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JP2008193865A - モータの駆動装置 - Google Patents

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JP2008193865A
JP2008193865A JP2007028234A JP2007028234A JP2008193865A JP 2008193865 A JP2008193865 A JP 2008193865A JP 2007028234 A JP2007028234 A JP 2007028234A JP 2007028234 A JP2007028234 A JP 2007028234A JP 2008193865 A JP2008193865 A JP 2008193865A
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JP
Japan
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motor
temperature
inverter circuit
thermal fuse
drive device
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JP2007028234A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Shimobo
浩通 下防
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Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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Abstract

【課題】モータのインバータ回路に用いられているFET等のスイッチング素子を温度上昇による破壊から確実に防止することができるモータの駆動装置を提供する。
【解決手段】モータ10に駆動電流を供給するインバータ回路14のFET24の温度を検出して、この検出温度が第1基準温度T1以上のときにインバータ回路14を0FF状態にする温度ヒューズ22を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブラシレスDCモータ等のモータの駆動装置に関し、特にスイッチング素子の発熱による破壊を防止するモータの駆動装置に関するものである。
空調機、洗濯機、電動工具においてはブラシレスDCモータが用いられている。このブラシレスDCモータはインバータ回路によってPWM制御されている。インバータ回路を構成する電子部品には、FET等の発熱の多いパワー素子が用いられているため、従来より、FETが所定温度以上になるとサーミスタがその温度を検知し、モータの減速や停止を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−80349公報
上記のような特許文献1におけるサーミスタによる保護回路であると、このサーミスタに異常が発生して、温度検出の動作が機能しなくなった場合には、FETの温度が許容温度以上に上昇して破壊されるという問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、モータのインバータ回路に用いられているFET等のスイッチング素子を温度上昇による破壊から確実に防止することができるモータの駆動装置を提供する。
請求項1に係る発明は、モータと、前記モータに駆動電流を供給するインバーター回路と、前記インバーター回路を制御する制御回路とを有するモータの駆動装置において、前記インバータ回路は、複数のスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子の温度を検出して、前記検出温度が第1基準温度T1以上のときに前記インバータ回路をOFF状態にする温度ヒューズを設けることを特徴とするモータの駆動装置である。
請求項2に係る発明は、前記スイッチング素子を固定したプリント配線基板の裏面に前記温度ヒューズを設けることを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置である。
請求項3に係る発明は、前記温度ヒューズを、前記制御回路の電源の供給配線の途中に設けることを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置である。
請求項4に係る発明は、前記温度ヒューズを、前記制御回路へ供給される前記モータの速度指令信号の配線の途中に設けることを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置である。
請求項5に係る発明は、前記温度ヒューズを、前記制御回路のリセット信号の供給配線の途中に設けることを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置である。
請求項6に係る発明は、前記温度ヒューズを、前記インバータ回路から前記制御回路への電流制限信号の供給配線の途中に設けることを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置である。
請求項7に係る発明は、前記スイッチング素子を固定したプリント配線基板の裏面に温度検出素子をさらに設け、前記温度検出素子の検出温度が第2基準温度T2(但し、T2<T1である)以上になると、前記制御回路は前記インバータ回路をOFF状態にすることを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置である。
請求項8に係る発明は、前記モータがブラシレスDCモータであることを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置である。
本発明であると、第1温度以上にスイッチング素子が加熱されると温度ヒューズが動作し、インバータ回路を停止させ、スイッチング素子を加熱から保護することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図1及び図2に基づいて説明する。
本実施形態は、ブラシレスDCモータ10の駆動装置12に関し、例えば、電動工具、空調機、洗濯機等に用いられている。また、このブラシレスDCモータ(以下、単にモータという)10は、モータフレームがモールド樹脂によって形成されたモールドモータである。
(1)モータ10の駆動装置12の構成
図1に基づいて、駆動装置12の構成について説明する。
モータ10は、三相のブラシレスDCモータであり、そのモータ10の固定子巻線に駆動電流を供給する駆動装置12は、図2に示すようにインバータ回路14、制御部16とより構成されている。インバータ回路14と、制御部16を構成するICは、プリント配線基板(以下、単にPC基板という)26に取り付けられ、モータ10の固定子と共にモールド樹脂によって一体成形されている。
インバータ回路14は、6個のFET24−1〜24−6によりフルブリッジ回路によって構成し、三相の固定子巻線にそれぞれ駆動電流を供給する。このインバータ回路14には、駆動電源VCCから直流電流が供給される。
制御部16は、インバータ回路14をPWM制御するものであり、外部から入力する速度指令信号VSTによってモータ10をON/OFF及び加減速させる。制御部16は制御電源VINから電源が供給される。制御部16にはリセット信号が入力し、このリセット信号は、正常な状態では電圧VRが供給され、リセットしたい場合にはこの電圧VRの供給を停止させる。また、サーミスタ18から温度検知信号が入力すると共に、インバータ回路14の接地側配線に接続された電流検出線20から過電流を検出するための電流検出信号が入力する。
制御部16は、主制御部、速度検出回路、論理回路、PWM回路から構成されている。主制御部に外部から速度指令信号VSTを入力すると、論理回路を介してPWM回路でその速度指令信号VSTに応じた回転速度のPWM信号をインバータ回路14の各FET24のゲート端子に出力する。インバータ回路14では、モータ10の三相の固定子巻線に三相の駆動電流を出力してモータ10を回転させる。
不図示の3個のホールICがモータ10の回転子近傍に設けられ、この3個のホールICから速度検出回路に位置検出信号を出力している。速度検出回路では3個のホールICからの位置検出信号に基づいてモータの回転速度と回転子の位置とを演算し主制御部に出力する。主制御部では、速度検出回路からの現在の回転速度を外部から入力する速度指令信号VSTと比較し、この回転速度が速度指令信号VSTに応じた回転速度になるように論理回路をフィードバック制御する。これによって、外部から入力する速度指令信号VSTに対応してモータ10が回転する。
また、主制御部は、保護回路から入力する信号、即ち、サーミスタ18から入力する温度検出信号の電圧値が、予め定めた基準値以上になると、モータ10の回転を停止させるか、または回転速度を減少させてインバータ回路14がそれ以上温度上昇しないように保護する。
(2)温度保護の構成
本実施形態では、インバータ回路14の各FETを加熱温度からさらに保護するため、4個の温度ヒューズ22が設けられている。温度ヒューズ22の動作温度は、サーミスタ18の動作温度である第2基準温度T2より高い第1基準温度T2となっている。この温度ヒューズ22は、温度により切断し、恒久的に回路を切断するタイプであってもよく、また、温度が下がると再度導通するタイプでもよい。
温度ヒューズ22は、PC基板26の裏面であって、インバータ回路14のFET24の裏面に取り付けられている。これによってFET24の温度を確実に検出することができる。なお、上記で説明したサーミスタ18もFET24の裏面に取り付けられている。
温度ヒューズ22は、制御部16に制御電源を供給する供給配線28の途中、速度指令信号VSTを供給する供給配線30の途中、リセット信号を供給する供給配線上32及び電流検出信号を供給する電流検出線20の途中にそれぞれ設けられている。
(3)温度ヒューズ22の動作内容
上記構成のモータ10において、モータ10が大きな負荷等によって加熱した場合、通常はサーミスタ18がFET24の加熱を検知し、その検知温度が第2基準温度T2以上になると、サーミスタ18から温度検出信号が制御部16に出力され、インバータ回路14がモータ10を減速または停止させる。
しかしながら、何らかの理由でこのサーミスタ18が破壊され正常に動作しない場合には、インバータ回路14の温度が第2基準温度T2以上になる。そして、さらに温度が上昇し第1基準温度T1以上になると、温度ヒューズ22が切断して、インバータ回路14が停止する。温度ヒューズ22が切断すると、制御部16の制御電源VINの供給が停止され、リセット信号の電圧VRの供給も停止され、電流検出線20からの電流検出信号も停止され、速度指令信号VSTも停止されるため、インバータ回路14が確実に停止し、その温度上昇を防止することができる。
上記のようにサーミスタ18が破壊され温度がさらに上昇し第1基準温度に達すると、温度ヒューズ22が動作し確実にインバータ回路14をOFF状態にするため、モータ10が加熱したり、また、FET24が破壊されることがない。特に、温度ヒューズ22が4つの箇所にそれぞれ設けられているため、確実にインバータ回路14をOFF状態にすることができる。
(5)変更例
上記実施形態では、インバータ回路14のスイッチング素子、即ちパワー素子としてFET24を設けたが、これに代えてIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いてもよい。
上記実施形態では、温度ヒューズ22を4箇所に設けたが、これに限らず1箇所以上設ければインバータ回路14をOFF状態にすることができる。
本発明の一実施形態を示す駆動装置のブロック図である。 PC基板にサーミスタと温度ヒューズを取り付けた状態の側面図である。
符号の説明
10 モータ
12 駆動装置
14 インバータ回路
16 制御部
18 サーミスタ
20 電流検出線
22 温度ヒューズ
24 FET
26 PC基板
28 供給配線線
30 供給配線線
32 供給配線線

