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JP2008219210A - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置および画像処理プログラム Download PDF

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JP2008219210A JP2007050809A JP2007050809A JP2008219210A JP 2008219210 A JP2008219210 A JP 2008219210A JP 2007050809 A JP2007050809 A JP 2007050809A JP 2007050809 A JP2007050809 A JP 2007050809A JP 2008219210 A JP2008219210 A JP 2008219210A
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Abstract

【課題】記録媒体を用いて画像の補正を指示する場合に、その指示を簡単かつ確実に検出することができる画像処理装置および画像処理プログラムを提供すること。
【解決手段】ユーザは、画像データの一部を補正したい場合に、プリンタ21により指定シートを印刷する。その指定シートには、画像データの画像が記録されており、ユーザはその画像の一部を赤ペンで囲み、スキャナ20で読み取らせる。すると、MFP1により赤ペンで囲まれた領域が検出され、その領域に対応する画像メモリ13に記憶される画像データが補正される。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関し、特に、記録媒体を用いて画像の補正を指示する場合に、その指示を簡単かつ確実に検出することができる画像処理装置および画像処理プログラムに関するものである。
従来より、ユーザによって画像の一部の領域が指定された場合に、その領域内の画像を補正する画像処理装置が知られている。このような画像処理装置に関し、特許文献1に記載されている技術では、原稿の画像を補正するために、原稿と同一サイズの半透明の編集シートを原稿に重ね、補正したい領域と補正処理の内容を示す処理マークとを記入する。そして、原稿と編集シートとを別々にスキャナで読み取り、編集シートに記入された指示に従って、指定された領域の画像を補正する。
特開平5−205028号公報(0018段落など)
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術を用いて、画像データの補正を行う場合は、まず画像データを記録媒体に記録し、それに編集シートを重ねて補正する領域を記入しなければならず大変煩わしいという問題点があった。また、画像データが記録された記録媒体を原稿台に載置する位置と、編集シートを原稿台に載置する位置とがズレた場合には、補正を指定した領域と、その領域に対応する画像とがズレて読み取られるため、正しく補正できないという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、記録媒体を用いて画像の補正を指示する場合に、その指示を簡単かつ確実に検出することができる画像処理装置および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置は、画像データに従った画像を記録媒体に記録する第1の記録手段と、その第1の記録手段によって記録媒体に記録された画像に付記される補正部分を示すマークを読み取る読取手段と、その読取手段によって読み取られた前記マークから前記補正部分を検出する検出手段と、その検出手段によって検出された補正部分の前記画像データを補正する補正手段と、その補正手段によって補正された画像データに従った補正画像を記録媒体に記録する第2の記録手段とを備え、前記第1の記録手段は、記録媒体に記録する前記画像を、前記第2の記録手段により記録媒体に記録される前記補正画像よりも濃度を薄くして記録する。
請求項2記載の画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装置において、前記検出手段は、前記マークの特性を有する画素を検出し、その画素の周囲に3以上の前記マークの特性を有する画素が存在する場合に、検出した画素は前記マークであると判定する。
請求項3記載の画像処理装置は、請求項1または2記載の画像処理装置において、前記検出手段は、検出された前記マークに外接する長方形の領域を前記補正部分として検出する。
請求項4記載の画像処理装置は、請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置において、前記読取手段はセンサにより画像を読み取るものであり、前記検出手段は、前記センサにより検出される色に基づいた画素値を、前記マークの特性を有する画素として検出する。
請求項5記載の画像処理装置は、請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置において、前記第1の記録手段は、前記画像データの補正部分の特定を補助する補助記号を記録媒体に記録する。
請求項6記載の画像処理装置は、請求項5記載の画像処理装置において、前記補助記号は、前記読取手段により読み取られるものであり、前記検出手段は、前記補助記号が記録されている位置に基づいて、前記マークの位置を検出して前記補正部分の位置を特定する。
請求項7記載の画像処理装置は、請求項5または6記載の画像処理装置において、前記補助記号は複数設けられており、前記第1の記録手段は、複数の前記補助記号をそれぞれ異なる色で記録する。
請求項8記載の画像処理装置は、請求項5から7のいずれかに記載の画像処理装置において、前記第1の記録手段は、前記補助記号を前記画像より濃度を濃くして記録媒体に記録する。
請求項9記載の画像処理装置は、請求項5から8のいずれかに記載の画像処理装置において、前記第1の記録手段は、前記記録媒体に記録された前記画像の対角線上に前記補助記号を記録する。
請求項10記載の画像処理装置は、請求項1から9のいずれかに記載の画像処理装置において、前記第1の記録手段は、モノクロで画像を記録する。
