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JP2008199214A - 画像読取装置の清掃具 - Google Patents

画像読取装置の清掃具 Download PDF

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JP2008199214A
JP2008199214A JP2007031077A JP2007031077A JP2008199214A JP 2008199214 A JP2008199214 A JP 2008199214A JP 2007031077 A JP2007031077 A JP 2007031077A JP 2007031077 A JP2007031077 A JP 2007031077A JP 2008199214 A JP2008199214 A JP 2008199214A
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Haruhisa Oshida
治久 忍田
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Abstract

【課題】ガラス部材のシート接触面の汚れを確実に取り除くことのできる画像読取装置の清掃具を提供する。
【解決手段】シートをガラス部材に接触させながらシートに形成された画像を画像読取手段により読み取るようにする。そして、ガラス部材のシート接触面を、シート接触面の汚れを掻き落とす掻き落とし部材105と、シート接触面の汚れを拭き取る拭き取り部材103とを有し、掻き落とし部材105がシート接触面に当接すると同時に拭き取り部材103がシート接触面に圧接するように構成された清掃具100により清掃するようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は、シートの画像を読み取る画像読取装置の清掃具に関し、特に画像が読み取られる際シートが接触するガラス部材のシート接触面を清掃するものに関する。
従来、複写機等にはシートである原稿の画像を読み取る画像読取装置を備えたものがある。そして、このような画像読取装置として、原稿搬送装置により原稿をガラス部材であるコンタクトガラス上に搬送し、コンタクトガラスの下方に位置する画像読取手段により原稿の画像を読み取る、いわゆる「流し読み」を行うものがある。また、原稿をガラス部材である原稿台ガラス上に載置し、画像読取手段を副走査方向に移動させながら原稿を読み取る固定読みを行うものがある。
ところで、画像読取装置にて読み取られる原稿には、鉛筆等のカーボン、十分に乾いていないボールペン等のインク、修正液、のり等の、さまざまな付着物がついている場合がある。そして、このような付着物は、固定読みを行うため原稿を原稿台ガラス上に載置した際には原稿台ガラスのシート積載面に、また流し読みの場合には原稿がコンタクトガラスに接触しながら通過する際に、コンタクトガラスのシート接触面に付着する場合がある。
ここで、このように原稿台ガラスのシート積載面又はコンタクトガラスのシート接触面に付着物が存在する場合、付着物は原稿画像と共に読み取られるため、読み取り画像に不要な画像が現れる。特に、流し読みの場合は、コンタクトガラスのシート接触面上の付着物は原稿搬送方向のスジ状の画像となって現れる。
このため、従来、コンタクトガラスに接触してコンタクトガラスのシート接触面を清掃する清掃具を備えたものがある(特許文献1参照)。
特開平11−072975号公報
ところで、このような従来の清掃具は、柔らかなスポンジや布等の材質から成るものを使用しているため、清掃具は、鉛筆等のカーボン、十分に乾いていないボールペン等のインク等を清掃するには十分な効果を発揮することができる。
しかし、清掃具をこのような材質とした場合には、コンタクトガラスのシート接触面上に付着して乾燥固着してしまった修正液やのり等の汚れに対しては、十分な清掃効果を得ることができない。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、コンタクトガラスや原稿台ガラスのようなガラス部材のシート接触面の汚れを確実に取り除くことのできる画像読取装置の清掃具を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートの画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段と対向して設けられたガラス部材とを備え、シートを前記ガラス部材に接触させながら前記画像読取手段によりシートに形成された画像を読み取る画像読取装置の清掃具において、前記ガラス部材のシート接触面の汚れを掻き落とす掻き落とし部材と、前記シート接触面の汚れを拭き取る拭き取り部材と、前記拭き取り部材と前記掻き落とし部材を保持する保持部とを有し、前記掻き落とし部材が前記シート接触面に当接すると同時に前記拭き取り部材が前記シート接触面に圧接するように構成されたことを特徴とするものである。
