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JP2008189037A - 車両用効能成分供給装置 - Google Patents

車両用効能成分供給装置 Download PDF

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JP2008189037A JP2007022990A JP2007022990A JP2008189037A JP 2008189037 A JP2008189037 A JP 2008189037A JP 2007022990 A JP2007022990 A JP 2007022990A JP 2007022990 A JP2007022990 A JP 2007022990A JP 2008189037 A JP2008189037 A JP 2008189037A
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Noriyoshi Matsuo
典義 松尾
Hisashi Kondo
尚志 近藤
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

【課題】安全な運転操作を促すことが可能な車両用効能成分供給装置を提供する。
【解決手段】車両用効能成分供給装置10は、空気砲を備えるメインユニット13と、空気砲を備えるサブユニット15とを備える。メインユニット13から芳香成分を含んだ空気の渦輪V1が効能領域Aに向けて発射され、サブユニット15から空気の渦輪V2が効能領域Aに向けて発射される。渦輪V1,V2の発射タイミングを制御する制御ユニットは、渦輪V1の発射間隔に比べて渦輪V2の発射間隔を短く設定する警告モードを備えており、この警告モードを実行することによって渦輪V2を効能領域Aで打ち消さずに乗員に当てることが可能となる。このような警告モードを乗員の覚醒度が低下している状況で実行することにより、渦輪V2を用いて乗員に刺激を与えることができ、乗員の覚醒度を引き上げることができるため、居眠り等による事故を未然に防止することが可能となる。
【選択図】図6

Description

本発明は、乗員に効能成分を供給する車両用効能成分供給装置に関する。
車室内の環境を良好に保つため、芳香成分や湿気成分をエアコンディショナの吹き出し口から供給する供給装置が提案されている。しかしながら、吹き出し口から芳香成分等を供給してしまうと、車室内に芳香成分等が充満することになるため、多量の芳香成分等が必要となるばかりか、各乗員の好みに応じた車内環境を提供することが困難となっていた。
そこで、芳香成分や湿気成分を含んだ渦輪を乗員に向けて発射するようにした供給装置が提案されている(たとえば、特許文献1〜4参照)。これにより、芳香成分等を局所的に供給することができるため、少量の芳香成分等を用いて各乗員の好みに応じた車内環境を提供することが可能となる。
特開2006−280748号公報 特開2006−282083号公報 特開2006−282084号公報 特開2006−282085号公報
ところで、特許文献3に記載された供給装置には、乗員の心拍数等の生体信号を検出する生体センサが設けられており、生体センサによって乗員の眠気が検出されたときには、覚醒効果を有する芳香成分を乗員に向けて供給するようにしている。このように、覚醒効果を有する芳香成分を供給することにより、乗員の眠気を解消して安全性を向上させているが、乗員の覚醒度が著しく低下している場合など、芳香成分だけで覚醒度を回復させることが困難な場合もあるため、安全な運転操作を促すための更なる改善が求められている。
本発明の目的は、車内環境を良好に保つとともに、乗員の安全な運転操作を促すことが可能な車両用効能成分供給装置を提供することにある。
本発明の車両用効能成分供給装置は、第1空気渦を所定位置に向けて発射する第1発射手段と、第2空気渦を所定位置に向けて発射する第2発射手段と、前記第1空気渦と前記第2空気渦との少なくともいずれか一方に効能成分を供給する成分供給手段と、前記第1空気渦と前記第2空気渦との発射タイミングを制御する発射制御手段とを有し、前記発射制御手段は発射モードとして、前記第1空気渦と前記第2空気渦とを互いに衝突させて効能成分を拡散させる効能モードと、前記空気渦を互いに衝突させずに前記第1空気渦と前記第2空気渦との少なくともいずれか一方を乗員に衝突させる警告モードとを備えることを特徴とする。
