JP2008175600A - 電子部品の三次元測定方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子部品を三次元測定する際、ライン光が湾曲している場合でも、簡単に補正できるようにする。
【解決手段】保持手段により保持された電子部品に、ライン光を投光した際の光切断線を撮像し、得られる画像データに基づいて、該電子部品の平坦度を測定する電子部品の三次元測定方法において、測定位置にセットした平坦な基準板にライン光を投光した際の光切断線を撮像し、撮像された画像データと、これに対応する直線からのずれ量Δwを予め求めておき、電子部品の平坦度を測定する際に、撮像された画像データを、対応するずれ量に基づいて補正する。
【選択図】図9
【解決手段】保持手段により保持された電子部品に、ライン光を投光した際の光切断線を撮像し、得られる画像データに基づいて、該電子部品の平坦度を測定する電子部品の三次元測定方法において、測定位置にセットした平坦な基準板にライン光を投光した際の光切断線を撮像し、撮像された画像データと、これに対応する直線からのずれ量Δwを予め求めておき、電子部品の平坦度を測定する際に、撮像された画像データを、対応するずれ量に基づいて補正する。
【選択図】図9
Description
本発明は、電子部品の三次元測定方法及び装置、特にプリント基板又は液晶やディスプレイ基板等の基板に自動的に実装する電子部品実装装置に適用して好適な、電子部品の三次元測定方法及び装置に関する。
電子部品の端子部の高さを計測する三次元測定を行なった後、該電子部品を基板に実装する電子部品実装装置が、例えば特許文献1に開示されている。
この実装装置が備えている三次元測定装置は、その概要を図1(A)に示すように、LED照明光源131により吸着ノズル117に保持されている電子部品130を照明し、該電子部品130の下方に配したCCDカメラ126で撮像して位置決めのための二次元データを取得するようになっている。
その後、この二次元データから電子部品130の吸着角度を補正した後、レーザダイオード121を点灯し、コリメートレンズ122及びフォーカスレンズ123を通過させたスポット光を投光ミラー124で反射させることにより、ラインジェネレータレンズ125により、電子部品130の端子部130Aにライン光125Aを、下方斜め45°より投光する。
更に、リニアモータ128により投光ユニット127を、図中左右方向に移動させて上記電子部品130をライン光で走査する。このライン光125Aの投光像を、前記CCDカメラ126で撮像し、撮像されたライン光による光切断線から各端子の高さデータを取得し、端子部130Aの平坦度を検査している。この平坦度が適正であれば、位置決めデータに基づいて電子部品130を基板上に搭載する。
ところで、前記特許文献1に開示されている三次元測定装置では、電子部品の端子高さ計測(三次元測定)を、図1(A)に示されているように斜め下方からライン光を電子部品へ照射し、その乱反射光の一部(カメラに届く光)を用いて、端子の高さデータを取得している。そのため、この方式では測定対象が平坦な面である場合には、撮像される光切断線画像は、ライン光がy方向に延びているとすると、図1(B)に破線でイメージを示すように、直線状になるはずである。
しかしながら、前記従来の方式では、光学部品の機械的な加工精度や組付け精度等の影響により、スポット光のラインジェネレータレンズへの入射角度が完全に光軸に一致していなかった場合には、同図(B)に実線で併記したように、カメラから見たライン光は完全な直線ではなく湾曲したものとなる。
従来の高さ計測は、撮像されたライン光の光切断線画像が直線であり、その直線位置からのずれ量によって部品(端子)高さを計測する測定原理を採用しているため、このようにライン光が湾曲することは計測精度を悪化させる原因となるという問題があった。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、吸着ノズル等で保持された電子部品を三次元測定する際、ラインジェネレータから照射されるライン光(光切断線)が湾曲している場合でも、ライン光の湾曲を簡単に補正することができる電子部品の三次元測定方法及び装置を提供することを課題とする。
請求項1の発明は、保持手段により保持された電子部品に、ライン光を投光した際の光切断線を撮像し、得られる画像データに基づいて、該電子部品の平坦度を測定する電子部品の三次元測定方法において、測定位置にセットした平坦な基準板にライン光を投光した際の光切断線を撮像し、撮像された画像データと、これに対応する直線からのずれ量を予め求めておき、電子部品の平坦度を測定する際に、撮像された画像データを、対応するずれ量に基づいて補正することにより、前記課題を解決したものである。
