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JP2008226182A - データ配信システム、データ配信方法、データ配信プログラム、および記録媒体 - Google Patents

データ配信システム、データ配信方法、データ配信プログラム、および記録媒体 Download PDF

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JP2008226182A JP2007067445A JP2007067445A JP2008226182A JP 2008226182 A JP2008226182 A JP 2008226182A JP 2007067445 A JP2007067445 A JP 2007067445A JP 2007067445 A JP2007067445 A JP 2007067445A JP 2008226182 A JP2008226182 A JP 2008226182A
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Abstract

【課題】複数のデータ配信装置を使って効率良く負荷分散処理を行うようにする。
【解決手段】ユーザの操作により第1のデータ配信装置100の実行受付部101に処理データとワークフローを入力する。実行受付部101は、ワークフロー実行部102にワークフローの実行を依頼する。ワークフロー実行部102は、データ処理部103にBMP変換するジョブの実行を要求し、その変換データを戻す。ワークフロー実行部102は、転送認識部105に対してジョブの処理を依頼すると、ワークフローに記載された転送先の位置情報を受け取り、転送部106に処理データ、ワークフロー定義、ワークフロー処理経過を渡す。転送部106は、第2のデータ配信装置200の転送受付部201にこれらを転送し、ワークフロー実行部202に実行を要求すると、ワークフロー実行部202がデータ送信部203に対してBMPデータをe−mail配信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ配信システム、データ配信方法、データ配信プログラム、および記録媒体に関し、より詳しくは、ワークフローの一部を他のシステム上で行うことにより、負荷分散を行うデータ配信システム、データ配信方法、データ配信プログラム、および記録媒体に関する。
近年、各種データを指定された方法で処理を行って、他システムに送信するデータ配信システムが用いられている。例えば、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリなどの複数機能が搭載された複合機(MFP)を使い、読み取ったTIFFフォーマットの画像データに対し、ビットマップ(BMP)ファイルに変換して、光学式文字読み取り(OCR)処理を行い、電子メール配信する場合を例にあげて説明する。
図17は、ワークフローの一例を示す図であり、図18は、ワークフロー中の特定ジョブを他システム上で処理するワークフローの一例を示す図であり、図19は、従来のデータ配信システムの構成図である。図17に示すように、上記データ配信システムが行う一連の処理はワークフローと呼ばれ、その中の個々の処理はジョブと呼ばれる。
そして、ユーザがワークフローを定義する場合、図18に示すように、特定のジョブのみ(ここでは、OCR処理)を他のシステム上で行うように設定することも可能である。例えば、図19に示すように、ユーザは複合機(MFP)500で画像データ(TIFF)を読み取った際にワークフローも選択し、これらをデータ配信サーバ600に送信してビットマップ(BMP)ファイルに変換し、OCR処理は他システム700上で行うように依頼する。他システム700におけるOCR処理の結果は、データ配信サーバ600に戻し、FTPなどのメールサーバに対して電子メールで配信させるワークフロー定義も可能である。これにより、一定の負荷分散処理を実現することができる。
また、この他にも複数のワークフローシステム間でシステム依存性を排除して、互いが独立してセッションを設定できるようにしたワークフロー関連装置(特許文献1参照)、あるいは、システム側でワークフロー上の業務担当者が不在等の場合に、業務担当者に代わる代行担当者に電子文書の処理を依頼することができるワークフロー支援システム(特許文献2参照)などが開示されている。
特開2005−56115号公報 特開平11−219393号公報
しかしながら、上記従来のデータ配信システムにあっては、一定の負荷分散処理が可能であるが、ワークフローを図19に示すデータ配信サーバ600が持っていて、分散処理を依頼する他システム700に対し処理対象データと処理依頼とを送って処理させ、その処理結果をデータ配信サーバ600に戻す。そして、最終的な処理データは、データ配信サーバ600からe−mail配信することによって、ワークフローが完了する。このように、従来のデータ配信サーバ600は、システムに投入された全てのワークフローの管理を最後まで続ける必要があり、ワークフローが完了するまで処理から開放されないため、必ずしも効率の良い負荷分散処理とは言えないという問題があった。
また、上記特許文献1および特許文献2にあっては、ワークフローの途中から他の代行担当者に対して継続処理を依頼することができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、データ配信装置で実行中のワークフローを途中で他のデータ配信装置に転送することにより、転送元のデータ配信装置が早期にワークフローの実行処理から開放され、効率の良い負荷分散処理を行うことができるデータ配信システム、データ配信方法、データ配信プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入力されたデータに対し事前に定義されたワークフローに従って処理を行う複数のデータ配信装置がネットワークを介して接続され、前記ワークフローの実行をユーザから依頼される第1のデータ配信装置と、前記ワークフローの途中まで実行されたワークフローの完遂を依頼される第2のデータ配信装置とを少なくとも有するデータ配信システムであって、前記第1のデータ配信装置は、ユーザから処理対象のデータとワークフローの実行依頼とを受け付ける実行受付手段と、処理対象のデータに対してワークフロー定義に従った処理を行う第1のデータ処理手段と、ワークフローに記載されているワークフローの転送先となるデータ配信装置を読み取る転送認識手段と、前記処理対象のデータと、前記ワークフロー定義と、ワークフローの処理経過とを転送する転送手段と、を備え、前記第2のデータ配信装置は、他のデータ配信装置から処理対象のデータと、ワークフロー定義と、ワークフローの処理経過とを受け付ける転送受付手段と、ワークフローの処理経過に基づいてワークフローの未実行部分から継続して実行するワークフロー実行手段と、データを他の装置に送信するデータ送信手段と、を備え、前記第1のデータ配信装置で実行中のワークフローを途中で前記第2のデータ配信装置に転送する際に、処理対象のデータ、ワークフロー定義、ワークフローの処理経過を送信し、ワークフロー上で未実行となっている所から前記第2のデータ配信装置がワークフローを継続処理することを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記第2のデータ配信装置は、データに対して何らかの処理を行うことが可能な第2のデータ処理手段をさらに備えていることを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記第1のデータ配信装置の転送認識手段は、ワークフローに転送先となるデータ配信装置を複数登録可能にしたