射角とを調整する必要がない。これによれば、検出光を射出する読取装置の設置台に特別な加工を施す必要がなく、コスト低減が図れる。また、試薬容器を検出光の光軸方向に複数列に配列して収納する場合に、入射側より奥側の試薬列の読取面に検出光を導くために入射側の試薬列に設けるスペースを最小限に抑えることができ、入射側の試薬列に効率よく試薬容器を配置することが可能となる。
以下、図面を参照し、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
先ず、実施の形態1に係る自動分析装置の構成について説明する。図1は、自動分析装置の構成を示す概略平面図であり、図2は、自動分析装置の構成を示す概略斜視図である。本自動分析装置1は、検体供給部2と、測定部3とを備える。また、測定部3は、反応槽31と、それぞれ同様に構成される2つの試薬収納庫32−1,32−2(以下、これらを包括して適宜「試薬収納庫32」という。)と、第1攪拌装置35及び第2攪拌装置36と、測定光学系37と、洗浄・乾燥ユニット38とを含む。また、検体供給部2と反応槽31との間に検体分注機構30が設けられ、反応槽31と試薬収納庫32−1,32−2との間には試薬分注機構33,34が設けられている。
先ず、実施の形態1に係る自動分析装置の構成について説明する。図1は、自動分析装置の構成を示す概略平面図であり、図2は、自動分析装置の構成を示す概略斜視図である。本自動分析装置1は、検体供給部2と、測定部3とを備える。また、測定部3は、反応槽31と、それぞれ同様に構成される2つの試薬収納庫32−1,32−2(以下、これらを包括して適宜「試薬収納庫32」という。)と、第1攪拌装置35及び第2攪拌装置36と、測定光学系37と、洗浄・乾燥ユニット38とを含む。また、検体供給部2と反応槽31との間に検体分注機構30が設けられ、反応槽31と試薬収納庫32−1,32−2との間には試薬分注機構33,34が設けられている。
検体供給部2には、複数の検体ラック21が配列されており、各検体ラック21には、夫々検体を保持した複数の検体容器23が搭載されている。この検体供給部2によって検体容器23が矢印で示す経路に沿って順次搬送され、検体分注機構30のプローブ301によって各検体容器23に保持された検体が反応槽31のキュベット(反応容器)Cに分注される。なお、検体分注機構30のプローブ301は、分注終了後、洗浄水が供給される不図示の洗浄槽で流水・洗浄される。
反応槽31は、保温部材311と、キュベットホイール313とを有している。保温部材311は、キュベットホイール313の半径方向内側と外側に配置され、測定光学系37と対応する位置に測光用の開口315が形成されている。この反応槽31は、円盤状の蓋によって覆われており、前述の保温部材311とともに、内部の温度を体温程度の温度に保温する保温槽を構成している。キュベットホイール313は、複数のキュベットCを体温程度の温度に保持して回転し、一周期で反時計方向に(1周−1キュベット)/4分回転し、四周期で時計方向に1キュベット分回転する。
試薬収納庫32−1,32−2は、制御部4の制御の下、不図示の駆動機構によって、その中心を回転軸とした間欠的な回動が可能に構成されている。この試薬収納庫32−1,32−2には、それぞれ分析項目に応じた所定の試薬が満たされた複数の試薬容器50が収納され、試薬分注機構33のプローブ331及び試薬分注機構34のプローブ341によって所定の試薬がキュベットCに分注される。例えば、一方の試薬収納庫32−1には、第1試薬を収容した試薬容器50が収納され、他方の試薬収納庫32−2には、第2試薬を収容した試薬容器50が収納される。そして、通常の測定においては第1試薬のみがキュベットCに分注され、必要に応じて第2試薬がキュベットCに分注される。なお、各試薬収納庫32−1,32−2は、それぞれ円盤状の蓋によって覆われている。そして、各試薬収納庫32−1,32−2の下方にはそれぞれ不図示の恒温槽が設けられており、内部を覆う蓋とともに、各試薬容器50に収容された試薬を恒温状態に保つ保冷庫を構成している。これにより、試薬の蒸発や変性を抑制することができる。また、試薬分注機構33のプローブ331及び試薬分注機構34のプローブ341は、分注終了後、洗浄水が供給される不図示の洗浄槽で流水・洗浄される。
この試薬収納庫32−1,32−2の外周側には、ラベル読取装置39−1,39−2(以下、これらを包括して適宜「ラベル読取装置39」という。)が設置されている。詳細は後述するが、ラベル読取装置39−1,39−2は、試薬収納庫32−1,32−2にそれぞれ収納された試薬容器50に付されたバーコードを読み取るバーコードリーダであって、このラベル読取装置39−1,39−2によって読み取られた試薬情報に基づいて、試薬容器50内の試薬の認識・選別が行われる。
第1攪拌装置35及び第2攪拌装置36は、その中心を軸中心として回転可能に構成されており、攪拌棒351,361によってキュベットC内に分注された試薬と検体とを攪拌し、反応させる。なお、攪拌棒351,361は、攪拌終了後、洗浄水が供給される不図示の洗浄槽で流水・洗浄される。