請求項2の発明は、保持手段により保持された電子部品に、ライン光を投光した際の光切断線を撮像し、得られる画像データに基づいて、該電子部品の平坦度を測定する電子部品の三次元測定装置において、前記ライン光を投光するラインジェネレータレンズの光軸と、該ラインジェネレータレンズからライン光を投光させる入射光の入射方向とのずれを調整する調整手段を備えたことにより、同様に前記課題を解決したものである。
請求項1の発明によれば、ライン光を平坦な基準板に照射した際の光切断線画像と、正常時の光切断線画像である直線とのずれ量を予め求めておき、実際に電子部品を測定する際、得られる光切断線画像を該ずれ量で補正するようにしたので、ライン光が直線からずれている場合でも、端子高さを正確に測定することができる。
請求項2の発明によれば、装置の組付け時に、調整手段によりラインジェネレータレンズの光軸と、入射光の入射方向とを一致させることができるため、両者間にずれがあるため、ライン光が湾曲している場合でも簡単に補正することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図2は、本発明に係る第1実施形態に使用される電子部品実装装置の概観を示す斜視図である。
この電子部品実装装置は、基台1の中央部にはX方向に搬送路2が配設されている。この搬送路2は、基板保持部を兼ねており、基板3をX方向に搬送すると共に、搬送路2上の所定位置に基板3を保持し、位置決めする。
又、この搬送路2の両側には、電子部品の供給部4が配置され、それぞれの供給部4には多数台のパーツフィーダ5が並設されている。各パーツフィーダ5は、電子部品を収納・保持しているテープをその長さ方向に送ることにより、該電子部品を順次供給するようになっている。
又、X軸テーブル6には、電子部品の移載ヘッド7が装着されていると共に、該X軸テーブル6は、対向して並設されたY軸テーブル8A及び8Bに、両端部が支持され架設されている。これらX軸テーブル6及びY軸テーブル8A、8Bを駆動することにより移載ヘッド7が水平方向に移動され、その下端部に装着されている、後述する図3に示す吸着ノズル10によりパーツフィーダ5の部品吸着位置から電子部品をピックアップし、基板3上に移載する。
前記X軸テーブル6及びY軸テーブル8A、8BからなるXY方向駆動手段により移載ヘッド7が移動される、搬送路2と供給部4との間の移動経路の下方には、CCDカメラ等からなる部品認識カメラ9が配設され、該カメラ9により移載ヘッド7や吸着ノズル10が下方から撮像されるようになっている。
そして、この移載ヘッド7に保持されている電子部品を、カメラ9で撮像することにより、電子部品の識別や位置ずれの検出が行なわれる。又、カメラ9の近傍には、電子部品の端子部の平坦度を検査する三次元測定装置14が配設されている。この三次元測定装置14については、後に詳述する。
前記移載ヘッド7には、図3に拡大して示すように複数のノズルシャフト11がそれぞれθ軸モータ12に取り付けられ、各ノズルシャフト11は独立にθ方向に回転駆動可能になっている。又、移載ヘッド7には、各ノズルシャフト11に対応するZ軸モータ13が設置され、各ノズルシャフト11が独立に昇降動作が可能になっている。又、各ノズルシャフト11の先端には、吸着ノズル10が着脱自在に装着され、吸着ノズル10の先端には、エアを吸引して電子部品を保持するための吸着孔が設けられている。
前記三次元測定装置14は、図4にその側面から見た概要を示すように、レーザダイオード15からのレーザ光が、コリメートレンズ16とフォーカスレンズ17を介して投光ミラー18に入射されると、その反射光がラインジェネレータレンズ19によりライン光として吸着ノズル10に保持されている電子部品Pに照射(投光)されるようになっている。又、吸着ノズル10に保持されている部品Pの下方には、撮像ミラー21が、該撮像ミラー21の反射方向には撮像カメラ23がそれぞれ配設されている。
前記レーザダイオード15には、レーザダイオードコントローラ15Aが接続され、該レーザダイオード15への電流値を制御することにより発光時の光量(レーザパワー)を任意に変更可能とされている。又、撮像カメラ23には、ある画角をもった撮像レンズ23Aが取付けられている。
