JP2008228107A - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、許可を受けない他人の使用が防がれる携帯端末を提供することである。
【解決手段】本発明による携帯端末は、基地局との無線通信が可能な携帯端末である。前記携帯端末は、前記携帯端末を制御する制御部(102)と、前記携帯端末に電力を供給する電池と、前記電池を充電するための充電端子(107)とを具備する。前記制御部は、ロック状態とロック解除状態とをとることが可能であり、前記ロック状態にある場合に前記ロック解除状態にある場合よりも前記携帯端末の使用を制限する。前記制御部は、前記充電端子が充電器(20)に接続されたとき、前記携帯端末が通話中か否かを判定し、前記携帯端末が通話中でないと判定した場合に前記ロック状態に遷移する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明による携帯端末は、基地局との無線通信が可能な携帯端末である。前記携帯端末は、前記携帯端末を制御する制御部(102)と、前記携帯端末に電力を供給する電池と、前記電池を充電するための充電端子(107)とを具備する。前記制御部は、ロック状態とロック解除状態とをとることが可能であり、前記ロック状態にある場合に前記ロック解除状態にある場合よりも前記携帯端末の使用を制限する。前記制御部は、前記充電端子が充電器(20)に接続されたとき、前記携帯端末が通話中か否かを判定し、前記携帯端末が通話中でないと判定した場合に前記ロック状態に遷移する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯端末に関し、特に基地局との無線通信を介した通話が可能な携帯端末に関する。
携帯端末は、利用者の携帯中においては、許可を受けない他人の使用が防がれている。しかし、利用者が携帯端末を机などの上に置いてその場を離れた場合、携帯端末が他人によって使用されるおそれがある。他人がその携帯端末を用いて電話をかけると、利用者に課金される。また、携帯端末に格納された個人情報が持ち出される可能性もある。
携帯端末の一つとして、GSM(Global System for Mobil communications)方式の携帯電話機が知られている。このGSM方式には、情報を記録するカードとしてICカードが採用されている。このICカードは、GSM方式では、SIM(Subscriber Identity Module)カードと呼ばれ、電話利用者に関する情報をSIMカード内のメモリに格納している。
この電話利用者に関する情報とは、例えば、加入者番号(IMSI:International Mobile Subscriber Identify)、暗証番号(PIN:Personal Identification Number)、サービスステータスコード、加入者が入力する短縮電話番号等である。
暗証番号(PIN)は、許可を受けない他人が携帯電話機を使用することを防ぐために用いられる。すなわち、携帯電話機の電源投入時に暗証番号の入力を要求し、暗証番号が正しく入力されない場合は携帯電話機を使用不能とする。
さらにGSMシステムでは、SIMカードを携帯電話機に挿入することで使用可能状態となり、初めてネットワークへアクセスする(通話可能)ことができるようになっている。携帯電話機は、SIMカードが挿入されたものを移動局(MS:Mobile Station)と、SIMカードが挿入されていないものを移動装置(ME:Mobile Equipment)と定義され、明確に区別されている。即ち、MEとSIMカードが一体となってMSを構成し、ネットワークとのアクセスを可能としている。このようにGSM方式では、SIMカードが不可欠の要素である。
GSMシステムでは、SIMカードを加入者が持ち運び、どのGSM端末(ME)へも挿入して使用できる方式となっている。即ち、加入者は携帯電話機を持ち運ばず、SIMカードのみを持ち運ぶ。例えば、加入者は旅行中SIMカードのみを持参し、旅行先で携帯電話機を借り、自分のSIMカードを挿入して通話することができる。
しかし、上記のGSMシステムの場合、紛失・盗難にあった携帯電話機に装着されているSIMカードを抜き取り、別のSIMカードを挿入し、対応したPINを入力する事により、新たに挿入されたSIMカードの移動機として動作可能となる。このため、GSM端末(ME)は所有者へ返還されなくなる可能性が高くなる。
特許文献1乃至4は、携帯端末の不正使用を防止する従来技術を開示している。
