JP2008192803A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】データの書き込みまたは消去特性が向上した半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、半導体基板10に設けられた第1溝部19および第2溝部21と、第1溝部19の両側方に設けられたN型拡散層であるビットライン12と、ビットライン12に接しており、半導体基板10と同じ導電型で半導体基板10より高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22と、第1溝部19および第2溝部21の側面に接しているボトム絶縁膜14と、ボトム絶縁膜14の側面に接している電荷蓄積層16と、電荷蓄積層16を覆っているトップ絶縁膜18と、トップ絶縁膜18の側面に接しているワードライン20と、を具備する半導体装置およびその製造方法である。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明は、半導体基板10に設けられた第1溝部19および第2溝部21と、第1溝部19の両側方に設けられたN型拡散層であるビットライン12と、ビットライン12に接しており、半導体基板10と同じ導電型で半導体基板10より高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22と、第1溝部19および第2溝部21の側面に接しているボトム絶縁膜14と、ボトム絶縁膜14の側面に接している電荷蓄積層16と、電荷蓄積層16を覆っているトップ絶縁膜18と、トップ絶縁膜18の側面に接しているワードライン20と、を具備する半導体装置およびその製造方法である。
【選択図】 図2
Description
本発明は半導体装置およびその製造方法に関し、より詳細には溝構造のトランジスタとして形成された不揮発性メモリセルを有する半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、電源を切っても記憶データが保持される半導体装置である不揮発性メモリが広く普及している。代表的な不揮発性メモリにフラッシュメモリがある。フラッシュメモリにおいては、メモリセルを構成するトランジスタが電荷蓄積層を有しており、電荷蓄積層はフローティングゲートまたは絶縁膜で形成されている。絶縁膜の電荷蓄積層を有するフラッシュメモリとして、SONOS(Silicon Oxide Nitride Oxide Silicon)型構造を有するフラッシュメモリがあり、SiN(Silicon Nitride)膜中のトラップに電荷を蓄積させてデータの記憶を行う。特許文献1には、SONOS型フラッシュメモリの1つとして、ソースとドレインとを入れ換えて対照的に動作させる仮想接地型メモリセルを有するフラッシュメモリ(従来例1)が開示されている。これにより、1つのトランジスタの電荷蓄積層に2つの電荷蓄積領域を形成することが可能となる。また、ソースおよびドレインをビットラインが兼ねており、半導体基板に埋め込まれた構造となっているためメモリセルの微細化が図られている。
しかし、従来例1においてメモリセルを微細化するとチャネル長が短くなり、1つの電荷蓄積層に形成された2つの電荷蓄積領域の分離が難しくなる。特許文献2には、この課題の解決を図りメモリセルの微細化を可能としたフラッシュメモリ(従来例2)が開示されている。図1は従来例2に係るフラッシュメモリの断面図である。図1を参照に、半導体基板10に溝部15が設けられていて、溝部15の両側の半導体基板10にはソースおよびドレインを兼ねるビットライン12が形成されている。溝部15の側面には、ボトム絶縁膜14、電荷蓄積層16、トップ絶縁膜18からなるONO層23が形成されていて、トップ絶縁膜18の側面にはゲート電極を兼ねるワードライン20が設けられている。
従来例2によると、ビットライン間隔が狭くなっても、チャネル長17は図1のように溝部15の外周となる。これにより、メモリセルを微細化しても、チャネル長を長く保つことができ、ソースとドレインとの間の2つの電荷蓄積領域を分離して形成することが可能となる。
米国特許第6011725号明細書
特開2005−517301号公報
しかしながら、従来例2において、P型領域である半導体基板10とN型領域であるビットライン12との接合は濃度変化が緩やかなPN接合11(図1参照)となっている。これは、ビットライン12の形成はドーパントのイオン注入を半導体基板10の上から行うため、ビットライン12の下層でのドーパント濃度が低くなってしまうためである。データの書き込みはホットエレクトロン効果により電子が電荷蓄積層へ注入されることで行われ、データの消去はホットホール効果によりホールが電荷蓄積層へ注入されることで行われる。このような電荷蓄積層への電子およびホールのやりとりは濃度変化の緩やかなPN接合11付近で行われる。この濃度変化が緩やかなPN接合11では電界が小さいため電子およびホールの持つエネルギーが小さくなる。