測定光学系37は、光源371と測光センサ373とを有している。光源371は、試薬と検体とが反応したキュベットC内の反応液を分析するための分析光(340〜800nm)を出射する。測光センサ373は、光源371から出射され、開口315を通ってキュベットC内の反応液を透過した光束を測光する。この測光センサ373による測定結果に基づいて、検体の成分分析等が行われる。
洗浄・乾燥ユニット38は、測定光学系37による測光がされたキュベットC内部の反応液を吸引して廃棄し、洗浄水タンクから供給される洗浄水によって内部を洗浄した後、加圧空気を吹き込んで乾燥する。洗浄・乾燥されたキュベットCは、再び検体分注機構30のプローブ301によって検体が分注され、分析に使用される。
また、図2に示すように、自動分析装置1は、検体供給部2及び測定部3を構成する各部を制御し、装置全体の動作を統括的に制御する制御部4を備える。制御部4は、分析結果の他、自動分析装置1の動作に必要な各種データを保持するメモリを内蔵したマイクロコンピュータ等で構成され、装置内の適所に収められるものであるが、図2では便宜上装置外に示している。この制御部4は、分析部41と接続されており、測定光学系37による測定結果が適宜出力されるようになっている。分析部41は、測定光学系37による測定結果に基づいて検体の成分濃度等を分析し、分析結果を制御部4に出力する。また、制御部4は、検体数や分析項目等、分析に必要な情報を入力するためのキーボードやマウス等の入力装置で構成される入力部43や、分析結果の出力や警告表示等するためのディスプレイやプリンタ等の出力装置で構成される出力部45と接続される。
上記構成の自動分析装置1では、順次搬送される複数のキュベットCに対して、試薬分注機構33が試薬容器50中の試薬(第1試薬)を分注し、検体分注機構30が検体容器23中の検体を分注する。続いて、第1攪拌装置35がキュベットC内の試薬と検体とを撹拌して反応させた後、測定光学系37が反応させた状態の試料の分光強度測定を行う。また、必要に応じて試薬分注機構34が試薬容器50中の試薬(第2試薬)を分注する。続いて、第2攪拌装置36がキュベットC内の試薬と検体とを撹拌して反応させた後、測定光学系37が反応させた状態の試料の分光強度測定を行う。そして、分析部41が測定結果を分析し、検体の成分分析等を自動的に行う。また、洗浄・乾燥ユニット38が測定光学系37による測定が終了したキュベットCの洗浄・乾燥を行い、一連の分析動作が連続して繰り返し行われる。
次に、試薬収納庫32に収納される試薬容器50に付されたバーコードの読み取りに係る部分について説明する。図3は、ラベル読取装置39を含む試薬収納庫32の周辺部分を示す図である。また、図4は、試薬収納庫32に収納される試薬容器50の構成を示す図であって、図4−1は、試薬容器50の平面図であり、図4−2は、試薬容器50の側面図である。
図3に示すように、試薬収納庫32は、周方向に沿って円周状に等間隔で配列した複数の収納室321を備えており、各収納室321には、試薬容器50が着脱自在に収納される。また、試薬収納庫32の側面には、試薬収納庫32の外側から内側に光束を案内する読取窓323が配設されている。そして、ラベル読取装置39の光出射面は、検出光の光軸方向が試薬収納庫32の径方向と一致するように、読取窓323と平行に設置されており、ラベル読取装置39から射出される検出光は、図3中の一点鎖線で示すように、読取窓323に対して垂直に、試薬収納庫32の径方向に沿って入射されるようになっている。
一方、試薬容器50は、図4−1に示すように、平面形状が三角形状であり、上面には、分注時に試薬分注機構33,34のプローブ331,341が挿入される分注口511が設けられている。また、試薬容器50は、試薬容器50上面の長手方向の中心線に対して、法線方向が所定角度傾斜した読取面に対応するバーコード面513を備える。傾斜角度は、ラベル読取装置39がバーコード面513からの正反射光を受光しない角度に設定される。この試薬容器50は、バーコード面513が、ラベル読取装置39から射出されて読取窓323を経た検出光の入射側に配置され、且つ、試薬容器50の長手方向が、検出光の光軸方向に沿うように、試薬収納庫32に収納される。これにより、バーコード面513を、読取窓323に対して所定角度傾斜させることができる。換言すれば、バーコード面513の法線方向を、検出光の光軸方向である試薬収納庫32の径方向に対して所定角度(θ)傾斜させることができる。バーコード面513は、読取窓323を経た検出光を受光し、受光した検出光の一部を光軸方向に反射させる。
また、バーコード面513には、図4−2に示すように、当該試薬容器50に収容された試薬に関する試薬情報を所定の規格に従ってコード化したバーコードが印刷されたバーコードラベル515が貼付されている。試薬情報としては、例えば、試薬の名称、ロット番号、有効期限等の情報が適宜含まれる。なお、バーコードは、一次元バーコード形式に限定されるものではなく、例えばQRコード等の二次元コードであっても構わない。
上記した構成の試薬収納庫32において、試薬容器50に付されたバーコードを読み取る場合には、制御部4の制御によって、先ず試薬収納庫32が回動し、読取対象である試薬容器50のバーコード面513が、読取窓323を経た検出光の入射側に配置される。そして、ラベル読取装置39が、当該バーコード面513に対して赤外光又は可視光の検出光を射出し、その反射光を処理することによって、試薬情報を取得する。読み取られた試薬情報は、制御部4に出力される。