請求項11記載の画像処理装置は、請求項1から10のいずれかに記載の画像処理装置において、前記第1の記録手段は、前記画像を粗く記録媒体に記録し、前記第2の記録手段は、前記補正画像を密に記録媒体に記録する。
請求項12記載の画像処理プログラムは、画像データに従った画像を記録媒体に記録する第1の記録ステップと、その第1の記録ステップによって記録媒体に記録された画像に付記される補正部分を示すマークを読み取る読取ステップと、その読取ステップによって読み取られた前記マークから前記補正部分を検出する検出ステップと、その検出ステップによって検出された補正部分の前記画像データを補正する補正ステップと、その補正ステップによって補正された画像データに従った補正画像を記録媒体に記録する第2の記録ステップとをコンピュータに実行させ、前記第1の記録ステップは、記録媒体に記録する前記画像を、前記第2の記録ステップにより記録媒体に記録される前記補正画像よりも濃度を薄くして記録する。
請求項1記載の画像処理装置によれば、読取手段により、第1の記録手段によって記録媒体に記録された画像に付記される補正部分を示すマークが読み取られ、検出手段により、読み取られたマークから補正部分が検出される。補正手段により、検出された補正部分の画像データが補正され、第2の記録手段により、補正された画像データの画像が記録媒体に記録される。第1の記録手段により記録媒体に記録される画像は、第2の記録手段により記録媒体に記録される画像よりも濃度が薄く、その薄い濃度の画像にマークが付記されるので、画像とマークとの濃度に基づいてマークを簡単に検出することができるという効果がある。
請求項2記載の画像処理装置によれば、請求項1記載の画像処理装置の奏する効果に加え、検出手段により、マークの特性を有する画素が検出され、その画素の周囲に3以上のマークの特性を有する画素が存在する場合に、検出された画素はマークであると判定される。よって、マークの存否を確実に検出することができるという効果がある。
請求項3記載の画像処理装置によれば、請求項1または2記載の画像処理装置の奏する効果に加え、検出手段により、検出されたマークに外接する長方形の領域が補正部分として検出される。汎用の補正手段は、長方形の画像データを補正するものが多く、検出された長方形の画像データの補正に、その汎用の補正手段を使用することができるので、開発コストを下げることができるという効果がある。
請求項4記載の画像処理装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置の奏する効果に加え、検出手段により、センサによって検出される色に基づいた画素値が、マークの特性を有する画素として検出される。センサによって検出される色の画素値は、センサによって検出しづらい色の画素値よりも検出される値が大きいため、マークの特性を有する画素値をより確実に検出することができるという効果がある。
請求項5記載の画像処理装置は、請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置において、第1の記録手段により、画像データの補正部分の特定を補助する補助記号が記録媒体に記録されるので、補助記号が記録されていない場合と比べて画像データの補正部分の特定を簡単な処理で行うことができるという効果がある。
請求項6記載の画像処理装置は、請求項5記載の画像処理装置において、
検出手段は、補助記号が記録されている位置に基づいて、マークの位置を検出して補正部分の位置を特定するので、補助記号が記録されていない場合と比べて画像データの補正部分の位置の特定を簡単な処理で行うことができるという効果がある。
請求項7記載の画像処理装置は、請求項5または6記載の画像処理装置において、第1の記録手段により、複数の補助記号がそれぞれ異なる色で記録される。よって、記録媒体が傾いている状態で読取手段に読み取られても、その補助記号の位置と色とによって画像データの補正部分の特定を確実に行うことができるという効果がある。
請求項8記載の画像処理装置は、請求項5から7記載のいずれかに記載の画像処理装置において、第1の記録手段により、補助記号は画像データより濃度を濃くされ記録媒体に記録されるので、補助記号と記録された画像とを簡単に判別することができるという効果がある。
請求項9記載の画像処理装置は、請求項5から8のいずれかに記載の画像処理装置において、第1の記録手段により、記録媒体に記録された画像の対角線上に補助記号がを記録されるので、記録媒体が傾いている状態で読み取り手段に読み取られても、その傾きを算出できるので、その傾きを簡単に修正することができるという効果がある。
請求項10記載の画像処理装置は、請求項1から9のいずれかに記載の画像処理装置において、第1の記録手段より、モノクロで画像が記録されるので、カラーインクの消費を抑えることができるという効果がある。また、記録媒体に記録される画像がモノクロであるので、補正部分を示すマークがカラーで付記される場合は、マークと記録された画像とを簡単に判別でき、マークを簡単に検出することができるという効果がある。
請求項11記載の画像処理装置は、請求項1から10のいずれかに記載の画像処理装置において、選択手段により、画像を粗く記録媒体に記録する第1のモードと画像を密に記録媒体に記録する第2の記録モードとが選択される。選択手段による選択に関わらず、第1の記録手段により画像が粗く記録媒体に記録されるので、記録媒体に記録される画像データに付記される補正部分を示すマークと画像とを簡単に区別でき、マークを簡単に検出することができるという効果がある。
請求項12記載の画像処理プログラムは、読取ステップにより、第1の記録ステップによって記録媒体に記録された画像に付記される補正部分を示すマークが読み取られ、検出ステップにより、読み取られたマークから補正部分が検出される。補正ステップにより、検出された補正部分の画像データが補正され、第2の記録ステップにより、補正された画像データの画像が記録媒体に記録される。第1の記録ステップにより記録媒体に記録される画像は、第2の記録ステップにより記録媒体に記録される画像よりも濃度が薄く、その薄い濃度の画像にマークが付記されるので、画像とマークとの濃度に基づいてマークを簡単に検出することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態における画像処理装置を有した多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称す)1の外観構成を示した斜視図である。このMFP1は、プリンタ機能、スキャナ機能、及び、コピー機能などの各種機能を有している。
