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JP2008193682A - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法 Download PDF

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JP2008193682A JP2008014659A JP2008014659A JP2008193682A JP 2008193682 A JP2008193682 A JP 2008193682A JP 2008014659 A JP2008014659 A JP 2008014659A JP 2008014659 A JP2008014659 A JP 2008014659A JP 2008193682 A JP2008193682 A JP 2008193682A
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Abstract

【課題】画像データに対して設定内容に基づく処理を施す画像処理装置において、誤った設定内容に基づく処理の実行の抑制に寄与することのできる技術を提供する。
【解決手段】処理対象である画像データに対して施す処理の内容を規定する設定情報を取得する設定情報取得部と、設定情報取得部にて取得される設定情報に基づく処理を、処理対象である画像データに対して施す画像処理部と、画像処理部における処理の完了に先立って、設定情報取得部にて取得される設定情報に基づく処理が処理対象である画像データに施された状態を示す画像を生成する画像生成部と、画像生成部にて生成される画像を表示させる表示制御部と、画像処理部にて処理が施された画像データである処理後データの出力を指示する出力指示を受け付ける出力指示受付部と、出力指示受付部にて処理後データの出力指示を受け付けた場合に、処理後データを出力する処理後データ出力部とを備えてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データに対して設定内容に基づく処理を施す画像処理装置に関し、特に、当該設定内容に基づく処理の実行の制御に関するものである。
従来、原稿をスキャンして得られる画像データに対して所望の画像処理等を行なう画像処理装置において、画像確認等に利用されるプレビュー画像やサムネイル画像を、スキャン処理が一旦終了するのを待ってから生成する構成が知られる(例えば、特許文献1を参照。)。
上記従来技術では、スキャナで読み取り中にプレビュー画像の生成を行うようにすると、読み取り中の画像データの処理やプレビュー画像生成のための画像データ等の大量の画像データを同時に処理しなければならず、装置のパフォーマンスを低下させてしまうという問題を回避するため、スキャン処理が完了した後にプレビュー画像の生成を行っている。
特開2004−222246号公報
近年の画像処理装置は、その処理機能が高度化することにより設定項目も複雑化してきており、設定ミス等が発生し易くなっていると考えられる。しかしながら、上記従来の画像処理装置のようなプレビュー画像の表示タイミングでは、例えばコピー処理を行ないたいような場合に、設定内容を確認している間に印刷処理が完了してしまい、複雑な処理設定等を行なうような場合における、誤った設定内容に基づく処理の実行を未然に防ぐことは困難であった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、画像データに対して設定内容に基づく処理を施す画像処理装置において、誤った設定内容に基づく処理の実行の抑制に寄与することのできる技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様に係る画像処理装置は、処理対象である画像データに対して施す処理の内容を規定する設定情報を取得する設定情報取得部と、前記設定情報取得部にて取得される設定情報に基づく処理を、前記処理対象である画像データに対して施す画像処理部と、前記画像処理部における処理の完了に先立って、前記設定情報取得部にて取得される設定情報に基づく処理が前記処理対象である画像データに施された状態を示す画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部にて生成される画像を表示させる表示制御部と、前記画像処理部にて処理が施された画像データである処理後データの出力を指示する出力指示を受け付ける出力指示受付部と、前記出力指示受付部にて前記処理後データの出力指示を受け付けた場合に、前記処理後データを出力する処理後データ出力部とを備えてなることを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る画像処理方法は、処理対象である画像データに対して施す処理の内容を規定する設定情報を取得する設定情報取得ステップと、前記設定情報取得ステップにて取得される設定情報に基づく処理を、前記処理対象である画像データに対して施す画像処理ステップと、前記画像処理ステップにおける処理の完了に先立って、前記設定情報取得ステップにて取得される設定情報に基づく処理が前記処理対象である画像データに施された状態を示す画像を生成する画像生成ステップと、前記画像生成ステップにて生成される画像を表示させる表示制御ステップと、前記画像処理ステップにて処理が施された画像データである処理後データの出力を指示する出力指示を受け付ける出力指示受付ステップと、前記出力指示受付ステップにて前記処理後データの出力指示を受け付けた場合に、前記処理後データを出力する処理後データ出力ステップとを備えてなることを特徴とするものである。
以上に詳述したように本発明によれば、画像データに対して設定内容に基づく処理を施す画像処理装置において、誤った設定内容に基づく処理の実行の抑制に寄与することのできる技術を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態による画像処理装置の回路構成を示す図である。本発明の実施の形態による画像処理装置は、例えばMFP(Multi Function Peripheral)を構成している。
図1に示すように、本実施の形態による画像処理装置Mは、システム制御部1、スキャナユニット2、プリンタユニット4および操作表示部5を備えてなる構成となっている。
システム制御部1は、システム全体の制御を行なう。システム制御部1についての詳細は後述する。
スキャナユニット2は、原稿を光源により照射しながら原稿を走査して、原稿からの反射光をカラーCCDセンサにより画像を読み取る画像入力部、画像読み取り部γ補正、色変換、主走査変倍、画像分離、加工、エリア処理、階調補正処理などの処理を行なうスキャナ画像処理回路210を有する。
プリンタユニット4は、画像データに応じてLD(レーザーダイオード)の駆動を変調して画像を印字出力する。
操作表示部5は、使用者が本装置に動作設定の指示や設定内容や状態表示を行なうことにより対話的な操作が行なえるよう、タッチパネルセンサを走査したグラフィカルディスプレイおよび数値やスタート、キャンセルなど頻繁に利用する専用ボタン、状態表示LEDなどで構成される。