このため電子およびホールの電荷蓄積層への注入が行われ難くなり、データの書き込みまたは消去特性が従来例1のフラッシュメモリに比べ悪くなるという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、データの書き込みまたは消去特性が向上した半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、溝部の設けられた半導体基板と、前記溝部の側方の前記半導体基板に設けられたソースおよびドレインを兼ねるビットラインと、前記ビットラインに接するように前記半導体基板に設けられ、前記半導体基板と同じ導電型で前記半導体基板より高濃度なポケット注入領域と、前記溝部の側面に沿って接するように設けられたボトム絶縁膜と、前記ボトム絶縁膜の側面に沿って接するように設けられた電荷蓄積層と、を具備することを特徴とする半導体装置である。本発明によれば、ビットラインとポケット注入領域との接合を濃度変化の急峻なPN接合とすることができる。このため、ホットエレクトロン効果またはホットホール効果による、データの書き込みまたは消去特性が向上した半導体装置を提供することができる。
上記構成において、前記溝部は、前記ビットラインに設けられた第1溝部と、前記第1溝部より幅が狭く前記第1溝部の下の前記半導体基板に設けられた第2溝部と、を具備する構成とすることができる。この構成によれば、ドーパント濃度の高いポケット注入領域を設けることができる。これにより、ビットラインとポケット注入領域とで濃度変化の急峻なPN接合ができ、データの書き込みまたは消去特性をより向上させることができる。
上記構成において、前記溝部の側面は平面状である構成とすることができる。この構成によれば、半導体基板に1回のエッチングを行うことで溝部の形成が可能なため、簡単に溝部の形成を行うことができる。
上記構成において、前記電荷蓄積層は窒化シリコン膜である構成とすることができる。この構成によれば、1つの電荷蓄積層に2つの電荷蓄積領域を設けることができる。
上記構成において、前記電荷蓄積層はフローティングゲートである構成とすることができる。また、上記構成において、電荷蓄積層を覆うように設けられたトップ絶縁膜を具備する構成とすることができる。さらに、上記構成において、前記トップ絶縁膜の側面に設けられたゲートを兼ねるワードラインを具備する構成とすることができる。
本発明は、半導体基板内に溝部を形成する工程と、前記溝部の側方の前記半導体基板にソースおよびドレインを兼ねるビットラインを形成する工程と、前記半導体基板に前記ビットラインに接するように前記半導体基板と同じ導電型で前記半導体基板より高濃度なポケット注入領域を形成する工程と、前記溝部の側面に沿って接するようにボトム絶縁膜を形成する工程と、前記ボトム絶縁膜の側面に沿って接するように電荷蓄積層を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法である。本発明によれば、ビットラインとポケット注入領域との接合を濃度変化の急峻なPN接合とすることができる。このため、ホットエレクトロン効果またはホットホール効果により、データの書き込みまたは消去特性が向上した半導体装置の製造方法を提供することができる。
上記構成において、前記溝部を形成する工程は、前記ビットラインをエッチングすることにより第1溝部を形成する工程と、前記第1溝部の下の前記半導体基板をエッチングすることにより前記第1溝部より幅の狭い第2溝部を形成する工程と、を有し、前記ポケット注入領域を形成する工程は、前記第1溝部の下の前記半導体基板に前記ポケット注入領域を形成する工程である構成とすることができる。この構成によれば、第1溝部下の半導体基板に直接ポケット注入領域を形成することができるため、ドーパント濃度の高いポケット注入領域を小さい注入エネルギーで形成できる。このため、ドーパント濃度分布が小さくなり、ビットラインとポケット注入領域との接合をより濃度変化の急峻なPN接合とすることができる。このため、データの書き込みまたは消去特性の向上した半導体装置を製造することができる。
上記構成において、前記第2溝部を形成する工程は、前記第1溝部を形成するときに用いたマスク層の側面および前記第1溝部の側面に設けた第1サイドウォール層を用いて前記第1溝部の下の前記半導体基板をエッチングすることにより前記第1溝部より幅の狭い前記第2溝部を形成する工程である構成とすることができる。この構成によれば、位置合せ精度の高い第1溝部と第2溝部とを簡単に形成することができ、また微細な溝の形成をすることもできる。
上記構成において、前記第1溝部を形成する工程の後、前記第2溝部を形成する工程の前に前記ポケット注入領域を形成する工程を有する構成とすることができる。この構成によれば、簡単にドーパント濃度の高いポケット注入領域を小さい注入エネルギーで形成することができる。
上記構成において、前記第2溝部を形成する工程は、マスク層および前記マスク層の側面に設けた第2サイドウォール層を用いて前記ビットライン下の前記半導体基板をエッチングすることにより前記第2溝部を形成する工程であり、前記第1溝部を形成する工程は、前記第2サイドウォール層を除去し、前記マスク層を用いて前記ビットラインをエッチングすることにより前記第1溝部を形成する工程である構成とすることができる。この構成によれば、位置合せ精度の高い第1溝部と第2溝部とを簡単に形成することができ、また微細な溝の形成をすることもできる。