以上説明した実施の形態1によれば、試薬容器50のバーコード面513を、検出光の光軸方向である試薬収納庫32の径方向に対して所定角度傾斜させ、読取窓323に垂直に入射された検出光の一部を光軸方向に反射させることができる。したがって、ラベル読取装置39の光出射面を、試薬収納庫32の読取窓323と平行に設置し、試薬容器50に付されたバーコードを読み取ることができる。これによれば、従来のように、ラベル読取装置の傾きによって、バーコード面513に対する検出光の入射角と、ラベル読取装置に対する検出光の反射角とを調整しなくてもよいため、その設置台に特別な加工を施す必要がなく、コスト低減が図れる。さらに、試薬収納庫32内の冷気が、バーコード面513の傾斜に沿って試薬収納庫32の内側に流通しやすくなり、冷却効率を高める効果もある。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2の自動分析装置は、実施の形態1の自動分析装置1において、試薬収納庫32に換えて、図5−1又は図5−2に示す試薬収納庫32bを配置したものである。なお、実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付する。図5−1は、実施の形態2における試薬収納庫32bの周辺部分を示す図である。また、図5−2は、試薬収納庫32bの読取窓323bの周辺部分の拡大図である。
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2の自動分析装置は、実施の形態1の自動分析装置1において、試薬収納庫32に換えて、図5−1又は図5−2に示す試薬収納庫32bを配置したものである。なお、実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付する。図5−1は、実施の形態2における試薬収納庫32bの周辺部分を示す図である。また、図5−2は、試薬収納庫32bの読取窓323bの周辺部分の拡大図である。
図5−1に示すように、実施の形態2の試薬収納庫32bには、周方向に沿って円周状に等間隔で配列した複数の収納室321bが同心円状に二重に配列されており、各収納室321bには、試薬容器50が着脱自在に収納される。詳細には、試薬収納庫32bは、外側(検出光の入射側)の試薬列の収納室321bが配列された第1テーブル325bと、内側(前記検出光の入射側より奥側)の試薬列の収納室321bが配列された第2テーブル327bとを備え、第1テーブル325b及び第2テーブル327bは、制御部4の制御の下、不図示の駆動機構によって、中心を回転軸とした間欠的な回動が個別に可能な構成となっている。そして、実施の形態1と同様に、試薬収納庫32bの外周側において、ラベル読取装置39の光出射面は、検出光の光軸方向が試薬収納庫32bの径方向と一致するように、読取窓323bと平行に設置されている。
一方、試薬容器50は、実施の形態1と同様の構成を有するものであり、試薬容器50上面の長手方向の中心線に対して、法線方向が所定角度傾斜したバーコード面513を有する。この試薬容器50は、バーコード面513が、読取窓323bを経た検出光の入射側に配置され、且つ、試薬容器50の長手方向が、検出光の光軸方向に沿うように、試薬収納庫32bに収納される。これにより、バーコード面513を、検出光の光軸方向である試薬収納庫32の径方向に対して所定角度傾斜させることができる。なお、外側の試薬列に配列される試薬容器と内側の試薬列に配列される試薬容器とを同様の構成の試薬容器50とすることができる。
ここで、試薬容器50に付されたバーコードの読み取りに係る部分について、従来と比較して説明する。図6−1は、従来の試薬収納庫80の周辺部分を示す図である。また、図6−2は試薬収納庫80に設けられる読取窓803の周辺部分の拡大図である。
従来の試薬容器を複数列に配列して収納する試薬収納庫にバーコードシステムを適用し、試薬容器に付されたバーコードを読み取るためには、外側の試薬列において、内側のバーコード面に対して検出光を所定角度で入射させることができ、且つ当該バーコード面における拡散反射を検出できるだけの空間を設ける必要がある。
具体的に説明する。図6−1又は図6−2に示すように、従来の試薬容器90は、平面形状が二等辺三角形状であり、読取窓803を経た検出光の入射側のバーコード面903にバーコードが付される。一方、試薬収納庫80の外周側に設置されるラベル読取装置85は、検出光がバーコード面903に対して所定角度をもって入射するように、読取窓803に対して傾けて配置される。これは、ラベル読取装置85の光出射面を読取窓803と平行に配置し、読取窓803に対して垂直に、試薬収納庫32の径方向に沿って検出光を入射させると、正反射状態となってバーコードが読み取れないためである。さらに、内側の試薬列についても同様に、バーコード面903に対して検出光を所定角度で入射させ、且つ入射させた検出光の拡散反射を検出する必要があるため、図6−2に示すように、外側の試薬列において、試薬容器90の約二個分の読取用スペースS10を設ける。この場合には、ラベル読取装置85からの検出光は、図6−2中の二点鎖線で示すように、読取窓803に対して所定の入射角度をもって入射され、読取用スペースS10を横切ってバーコード面903に到達する。
