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JP2008225930A - 駐車場運営管理システム - Google Patents

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JP2008225930A
JP2008225930A JP2007064232A JP2007064232A JP2008225930A JP 2008225930 A JP2008225930 A JP 2008225930A JP 2007064232 A JP2007064232 A JP 2007064232A JP 2007064232 A JP2007064232 A JP 2007064232A JP 2008225930 A JP2008225930 A JP 2008225930A
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JP2007064232A
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Seiji Mishima
盛司 美島
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MISHIMA KK
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MISHIMA KK
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Abstract

【課題】駐車場運営者の設備投資を低減し、利用者の利用料金後払いを可能にする有料駐車場運営管理システムを提供する。
【解決手段】 センター1が、携帯電話事業会社4が主に運用する設備以外の本システムに関るシステム運用と管理を統括して行い、主に、駐車場運営管理者2の募集及び運用の委託契約、利用者3の募集及び登録業務と登録データ管理、利用者3が駐車場利用の際センター1と送受される利用データ及びそのデータの照合、係員7の管理であり、利用者3からセンター1へ送るデータは、利用者3の携帯電話13のアンテナ45から電波として送信され、携帯電話事業会社4のアンテナ46で受信され、受信されたデータは、携帯電話事業会社4の設備15を介しインターネット18又は専用線19を経由しセンター1のWEBサーバー10へ伝送される。
【選択図】図10

Description

個別識別が可能な携帯無線端末に搭載された画像認識機能等を用い、標識状や床面、車止め、壁等に表示されたバーコードシンボルや二次元シンボルの自動認識システムを利用し、有料駐車場の利用及び料金収受を簡便確実化し且つ駐車車両を特定化できる有料駐車場を構築する駐車場運営管理のシステム。
本システムを利用し、駐車違反の摘発、車両及び携帯無線端末の盗難等確認管理を可能にする駐車場運営管理のシステム。
特に公設の道路等路上に設置された駐車場では、電気式で駐車スペース個々に対応するパーキングメーターにより駐車許可車両の識別及び一定料金の収受がなされている場合や、駐車範囲を指定し駐車する車両に対してパーキングチケットを発行しそれを車両に貼付させて駐車許可車両の識別及び一定料金の収受がされている。
空き地等に短期間臨時限定的に設置される駐車場で料金収受をしようとするケースでは、臨時に係員を配置するか、もしくは予め別途チケット等を発行し駐車料金を収受している。
駐車場等での料金収受を目的に地上設備と車載設備の間で通信を行い有料道路等の料金自動収受をおこなうシステムを利用した駐車場管理運営システムがある。
一般的な駐車場では、料金の確実な回収や人件費コストを下げるため無人化し、ゲート設備等を設置し入場時予め決められた料金を予め支払うか、入場時にチケットを受け取り出場時自動料金精算機等または管理人により利用時間に対応した料金の収受を行うか、また、車止め等を設備し料金の収受の終了まで駐車車両を固定することが行われている。
上述の駐車設備では、料金計算やつり銭の用意に手間を省く為、駐車料金が時間については、1時間単位、30分単位、15分単位など、また料金については、100円単位、50円単位などの仕組みになっている。
機械設備で料金の収受を行っている、ないしは、料金収受の係員が駐在する駐車場では、利用者が駐車料金の減額を受ける場合、駐車場が発行するチケット等を提示し、それに駐車場料金支払いシステムが感知できるカード或いは、減免する側が押したスタンプを、設備や係員がそのスタンプやカードを判断し料金を減免、駐車料金を現金で返金、または、商品価格から値引きを行うなど、別途割引券等を発行し対応している。
バーコード、QRコード、文字等自動認識表示を携帯無線端末で読み込み、物品を識別しインターネット等へアクセスさせるシステムが産業分野で普及している。
携帯無線端末では、ROMカード等を装着しそれに記憶させた個別の無線端末の識別データ送出により端末が特定できるシステムを予め備え、それらの認識を行っている。
携帯電話端末やプラスチック製カード等に組み込まれた電磁誘導システム等を利用し、予め記憶させた識別データ等を無線で送出し「個」を認識させ料金を収受するシステムにより、たとえば、携帯電話会社が代金の収受を代行し、鉄道運賃の支払い、店舗での物品購入等、現金やクレジットカード等に代替する支払い手段として利用されている。
一般的な駐車場は、概ね普通小型乗用車および軽自動車の利用を想定し設置運営されており予めそれ以外の車種が利用できない措置が講じられていることが少なくない。自動車ナンバープレートで「300」「100」番代で識別されている「普通自動車」「普通貨物自動車」の手軽な駐車に対応している駐車場はまれである。自動二輪車は、普通小型自動車の駐車スペースに駐車するか、専用のスペースが設けられている場合もあるが、利用者から見ると車体の大きさ、駐車場占有面積に対し駐車料金が割高に感じられたり、駐車場管理者から見ると、普通小型自動車の駐車スペースを有効に利用し複数の自動二輪車を駐車させ収益を向上させる手立てが取れないでいる。また、市街地での自転車や原動機付自転車の身勝手な駐輪等が問題になっている。