特許文献1は、小型電子機器を机上等に残していっても、これの盗難を防止し、しかも情報の遺漏を防止することができる従来技術を開示している。小型電子機器は、赤外線受信手段と、ロック手段と、ロック解除手段とを具備する。赤外線受信手段は、所定の発信源から発信される赤外線を受信する。ロック手段は、赤外線受信手段が所定の発信源から発信される赤外線を受信しなくなったとき、回路装置を収容している本体部分に開閉自在に配置された蓋部分を閉じた状態に保持する。ロック解除手段は、外部から入力されるパスワードがあらかじめ設定した値と一致したときロック手段のロックを解除して蓋部分を開閉可能にする。
特許文献2は、着脱可能なICカードを装着し通信可能となる移動無線通信装置において、移動無線通信装置に別のICカードを装着された場合、その移動無線通信装置の使用を制限する移動無線通信装置を開示している。移動無線通信装置は、移動無線通信装置本体と、移動無線通信装置本体に着脱可能なICカードとを具備する。移動無線通信装置本体は、ICカードが装着された状態で通信を行うことが可能である。移動無線通信装置本体は、入力部と、通信許可手段とを具備する。通信許可手段は、入力部から入力される、移動無線通信装置本体の所有者を識別するための本体識別コードと、装着されている装着中ICカードの所有者を識別するためのカード識別コードとに基づいて、通信を行うことを許可する。
特許文献3は、携帯電話が紛失又は盗難されたときに、所有者が携帯電話を発見することを助ける目的以外の使用を防止する方法を開示している。この方法においては、間違った保護コードの入力によって、携帯電話が正常に始動しないとき、表示画面上に、所有者の連絡先(電話番号)を表示する。そして、携帯電話を、1つの番号に電話をかけるためのみに用いることができる保護モードに設定する。さらに、携帯電話に、自機の位置及び使用についての情報を、ショートメッセージシステムを介して、与えられた番号へ送ることを命令する。
特許文献4は、ダイヤルロックの設定を容易に行うことができる携帯端末を開示している。携帯端末は、非使用状態であると判断するとダイヤルロック設定状態へ遷移する。以下の(1)〜(4)の少なくとも1又は複数の条件を満たす場合に非使用状態であると判断される。(1)1または複数の所定の可動部が所定の状態とされた場合。(2)1または複数の所定の可動部が所定の状態とされ、その状態が所定の時間続いた場合。(3)1または複数の所定の外部装置(例示:充電器)と接続された場合。(4)1または複数の所定の外部装置に接続された状態が所定の時間以上続いた場合。
本発明の目的は、許可を受けない他人の使用が防がれる携帯端末を提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による携帯端末は、基地局との無線通信が可能な携帯端末である。前記携帯端末は、前記携帯端末を制御する制御部(102)と、前記携帯端末に電力を供給する電池と、前記電池を充電するための充電端子(107)とを具備する。前記制御部は、ロック状態とロック解除状態とをとることが可能であり、前記ロック状態にある場合に前記ロック解除状態にある場合よりも前記携帯端末の使用を制限する。前記制御部は、前記充電端子が充電器(20)に接続されたとき、前記携帯端末が通話中か否かを判定し、前記携帯端末が通話中でないと判定した場合に前記ロック状態に遷移する。
通常、携帯端末の利用者は、充電器に接続された状態では携帯端末を持ち運ばない。したがって、携帯端末を充電器に接続した状態で利用者がその場を離れると、携帯端末が他人に使用されるおそれがある。本発明による携帯端末は、充電器に接続された場合に自動的にロック状態となるから、他人に使用されることが防がれる。また、通話中に電池の容量が不足した場合には、携帯端末を充電器に接続して通話を続けることが想定される。本発明による携帯端末は、通話中か否かを判定してからロック状態になるから、通話中に携帯端末が使用できなくなることが防がれる。
前記制御部は、前記携帯端末が通話中であると判定した場合、通話の終了後に前記ロック状態に遷移することが好ましい。
本発明による携帯端末は、ロック解除コードを記憶する記憶部(102)と、前記携帯端末を操作するための操作部(105)とを具備することが好ましい。前記制御部は、前記操作部からの入力が前記ロック解除コードに一致した場合に前記ロック解除状態に遷移する。
前記記憶部は、制御状態データを格納する不揮発性メモリを備えることが好ましい。この場合、前記制御部は、前記制御状態データが前記ロック状態を示すときに前記ロック状態をとり、前記制御状態データが前記ロック解除状態を示すときに前記ロック解除状態をとる。更に、前記制御部は、前記制御状態データが前記ロック状態を示すように書き替えられることで前記ロック状態に遷移し、前記制御状態データが前記ロック解除状態を示すように書き替えられることで前記ロック解除状態に遷移する。