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記第1のデータ配信装置の転送認識手段は、登録されている複数の転送先のデータ配信装置に優先順位を設定し、その優先順位に従って転送先となるデータ配信装置を選択することを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記第1のデータ配信装置は、転送先となるデータ配信装置とその転送条件とを少なくとも管理する転送条件管理手段をさらに備え、ワークフローの実行中に前記転送条件管理手段の転送条件を満たすと、ワークフローの転送を実行することを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記第1のデータ配信装置は、転送先となるデータ配信装置の負荷を監視する負荷監視手段をさらに備え、その監視結果に従って転送先となるデータ配信装置の優先順位を変動可能としたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記システム内のデータ配信装置は、前記転送受付手段と、前記転送認識手段と、前記転送手段と、前記転送条件管理手段とを少なくとも備え、他のデータ配信装置から転送されたワークフローをさらに別のデータ配信装置に転送を可能にすることを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記データ配信装置の転送認識手段は、ワークフローの転送回数を認識することができる転送回数認識手段と、ワークフローの転送可能回数が指定できる転送可能回数指定手段と、を備え、前記データ配信装置の転送受付手段は、ワークフローを受信する度にワークフローの転送回数を増加させて保管させる転送回数保管手段を備え、前記転送回数認識手段によってワークフローの転送回数を認識し、前記転送可能回数指定手段で指定された転送可能回数を超えている場合は転送制限を行うことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記システム内のデータ配信装置は、ワークフロー定義と、これに対応したワークフロー識別情報とを保管するワークフロー保管手段をさらに備え、前記転送手段から転送する前記ワークフロー定義に代えて、当該ワークフロー定義に対応するワークフロー識別情報を転送し、転送先のワークフロー保管手段では受信したワークフロー識別情報に基づいてワークフロー定義を取得して、ワークフローを継続処理することを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記システム内のデータ配信装置は、ワークフローの転送先となるデータ配信装置をネットワーク上から検索するデータ配信装置検索手段と、他のデータ配信装置のデータ配信装置検索手段からの検索に対して応答を行う応答手段と、をさらに備え、前記データ配信装置検索手段は、ネットワーク上の他のデータ配信装置の応答手段からの応答を受信して、転送先となり得るデータ配信装置を前記転送条件管理手段に登録することを特徴とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入力されたデータに対し事前に定義されたワークフローに従って処理を行う複数のデータ配信装置がネットワークを介して接続され、第1のデータ配信装置がユーザからワークフローの実行を依頼されると、ワークフローの途中まで実行されたワークフローが第2のデータ配信装置において継続的に処理されるデータ配信方法であって、前記第1のデータ配信装置において、ユーザから処理対象のデータとワークフローの実行依頼とを受け付ける実行受付ステップと、処理対象のデータに対してワークフロー定義に従って処理を行うデータ処理ステップと、ワークフローに記載されているワークフローの転送先となるデータ配信装置を読み取る転送認識ステップと、前記処理対象のデータと、前記ワークフロー定義と、ワークフローの処理経過とを転送先へ転送する転送ステップと、を含み、第2のデータ配信装置において、他のデータ配信装置からの処理対象のデータと、ワークフロー定義と、ワークフローの処理経過とを受け付ける転送受付ステップと、ワークフローの処理経過に基づいてワークフローの未実行部分から継続して処理を実行するワークフロー実行ステップと、データを他の装置に送信するデータ送信ステップと、を含み、前記第1のデータ配信装置で実行中のワークフローを途中で前記第2のデータ配信装置に転送する際に、処理対象のデータ、ワークフロー定義、ワークフローの処理経過を送信し、ワークフロー上で未実行となっている所から前記第2のデータ配信装置がワークフローを継続処理することを特徴とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上記したデータ配信方法をコンピュータで実行させるデータ配信プログラムである。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上記したデータ配信プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体である。
本発明によれば、ネットワークを介して複数のデータ配信装置が接続され、第1のデータ配信装置がユーザからワークフローの実行を依頼されると、第1のデータ処理手段が処理対象のデータに対してワークフロー定義に従った処理を行い、転送認識手段でワークフローに記載された転送先のデータ配信装置を読み取り、転送手段によって処理対象のデータ、ワークフロー定義、ワークフローの処理経過を転送する。転送された第2のデータ配信装置の転送受付手段は、処理対象のデータ、ワークフロー定義、ワークフローの処理経過を受け付けると、ワークフローの処理経過に基づいてワークフロー実行手段がワークフローの未実行部分から継続処理を行う。このように、第1のデータ配信装置は、ワークフローの実行を処理途中で他のデータ配信装置である第2のデータ配信装置に転送する際に、従来の処理対象データに加え、ワークフロー定義とワークフローの処理経過も転送するため、第2のデータ配信装置側で独立して継続処理を行うことが可能となり、第1のデータ処理手段がワークフローを転送した時点で実行処理から開放され、さらに効率の良い負荷分散処理が行えるようになるという効果を奏する。
また、本発明によれば、ネットワークを介して複数のデータ配信装置が接続され、第1のデータ配信装置がユーザからワークフローの実行を依頼されると、データ処理ステップで処理対象のデータに対してワークフロー定義に従った処理を行い、転送認識ステップでワークフローに記載された転送先となるデータ配信装置を読み取り、転送ステップにより処理対象のデータ、ワークフロー定義、ワークフローの処理経過を転送する。転送された第2のデータ配信装置では、転送受付ステップにより処理対象のデータ、ワークフロー定義、ワークフローの処理経過を受け付け、ワークフローの処理経過に基づいてワークフロー実行ステップがワークフローの未実行部分から継続処理を行う。このように、第1のデータ配信装置で実行中のワークフローを処理途中で他のデータ配信装置である第2のデータ配信装置に転送する際に、従来の処理対象データに加え、ワークフロー定義とワークフローの処理経過も転送するため、第2のデータ配信装置側で独立して継続処理を行うことが可能となり、第1のデータ処理手段がワークフローを転送した時点で実行処理から開放され、さらに効率の良い負荷分散処理が行えるようになるという効果を奏する。