特許第3200010号公報
磁気カードに利用者情報等を記録させ駐車場設備で読み書きし料金の収受をおこない駐車場を管理する「駐車場管理システム」である。
駐車場に磁気カードを読み書きするための特別な設備を必要とする点で、投資負担が大きい。また、設備に電力を供給する必要があるため停電時には利用できない可能性がある。電力を使用するため、二酸化炭素排出増の原因となる。電気代、設備メンテナンス等のランニングコストが必要である。また、磁気カードの記録が外部からの磁力等の影響で容易に破壊されるか紛失する懸念もある。磁気カードを紛失した場合、データを盗まれる危険性が高い。
特許第3616050号公報
「入場する車両を検知」、駐車場に設置する機器と車両に積載された機器との間で情報を交換し駐車場を管理する「駐車場料金課金システム」である。
駐車場に車両との情報を交換するための特殊な設備が必要で、また、利用者も車両に情報を交換するための特殊な設備を必要とするため、投資負担が非常に大きい。設備に電力を供給する必要がある。電力を使用するため、二酸化炭素排出増の原因となる。電気代、設備メンテナンス等のランニングコストが必要である。また、無線で情報交換をするため、情報を盗まれる可能性がありセキュリティ性に問題がある。
特開2003−141689号公報
携帯電話から送信されるIDを利用し、個々の車両を駐車場内へ誘導し空きスペース情報の伝達や駐車料金の収受を行う技術である。
駐車場に車両ナンバーを読み込む設備が必要で、車止めにセンサーを取り付ける必要があり、設備及び設備工事に駐車場側の設備投資負担が大きい。センサー等の不具合により利用ができなくなる可能性がある。設備に電力を供給する必要がある。電力を使用するため、二酸化炭素排出増の原因となる。電気代、設備メンテナンス等のランニングコストが必要である。
特開2006−260363号公報
入力ゲート設備等で、携帯電話画面に表示されたバーコードを画像認識し読み込み、入り口設備ゲート等に設けられた車両ナンバー読取装置で車両ナンバーを読み込み、個々を認識認証させる技術である。
駐車場の入り口ゲート設備等で携帯電話に表示されるバーコードを画像認識し車両ナンバーを読み込む設備が必要で、設備に駐車場側の投資負担が大きい。設備に電力を供給する必要もある。電力を使用するため、二酸化炭素排出増の原因となる。電気代、設備メンテナンス等のランニングコストが必要である。
上述4点の従来技術が代表するように、駐車場を設置するにあたり料金収受や個々の認証を行うために特別な設備、例えば、ゲートや料金収受設備等、を設けることにより、駐車場運営者は、設備投資、付帯する電気工事などが必要となる。また、車載設備を必要とする場合には、利用者はそれらを車両に装着しなくてはならず、ひいては駐車場管理者、利用者とも経済的な負担が大きい。また、特別な装置を持つものを利用の対象として限定すると利用者の便宜性を著しく低下させる。
また、車両の形式が異なる場合の利用方法が全く想定されていないため、利用が著しく制限されるなどの問題点がある。
併せて、駐車場に機械式の料金収受システム等を設置する方式は、採算的に投下資本を回収するまで駐車場運営を続ける必要が生じ、土地利用による不動産収入が大きく見込める地域では収益性が悪く、土地利用による不動産収入が見込みにくい地域では投下資本負担が大きくなり投資効率が悪いため、安易な駐車場開設を阻害している。
これらの例と比較しても、本発明によるシステムは、例えば日本を例に取ると、人口以上の普及台数に達した携帯電話を利用できることで利用者は特別な投資を必要とせず、また、駐車場管理者は、簡便で安価なバーコードシンボルや二次元シンボルの自動認識を表示した掲示板等を準備するだけで駐車場の料金収受システムが構築可能であり、また、車種を問わず利用させることができれば、利用者の利便性を向上させ、駐車場運営管理者の利益を向上させることが可能になる。
本システムは、利用者と駐車場設置管理者双方に対し従来手法と比較して便宜性・簡便性経済性において他と比較ができない大きなメリットを持つ発明である。
これまで開設されている多くの一般的な駐車場を検案すると、駐車場開設管理者から見た場合、「いかに投資コストを少なくするか」「簡便に、場合によっては臨時であっても、有料駐車場を開設できるか」「料金の収受が確実安全にできるか」「駐車場の利用率を上げるか」「駐車場からの収益を高くできるか」が必要なことであり、一方、利用者側から見た場合、「安価に駐車場を利用できるか」「気軽に便宜性の高い駐車場が利用できるか」「特殊な車載設備等を新たに購入することなく利用できるか」「現金を所持せずとも利用できるか」「利用できる車種の種類が多いか」というような問題点があり、これらを解決することにより、安全で快適な車社会をさらに進歩させることができる。
一般の利用者だけでなく、妊婦・病弱者・身体障害者・老人等「社会的弱者」人たちの自動車利用移動を支援し、また、盗難車両の発見、犯罪に利用された携帯無線端末の発見、駐車違反の摘発など社会貢献につながり、さらに、自動車運転者のマナー向上と交通事故の防止に寄与できる簡便であるが有用なシステムが必要である。
また、経済力が乏しくインフラ整備への予算が確保しにくい発展途上の国々においても、また、先進国においても普及の可能性があるシステムの利用価値が高いと言える。
簡便な設備で有料駐車場が開設でき、料金収受を目的とした常駐の管理者等を必要とせず開場時間を問わず料金を収受できる駐車場管理運営システムの構築。
利用者が料金支払いにその場で現金の準備等駐車料金の支払いを必要とせず、設置管理者は料金の集金業務を主体的に行わなくてもよい駐車場管理運営システムの構築。
従来のように「四輪小型自動車」「軽自動車」を主体としたものではなく、「自動二輪車」「普通自動車」「普通貨物自動車」等が同じ駐車場を簡便に利用できる駐車場運営管理システム。また、「自動車」だけではなく、原動機付自転車や自転車など車両全体の利用を考慮した駐車場運営システム。
利用者が駐車時間や車種に準じた利用料金を支払うことができる駐車場システム。