本発明による携帯端末は、前記制御部及び前記記憶部を含む本体部分と、前記本体部分に着脱可能なSIM(Subscriber Identity Module)カードとを具備することが好ましい。
前記制御部は、前記入力が前記ロック解除コードに一致した場合に限って前記ロック解除状態に遷移することが好ましい。
前記携帯端末の使用は、通話、前記携帯端末が備える記憶部(104)からのデータの読み出し、前記携帯端末が備える操作部(105)からの入力の少なくとも一つを含むことが好ましい。
本発明によれば、許可を受けない他人の使用が防がれる携帯端末が提供される。
添付図面を参照して、本発明による携帯端末を実施するための最良の形態を以下に説明する。
はじめに、携帯端末10の構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯端末10のブロック図を示す。携帯端末10として、携帯電話機が例示される。携帯端末10は、無線部101と、制御部102と、表示部103と、記憶部104と、操作部105と、電源制御部106と、充電端子107と、アンテナ108とを備える。無線部101は、アンテナ108と接続されており、携帯電話網の一部を構成する基地局との間で無線通信を行う。記憶部104は、携帯端末10の電源がオフにされてもデータが消えない不揮発性メモリを備えている。記憶部104は、無線部101がアンテナ108を介して携帯電話網から受信したメールや電話帳等の各種データ、制御プログラム、ロック解除コードを格納する。制御部102は、記憶部104に格納された制御プログラムにより動作する。制御部102は、携帯端末10の利用者が行う操作部105からの操作入力に基づいて、携帯端末10の各部、すなわち、無線部101、表示部103、記憶部104、操作部105、電源制御部106を制御する。表示部103は、各種情報、例えば、受信したメールや電話帳を表示する。携帯端末10は、図示されない二次電池を備える。電源制御部106は、二次電池の充電制御、及び二次電池から携帯端末10の各部、すなわち、無線部101、制御部102、表示部103、記憶部104、操作部105への電源供給の制御を行う。充電端子107は、充電制御部106に接続されており、充電器20に着脱可能に接続される。充電端子107を充電器20に接続することにより、二次電池が充電される。ロック制御手段109は、記憶部104に記憶された所定のソフトウェアを制御部102が実行することにより実現される。ロック制御手段109は、制御部102をロック状態又はロック解除状態にする。制御部102は、ロック状態にあるとき、ロック解除状態にあるときよりも携帯端末10の使用を制限する。ここで、携帯端末10の使用とは、例えば、通話、記憶部104からのデータの読み出し、操作部105からの入力である。なお、制御部102がロック状態にあるとき携帯端末10がロック状態にあるという場合があり、制御部102がロック解除状態にあるとき携帯端末10がロック解除状態にあるという場合がある。
図2は、携帯端末10の外観を示している。図2(a)は携帯端末10の正面図を示し、図2(b)は携帯端末10の側面図を示す。携帯端末10の筐体の外側に表示部103と、操作部105としての操作キー部105A、テンキー部105B及びサイドキー部105Cとが設けられている。操作キー部105A及びテンキー部105Bは、筐体の正面に設けられている。サイドキー部105Cは、筐体の側面に設けられている。操作キー部105Aは、上下左右の方向を入力するためのカーソルキーと、携帯端末10の電源をオン/オフするための電源キーとを有する。電源キーは、オンフック/オフフックボタンを兼ねる。テンキー部105Bは、数字やアルファベットを入力するために用いられる。サイドキー部105Cは、例えば、表示部103に表示された複数のメニューの中から所望のメニューを選択するために用いられる。
制御部102がロック状態にあるときは、操作部105の入力操作は原則として無効となるが、電源キーの操作は有効である。さらに、所定のキーの所定の操作、例えばサイドキー部105Cの一定時間以上の長押し操作、によりロック解除コードの入力画面が表示部103に表示され、操作部105部の操作が有効になる。
次に、携帯端末10の動作について説明する。図3は、携帯端末10の動作を示すフローチャートである。
ステップS1において、利用者は、表示部103が機能メニュー画面を表示している状態で、操作部105を入力操作して充電連動ロックモードを(オン)設定する。携帯端末10は、充電連動ロックモードが設定されている場合には、以下に説明するステップS2〜S7のように動作する。ステップS1は、携帯端末10が待受状態のときに行われる。待受状態は、通話中ではなく、電話の発信と着信が可能であることを意味する。ステップS1の直後においては、制御部102はロック解除状態である。