また、本発明によれば、上記データ配信方法をコンピュータで実行させるデータ配信プログラムとしたため、実行中のワークフローを途中で転送する転送元のデータ配信装置を早期に開放することができ、さらに効率の良い負荷分散処理が可能なプログラムを生成することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、上記データ配信プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したため、データ配信プログラムが記録された記録媒体を頒布することによって、ネットワーク上の多数のコンピュータで同様の動作を実行させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデータ配信システム、データ配信方法、データ配信プログラム、および記録媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図であり、図2は、第1の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。図1に示すように、第1の実施の形態にかかるデータ配信システムは、入力データに対して事前に定義されたワークフローに従って処理を行う複数のデータ配信装置がネットワーク300を介して接続されている。ここでは、ワークフローの実行をユーザから依頼される第1のデータ配信装置100と、第1のデータ配信装置100でワークフローの途中まで実行されたワークフローの完遂を依頼される第2のデータ配信装置200とを少なくとも備えている。
第1のデータ配信装置100は、実行受付手段としての実行受付部101、ワークフロー実行部102、第1のデータ処理手段としてのデータ処理部103、データ送信部104、転送認識手段としての転送認識部105、および転送手段としての転送部106などにより構成されている。
実行受付部101は、ユーザから処理対象データとワークフローの実行依頼とが送られてくると、この受け付け処理を行うものである。
ワークフロー実行部102は、ワークフローの実行要求に基づいてワークフローの実行を制御するものである。例えば、実行受付部101からワークフローの実行を要求されると、データ処理部103に対しジョブの実行要求に基づくデータ処理を行わせて、処理後のデータを受け取る。また、ワークフローの実行要求に基づいて、データ送信部104に対してジョブの処理を依頼する。さらに、ワークフローの実行要求に基づいて、転送認識部105に対してジョブの処理を依頼し、転送先の位置情報を取得すると、転送部106へ転送データを渡すといった制御が行われる。
データ処理部103は、ワークフロー実行部102からのジョブの実行要求に基づいてデータ処理を行うものである。
データ送信部104は、ワークフロー実行部102からのジョブの実行要求に基づいてデータ送信を行うものである。ここでは、事前に定義されたワークフローに第1のデータ配信装置100からデータ送信(例えば、e−mail配信)するジョブが無いため、用いられないが、ワークフローによって使用される。
転送認識部105は、ワークフロー実行部102からジョブの処理を依頼されると、ワークフローに記載された転送先の位置情報をワークフロー実行部に渡すものである。
転送部106は、ワークフロー実行部102から処理中の対象データと、ワークフロー定義と、ワークフローの処理経過とを受け取ると、転送先へこれらのデータを転送するものである。
また、第2のデータ配信装置200は、転送受付手段としての転送受付部201、ワークフロー実行手段としてのワークフロー実行部202、およびデータ送信手段としてのデータ送信部203などで構成されている。
転送受付部201は、他のデータ配信装置から転送依頼があって、処理中の対象データと、ワークフロー定義と、ワークフローの処理経過とが送られてくると、その受け付け処理を行うものである。
ワークフロー実行部202は、転送受付部201からワークフローの実行要求があると、要求されたジョブに応じた先に処理を依頼するものである。ここでは、ジョブがe−mail配信であるため、データ送信部203に対してe−mail配信の処理を依頼する。
データ送信部203は、ワークフロー実行部202からジョブの処理依頼が要求されると、要求に応じた処理を実行するものである。ここでは、ジョブがe−mail配信であるため、他の装置に対して処理データのe−mail配信を実行する。
このように、第1の実施の形態にかかるデータ配信システムが構成されており、以下動作について説明する。第1の実施の形態では、入力されたデータを第1のデータ配信装置100においてビットマップ(BMP)フォーマットに変換し、それを第2のデータ配信装置200に転送してe−mail配信させるワークフローである(図2参照)。
まず、図1に示すように、ユーザの操作により第1のデータ配信装置100の実行受付部101に対して、処理データとワークフローとを入力する(ステップS10)。
実行受付部101では、入力された処理データとワークフローとを受け付け、ワークフロー実行部102に対してワークフローの実行を依頼する(ステップS11)。
ワークフロー実行部102は、データをビットマップフォーマットに変換するというワークフローに従って、データ処理部103に対しジョブの実行を要求する(ステップS12)。
データ処理部103でビットマップフォーマットに変換されたデータは、再度ワークフロー実行部102に戻される(ステップS13)。第1のデータ配信装置100では、e−mail配信を行わないため、データ送信部104は使用されない。
ワークフロー実行部102は、次のジョブが第2のデータ配信装置200におけるe−mail配信であるため、転送認識部105に対してジョブの処理を依頼する(ステップS14)。転送認識部105では、ワークフローに記載された転送先である第2のデータ配信装置200の位置情報を読み取って、ワークフロー実行部102に渡す(ステップS15)。
転送先の位置情報を受け取ったワークフロー実行部102は、転送部106に対して処理中のデータ、ワークフロー定義、およびワークフローの処理経過を渡す(ステップS16)。
転送部106は、転送先の位置情報に従い、第2のデータ配信装置200に対して処理中のデータ、ワークフロー定義、およびワークフローの処理経過を転送する(ステップS17)。
第2のデータ配信装置200の転送受付部201では、転送データの受け付けを行い、ワークフロー実行部202に対してワークフローの実行を要求する(ステップS18)。
ワークフロー実行部202は、ビットマップフォーマットに変換されたデータをe−mail配信するジョブの処理をデータ送信部203に対して依頼する(ステップS19)。これにより、データ送信部203がデータをe−mail配信してワークフローが終了する。
このように、第1の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、ワークフローの途中で他のデータ配信装置に継続処理を依頼すると、最初に処理していたデータ配信装置はその時点でワークフローの実行処理から開放され、新たに別の処理を開始することが可能となるため、ワークフローを効率良く負荷分散処理することができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図であり、図4は、第2の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。図3に示すように、第2の実施の形態にかかるデータ配信システムの特徴は、第1の実施の形態における第2のデータ配信装置200に第2のデータ処理手段としてのデータ処理部204が設けられている点である。また、図4に示すワークフローの特徴は、第2のデータ配信装置200でOCR処理を行うことが追加されている点である。
図3に示す第2のデータ配信装置200のデータ処理部204は、ビットマップフォーマットに変換されたデータをパターン・マッチング法などによって文字認識を行うものである。その他の構成部については、第1の実施の形態の図1と同じであるので、構成説明を省略する。