Claims (8)

  1. モータと、前記モータに駆動電流を供給するインバーター回路と、前記インバーター回路を制御する制御回路とを有するモータの駆動装置において、
    前記インバータ回路は、複数のスイッチング素子を有し、
    前記スイッチング素子の温度を検出して、前記検出温度が第1基準温度T1以上のときに前記インバータ回路をOFF状態にする温度ヒューズを設ける
    ことを特徴とするモータの駆動装置。
  2. 前記スイッチング素子を固定したプリント配線基板の裏面に前記温度ヒューズを設ける
    ことを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置。
  3. 前記温度ヒューズを、前記制御回路の電源の供給配線の途中に設ける
    ことを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置。
  4. 前記温度ヒューズを、前記制御回路へ供給される前記モータの速度指令信号の配線の途中に設ける
    ことを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置。
  5. 前記温度ヒューズを、前記制御回路のリセット信号の供給配線の途中に設ける
    ことを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置。
  6. 前記温度ヒューズを、前記インバータ回路から前記制御回路への電流制限信号の供給配線の途中に設ける
    ことを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置。
  7. 前記スイッチング素子を固定したプリント配線基板の裏面に温度検出素子をさらに設け、前記温度検出素子の検出温度が第2基準温度T2(但し、T2<T1である)以上になると、前記制御回路は前記インバータ回路をOFF状態にする
    ことを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置。
  8. 前記モータがブラシレスDCモータである
    ことを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置。
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