画像処理装置Mは、イーサーネットやUSB、IEEE1284、IEEE1394などのホストコンピュータI/F1030により機器外部のホストコンピュータ6と通信可能となっている。
また、FAXユニット1010により公衆回線7を利用したFAX通信を行なうことも可能となっている。
システム制御部1は、スキャナ2およびプリンタ4と通信することによって、スキャナ2の動作を制御してカラーもしくは白黒の画像データを読み込み、プリンタ4を制御してカラーもしくは白黒の画像データのシートへの印字出力を行なう。
読み取った画像データは、画像メモリに一旦格納することで1回の読み取りで必要な枚数の画像を繰り返し出力したり、複数ページの画像を1枚の用紙上に縮小して配置するNin1を行ったり、90度単位に任意の丁合が可能となる画像回転を行ったり、読み取り画像に帳票枠等を構成するフォーム合成を行ったり、日付やロゴ、ウォーターマーク等の合成等を行ったりすることが可能である。
読み取った画像は、必要に応じてスキャナ画像処理回路210や画像メモリ制御部1100において符号化処理によりデータ圧縮が行われ、データ量が削減された後にHDD1021に画像を蓄積することが可能である。
これにより、一旦蓄積した画像を任意の順序で任意の枚数だけ画像出力する電子ソートを行なうことができる。
また、システム制御部1はホストコンピュータI/F1030を有し、IEEE1284やUSB、IEEE1394等のローカル接続I/F、LANI/FによるLAN接続、モデムによるWANや電話網への接続を行なうことで、接続された機器(ここでは、例えばホストコンピュータ6)から印刷命令を受けて、画像を生成し印字出力するカラープリンタ、読み取った画像を接続された機器に転送するカラースキャナ、FAXの送受信、或いは画像の電子メールとしての送受信といった処理を実行させる。
また、複数の印刷ジョブやスキャナより読み込んだ画像をHDD1021上に一旦蓄積する等により複数の文書を1つの文書として再構成し、印字出力することも可能である。
続いて、画像処理装置Mにおけるシステム制御部1の機能の詳細について説明する。
CPU1001は、システム全体を制御するコントローラであり、画像処理装置Mに必要な複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能、FAX機能、E−mail機能などのアプリケーション処理、UI(ユーザーインタフェース)処理や、ローカルやネットワークに接続された機器との通信制御、画像データを入出力するための画像データフォーマット変換や符号化等のデータ処理を実行させる。
CPUローカルバス1005は、CPU1001にROM1003やRAM1002、その他の周辺機器を接続するためのバスである。
RAM1002は、CPU1001が処理を実行するためのプログラムメモリやデータ格納領域として使用されている。
ROM1003は、システム起動に必要なブートプログムやCPU1001が各種機能を実現するためのプログラム、固定的なデータの記憶領域として使用される。ROM1003上のプログラムやデータは、ROM1003上に圧縮データとして持つこともでき、RAM1002上に展開して実行することも可能である。
FAXユニット1010は、PSTNやISDNなどの公衆回線1011に接続するための変・復調装置であり、FAXの送受信や電話回線によるリモート接続、ISP接続によりインターネット接続が可能となっている。
CPU1001のホストバスには、PCIバスブリッジ1004によりPCIバス1006が接続されており、CPU1001およびローカルバス上のデバイスとPCIバス上のデバイスとの間でのデータ転送が可能となっている。
なお、CPU1001の種別によりCPUホストバスとCPUローカルバスが同一の場合やPCIバスブリッジがCPU1001内部に組み込まれている場合もある。
PCIバスを採用することにより、CPU1001の種別によらずに高速なデータ転送を実現し、PCIバス規格に準拠した既存のデバイスを利用することができる。
画像メモリ制御部1100は、非圧縮の画像や圧縮され画像の符号データが蓄積可能な大容量の画像メモリ1101を制御しており、スキャナ2からの画像メモリ1101への画像データの読み込み、画像メモリ1101からプリンタ4への画像データの印字出力をおこなう。
また画像メモリ制御部1100は、様々なフォーマットの画像データのハンドリングに対応しており、2値画像ではモノクロ、カラー、多値画像ではコピー機能とネットワークプリンタ機能のモノクロとカラーそれぞれに対し利用する機能に応じて最適な圧縮方式を選択することができる。
画像メモリ制御部1100に接続されたヘッダ付加回路1102は、コピーやプリント等の様々なフォーマットの画像データを画像メモリに展開する際に、画像を単位矩形にブロック化した画像データに対して画像の属性を示すヘッダ情報を付加し、さらにヘッダを含むブロック画像データを固定サイズのデータとして画像メモリに展開する。これにより、2次元的なページレイアウトを保った状態で、ブロック単位の割付や90度単位の回転処理を容易に実現することができる。
ページ編集の終了後、画像メモリの読み出しを順次行い、ヘッダ解析部410によって読み出されたブロック画像の種別を特定し、プリンタ画像処理部400はヘッダ解析部の判定結果に基づいて圧縮画像の伸長処理や画像処理を行い、プリンタユニットに必要な共通の画像形式に変換しプリンタビデオI/F420を経由してプリンタユニット4へ出力する。
また、プリンタ画像処理部400は、画像メモリ1101上の画像データを可逆可変長符号化による符号化、復号化機能を有している。
また、CPU1001は、PCIバスを経由して画像メモリ制御部1100の制御および画像メモリ1101へのアクセスが可能となっている。同様に、他のPCIバス上のデバイスも画像メモリ1101にアクセスすることができるようになっており、HDD1021や外部入出力I/Fとの間で高速なデータ転送が可能となっている。
画像圧縮・伸張1080は、画像メモリ1101やシステムメモリであるRAM1002上の画像データを符号化し圧縮、符号データを復号化し伸張処理を行なう。符号化方式としては、標準方式であるJPEG、MH/MR/MMR、JBIG、JBIG2等が挙げられるが、装置独自の処理画像に応じた符号化方式にも対応可能となっている。
また、画像圧縮・伸張1080は、符号化・復号化機能に加え、二値画像と多値画像の変換、モノクロとカラーの変換、解像度変換、色空間変換機能を有しており、様々な画像フォーマットを相互に変換することが可能となっている。
スキャナ2からの画像データは、スキャナビデオI/F220によりスキャナ画像処理回路220へ転送され、拡大・縮小等の所望の画像処理が施される。スキャナ画像処理回路210の出力は、ビデオI/F230によりスキャナ画像圧縮回路200に転送され、必要に応じて画像種別に適した画像圧縮処理を行い画像データサイズを減少させた後、画像メモリ制御部1100に転送される。また、スキャナ画像処理回路210は複数の画像処理を同時に行なうことが可能となっている。
画像の圧縮処理が不要な場合では、スキャナ画像圧縮回路200は何も処理を行なわず画像データを通過させる。
