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JP2008249572A - 試料前処理装置およびガスクロマトグラフィー分析方法 - Google Patents

試料前処理装置およびガスクロマトグラフィー分析方法 Download PDF

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JP2008249572A
JP2008249572A JP2007092792A JP2007092792A JP2008249572A JP 2008249572 A JP2008249572 A JP 2008249572A JP 2007092792 A JP2007092792 A JP 2007092792A JP 2007092792 A JP2007092792 A JP 2007092792A JP 2008249572 A JP2008249572 A JP 2008249572A
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adsorbent
gas
solution
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JP2007092792A
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Reiko Iwata
玲子 岩田
Takashi Fujii
崇 藤井
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、溶液中の微量成分試料を大量注入可能する試料前処理装置および高感度のガスクロマトグラフィー分析方法を提供する。
【解決手段】吸着剤が充填された吸着管を差し込む吸着管差込部と、ガスを吸着管内に導入するガス導入部と、試料溶液を注入するためのシリンジを差し込むシリンジ差込部を具備する試料前処理装置およびこの試料前処理装置にて吸着剤が充填された吸着管に試料溶液を大量に注入し、吸着管内にガスを流入させ溶媒のみを除去し、微量成分を吸着剤に濃縮させたこの吸着剤が充填された吸着管をガスクロマトグラフィー分析装置用加熱脱着装置に装着して、前記吸着管を加熱し、冷却されたライナー部に一定時間前記吸着剤に吸着された吸着成分を脱着させてその後、ライナー部を急速に高温加熱してこの吸着成分をカラムに注入充填し、質量分析装置にて溶液中の微量成分を分析することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶液中の微量成分試料を大量注入可能とする試料前処理装置および高感度のガスクロマトグラフィー分析方法に関するものである。
ガスクロマトグラフ/質量分析装置を用いた微量分析において、微量の未知成分が溶媒に溶解している液体試料を分析する場合には、試料注入方法としてスプリットレス法が知られている。スプリットレス法は試料全量を注入し、注入口で試料を気化させてカラムに移行させて分離し質量分析を行う方法である。この方法では試料注入口にライナーを設置し、そこで試料を気化させるが、気化体積がライナー容積を越えない程度しか試料を注入できず、その量は通常1〜2μlとされている。そのため、未知成分がごく微量しか溶けていない液体試料の場合は、1〜2μlを注入しても1〜2μl中に含まれる未知成分の量はピークとして検出できない程度となってしまい、この方法では未知成分の同定ができないという問題があった。
上記問題を解決するためにパルスドスプリットレス法という、液体試料を注入した後に注入口の圧力を高くして気化体積を小さくすることで注入量増加を可能とした方法もある。しかし、この方法においても注入量は5μl程度である。