本発明の車両用効能成分供給装置は、乗員の覚醒度を検出する覚醒検出手段を有し、前記発射制御手段は乗員の覚醒度に基づいて警告モードを実行することを特徴とする。
本発明によれば、第1空気渦と第2空気渦との発射タイミングを制御する発射制御手段に対し、第1空気渦と第2空気渦とを互いに衝突させて効能成分を拡散させる効能モードに加えて、空気渦を互いに衝突させずに第1空気渦と第2空気渦との少なくともいずれか一方を乗員に衝突させる警告モードを設けるようにしたので、警告モードを用いて乗員の覚醒度を引き上げることができ、乗員の安全な運転操作を促すことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である車両用効能成分供給装置10(以下、供給装置という)が搭載された車両11を示す説明図である。また、図2は供給装置10の構成を示すブロック図であり、図3は供給装置10が備える空気砲16の内部構造を示す説明図である。
図1に示すように、効能成分(芳香成分等)を乗員に向けて供給する供給装置10は、車体のインストルメントパネル部12に設置されるメインユニット13と、車体のフロントピラー部14に設置されるサブユニット15とを備えている。メインユニット13から、効能成分を含んだ空気の渦輪(第1空気渦)V1が所定の効能領域Aに向けて発射されており、サブユニット15から、空気の渦輪(第2空気渦)V2が所定の効能領域Aに向けて発射されている。それぞれの渦輪V1,V2は、乗員の鼻先に設定される効能領域Aにおいて互いに衝突するように発射されており、渦輪V1に含まれる効能成分を効能領域Aで拡散させることが可能となっている。このように、一対の渦輪V1,V2を衝突させて渦輪V1,V2を打ち消すことにより、乗員に対して風圧による違和感を与えることなく効能成分のみを供給することが可能となる。
図2に示すように、メインユニット13には第1発射手段としての空気砲16が設けられており、この空気砲16から効能成分を含んだ渦輪V1が発射されている。図3に示すように、空気砲16は、伸縮自在となる蛇腹形状のポンプ本体16aと、ポンプ本体16aを伸縮させるポンプ駆動部16bと、効能成分が充填される円筒形状の砲身部16cとによって構成されている。また、ポンプ駆動部16bには前後進駆動されるロッド部材16dが組み込まれており、このロッド部材16dはポンプ駆動部16b内の図示しない電動モータによって駆動される。そして、図3(A)に示すように砲身部16c内に効能成分を充填した後に、図3(B)に示すようにロッド部材16dを前進移動させてポンプ本体16aを急速に縮めることにより、ポンプ本体16a内の空気を砲身部16c内の効能成分と共に渦輪V1として発射することが可能となる。
また、図2に示すように、渦輪V1に衝突させる渦輪V2を発射するため、サブユニット15には第2発射手段としての空気砲17が設けられている。ポンプ本体17a、ポンプ駆動部17bおよび砲身部17cを備える空気砲17は、前述した空気砲16と同一の構造を有しているが、空気砲17の砲身部17cに対して効能成分が充填されることはなく、空気砲17からは空気だけの渦輪V2が発射されるようになっている。なお、前述した空気砲16と同様に、空気砲17の砲身部17cに対して効能成分を充填することにより、空気砲17から効能成分を含んだ渦輪V2を発射させるようにしても良い。
これらの空気砲16,17を駆動して渦輪V1,V2を発射させるため、メインユニット13には双方のポンプ駆動部16b,17bに接続される駆動回路部18が設けられている。この駆動回路部18には後述する制御ユニット(発射制御手段)22によって演算された発射信号(発射タイミング)が入力されており、駆動回路部18は発射信号に基づいてポンプ駆動部16b,17bに対する駆動電流を制御している。そして、この駆動電流をポンプ駆動部16b,17bに供給することにより、それぞれの空気砲16,17から所定の発射タイミングで渦輪V1,V2が発射されるようになっている。