利用者が定期的に第三者のシステムを利用しその利用料金を精算し、設置管理者は定期的に利用者たちの利用料金を第三者のシステムを利用し収受できる、設置管理者は、第三者が利用者から集金した利用料のうちから運営費等に相当する利益の配分を受けることができる駐車場システム。
利用者が買い物等で発行されるポイント等で駐車場利用料金の減免を受けることができる駐車場システム。
駐車場において駐車料金の支払いを逃れられる場合があるが、携帯電話等を利用し専門職員や専門知識がなくても手軽に駐車車両属性が照会可能な駐車場システム。
携帯無線端末のうちとりわけ携帯電話は、既に日本においてはその人口を越す普及を見せている。また、発展途上国においては、従来の電話設備のように電柱を立て電線工事をするような大規模な投資と比較し低コストで電話が利用できるため、携帯電話の普及が固定電話の普及に比較し優位に立っている。このため、携帯電話は情報の受け渡しの手段として利用が一層進むと考えられる。本システムは、主たる携帯無線端末として携帯電話を利用する。
一般の人々が日常持っている普及製品を利用しその付加価値を増すことが利用者の負担を少なくし便宜性を向上するために必要であり、多くの携帯電話に付帯されたバーコードシンボルや二次元シンボルの自動認識システムを利用する。
料金収受に関し、例えば、現状公設の路上パーキング等は一般的に1時間300円の定額料金を支払い駐車する場合が多い。これを、例えば、300円÷60分=5円/1分のように考えれば、駐車時間に対応した料金を徴収できるようにする。例えば、駐車時間が13分であれば、13分×5円=65円、38分であれば、38分×5円=190円というような方法は、利用者にとって経済的なメリットを生む。また、設置者の運営コストを勘案すれば、最初の10分は一律100円、以後は、5分単位というように料金徴収を行うことも選択できる。
予め利用者の利用車両を特定させることで、携帯電話の盗難・紛失時の安全性をより高く確保すると共に違法駐車の助長を制限できる。また、車種により料金の増減をシステム側で調整し管理することができ、特に、自動二輪車の利用や普通貨物自動車の利用では有用である。
また、駐車場内に車椅子利用者等社会的弱者を対象にした専用駐車スペース等が設けられる場合には、予めその旨を登録した対象者に対し割引や無料利用の対応が容易にでき、健常者が間違って駐車しようとした場合には駐車できない旨のメッセージを携帯電話画面に表示し、駐車違反又は不正利用として対応ができる。
店舗で買い物をすることにより駐車料金の割引を受けられるケースがあるが、システムを利用し割引分の還元を実施することができれば、駐車場利用者のメリットが広がる。昨今、複数の事業者がその購入金額や委託事案に対し割引目的や支払いの代替で「ポイント」を発行し対処する場合が増えているが、このような「ポイント制度」とリンクさせ、駐車料金の実質的な割引や逆に駐車場利用でのポイント付与などを行い、利用者メリットを増加させる。
利用者は駐車場利用料金を、予め決められた金融機関により定期的に一定期間の駐車料金を、センターに代行して一括請求され支払う。
情報処理の規模、個人情報守秘の観点から「センター」を設置し事務的な管理を行うことが望ましい。
利用者が支払う料金から、センターはその運営費を引いた金額を駐車場設置管理者に支払うことにより駐車場設置管理者の利益を確保する。また、駐車場設置管理者が開設時や維持のため必要な経費を、この支払いから差し引き支払われる仕組みを用意できればなおよい。
車種別の自動認識表示を準備し、もしくは、利用者に予め特定車の登録をさせないことは利用者の便宜性を向上させるが、設置管理側のコストが上がること、利用者の不正使用の助長に対する懸念があり適当ではない。法人等が所有する営業車や宅配業務など貨物運搬業務事業者などにおいては、料金収受に信頼性を確保できるため、1台の携帯無線設備に対し複数の車両登録し利用できれば、業務の効率化を支援することができる。
請求項1により、特に次のような効果が生まれる。
有料駐車場を開設しようとする場合、料金を収受するための機械設備は不要となるため、駐車場を開設する場合の設備や付帯的な電気工事のための投資等の大幅な低減や設備メンテナンスも不要となるため、ランニングコストが大幅に低減できる。
駐車場で料金の収受する常駐の係員等が不要になり、人件費等管理費の大幅な低減が可能になり、ランニングコストが大幅に低減できる。
駐車場で電気等エネルギーの消費が減るため、省エネで環境に優しい。
チケット等を別途発行しないため、資源の節約にもなり環境に優しい。
違法駐車や、駐車する車の効率化を促進し、駐車場を探し目的地周辺を走りまわる距離が減少し、エンジンを掛けたまま車両から離れるなどの行為が減り、燃料の節約を助長することも可能であるため環境に優しい。
駐車場として運用可能な条件を持つ場所であれば、例え1日間等短期間であっても気軽に有料駐車場の開設が可能になるため、商店街など繁華街に設置された駐車場で、平日は社用車や社員駐車場として利用している駐車場を、例えば夜間、土曜日、日曜日、祝日など社員の利用が無い日時等を限定的に一般向け有料駐車場として開放することも可能であり、周辺商店街等の来店誘致策として有効であり活気を失っている従来からの市街地等の商店街地域等の活性化に貢献できる。
請求項2により、特に次のような効果が生まれる。
利用者は、365日24時間駐車場の利用が可能になる。
利用者は、利用した実利用時間に対応した細かな料金体系で利用でき、料金を後払い精算できるため利用に際し現金が不要となる。
利用者は、利用に際し車種に応じた駐車場を選択する必要がなくなる。
普通小型自動車の駐車スペースを2台分利用したりしトラックを停車できるようにすることで、宅配便や企業の配送業務等での短時間有料利用を促す。運転者の駐車場を探す心理的疲労を緩和することが期待でき、交通渋滞や交通事故の原因になる市街地での違法駐車を減少させることができる。
頻繁に駐車場の利用が進み駐車場の空き時間が少なくなれば、駐車場運営管理者の収入が増える。
原動機付自転車や自転車等すべての車両を対象にした駐車場運営が容易に可能になる。
請求項3により、特に次のような効果が生まれる。
違法駐車の監視にあたって安価な市販の携帯電話を違反の確認事務等に使用できるため、駐車場監視員等が専用機械操作等の特殊な手順を学習する負担が少なくなり、予算確保に問題を抱える中小自治体においても制度導入が容易になる。