ステップS2において、電源制御部106は、充電端子107が充電器20に接続されたことを検出すると、制御部102に通知する。ステップS2の後、ステップS3に進む。
ステップS3において、制御部102は、充電端子107が充電器20に接続されたことに応答し、携帯端末10が通話中(通話に使用中)か否かを判定する。携帯端末10が通話中であると判定された場合はステップS4に進む。携帯端末10が通話中でないと判定された場合はステップS5に進む。
ステップS4において、制御部102は、通話の終了まで待つ。制御部102が通話の終了(終話)を検出すると、ステップS5に進む。
ステップS5において、ロック制御手段109は制御部102をロック状態に遷移する。
ステップS6において、ロック解除コードの認証要求として所定のキーの所定の操作(例えば、サイドキー部105Cの長押し)がされると、制御部102は、表示部103にロック解除コードの入力画面を表示させ、操作部105の入力操作を有効にする。制御部102は、操作部105からコードが入力されると、ロック解除コードの認証をする。入力されたコードが記憶部104に記憶されたロック解除コードと一致すると、ステップS7に進む。なお、入力されたコードと記憶されたロック解除コードとが一致しない場合は、ステップS7に進まないで制御部102はロック状態を継続する。
ステップS7において、ロック制御手段109は制御部102をロック解除状態に遷移する。
図4を参照して、充電連動ロックモードにおける携帯端末10の動作について具体的に説明する。図4の上段は、携帯端末10が待受状態のときに充電器20に接続されるケース1における携帯端末10のロック及びロック解除を示している。図4の中段は、携帯端末10が通話中に充電器20に接続されるケース2における携帯端末10のロック及びロック解除を示している。図4の下段は、ケース1及びケース2における携帯端末10と充電器20との接続状態を示している。
ケース1における携帯端末10の動作について以下に説明する。はじめ、充電端子107は充電器20に接続されておらず、制御部102はロック解除状態であり、携帯端末10は待受状態である。タイミングT1において充電端子107が充電器20に接続される。タイミングT1において、携帯端末10が通話状態ではないため、制御部102はすぐにロック状態に遷移する(ステップS2、S3、S5)。その後充電端子107と充電器20との接続が解除されても、制御部102はロック状態を継続する。その後のタイミングT2においてロック解除コードが操作部105から入力されると、制御部102はロック解除状態に遷移し、携帯端末10は待受状態となる(ステップS6、S7)。
ケース2における携帯端末10の動作について以下に説明する。はじめ、充電端子107は充電器20に接続されておらず、制御部102はロック解除状態であり、携帯端末10は通話中である。タイミングT1において充電端子107が充電器20に接続される。タイミングT1において、携帯端末10が通話中であるため、制御部102はすぐにロック状態に遷移しない(ステップS2、S3)。そのため、携帯端末10は通話状態を継続する。その後、充電端子107と充電器20とが接続されている間に通話が終了すると、制御部102はロック状態に遷移する(ステップS4、S5)。その後充電端子107と充電器20との接続が解除されても、制御部102はロック状態を継続する。その後のタイミングT2においてロック解除コードが操作部105から入力されると、制御部102はロック解除状態に遷移し、携帯端末10は待受状態となる(ステップS6、S7)。
通常、携帯端末の利用者は、充電器に接続された状態では携帯端末を持ち運ばない。したがって、携帯端末を充電器に接続した状態で利用者がその場を離れると、携帯端末が他人に使用されるおそれがある。携帯端末10は、充電器20に接続された場合に自動的にロック状態となるから、他人に使用されることが防がれる。
また、通話中に電池の容量が不足した場合には、携帯端末10を充電器20に接続して通話を続けることが想定される。携帯端末10は、充電器20に接続されたときに通話中である場合、すぐにはロック状態とならない。これにより、通話中に携帯端末10が使用できなくなることが防がれる。なお、通話中であれば、他人が携帯端末10を使用する心配はない。
通話が終了すると、携帯端末10を充電器20に接続したまま利用者がその場を離れる可能性がある。そこで、携帯端末10は、通話が終了したときに自動的にロック状態に遷移することが好ましい。
携帯端末10のロック状態の解除(ロック解除状態への遷移)は、操作部105からロック解除コードを入力することで行うことが好ましい。これにより、ロック解除コードを知らない他人が携帯端末10を使用することが防がれる。この場合、携帯端末10と充電器20の接続が解除されても、携帯端末10はロック状態を継続する。