本発明のように、ガラス部材のシート接触面を清掃する清掃具を、掻き落とし部材がシート接触面に当接すると同時に拭き取り部材がシート接触面に圧接するように構成することにより、ガラス部材のシート接触面の汚れを確実に取り除くことができる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。
図1において、200は複写機、201は複写機本体(以下、装置本体という)であり、この装置本体201にはシートに画像を形成する画像形成部203が配置され、装置本体201の上面には画像読取装置202が配置されている。更に、装置本体201の下部には画像形成部203にシートを給送するカセット給送装置204がそれぞれ配置されている。
ここで、画像形成部203は、電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムという)10、現像器11等を有している。そして、感光体ドラム10の表面に、レーザスキャナ3から射出されたレーザ光が走査されると感光体ドラム表面には潜像が形成され、さらにこの潜像を現像器11によって現像することにより、感光体ドラム表面にトナー画像が形成される。またこの後、感光体ドラム10と転写帯電器6とにより構成される転写部にシートが搬送されると、感光体ドラム10に形成されたトナー画像がシートに転写される。
一方、カセット給送装置204は転写部ヘシートを給送するためのものであり、装置本体201の底部に装填されたカセット4と、このカセット4に収納されたシートを給送する給送ローラ4aとを備えている。
画像読取装置202は、原稿台ガラス22上に載置された原稿画像、或は流し読みにより原稿画像を読み取るためのものである。そして、原稿画像を読み取った後は、画像情報を電気的な画像信号に変換し、この電気的な画像信号に変換された画像情報を既述した画像形成部203のレーザスキャナ3に入力するようにしている。
次に、このように構成された複写機200の画像形成動作について説明する。
まず、原稿の画像情報を画像読取装置202によって読み取ると、この画像情報は画像処理された後、電気信号に変換されて画像形成部203のレーザスキャナ3に伝送される。なお、画像情報は不図示のパソコン等の外部機器から画像形成部203に入力される場合もある。
そして、画像形成部203では、感光体ドラム10の表面をレーザスキャナ3から射出された画像情報に対応するレーザ光により走査して感光体ドラム上に潜像を形成し、この後、この潜像を現像器11により現像する。これにより、感光体ドラム10の表面にはトナー画像が形成される。
一方、この動作に並行してカセット給送装置204では、シートを給送ローラ4aにより給送するようにしている。そして、このように給送されたシートはレジストローラ5へと搬送される。なお、このときレジストローラ5は停止しており、これによりシートは斜行が補正され、この位置でー旦停止して待機する。
この後、レジストローラ5が回転し、待機していたシートがタイミングを合わせて感光体ドラム10と転写帯電器6とにより構成される転写部に給送され、このニップ部を通過する際、感光体ドラム上のトナー画像がシートに転写される。
そして、このようにしてトナー画像が転写されたシートは定着装置7に搬送され、この定着装置7を通過する際、加熱及び加圧されることにより、トナー画像がシート表面に定着される。なお、このようにトナー像が定着されたシートは、この後排紙ローラ8により排出トレイ9に排出される。
ところで、画像読取装置202は、図2に示すように画像読取装置本体202Aと、その上方に配置され、画像読取装置本体背面側に不図示のヒンジを介して開閉可能に設けられた自動原稿給送装置(以下、ADFという)40とより構成されている。
ここで、画像読取装置202は、原稿載置台12に載置されたシートである原稿Dの画像を読み取るため、画像読取装置本体202A側に第1画像読み取り手段21を備え、ADF40側に第2画像読み取り手段41を備えている。
画像読取装置202は、ADF40に設けられた原稿載置台12に載置された原稿Dを一枚ずつ順次搬送して、所定位置に停止した第1画像読み取り手段21で画像を読取る片面シートスルー読み取りモード(以下、流し読みモードという)を備えている。