上記構成において、前記ポケット注入領域を形成する工程の前に、前記第2溝部に充填材を埋め込む工程を有する構成とすることができる。この構成によれば、第2溝部の内面にはポケット注入領域を形成させずに第1溝部の底面にポケット注入領域を形成させることができる。
上記構成において、前記溝部を形成する工程は、前記半導体基板を1回エッチングすることにより前記溝部を形成する工程である構成とすることができる。この構成によれば、第1溝部および第2溝部の両方を形成する工程に比べ、半導体基板に簡単に溝部を形成することができる。
上記構成において、前記ポケット注入領域を形成する工程は、マスク層を用いて前記ビットラインを介し前記半導体基板にイオン注入をすることで前記ポケット注入領域を形成する工程であり、前記溝部を形成する工程は、前記ポケット注入領域を形成する工程の後、前記マスク層の側面に設けた第2サイドウォール層を用いて前記半導体基板をエッチングすることにより、前記ポケット注入領域より幅の狭い前記溝部を形成する工程である構成とすることができる。この構成によれば、ポケット注入領域と溝部とを有する半導体装置を簡単に製造することができる。また、ポケット注入領域に対する溝部の位置を高い精度で合わせることができる。
上記構成において、前記電荷蓄積層を覆うようにトップ絶縁膜を形成する工程を有する構成とすることができる。また、上記構成において、前記トップ絶縁膜の側面にゲートを兼ねるワードラインを形成する工程を有する構成とすることができる。
本発明によれば、半導体基板にビットラインに接するポケット注入領域を設けることで、濃度変化の急峻なPN接合を得ることができるため、データの書き込みまたは消去特性が向上した半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照に本発明の実施例を説明する。
図2(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの上視図である。図2(b)は図2(a)のA−Aの断面図である。図2(a)において、層間絶縁膜32、配線層34、保護膜36、ポケット注入領域22およびONO層23は図示していない。図2(a)を参照に、N型拡散層からなるソースおよびドレインを兼ねるビットライン12とポリシリコンからなるゲートを兼ねるワードライン20は格子状に配置されており、第1溝部19および第2溝部21はビットライン12の間に設けられている。図2(b)を参照に、P型シリコン基板(またはP型領域を有する半導体基板)である半導体基板10に第1溝部19と第1溝部19の下に第1溝部19より幅の狭い第2溝部21とが設けられている。第1溝部19の両側にはビットライン12が設けられている。第1溝部19の底面およびビットライン12に接するように半導体基板10と同じ導電型で半導体基板10より高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22が設けられている。第1溝部19および第2溝部21の側面および底面およびビットライン12の上面には、例えば酸化シリコン膜からなるボトム絶縁膜14、例えば窒化シリコン膜からなる電荷蓄積層16、例えば酸化シリコン膜からなるトップ絶縁膜18より形成されるONO層23が設けられている。トップ絶縁膜18に接するようにワードライン20が設けられている。ワードライン20の上には、例えば酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜32が設けられている。層間絶縁膜32の上でビットライン12の上方にあたる場所には例えばアルミニウムや銅からなる配線層34が設けられている。配線層34を覆うように例えば酸化シリコン膜からなる保護膜36が設けられている。
図3(a)から図4(b)を参照に、実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法について説明する。図3(a)を参照に、P型シリコン基板(またはP型領域を有する半導体基板)である半導体基板10の上部に例えば砒素をドーズ量1×1015ions/cm2および注入エネルギー10〜30keVでイオン注入し熱処理を行うことにより、N型拡散層であるビットライン12を形成する。ビットライン12の上に例えば窒化シリコン膜からなるマスク層24を形成する。窒化シリコン膜は例えばCVD法により形成される。図3(b)を参照に、フォトレジストを使用し、マスク層24およびビットライン12をRIE(反応性イオンエッチング)法によりエッチングする。これによりビットライン12に例えば深さが50nm、幅が150nmの第1溝部19が形成される。図3(c)を参照に、マスク層24を用いて第1溝部19の底面に例えばホウ素をドーズ量8×1013ions/cm2および注入エネルギー5〜10keVでイオン注入し、半導体基板10より高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22を半導体基板10に形成する。