MFP1の本体の前面には、開口部5が設けられ内部が上下に仕切られている。開口部5の下側には、複数枚の記録用紙を積層収納可能な給紙カセット3が挿入されている。給紙カセット3は、A4サイズ等にカットされた記録用紙が収納可能に構成されている。開口部5の上側は記録済みの記録用紙が排紙される排紙部4となっている。
本体の内部には、CPU11からの指示に基づいて、所定の給紙位置(非図示)にセットされた記録用紙への記録を行うためのインクジェット方式のプリンタ21が内蔵されている。プリンタ21は、記録用紙を搬送する記録用紙搬送用モータ(非図示)と、記録用紙へインクを吐出する印字ヘッド(非図示)と、その印字ヘッドを搭載したキャリッジ(非図示)を移動させるキャリッジモータ(非図示)とを有している。
開口部5の上部には、スキャナ機能やコピー機能の実行時における原稿読取などのためのスキャナ20が配置されている。原稿カバー体8の下側には、原稿を載置するための載置用ガラス板(図示しない)が設けられており、原稿を読み取る場合は、原稿カバー体8を上側に開き、載置用ガラス板上に原稿を載置し、原稿カバー体8を閉じて原稿を固定する。そして、操作キー15の原稿読取キー15dを押下すると、載置用ガラス板の下側に設けられている原稿読取センサー(図示しない)により原稿紙面の画像が読み取られる。
読み取られた画像データは後述のRAM13(図2参照)における所定の記憶領域に格納される。なお、スキャナ20の原稿読取センサーには、例えばCIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Devide)が用いられており、原稿の画像の赤(R)、緑(G)、青(B)のそれぞれの色成分(画素値)を検出することができる。検出されたRGBの各画素値が合成されることによって、カラーの画像データが形成される。
原稿カバー体8の前方には、横長形状の操作パネル6が設けられており、操作キー15、LCD16、スピーカ17(図示しない)とを具備する。操作キー15には、印刷メニューを表示するための印刷メニューキー15a、LCD16に表示された項目を決定するための決定キー15b、LCD16に表示される画像データを選択する十字キー15c、載置用ガラス板上に載置された原稿を読み取る原稿読取キー15dなどが設けられている。また、利用者は、操作キー15の各種キーを押下することで、電源のオン/オフや、各機能の切り替えなどの操作を行うことができる。
LCD16には、メニューや操作手順や実行中の処理の状態が表示される。また、操作キー15の押下に対応する情報が表示されるので、利用者は記録する画像データやプリンタ21などの各種情報を確認することができる。スピーカ17は、操作キー15の操作音やエラー発生時の注意音を利用者に報知するものである。
開口部5の前面には、メモリカード22aを挿入するためのメモリカードスロット22が設けられている。メモリカード22aをメモリカードスロット22に挿入することによって、メモリカード22aに記憶されている画像データの画像をプリンタ21で記録用紙に記録したり、スキャナ20で読み取られた画像データをメモリカード22aに記憶することができる。
また、開口部5の前面には、USBケーブル(図示しない)の一端側が差し込まれるUSBインターフェイス23の接続口が開口している。USBケーブルの一端側を、USBインターフェイス23の接続口に接続し、他端側をパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称す)に設けられたUSBインターフェイスの接続口に接続することにより、MFP1とPCとはUSBケーブルを介してデータ通信可能となるように構成されている。
次に、図2を参照して、MFP1の電気的構成について説明する。図2は、MFP1の電気的構成を示すブロック図である。MFP1は、CPU11、ROM12、RAM13、操作キー15、LCD16、スピーカ17、スキャナ20、プリンタ21、メモリカードスロット22、USBインターフェイス23とを主に有している。また、CPU11、ROM12、RAM13は、バスライン26を介してお互いに接続されている。
さらにMFP1の操作キー15、LCD16、スピーカ17、スキャナ20、プリンタ21、メモリカードスロット22、USBインターフェイス23、バスライン26は、入出力ポート27を介してお互いに接続されている。
MFP1のCPU11は、ROM12やRAM13に記憶される固定値やプログラム或いは、MFP1が有している各機能の制御や、USBインターフェイス23を介して送受信される各種信号に従って、入出力ポート27と接続された各部を制御するものである。ROM12は書換不可能なメモリであり、MFP1で実行される各種の制御プログラムを記憶する領域である制御プログラム領域12aと、後述の指定シート200(図5(c)参照)に記録される2つのトンボマークA,Bの印字間隔が記憶されるトンボ間隔メモリ12bと、後述の指定シート200(図5(c)参照)に記録される各トンボマークと画像100との間に設けられる余白のサイズが記憶される画像余白サイズメモリ12cとが設けられている。
制御プログラム領域12aには、例えば、後述する図3、図4、図6、図8のフローチャートに示す画像処理プログラム(特許請求の範囲に記載の画像処理プログラムの一例)などが記憶されている。
ここで、図5(c)を参照して、トンボ間隔メモリ12bと、画像余白サイズメモリ12cとに記憶される内容について説明する。図5(c)は、画像メモリ13aに記憶された画像データの画像が指定シート200に記録された状態を示している。本発明は、ユーザが指定シート200に赤ペンで閉曲線C(特許請求の範囲に記載の補正部分を示すマークの一例)を記入して、スキャナ20で読み取らせることによって、MFP1が赤ペンで囲まれた領域を検出し、その領域に対応する画像メモリ13の画像データを補正するものである。