また、原稿載置台12に載置された原稿Dを一枚ずつ順次搬送し、第1画像読み取り手段21及び第2画像読み取り手段41の両方で原稿の表面及び裏面の画像を読取る両面シートスルー読み取りモード(以下、両面流し読みモードという)を備えている。さらに、原稿台ガラス22に載置された原稿画像を第1画像読み取り手段21を移動させて読み取るBOOK読み取りモード(以下、固定読みモードという)を備えている。
画像読取装置本体202Aは、既述した第1画像読み取り手段21を備えると共に上面には原稿台ガラス22を備えている。さらに、上面の原稿台ガラス22の原稿搬送方向上流側に、流し読みモード時に第1画像読み取り手段21にて画像を読み取る際、原稿が接触するガラス部材である第1コンタクトガラス23aを備えている。
ここで、第1画像読み取り手段21は、原稿の表面(第1面)の画像を読み取るためのものである。そして、原稿表面を照明する照明手段21c、複数のミラー21d及び結像レンズ21eによって構成された光学系21f、複数の光電変換素子を一列に配置したラインCCD(Charge Coupled Device)21gを有している。なお、21bは、これら照明手段21c、ミラー21d等が収納される光学箱21bである。
そして、固定読みモードの場合は、ガラス部材である原稿台ガラス22上に載置されている原稿Dに対し、照明手段21cにより光を照射しながら第1画像読み取り手段21を矢印Fに示す副走査方向に移動させるようにしている。なお、照明手段21cから照射された後、原稿面から反射した光は、光学系21fにより、ラインCCD21gに結像され、原稿の一方の面の画像情報が光電変換され、電気信号に変換される。
また、流し読みモードの場合は、第1コンタクトガラス23aの下方に第1画像読み取り手段21を停止させた状態で、ADF40によって搬送される原稿Dに照明手段21cにより光を照射することにより、原稿画像を読み取るようにしている。
なお、図3は、第1画像読み取り手段21を移動させるための駆動部の構成を示す図である。図3において、24はガイドレールであり、第1画像読み取り手段21は、このガイドレール24に沿って移動するように構成されている。27は、プーリ25a,26に掛け渡された無端のタイミングベルトであり、第1画像読み取り手段21は、固定部21hにおいてタイミングベルト27に固定されている。28はタイミングベルト27に張力を与えるテンショナーである。
そして、プーリ25aが駆動モータ29より駆動力を受けて回転すると、第1読み取り手段21は矢印F方向に移動するように構成されている。
ADF40は、流し読みモードの際、第1コンタクトガラス23aの下方で停止している第1画像読み取り手段21による原稿画像の読み取りが可能となるよう原稿を搬送して第1コンタクトガラス上を通過させるためのものである。また、両面流し読みモードの際には、原稿を搬送して第1コンタクトガラス上を通過させた後、第2画像読み取り手段41に搬送するためのものである。
このADF40は、図2に示すように略U字状の原稿搬送路(以下、Uターンパス)40aを有し、このUターンパス40aの上流側には、原稿載置台12上の原稿Dを送り出すピックアップローラ43が設けられている。また、Uターンパス40aの上流側には、送り出された原稿Dを1枚に分離するための互いに圧接した分離ローラ44a及び逆転ローラ44b、原稿Dの有無を検出する原稿有無センサ45が設けられている。
第1コンタクトガラス23aの上流側には、原稿Dを第1画像読み取り手段21により画像を読み取る第1読み取り部に向けて搬送する第1搬送ローラ対46、原稿Dの先端部及び後端部を検出する第1原稿エッジセンサ47が設けられている。また、第1コンタクトガラス23aの下流側には、第2搬送ローラ対48、原稿Dの先端部及び後端部を検出する第2原稿エッジセンサ49が設けられている。
さらに、第2搬送ローラ対48の下流側には、原稿Dを原稿排紙トレイ50上に排出する第3搬送ローラ対51が設けられている。そして、この第2搬送ローラ対48と第3搬送ローラ対51との間に、両面流し読みモードの際、原稿の裏面(第2面)を読み取るための第2画像読み取り手段41が設けられている。また、この第2画像読み取り手段41と対向してガラス部材である第2コンタクトガラス23bが設けられている。
なお、61は開閉カバーであり、この開閉カバー61は、ヒンジ62を中心に矢印G方向に開閉可能に構成されている。そして、後述する第2コンタクトガラス23bを清掃する場合は、この開閉カバー61を開放するようにしている。
ここで、第2画像読み取り手段41は、原稿の裏面を照明する第2照明手段41c、複数のミラー41d及び結像レンズ41eによって構成された光学系41f、ライン状のCCD41gで構成され、ADF内の所定位置に固定配置されている。