図4(a)を参照に、マスク層24およびビットライン12の側面に例えば酸化シリコン膜からなる第1サイドウォール層26を形成する。第1サイドウォール層26は、例えばCVD法により形成された酸化シリコン膜をRIE法によりエッチングする事で形成される。マスク層24および第1サイドウォール層26をマスクとして、半導体基板10をRIE法によりエッチングする。これにより半導体基板10に例えば深さが100nm、幅が100nmの第2溝部21が形成される。
図4(b)を参照に、マスク層24および第1サイドウォール層26を除去し、第1溝部19および第2溝部21の側面および底面およびビットライン12の上面に例えば酸化シリコン膜からなるボトム絶縁膜14を形成する。ボトム絶縁膜14に接するように例えば窒化シリコン膜からなる電荷蓄積層16を形成する。電荷蓄積層16に接するように例えば酸化シリコン膜からなるトップ絶縁膜18を形成する。ボトム絶縁膜14およびトップ絶縁膜18の酸化シリコン膜は例えばCVD法や熱酸化膜法で形成され、電荷蓄積層16の窒化シリコン膜は例えばCVD法により形成される。これにより、ボトム絶縁膜14、電荷蓄積層16、トップ絶縁膜18からなるONO層23が形成される。トップ絶縁膜18に接するように例えばポリシリコンからなるゲートを兼ねるワードライン20を形成する。さらに、層間絶縁膜32、配線層34、保護膜36が形成され、図2(b)に図示されている実施例1に係るフラッシュメモリが完成する。
図2(b)を参照に実施例1で形成されたフラッシュメモリの効果を説明する。従来例2のように溝構造トランジスタよりなるフラッシュメモリでは、PN接合が緩やかな濃度変化を有しているためソースとドレインとの間の電界が小さい。つまり電子のエネルギーが小さいためホットエレクトロン効果による電子の電荷蓄積層への注入がされ難く、また、ホットホール効果による電荷蓄積層へのホールの注入もされ難い。このことが、データの書き込みまたは消去特性が悪くなる原因となっている。このことより、実施例1では図2(b)のようにN型拡散層であるビットライン12とP型シリコン基板(またはP型領域を有する半導体基板)である半導体基板10より高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22とが接するような構造になっている。これにより、濃度変化の急峻なPN接合13が形成でき、従来例2に比べソースとドレインとの間にはより大きな電界が印加されることになり電子はより高エネルギーとなる。このため、ホットエレクトロン効果により電子は電荷蓄積層16へ注入されやすくなり、またホットホール効果によりホールは電荷蓄積層16へ注入されやすくなる。これらのことより、データの書き込みまたは消去特性を向上させることができる。
さらに、図3(c)のように、第1溝部19の底面に例えばホウ素を直接イオン注入することが可能になる。このため、高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22を形成するのに後述する実施例3に比べ小さい注入エネルギーで行うことができる。このため、実施例3に比べ深さ方向のドーパント濃度分布を小さくすることができ、N型拡散層のビットライン12と高濃度なP型拡散層のポケット注入領域22とのPN接合13の濃度変化を実施例3に比べより急峻とすることができる。これにより、データの書き込みまたは消去特性をより向上させることができる。
また、実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法は、後述する実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法に比べ、充填材30を形成する必要がないことから、実施例2より簡単に製造をすることができる。さらに、図4(a)のように第2溝部21を形成する場合に、第1サイドウォール層26を形成してからエッチングを行うため、第1溝部19と第2溝部21との位置合せが精度よく形成でき、また、レジストを用いて形成する場合に比べより細い溝の形成が可能となる。
実施例2に係るフラッシュメモリの上視図および断面図は実施例1と同様に図2(a)および図2(b)で表されるので説明を省略する。
図5(a)から図6(a)を参照に、実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法について説明する。ビットライン12およびマスク層24の形成方法は実施例1と同様であり、図3(a)で示されているので説明を省略する。図5(a)を参照に、フォトレジストを使用し、マスク層24をRIE法によりエッチングする。エッチングされたマスク層24の側面に例えば酸化シリコン膜からなる第2サイドウォール層28を形成する。第2サイドウォール層28の形成方法は実施例1に係る第1サイドウォール層26の形成方法と同様なため説明を省略する。図5(b)を参照に、マスク層24および第2サイドウォール層28をマスクとして、半導体基板10をRIE法でエッチングする。これにより半導体基板10に例えば深さが100nm、幅が100nmの第2溝部21が形成される。