また、第2の実施の形態における動作についても、図3に示すステップS10〜ステップS18までは第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。第2の実施の形態では、第2のデータ配信装置200に対して継続処理を依頼するジョブが、OCR処理とe−mail配信である。このため、図3のワークフロー実行部202は、データ処理部204に対してOCR処理のジョブを依頼する(ステップS20)。
データ処理部204では、例えば、認識対象とする文字のパターンを標準パターンとして持っていて、この標準パターンとビットマップフォーマットに変換された入力パターンとを比較し、最も似ている標準パターンを認識結果として出力するものである。データ処理部204は、このOCR結果をワークフロー実行部202に戻す(ステップS21)。
さらに、ワークフロー実行部202は、このOCR結果をe−mail配信するジョブの処理をデータ送信部203に対して依頼する(ステップS22)。これにより、データ送信部203がOCR結果をe−mail配信することによってワークフローが終了する。
このように、第2の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、第1の実施の形態の効果に加えて、ワークフローの継続処理を行う第2のデータ配信装置側でデータ送信以外に、OCR処理などのデータ処理も実行することができる。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図であり、図6は、第3の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。図5に示すように、第3の実施の形態にかかるデータ配信システムの特徴は、ワークフローを他の装置を使って継続処理する際に、転送先となるデータ配信装置の位置情報をワークフローに複数登録可能とし、第1のデータ配信装置100の転送認識部115で複数の位置情報の中から選択的に指定できるようにした点にある。
上記したように、第3の実施の形態にかかるデータ配信システムは、第1のデータ配信装置100の転送認識部115の構成に特徴があり、その他の構成部については、第1の実施の形態の図1と同じであるので、構成説明を省略する。
第3の実施の形態は、図6に示すように、入力されたデータを第1のデータ配信装置100においてビットマップフォーマットに変換し、それを第2のデータ配信装置200、または第3のデータ配信装置400に転送して、e−mail配信させるワークフローの場合である。以下、その動作について説明する。
図5に示すように、ユーザの操作により第1のデータ配信装置100の実行受付部101に対して、処理データとワークフローとを入力する(ステップS10)。このワークフローには、図6に示すように、転送先装置一覧として第2および第3のデータ配信装置のといった複数の位置情報が登録可能である。ここでは、転送先となるデータ配信装置を第2のデータ配信装置200として説明するが、転送先装置一覧の中から第3のデータ配信装置400を指定して、第3のデータ配信装置400にe−mail配信処理を行わせることも可能である。
実行受付部101では、入力された処理データとワークフローとを受け付け、ワークフロー実行部102に対してワークフローの実行を依頼する(ステップS11)。
ワークフロー実行部102は、データをビットマップフォーマットに変換するというワークフローに従って、データ処理部103に対しジョブの実行を要求する(ステップS12)。
データ処理部103でビットマップフォーマットに変換されたデータは、再度ワークフロー実行部102に戻される(ステップS13)。ワークフロー実行部102では、次のジョブが転送先装置でe−mail配信することであり、その転送先装置を認識するために転送認識部105に対しジョブの処理を依頼する(ステップS14)。
転送認識部105では、図6に示すワークフローの転送先装置一覧に登録された複数のデータ配信装置(第2および第3のデータ配信装置)の位置情報の中から、第2のデータ配信装置200が転送先として指定されているため、第2のデータ配信装置200の位置情報を読み取り、ワークフロー実行部102に渡される(ステップS15)。もちろん、ここで第3のデータ配信装置400が転送先として指定されている場合は、第3のデータ配信装置400の位置情報を読み取り、ワークフロー実行部102に渡される。予め転送先が指定されていない場合は、転送先装置一覧の中から選択できるようにしても良い。
転送先の位置情報を受け取ったワークフロー実行部102は、転送部106に対して処理中のデータ、ワークフロー定義、およびワークフローの処理経過を渡す(ステップS16)。
転送部106は、転送先の位置情報に従い、第2のデータ配信装置200に対して処理中のデータ、ワークフロー定義、およびワークフローの処理経過を転送する(ステップS17)。
第2のデータ配信装置200の転送受付部201では、転送データの受け付けを行い、ワークフロー実行部202に対してワークフローの実行を要求する(ステップS18)。
ワークフロー実行部202は、ビットマップフォーマットに変換されたデータをe−mail配信するジョブの処理をデータ送信部203に対して依頼する(ステップS19)。これにより、データ送信部203がデータをe−mail配信してワークフローが終了する。
このように、第3の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、第1の実施の形態の効果に加えて、ワークフローの継続処理を行う転送先のデータ配信装置を複数の中から選択的に指定することが可能となる。
(第4の実施の形態)
図7は、本発明の第4の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図であり、図8は、第4の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。図7に示すように、第4の実施の形態にかかるデータ配信システムの特徴は、ワークフローを他の装置を使って継続処理する際に、転送先となるデータ配信装置の位置情報がワークフローに複数登録され、かつ複数のデータ配信装置間の優先順位が設定可能であって、第1のデータ配信装置100の転送認識部115がその優先順位に従って転送先となるデータ配信装置を選択できるようにした点にある。
上記したように、第4の実施の形態にかかるデータ配信システムは、第1のデータ配信装置100の転送認識部115の構成に特徴があり、その他の構成部については、第1の実施の形態の図1と同じであるので、構成説明を省略する。
第4の実施の形態は、図8に示すように、入力されたデータを第1のデータ配信装置100においてビットマップフォーマットに変換し、それを優先順位が1位の第2のデータ配信装置200と、優先順位2位の第3のデータ配信装置400に転送可能とする。ここでは、優先順位の高い第2のデータ配信装置200を選択してe−mail配信させるワークフローの場合である。以下、その動作について説明する。
図7に示すように、ユーザの操作により第1のデータ配信装置100の実行受付部101に対して、処理データとワークフローとを入力する(ステップS10)。このワークフローには、図8に示すように、転送先装置一覧として第2および第3のデータ配信装置の位置情報が登録可能であって、かつそれらの優先順位が設定されている。
実行受付部101では、入力された処理データとワークフローとを受け付け、ワークフロー実行部102に対してワークフローの実行を依頼する(ステップS11)。
ワークフロー実行部102は、データをビットマップフォーマットに変換するというワークフローに従って、データ処理部103に対しジョブの実行を要求する(ステップS12)。