そして、両面流し読みモードの際、第1画像読み取り手段21により表面画像が読み取られた原稿は、この後、第2画像読み取り手段41に搬送されるようになっている。なお、原稿が搬送されると、第2画像読み取り手段41では、原稿Dの裏面に対し照明手段41cにより光を照射し、原稿面から反射した光を光学系41fにより、CCD41gに結像され、原稿の他方の面の画像情報が光電変換され、電気信号に変換される。
固定読みモードの際には、ADF40は正面側を持ち上げることで、原稿台ガラス22の手前側を大きく開放した後、原稿台ガラス22に原稿を載置するようにしている。なお、ADF40の下面には固定読みモード時に原稿Dを原稿台ガラス22に密着するための白地板42が取り付けられている。
次に、このように構成された画像読取装置202における各読み取りモードにおける読み取り動作について説明する。
両面流し読みモードの場合は、第1画像読み取り手段21は第1コンタクトガラス23aの下方の位置で停止している。そして、読み取り開始操作が行われると、まず原稿載置台12に載置された原稿Dを、ピックアップローラ43によって最上位のものから一枚ずつ送り出して搬送する。
次に、原稿DをUターンパス40aで約180度反転させた後、第1搬送ローラ対46によって第1コンタクトガラス23a上に搬送する。この際、原稿の表面の画像情報を、第1コンタクトガラス23aの下方で停止している第1画像読み取り手段21によって読み取る。
この後、表面の画像情報が読み取られた原稿を第2搬送ローラ対48で搬送し、第2コンタクトガラス23b上において第2画像読み取り手段41によって原稿裏面の画像情報を読み取る。この後、画像を読み取られた原稿を第3搬送ローラ対51により搬送し、原稿排紙トレイ50上に排出する。
流し読みモードの場合は、両面流し読みモードと同様に、第1画像読み取り手段21は第1コンタクトガラス23aの下方の位置で停止している。そして、両面流し読みモードと同様の動作で第1画像読み取り手段21によって原稿表面の画像情報を読み取る。なお、この流し読みモードの場合は、この後、第2画像読み取り手段41による読み取りを行うことなく、原稿を第3搬送ローラ対51により搬送し、原稿排紙トレイ50上に排出する。
固定読みモードの場合は、まずADF40を開放し、原稿台ガラス22に原稿Dを、画像情報面を下側にして載置する。次に、読み取り開始操作により、第1画像読み取り手段21を駆動部(図3参照)によって原稿台ガラス22の下方にまで移動した後に、画像情報を読み取りながら第1画像読み取り手段21を移動させて画像情報を読み取る。
ところで、両面流し読みモードにおいて、原稿を第2コンタクトガラス23bに接触させながら原稿画像の読み取りを行う場合、原稿により第2コンタクトガラス23bの原稿接触面(シート接触面)が汚れる場合がある。
この場合には、図4に示すような清掃具100を用いて第2コンタクトガラス23bの清掃を行うようにしている。ここで、図4において、101は清掃具100の保持部であるフレーム、102は持ち手であり、第2コンタクトガラス23bの清掃を行う場合、ユーザーはこの持ち手102を持って第2コンタクトガラス23bの清掃を行う。
103は、第2コンタクトガラス23b上の汚れを拭き取る拭き取り部材であり、拭き取り部材103としては、布、不織布などを用いることができる。104は、拭き取り部材103を第2コンタクトガラス23bに対して適度な押圧力にて圧接させるよう拭き取り部材103とフレーム101との間に設けられた弾性部材である。
107はガイドリブであり、後述する図5に示すようにADF40側(第2コンタクトガラス側)に設けられ、第2コンタクトガラス23bの長手方向に平行に延設された当接部であるガイドレール60bに対してわずかな隙間を持って係合可能に構成されている。
105は第2コンタクトガラス23b上の付着物を掻き落とすための掻き落とし部材(以下、スクレーパという)であり、ガイドリブ107の延設方向に対して弾性部材104および拭き取り部材103の両側に設けられている。
即ち、これら拭き取り部材103及びスクレーパ105は、フレーム101に、ガイドリブ107の延設方向に並設されている。なお、このスクレーパ105の材質は、例えばPOM、ポリプロピレン、ポリエチレン等の、第2コンタクトガラス23bの表面を傷つけない硬さを有する材料を選択する。また、スクレーパ105の剛性は、拭き取り部材103の剛性よりも高い。
ここで、スクレーパ105に対して拭き取り部材103の方が突出するように拭き取り部材103および弾性部材104の厚さが構成されている。これにより、後述するように第2コンタクトガラス23bに拭き取り部材103を当接させた場合、まず拭き取り部材103が第2コンタクトガラス23bの原稿接触面側(シート接触面側)に接触するようになる。