図5(c)を参照に、第2溝部21に充填材30を埋め込む。ここで充填材30とは第2溝部21を充満させるための材料であり、例えばレジストのように簡単に除去することが可能な材料をいう。第2サイドウォール層28を除去し、マスク層24を用いて、ビットライン12をRIE法によりエッチングする。これにより、ビットライン12に例えば深さが50nm、幅が150nmの第1溝部19が形成される。
図6(a)を参照に、マスク層24を用いて、第1溝部19の底面に例えばホウ素をドーズ量8×1013ions/cm2および注入エネルギー5〜10keVでイオン注入をし、高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22を形成する。その後、第2溝部21に埋め込んだ充填材30を除去し、実施例1の図4(b)と同様に、ONO層23、ワードライン20、層間絶縁膜32、配線層34、保護膜36を形成することにより実施例2に係るフラッシュメモリが完成する。
実施例2で形成されたフラッシュメモリの効果は、実施例1で形成されたフラッシュメモリの効果と同様であり、図2(b)に示されているので説明を省略する。
図6(a)のように、第1溝部19の底面に例えばホウ素を直接イオン注入ができるため、後述する実施例3に比べ小さい注入エネルギーで高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22を形成することができる。このため、より濃度変化の急峻なPN接合13が形成できるため、データの書き込みまたは消去特性をより向上させることができる。さらに、第2溝部21に充填材30を埋め込むことで第2溝部21の内面にはポケット注入領域22を形成させずに第1溝部19の底面にポケット注入領域22を形成することができる。また充填材30は容易く除去することができるため製造に負担をかけることも生じない。
実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法は、図5(b)のように第2サイドウォール層28を用いて第2溝部21を形成し、その後、図5(c)のように第2サイドウォール層28を除去して第1溝部19を形成する。このため、第1溝部19と第2溝部21との位置合せが精度よく形成することができ、また、レジストを用いて形成する場合に比べより細い溝の形成が可能となる。
また、実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法は、第2溝部21を形成した後に第1溝部19を形成しその後ポケット注入領域22を形成しているが、第1溝部19を形成した後に第2溝部21を形成しその後ポケット注入領域22を形成する製造方法でも実施例2と同様の効果を得ることができる。
実施例1および実施例2において、第1溝部19および第2溝部21は小さい注入エネルギーで高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22を形成できるようにするために設けるものであるので、小さい注入エネルギーで高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22を形成できる範囲で第1溝部19の深さを変えることができる。
図7(a)は実施例3に係るフラッシュメモリの上視図である。図7(b)は図7(a)のA−Aの断面図である。図7(a)において、層間絶縁膜32、配線層34、保護膜36、ポケット注入領域22およびONO層23は図示していない。図7(a)を参照に、N型拡散層からなるソースおよびドレインを兼ねるビットライン12とポリシリコンからなるゲートを兼ねるワードライン20は格子状に配置されており、溝部15はビットライン12の間に設けられている。図7(b)を参照に、P型シリコン基板(またはP型領域を有する半導体基板)である半導体基板10に溝部15が設けられていて、溝部15の側面は平面状をなしている。つまり、1つの溝で形成されている。溝部15の両側の半導体基板10にはビットライン12が設けられている。溝部15およびビットライン12に接するように半導体基板10と同じ導電型で半導体基板10より高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22が設けられている。溝部15の側面および底面およびビットライン12の上面に接するようにボトム絶縁膜14、電荷蓄積層16、トップ絶縁膜18からなるONO層23が設けられていて、トップ絶縁膜18に接するようにワードライン20が設けられている。ワードライン20の上には層間絶縁膜32が設けられていて、層間絶縁膜32の上でビットライン12の上にあたる場所には配線層34が設けられている。配線層34を覆うように保護膜36が設けられている。