一方、本実施の形態2においても、図5−2に示すように、外側の試薬列において、内側の試薬列に配列される試薬容器50のバーコード面513に検出光を到達させるための間隙S1が設けられるが、本間隙S1は、従来の試薬収納庫32bに設けられていた読取用スペースS10と比較して狭小なスペースでよい。そして、内側の試薬列のバーコードを読み取る際には、ラベル読取装置39から射出される検出光は、図5−2中の一点鎖線で示すように、読取窓323bに対して垂直に、試薬収納庫32の径方向に沿って入射され、間隙S1を通過してバーコード面513に到達する。
上記した構成の試薬収納庫32bにおいて、試薬容器50に付されたバーコードを読み取る場合には、制御部4の制御によって、先ず、読取対象である試薬容器50のバーコード面513が、読取窓323bを経た検出光の入射側に配置される。このとき、読取対象の試薬容器50が外側の試薬列に収納されている場合には、第1テーブル325bが回動し、読取対象の試薬容器50のバーコード面513が、読取窓323bを経た検出光の入射側に配置される。一方、読取対象の試薬容器50が内側の試薬列に収納されている場合には、第1テーブル325bが回動して、第1テーブル325b上の間隙S1が読取窓323bと対向されるとともに、第2テーブル327bが回動して、読取対象の試薬容器50のバーコード面513が読取窓323bを経た検出光の入射側に配置される。そして、ラベル読取装置39が、当該読取対象の試薬容器50のバーコード面513に対して検出光を射出し、その反射光を処理することによって、試薬情報を取得する。読み取られた試薬情報は、制御部4に出力される。
以上説明した実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を奏することができるとともに、試薬容器50を複数列に配列して収納する場合において、内側の試薬列のバーコードを読み取るために外側の試薬列に設けるスペースを最小限に抑えることができ、外側の試薬列に効率よく試薬容器50を配置することが可能となる。
なお、上記した実施の形態2では、外側の試薬列の1箇所において、内側の試薬列のバーコードを読み取るための間隙S1を設けることとしたが、外側の試薬列を構成する各試薬容器50間にそれぞれ同様の間隙を設けることとしてもよい。これによれば、内側の試薬列のバーコードを読み取る際に、第1テーブル325bを回動させて、直近の読取用スペースを読取窓323bと対向させればよい。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について説明する。実施の形態3の自動分析装置は、実施の形態1の自動分析装置1において、試薬収納庫32に換えて、図7の試薬収納庫32cを配置した構成とし、試薬容器として、図6−1又は図6−2に示して説明した従来の試薬容器90を用いるものである。なお、実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付する。図7は、実施の形態3における試薬収納庫32cの周辺部分を示す図である。
次に、実施の形態3について説明する。実施の形態3の自動分析装置は、実施の形態1の自動分析装置1において、試薬収納庫32に換えて、図7の試薬収納庫32cを配置した構成とし、試薬容器として、図6−1又は図6−2に示して説明した従来の試薬容器90を用いるものである。なお、実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付する。図7は、実施の形態3における試薬収納庫32cの周辺部分を示す図である。
図7に示すように、試薬収納庫32cには、試薬容器90自体が傾斜された状態で試薬収納庫32cに収納されるように収納室321cが形成されており、各収納室321cには、試薬容器90が着脱自在に収納される。詳細には、試薬容器90は、バーコード面903が、読取窓323cを経た検出光の入射側に配置され、且つ、検出光の光軸方向である試薬収納庫32cの径方向に対して所定角度傾斜するように、試薬収納庫32cに収納される。そして、実施の形態1と同様に、試薬収納庫32bの外周側において、ラベル読取装置39の光出射面は、検出光の光軸方向が試薬収納庫32cの径方向と一致するように、読取窓323bと平行に設置されている。このラベル読取装置39から射出される検出光は、図7中の一点鎖線で示すように、読取窓323bに対して垂直に、試薬収納庫32cの径方向に沿って入射されるようになっている。
上記した構成の試薬収納庫32cにおいて、試薬容器90に付されたバーコードを読み取る場合には、制御部4の制御によって、先ず、試薬収納庫32cが回動し、読取対象である試薬容器90のバーコード面903が、読取窓323cを経た検出光の入射側に配置される。そして、ラベル読取装置39が、当該バーコード面903に対して赤外光又は可視光の検出光を射出し、その反射光を処理することによって、試薬情報を取得する。読み取られた試薬情報は、制御部4に出力される。