データ処理部103でビットマップフォーマットに変換されたデータは、再度ワークフロー実行部102に戻される(ステップS13)。ワークフロー実行部102では、次のジョブが転送先装置でe−mail配信することであり、その転送先装置を認識するために転送認識部105に対しジョブの処理を依頼する(ステップS14)。
転送認識部105では、図8に示すワークフローの転送先装置一覧に登録された複数のデータ配信装置(第2および第3のデータ配信装置)の中から、優先順位の高い第2のデータ配信装置200を転送先として位置情報を読み取って、ワークフロー実行部102に渡すようにする(ステップS15)。
転送先の位置情報を受け取ったワークフロー実行部102は、転送部106に対して処理中のデータ、ワークフロー定義、およびワークフローの処理経過を渡す(ステップS16)。
転送部106は、転送先の位置情報に従い、第2のデータ配信装置200に対して処理中のデータ、ワークフロー定義、およびワークフローの処理経過を転送する(ステップS17)。ここで、優先順位の高い第2のデータ配信装置200への転送が失敗するなどの不具合があった場合は、ステップS14に戻り、次の優先順位の第3のデータ配信装置400の位置情報を読み取ってワークフロー実行部102に渡すようにする。これにより、転送部106は、第3のデータ配信装置400に対して処理中のデータ、ワークフロー定義、およびワークフローの処理経過を転送することが可能となる(ステップS17)。
第2のデータ配信装置200の転送受付部201では、転送データの受け付けを行い、ワークフロー実行部202に対してワークフローの実行を要求する(ステップS18)。
ワークフロー実行部202は、ビットマップフォーマットに変換されたデータをe−mail配信するジョブの処理をデータ送信部203に対して依頼する(ステップS19)。これにより、データ送信部203がデータをe−mail配信してワークフローが終了する。
このように、第4の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、第1の実施の形態の効果に加えて、ワークフローの継続処理を行う複数の転送先のデータ配信装置の中から、優先順位順に自動指定することが可能となる。
(第5の実施の形態)
図9は、本発明の第5の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図であり、図10は、第5の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。図9に示すように、第5の実施の形態にかかるデータ配信システムの特徴は、ワークフローの継続処理を行う転送先のデータ配信装置とその転送条件とを管理する転送条件管理手段としての転送条件管理部107を第1のデータ配信装置100が備えている点にある。
上記したように、第5の実施の形態にかかるデータ配信システムは、第1のデータ配信装置100において転送認識部105がジョブの処理を依頼されると、転送条件管理部107において転送条件を確認し、転送条件を満したデータ配信装置に対し転送処理を実行するという構成に特徴がある。図9に示す転送条件管理部107は、複数の転送先装置が登録可能であって、それらの転送先装置を選択するための転送条件と、その転送条件における優先順位などが設定できるようになっている。その他の構成部については、第1の実施の形態の図1と同じであるので、構成説明を省略する。
第5の実施の形態のワークフローは、図10に示すように、入力されたデータを第1のデータ配信装置100においてビットマップフォーマットに変換し、転送条件管理部107の転送条件を満したデータ配信装置でe−mail配信を行う場合である。以下、その動作について説明する。
第5の実施の形態における動作は、基本的には上記第4の実施の形態とほぼ同様であるが、転送認識部105において転送先のデータ配信装置の位置情報を取得する際に、転送条件管理部107に対して転送条件の確認を行い、転送条件を満たしたデータ配信装置の位置情報を取得するという動作が異なる。
つまり、上記第5の実施の形態の図9において、ワークフロー実行部102の次のジョブが他のデータ配信装置を使ってe−mail配信する場合に、その処理依頼を転送認識部105に対してジョブの処理を依頼する(図7のステップS14に相当)。
続いて、転送認識部105では、図9の第1のデータ配信装置100内の転送条件管理部107に対して転送条件の確認が行われる。ここでは、次のジョブが他のデータ配信装置を使ってe−mail配信する場合であるので、転送先装置として第2のデータ配信装置200または第3のデータ配信装置400が選択される。しかし、第2のデータ配信装置200は、第3のデータ配信装置400よりも優先順位が高いため、第2のデータ配信装置200を転送先として位置情報を読み取り、ワークフロー実行部102に渡すようにする(図7のステップS15に相当)。
また、上記動作例において、転送条件管理部107の転送条件を満たす転送先装置が無い場合については、そのままローカルにて処理を続けさせる。
これ以降の動作説明については、上記第4の実施の形態にかかるステップS16〜ステップS19と同様であるので、説明を省略する。
このように、第5の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、上記第3または第4の実施の形態の効果に加えて、一定の転送条件を満たしたデータ配信装置がある場合は、そのデータ配信装置にワークフローを自動転送し、ワークフローを継続処理させることが可能となる。
(第6の実施の形態)
図11は、本発明の第6の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。図11に示すように、第6の実施の形態にかかるデータ配信システムの特徴は、上記第5の実施の形態にかかる第1のデータ配信装置100に、転送先となるデータ配信装置の負荷を監視する負荷監視手段としての負荷監視部108をさらに備え、その監視結果に基づいて転送先となるデータ配信装置の優先順位を変更できるようにした点にある。
この負荷監視部108は、ワークフローの転送先となるデータ配信装置(例えば、第2のデータ配信装置200と第3のデータ配信装置400)の負荷状態を監視するものである。本発明の目的の一つである効率の良い負荷分散を行うためには、できるだけ負荷の低いデータ配信装置を選んでワークフローを転送し、継続処理させることが望ましい。このため、第6の実施の形態では、負荷監視部108で監視した結果、負荷の低いデータ配信装置の優先順位が高くなるようにする。その他の構成部については、第5の実施の形態の図9と同じであるので、構成説明を省略する。
続いて、第6の実施の形態にかかるデータ配信システムの動作は、基本的には上記第5の実施の形態とほぼ同様であるが、転送条件管理部107の転送条件ごとに、負荷監視部108で監視した負荷の低いデータ配信装置の優先順位が高くなるように変動させる動作が加わる。これにより、転送認識部105が転送先のデータ配信装置の位置情報を取得する際に、最も負荷の低いデータ配信装置を自動的に選んでワークフローを転送することができる。
このように、第6の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、上記第5の実施の形態の効果に加えて、転送認識部105が転送先のデータ配信装置の位置情報を取得する際に、参照する転送条件管理部107の転送条件ごとの優先順位を固定せず、負荷の低い転送先の優先順位を高くすることにより、常に効率の良い負荷分散処理を行うことができる。
(第7の実施の形態)