この後、さらに第2コンタクトガラス23bに清掃具100を押し付けると、拭き取り部材103が弾性変形し、これにより第2コンタクトガラス23bの原稿接触面にスクレーパ105が当接するようになっている。つまり、本実施の形態においては、拭き取り部材103の突出量は、弾性部材104または拭き取り部材103の弾性変形範囲内としている。
また、フレーム101は、第2コンタクトガラス23bを清掃する際、拭き取り部材103が第2コンタクトガラス23bの原稿接触面側に圧接すると同時にスクレーパ105が原稿接触面側に当接するように第2コンタクトガラス側に屈曲している。
次に、このような画像読取装置202の清掃具100を用いた第2コンタクトガラス23bの清掃方法について説明する。
第2コンタクトガラス23bを清掃する場合、まずADF40を開いた状態で、図2に示す開閉カバー61を、図5に示すように開く。これにより、第2コンタクトガラス23bが露出すると共に、ガイドレール60bが露出し、清掃具100のガイドリブ107との係合が可能になる。
次に、清掃具100を矢印Kで示す方向に差し入れ、図6に示すようにガイドリブ107とガイドレール60bとを係合させる。なお、このガイドリブ107のガイドレール60bへの係合方向Kは、清掃具100の持ち手102の軸線方向Jと略平行とする。
ここで、清掃具100のフレーム101は、拭き取り部材103側が持ち手102の軸線方向Jに対してガイドレール60b側に向かって屈曲している。このため、清掃具100をガイドレール60bに係合した場合、まずフレーム101に取り付けられた拭き取り部材103が第2コンタクトガラス23bに当接する。
次に、このようにガイドリブ107をガイドレール60bに係合させた後、さらに清掃具100を矢印Kに押し込むと、拭き取り部材103が図7の(b)に示す第2コンタクトガラス23bの原稿接触面23b1に圧接する。これにより、弾性部材104が図7の(a)の状態から、図7の(b)に示すように弾性変形する。これにより、拭き取り部材103が第2コンタクトガラス23bに圧接すると共に、スクレーパ105が第2コンタクトガラス23bに当接するようになる。
ここで、図6に示すように清掃具100のガイドリブ107は、ガイドレール60bに、わずかな隙間を持って係合しているため、この隙間内で清掃具100が傾くことが可能である。この結果、清掃具100をさらに第2コンタクトガラス側に押し込むと、清掃具100が傾き、これに伴いスクレーパ105の表面全体が第2コンタクトガラス23bに接触するのでスクレーパ105の幅全体にわたって掻き落とし効果を得ることができる。
そして、この後、このように清掃具100を、第2コンタクトガラス23bに押し付けながらガイドレール60bに沿って往復移動させると、第2コンタクトガラス23bの原稿接触面上に乾燥固着した付着物をスクレーパ105で掻き落とすことができる。これと同時に、第2コンタクトガラス23bに圧接した拭き取り部材103により、第2コンタクトガラス23bの原稿接触面上のインクや紙粉等の固着力の弱い付着物を拭き取ることができる。
なお、第2コンタクトガラス23bの原稿接触面との当接部となるスクレーパ105の頂部は、ガイドレール60bに沿った清掃具100の往復方向と交差する方向に延びている。
この結果、第2コンタクトガラス23b上に付着した修正液やのり等の乾燥固着した汚れと、インクや紙粉等の付着力の弱い汚れの両方を、一度の清掃動作で取り除くことができる。
このように、スクレーパ105が第2コンタクトガラス23bに当接すると同時に拭き取り部材103が第2コンタクトガラス23bに圧接するように構成することにより、第2コンタクトガラス23bの原稿接触面の汚れを確実に取り除くことができる。
なお、これまでの説明においては、拭き取り部材103を第2コンタクトガラス23bに圧接するため弾性部材104を設けた場合について説明したが、本実施の形態は、これに限らない。例えば、拭き取り部材103の材質としてフェルトやスポンジのような弾性を有する材質を用いるようにすれば、拭き取り部材自体が弾性部材104の機能を果たすようになる。即ち、拭き取り部材103が自身の弾性力によって第2コンタクトガラス23bに圧接するようになる。
また、これまでは画像読取装置202の清掃具として第2コンタクトガラス23bの清掃具100について説明したが、原稿台ガラス22及び第1コンタクトガラス23aの清掃についても、同じ構成の清掃具を用いて行うことが可能である。