以上説明した実施の形態3によれば、試薬容器90自体を傾斜させて試薬収納庫32cに収納することで、バーコード面903を検出光の光軸方向である試薬収納庫32cの径方向に対して傾斜させ、バーコード面903に入射された検出光の一部を光軸方向に反射させることができる。これによれば、試薬容器90の形状を新規なものとせず、従来の試薬容器90を用いることで実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4について説明する。実施の形態4の自動分析装置は、実施の形態1の試薬収納庫32に換えて、図8に示す試薬収納庫60を配置したものである。図8は、実施の形態4における試薬収納庫60の周辺部分を示す図である。本試薬収納庫60は、試薬の分注前に係る試薬を攪拌する機能を備えたものであり、上面に試薬の分注口701が設けられた円筒状の試薬容器70が用いられる。また、試薬容器70には、側面の所定位置に、バーコードラベルの貼付によってバーコード面が形成される。
次に、実施の形態4について説明する。実施の形態4の自動分析装置は、実施の形態1の試薬収納庫32に換えて、図8に示す試薬収納庫60を配置したものである。図8は、実施の形態4における試薬収納庫60の周辺部分を示す図である。本試薬収納庫60は、試薬の分注前に係る試薬を攪拌する機能を備えたものであり、上面に試薬の分注口701が設けられた円筒状の試薬容器70が用いられる。また、試薬容器70には、側面の所定位置に、バーコードラベルの貼付によってバーコード面が形成される。
図8に示すように、試薬収納庫60には、円周状に配列された複数の収納室601が同心円状に二重に配列されており、各収納室601には、試薬容器70が着脱自在に収納される。詳細には、試薬収納庫60は、外側の試薬列の収納室601が配列された第1テーブル605と、内側の試薬列の収納室601が配列された第2テーブル607とを備え、第1テーブル605及び第2テーブル607は、制御部4の制御の下、不図示の駆動機構によって、試薬収納庫60の中心を回転軸とした間欠的な回動が個別に可能な構成となっている。さらに、各収納室601,601は、制御部4の制御の下、不図示の駆動機構によって、それぞれ軸中心に回転が可能である。これにより、各試薬容器70は、各々試薬収納庫60の中心の回りを公転しながら自転し、容器壁面との摩擦力によって試薬容器70内に収容された試薬を攪拌する。なお、第1テーブル605及び第2テーブル607の回転方向と、各収納室601の回転方向は、互いに逆向きの方向であってもよいし、同一の方向であってもよい。例えば、第1テーブル605及び第2テーブル607を図8に向かって時計回りに回転させ、各収納室601を図8に向かって反時計回りに回転させてもよいし、第1テーブル605及び第2テーブル607を図8に向かって反時計回りに回転させ、各収納室601を図8に向かって時計回りに回転させてもよい。或いは、第1テーブル605及び第2テーブル607と、各収納室601とを、それぞれ図8に向かって時計回りに回転させてもよいし、それぞれを反時計回りに回転させることとしてもよい。
また、外側の試薬列に配列された各収納室601間には、それぞれ内側の試薬列に配列される試薬容器70の側面に検出光を到達させるための間隙S3が設けられている。そして、実施の形態1と同様に、試薬収納庫60の外周側において、ラベル読取装置39の光出射面は、検出光の光軸方向が試薬収納庫60の径方向と一致するように、読取窓603と平行に設置されている。このラベル読取装置39から射出される検出光は、読取窓603に対して垂直に、試薬収納庫60の径方向に沿って入射される。
図9−1は、外側の試薬列の試薬容器70に付されたバーコードの読み取りについて説明する図である。図9−1に示すように、外側の試薬列における試薬容器70に付されたバーコードの読み取りに際しては、ラベル読取装置39から射出されて読取窓603を経た検出光は、図9−1中の一点鎖線で示すように、試薬容器70の側面であって、その接線の法線方向が検出光の光軸方向である試薬収納庫60の径方向に対して所定角度傾斜する位置に到達する。そして、自転運動によって試薬容器70が少なくとも1回転する間に、適宜バーコード面705が読み取られる。
図9−2は、内側の試薬列の試薬容器70に付されたバーコードの読み取りについて説明する図である。図9−2に示すように、内側の試薬列における試薬容器70に付されたバーコードの読み取りに際しては、ラベル読取装置39から射出される検出光は、図9−2中の一点鎖線で示すように、間隙S3を通過し、内側の試薬容器70の側面であって、その接線の法線方向が検出光の光軸方向である試薬収納庫60の径方向に対して所定角度傾斜する位置に到達する。そして、自転運動によって試薬容器70が少なくとも1回転する間に、適宜バーコード面705が読み取られる。