図8(a)から図8(c)を参照に、実施例3に係るフラッシュメモリの製造方法について説明する。ビットライン12およびマスク層24の形成方法は実施例1と同様であり、図3(a)で示されているので説明を省略する。図8(a)を参照に、フォトレジストを使用し、マスク層24をRIE法によりエッチングする。ビットライン12を介しビットライン12の下の半導体基板10にマスク層24を用いて、例えばホウ素をドーズ量8×1013ions/cm2および注入エネルギー10〜15keVでイオン注入し、半導体基板10より高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22を形成する。図8(b)を参照に、マスク層24の側面に例えば酸化シリコン膜からなる第2サイドウォール層28を形成する。マスク層24および第2サイドウォール層28をマスクとして、半導体基板10をRIE法でエッチングする。これにより半導体基板10に例えば深さが150nm、幅が100nmの溝部15が形成される。図8(c)を参照に、マスク層24および第2サイドウォール層28を除去し、溝部15の側面および底面およびビットライン12の上面にボトム絶縁膜14、電荷蓄積層16、トップ絶縁膜18からなるONO層23を形成する。形成方法は実施例1と同様であり、図4(b)で説明しているので省略する。トップ絶縁膜18に接するようにゲートを兼ねるワードライン20が形成され、さらに、層間絶縁膜32、配線層34、保護膜36が形成される。これにより、図7(b)に図示されている実施例3に係るフラッシュメモリが完成する。
図7(b)を参照に実施例3で形成されたフラッシュメモリの効果を示す。図7(b)より、N型拡散層であるビットライン12と高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22が接していることにより濃度変化の急峻なPN接合13が形成される。これにより、従来例2に比べソースとドレインとの間にはより大きな電界が印加されることになり電子はより高エネルギーとなる。このため電子はホットエレクトロン効果により電荷蓄積層16へ注入されやすくなり、またホールはホットホール効果により電荷蓄積層16へ注入されやすくなる。これらのことより、データの書き込みまたは消去特性を向上させることができる。
また、実施例3に係るフラッシュメモリの製造方法は、図8(b)のように、1回のエッチングにより溝部15を形成する。このため、2回のエッチングが必要となる実施例1および実施例2に比べ簡単に製造することができる。
さらに、図8(b)のように、第2サイドウォール層28を用いて溝部15を形成するため、ポケット注入領域22と位置合せの精度良く溝部15を形成することができる。また、レジストを用いて溝部を形成する場合に比べ、より細い溝の形成をすることができる。
実施例1から実施例3において電荷蓄積層16が窒化シリコン膜からなるフラッシュメモリについて例を示したが、電荷蓄積層16がフローティングゲートの場合や他の絶縁膜の場合でも同様な効果を得ることができる。
また、実施例1から実施例3では電荷蓄積層16が第1溝部19および第2溝部21または溝部15の側面および底面およびビットライン12の上面にある例を示しているが、従来例2のように電荷蓄積層が溝部の側面にだけある構造の場合でも、実施例1から実施例3と同様な効果を得ることができる。
さらに、実施例1から実施例3では、マスク層24は窒化シリコン膜からなり、第1サイドウォール層26および第2サイドウォール層28は酸化シリコン膜からなる例を示したが、マスク層24は半導体基板10をエッチングするのに十分な選択性を有し、イオン注入をする際にマスクになる材料であればよく、第1サイドウォール層26および第2サイドウォール層28はマスク層24を残したまま除去することが可能な材料であれば使用することができる。
さらに、実施例1から実施例3では、トップ絶縁膜18に接するようにワードライン20がある例について示したが、トップ絶縁膜18がなくワードライン20が電荷蓄積層16に接する場合でも実施例1から実施例3と同様な効果を得ることができる。
さらに、実施例1から実施例3において、N型拡散層であるビットライン12および高濃度なP型拡散層であるポケット注入領域22の形成条件として好適な例を示したが、これらの形成条件に限られるものではなく、その他の形成条件も適宜使用することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について記載したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である
10 半導体基板
11 PN接合
12 ビットライン
13 PN接合
14 ボトム絶縁膜
15 溝部
16 電荷蓄積層
17 チャネル長
18 トップ絶縁膜
19 第1溝部
20 ワードライン
21 第2溝部
22 ポケット注入領域
23 ONO層
24 マスク層
26 第1サイドウォール層
28 第2サイドウォール層
30 充填材
32 層間絶縁膜
34 配線層
36 保護膜
11 PN接合
12 ビットライン
13 PN接合
14 ボトム絶縁膜
15 溝部
16 電荷蓄積層
17 チャネル長
18 トップ絶縁膜
19 第1溝部
20 ワードライン
21 第2溝部
22 ポケット注入領域
23 ONO層
24 マスク層
26 第1サイドウォール層
28 第2サイドウォール層
30 充填材
32 層間絶縁膜
34 配線層
36 保護膜
Claims (17)
- 溝部の設けられた半導体基板と、
前記溝部の側方の前記半導体基板に設けられたソースおよびドレインを兼ねるビットラインと、
前記ビットラインに接するように前記半導体基板に設けられ、前記半導体基板と同じ導電型で前記半導体基板より高濃度なポケット注入領域と、