さらに上記問題を解決するために、ガスクロマトグラフの試料注入口としてプログラム温度気化注入法(PTV法)がある。PTV法は注入口の部分に温度プログラム機能を付与し、注入口の温度を変化させることが可能である。この注入口を用いてソルベントベントモードで試料を注入する方法がある。すなわち、ライナー部にあるベントラインは閉じた状態で溶媒気化温度よりもわずかに低い温度で液体試料を注入した後、ベントラインを開け、溶媒が気化する程度の温度に昇温してキャリアーガスを流すと、溶媒のみをベントラインから除去できる。この方法であれば、微量成分が溶解した液体試料の注入量を増やしても、溶媒は除去され目的成分はライナーに保持されたままとなる。その後一気に気化温度まで上げて成分をカラムへ導入して分析する。PTV法を用いた大量注入法は様々に検討されており、充填剤を詰めた注入口ライナーを用いたり、溶媒はベントラインから気化させ、目的成分をカラム上の一点に留めて濃縮し大量注入を可能とする方法も開発されている。
PTV法によって、上記スプリットレス法やパルスドスプリットレス法よりも大量に液体試料を注入できるようになったが、大量であるゆえに試料導入に時間がかかるため、ピーク・バンド幅が広くなる傾向がある。さらに、ガスクロマトグラフの注入口ライナーの容量には限りがあるため、注入可能な量は一般的には50μl〜250μl、最大でも1ml程度が限界であった。また大量に試料を導入することでライナーが汚染されやすくライナーの交換を頻繁に行うという手間や注入条件(カラム流量、パージ流量、オーブン温度プログラム)の最適化の手間が懸念された。
PTV法とは別にオンカラム法を用いた試料大量注入法も行われている。オンカラム法では分離カラムの前にプレカラムを導入し、試料を注入した後、プレカラムを溶媒のみが気化するような温度に設定し、溶媒を除去する。この際、目的成分はプレカラムや注入口ライナー上に保持されている。その後温度を上げて分離カラムへ成分を移行させ成分分離する方法である。これも、PTV法と同様に注入量は一般的には50μl〜250μl程度であり、プレカラムの汚染も懸念される。
下記に公知文献を記す。
特開2000−2695号公報
本発明は、上記の課題を考慮してなされたもので、溶液中の微量成分試料を大量注入可能する試料前処理装置および高感度のガスクロマトグラフィー分析方法を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、溶液試料中に含まれる微量成分を吸着剤に濃縮させるための試料前処理装置であって、
前記吸着剤が充填された吸着管を差し込む吸着管差込部と、ガスを吸着管内に導入するガス導入部と、試料溶液を注入するためのシリンジを差し込むシリンジ差込部を具備することを特徴とする試料前処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記試料前処理装置にて吸着剤が充填された吸着管に試料溶液を大量に注入し、吸着管内にガスを流入させ溶媒のみを除去し、微量成分を吸着剤に濃縮させたこの吸着剤が充填された吸着管を前記試料前処理装置から脱着し、この吸着管をガスクロマトグラフィー分析装置用加熱脱着装置に装着して、前記吸着管を加熱し、冷却されたライナー部に一定時間前記吸着剤に吸着された吸着成分を脱着させてその後、ライナー部を急速に高温加熱してこの吸着成分をカラムに注入充填し、質量分析装置にて前記溶液試料中に含まれる微量成分を分析することを特徴とするガスクロマトグラフィー分析方法である。
本発明は、溶液中の微量成分をガスクロマトグラフィー分析装置によって高感度に分析するための試料溶液を大量注入可能とする試料前処理装置およびガスクロマトグラフィー分析方法であり、本発明の試料前処理装置を用いることで微量成分が溶解している溶液試料を1ml以上吸着管に注入することができ、この際に溶媒が除去されるので、溶媒の影響を懸念することなく、1ml以上の溶液試料を注入させた吸着管を加熱脱着付きガスクロマトグラフィー分析装置に導入可能であり、質量分析装置により微量成分の高感度分析が可能となる。
本発明の測定法を、実施の形態に沿って以下に詳細に説明する。図1は本発明の前処理装置の断面図を示している。この前処理装置は吸着剤を充填した吸着管9を差し込むことが可能な1の部分とガスの配管3がつながっている2の部分と取り外し可能な蓋4で構成される。取り外し可能な蓋4は中央部に穴が開いており、蓋の裏側より密閉性を保つことが可能な密封部材5をはめ込む。