また、メインユニット13の空気砲16に対して効能成分を供給するため、メインユニット13には、効能成分としての芳香成分を発生させる効能気体発生部20が設けられるとともに、芳香成分を空気砲16の砲身部16cに送り込む効能気体充填部21が設けられている。つまり、効能気体発生部20と効能気体充填部21とは成分供給手段として機能するようになっている。効能気体発生部20は、芳香成分が貯留される図示しない複数の芳香容器や、芳香容器の開閉状態を制御する図示しない電磁バルブ等によって構成されており、効能気体充填部21は、芳香成分を砲身部16cに向けて圧送する図示しない圧送ポンプ等によって構成されている。そして、後述する制御ユニット22からの制御信号に応じて、電磁バルブの切換制御や圧送ポンプの駆動制御を実行することにより、空気取入口23から取り込まれた空気と共に芳香成分が、空気砲16の砲身部16cに対して供給されるようになっている。
駆動回路部18、電磁バルブ、圧送ポンプ等に対して制御信号を出力する制御ユニット22は、図示しないマイクロプロセッサ(CPU)を備えており、このCPUにはバスラインを介してROM、RAMおよびI/Oポートが接続される。ROMには制御プログラムや各種マップデータなどが格納されており、RAMにはCPUで演算処理したデータが一時的に格納されている。また、メインユニット13には乗員に操作されるスイッチ24が設けられており、CPUにはI/Oポートを介してスイッチ24から操作信号が入力されている。なお、乗員のスイッチ操作に応じてスイッチ24からオンオフ信号や芳香選択信号が出力されており、オンオフ信号によって供給装置10は作動状態と停止状態とに切り換えられ、芳香選択信号によって空気砲16に充填される芳香成分の種類が切り換えられている。
また、メインユニット13には運転手(乗員)の覚醒度を検出する覚醒検出手段としての運転状態検知部30が組み込まれている。ここで、図4は運転状態検知部30の構成を示すブロック図である。図4に示すように、運転状態検知部30は、車両前方の画像を取り込むステレオカメラ31と、ステレオカメラ31からの画像信号を処理する覚醒度判定部32とを備えている。また、運転状態検知部30には、ステアリングの操舵角を検出する操舵角センサ33、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ34、車速を検出する車速センサ35が設けられており、これらセンサ33〜35からの検出信号が覚醒度判定部32に対して入力されている。
覚醒度判定部32は、ステレオカメラ31からの画像信号、操舵角センサ33からの操舵角信号、ヨーレートセンサ34からのヨーレート信号、車速センサ35からの車速信号に基づいて車両挙動を推定し、この車両挙動に基づいて運転手の覚醒度を総合的に判定している。そして、覚醒度判定部32によって判定された覚醒度は制御ユニット22に対して入力されており、この覚醒度情報は後述する渦輪V1,V2の発射モード切換制御に使用されるようになっている。なお、前述の説明では車両挙動から運転手の覚醒度を判定しているが、これに限られることはなく、視野カメラや赤外線ランプを用いて運転手の視線挙動(眼球運動)を検出し、この視線挙動に基づいて運転手の覚醒度を判定しても良い。
続いて、制御ユニット22によって実行される渦輪V1,V2の発射モード切換制御について説明する。図示する供給装置10は渦輪V1,V2の発射モードとして、運転手の覚醒度(注意力)が低下していない状況において適用される効能モードと、運転手の覚醒度が低下している状況において適用される警告モードとを備えている。ここで、図5は効能モードにおける渦輪V1,V2の発射状況の一例を示す説明図であり、図6は警告モードにおける渦輪V1,V2の発射状況の一例を示す説明図である。
運転手の覚醒度が低下していない状況、つまり運転手によって安全に運転操作が為されている状況においては、図5に示すように、渦輪V1,V2を互いに衝突させて芳香成分を拡散させる効能モードが実行される。つまり、この効能モードにおいては、ほぼ同じ発射間隔で双方の渦輪V1,V2が発射されており、全ての渦輪V1,V2が効能領域Aで衝突するように制御されるため、乗員に対して風圧による違和感を与えることなく効能成分のみを供給することが可能となっている。なお、渦輪V1,V2の発射タイミングや、渦輪V1に含まれる芳香成分の種類等については、乗員のスイッチ操作等に応じて設定されている。