病院や商店街等公共施設内外の駐車場では、例えば、車椅子利用者専用など「専用駐車場」を運営しやすくなる。
本システムの主たる構成者を以下に説明し、図1に示す。
本システムの主たる構成者は、本システムのセンター(統括運営者)1、駐車場運営管理者2、利用者3、携帯電話事業会社4、 の4者で主に構成され、金融機関5、官公庁また関係する諸団体諸法人6との連携も利便性をさらに向上させる。また、駐車場の保全を目的とする係員7が関与する。
本システムを利用及び運用するために主に必要なハードウエアについて以下に説明し、図2に示す。
本システムの主要なハードウエアは、センター1のWEB(ウエブ)サーバー10、センター1のDAT(データ)サーバー11、駐車場運営管理者2が設置するバーコードシンボルや二次元シンボルの自動認識表示12、利用者3や係員7の携帯電話13、利用者3の車両14、携帯電話事業会社4の本システムに関係する設備15、金融機関5の本システムに関係する設備16、官公庁また関係する諸団体諸法人6の本システムに関係する設備17、係員7の携帯電話13である。また、データと伝送には、インターネット18、専用線19、を利用する。
センター1の主なハードウエアを以下に説明し、図3に示す。
センター1は、WEBサーバー10、DATサーバー11、で主に構成される。
WEBサーバー10は、主に外部とインターネット18や専用線19を経由しセンター1との関するプログラムやデータの管理を主に処理する。内部に記憶装置112を持つ。内部記憶装置には、登録フォームを記憶する領域A、利用に関る定型文等を記憶する領域B、データを一時記憶する領域Cを持つ。
DATサーバー11は、利用者3の登録及び利用に関するデータや駐車場の利用に関するデータ等運用に関するプログラムやデータの管理を主に処理する。内部に記憶装置114を持つ。内部記憶装置には、登録データを記憶する領域D、拒否データを記憶する領域E、照会比較データを記憶する領域F、利用終了データを記憶する領域G、を持つ。
本システムで運用管理される有料駐車場の代表事例を以下に説明し、図4に示す。
本システムで運営管理される有料駐車場は、例えば、公道上等に区画線等で駐車位置を表示したりし設けられる。 また、特定の土地や建物内等に駐車位置を区画線等表示したり、また、特に駐車位置を指定せず適当に車両の駐車が可能であったりする。
本システムで使用する自動認識表示4を以下に説明し、図5に示す。
自動認識表示12は、バーコードシンボル20や二次元シンボル21を金属22やプラスチック23又は木材24やコンクリート25等に印刷し、それらを交通標識様に設置26したり、支柱面27、施設柱面28、車止め228の一部分、床面29、天井面30等取り付けたり、それらに建物の壁面31等に直接印刷したりして表示する(図0)。
なお、バーコードシンボルや二次元シンボルだけでなく、二次元上に印刷等によって表記可能な文字コードなども認識し使用できる。
本システムで使用する自動認識表示12の設置姿の事例を以下に説明し、図6、図7、図8に示す。
自動認識表示12は、利用車両14の一車両の駐車スペース32に対応し表示することが望ましい。
例えば、普通小型自動車33の大きさを標準スペースとして設置した場合に、大型車34を停車させるため、普通小型自動車33複数台分のスペースを利用できるようにし、代わりに、大型車用、普通小型自動車用と2セットの自動認識表示12をすることもよい(図6)。
また、上記駐車スペース32で、自動二輪車35、原動機付自転車36、自転車37等を駐車させようとする場合、同じ駐車スペース32では無駄が発生する場合、利用案内掲示38等で駐車位置39を指示し、同じように車種別の自動認識表示12を準備してもよい(図7)。
駐車場の利用方法によっては、入口出口に入場と出場を管理するように一括して児童認識表示12を表示することもよい。自動認識表示12の表示方法は、その他、運営しようとする駐車場の料金及び利用方法によって適時対応してもよい(図8)。
ハードウエアのうち、利用者3の携帯電話13の機能を以下に説明し、図9に示す。
本システムで利用者3が利用する携帯電話13は、予めROMカード40等により個別の識別が可能で個々の携帯電話13に対し暗証番号41等を設定することができ、カメラ機能42等を使用した画像認識による自動認識読取システム43が予め組み込まれ電子メール44の使用が可能でインターネット18へ接続が可能な携帯電話13を主に利用する。
本システムで運用される有料駐車場運営管理システムの相関概略を、図10に示す。
センター1の業務について以下に説明する。
センター1が、携帯電話事業会社4が主に運用する設備以外の本システムに関るシステム運用と管理を統括して行う。主に、駐車場運営管理者2の募集及び運用の委託契約、利用者3の募集及び登録業務と登録データ管理、利用者3が駐車場利用の際センター1と送受される利用データ及びそのデータの照合、係員7の管理である。尚、この全体システムは、携帯電話事業会社4が管理する設備及びシステムを利用し携帯電話事業会社4がセンター1として機能し運用しても良い。
利用者3からセンター1へ送るデータの一般的な伝送経路を以下に説明し、図11に示す。
利用者3からセンター1へ送るデータは、利用者3の携帯電話13のアンテナ45から電波として送信され、携帯電話事業会社4のアンテナ46で受信される。
受信されたデータは、携帯電話事業会社4の設備15を介しインターネット18又は専用線19を経由しセンター1のWEBサーバー10へ伝送される。
センター1から利用者3へ送るデータの経路を以下に説明し、図12に示す。
センター1のデータはWEBサーバー10から送り出され、インターネット18又は専用線19を経由し携帯電話事業会社4の設備15を介し携帯電話事業会社4のアンテナ46から電波として送信される。
送信されたデータは、利用者3のアンテナ45で受信され利用者3の携帯電話13に伝送される。
本システムは、利用者3が利用を開始しようとする場合事前にセンター1への登録を必要とする。利用者3のセンター1への利用登録の手順を以下に説明し、図13に示す。