スキャナ/プリンタ通信I/F1070は、スキャナ2およびプリンタ4のそれぞれに対しコマンドやステータスの制御情報をシリアル通信1071および1072によって送信するものである。これによりスキャナ2およびプリンタ4は、画像処理装置Mの起動や状態、読み取った原稿サイズや種別の取得、用紙サイズの指定や用紙や消耗品の残量等を取得することができる。
HDDI/F1020は、IDEやSCSIをI/Fに持つHDD1021を制御し、PCIバスを経由してCPUローカルバス上のRAM1002やPCIバス上の画像メモリRAM1101とのデータ転送を高速に行なう。
ホストホストコンピュータI/F1030は、PC(パーソナルコンピュータ)等をUSBやIEEE1284、IEEE1394等のローカル接続I/F、イーサーネット等のネットワークI/Fにより接続するものである。
ホストコンピュータI/F1030にイーサーネットなどのLAN(ローカルエリアネットワーク)を利用することにより、複数台のMFPやサーバーPC、クライアントPC等をより柔軟に接続し、それぞれの機能を連携させたより高機能なシステムを構築することができる。
例えば、MFPで読み取った画像データをLANに接続されたサーバーPCに転送し、サーバーPCは送られた画像にOCR(文字認識)を行い画像データと統合してサーバーPC内のストレージにファイリングする、といったことが可能となる。
また、画像処理装置Mで読み取った画像を画像処理装置M内のHDD1021に蓄積し、画像処理装置M自体がファイルサーバーやWEBサーバーとして機能することで、LANに接続されたクライアントPCから直接画像処理装置Mの本体内の情報にアクセスし蓄積画像の検索や検索した画像をクライアントPCへダウンロードすることが可能となる。
操作部I/F1007は、操作表示部(操作入力部および表示部に相当)5を用いて、PCIバスを経由してCPU1001より制御可能にするもので、操作表示部5により使用者は本装置に対して動作設定の指示や設定内容、状態表示を行なうことにより対話的な操作が行なえるよう、タッチパネルセンサを搭載したグラフィカルディスプレイおよび数値やスタート、キャンセルなど頻繁に利用する専用ボタン、状態表示LEDなどで構成される操作表示部である。
操作表示部5のグラフィカルディスプレイは、読み取った画像データを即時に表示することができ、読み取った画像が希望する領域やサイズ、画質で読み取られているかを逐次確認しながら確実に画像の読み取り作業を行なうことも可能である。
また、グラフィカルディスプレイは蓄積されている画像データを選択する際にも利用することができ、縮小率の高い粗い画像で選択することや、詳細表示により画像内容を確認することも可能である。
次に、本実施の形態における、紙情報を読み取り電子ファイル化するイメージスキャナとしての処理や、紙への複写と同時に画像をファイリングする処理を行なう画像処理装置Mにおいて、通常のスキャンや複写の画像処理と同時に、画像の選択や内容確認時に必要となるサムネイル画像やプレビュー画像等の縮小画像生成を小規模回路で高速に行なうことが可能な画像処理技術について詳細に説明する。
図2は、本実施の形態における、スキャンや複写の画像処理と同時にサムネイル画像やプレビュー画像等の縮小画像生成を同時に行なうスキャナ画像処理回路210の概略構成を示す図である。
スキャナ画像処理回路(画像処理部、画像生成部に相当)210は、スキャナ2からの画像入力を、スキャンや複写の通常の画像処理を行なう画像処理(1)(設定情報に基づく処理)と、サムネイル生成(或いは、プレビュー画像生成)のための高倍率の縮小画像処理を行なう画像処理(2)の双方に同時に入力し、同時にそれぞれの処理を行なわせる。
サムネイル生成のための高倍率の縮小画像処理を行なう画像処理(2)は、高倍率のため、厳密な演算精度が不要であり、また、倍率も元画像の整数分の1という粗い精度かつ、固定または数段階の倍率種類で十分利用することができる。
したがって、画像処理(2)は、単純な間引き処理や、隣接する連続画素の2のべき乗個毎の平均化処理など、非常に簡素かつ小規模の回路で実現することができ、かつ、画像入力に対してリアルタイムに処理することで高速なサムネイル生成処理を行なうことが可能である。
また、縮小画像は、1ラインあたりのデータ量も小さく画像処理回路内への蓄積が容易であるため、続く入力ラインとの副走査方向の縮小処理も容易に実現することができる。
また、画像処理(2)の処理結果は、遅延メモリによってタイミングが調整され、セレクタによって、通常画像処理である画像処理(1)の処理結果(処理後データ)と時分割で画像出力へ出力される。
次に、上述の画像処理(1)および画像処理(2)における画像処理結果の出力タイミングについて詳細に説明する。
図3は、画像処理(1)と画像処理(2)における処理結果を、1ライン周期内で連結出力する処理の一例を示す図である。
まず、スキャナ画像処理回路210で採用している画像転送方式であるビデオ転送について説明する。
スキャナ画像処理回路210は、図3に示す様に、画像データを転送クロック(図示せず)に同期してライン単位に連続転送し、1ページ分のライン数分転送するビデオI/F転送をおこなう。
水平同期信号は1ライン転送の開始を表す信号であり、ローレベルからハイレベルに変化すると1ライン転送の開始となる。垂直有効期間信号は、1ページ全体に亘って画像データが有効であることを示す信号で、この信号がローであるとき画像データが有効となる。
1ライン分の画像データは、転送クロックに同期して1ライン転送周期内に収まるように転送される。
水平有効期間信号は、出力画像データ信号に現れている画像データが有効であることを示す信号で、受信側は垂直有効期間信号がローかつ水平有効期間信号がローであるとき画像データ信号を有効データとして受信する。
次に、画像処理(1)と画像処理(2)の画像処理結果の、1ライン周期内での連結出力について説明する。
まず、通常処理である画像処理(1)の処理結果がセレクタにより選択され出力される。
画像処理(1)の1ライン分の処理結果の出力後、画像処理(2)の1ライン分の処理結果がセレクタにより選択され出力される。
画像処理(1)の1ライン部の処理結果が出力されるまでの間、画像処理(2)の出力結果を遅延メモリに保持させておく。
このように、1ライン転送周期の空き時間を利用して、同時に処理された2つの画像処理結果を連結し1ラインの画像として転送することで、従来のビデオI/Fをそのまま利用し、2つの画像処理結果を同時に時分割で転送することが可能となる。
図4は、本実施の形態による画像処理装置について説明するための機能ブロック図である。本実施の形態による画像処理装置Mは、識別情報取得部101、履歴情報取得部102、所定時間設定部103、設定情報取得部104、画像処理部105、画像生成部106、表示制御部107、出力指示受付部108、操作表示部5、中止指示受付部110、処理後データ出力部111、CPU1001およびMEMORY802を備えてなる構成となっている。
識別情報取得部101は、処理対象である画像データに対して処理を施すユーザを識別するための識別情報を取得する。