一方、運転手の覚醒度が低下している状況、つまり運転手によって安全に運転操作が為されていない状況においては、図6に示すように、いくつかの渦輪V2を渦輪V1と衝突させずに運転手に当てる警告モードが実行される。つまり、この警告モードにおいては、図6(A)に示すように、渦輪V1の発射間隔に比べて渦輪V2の発射間隔が短く設定されることから、図6(B)に示すように、いくつかの渦輪V2を効能領域Aで打ち消さずに運転手に衝突させることが可能となっている。この警告モードを実行することにより、渦輪V2を用いて運転手に刺激を与えることができ、運転手の覚醒度を引き上げることができるため、居眠り等による事故を未然に防止することが可能となる。また、警告モードにおいては、拡散させる芳香成分として覚醒効果を有するミント系や柑橘系の芳香成分が採用されており、触覚だけでなく嗅覚からも運転手に刺激を与えて更なる安全性の向上を図るようにしている。
また、警告モードによる渦輪V1,V2の発射タイミングとしては、図6に示す発射タイミングに限られることはなく、運転手の覚醒度に応じて渦輪V1,V2の発射間隔や発射頻度を適宜変更することが可能である。ここで、図7(A)および(B)は警告モードにおける渦輪V1,V2の発射状況の他の例を示す説明図である。図7(A)に示すように、渦輪V1を発射することなく渦輪V2だけを発射するようにしても良く、図7(B)に示すように、渦輪V2を発射することなく渦輪V1だけを発射するようにしても良い。例えば、運転手の覚醒度が著しく低下している場合には、図7(A)および(B)に示すような発射タイミングを採用することにより、運転手に多くの刺激を与えて運転手を十分に覚醒させることが可能となる。
次いで、前述した警告モードの実行手順をフローチャートに従って説明する。ここで、図8は警告モードの実行手順を示すフローチャートである。図8に示すように、ステップS1では、運転状態検知部30によって運転手の覚醒度が検出され、続くステップS2では、運転手の覚醒度が所定レベルを下回るか否かが判定される。そして、ステップS2において、運転手の覚醒度が所定レベルを下回っており、安全な運転操作が為されていないと判定された場合には、ステップS3に進み、警告モードによる渦輪V1,V2の発射準備が開始される。一方、ステップS2において、運転手の覚醒度が所定レベルを上回っており、安全な運転操作が為されていると判定された場合には、警告モードを実行することなくルーチンを抜けることになる。
ステップS3では、運転状態検知部30によって検出された運転手の覚醒度に応じて、渦輪V1,V2の発射タイミングが設定されるとともに、空気砲16に充填される芳香成分の種類が設定される。そして、制御ユニット22から効能気体発生部20や効能気体充填部21に対して制御信号が出力され、空気砲16に対して芳香成分の充填が開始される。次いで、ステップS4に進み、制御ユニット22から駆動回路部18に対して発射タイミングが入力され、それぞれの空気砲16,17から警告モード用の渦輪V1,V2が発射される。
続くステップS5では、警告モードの実行によって運転手の覚醒度が回復したか否かが判定される。ステップS5において、運転手の覚醒度が回復したと判定された場合には、警告モードによって安全な運転操作が再開された状況であるため、警告モードを終了してルーチンを抜ける。一方、ステップS5において、運転手の覚醒度が回復していない判定された場合には、再びステップS3から、安全な運転操作が再開される迄、運転者に対して渦輪V2を当てる警告モードが実行されることになる。