指定シート200は、プリンタ21によって記録される記録用紙であり、その中央には画像メモリ13aに記憶された画像データの画像100がモノクロで記録され、画像100の周囲には余白が設けられている。画像100の左上の余白には、L字状の赤色のトンボマーク(特許請求の範囲に記載の補助記号の一例)Aが記録され、画像100の右下の余白には、L字状の青色のトンボマークBが記録されている。
また、それぞれのトンボマークにおいて、L字状の屈曲点が基準点とされ、画像100の対角線上にそれぞれの基準点が位置し、L字が画像の輪郭に平行となるように記録されている。
一方のトンボマークの基準点と、他方のトンボマークの基準点とには、垂直方向に距離VB、水平方向に距離HBの間隔が設けられており、トンボ間隔メモリ12bの縦方向距離12b1には距離VBに対応する画素数が、横方向距離12b2には距離HBに対応する画素数が記憶されている。また、トンボマークの基準点と、そのトンボマークに近接する画像100の角とには、垂直方向に距離VF、水平方向に距離HFの間隔が設けられおり、画像余白サイズメモリ12cの縦方向距離12c1には距離VFに対応する画素数が、横方向距離12c2には距離HFに対応する画素数が記憶されている。
ここで、図2に戻り、RAM13について説明する。RAM13は、各種のデータを一時的に記憶するための書換可能なメモリであり、画像メモリ13a、画像縮尺メモリ13b、指定シート画像メモリ13c、赤色領域抽出ポインタ13d、補正領域ポインタ13eとが設けられている。
画像メモリ13aは、メモリカードスロット22に挿入されたメモリカード22aに記憶されている画像データが記憶される領域である。本実施形態では、ビットマップ形式の画像データを用いた画像処理を記載しているが、ベクトル情報により形成される画像データを用いても良い。ビットマップ形式とは、格子状に画素を並べて画像を形成するための公知のデータ形式であり、各画素の色を示す画素値が、それぞれの画素について記憶されている。
ここで、図5(a),(c)を参照して、画像縮尺メモリ13bについて説明する。図5(a)は、画像メモリ13aの内容を概略的に示したイメージ図である。図5(a)に示す画像データは、ビットマップ形式の画像データであるため、記録用紙に画像として記録される場合には、垂直方向および水平方向に並ぶ画素データに対応するドットが、プリンタ21によって記録用紙上に形成される。
図5(c)に示す指定シート200に画像が記録される場合には、記録する画像サイズ(垂直方向は距離VB−2VF、水平方向は距離HB−2HF)が予め決められているため、画像データの画像はそのサイズに適合するように縮尺Zが変更されて記録される。画像縮尺メモリ13bは、指定シート200に記録された画像データの縮尺Zが記憶されるメモリである。
ここで、図2の説明に戻る。指定シート画像メモリ13cは、スキャナ20によって読み取られた指定シートの画像データが記憶される領域である。
次に、図9(b)を参照して、赤色領域抽出ポインタ13dに記憶される内容について説明する。図9(b)は、指定シート画像メモリ13cの内容を概略的に示したイメージ図である。図に記載されているそれぞれの格子は、画像データの1画素を示しており、ここでは、説明を簡単にするために、画像データの一部の画素のみを記載している。
それらの画素のうち、色の付いている画素は、ユーザが指定シート200に赤ペンで記入した閉曲線Cであると判定された画素を示している。赤色領域抽出ポインタ13dは、その検出された画素を包囲する領域(図中破線で示す領域)を示すポインタである。X方向最小値13d1、X方向最大値13d2、Y方向最小値13d3、Y方向最大値13d4とには、指定シート画像メモリ13cにおける画素位置がそれぞれ記憶されている。
ここで、図2の説明に戻る。補正領域ポインタ13eは、画像メモリ13aの画像データの補正を行う補正領域D(図10(a)参照)を示すポインタである。補正領域ポインタ13eには、画像メモリ13aにおける画像データの領域(画素位置)が、X方向最小値13e1、X方向最大値13e2、Y方向最小値13e3、Y方向最大値13e4とに記憶される。
図3は、MFP1の画像処理を示すフローチャートであり、操作キー15の印刷メニューキー15aが押下された場合に、CPU11により実行される画像処理である。ユーザによって印刷メニューキー15aが押下されると、LCD16に「写真印刷ですか?」と表示する(S1)。そして、ユーザにより押下されたキーは何であるかを判定し(S2)、押下されたキーが決定キー15bである場合は、メモリカード22aに画像ファイルが記憶されているかを判定する(S3)。一方、押下されたキーがその他のキー(決定キー15b以外のキー)である場合は、処理を終了する。
S3の処理において、メモリカード22aに画像ファイルが記憶されている場合は(S3:Yes)、指定シート印刷処理を実行する(S4)。一方、メモリカード22aに画像ファイルが記憶されていない場合は(S3:No)、処理を終了する。
ここで、図4のフローチャートを参照して、指定シート印刷処理(S4)について説明する。指定シート印刷処理(S4)では、始めに、画像メモリ13aと画像縮尺メモリ13bとを初期化する(S21)。次に、メモリカード22aに記憶されている画像ファイルの数を調べる(S22)。メモリカード22aより画像ファイルを1つ読み取り、LCD16にその画像を表示し、合わせて「表示されている画像を印刷しますか?」と表示する(S23)。
そして、ユーザにより押下されたキーは何であるかを判定し(S24)、押下されたキーが十字キー15cである場合は、S23の処理に戻り、S23からS24の処理を繰り返す。一方、押下されたキーが決定キー15bである場合は、メモリカード22aから読み取った画像を、画像メモリ13aに記憶し(S25)、LCD16に「特定の人物に対して画像の補正を行いますか?」と表示する(S26)。
そして、ユーザにより押下されたキーは何であるかを判定し(S27)、押下されたキーが決定キー15bである場合は、LCD16に「人物を特定するための、指定シートを印刷します」と表示する(S28)。一方、押下されたキーがその他のキー(決定キー15b以外のキー)である場合は、画像メモリ13aに記憶される画像データの画像を印刷する(S10)(図3参照)。