また、図5及び図6においては、第1コンタクトガラス23a側にはガイドレール60bを設けていない。しかし、この場合でも、拭き取り部材103及びスクレーパ105を第1コンタクトガラス23aに密着させて、第1コンタクトガラス23aに沿って往復移動させるようにすれば、乾燥固着した汚れと、付着力の弱い汚れの両方を清掃することができる。なお、第1コンタクトガラス23a側にもガイドレール60bを設けてもよいことは言うまでもない。
また、原稿台ガラス22の清掃に際しても、拭き取り部材103及びスクレーパ105を原稿台ガラス22に密着させて往復移動させることようにしても良い。これにより、原稿台ガラス22上に付着した修正液やのり等の乾燥固着した汚れと、インクや紙粉等の付着力の弱い汚れの両方を清掃することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図8は本実施の形態に係る画像読取装置の清掃具の構成を説明する図である。なお、図8において、既述した図5と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
本実施の形態においては、図8に示すように、スクレーパ105は、回動中心105aを中心に回動可能にフレーム101に取り付けられている。また、本実施の形態においては、第2コンタクトガラス23bの原稿接触面側にガイドレール60bを設けている。そして、このガイドレール60bの底部とガイドリブ107の先端部とが当接し、それ以上のガイドリブ107のガイドレール60bへの進入が規制されるように構成している。
なお、ガイドリブ107のガイドレール60bへの挿入方向Kは、既述した図5に示すように清掃具100の持ち手102の軸線方向Jと略平行かつ、拭き取り部材103が第2コンタクトガラス23bに対して近づく方向となっている。
そして、第2コンタクトガラス23bを清掃する場合は、まず清掃具100のガイドリブ107をガイドレール60bに挿入し、この後、持ち手102により第2コンタクトガラス23b側に押し付ける。
ここで、このように清掃具100を押し付けると、清掃具100はガイドレール60bとガイドリブ107との当接点109を支点として図8の矢印L方向に回動する。この結果、拭き取り部材103が第2コンタクトガラス23bの原稿接触面23b1に圧接し、良好な拭き取り性を得ることができる。
なお、このように清掃具100が矢印L方向に回動すると、拭き取り部材103と第2コンタクトガラス23bとの角度がわずかに変動する。しかし、拭き取り部材103はそれ自身の弾性もしくは弾性部材104の作用によって弾性的に第2コンタクトガラス23bに押圧されるため、拭き取り性が確保される。
また、清掃具100の回動によって掻き落し部材105と第2コンタクトガラス23bとの角度がわずかに変動する。しかし、スクレーパ105は回動中心105aを中心に第2コンタクトガラス23bに倣うように回動して、スクレーパ105の先端部全体が第2コンタクトガラス23bに密着するため、掻き落し性が確保される。
このように、本実施の形態においては、ガイドレール60bとガイドリブ107とが当接した後、さらに押し付け力を加えると、清掃具100は、ガイドレール107とガイドリブ60bとの当接点109を中心に回動する。
そして、このように清掃具100が回動することにより、第2コンタクトガラス23bが傾斜している場合でも、拭き取り部材103及びスクレーパ105を第2コンタクトガラスに確実に圧接させることができる。この結果、既述した第1の実施の形態と同様の清掃性を得ることができる。
このように、本実施の形態によれば、ガイドリブ107がガイドレール60bに当接した後、さらに清掃具100に対して押し付け力を加えると、清掃具100は、当接点109を中心に回動する。これにより、第2コンタクトガラス23bが傾いた状態であっても、拭き取り部材103及びスクレーパ105を第2コンタクトガラス23bの原稿接触面23b1に確実に押し付けることができる。
なお、これまでの説明ではスクレーパ105は、回動中心105aを中心に回動可能に構成したが、本実施の形態は、これに限らない。例えば、図9に示すように、スクレーパ105とフレーム101の間に弾性部材108を設け、スクレーパ105を弾性部材108を介してフレーム101に取り付けるように構成してもよい。
このように構成した場合、清掃具100の回動によって生じる掻き落し部材105と第2コンタクトガラス23bとの角度変動は、弾性部材108によって吸収される。この結果、スクレーパ105は弾性部材108を弾性変形させながら第2コンタクトガラス23bの原稿接触面23b1に倣う方向に移動する。これにより、スクレーパ105の先端部全体が第2コンタクトガラス23bに密着するため、掻き落し性が確保される。