前記溝部の側面に沿って接するように設けられたボトム絶縁膜と、
前記ボトム絶縁膜の側面に沿って接するように設けられた電荷蓄積層と、を具備することを特徴とする半導体装置。 - 前記溝部は、前記ビットラインに設けられた第1溝部と、前記第1溝部より幅が狭く前記第1溝部の下の前記半導体基板に設けられた第2溝部と、を有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記溝部の側面は平面状であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記電荷蓄積層は窒化シリコン膜であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の半導体装置。
- 前記電荷蓄積層はフローティングゲートであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の半導体装置。
- 前記電荷蓄積層を覆うように設けられたトップ絶縁膜を具備することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の半導体装置。
- 前記トップ絶縁膜の側面に設けられたゲートを兼ねるワードラインを具備することを特徴とする請求6記載の半導体装置。
- 半導体基板内に溝部を形成する工程と、
前記溝部の側方の前記半導体基板にソースおよびドレインを兼ねるビットラインを形成する工程と、
前記半導体基板に前記ビットラインに接するように前記半導体基板と同じ導電型で前記半導体基板より高濃度なポケット注入領域を形成する工程と、
前記溝部の側面に沿って接するようにボトム絶縁膜を形成する工程と、
前記ボトム絶縁膜の側面に沿って接するように電荷蓄積層を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記溝部を形成する工程は、前記ビットラインをエッチングすることにより第1溝部を形成する工程と、前記第1溝部の下の前記半導体基板をエッチングすることにより前記第1溝部より幅の狭い第2溝部を形成する工程と、を有し、
前記ポケット注入領域を形成する工程は、前記第1溝部の下の前記半導体基板に前記ポケット注入領域を形成する工程であることを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方法。 - 前記第2溝部を形成する工程は、前記第1溝部を形成するときに用いたマスク層の側面および前記第1溝部の側面に設けた第1サイドウォール層を用いて前記第1溝部の下の前記半導体基板をエッチングすることにより前記第1溝部より幅の狭い前記第2溝部を形成する工程であることを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1溝部を形成する工程の後、前記第2溝部を形成する工程の前に前記ポケット注入領域を形成する工程を有することを特徴とする請求項9または10記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第2溝部を形成する工程は、マスク層および前記マスク層の側面に設けた第2サイドウォール層を用いて前記ビットライン下の前記半導体基板をエッチングすることにより前記第2溝部を形成する工程であり、
前記第1溝部を形成する工程は、前記第2サイドウォール層を除去し、前記マスク層を用いて前記ビットラインをエッチングすることにより前記第1溝部を形成する工程であることを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 前記ポケット注入領域を形成する工程の前に、前記第2溝部に充填材を埋め込む工程を有することを特徴とする請求項9、10および12のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
- 前記溝部を形成する工程は、前記半導体基板を1回エッチングすることにより前記溝部を形成する工程であることを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方法。
- 前記ポケット注入領域を形成する工程は、マスク層を用いて前記ビットラインを介し前記半導体基板にイオン注入をすることで前記ポケット注入領域を形成する工程であり、
前記溝部を形成する工程は、前記ポケット注入領域を形成する工程の後、前記マスク層の側面に設けた第2サイドウォール層を用いて前記半導体基板をエッチングすることにより、前記ポケット注入領域より幅の狭い前記溝部を形成する工程であることを特徴とする請求項14記載の半導体装置の製造方法。 - 前記電荷蓄積層を覆うようにトップ絶縁膜を形成する工程を有することを特徴とする請求項8から15のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
- 前記トップ絶縁膜の側面にゲートを兼ねるワードラインを形成する工程を有することを特徴とする請求項16記載の半導体装置の製造方法。
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