履歴情報取得部102は、識別情報取得部101にて取得される識別情報に基づいて、該識別情報に対応するユーザの過去の操作履歴に関する情報を取得する。
所定時間設定部103は、履歴情報取得部102にて取得される情報に基づいて、所定時間を設定する。このように、各ユーザの過去の操作履歴に基づいて、利用頻度が高い(使い慣れている)設定内容のときは確認のための時間を短くし、利用頻度が低い(あまり利用したことがない)設定内容のときは確認のための時間を長くするように設定することで、装置の稼働率の向上に寄与することができ、装置を使い慣れているユーザに対して長いプレビュー画像やサムネイル画像の表示時間を設けてしまうといったような無駄を回避することができる。
設定情報取得部104は、処理対象である画像データに対して施す処理の内容を規定する設定情報(印刷設定、複写設定など)を取得する。識別情報取得部101は、例えば、画像処理装置Mへの直接操作またはネットワーク経由でのログイン処理時に取得されるID情報を取得する。なお、履歴情報取得部102および設定情報取得部104は、画像処理装置MにおけるHDD1021等の記憶領域に格納されている設定情報や、画像処理装置Mと通信可能に接続されているホストコンピュータ6や不図示のデータベース等の外部機器に格納されている情報を、必要に応じて取得する。
画像処理部105は、設定情報取得部104にて取得される設定情報に基づく処理を、処理対象である画像データに対して施す。
画像生成部106は、画像処理部105における処理の完了に先立って、設定情報取得部104にて取得される設定情報に基づく処理が処理対象である画像データに施された状態を示す画像を生成する。
表示制御部107は、画像生成部106にて生成される画像を表示させる。
出力指示受付部108は、画像処理部105にて処理が施された画像データである処理後データの出力を指示する出力指示を受け付ける。
出力指示受付部108は、表示制御部107による画像表示開始から所定時間経過した場合に、処理後データの出力を指示する出力指示を受け付けたと判定する。ここでの所定時間とは、ユーザが所望の処理の設定内容を目視で確認するのに十分な時間を意味し、例えば5秒程度に設定される。これにより、ユーザの出力開始指示が無くとも所定時間経過後に処理後データの出力が開始され、例えばユーザが装置に対して画像データの出力指示を行なうことを忘れたような場合でも、装置が無駄に待つことなくデータ出力を行なうことができる。
所定時間は、設定情報取得部にて取得される設定情報により規定される処理の内容に応じて設定されている。具体的に、ここでの「所定時間」は、例えば設定情報取得部にて取得される設定情報により規定される処理の内容が複雑であるほど、長い時間に設定される。このように、設定内容の複雑さに応じてプレビュー画像やサムネイル画像を確認する時間を変更することにより、例えば複雑な画像処理を設定したような場合に、その処理結果がどのようになるかをゆっくりと確認することができる。なお、ここでの所定時間は、必要に応じて、その時間の長さを変更可能であることは言うまでもない。
出力指示受付部108は、操作表示部5にて処理後データの出力指示(例えば、操作表示部5における入力や、画像処理装置Mと通信可能な外部機器からの指示に基づく)を受け付けた場合に、処理後データの出力を指示する出力指示を受け付けたと判定する。
中止指示受付部110は、処理後データの出力を中止する中止指示(例えば、操作表示部5における入力や、画像処理装置Mと通信可能な外部機器からの指示に基づく)を受け付ける。
処理後データ出力部111は、出力指示受付部108にて処理後データの出力指示を受け付けた場合に、処理後データを出力する。
なお、ここでの「処理後データの出力」とは、「所定の記憶領域への保存処理」、「FAX送信処理」、「印刷処理」および「E−mail送信処理」のうち少なくともいずれかに相当する。
このような構成によれば、処理対象である画像データに基づいて、該画像データに対する所望の処理の実行と、該処理の結果を確認するためのプレビュー画像やサムネイル画像の生成とを同時に行い、画像データへの所望の処理が完了するまでの間に、生成されたプレビュー画像やサムネイル画像を表示することができる。一般に、プレビュー画像やサムネイル画像の生成は比較的処理負荷が少ないため、画像データに対して施す所望の画像処理の完了に先立ってプレビュー画像やサムネイル画像を生成することは容易である。
これにより、ユーザは、出力させようとする画像データの生成が完了する前に、出力される予定の画像データの内容を概略的に把握することができる。また、上述のようにプレビュー画像やサムネイル画像を表示するとともに、何等かの出力指示がない限り処理後データを出力しない構成とすることで、処理内容が好ましくないような画像データを無駄に出力してしまうといった事態を避けることができる。
処理後データ出力部111は、表示制御部107による画像表示開始から所定時間経過するまでの間に中止指示受付部110にて中止指示を受け付けた場合に、処理後データの出力を中止する。
このように、プレビュー画像やサムネイル画像の表示開始から所定時間以内にユーザからの出力中止指示を受け付けた場合に出力を中止する構成とすることにより、プレビュー画像やサムネイル画像を見て初めて設定内容が好ましくないと判断された場合でも、ユーザは当該プレビュー画像やサムネイル画像の内容の画像データの出力を中止させることができ、無駄なデータ出力を回避することができる。
CPU1001は、画像処理装置Mにおける各種処理を行なう役割を有しており、またMEMORY802に格納されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する役割も有している。MEMORY802は、例えばRAM1002、ROM1003およびHDD1021等から構成されており、画像処理装置Mにおいて利用される種々の情報やプログラムを格納する役割を有している。
(第2の実施の形態)
続いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様である。
図5は、画像処理(1)および画像処理(2)における画像処理結果を1ページ周期内で連結出力する処理の一例について説明するための図である。なお、スキャナ画像処理回路210で採用している画像転送方式であるビデオ転送については、図3にて示した動作と同様であるものとする。
以下、画像処理(1)および画像処理(2)における画像処理結果を1ページ周期内で連結出力する処理について説明する。
まず、入力画像の垂直有効期間の間、通常処理である画像処理(1)の処理結果がセレクタにより選択されて出力される。入力画像の有効期間分に1ページ分の画像処理(1)の処理結果が出力される。
画像処理(1)の1ページ分の処理結果の出力後、画像処理(2)の1ページ分の処理結果がセレクタにより選択され出力される。
画像処理(1)の1ページ分の処理結果が出力されるまでの間、画像処理(2)の出力結果を遅延メモリが保持する。
出力される垂直有効期間信号は、入力画像の有効期間に画像処理(2)のページ出力期間を加えた期間になる様セレクタにより生成される。