上記した構成の試薬収納庫60において、試薬容器70に付されたバーコードを読み取る場合には、制御部4の制御によって、先ず、読取対象である試薬容器70のバーコード面がラベル読取装置39の読取窓603と対向される。すなわち、読取対象の試薬容器70が外側の試薬列に収納されている場合には、先ず、第1テーブル605が回動し、読取対象の試薬容器70が読取窓603を経た検出光の入射側に配置される。続いて、当該試薬容器70を収納している収納室601が回転する。このとき、ラベル読取装置39は、図9−1に示したように、当該読取対象の試薬容器70のバーコード面705の接線の法線方向が検出光の光軸方向である試薬収納庫60の径方向に対して所定角度傾斜する位置で検出した反射光を処理することによって、試薬情報を取得する。一方、読取対象の試薬容器70が内側の試薬列に収納されている場合には、先ず、第1テーブル605が回動して、第1テーブル605上の直近の間隙S3が読取窓603と対向される。続いて、第2テーブル607が回動し、読取対象の試薬容器70が読取窓603を経た検出光の入射側に配置される。そして、当該試薬容器70を収納している収納室601が回転する。このとき、ラベル読取装置39は、図9−2に示したように、当該読取対象の試薬容器70のバーコード面705の接線の法線方向が検出光の光軸方向である試薬収納庫60の径方向に対して所定角度傾斜する位置で検出した反射光を処理することによって、試薬情報を取得する。読み取られた試薬情報は、制御部4に出力される。
以上説明した実施の形態4によれば、試薬容器70の自転運動を利用して、試薬容器70のバーコード面705の接線の法線方向を検出光の光軸方向である試薬収納庫60の径方向に対して所定角度傾斜させることにより、読取窓603に垂直に入射された検出光の一部を光軸方向に反射させることができる。したがって、円筒状の試薬容器70を収納する試薬収納室32cにおいて、ラベル読取装置39の光出射面を読取窓603と平行に設置し、試薬容器60に付されたバーコードを読み取ることができる。これによれば、実施の形態1と同様に、ラベル読取装置の設置台に特別な加工を施す必要がなく、コスト低減が図れる。また、実施の形態2と同様に、内側の試薬列のバーコードを読み取るために外側の試薬列に設けるスペースを最小限に抑えることができ、外側の試薬列に効率よく試薬容器50を配置することが可能となる。さらに、各試薬容器70の自転運動によって、試薬収納庫60内の冷気が試薬収納庫60の内側に流通しやすくなり、冷却効率を高める効果もある。
また、上記した実施の形態4では、試薬容器70の自転運動を利用してバーコードを読み取ることとしたが、以下のようにしてもよい。図10は、試薬容器70bの構成の変形例を示す図である。図10に示す試薬容器70bは、略円柱状の容器であり、その上面に分注口701bが設けられている。また、試薬容器70bは、円柱外周の一部に平坦面として形成されるバーコード面703bを備え、バーコードラベル705bが貼付される。一方、試薬収納庫に設けられる収納室601bは、試薬容器70bのバーコード面703bが読取窓を経た検出光の入射側に配置され、且つこのバーコード面703bの法線方向が検出光の光軸方向である試薬収納庫60の径方向に対して所定角度傾斜するように形成されており、この収納室601bによって、バーコード面703bbが位置決めされるようになっている。これによれば、試薬容器70bのバーコード面703bを位置決めした状態で試薬収納庫に収納することができる。
或いは、試薬容器に、予めバーコードラベルを貼付する位置を示すラベルマークと、収納室に対する収納方向を示す位置決めマークを付しておき、ラベルマークに従って試薬容器にバーコードラベルを貼付するとともに、位置決めマークに従って試薬容器を収納室に収納することとしてもよい。
以上、本発明を適用した4つの実施形態について説明したが、この他、例えば以下のような変形例も可能である。
例えば、実施の形態1又は実施の形態3に適用可能な試薬容器の構成は、図4−1又は図4−2に示して説明した試薬容器50に限定されるものではなく、適宜設計してよい。図11〜図13は、試薬容器の構成の変形例を示す図である。例えば、図11に示す試薬容器50bのように、試薬収納庫において読取窓を経た検出光の入射側に配置される面を、試薬容器50bの外側に突出するように断面形状V字状に形成し、バーコード面を二面形成することとしてもよい。或いは、図12に示す試薬容器50cのように、試薬収納庫において読取窓を経た検出光の入射側に配置される面を、試薬容器50cの内側に窪んだ断面形状V字状に形成し、バーコード面を二面形成することとしてもよい。また、図13に示す試薬容器50dのように、試薬収納庫において読取窓を経た検出光の入射側に配置される面を、断面形状曲面状に形成し、バーコード面を複数面形成可能に構成してもよい。
これによれば、各バーコード面にバーコードラベルを貼付することにより、2以上のバーコードの読み取りが可能となる。これによれば、例えば一方のバーコードが剥がれたり、擦れたりして読取ミスが発生した場合であっても、他方のバーコードを読み取ることで、試薬情報を取得できる。また、断面形状が左右対称であるため、試薬収納庫の回動による液揺れを打ち消しあって抑制する効果もある。さらに、バーコード面を複数面形成するため、試薬収納庫内の冷気が、バーコード面の傾斜に沿って試薬収納庫の内側にさらに流通しやすくなり、冷却効率を高める効果もある。