利用者3は、携帯電話13のインターネット接続画面を使用しセンター1が運用する利用者の登録フォーム15をストレージしたWEBサーバー10にセンター1が指示したアクセスデータ(D1)を直接入力するか、または、携帯電話13に付帯する自動認識読取システム14でスキャンしアクセスデータ(D1)を読み込む(S1)。
このとき利用者3の携帯電話13で利用する電子メールアドレス(D2)も情報として付加し送付される。
利用者3は、これを送信する(S2)。
この時のアクセスデータ(D1)は、図11の経路を通りセンター1のWEBサーバー10に伝送される(S3)。
アクセスデータ(D1)は、WEBサーバー10内の記憶装置112の領域Aより登録フォーム(D3)を要求する(S4)。
WEBサーバー10はこれを処理し登録フォーム(D3)を利用者3の電子メールアドレス(D2)へ送出する(S5)。
WEBサーバー10は、直後アクセスデータ(D1)を記憶装置112の領域Cに一時記憶する(S6)。
登録フォーム(D3)は、図12の経路を経て利用者に伝送される(S7)。
受信された登録フォーム(D3)は、利用者3により携帯電話13の画面に表示される(S8)。
利用者3は、画面の説明に従い必要事項を主に手動で入力する(S9)。
利用者3は、入力が完了した後登録データ(D3)をセンター1へ送信する(S10)。
この時登録データ(D3)は、主に利用者3本人の氏名、生年月日、免許証番号、利用する車両14の標識番号47、車種、色、携帯電話13で利用する電子メールアドレス(D2)等であり、対応する携帯電話13に対し1台の特定された車両14を対応させることを原則とする。標識番号47は、たとえば自転車37を登録し利用する場合、防犯登録標識48を利用することが最良である。
データ(D3)は、図11の経路を利用しセンター1に送られる(S11)。
WEBサーバー10は、送付されたデータ(D3)をDATサーバー11に送られる(S12)。
DATサーバー11の記憶装置114領域Fに一時記憶する(S13)。
DATサーバー11の記憶装置114領域Fに一時記憶されたデータ(D3)は、手作業もしくはプログラム(D4)によりDATサーバー11の記憶装置114領域Fに記憶された照合用データ(D5)もしくは外部から提供される照合データ(D6)と比較照合される(S14)。
この時、比較照合されるものは、利用者3と携帯電話13契約者が同じであるか、免許証は利用者本人のものであり有効な免許証であるか、免許証の紛失・盗難等の届出が出ていないか、車両は本人名義か、車両の盗難情報はないか、利用者3に指名手配及び失踪の届出がないか等が特に比較照合されることがよい。
比較照合されたデータ(D3)に問題がなければ、DATサーバー11の記憶装置114領域Fに一時記憶されたデータ(D3)を、DATサーバー11記憶装置114領域Dに移行する(S15)。
登録データ(D7)として記憶し処理し利用登録を完了する(S16)。
データ(D3)の移行が完了したことをDATサーバー11がWEBサーバー10に通告する(S17)。
WEBサーバー10は、DATサーバー11からデータ(D7)を参照し利用者3に登録が完了したことを記憶装置112領域Aにある案内文及び登録の内容及び利用方法の案内及び利用の際使用するプログラム(D8)をダウンロードするアドレス(D9)を記した電子メール(D10)を自動作成し電子メール(D10)の送付準備をする(S18)。
利用者3の携帯電話13の電子メールアドレス(D2)へ電子メール(D10)を送信する(S19)。
電子メール(D9)は、図12の経路を経て利用者3の携帯電話13に伝送され受信される(S20)。
利用者は、電子メール(D10)を画像表示する(S21)。
利用者3は、電子メール(D10)に表示されたアドレス(D9)にアクセスする(S22)。
プログラム(D8)をダウンロードする(S23)。
WEBサーバー10は、記憶装置112領域Cに一時記憶されたアクセスデータ(D1)を削除する(S24)。
利用者3は、携帯電話13にプログラム(D8)をインストールする(S25)。
利用登録が完了し利用が開始できる(S26)。
比較照合されたデータ(D3)に問題があれば、次の処理を行う。
DATサーバー11の記憶装置114領域Fに一時記憶されたデータ(D3)を、DATサーバー11の記憶装置114領域Eに移行し拒否データ(D11)として記憶する(S27)。
DATサーバー11は、記憶装置114領域Fに一時記憶したデータ(D3)を消去する(S28)。
データ(D3)の移行が完了し、拒否データ(D11)として記録されたことをWEBサーバー10に通告する(S29)。
WEBサーバー10は、DATサーバー11の記憶装置114領域Eにある拒否データ(D11)を参照し記憶装置112領域Aにある登録拒否の案内文を記した電子メール(D12)を自動作成し利用者3に登録が拒絶されたことを案内する電子メール(D12)の送付準備をする(S30)。
この時案内文には、拒絶に至った理由が記される。
利用者3の携帯電話13の電子メールアドレス(D2)へ電子メール(D12)を送信する(S31)。
電子メール(D12)は、図12の経路を経て利用者3の携帯電話13に伝送され受信される(S32)。
利用者3は、電子メール(D12)を受信する(S33)。
利用者3は、電子メール(D12)を画像表示する(S34)。
利用者3は、利用が拒絶されセンター1から送付された拒絶理由を改善することなしに利用ができない。
駐車場運営管理者2が駐車場を開設する手順を以下に説明し、図14に示す。
駐車場運営管理者2は、センター1へ駐車場の開設を書面で申請する(S35)。
申請内容は、管理団体名、代表者、住所等、及び、設置場所、必要な許認可に関する証明、駐車場の場所、利用料金、駐車場利用条件、その他センター1と打ち合わせが行われた別途契約条件等をもってセンター1に申請されることが望ましい。
センター1は、申請に基づき審査を行う(S36)。
審査の結果、契約が可であれば、センター1と駐車場運営管理者2が契約書面を交わす(S37)。
審査の結果、契約が不可であれば契約を拒絶する(S38)。