又、フォーカスレンズ17と投光ミラー18とラインジェネレータレンズ19が一体的に内蔵されている投光ユニット26は、リニアアクチュエータ24に直結されており、水平方向に正常に保持された電子部品Pの下面に平行(図中、両矢印方向)に、且つ、図5の要部上面図にイメージを示すように、照射されたライン光Lの先端の照射ラインに対して直交する方向に、駆動自在になっている。
なお、本実施形態に適用される三次元測定装置14は、投光ミラー18によるレーザ光の反射方向が90°異なっており、それに反応した構造になっている以外は、基本的な構成が前記図1に示したものと実質的に同一である。従って三次元測定の原理も実質同一である。
次に、以上の構成における本実施形態の三次元測定の動作を、図6に示すフローチャートに従って説明する。
まず、前記図2に示した搬送路2上に基板3が搬入され、位置決めされると(ステップ1、2)、移載ヘッド7は電子部品をピックアップするために、ノズルシャフト11の先端に装着されている吸着ノズル10を供給部4上へ移動させる(ステップ3)。
移載ヘッド7が部品吸着位置へ整定後、Z軸モータ13の駆動によりノズルシャフト11を下降させると、その先端の吸着ノズル10が部品吸着高さまで下降し、パーツフィーダ5に納められている電子部品と当接する直前に、図示しない真空発生装置を作動させ、ノズルシャフト11の管路内を負圧とすることにより、該吸着ノズル10の先端に当接した電子部品を吸着する(ステップ4)。
その後、吸着された電子部品の吸着位置及び角度の認識を行なうため、実装装置本体に設けられている部品認識カメラ9上へ移動し(ステップ5)、吸着部品の位置認識を行なう(ステップ6)。位置認識した結果を基に、移載ヘッド7が該カメラ9の近傍に配されている三次元測定装置14上へと移動を行ない(ステップ7)、吸着されている電子部品の高さ計測箇所が、三次元測定装置14の測定位置(ライン光の焦点位置)となるように、位置決めされる。
次に、ステップ8で行なう前記図4の三次元測定装置による三次元測定について説明する。
光源であるレーザダイオード15から発せられた光は、コリメートレンズ16で集光されて平行光となる。フォーカスレンズ17はこの平行光をスポット光となるように絞り込む。フォーカスレンズ17からのスポット光は、投光ミラー18により垂直軸と45°の角度をなすように曲げられる。
この曲げられた光路の直ぐ後ろに置かれたラインジェネレータレンズ19は、入射光を幅(厚さ)50μm、長さ30mm(図4の紙面に垂直な方向、図5の寸法W)のライン光Lとして、測定対象である電子部品Pの端子Paに投光する。
電子部品Pの端子Paからの拡散反射光の一部(電子部品の端子に対して垂直な成分)は、撮像ミラー21で反射されて撮像カメラ23により撮像される。又、このとき、リニアアクチュエータ24に接続された投光ユニット26は、リニアアクチュエータ24の駆動により図示される左右両矢印の方向(電子部品下面に平行且つ照射されるライン光の照射ラインに対して直交する方向)に前後直線運動を行なう。
これにより投光ユニット26は、コリメータレンズ16によって形成された平行光線に向かって前進・後退の直線運動を行なうことになるが、このように平行光線に向かって前後直線運動を行っても、フォーカスレンズ17の結像作用には影響を及ぼさないので、測定対象である電子部品Pが水平方向に正常保持されている場合には、その端子には常に一定幅のライン光が照射されることになる。
レーザダイオード15から照射されたライン光は、測定部表面で反射をし、撮像ミラー21を介しハーフミラー22を通過して撮像カメラ23によって撮像される。
そこで、前記図4において、投光ユニット26を右から左に、一定速度(例えば700mm/sec)で移動させる。撮像カメラ21の視野内の所定の箇所に拡散反射光が入光可能となる位置に来たとき、レーザダイオード15を所定時間だけ(例えば50μsec)点灯する。すると、投光位置にある電子部品の端子に反射した光が撮像カメラ21に入光するため、それを撮像することで高さ測定を行なうことができる。
認識対象部品がSOP、QFP、BGA等のレーザスキャン方向に複数の端子を持つ部品である場合には、1回のスキャン移動中にレーザダイオード15を複数回点灯させる。このスキャン移動によって、後述する図8に示すような電子部品の端子認識画像を得ることができる。
このように撮像された画像を画像処理することにより、電子部品の三次元測定を行なうことができる。この三次元測定の原理について以下に簡単に説明する。
図7は、電子部品の例がQFPで、そのリード端子を三次元測定する様子を示した図である。