なお、前述の説明では、効能成分として芳香成分を発生させるようにしているが、これに限られることはなく、効能成分として乗員に潤いや清涼感を与えるマイクロミスト(湿気成分,空気中に浮遊する微細な水分粒子)を発生させるようにしても良い。また、効能成分として、消臭効果を有するオゾンを発生させるようにしても良く、乗員の覚醒効果を有する酸素を発生させるようにしても良い。つまり、効能気体発生部20に対して、超音波振動等によりマイクロミストを発生させるミスト発生機構を設けるようにしても良く、無声放電等によりオゾン(O)を発生させるオゾン発生機構を設けるようにしても良く、酸素富化膜等により酸素濃度を高める酸素付加機構を設けるようにしても良い。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、前述の説明では、サブユニット15をフロントピラー部14に設置しているが、これに限られることはなく、フロントガラス上方に位置するフロントルーフレール部にサブユニット15を配置しても良く、インストルメントパネル部12の隅にサブユニット15を設置しても良い。同様に、メインユニット13をインストルメントパネル部12のほぼ中央に設置しているが、これに限られることはなく、メインユニット13を他の箇所に設置しても良い。さらに、メインユニット13とサブユニット15とを一体化しても良いことはいうまでもない。
また、前述の説明では、電動モータを駆動してロッド部材16dを突出させることにより、空気砲16,17から渦輪V1,V2を発射させるようにしているが、この構造に限られることはなく、空気砲16,17に電磁コイルと可動鉄心とを組み込むことにより、電磁力を用いて空気砲16,17から渦輪V1,V2を発射させるようにしても良い。また、空気砲16,17は蛇腹形状のポンプ本体16a,17aを備えているが、ダイアフラムを用いて空気を押し出すようにしても良い。さらに、図示する場合には、空気砲16,17から環状の渦輪V1,V2を発射するようにしているが、第1空気渦および第2空気渦の形状としては、環状に限られることはなく、まとまった形状で所定距離を飛ばすことが可能であれば、いかなる形状の空気渦であっても良い。
なお、図示する場合には、空気砲16,17が固定された構造となっているが、電動モータ等を用いて空気砲16,17を回動させるようにしても良い。このように、空気砲16,17を回動可能な構造とすることにより、警告モードを実行する際には、運転手に対してより的確に渦輪V1,V2を当てることが可能となる。さらに、効能モードを実行する場合であっても、乗員毎に適切な効能領域Aを設定することが可能となる。
本発明の一実施の形態である車両用効能成分供給装置が搭載された車両を示す説明図である。 車両用効能成分供給装置の構成を示すブロック図である。 車両用効能成分供給装置が備える空気砲の内部構造を示す説明図である。 運転状態検知部の構成を示すブロック図である。 効能モードにおける渦輪の発射状況の一例を示す説明図である。 (A)および(B)は警告モードにおける渦輪の発射状況の一例を示す説明図である。 (A)および(B)は警告モードにおける渦輪の発射状況の他の例を示す説明図である。 警告モードの実行手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 供給装置(車両用効能成分供給装置)
16 空気砲(第1発射手段)
17 空気砲(第2発射手段)
20 効能気体発生部(成分供給手段)
21 効能気体充填部(成分供給手段)
22 制御ユニット(発射制御手段)
30 運転状態検知部(覚醒検出手段)
V1 渦輪(第1空気渦)
V2 渦輪(第2空気渦)

Claims (2)

  1. 第1空気渦を所定位置に向けて発射する第1発射手段と、
    第2空気渦を所定位置に向けて発射する第2発射手段と、
    前記第1空気渦と前記第2空気渦との少なくともいずれか一方に効能成分を供給する成分供給手段と、
    前記第1空気渦と前記第2空気渦との発射タイミングを制御する発射制御手段とを有し、
    前記発射制御手段は発射モードとして、前記第1空気渦と前記第2空気渦とを互いに衝突させて効能成分を拡散させる効能モードと、前記空気渦を互いに衝突させずに前記第1空気渦と前記第2空気渦との少なくともいずれか一方を乗員に衝突させる警告モードとを備えることを特徴とする車両用効能成分供給装置。
  2. 請求項1記載の車両用効能成分供給装置において、
    乗員の覚醒度を検出する覚醒検出手段を有し、前記発射制御手段は乗員の覚醒度に基づいて警告モードを実行することを特徴とする車両用効能成分供給装置。
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