駐車場運営管理者2は、センター1との契約後駐車場として利用させようとする場所にセンター1と協議した方法で自動認識表示12を準備する(S39)。
その他掲示物として、駐車場の利用規定、管理者名などを掲示することが望ましい。これらの行為は、センター1が駐車場管理者2の助言を受けセンター1が指定するものに代行させてもよい。
本システムでは、有料駐車場の運営方法について、1.利用に時間制限がなく利用した時間に対応した料金支払いを求める運営方法、2.利用に時間制限がありその時間内であれば利用した時間に対応した料金支払いを求める運営方法、3.利用に時間制限がありその時間内であれば定額の料金支払いを求める運営方法、4.利用に時間制限がなく例えば月ぎめ等一定の料金を予め支払われることにより定期的な利用が可能な運営方法、5.利用に時間制限があり例えば月ぎめ等一定の料金を予め支払われることにより定期的な利用が可能な運営方法、等を想定している。
利用者3が駐車場を利用しようとする場合の開始方法の例を以下に説明し、図15に示す。
利用者3は、駐車場内の駐車スペース32に車両14を駐車させる(S40)。
利用者は、プログラム(D8)を起動させ利用者3の携帯電話13画面に駐車場利用申し込み画面表示する(S41)。
駐車場内にある自動認識表示12を利用者3が携帯電話13の画像認識で読み取り、データ(D13)をセンター1に送信する(S42)。
このときの自動認識の読取りは、自動車に搭載されたバックモニターやその他画像認識装置により自動認識表示12を読取り携帯電話13等を利用しデータ(D13)の送信を行ってもよい。また、GPS装置が搭載された携帯電話10を利用できる場合には、自動認識表示15を読み取った場所のGPS位置情報を同時に付加しセンター1へ送信することにより、表示が何らかの理由により移動されていないか確認照合する機能があってもよい。
この時のデータ(D13)は、図11の経路でセンター1まで伝達される(S43)。
データ(D13)は、センター1のWEBサーバー10に伝達しWEBサーバー10は、データ(D13)のコピーデータ(D14)を作成する(S44)。
データ(D13)を記憶装置112領域Cに一時記憶する(S45)。
WEBサーバー10は、データ(D13)のコピー(D14)をDATサーバー13に送付する(S46)。
DATサーバー11は、データ(D14)を記憶装置114領域Fに一時記憶する(S47)。
DATサーバー11は、記憶装置114領域D、E、Fそれぞれに記憶されている各データとデータ(D14)を比較照合する(S48)。
異常が無ければ、DATサーバー11は、データ(D14)を利用開始データ(D15)としてWEBサーバー10に返送する(S49)。
DATサーバー11は、データ(D14)を記憶装置114領域Fから消去する(S50)。
WEBサーバー10は、データ(D13)を記憶装置112領域Cから消去する(S51)。
WEBサーバー10は、DATサーバー11より受け取ったデータ(D15)を参照し利用者3に利用が開始できることを記憶装置112領域Aにある案内文で利用方法の案内及び利用上の注意事項等を記した電子メール(D16)を自動作成し電子メール(D16)の送付準備をする(S52)。
この時電子メール(D16)には、他と重複しない番号等管理記号50が付与される。
このデータ(D15)は、利用者3の駐車場利用終了までWEBサーバー10の記憶装置112領域Cで記憶される(S53)。
電子メール(D16)は、図12の経路で伝送される(S54)。
利用者3の携帯電話13に着信する(S55)。
利用者3は、携帯電話13で電子メールを開き画面で利用の許可を確認する(S56)。
利用者3の携帯電話10画面には、管理記号50、駐車場名称または住所、利用開始時間、利用可能時間等と、利用規定違反に対する警告、センター1や駐車場管理者2等の連絡先等が画面表示される。
利用者3は、そのまま利用を続けるとともにプログラム(D8)を終了する(S57)。
利用が拒絶される場合の例を以下で説明し、同じく図15に図示する。
(S40)から(S48)の処理は共通である。
異常があれば、DATサーバー11は、データ(D14)を利用拒絶データ(D17)としてWEBサーバー10に返送する(S58)。
DATサーバー11は、データ(D14)を記憶装置114領域Fから消去する(S59)。
WEBサーバー10は、データ(D13)を記憶装置112領域Cから消去する(S60)。
WEBサーバー10は、DATサーバー11より受け取ったデータ(D17)を参照し利用者3に利用ができないことを記憶装置112領域Aにある案内文で拒絶理由を記した電子メール(D18)を自動作成し送付準備をする(S61)。
この時電子メール(D18)には他と重複しない番号等管理記号51が付与される。
このデータ(D17)は、DATサーバー11の記憶装置114領域Eで記憶される(S62)。
電子メール(D18)は、図12の経路で伝送され利用者3の携帯電話13に着信する(S63)。
利用者3は、携帯電話13で電子メール(D18)を開き画面で利用拒絶を確認する(S64)。
利用者3の携帯電話13画面には、管理記号51、駐車場名称または住所、拒絶理由、発行時間、センター1や駐車場管理者2等の連絡先等が画面表示される。
利用者3は、速やかに当該車両14を移動するとともにプログラム(D8)を終了する(S65)。
利用者3が駐車場の利用を終了しようとする場合、「1.利用に時間制限がなく利用した時間に対応した料金支払いを求める運営方法」、「2.利用に時間制限がありその時間内であれば利用した時間に対応した料金支払いを求める運営方法」、「4.利用に時間制限がなく例えば月ぎめ等一定の料金を予め支払われることにより定期的な利用が可能な運営方法、」についてその終了方法の例を以下に説明し、図16に図示する。
利用者は、プログラム(D8)を起動させる(S66)。
利用者3は、利用開始時に読み込んだものと同じ自動識別表示12を読み込む(S67)。
利用終了データ(D19)をセンター1へ送信する(S68)。
この時データ(D19)は、図11の経路を使用し伝送される(S69)。
センター1は、利用終了データ(D19)受信する(S70)。
データ(D19)は、WEBサーバー10の記憶装置112領域Cに一時記憶される(S71)。