次に、記録する画像の大きさが縦方向(VB−2VF)、横方向(HB−2HF)となる縮尺Zを求め、画像縮尺メモリ13bに記憶する(S29)。画像メモリ13aに記憶された画像データを求めた縮尺Zで、且つ、印字ドット間隔を広くして指定シートに記録し、そして、トンボマークを通常の印字ドット間隔で記録する(S30)。この図4のフローチャートの処理により、指定シート200(図5参照)が記録されるので、ユーザは補正を行いたい領域を赤ペンで囲み、MFP1にその位置を指示することができる。
ここで、図5を参照して、図4のフローチャートにより記録される指定シート200について説明する。図5(a)は、画像メモリ13aの内容を概略的に示したイメージ図である。図5(b)は、スキャナ20の原稿読取センサーの配設間隔と、プリンタ21の印字ドット間隔とを概略的に示したイメージ図である。図5(c)は、画像メモリ13aに記憶された画像データが記録された指定シート200を示している。
図5(b)に示すように、指定シート200に画像100が記録される場合の印字ドット間隔は、図3のフローチャートに示すS10の処理で、記録用紙に画像が記録される場合の印字ドット間隔よりも広い間隔で記録されるので、指定シートには薄い画像が記録されることとなる。指定シート200に画像100が記録される場合の印字ドット間隔は、スキャナ20の原稿読取センサーの配設間隔よりも広いため、MFP1は、指定シート200に記録された画像100と、ユーザが指定シートに赤ペンで記入した閉曲線Cとを簡単に判別することができる。
本実施形態では、印字ドット間隔を広げることにより、指定シート200に画像100を薄く記録しているが、印字するドットのインク量を減らすことにより画像を薄く記録しても良い。その場合でも、指定シート200に記録される画像100が、図3のフローチャートに示すS10の処理で記録用紙に記録される画像よりも、濃度が薄く記録されるので、ユーザにより記入される閉曲線Cと画像100とを簡単に判別でき、閉曲線Cを簡単に検出することができる。
また、画像100はモノクロで印刷されるため、カラーインクの消費を抑えることができる。さらに、ユーザが指定シート200に記入する閉曲線Cの色を赤色と指定することにより、モノクロである画像100とを簡単に判別でき、閉曲線Cを簡単に検出することができる。また、赤色は、スキャナ20の原稿読取センサーの検出色であるため、その検出色以外の色よりも、検出される画素値が大きくなるため、閉曲線Cをより確実に検出することができる。よって、ユーザに指定する閉曲線Cの色は検出色であれば良いので、緑色や青色であっても良い。
図5(c)は、画像メモリ13aに記憶された画像データの画像が指定シート200に記録された状態を示している。上述したように、指定シート200には、トンボ間隔メモリ12bに記憶される縦方向距離12b1、横方向距離12b2、画像余白サイズメモリ12cに記憶される縦方向距離12c1、横方向距離12c2の各値に従って、画像100が記録され、その画像100の左上には赤色のトンボマークAが、画像100左下には青色のトンボマークBが記録される。各トンボマークは、画像100よりも濃度が濃く記録されるので、各トンボマークと画像100とを簡単に判別することができる。
ここで、フローチャートの説明に戻る。次に、図3のフローチャートに示す指定シート読取処理(S5)を実行する。指定シート読取処理(S5)について、図6のフローチャートを参照して説明する。指定シート読取処理(S5)では、始めに、指定シート画像メモリ13cを初期化する(S41)。次に、LCD16に「補正を行いたい人物を指定シート上で赤く囲み、スキャナにセットし、原稿読取キーを押してください」と表示する(S42)。
ユーザにより原稿読取キー15dが押下されたかを判定し(S43)、原稿読取キー15d押下され場合は(S43:Yes)、スキャナ20で指定シート200を読み取り、読み取った画像を指定シート画像メモリ13cに記憶する(S44)。一方、原稿読取キー15dが押下されない場合は(S43:No)、S43の処理に戻り、原稿読取キー15dが押下されるまで待機する。
次に、指定シート画像メモリ13cに記憶された指定シート200の画像は、左上に赤色のトンボマークAが位置しているかを判定し(S45)、画像の左上に赤色のトンボマークAが位置している場合は(S45:Yes)、S48の処理に移る。一方、画像の左上に赤色のトンボマークAが位置していない場合は(S45:No)、指定シート200の画像を180°回転させ、指定シート画像メモリ13cに記憶する(S46)。
本実施形態のスキャナ20において、原稿を載置するための載置用ガラス板は、指定シート200と同等の大きさに構成されているので、指定シート200を載置用ガラス板に載置する向きは、2種類のみである。この画像の回転処理は、指定シート画像メモリ13cにおいて、常に、画像の左上に赤色のトンボマークAが位置するように、画像の向きを修正するための処理である。載置用ガラス板が指定シート200よりも十分に大きい場合は、90°毎に画像を回転させ、画像の左上に赤色のトンボマークAが位置しているかを判定しても良い。
次に、指定シート200の画像は、左上に赤色のトンボマークAが位置しているかを判定し(S47)、画像の左上に赤色のトンボマークAが位置している場合は(S47:Yes)、S48の処理へ移る。一方、画像の左上に赤色のトンボマークAが位置していない場合は(S47:No)、S42の処理に戻り、前述したS42〜S47の各処理を繰り返す。
S48の処理において、指定シート200の画像は、右下に青色のトンボマークBが位置しているかを判定し(S48)、画像の右下に青色のトンボマークBが位置している場合は(S48:Yes)、2つのトンボマークの角(基準点)を結ぶ線と、画像の対角線(トンボマークの位置する側)との角度の差分θを求める(S49)。一方、画像の右下に青色のトンボマークBが位置していない場合は(S48:No)、S42の処理に戻り、前述したS42〜S48の各処理を繰り返す。