図12は、本発明の第7の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。図12に示すように、第7の実施の形態にかかるデータ配信システムの特徴は、上記第6の実施の形態にかかる第1のデータ配信装置100の転送認識部105、転送部106、転送条件管理部107に加えて、他のデータ配信装置から転送されてきたワークフローを受け付ける転送受付手段としての転送受付部109(第2のデータ配信装置210は転送受付部219)を少なくとも備え、システム内に同様の構成から成るデータ配信装置を配置した点にある。
このため、第7の実施の形態では、データ配信システム内の全てのデータ配信装置が他のデータ配信装置から転送されてきたワークフローを受け付け、さらに別のデータ配信装置へ転送することが可能なため、状況に応じて沢山のデータ配信装置を使い、ワークフローを効率良く負荷分散処理することができる。
図12に示す第1のデータ配信装置100(第2のデータ配信装置210)の実行受付部101(211)、ワークフロー実行部102(212)、データ処理部103(213)、データ送信部104(214)、転送認識部105(215)、転送部106(216)、転送条件管理部107(217)、および負荷監視部108(218)の構成については、上記第6の実施の形態の図11と同様であるので説明を省略する。また、新たに追加された転送受付部109(219)の構成についても、図11の第2のデータ配信装置200の転送受付部201と同様であるので説明を省略する。なお、図12では第3のデータ配信装置400の具体的な構成を示していないが、第1のデータ配信装置100あるいは第2のデータ配信装置210と同様である。
第7の実施の形態にかかるデータ配信システムの動作は、ユーザの操作により第1のデータ配信装置100の実行受付部101に処理データとワークフローが入力されると、ワークフロー実行部102に対しワークフローの実行を依頼する。ワークフロー実行部102では、データを例えばビットマップフォーマットに変換するため、データ処理部103に対してジョブの実行を要求し、その変換データを受け取る。
ワークフロー実行部102では、次のジョブが転送先装置で例えばOCR処理する場合に、転送認識部105に対しジョブの処理を依頼する。転送認識部105は、転送条件管理部107に転送条件を確認して、複数のデータ配信装置の中から優先順位の高い第2のデータ配信装置210を転送先として位置情報を読み取り、ワークフロー実行部102に渡すようにする。
転送先の位置情報を受け取ったワークフロー実行部102は、転送部106に対して処理中のデータ、ワークフロー定義、およびワークフローの処理経過を渡すと、それらを転送部106が第2のデータ配信装置210に対して転送する。
第2のデータ配信装置210では、転送されてきた処理中のデータ、ワークフロー定義、およびワークフローの処理経過を転送受付部219で受け付けて、データ処理部213にてOCR処理が行われる。さらに、次のジョブがそのOCR処理結果を例えば転送先装置でe−mail配信する場合に、転送認識部215に対しジョブの処理を依頼する。転送認識部215は、転送条件管理部217に転送条件を確認して、複数のデータ配信装置の中から優先順位の高い第3のデータ配信装置210を転送先として位置情報を読み取り、ワークフロー実行部212に渡す。
転送先の位置情報を受け取ったワークフロー実行部212は、転送部216に対して処理中のデータ、ワークフロー定義、およびワークフローの処理経過を渡すと、それらを転送部216が第3のデータ配信装置400に対して転送する。
このように、第7の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、上記第6の実施の形態の効果に加え、システム内でワークフローの転送を複数回繰り返しながら、複数のジョブを効率良く負荷分散処理することができる。
(第8の実施の形態)
図13は、本発明の第8の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図であり、図14は、第8の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。図13に示すように、第8の実施の形態にかかるデータ配信システムの特徴は、第1のデータ配信装置100の転送認識部135にワークフローの転送回数を認識する転送回数認識手段と、ワークフローの転送可能回数が指定できる転送可能回数指定手段とを具備し、転送受付部109には、ワークフローを受信する度にワークフローの転送回数を増加させて保管する転送回数保管手段を備えた点にある。
このため、第8の実施の形態では、転送認識部135の転送回数認識手段によりワークフローの転送回数を認識し、転送可能回数指定手段で指定した転送可能回数を超えている場合は転送制限を行うことにより、必要以上の分散処理による非効率化を防止することができる。
第8の実施の形態にかかるデータ配信システムの動作は、まずユーザが予めデータ配信装置の転送認識部135の転送可能回数指定手段を使ってワークフローの転送可能回数を指定すると、これが最大転送回数となる(図14参照)。この転送可能回数が指定されたワークフローを使って、他のデータ配信装置に順次転送しながら負荷分散処理を行うと、転送受付部109でワークフローを受け付けるたびに、ワークフローの転送回数を増加させて転送回数保管手段に保管される。
転送が繰り返されるとワークフローの転送回数が増え、転送認識部135の転送回数認識手段によって認識した転送回数が転送可能回数指定手段で指定した転送可能回数を超えた場合は、これ以上転送できないように制限する。
このように、第8の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、上記第7の実施の形態の効果に加え、システム内においてワークフローを転送しながら負荷分散処理する際に、予め指定した転送可能回数を超えてワークフローを転送しようとすると、自動的に転送制限がかかるため、必要以上の分散処理を行うことによる非効率化を防止することができる。
また、第8の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、転送受付部109の転送回数保管手段によりワークフローが転送される度に転送回数を増加させて保管するため、確実にワークフローの転送回数制限を管理することができる。
(第9の実施の形態)
図15は、本発明の第9の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。図15に示すように、第9の実施の形態にかかるデータ配信システムの特徴は、第7または第8の実施の形態にかかるデータ配信装置に、ワークフロー定義と、そのワークフロー定義に対応したワークフロー識別情報とを保管するワークフロー保管手段としてのワークフロー保管部110をさらに備えている点にある。このワークフロー保管部110は、図15の第2のデータ配信装置210および第3のデータ配信装置400に同様に具備されている。
上記第1〜第8実施の形態では、ワークフロー定義自体を他のデータ配信装置に転送することにより、ジョブの分散処理を行ってきたが、本第9の実施の形態では、転送部106から転送するワークフロー定義に代えて、そのワークフロー定義に対応した識別情報を転送するものである。これにより、ワークフロー識別情報を受け取った転送先のワークフロー保管部110では、ワークフロー識別情報に対応したワークフロー定義を取得し、これを用いてワークフローを継続処理することができる。
第9の実施の形態にかかるデータ配信システムの動作は、ユーザの操作により第1のデータ配信装置100の実行受付部101に対して、処理データとワークフローとが入力され、データ処理部103でジョブが実行された後、転送認識部105と転送条件管理部107とにより、転送条件を満たす転送先の位置情報を読み取って、ワークフロー実行部102に渡す。ワークフロー実行部102は、ワークフロー保管部110にアクセスして、転送するワークフロー定義(ここでは、定義Aとする)に対応するワークフロー識別情報(識別情報A)を取り出し、転送部106に対して処理中のデータ、ワークフローの処理経過と共に渡す。転送部106は、転送先の位置情報に従って、例えば第2のデータ配信装置210に対し処理中のデータ、識別情報A、およびワークフローの処理経過を転送する。