プログラム(D20)により同じ記憶装置112領域Cに記憶されている利用開始時のデータ(D15)と利用者情報等の比較照合を行う(S72)。
送られてきたデータ(D19)が利用開始時データ(D15)と必要な属性が合うことを照合できれば、その比較した結果をプログラム(D21)により駐車場利用時間及び料金を計算する(S73)。
終了データ(D22)を作成する(S74)。
データ(D19)とデータ(D15)が合致しない場合は、センター1は係員7に連絡する(S75)。
係員7が現場に出向く、もしくは、センター1の係員7が利用者と連絡を取る(S76)。
データ(D22)をWEBサーバー10の記憶装置112領域Cに一時記憶させる(S77)。
データ(D19)及び(D21)を消去する(S78)。
WEBサーバー10は、終了データ(D22)のコピーデータ(D23)を作成する(S79)。
データ(D23)をDATサーバー11の記憶装置114領域Gに格納し、利用者3個々の利用記録とする(S80)。
WEBサーバー10は、終了データ(D22)により記憶装置112領域Aにある案内文で利用者3に利用終了を受け付けたことを案内する電子メール(D24)を自動作成し送付準備をする(S81)。
この時電子メール(D81)には、利用開始時に送付した管理記号50が付与される。
電子メール(D81)は、図12の経路で伝送され利用者3の携帯電話13に着信する(S82)。
利用者3は、携帯電話13で電子メール(D24)を開き画面でセンター1が終了を受け付けたことを確認する(S83)。
利用者3の携帯電話13画面には、管理記号50、駐車場名称または住所、延べ利用時間、利用料金、センター1や駐車場管理者2等の連絡先等が画面表示される。
利用者3は、速やかに当該車両14を移動するとともにプログラム(D8)を終了する(S84)。
駐車利用に一定の時間制限が設けられている有料駐車場において、運用方法が 「2.利用に時間制限がありその時間内であれば利用した時間に対応した料金支払いを求める運営方法」、及び「3.利用に時間制限がありその時間内であれば定額の料金支払いを求める運営方法」、「5.利用に時間制限があり例えば月ぎめ等一定の料金を予め支払われることにより定期的な利用が可能な運営方法」、に該当する駐車場利用についてその終了方法の例を以下に説明し、同じく図16に図示する。
または、短時間駐車に対し料金の減免を実施する駐車場利用で料金の減免を希望しない場合、利用者3はソフトウエア(D3)を起動することなく車両14をそのまま移動させる(S85)。
または、駐車時間の制限が設けられ駐車料金の減免が行われない駐車場では、利用者3はソフトウエア(D3)を起動せず車両14をそのまま移動させる(S86)。
これらの場合、利用開始データ(D15)が記憶されているセンター1のWEBサーバー10は、経過時間が過ぎると、利用者3に対し記憶装置12領域Aにある案内文で利用者3に利用終了を案内する電子メール(D25)を自動作成し送付準備をする(S87)。
この時電子メール(D24)には、利用開始時に送付した管理記号50が付与される。
利用終了の案内電子メール(D25)を送付する(S88)。
電子メール(D25)は、図0の経路で伝送され利用者3の携帯電話13に着信する(S89)。
利用者3は、携帯電話13で電子メール(D25)を開き画面でセンター1から駐車終了のメッセージを確認する(S90)。
利用者3の携帯電話13画面には、管理記号50、駐車場名称または住所、利用料金、駐車場利用時間が終了し以降の駐車は駐車違反に問われる等の忠告メッセージ、センター1や駐車場管理者2等の連絡先等が画面表示される。
センター1のWEBサーバー10は、データ(D15)をDATサーバー11の記憶装置114領域Gにデータ(D26)として移行し、利用者3個々の利用記録とする。(S91)。
データ(D15)を消去する(S92)。
駐車場を利用する上で、周辺店舗等が利用者に対し駐車料金の負担・割引のサービスを実施する場合がある。本システムでも利用者3に対し利用料の負担・割引等還元をおこなうことを実施してもよい。また、その他6で運用している例えば通称「マイレージポイント」のようなシステムと連携し蓄積したポイントを駐車場料金の減免に利用してもよい。
センター1と利用者3に関する事務処理について以下に説明し、図17に図示する。
毎月1回等定期的にセンター1のDATサーバー11の記憶装置114領域Gに記録されている利用者3の利用データ(D23)(D26)を、プログラム(D27)で利用者ごとに集計を行う(S93)
集計データ(D28)を作成する。(S94)。
センター1は、集計データ(D28)を携帯電話事業者4または関係する諸機関6へ送る(S95)。
このときの経路は、インターネット18であっても専用線19であったてよい。また、光ディスクや磁気テープなど他の記録媒体の移動であってもよい。
携帯電話事業者4又は関係する諸機関6は、利用者3へ利用料の請求を行う(S96)。
利用者3は、携帯電話事業者4又は関係する諸機関6からの請求に基づき契約した方法で料金を支払う(S97)。
携帯電話事業者4又は関係する諸機関6は、利用者3から利用料金の集金後、センター1へ取り決めた方法で利用者3からの集金を支払う(S98)。
センター1と駐車場運営管理者2に関する事務処理について以下に説明し、図18に図示する。
毎月1回等定期的にセンター1のDATサーバー11の記憶装置114領域Gに記録されている駐車場別利用状況をまとめたデータ(D29)を、プログラム(D27)で集計を行う(S99)。
集計データ(D30)を作成する(S100)。
センター1は、駐車場運営管理者2に対し、決められた時期に一定の期間の利用者3から集金された駐車場利用料のうちから、センター1と駐車場運営管理者2との間で取り決められた運営委託費を差し引き支払う(S101)。
駐車中の車両に対し係員7がその車両を照会するプロセスについて以下に説明し、図19に図示する。
駐車中の車両に対し係員7が携帯電話13を利用し、該当する自動認識表示12を携帯電話13で読み込む(S102)。
データ(D31)をセンター1に送信する(S103)。