また、上記した実施の形態2及び実施の形態4では、外側の試薬列と、内側の試薬列とを個別に回動が可能な構成としたが、一つのテーブルに試薬容器を二重に配列することとしてもよい。この場合には、外側の試薬列に配列される各試薬容器間に、それぞれ内側の試薬列のバーコードを読み取るための間隙を設けるとともに、外側の試薬列に配列される試薬容器と、内側の試薬列に配列される試薬容器とをずらして配置し、外側の試薬列に設けられた間隙から内側の試薬列のバーコードを読み取るように構成する。
また、上記した実施の形態2及び実施の形態4では、二重の試薬列を備えた試薬収納庫について説明したが、試薬列を三重以上配列させた試薬収納庫についても、同様に適用できる。この場合には、最内側の試薬列以外の試薬列において、当該試薬列よりも内側の試薬列のバーコードを読み取るための間隙をそれぞれ設ける。
また、上記した各実施形態では、自動分析装置1に具備される試薬収納庫が2つの場合について説明したが、試薬収納庫は1つであってもよい。
また、上記した各実施形態では、円形テーブル状の試薬収納庫について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ベルトコンベア上に試薬容器を直線状に配列し、当該ベルトコンベアによって試薬容器を直線状で搬送する場合にも、同様に適用できる。この場合には、検出光の入射側に配置される試薬容器のバーコード面の法線方向を、試薬容器の配列方向と直交する方向に対して所定角度傾斜させる。また、光軸方向が試薬容器の配列方向と直交する方向と一致するように、ラベル読取装置の光出射面を搬送ラインと平行に配置し、ラベル読取装置から射出される検出光を読取窓に対して垂直に、試薬容器の配列方向と直交する方向に沿って入射させる。
例えば、実施の形態1で説明した試薬容器50を使用する場合には、読取窓を経た検出光の入射側にバーコード面513を配置するとともに、その長手方向が検出光の光軸方向に沿うように、ベルトコンベア上に配置する。また、実施の形態3で説明した試薬容器90を使用する場合には、読取窓を経た検出光の入射側にバーコード面903を配置するとともに、このバーコード面903の法線方向が検出光の光軸方向である試薬容器の配列方向と直交する方向に対して所定角度傾斜するように、ベルトコンベア上に配置する。
一方、実施の形態4で説明した試薬容器70を使用し、各々を自転運動させながら直線状に搬送する場合にも同様に適用できる。この場合には、試薬容器70のバーコード面705の接線方向が、試薬容器70の配列方向と直交する方向に対して所定角度傾斜する位置で検出した反射光を処理することによって、バーコードを読み取る。また、図10に示して説明した変形例に係る試薬容器70bを使用する場合には、当該試薬容器70bを収納する収納室を、試薬容器70bのバーコード面703bが読取窓を経た検出光の入射側に配置され、且つこのバーコード面703bの法線方向が検出光の光軸方向である試薬容器70bの配列方向に直交する方向に対して所定角度傾斜するように形成し、バーコード面703bbを位置決めする。
また、ベルトコンベア上において、試薬容器を検出光の光軸方向に複数列配列することとしてもよい。この場合には、検出光の入射側の試薬列に配列される試薬容器間に、入射側より奥側の試薬列に配列される試薬容器のバーコードを読み取るための間隙を設ける。
また、上記した各実施の形態では、検出光が入射される読取窓を備えた構成の試薬収納庫について説明したが、読取窓を備えない試薬収納庫にも同様に適用できる。すなわち、試薬を保冷する必要がない場合には、試薬収納庫を密閉する必要がないため、読取窓が不要となる。この場合においても、光軸方向が試薬収納庫の径方向と一致するようにラベル読取装置の光出射面を配置し、ラベル読取装置からの検出光を直接試薬容器のバーコード面に入射させることにより、バーコードを読み取ることができる。また、試薬容器を直線状に配置する場合においても同様に、光軸方向が試薬容器の配列方向と直交する方向と一致するように、ラベル読取装置の光出射面を搬送ラインと平行に配置し、ラベル読取装置からの検出光を直接試薬容器のバーコード面に入射させることにより、バーコードを読み取ることができる。
1 自動分析装置
2 検体供給部
21 検体ラック
23 検体容器
3 測定部
30 検体分注機構
31 反応槽
32(32−1,32−2) 試薬収納庫
321 収納室
323 読取窓
33 試薬分注機構
34 試薬分注機構
35 第1攪拌装置
36 第2攪拌装置
37 測定光学系
38 洗浄・乾燥ユニット
39(39−1,39−2) ラベル読取装置
4 制御部
41 分析部
43 入力部
45 出力部
C キュベット
50 試薬容器
511 分注口
513 バーコード面
515 バーコードラベル
2 検体供給部
21 検体ラック
23 検体容器
3 測定部
30 検体分注機構
31 反応槽
32(32−1,32−2) 試薬収納庫
321 収納室
323 読取窓
33 試薬分注機構
34 試薬分注機構
35 第1攪拌装置
36 第2攪拌装置
37 測定光学系
38 洗浄・乾燥ユニット
39(39−1,39−2) ラベル読取装置
4 制御部
41 分析部
43 入力部
45 出力部
C キュベット
50 試薬容器
511 分注口
513 バーコード面
515 バーコードラベル
Claims (13)