第2のデータ配信装置210の転送受付部では、転送データの受け付けを行い、ワークフロー実行部202に対してワークフローの実行を要求するが、識別情報Aしか受け取っていないため、第2のデータ配信装置210のワークフロー保管部にアクセスし、識別情報Aに対応したワークフロー定義Aを取得する(図15の第1のデータ配信装置100参照)。
第2のデータ配信装置210のワークフロー実行部は、処理中のデータ、ワークフロー定義A、およびワークフローの処理経過に基づいて、例えばe−mail配信するといったジョブの処理をデータ送信部に対して依頼すると、データ送信部がデータをe−mail配信してワークフローが終了する。
なお、第2のデータ配信装置210から第3のデータ配信装置400に対してワークフローを転送する場合は、上記と同様に第2のデータ配信装置210のワークフロー保管部を使って、ワークフロー定義に対応したワークフロー識別情報に変換し、第3のデータ配信装置400に転送することにより、ワークフローの負荷分散処理を行うことができる。
このように、第9の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、第7または第8の実施の形態の効果に加えて、転送先のデータ配信装置にワークフローを転送する際に、ワークフロー定義そのものを転送する必要がなく、ワークフロー定義に代わる識別情報を送れば良いため、転送データ量を大幅に少なくすることができる。これにより、データの転送時間を短縮することができると共に、ネットワーク300を使って大量かつ高速にワークフローの負荷分散処理を行うことが可能となる。
(第10の実施の形態)
図16は、本発明の第10の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。図16に示すように、第10の実施の形態にかかるデータ配信システムの特徴は、第1のデータ配信装置100に、ワークフローの転送先となるデータ配信装置をネットワーク300上から検索するデータ配信装置検索手段としてのデータ配信装置検索部と、他のデータ配信装置のデータ配信装置検索部からの検索に対して応答を行う応答手段としての応答部とをさらに備えている点にある。このデータ配信装置検索部と応答部とは、図16の第2のデータ配信装置210および第3のデータ配信装置400にも同様に具備されている。
データ配信装置検索部は、負荷分散処理を行うための転送先となり得るデータ配信装置をネットワーク上から検索するものである。その検索結果は、検索先であるデータ配信装置の応答部からの応答として受信される。そして、データ配信装置検索部は、その応答内容に基づいて、図16の転送条件管理部107における転送先装置や転送条件等に反映されるように登録する。
応答部は、他のデータ配信装置のデータ配信装置検索部からの検索に対して、必要な情報を応答するものである。応答内容としては、例えば、自身のデータ配信装置で実行可能なワークフロー識別情報、処理可能なジョブ、あるいは転送条件、他のデータ配信装置との間の優先順位などが考えられるが、必ずしもこれに限定されない。
第10の実施の形態にかかるデータ配信システムの動作は、必要に応じてデータ配信装置検索部からネットワーク300上にある他のデータ配信装置に対して検索が行われる。検索対象となったデータ配信装置の応答部は、検索内容に応じて自身のデータ配信装置において、負荷分散処理を行う転送先となり得るかどうかの情報を応答情報として返送する。
検索を行ったデータ配信装置のデータ配信装置検索部は、検索対象のデータ配信装置の応答部からの応答を受信すると、その応答内容を転送条件管理部107に反映させるように登録する。例えば、応答内容が応答側のデータ配信装置で実行可能なワークフロー識別情報であった場合は、第1のデータ配信装置100のワークフロー保管部110のワークフロー識別情報に登録されている識別情報と照合し、対応した識別情報が登録されていない場合は、識別情報を使って転送できないため、転送先装置として登録しないようにする。あるいは、ワークフロー定義を転送する転送先として新たに登録する。これ以外の応答内容として、処理可能なジョブが変更された場合は、転送条件管理部107の転送条件を登録し直すようにする。また、データ配信装置間の優先順位を応答してきた場合は、これを参照して、登録済みの優先順位を変更するようにしても良い。
このように、第10の実施の形態にかかるデータ配信システムによれば、第9の実施の形態の効果に加え、必要に応じてデータ配信装置検索部を使うことによりネットワーク上のデータ配信装置を検索し、転送先の情報を積極的に収集することができる。これにより、ネットワーク300上に新たなデータ配信装置が接続されたり、接続されていたデータ配信装置が切断されたりして、システム環境が変化したとしても、常に最新の情報を収集して転送条件管理部107の内容を登録し直すことにより、最も効率的にワークフローの分散処理を行うことができる転送先を自動選択することができる。
なお、上記実施の形態にかかるデータ配信システムのデータ配信装置は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。なお、表示装置や入力装置を具備しないデータ配信サーバにより構成することも可能である。
また、上記実施の形態のデータ配信システムで実行されるデータ配信プログラムは、インストール可能な形式、または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
さらに、上記実施の形態のデータ配信システムで実行されるデータ配信プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納しておき、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記実施の形態のデータ配信システムで実行されるデータ配信プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、上記実施の形態のデータ配信システムで実行されるデータ配信プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
また、上記実施の形態かかるデータ配信システムは、ユーザがネットワークに接続された複合機(MFP)などを使って、ネットワーク上に接続された複数のデータ配信サーバに対してワークフローの負荷分散処理を依頼する場合などに好適に用いることができる。
本発明の第1の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。 本発明の第5の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。 本発明の第6の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 第8の実施の形態にかかるワークフロー例を示す図である。 本発明の第9の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第10の実施の形態にかかるデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 ワークフローの一例を示す図である。 ワークフロー中の特定ジョブを他システム上で処理するワークフローの一例を示す図である。 従来のデータ配信システムの構成図である。
符号の説明
100 第1のデータ配信装置