データ(D31)は、図11の経路で伝送されセンター1まで伝達される(S104)。
センター1で、データ(D31)を受信する(S105)。
受信したデータ(D31)と記憶されているデータ(D15)とを照合する(S106)。
または、センター1でデータ(D31)を受信する(S107)。
センター1のWEBサーバー10が記憶装置112領域Cにデータ(D31)として一時記憶する(S108)。
WEBサーバー10が関係機関6の設備17と接続する(S109)。
WEBサーバー10は、データ(D31)を関係機関6の設備17内にある照合に必要なデータ(D32)と比較作業を依頼する(S110)。
もしくは、関係機関6の設備17内にある比較用データ(D32)を受け取る(S111)。
WEBサーバー10のデータ(D31)と比較を行う(S112)。
WEBサーバー10は、照合結果をデータ(D33)として記憶装置112領域Cに一時記憶する(S113)。
このときのデータ(D33)は、その表示12に対し利用を登録している車両14等の標識番号47等を引用できればよい。
WEBサーバー10は、照合データ(D33)を記憶装置112領域Aにある案内文で係員7に電子メール(D34)を自動作成し送付準備をする(S114)。
この時電子メール(D34)には、利用開始時に送付した管理記号50が付与される。
電子メール(D34)は、図12の経路で伝送される(S115)。
係員7の携帯電話13に着信する(S116)。
係員7は、携帯電話13で電子メール(D34)を開く(S117)。
係員7の携帯電話13画面には、管理記号50、駐車場名称または住所、駐車中の車両14の標識番号47、センター1や駐車場管理者2等の連絡先等が画面表示される。
係員7が表示された車両情報を照合し合致するか否か判断する(S119)。
駐車中の車両が利用規定違反等を犯している可能性がある場合には、センター1または係員7は関係機関6に通報する等しかるべき対応をとる(S120)。
主たる構成者 主に必要なハードウエア センター1の主なハードウエア 有料駐車場の代表事例 自動認識表示の例 及び 表示例(その1) 自動認識表示の例 及び 表示例(その2) 自動認識表示の例 及び 表示例(その3) 自動認識表示の例 及び 表示例(その4) 携帯電話 本システムで運用される有料駐車場運営管理システムの相関概念図 利用者3からセンター1への一般的なデータの伝送経路 センター1から利用者3への一般的なデータの伝送経路 利用者3の利用登録に関するフローチャート 駐車場運営管理者2が駐車場を開設するフローチャート 利用者3が駐車場を利用しようとする場合の開始方法と利用拒絶の例の フローチャート 利用者3が駐車場を利用終了しようとする場合の終了方法の例の フローチャート センター1と利用者3に関する事務処理のフローチャート センター1と駐車場運営管理者2に関する事務処理のフローチャート 係員7の車両照会フローチャート
符号の説明
1 センター(統括運営者) 2 駐車場運営管理者
3 利用者 4 携帯電話事業会社
5 金融機関 6 官公庁また関係する諸団体諸法人 7 係員
10 センター1のWEBサーバー
11 センター1のDATサーバー
12 駐車場運営管理者2が設置する自動認識表示
13 利用者3や係員7の携帯電話 14 利用者の車両
15 携帯事業電話会社4の関係する設備
16 金融機関5の関係する設備
17 官公庁また関係する諸団体諸法人6の関係する設備17
18 インターネット 19 専用線
20 バーコードシンボル 21 二次元シンボル
22 金属 23 プラスチック 24 木材
25 コンクリート
26 交通標識様の表示
27 支柱面
28 施設柱面
29 床面
30 天井面
31 建物の壁面
32 駐車スペース
33 普通小型自動車 34 大型車 35 自動二輪車
36 原動機付自転車 37 自転車
38 利用案内表示 39 駐車位置
40 ROMカード
41 暗証番号
42 カメラ
43 画像認識による自動認識読取システム
44 電子メール
45 携帯電話13のアンテナ
46 携帯電話事業会社4のアンテナ
47 車両14の標識番号
48 自転車37の防犯登録標識
50 利用者の駐車場利用許可の管理番号
51 利用者の駐車場利用拒絶の管理番号
112 WEBサーバー10の記憶装置
114 DATサーバー11の記憶装置
228 車止め
D1 アクセスデータ
D2 利用者の電子メールアドレス
D3 登録フォーム
D4 プログラム
D5 内部記憶照合用データ
D6 外部提供照合データ
D7 登録データ
D8 プログラム
D9 アドレス
D10 電子メール
D11 拒否データ
D12 電子メール
D13 データ
D14 コピーデータ
D15 利用開始データ
D16 電子メール
D17 利用拒絶データ
D18 電子メール
D19 利用終了データ
D20 プログラム
D21 プログラム
D22 終了データ
D23 コピーデータ
D24 電子メール
D25 電子メール
D26 データ
D27 プログラム
D28 集計データ
D29 データ
D30 集計データ
D31 データ
D32 データ
D33 照合結果データ
D34 電子メール

Claims (3)

  1. 駐車場に表示されたバーコードシンボル、二次元シンボル、または、文字コードの自動認識表示を携帯無線端末に付帯した画像認識で読取ることにより利用が可能な駐車場で、利用料金の自動精算が可能な有料駐車場運営管理システム。
  2. 駐車場に表示されたバーコードシンボル、二次元シンボル、または、文字コードの自動認識表示を携帯無線端末に付帯した画像認識で読取ることにより利用が可能な駐車場で、駐車時間、または利用車種により相応な利用料金の支払いが可能になる有料駐車場運営管理システム。
  3. 駐車場に表示されたバーコードシンボル、二次元シンボル、または、文字コード等の自動認識表示を携帯無線端末に付帯した画像認識で読取ることにより利用が可能な駐車場で、駐車許可を与えた車両の特定を可能としそれらを照会、および、照合できる有料駐車場運営管理システム。
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