図7(A)は、電子部品Pが、XYθの各軸の駆動により、前記三次元測定装置14の上部に、XYの各軸に対して平行で、しかも該三次元測定装置14の視野の中心位置に一致するように位置決めされた状態を示す上面図であり、リニアアクチュエータ24によって走査されるライン光Lが、電子部品Pのリード端子Paに照射されている状態のイメージを示している。
図7(B)はその側面図であり、リード端子Paで拡散反射した光の一部が垂直方向に反射している状態(撮像カメラによって撮像されている光)を示しており、図7(C)は同図(B)のライン光Lが照射されるリード端子Paの拡大図である。
ここで、測定対象となるリード端子Paのうち、変形等により他と比較して異なる高さのリード端子Pbが存在し、これによりライン光Lが照射される高さが図7(C)に示すように正常端子Paと比較してΔtだけ異なっていたとする。ライン光Lの照射により、リード端子Paはその下方に設けた撮像カメラに図8に示すような光切断線画像として撮像されるが、高さの異なるリード端子Pbは同図に示すようにΔxだけ離れた位置に撮像される。そしてライン光Lの投光角度はリード端子Pbに対して45°をなしているのでΔx=Δtとなり三次元(高さ)測定が可能となる。
但し、上記測定においては、ラインジェネレータレンズ19に入射するコリメート光(スポット光)が、ラインジェネレータレンズ19の光軸に対して完全に平行でない(一致していない)限り、撮像した画像のイメージを図9に示すように、実際にはライン光は僅かに湾曲し、直線からずれる。
図8に示した測定原理から、この湾曲(中央にy方向の接線(図示せず)を想定した場合、その接線からの左右(図中、上下方向)のライン位置のずれ(Δw))は、そのまま端子高さの測定精度に影響を及ぼすことになるため、撮像画像から端子高さを算出する際に補正を行なう必要がある。
そこで、本実施形態では、実際の端子高さは、撮像画像から求めた端子高さがΔzであったとすると、正しい高さはこのΔzからラインの湾曲によるずれ(Δw)を差し引いた値となるため、正しい高さΔZを、次式
高さ測定値(ΔZ)
=画像から求めた端子高さ(Δz)−ライン湾曲によるずれ(Δw)
により補正して求める。
高さ測定値(ΔZ)
=画像から求めた端子高さ(Δz)−ライン湾曲によるずれ(Δw)
により補正して求める。
補正に使用するライン光の湾曲によるずれ量(Δw)は、初期組付け時に、測定位置にセットしたフラットな平面治具(例えば平面度0.001mmの基準板)にライン光を当てた際の画像を取得し、あらかじめy方向(ライン光の長手方向)におけるずれ量(Δw)を算出しておく。
そして、この算出結果を数値データとして保存して利用するか、又は、その結果からy方向直線位置とライン湾曲によるずれ量(Δw)との関係式(Δw=f(y))を予め求めておき、この式からずれ量(Δw)を算出し、画像処理による測定結果の補正に利用する。
このように測定結果を補正することにより、ライン光が湾曲していた場合でも、端子高さを正確に測定することができる。
前記ステップ8の三次元測定の結果、測定部品に高さの異なる端子が検出され、その測定値Δxが任意に設定可能な閾値より大きい場合には、測定した電子部品に異常がある(NG)と判断し、装置内の図示しない返却トレイ上へ移動し、吸着部品をエアブローにより返却を行なう等の、適切なエラー処理がなされる(ステップ9)。
以上詳述した前記ステップ8による三次元測定の結果により、電子部品の異常が認められなかったOKの場合には、移載ヘッド7は搬送路2に固定されている基板3上の所定位置に移動し(ステップ10)、θ軸モータ12とZ軸モータ13の駆動により、電子部品を基板3へ搭載する(ステップ11)。
その後、基板3への電子部品の搭載が全て完了するまで生産動作を継続する(ステップ12)。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)組付け時のばらつきによるライン光の非直線性(湾曲による位置ずれ)を補正できるため、より高精度な高さ測定が可能となる。
(2)ライン光の非直線性(湾曲による位置ずれ)をソフトウェア上で補正可能であるため、測定装置の部品加工、及び光学部品等の組付け時の許容誤差を緩和することができるため、組付け工数や所要時間の削減が可能であると共に、コスト削減が可能となり、結果として装置原価の低減を図ることができる。
図10は、本発明に係る第2実施形態の三次元測定装置の要部を拡大して示すイメージ図である。