携帯端末10は、電源を一度オフにした後にオンにした場合であっても、ロック状態を継続することが好ましい。このことは、例えば、以下の構成により実現される。記憶部104は、不揮発性メモリに制御状態データを格納する。制御部102は、制御状態データがロック状態を示すときにロック状態をとり、制御状態データがロック解除状態を示すときにロック解除状態をとる。そして、制御部102は、ロック制御手段109が制御状態データをロック状態を示すように書き替えることでロック状態に遷移し、ロック制御手段109が制御状態データをロック解除状態を示すように書き替えることでロック解除状態に遷移する。
携帯端末10がGSM(Global System for Mobil communications)方式の携帯電話機である場合、SIM(Subscriber Identity Module)カードを交換しても携帯端末10がロック状態を継続することが好ましい。このことは、例えば、携帯端末10が本体部分と本体部分に着脱可能なSIMカード(不図示)とを備え、本体部分が制御部102及び記憶部104を含むことで実現される。
なお、充電端子107に磁気センサを設け、充電器20に磁石を設けることで、充電端子107と充電器20との接続を検出することも可能である。しかし、電源制御部106が接続を検出する場合には、既存の携帯電話機の制御プログラムを変更することで携帯端末10を提供することが可能であり、接続の検出用のセンサを新たに設ける必要がない。
10…携帯端末
101…無線部
102…制御部
103…表示部
104…記憶部
105…操作部
105A…操作キー部
105B…テンキー部
105C…サイドキー部
106…電源制御部
107…充電端子
108…アンテナ
109…ロック制御手段
20…充電器
101…無線部
102…制御部
103…表示部
104…記憶部
105…操作部
105A…操作キー部
105B…テンキー部
105C…サイドキー部
106…電源制御部
107…充電端子
108…アンテナ
109…ロック制御手段
20…充電器
Claims (7)
- 基地局との無線通信が可能な携帯端末であって、
前記携帯端末は、
前記携帯端末を制御する制御部と、
前記携帯端末に電力を供給する電池と、
前記電池を充電するための充電端子と
を具備し、
前記制御部は、ロック状態とロック解除状態とをとることが可能であり、前記ロック状態にある場合に前記ロック解除状態にある場合よりも前記携帯端末の使用を制限し、
前記制御部は、
前記充電端子が充電器に接続されたとき、
前記携帯端末が通話中か否かを判定し、
前記携帯端末が通話中でないと判定した場合に前記ロック状態に遷移する
携帯端末。 - 前記制御部は、
前記携帯端末が通話中であると判定した場合、通話の終了後に前記ロック状態に遷移する
請求項1に記載の携帯端末。 - ロック解除コードを記憶する記憶部と、
前記携帯端末を操作するための操作部と
を具備し、
前記制御部は、前記操作部からの入力が前記ロック解除コードに一致した場合に前記ロック解除状態に遷移する
請求項1又は2に記載の携帯端末。 - 前記記憶部は、制御状態データを格納する不揮発性メモリを備え、
前記制御部は、
前記制御状態データが前記ロック状態を示すときに前記ロック状態をとり、
前記制御状態データが前記ロック解除状態を示すときに前記ロック解除状態をとり、
前記制御状態データが前記ロック状態を示すように書き替えられることで前記ロック状態に遷移し、
前記制御状態データが前記ロック解除状態を示すように書き替えられることで前記ロック解除状態に遷移する
請求項3に記載の携帯端末。 - 前記制御部及び前記記憶部を含む本体部分と、
前記本体部分に着脱可能なSIM(Subscriber Identity Module)カードと
を具備する
請求項3又は4に記載の携帯端末。 - 前記制御部は、前記入力が前記ロック解除コードに一致した場合に限って前記ロック解除状態に遷移する
請求項3乃至5のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記携帯端末の使用は、通話、前記携帯端末が備える記憶部からのデータの読み出し、前記携帯端末が備える操作部からの入力の少なくとも一つを含む
請求項1に記載の携帯端末。
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-
2007
- 2007-03-14 JP JP2007065837A patent/JP2008228107A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100601 |