- 試薬を収容して試薬収納庫に収納される試薬容器であって、
試薬容器上面の長手方向の中心線に対して、法線方向が所定角度傾斜した読取面を備え、
前記読取面は、前記試薬収納庫に収納された際に、外部から入射される検出光を受光し、受光した検出光の一部を光軸方向に反射させることを特徴とする試薬容器。 - 前記読取面は、前記試薬容器上面の長手方向の中心線に対して、法線方向が所定角度傾斜した複数の傾斜面、又は曲面で構成されることを特徴とする請求項1に記載の試薬容器。
- 試薬を収容して試薬収納庫に収納される略円筒状の試薬容器であって、
外周の一部に平坦な面で形成した読取面を備え、
前記読取面は、前記試薬収納庫に収納された際に、外部から入射される検出光を受光し、受光した検出光の一部を光軸方向へと反射可能に位置決めされることを特徴とする試薬容器。 - 請求項1又は2に記載の試薬容器を複数収納する試薬収納庫であって、
前記試薬容器に形成された読取面が、当該読取面を読み取るための外部からの検出光の入射側に配置され、且つ、前記試薬容器の長手方向が、前記検出光の光軸方向に沿うように前記試薬容器を収納することを特徴とする試薬収納庫。 - 試薬を収容する試薬容器を円周状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、
前記試薬容器に形成された読取面が、当該読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、試薬収納庫の径方向に沿って入射される検出光の入射側に配置され、且つ、前記検出光の光軸方向である前記試薬収納庫の径方向に対して所定角度傾斜するように前記試薬容器を収納することを特徴とする試薬収納庫。 - 試薬を収容する試薬容器を直線状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、
前記試薬容器に形成された読取面が、当該読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、光軸方向が前記試薬容器の配列方向と直交する方向である検出光の入射側に配置され、且つ、前記試薬容器の配列方向に対して所定角度傾斜するように前記試薬容器を収納することを特徴とする試薬収納庫。 - 請求項3に記載の試薬容器を円周状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、
前記試薬容器に形成された読取面が、当該読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、試薬収納庫の径方向に沿って入射される検出光の入射側に配置され、且つ、前記検出光の光軸方向である前記試薬収納庫の径方向に対して所定角度傾斜するように前記試薬容器を位置決めする位置決め部を備えることを特徴とする試薬収納庫。 - 請求項3に記載の試薬容器を直線状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、
前記試薬容器に形成された読取面が、当該読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、光軸方向が前記試薬容器の配列方向と直交する方向である検出光の入射側に配置され、且つ、前記試薬容器の配列方向に対して所定角度傾斜するように前記試薬容器を位置決めする位置決め部を備えることを特徴とする試薬収納庫。 - 試薬を収容する円筒状の試薬容器を円周状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、
前記試薬容器を、中心を回転軸として個別に回転駆動する回転手段と、
前記試薬容器に形成された読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、試薬収納庫の径方向に沿って入射される検出光の入射に際し、前記回転手段による前記試薬容器の回転駆動を制御する回転制御手段と、
を備えることを特徴とする試薬収納庫。 - 試薬を収容する円筒状の試薬容器を直線状に配列して複数収納する試薬収納庫であって、
前記試薬容器を、中心を回転軸として個別に回転駆動する回転手段と、
前記試薬容器に形成された読取面を読み取るために外部から入射される検出光であって、光軸方向が前記試薬容器の配列方向と直交する方向である検出光の入射に際し、前記回転手段による前記試薬容器の回転駆動を制御する回転制御手段と、
を備えることを特徴とする試薬収納庫。 - 前記試薬容器を、検出光の光軸方向に複数列に配列して収納し、
検出光の入射側の試薬列に、当該試薬列より奥側の試薬列に配列される前記試薬容器の読取面に検出光を導くための間隙を、少なくとも1箇所に設けることを特徴とする請求項4〜10の何れか一つに記載の試薬収納庫。 - 検出光の入射側の試薬列に配列される各試薬容器間に、当該試薬列より奥側の試薬列に配列される前記試薬容器の読取面に検出光を導くための前記間隙をそれぞれ設けることを特徴とする請求項11に記載の試薬収納庫。
- 請求項4〜12の何れか一つに記載の試薬収納庫を備えることを特徴とする自動分析装置。
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