このように、1ページの転送期間を追加することによって、同時に処理された2つの画像処理結果をページ単位に連結し1ページの画像として転送することで、従来のビデオI/Fをそのまま利用し、2つの画像処理結果を転送することが可能となる。
(第3の実施の形態)
続いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様である。
図6は、画像処理(1)および画像処理(2)における画像処理結果をそれぞれ異なるページとして出力する処理の一例について説明するための図である。なお、スキャナ画像処理回路で採用している画像転送方式であるビデオ転送については、図3にて示した動作と同様であるものとする。
以下、画像処理(1)および画像処理(2)における画像処理結果を、それぞれ異なるページとして出力する方式について説明する。
まず、入力画像の垂直有効期間の間、通常処理である画像処理(1)の処理結果がセレクタにより選択されて出力される。入力画像の有効期間分に1ページ分の画像処理(1)の処理結果が出力される。
入力画像の1ページ分の垂直有効期間は完了し、一旦、非アクティブのハイレベルに戻る。
続いて、画像処理(2)の1ページ分の処理結果がセレクタにより選択され出力される。この際に出力される垂直有効期間信号は、画像処理(2)の処理結果を1ページ分出力するため、新規にセレクタにより生成される。
画像処理(1)の1ページ分の処理結果が出力されるまでの間、画像処理(2)の出力結果を遅延メモリが保持する。
このように、画像処理(2)の1ページ転送期間を追加することによって、同時に処理された2つの画像処理結果をそれぞれ異なるページとしてページ単位に分割して転送することで、従来のビデオI/Fをそのまま利用し、2つの画像処理結果を転送することが可能となる。
(第4の実施の形態)
続いて、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様である。
図7は、本発明の第4の実施の形態における、スキャンや複写の画像処理と同時にサムネイル画像やプレビュー画像等の縮小画像生成を同時に行なうスキャナ画像処理回路210の(図2とは異なる)概略構成を示す図である。
スキャナ画像処理回路210は、スキャナ2からの画像入力を、スキャンや複写の通常の画像処理を行なう画像処理(1)とサムネイル生成のための高倍率の縮小画像処理を行なう画像処理(2)の双方に同時に入力し、同時にそれぞれの処理を行なわせる。
サムネイル生成のための高倍率の縮小画像処理を行なう画像処理(2)は、高倍率の縮小を行なうため、厳密な演算精度が不要であり、また、縮小倍率も元画像の整数分の1という粗い精度かつ、固定または数段階の倍率種類で十分利用することができる。
したがって、画像処理(1)としては、単純な間引き処理や、隣接する連続画素の2のべき乗個毎の平均化処理など、非常に簡素かつ小規模の回路で実現することができ、かつ、画像入力に対してリアルタイムに処理することで高速にサムネイル生成処理を行なうことが可能である。
また、縮小画像は1ラインあたりのデータ量も小さく画像処理回路内への蓄積が容易であるため、続く入力ラインとの副走査方向の縮小処理も容易に実現することが可能である。
画像処理(2)における処理結果は、画像入力と同時に(リアルタイムに)生成されるため、遅延メモリによって一旦記憶される。
ホストCPU1001は、ホストI/F1005を介してスキャナ画像処理回路210内にある遅延メモリを読み出すことが可能である(ホストI/Fとの説続は図示せず)。
ホストCPUが、画像処理(2)と同時に遅延メモリを読み出すことができ、かつ読み出し速度が画像処理(2)の処理速度と同等であれば、遅延メモリはタイミングを緩和できる程度の容量でよい。
また、ホストCPUの読み出し速度が遅い場合や、1ページ分の処理結果が整った後に利用したい場合は、画像処理(2)の処理結果1ページ分、必要に応じて数ページ分の容量の遅延メモリが必要となる。
図8は、画像処理(1)および画像処理(2)の画像処理を同時に行い、それぞれ異なるインターフェースより出力する実施の形態について説明するための図である。なお、スキャナ画像処理回路で採用している画像転送方式であるビデオ転送については、図3にて示した動作と同様であるものとする。
以下、画像処理(1)および画像処理(2)の画像処理結果を同時に行い、それぞれの処理結果を異なるインターフェースから出力する方式について説明する。
まず、入力画像の垂直有効期間のあいだ通常処理である画像処理(1)の処理結果が、ビデオI/Fに出力される。入力画像の有効期間分に、1ページ分の画像処理(1)の処理結果が出力される。
画像処理(2)は、同時に処理が進行し、処理結果は遅延メモリに蓄積されてゆく。
入力画像の1ページ分の垂直有効期間は完了し、一旦、非アクティブのハイレベルに戻る。
続いて、ホストCPU1001は、遅延メモリに蓄積された画像処理(2)の1ページ分の処理結果をホストI/F1005を経由して読み出す。
本実施の形態では、ホストCPU1001が遅延メモリを読み出しているが、他の転送マスタとなるデバイスが遅延メモリを自ら読み出し処理結果を利用しても良い。
例えば、グラフィカルディスプレイコントローラが遅延メモリ上の縮小画像を直接読み出し、ディスプレイ上に表示する様な動作とすることもできる。
また、遅延メモリの読み出しは、1ページ分の処理結果が蓄積されるのを待たずに読み出しても良く、このようにすることにより、スキャナの読み取り動作とより近いタイミングで縮小画像を取り出すことできる。
このように、画像処理(2)の処理結果を遅延メモリに蓄積し、ホストI/Fから読み出すことによって、同時に処理された2つの画像処理結果をそれぞれ異なるI/Fから読み出すことで、従来のビデオI/Fをそのまま利用し、2つの画像処理結果を転送することが可能となる。
(第5の実施の形態)
続いて、本発明の第5の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様である。
図9は、2枚の原稿を縮小して同一ページに割り付けて複写する「2in1複写」において、原稿画像の読み取りと同時に操作パネルに出力される印字イメージを表示するプレビュー処理を実行し、ユーザの設定ミスを防ぐ複写動作の一例を示す図である。
本実施の形態では、画像処理(1)として複写に用いるための600dpiの画像を生成するための画像処理を行なう。
また、画像処理(2)では、操作パネルへのプレビュー画像生成するための低解像度である20dpiの画像を生成するための画像縮小処理を行なう。
画像処理(1)および画像処理(2)は同時に処理され、第1の実施の形態と同様にそれぞれの画像処理結果は同一の1ラインに連結されセレクタより出力される。
連結された画像データは、画像メモリ制御部1100で受信され、画像メモリ1101に二次元的に転送される。
複写用の画像データである600dpiの画像は、画像メモリ読み出し時に切り出され、スキャナ画像圧縮回路200でJPEG符号に変換されHDD1021に蓄積される。
読み取り画像のプレビュー画像の元となる20dpiの画像は、画像メモリ読み出し時にラインを間引く(30本おきに1本読み出す)ことによって主走査副走査共に縮小された画像となる。
読み出された縮小画像は、必要に応じて、画像メモリ上でプレビュー画像として複数の画像を連結し、操作パネルに表示可能なプレビュー画像を生成する。