そして、求めた角度の差分θだけ、指定シート200の画像を回転させ、指定シート画像メモリ13cに記憶する(S50)。指定シート200の画像において、2つのトンボマークの角(基準点)を基準として、縦方向の距離がVB、横方向の距離がHBとなる縮尺を求め、その縮尺に合わせて画像のサイズを変更し、指定シート画像メモリ13cに記憶する(S51)。この図5のフローチャートの処理により、スキャナ20により指定シート200を読み取ることができ、また、読み取った画像が傾いている場合でも修正することができる。
ここで、図7を参照して、図6のフローチャートに従ってスキャナ20により読み取られた指定シート200の画像について説明する。
図7(a)は、スキャナ20により読み取られた指定シート200の画像データを概略的に示したイメージ図である。図7(b)は、図7(a)の画像データの傾きが修正された状態を示したイメージ図である。図7(a)に示すように、スキャナ20により読み取られた画像は、傾いている場合が多く、その傾きを修正するために、2つのトンボマークの角を結ぶ線と、画像の対角線(トンボマークの位置する側)との角度の差分θを求め、図7(b)に示すように傾きを修正する。
スキャナ20により読み取られた画像100が傾いていても、画像100の対角線上にトンボマークを記録しているので、その傾きを算出でき、その傾きを簡単に修正することができる。また、トンボマークがそれぞれ異なる色で記録されているので、スキャナ20により読み取られた画像100において、各トンボマークの位置と色とによって閉曲線Cの位置を簡単かつ確実に特定することができ、画像データの補正領域Dを確実に特定することができる。さらに、トンボマークを記録しているので、トンボマークを記録しない場合よりも簡単に傾きの修正や、閉曲線Cの検出などの画像処理を簡単な処理で行うことができる。また、トンボマークは、余白に記録されるので、トンボマークと画像100またはユーザにより記入される閉曲線Cとを簡単に判別することができる。
スキャナ20により読み取られる画像は、スキャナ20の原稿読取の解像度の設定によって、画像データの縦方向および横方向の画素数が決定されるので、解像度が高くなるほど画素数が多くなり、解像度が低くなるほど画素数が少なくなる。つまり、同じ原稿を読み取っても、原稿読取の解像度によって読み取られた画像の大きさが変化する。図6のフローチャートのS51の処理では、図7(b)に示す各トンボマークの間隔(VRとHR)を、図5(c)に示す各トンボマークの間隔(VBとHB)と同一になるように画像の縮尺を変更している。
ここで、フローチャートの説明に戻る。次に、図3のフローチャートに示す補正領域特定処理(S6)を実行する。補正領域特定処理(S6)について、図8のフローチャートを参照して説明する。
補正領域特定処理(S6)では、始めに、赤色領域抽出ポインタ13dと補正領域ポインタ13eとを初期化する(S61)。次に、指定シート画像メモリ13cから1つの画素の画素値を読み取り(S62)、読み取った画素値は赤色であるかを判定する(S63)。S63の処理において、読み取った画素値が赤である場合は(S63:Yes)、読み取った画素の周囲の画素において、3つ以上の画素の画素値が赤色であるかを判定する(S64)。一方、読み取った画素値が赤色でない場合は(S63:No)、S67の処理へ移る。
S64の処理において、読み取った画素の周囲の画素において、3つ以上の画素の画素値が赤色である場合は(S64:Yes)、読み取った画素の画素位置(x,y)は、赤色領域抽出ポインタ13dで示される長方形の領域内に位置するかを判定する(S65)。一方、3つ以上の画素の画素値が赤色でない場合は(S64:No)、S67の処理へ移る。
S65の処理において、読み取った画素の画素位置が、赤色領域抽出ポインタ13dで示される長方形の領域内に位置している場合は(S65:Yes)、S67の処理に移る。一方、読み取った画素の位置が、赤色領域抽出ポインタ13dで示される長方形の領域内に位置していない場合は(S65:No)、画素位置(x,y)が赤色領域抽出ポインタ13dで示される長方形の領域内に位置する様に、x値またはy値を赤色領域抽出ポインタ13dの各値に反映する(S66)。
S67の処理において、指定シート画像メモリ13cの画素値を全て読み取ったかを判定し(S67)、指定シート画像メモリ13cの画素値を全て読み取った場合は(S67:Yes)、赤色領域抽出ポインタ13dに記憶される各値を、画像100の左上を原点とする数値(V1,V2、H1、H2)に修正する(S68)。一方、指定シート画像メモリ13cの画素値を全て読み取っていない場合は(S67:No)、S62の処理に戻り、前述したS62〜S67の各処理を繰り返す。
そして、赤色領域抽出ポインタ13dに記憶されている各値が、画像メモリ13aにおいて、どの位置を示すかを算出し、補正領域ポインタ13eに各値(V10、V20、H10、H20)を記憶する(S69)。この図8のフローチャートの処理により、スキャナ20により読み取った指定シート200から、ユーザが指定シート200に赤ペンで記入した閉曲線Cの位置を検出でき、画像メモリ13aの補正処理を行う補正領域D(図10参照)を特定することができる。
次に、図9と図10とを参照して、ユーザが指定シート200に赤ペンで記入した閉曲線Cを、MFP1がどのように検出して補正領域Dを特定するかの一例について説明する。
図9(a)は、ユーザが指定シート200に赤ペンで記入した閉曲線Cを、指定シート画像メモリ13cから検出する方法を概略的に示したイメージ図である。図9(b)は、赤色領域抽出ポインタ13dが示す内容を概略的に示したイメージ図である。図10は、補正領域ポインタ13eが示す内容を概略的に示したイメージ図である。
図9に記載されているそれぞれの格子は、画像データの1画素を示している。ここでは、説明を簡単にするために、画像データの一部の画素についてのみ記載している。
図9(a)に記載されている画素のうち、色の付いている画素は、スキャナ20により赤色として読み取られた画素を示している。赤色の画素の一例としては、画素値がRGB形式であればR値240以上、且つ、G値50以下、且つ、B値50以下である画素である。一方、図9(b)に記載されている画素のうち、色の付いている画素は、ユーザが指定シート200に赤ペンで記入した閉曲線Cの一部を示す画素であると判定された画素を示している。