図2は吸着管9の断面図を示している。吸着管9の形状および材質は前処理後に加熱脱着装置に導入可能な形状および材質ならば制限はないが、一般的にはガラス製の筒状のものが用いられる。吸着管9の一方の端にはフィルター10を付ける。フィルターにはさらに吸着剤を詰めていくことから、固定できるものが好ましく、焼結ガラスフィルターがよく用いられる。その上に吸着剤11を詰め、その上にウール剤12を詰めて吸着剤を固定する。吸着剤11としてはテナックスTA、テナックスGR、活性炭、グラファイトカーボンブラックやカーボンモレキュラーシーブ等が用いられる。また細かく粉砕したガラスやシリコンを吸着剤として充填することも可能である。またこれらの中から2種類の吸着剤を選び、一つの吸着管に順次充填していくことも好ましく行われる。また大量に試料を
注入する場合は、サイズの大きい吸着管を選択して充填する吸着剤の量を増やすことも好ましく行われる。
吸着管9を取り付ける前の前処理装置1、2を立体的に表した図を図3に、断面図を図4に示す。1の吸着管差込口7は吸着管9が納まるような形状であり、1と吸着管9との密閉性を高めるためにO−リング6等をはめ込むことが好ましい。1は昇温機能がついており、温度をかけることが可能である。また1と2は仕切りで区切られているが、中央部には吸着管9の直径よりも小さい穴8を開けておき、矢印の方向のように3からのガスが7の部分に流れるようにする。2はガス配管3が接続されている。蓋4が着脱可能となるように、外側がねじ式になっていることが好ましい。
蓋4は取り外しが簡便で繰り返し使用できることから、蓋の内側がねじ式のものを用いることが好ましい。中央部には穴が開いており、蓋4の裏側から密閉部材5をはめ込む。図5は蓋4を立体的に表した図であり、密閉部材をはめ込んだ後ものである。蓋4の中央部から密閉部材5が見えるようになっている。使用する密封部材としては、表/裏面がゴム/テフロン(登録商標)製、シリコン/PTFE製等の一般的なセプタムを用いる。特にシリンジを刺した時の密封性が高いことからシリコン/PTFE製のセプタムを使用することが好ましい。
実際の試料注入時の断面図を図6に示す。吸着剤11を充填した吸着管9を1に差込む。差し込む方向はフィルター10が詰まった方向を先にして差し込む。次いで3よりガスを流す。この時、ガスはフィルター10側からウール材12に向かって流れるようにする。ガスを流したまま、蓋4中央部の密閉部材で塞がれた穴より試料溶液の入ったシリンジの針13を吸着管9の焼結ガラスフィルター10にあたるまで差し込み、試料溶液をゆっくり注入する。試料を注入した後もガスを十分に流して試料中の溶媒を除去させる。溶媒が気化しやすいように1の部分に温度をかけることも可能である。
注入は一度に行わなくとも、2度、3度に分けて注入することも可能である。従って、注入量に制限はない。ただし、1ml以上の量を注入する時はガスを十分に流しながらゆっくりと何度かに分けて注入することが望ましい。
3より流すガスは窒素、ヘリウム等の不活性ガスを使用する。ガス中の不純物が吸着剤に吸着することを防ぐ為に、高純度グレードを用いるか、炭化水素を除去する活性炭フィルターおよび水分を除去するシリカゲル、酸素を除去するオキシゲントラップを通したガスを用いることが好ましい。
試料を注入し、十分にガスを流して溶媒を除去させた吸着管9は前処理装置より取り外し、ガスクロマトグラフ/質量分析装置と接続されている加熱脱着装置に装着し、加熱炉にて高温で吸着管を加熱し、吸着していた成分を液体窒素等で冷却されたライナー部に一定時間脱着させる。その後数秒で高温に加熱してカラムに送り込み分離し、質量分析装置にて定性および定量を行う。
使用後の吸着管9は吸着剤11の使用最高温度より少し低い温度にして、パージガスを数時間流すと清浄下され、再度使用することが可能である。
以下に具体的実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの実施例に限られるものではない。
<実施例1>
外面から、蒸着フィルム/ナイロン/アルミ箔/ポリエチレンの多層構成フィルムを5cm角に切り取り、アセトニトリル20ml中に浸漬し、30分間放置した。フィルムを取り出し、アセトニトリル抽出液を得た。