画像メモリ上に生成されたプレビュー画像は、操作表示部5に転送され表示される。
なお、プレビュー画像の生成は、必ずしも画像メモリ上で行なわずともよく、直接操作パネルの表示データとして転送しても良い。
また、1ページ分の縮小画像が生成されるたびに、操作表示部5に転送すれば読み取りタイミングにより近いタイミングでプレビューを行なうことも可能である。
ユーザは印字に先立ち、実際に読み取った原稿の画像データによって作られたプレビュー画像を確認することができるので、設定が不適切な場合は設定を変更することや、印字動作をキャンセルすることが可能となる。
本実施の形態によれば、原稿の読み取りとプレビュー画像生成を同時に行なうことができるため、実際の紙に印字することなく出力画像の確認を早期に行なうことができ、設定ミスの発生を抑制することができる。
また、それぞれのページの縮小画像は、必要に応じてJPEG圧縮処理1080が施され、HDD1021に蓄積される。縮小画像は、HDD1021上に蓄積された複写データを複写後に消去しないようにすることで、再度印刷する際に蓄積されている画像を選択するサムネイル画像データとして利用することができる。
HDD1021上に蓄積された複写用の600dpiの画像データは、複写設定にしたがってHDD1021より読み出され、ページメモリ上でレイアウトが整えられてプリンタ4にて印字出力される。
(第6の実施の形態)
続いて、本発明の第6の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様である。
図10は、2枚の原稿を縮小して同一ページに割り付けて複写する「2in1複写」において、原稿画像の読み取りと同時に操作パネルに出力される印字イメージを表示するプレビュー処理を実行し、ユーザの設定ミスを防ぐ複写動作の一例を示す図である。
本実施の形態は、上述の第5の実施の形態とは異なり、画像メモリ制御部1100は、1ライン内に連結された画像データであれば、1ライン中の画像データ数により画像処理(1)と画像処理(2)の境界を検出し、各々画像メモリ1101の異なる領域に2次元転送を行なう構成となっている。
また、1ページ内にページ単位に連結された画像データであれば、1ページを構成する画像データのライン数により画像処理(1)と画像処理(2)の境界を検出し、各々画像メモリ1101の異なる領域に2次元転送を行なう。
また、2つのページに分割されて転送される画像データであれば、それぞれの転送ページの区切りによって画像処理(1)と画像処理(2)の境界を検出し、各々のページの画像データを画像メモリ1101の異なる領域に2次元転送を行なう。
上述の第5の実施の形態と同様、原稿の読み取りとプレビュー画像生成を同時に行なうことができるため、実際の紙に印字することなく出力画像の確認を早期に行なうことができ、ミスコピーの発生を抑制することができる。
(第7の実施の形態)
続いて、本発明の第7の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様である。
図11は、2枚の原稿を縮小して同一ページに割り付けて複写する「2in1複写」において、原稿画像の読み取りと同時に操作パネルに出力される印字イメージを表示するプレビュー処理を実行し、ユーザの設定ミスを防ぐ複写動作の一例を示す図である。
本実施の形態では、第5の実施の形態とは異なり、画像メモリ制御部1100は、画像処理(1)の処理結果である本スキャン画像のみを画像メモリ1101に2次元転送する。
本スキャン画像の画像メモリへの転送と画像処理(2)は、同時に処理が進行し、処理結果は遅延メモリに蓄積されてゆく。
また、複写用のスキャン画像である600dpiの画像は、画像メモリ読み出し時に切り出され、スキャナ画像圧縮回路200でJPEG符号に変換されHDD1021に蓄積される。
ホストCPUは、画像処理(2)により生成された遅延メモリ上の縮小画像を読み出し、操作パネル(操作表示部5)の表示メモリにプレビュー画像として転送することができる。
また、画像処理(2)により生成された遅延メモリ上のサムネイル画像は、ホストCPUによりJPEG圧縮1080に転送され、JPEG符号に変換されてHDD1021に蓄積することもできる。
第5の実施の形態と同様、原稿の読み取りとプレビュー画像生成を同時に行なうことができるため、実際の紙に印字することなく出力画像の確認を早期に行なうことができ、ミスコピーの発生を抑制することができる。
(第8の実施の形態)
続いて、本発明の第8の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様である。
以下、本実施の形態による画像処理装置における、プレビュー画像による画像確認が可能な複写動作の一例について説明する。
図12は、本実施の形態による画像処理装置における複写動作の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザにより、複写原稿の読み取り開始に先立って、倍率、丁合、両面、ステープル、ホールパンチといった所望の印刷設定が行われる(S101)。このような多数の印刷設定を複雑に組み合わせた設定を行なう場合、原稿の姿勢や原稿の両面の丁合により最終的な出力が適切に行われるかをユーザの頭の中でイメージするのは難しい。
ユーザがスタートボタンを押下すると(S102,Yes)、原稿の読み取りが開始される(S103)。
スキャナ画像処理回路210は、上述のようにしてスキャンされた原稿の画像データに対して、複写用の画像処理とプレビュー画像生成処理を同時に実行する(S104)。
スキャナ画像処理回路210にて生成されるプレビュー画像は、ユーザが設定した複写設定に忠実に実際の読み取り画像を用いて、最終的に印字画像と同等のプレビュー画像として生成され、操作表示部5に表示される(S105)。
画像の入力は継続して行われるが、プレビュー画像は設定の確認に必要な組み合わせを表示した段階で停止し、ユーザに対して、プレビューの内容で出力を開始するか、設定を変更するか、印字をキャンセルするかの指示待ち状態となる(S106〜S108)。
ユーザがスタートボタンを押下すると(S109,Yes)、プレビューの内容で印字出力が開始される(S110)。
図13は、原稿読み取り、ユーザ操作、操作部表示、印字出力のタイミングを表す動作シーケンス例を示す図である。図14は、操作表示部5における画面表示の一例を示す図である。
操作表示部5には、ユーザが設定した複写設定(印刷設定)に忠実に実際の読み取り画像を用いて作成したプレビュー画像5100、複写設定5200、操作指示5300が表示される。
本実施の形態における縮小画像生成処理は、上述の第1の実施の形態〜第4の実施の形態の生成方法のいずれかを利用して実現することができる。
(第9の実施の形態)
続いて、本発明の第9の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上述の第1の実施の形態の変形例であり、その基本的装置構成は第1の実施の形態と同様である。
以下、本実施の形態による画像処理装置における、プレビュー画像による画像確認が可能な複写動作の一例について説明する。