101 実行受付部
102 ワークフロー実行部
103 データ処理部
104 データ送信部
105,115,125,135 転送認識部
106 転送部
107 転送条件管理部
108 負荷監視部
109 転送受付部
110 ワークフロー保管部
200,210 第2のデータ配信装置
201 転送受付部
202 ワークフロー実行部
203 データ送信部
204 データ処理部
211 実行受付部
212 ワークフロー実行部
213 データ処理部
214 データ送信部
215 転送認識部
216 転送部
217 転送条件管理部
218 負荷監視部
219 転送受付部
300 ネットワーク
400 第3のデータ配信装置

Claims (13)

  1. 入力されたデータに対し事前に定義されたワークフローに従って処理を行う複数のデータ配信装置がネットワークを介して接続され、前記ワークフローの実行をユーザから依頼される第1のデータ配信装置と、前記ワークフローの途中まで実行されたワークフローの完遂を依頼される第2のデータ配信装置とを少なくとも有するデータ配信システムであって、
    前記第1のデータ配信装置は、
    ユーザから処理対象のデータとワークフローの実行依頼とを受け付ける実行受付手段と、
    処理対象のデータに対してワークフロー定義に従った処理を行う第1のデータ処理手段と、
    ワークフローに記載されているワークフローの転送先となるデータ配信装置を読み取る転送認識手段と、
    前記処理対象のデータと、前記ワークフロー定義と、ワークフローの処理経過とを転送する転送手段と、
    を備え、
    前記第2のデータ配信装置は、
    他のデータ配信装置から処理対象のデータと、ワークフロー定義と、ワークフローの処理経過とを受け付ける転送受付手段と、
    ワークフローの処理経過に基づいてワークフローの未実行部分から継続して実行するワークフロー実行手段と、
    データを他の装置に送信するデータ送信手段と、
    を備え、
    前記第1のデータ配信装置で実行中のワークフローを途中で前記第2のデータ配信装置に転送する際に、処理対象のデータ、ワークフロー定義、ワークフローの処理経過を送信し、ワークフロー上で未実行となっている所から前記第2のデータ配信装置がワークフローを継続処理することを特徴とするデータ配信システム。
  2. 前記第2のデータ配信装置は、データに対して何らかの処理を行うことが可能な第2のデータ処理手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のデータ配信システム。
  3. 前記第1のデータ配信装置の転送認識手段は、ワークフローに転送先となるデータ配信装置を複数登録可能にしたことを特徴とする請求項1に記載のデータ配信システム。
  4. 前記第1のデータ配信装置の転送認識手段は、登録されている複数の転送先のデータ配信装置に優先順位を設定し、その優先順位に従って転送先となるデータ配信装置を選択することを特徴とする請求項3に記載のデータ配信システム。
  5. 前記第1のデータ配信装置は、転送先となるデータ配信装置とその転送条件とを少なくとも管理する転送条件管理手段をさらに備え、
    ワークフローの実行中に前記転送条件管理手段の転送条件を満たすと、ワークフローの転送を実行することを特徴とする請求項3または4に記載のデータ配信システム。
  6. 前記第1のデータ配信装置は、転送先となるデータ配信装置の負荷を監視する負荷監視手段をさらに備え、
    その監視結果に従って転送先となるデータ配信装置の優先順位を変動可能としたことを特徴とする請求項4または5に記載のデータ配信システム。
  7. 前記システム内のデータ配信装置は、
    前記転送受付手段と、前記転送認識手段と、前記転送手段と、前記転送条件管理手段とを少なくとも備え、
    他のデータ配信装置から転送されたワークフローをさらに別のデータ配信装置に転送を可能にすることを特徴とする請求項5または6に記載のデータ配信システム。
  8. 前記データ配信装置の転送認識手段は、
    ワークフローの転送回数を認識することができる転送回数認識手段と、
    ワークフローの転送可能回数が指定できる転送可能回数指定手段と、
    を備え、
    前記データ配信装置の転送受付手段は、
    ワークフローを受信する度にワークフローの転送回数を増加させて保管させる転送回数保管手段を備え、
    前記転送回数認識手段によってワークフローの転送回数を認識し、前記転送可能回数指定手段で指定された転送可能回数を超えている場合は転送制限を行うことを特徴とする請求項7に記載のデータ配信システム。
  9. 前記システム内のデータ配信装置は、
    ワークフロー定義と、これに対応したワークフロー識別情報とを保管するワークフロー保管手段をさらに備え、
    前記転送手段から転送する前記ワークフロー定義に代えて、当該ワークフロー定義に対応するワークフロー識別情報を転送し、転送先のワークフロー保管手段では受信したワークフロー識別情報に基づいてワークフロー定義を取得して、ワークフローを継続処理することを特徴とする請求項7または8に記載のデータ配信システム。
  10. 前記システム内のデータ配信装置は、
    ワークフローの転送先となるデータ配信装置をネットワーク上から検索するデータ配信装置検索手段と、
    他のデータ配信装置のデータ配信装置検索手段からの検索に対して応答を行う応答手段と、
    をさらに備え、
    前記データ配信装置検索手段は、ネットワーク上の他のデータ配信装置の応答手段からの応答を受信して、転送先となり得るデータ配信装置を前記転送条件管理手段に登録することを特徴とする請求項5〜9のいずれか一つに記載のデータ配信システム。
  11. 入力されたデータに対し事前に定義されたワークフローに従って処理を行う複数のデータ配信装置がネットワークを介して接続され、第1のデータ配信装置がユーザからワークフローの実行を依頼されると、ワークフローの途中まで実行されたワークフローが第2のデータ配信装置において継続的に処理されるデータ配信方法であって、
    前記第1のデータ配信装置において、ユーザから処理対象のデータとワークフローの実行依頼とを受け付ける実行受付ステップと、
    処理対象のデータに対してワークフロー定義に従って処理を行うデータ処理ステップと、
    ワークフローに記載されているワークフローの転送先となるデータ配信装置を読み取る転送認識ステップと、
    前記処理対象のデータと、前記ワークフロー定義と、ワークフローの処理経過とを転送先へ転送する転送ステップと、
    を含み、
    第2のデータ配信装置において、他のデータ配信装置からの処理対象のデータと、ワークフロー定義と、ワークフローの処理経過とを受け付ける転送受付ステップと、
    ワークフローの処理経過に基づいてワークフローの未実行部分から継続して処理を実行するワークフロー実行ステップと、
    データを他の装置に送信するデータ送信ステップと、
    を含み、
    前記第1のデータ配信装置で実行中のワークフローを途中で前記第2のデータ配信装置に転送する際に、処理対象のデータ、ワークフロー定義、ワークフローの処理経過を送信し、ワークフロー上で未実行となっている所から前記第2のデータ配信装置がワークフローを継続処理することを特徴とするデータ配信方法。
  12. 請求項11に記載されたデータ配信方法をコンピュータで実行させることを特徴とするデータ配信プログラム。
  13. 請求項12に記載のデータ配信プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
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