充填剤としてテナックスTAが充填され、フィルターとしては焼結ガラスが付いている吸着管を1に装着し、高純度窒素ガスを3より流した。10ml用のシリンジを用いてアセトニトリル抽出液を10ml吸引し、蓋4のセプタムより吸着管の焼結ガラスに当たるまで差し込み、アセトニトリル抽出液を注入した。窒素ガスを10分間流した後、吸着をガスクロマトグラフ/質量分析装置が接続されたゲステル製加熱脱着装置に装着し、−100℃に冷却されたライナー部に250℃、10分間加熱脱着を行い、その後ライナー部を260℃に毎秒12℃で昇温させて成分をカラムに送り込み、ガスクロマトグラフ/質量分析装置を行った。
<比較例1>
実施例1において、ガスクロマトグラフ/質量分析装置に液体用の注入口ライナーを取り付け、アセトニトリル抽出液を1μl注入口より注入してガスクロマトグラフ/質量分析を行った。
実施例1で得られたトータルイオンクロマトグラムを図7に、比較例で得られたトータルイオンクロマトグラムを図8に示す。比較例の方法では検出されたピークが非常に小さく、検出されにくい。また溶媒を注入しているため、バックグラウンドが高くなってしまう。一方実施例の方法ではピーク感度が良いクロマトグラムが得られた。実施例の方法では注入量が10000倍なので、溶液中に含まれる微量成分も10000倍注入することが可能であり、ピーク感度を良好にすることが可能である。
本発明の一実施例としての試料前処理装置に吸着管が装着された状態を示す断面図である。 本発明の一実施例としての試料前処理装置に使用される吸着管の一例を示す断面図である。 本発明の一実施例としての試料前処理装置の要部を示す斜視図である。 本発明の一実施例としての試料前処理装置の要部を示す断面図である。 本発明の一実施例としての試料前処理装置に使用される蓋の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施例としての試料前処理装置に装着された吸着管に試料を導入する状態を示す断面図である。 実施例1で得られたトータルイオンクロマトグラムである。 比較例1で得られたトータルイオンクロマトグラムである。
符号の説明
1…試料前処理装置における吸着管差込部
2…試料前処理装置におけるガス導入部
3…ガスの配管
4…蓋
5…セプタム
6…O−リング
7…吸着管差込口
8…ガスを吸着管へ流すための穴
9…吸着管
10…フィルター
11…吸着剤
12…ウール材
13…シリンジの針
14…シリンジ

Claims (2)

  1. 溶液試料中に含まれる微量成分を吸着剤に濃縮させるための試料前処理装置であって、
    前記吸着剤が充填された吸着管を差し込む吸着管差込部と、ガスを吸着管内に導入するガス導入部と、試料溶液を注入するためのシリンジを差し込むシリンジ差込部を具備することを特徴とする試料前処理装置。
  2. 前記試料前処理装置にて吸着剤が充填された吸着管に試料溶液を大量に注入し、吸着管内にガスを流入させ溶媒のみを除去し、微量成分を吸着剤に濃縮させたこの吸着剤が充填された吸着管を前記試料前処理装置から脱着し、この吸着管をガスクロマトグラフィー分析装置用加熱脱着装置に装着して、前記吸着管を加熱し、冷却されたライナー部に一定時間前記吸着剤に吸着された吸着成分を脱着させてその後、ライナー部を急速に高温加熱してこの吸着成分をカラムに注入充填し、質量分析装置にて前記溶液試料中に含まれる微量成分を分析することを特徴とするガスクロマトグラフィー分析方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011027557A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Tokyo Metropolitan Univ 試料の気液平衡化装置
CN103675157A (zh) * 2013-09-18 2014-03-26 中国地质大学(武汉) 一种原油样品的快速前处理装置及方法
CN114942175A (zh) * 2022-03-31 2022-08-26 中国水产科学研究院黑龙江水产研究所 一种基质固相分散前处理方法及使用该方法的装置

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