図15は、本実施の形態による画像処理装置における複写動作の流れについて説明するためのフローチャートである。
図16は、原稿読み取り、ユーザ操作、操作部表示、印字出力のタイミングを表す動作シーケンス例を示す図である。図17は、操作表示部5における画面表示の一例を示す図である。
操作表示部5には、ユーザが設定した複写設定に忠実に実際の読み取り画像を用いて作成したプレビュー画像5100、複写設定5200、操作指示5300が表示される。
本実施の形態と第8の実施の形態との相違点は、スキャン画像のプレビュー表示が行われてからユーザの指示がない場合、所定時間経過後に設定内容が正しいと見なして印字動作を開始する点である。
なお、第8の実施の形態と同様、所定時間内であれば、設定の変更や複写動作のキャンセルが可能であり、また所定時間内での印字動作の開始も可能である。
本実施の形態による画像処理装置における縮小画像生成処理は、上述の第1の実施の形態〜第4の実施の形態における生成方法の内のいずれかを利用して実現することができる。
図18は、本発明の実施の形態による画像処理装置における処理(画像処理方法)の大まかな流れについて説明するためのフローチャートである。
識別情報取得部101は、処理対象である画像データに対して処理を施すユーザを識別するための識別情報を取得する(識別情報取得ステップ)(S901)。
履歴情報取得部102は、識別情報取得ステップにて取得される識別情報に基づいて、該識別情報に対応するユーザの過去の操作履歴に関する情報を取得する(履歴情報取得ステップ)(S902)。
所定時間設定部103は、履歴情報取得ステップにて取得される情報に基づいて、所定時間を設定する(所定時間設定ステップ)(S903)。
設定情報取得部104は、処理対象である画像データに対して施す処理の内容を規定する設定情報を取得する(設定情報取得ステップ)(S904)。
画像処理部105は、設定情報取得ステップにて取得される設定情報に基づく処理を、処理対象である画像データに対して施す(画像処理ステップ)(S905)。
画像生成部106は、画像処理ステップにおける処理の完了に先立って、設定情報取得ステップにて取得される設定情報に基づく処理が処理対象である画像データに施された状態を示す画像を生成する(画像生成ステップ)(S906)。
表示制御部107は、画像生成ステップにて生成される画像を操作表示部5にて画面表示させる(表示制御ステップ)(S907)。
出力指示受付部108は、画像処理ステップにて処理が施された画像データである処理後データの出力を指示する出力指示を受け付ける(出力指示受付ステップ)(S908)。出力指示受付ステップは、表示制御ステップによる画像表示開始から所定時間経過した場合に、処理後データの出力を指示する出力指示を受け付けたと判定する。なお、ここでの所定時間は、設定情報取得ステップにて取得される設定情報により規定される処理の内容に応じて設定することが可能である。
出力指示受付ステップは、例えば、操作表示部5にて処理後データの出力指示を受け付けた場合に(操作入力ステップ)、処理後データの出力を指示する出力指示を受け付けたと判定する。
中止指示受付部110は、処理後データの出力を中止する中止指示を受け付ける(中止指示受付ステップ)(S909)。
処理後データ出力部111は、出力指示受付ステップにて処理後データの出力指示を受け付けた場合に、処理後データを出力する(処理後データ出力ステップ)(S910)。処理後データ出力ステップは、表示制御ステップによる画像表示開始から所定時間経過するまでの間に中止指示受付ステップにて中止指示を受け付けた場合に、処理後データの出力を中止する。具体的に、「処理後データの出力」としては、例えば「所定の記憶領域への保存処理」、「FAX送信処理」、「印刷処理」および「E−mail送信処理」のうち少なくともいずれかが該当する。
上述の画像処理装置での処理における各ステップは、MEMORY802に格納されている画像処理プログラムをCPU1001に実行させることにより実現されるものである。
上述のような構成とすることにより、デジタル複写機の複写動作において、通常の複写画像処理と同時に、最終的な印字画像を操作表示部5にて確認するためのプレビュー画像用の縮小画像を生成し、両面複写の丁合やNin1、ステープル位置、ホールパンチ位置等の複写の印刷設定に従ったプレビュー表示を画像読み取り時に同時に行なうことで、印刷設定の内容をユーザに即時に確認させ、ミスコピーを未然に防ぐことができる。
本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
本発明を特定の態様により詳細に説明したが、本発明の精神および範囲を逸脱しないかぎり、様々な変更および改質がなされ得ることは、当業者には自明であろう。
以上に詳述したように本発明によれば、画像データに対して設定内容に基づく処理を施す画像処理装置において、誤った設定内容に基づく処理の実行の抑制に寄与することのできる技術を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態による画像処理装置の回路構成を示す図である。 本実施の形態における、スキャンや複写の画像処理と同時にサムネイル画像やプレビュー画像等の縮小画像生成を同時に行なうスキャナ画像処理回路210の概略構成を示す図である。 画像処理(1)と画像処理(2)における処理結果を、1ライン周期内で連結出力する処理の一例を示す図である。 本実施の形態による画像処理装置について説明するための機能ブロック図である。 画像処理(1)および画像処理(2)における画像処理結果を1ページ周期内で連結出力する処理の一例について説明するための図である。 画像処理(1)および画像処理(2)における画像処理結果をそれぞれ異なるページとして出力する処理の一例について説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態における、スキャンや複写の画像処理と同時にサムネイル画像やプレビュー画像等の縮小画像生成を同時に行なうスキャナ画像処理回路210の概略構成を示す図である。 画像処理(1)および画像処理(2)の画像処理を同時に行い、それぞれ異なるインターフェースより出力する実施の形態について説明するための図である。 本発明の第5の実施の形態において、原稿画像の読み取りと同時に操作パネルに出力される印字イメージを表示するプレビュー処理を実行し、ユーザの設定ミスを防ぐ複写動作の一例を示す図である。 本発明の第6の実施の形態において、原稿画像の読み取りと同時に操作パネルに出力される印字イメージを表示するプレビュー処理を実行し、ユーザの設定ミスを防ぐ複写動作の一例を示す図である。 本発明の第7の実施の形態において、原稿画像の読み取りと同時に操作パネルに出力される印字イメージを表示するプレビュー処理を実行し、ユーザの設定ミスを防ぐ複写動作の一例を示す図である。 本発明の第8の実施の形態による画像処理装置における複写動作の流れについて説明するためのフローチャートである。 原稿読み取り、ユーザ操作、操作部表示、印字出力のタイミングを表す動作シーケンス例を示す図である。 操作表示部5における画面表示の一例を示す図である。 本発明の第9の実施の形態による画像処理装置における複写動作の流れについて説明するためのフローチャートである。 原稿読み取り、ユーザ操作、操作部表示、印字出力のタイミングを表す動作シーケンス例を示す図である。 操作表示部5における画面表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による画像処理装置における処理(画像処理方法)の大まかな流れについて説明するためのフローチャートである。