指定シート画像メモリ13cに記憶される画像データは、図9(a)に示すように、トンボマークAを原点とし、走査方向(Y方向)に向かって順番に各画素の画素値が調べられる。走査中の列が全て調べられると、次にX方向に隣接する列の各画素が走査方向(Y方向)に向かって順番に調べられる。この処理が繰り返されることにより、全ての画素の画素値が調べられる。
例えば、ある列の画素Eが調べられる場合は、その画素値が赤色であるので、その周囲に3つ以上の赤色の画素が位置しているかが調べられる。周囲の画素とは、読み取られた画素の上下左右斜め方向に位置する画素のことである。画素Eの周囲には、右側と右下と下側に赤色の画素が位置しているので、画素Eは、ユーザが指定シート200に赤ペンで記入した閉曲線Cの一部を示す画素であると判定される。そして、赤色領域抽出ポインタ13dにより示される領域内に、画素Eが含まれるように、図9(a)に示すトンボマークAを原点とする画素Eの画素位置が、赤色領域抽出ポインタ13dに反映される。
一方、別の列に位置する画素Fが調べられる場合は、その画素値が赤色であるので、その周囲に3つ以上の赤色の画素が位置しているかが調べられる。しかし、画素Fの周囲には、下側にしか赤色の画素が位置していないので、画素Fは、ユーザが指定シート200に赤ペンで記入した閉曲線Cの一部を示す画素ではないと判定される。このように、ある赤色の画素の周囲に、3つ以上の赤色の画素が位置するかを判定することによって、ユーザが指定シート200に赤ペンで記入した閉曲線Cを確実に検出することができる。
そして、指定シート画像メモリ13cにおける全ての画素が調べられると、図9(b)に示すように、赤色領域抽出ポインタ13dにより、色の付いた画素(ユーザが指定シートに赤ペンで記入した閉曲線Cの一部を示す画素であると判定された画素)が全て含まれる長方形の領域が示される。このように、色の付いた画素に外接する長方形の領域を検出することにより、長方形の領域の画像データを補正する汎用の補正処理プログラムを使用できることができる。次に、赤色領域抽出ポインタ13dの各値は、トンボマークAを原点とする領域(画素位置)を示しているため、画像メモリ13aにおける画素位置に換算しなければならない。
図9(b)と図10とを参照して、赤色領域抽出ポインタ13dの各値を、画像メモリ13aにおける画素位置に換算する方法の一例について説明する。図9(b)は、赤色領域抽出ポインタ13dが示す内容を概略的に示したイメージ図である。図10(a)は、補正領域ポインタ13eが示す内容を概略的に示したイメージ図である。図10(b)は、赤色領域抽出ポインタ13dの各値を、画像メモリ13aにおける画素位置に換算する換算式を示している。
図9(b)に示すように、赤色領域抽出ポインタ13dには、トンボマークAを原点とする画素位置がそれぞれ記憶されている。その原点を画像100の左上に変更するために、赤色領域抽出ポインタ13dのX方向最小値13d1とX方向最大値13d2とから横方向距離12c2を減算し、また、Y方向最小値13d3とY方向最大値13d4とから縦方向距離12c1を減算する。そうすることにより、赤色領域抽出ポインタ13dのX方向最小値13d1には距離H1−HFに対応する画素数が、X方向最大値13d2には距離H2−HFに対応する画素数が、Y方向最小値13d3には距離V1−VFに対応する画素数が、Y方向最大値13d4には距離V2−VFに対応する画素数が記憶される。
次に、赤色領域抽出ポインタ13dに記憶される各値を、画像メモリ13aにおける画素位置に換算する。画像メモリ13aに記憶される画像データと、指定シート画像メモリ13cに記憶される画像データとは、画像の大きさ(縮尺)が異なるため、赤色領域抽出ポインタ13dに記憶される各値を、画像メモリ13aの縮尺に合わせる。つまり、赤色領域抽出ポインタ13dの各値に画像縮尺メモリ13bの値を乗算し、それぞれの値を補正領域ポインタ13eに記憶する。
そうすることにより、補正領域ポインタ13eのX方向最小値13e1には距離H10に対応する画素数が、X方向最大値13e2には距離H20に対応する画素数が、Y方向最小値13e3には距離V10に対応する画素数が、Y方向最大値13e4には距離V20に対応する画素数が記憶され、図10(a)に示すように、画像メモリ13aの補正領域Dが特定される。
ここで、図3のフローチャートの説明に戻る。画像メモリ13aにおいて、補正領域ポインタ13eで示される長方形の領域内(図10(a)の補正領域D)に、顔の画像があるかを検出する(S7)。
そして、顔の画像が検出されたかを判断し(S8)、顔の画像が検出された場合は(S8:Yes)、検出された顔の画像に対して補正処理を行い、画像メモリ13aに記憶する(S9)。一方、顔の画像が検出されなかった場合は(S8:No)、補正処理を行わず、S10の処理に移る。ここでの補正処理とは、例えば、赤目の補正処理や肌の色の補正処理である。
S10の処理では、画像メモリ13aの画像データの画像を記録用紙に記録する(S10)。この図3のフローチャートの処理により、ユーザは画像データ一部を補正処理したい場合に、指定シート200にその領域Cを赤ペンで記入することによって、指示した領域の画像データの画像を補正し、記録用紙に記録することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、指定シート200にトンボマークのみを記録しているが、指定シート200に記録した画像データを特定するためのファイル名や、バーコードなどを一緒に記録しても良い。本実施形態では、指定シート200の記録から画像データの補正まで一連の処理であるが、指定シート200にファイル名や、バーコードなどが一緒に記録されていれば、補正を行う画像データが特定できるので、ユーザは指定シート200を記録する処理と、画像データを補正する処理とを別々に行うことができる。
また、上記実施形態では、補助記号としてL字状のトンボマークを用いているが、基準点が記録されれば良いので、プラスや点などその他の記号でも良い。
また、上記実施形態では、補正部分を示すマークとして、ユーザが赤ペンで記入した閉曲線Cを検出しているが、補正部分の領域が特定できれば良いので、マークは点や丸などその他の記号やCのような閉じていない曲線でも良い。記号を用いる場合は、ユーザは3カ所以上の記入が必要であり、その記入された記号を結んだ内側の領域に基づいて補正領域を検出する。