前記第1実施形態では、ライン光のずれ量(Δw)をソフトウェアによって補正を行っていたが、本実施形態ではラインジェネレータレンズ19の取付け角度を調整できる調整機構(調整手段)を採用し、スポット光の入射方向にラインジェネレータレンズの光軸を一致させる調整を行うことにより、ライン光の湾曲を装置組付け時に予め修正するようにした。
図10には、前記図4における投光ユニット26の先端部分が示されており、この先端部分に回転可能なレンズホルダ27と、これを所定の回転位置で固定する固定ねじ28とを含む調整機構を設けてある。
レンズホルダ27内にはラインジェネレータレンズ19が組み込まれており、該レンズホルダ27を両矢印方向に回転させることによりラインジェネレータレンズ19に対する入射光であるスポット光の入射角度を変更することが可能になっている。
図11(A)、(B)にラインジェネレータレンズ19と入射光との関係を斜視図と側面図によりそれぞれ示すように、一般に直線状のライン光を生成することができる光軸Lsに対して、光の入射角がαずれている場合には、同図(A)にイメージを示すように湾曲したライン光が得られることになる。
これに対して、本実施形態においては、フラットな平面治具にライン光を照射した際に、ライン光の湾曲が規定の値よりも小さくなるようにレンズホルダ27を回転させて調整し、固定ネジ28により該レンズホルダ27をその位置に固定して組付け調整を行なう。
従って、本実施形態によれば、図11に相当する図12に示すように、入射光の入射方向をラインジェネレータレンズ19の光軸と一致させることが可能となるため、同図(A)にイメージを示すように直線状のライン光を生成することが可能となり、端子高さの正確な測定が可能となる。
但し、上記のような調整手段によりラインジェネレータレンズ19への入射光の角度を調整する場合には、その分第1実施形態に比べて装置原価(部品製造コスト、組付け工数等)が増加する恐れがあるが、ずれが生じた場合はいつでも調整し、補正できる上に、基本的には一度調整すれば、その後の補正計算は不要であるという利点もある。
なお、前記実施形態では、入射光とラインジェネレータレンズ19の光軸とのずれを調整する手段として、ラインジェネレータレンズ19の角度を調整する機構を示したが、これに限定されず、入射光の方向を調整してもよく、そのために、例えば投光ミラー18の傾斜角度を調整する機構を採用してもよい。
10…吸着ノズル(保持手段)
14…三次元測定装置
15…レーザダイオード
16…コリメートレンズ
17…フォーカスレンズ
18…投光ミラー
21…撮像ミラー
23…撮像カメラ
24…リニアアクチュエータ
26…投光ユニット
P…電子部品
Pa…端子
L…ライン光
14…三次元測定装置
15…レーザダイオード
16…コリメートレンズ
17…フォーカスレンズ
18…投光ミラー
21…撮像ミラー
23…撮像カメラ
24…リニアアクチュエータ
26…投光ユニット
P…電子部品
Pa…端子
L…ライン光
Claims (2)
- 保持手段により保持された電子部品に、ライン光を投光した際の光切断線を撮像し、得られる画像データに基づいて、該電子部品の平坦度を測定する電子部品の三次元測定方法において、
測定位置にセットした平坦な基準板にライン光を投光した際の光切断線を撮像し、撮像された画像データと、これに対応する直線からのずれ量を予め求めておき、
電子部品の平坦度を測定する際に、撮像された画像データを、対応するずれ量に基づいて補正することを特徴とする電子部品の三次元測定方法。 - 保持手段により保持された電子部品に、ライン光を投光した際の光切断線を撮像し、得られる画像データに基づいて、該電子部品の平坦度を測定する電子部品の三次元測定装置において、
前記ライン光を投光するラインジェネレータレンズの光軸と、該ラインジェネレータレンズからライン光を投光させる入射光の入射方向とのずれを調整する調整手段を備えたことを特徴とする電子部品の三次元測定装置。
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JP2018006767A (ja) * | 2017-09-07 | 2018-01-11 | ヤマハ発動機株式会社 | 部品撮像装置及びこれを用いた表面実装機 |
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- 2007-01-17 JP JP2007007693A patent/JP2008175600A/ja active Pending
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