本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図。 上記画像読取装置に設けられた第1画像読み取り手段と、第2画像読み取り手段の構成を説明する図。 上記第1画像読み取り手段を移動させる駆動部の構成を説明する図。 本発明の第1の実施の形態に係る第2コンタクトガラスの原稿接触面を清掃する清掃具の構成を説明する図。 上記清掃具を用いた第2コンタクトガラスの清掃方法を説明する第1の図。 上記清掃具を用いた第2コンタクトガラスの清掃方法を説明する第2の図。 上記清掃具を第2コンタクトガラスに圧接させたときの拭き取り部材及びスクレーパの状態を説明する図。 本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置の清掃具の構成を説明する図。 上記清掃具の他の構成を説明する図。
符号の説明
21 第1画像読み取り手段
22 原稿台ガラス
23a 第1コンタクトガラス
23b 第2コンタクトガラス
23b1 原稿接触面
40 自動原稿給送装置
41 第2画像読み取り手段
60b ガイドレール
61 開閉カバー
100 清掃具
101 フレーム
103 拭き取り部材
104 弾性部材
105 スクレーパ
105a スクレーパの回動中心
107 ガイドリブ
200 複写機
201 複写機本体
202 画像読取装置
202A 画像読取装置本体
D 原稿

Claims (8)

  1. シートの画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段と対向して設けられたガラス部材とを備え、シートを前記ガラス部材に接触させながら前記画像読取手段によりシートに形成された画像を読み取る画像読取装置の清掃具において、
    前記ガラス部材のシート接触面の汚れを掻き落とす掻き落とし部材と、前記シート接触面の汚れを拭き取る拭き取り部材と、前記拭き取り部材と前記掻き落とし部材を保持する保持部とを有し、前記掻き落し部材が前記シート接触面に当接すると同時に前記拭き取り部材が前記シート接触面に圧接するように構成されたことを特徴とする画像読取装置の清掃具。
  2. 前記拭き取り部材を弾性部材により形成し、
    前記掻き落とし部材と前記弾性部材により形成された前記拭き取り部材とを、前記拭き取り部材の弾性変形範囲で前記拭き取り部材を前記掻き落とし部材より突出した状態で前記保持部に並設したことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置の清掃具。
  3. 前記保持部と前記拭き取り部材との間に設けられた弾性部材を有し、
    かつ前記拭き取り部材と前記掻き落とし部材を、前記弾性部材の弾性変形範囲で前記拭き取り部材を前記掻き落とし部材より突出した状態で前記保持部に並設したことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置の清掃具。
  4. 前記シート接触面を清掃する際、前記拭き取り部材と前記掻き落とし部材とが前記シート接触面に倣うように構成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像読取装置の清掃具。
  5. 前記シート接触面を清掃する際、前記拭き取り部材と前記掻き落とし部材とが前記シート接触面に倣う方向に移動するよう前記保持部を回動可能に設けたことを特徴とする請求項4記載の画像読取装置の清掃具。
  6. 前記シート接触面を清掃する際、前記拭き取り部材と前記掻き落とし部材とが前記シート接触面に倣うよう前記保持部を傾斜させたことを特徴とする請求項4記載の画像読取装置の清掃具。
  7. 前記シート接触面を清掃する際、シート接触面側に設けられた当接部を支点として前記拭き取り部材と前記掻き落とし部材とが前記シート接触面に倣う方向に回動することを特徴とする請求項6記載の画像読取装置の清掃具。
  8. 前記保持部と前記掻き落とし部材との間に設けられた弾性部材を有し、
    前記掻き落とし部材は、前記弾性部材を弾性変形させながら前記シート接触面に倣う方向に移動することを特徴とする請求項7記載の画像読取装置の清掃具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015171130A (ja) * 2014-03-11 2015-09-28 株式会社リコー 自動原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置

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