また、上記実施形態では、指定シート200の画像100をモノクロで記録しているが、カラーで記録しても良い。指定シート200の画像100は薄く記録されるので、ユーザが赤ペンで記入する閉曲線Cを検出することができる。
また、上記実施形態では、指定シート200の画像100を薄く記録しているが、プリンタ21が複数の記録モード(例えば、ドラフトモードや標準モード)を備えている場合は、ドラフトモードで指定シート200に画像100を記録し、標準モードで記録用紙に画像を記録(図3のフローチャートに示すS10の処理)してもよい。ドラフトモードを用いることで、指定シート200には、標準モードで記録されるよりも薄い濃度の画像100を記録することができる。
本発明の実施形態における画像処理装置を有したMFPの外観構成を示した斜視図である。 MFPの電気的構成を示すブロック図である。 MFPの画像処理を示すフローチャートである。 MFPの指定シート印刷処理を示すフローチャートである。 画像データの画像が記録された指定シートの一例を示す図である。 MFPの指定シート読取処理を示すフローチャートである。 指定シート画像メモリの内容を概略的に示したイメージ図である。 MFPの補正領域特定処理を示すフローチャートである。 指定シート画像メモリから、ユーザが赤ペンで記入した閉曲線Cを検出する方法の一例を示したイメージ図である。 補正領域ポインタが示す内容を概略的に示したイメージ図である。
符号の説明
1 MFP(画像処理装置)
20 スキャナ
21 プリンタ
22a メモリカード
15 操作キー(選択手段)
200 指定シート
S9 補正手段
S10 第2の記録手段
S21〜S30 第1の記録手段
S41〜S51 読取手段
S61〜S69 検出手段

Claims (12)

  1. 画像データに従った画像を記録媒体に記録する第1の記録手段と、
    その第1の記録手段によって記録媒体に記録された画像に付記される補正部分を示すマークを読み取る読取手段と、
    その読取手段によって読み取られた前記マークから前記補正部分を検出する検出手段と、
    その検出手段によって検出された補正部分の前記画像データを補正する補正手段と、
    その補正手段によって補正された画像データに従った補正画像を記録媒体に記録する第2の記録手段とを備え、
    前記第1の記録手段は、記録媒体に記録する前記画像を、前記第2の記録手段により記録媒体に記録される前記補正画像よりも濃度を薄くして記録することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記検出手段は、前記マークの特性を有する画素を検出し、その画素の周囲に3以上の前記マークの特性を有する画素が存在する場合に、検出した画素は前記マークであると判定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記検出手段は、検出された前記マークに外接する長方形の領域を前記補正部分として検出することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記読取手段はセンサにより画像を読み取るものであり、
    前記検出手段は、前記センサにより検出される色に基づいた画素値を、前記マークの特性を有する画素として検出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の記録手段は、前記画像データの補正部分の特定を補助する補助記号を記録媒体に記録することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記補助記号は、前記読取手段により読み取られるものであり、
    前記検出手段は、前記補助記号が記録されている位置に基づいて、前記マークの位置を検出して前記補正部分の位置を特定することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記補助記号は複数設けられており、
    前記第1の記録手段は、複数の前記補助記号をそれぞれ異なる色で記録することを特徴とする請求項5または6記載の画像処理装置。
  8. 前記第1の記録手段は、前記補助記号を前記画像より濃度を濃くして記録媒体に記録することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記第1の記録手段は、前記記録媒体に記録された前記画像の対角線上に前記補助記号を記録することを特徴とする請求項5から8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 前記第1の記録手段は、モノクロで画像を記録することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 前記第1の記録手段は、前記画像を粗く記録媒体に記録し、前記第2の記録手段は、前記補正画像を密に記録媒体に記録することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 画像データに従った画像を記録媒体に記録する第1の記録ステップと、
    その第1の記録ステップによって記録媒体に記録された画像に付記される補正部分を示すマークを読み取る読取ステップと、
    その読取ステップによって読み取られた前記マークから前記補正部分を検出する検出ステップと、
    その検出ステップによって検出された補正部分の前記画像データを補正する補正ステップと、
    その補正ステップによって補正された画像データに従った補正画像を記録媒体に記録する第2の記録ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記第1の記録ステップは、記録媒体に記録する前記画像を、前記第2の記録ステップにより記録媒体に記録される前記補正画像よりも濃度を薄くして記録することを特徴とする画像処理プログラム。
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