符号の説明
M 画像処理装置、101 識別情報取得部、102 履歴情報取得部、103 所定時間設定部、104 設定情報取得部、105 画像処理部、106 画像生成部、107 表示制御部、108 出力指示受付部、5 操作表示部、110 中止指示受付部、111 処理後データ出力部、1001 CPU、802 MEMORY。

Claims (14)

  1. 処理対象である画像データに対して施す処理の内容を規定する設定情報を取得する設定情報取得部と、
    前記設定情報取得部にて取得される設定情報に基づく処理を、前記処理対象である画像データに対して施す画像処理部と、
    前記画像処理部における処理の完了に先立って、前記設定情報取得部にて取得される設定情報に基づく処理が前記処理対象である画像データに施された状態を示す画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部にて生成される画像を表示させる表示制御部と、
    前記画像処理部にて処理が施された画像データである処理後データの出力を指示する出力指示を受け付ける出力指示受付部と、
    前記出力指示受付部にて前記処理後データの出力指示を受け付けた場合に、前記処理後データを出力する処理後データ出力部と
    を備えてなる画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記出力指示受付部は、前記表示制御部による画像表示開始から所定時間経過した場合に、前記処理後データの出力を指示する出力指示を受け付けたと判定する画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記処理後データの出力を中止する中止指示を受け付ける中止指示受付部を備え、
    前記処理後データ出力部は、前記表示制御部による画像表示開始から所定時間経過するまでの間に前記中止指示受付部にて中止指示を受け付けた場合に、前記処理後データの出力を中止する画像処理装置。
  4. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記所定時間は、前記設定情報取得部にて取得される設定情報により規定される処理の内容に応じて設定されている画像処理装置。
  5. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記処理対象である画像データに対して処理を施すユーザを識別するための識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報取得部にて取得される識別情報に基づいて、該識別情報に対応するユーザの過去の操作履歴に関する情報を取得する履歴情報取得部と、
    前記履歴情報取得部にて取得される情報に基づいて、前記所定時間を設定する所定時間設定部と
    を備える画像処理装置。
  6. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    ユーザの操作入力を受け付ける操作入力部を備え、
    前記出力指示受付部は、前記操作入力部にて前記処理後データの出力指示を受け付けた場合に、前記処理後データの出力を指示する出力指示を受け付けたと判定する画像処理装置。
  7. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記処理後データの出力とは、所定の記憶領域への保存処理、FAX送信処理、印刷処理およびE−mail送信処理のうち少なくともいずれかである画像処理装置。
  8. 処理対象である画像データに対して施す処理の内容を規定する設定情報を取得する設定情報取得ステップと、
    前記設定情報取得ステップにて取得される設定情報に基づく処理を、前記処理対象である画像データに対して施す画像処理ステップと、
    前記画像処理ステップにおける処理の完了に先立って、前記設定情報取得ステップにて取得される設定情報に基づく処理が前記処理対象である画像データに施された状態を示す画像を生成する画像生成ステップと、
    前記画像生成ステップにて生成される画像を表示させる表示制御ステップと、
    前記画像処理ステップにて処理が施された画像データである処理後データの出力を指示する出力指示を受け付ける出力指示受付ステップと、
    前記出力指示受付ステップにて前記処理後データの出力指示を受け付けた場合に、前記処理後データを出力する処理後データ出力ステップと
    を備えてなる画像処理方法。
  9. 請求項8に記載の画像処理方法において、
    前記出力指示受付ステップは、前記表示制御ステップによる画像表示開始から所定時間経過した場合に、前記処理後データの出力を指示する出力指示を受け付けたと判定する画像処理方法。
  10. 請求項9に記載の画像処理方法において、
    前記処理後データの出力を中止する中止指示を受け付ける中止指示受付ステップを備え、
    前記処理後データ出力ステップは、前記表示制御ステップによる画像表示開始から所定時間経過するまでの間に前記中止指示受付ステップにて中止指示を受け付けた場合に、前記処理後データの出力を中止する画像処理方法。
  11. 請求項9に記載の画像処理方法において、
    前記所定時間は、前記設定情報取得ステップにて取得される設定情報により規定される処理の内容に応じて設定されている画像処理方法。
  12. 請求項9に記載の画像処理方法において、
    前記処理対象である画像データに対して処理を施すユーザを識別するための識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップにて取得される識別情報に基づいて、該識別情報に対応するユーザの過去の操作履歴に関する情報を取得する履歴情報取得ステップと、
    前記履歴情報取得ステップにて取得される情報に基づいて、前記所定時間を設定する所定時間設定ステップと
    を備える画像処理方法。
  13. 請求項8に記載の画像処理方法において、
    ユーザの操作入力を受け付ける操作入力ステップを備え、
    前記出力指示受付ステップは、前記操作入力ステップにて前記処理後データの出力指示を受け付けた場合に、前記処理後データの出力を指示する出力指示を受け付けたと判定する画像処理方法。
  14. 請求項8に記載の画像処理方法において、
    前記処理後データの出力とは、所定の記憶領域への保存処理、FAX送信処理、印刷処理およびE−mail送信処理のうち少なくともいずれかである画像処理方法。
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