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JP2008166344A - 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法 - Google Patents

光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法 Download PDF

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洋二 古久保
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Abstract

【課題】太陽電池の裏面電極形成に伴う半導体基板の反りを抑制し、かつ面抵抗が小さく、密着強度が高い裏面電極を形成できる導電性ペーストを提供する。
【解決手段】裏面電極用の導電性ペーストが無機主成分物質として、Al−Mg合金粉末と、Al粉末にMgを主成分元素とする所定の物質を添加してなり、加熱されることによってAl−Mg合金を優先的に生成させるMg混合Al粉末との少なくとも一方を含むようにする。裏面電極を形成すべく該導電性ペーストを半導体基板に塗布した後の焼成時、Al−Mg合金粉末においては、Al粒子の表面にMgが析出し、これが酸化され、MgOがAl粒子の最表面に偏析した状態が実現される。Mg混合Al粉末の場合、まずはAl−Mg合金が生成するがその後は同様である。このMgOによってAl粒子同士のネック成長が抑制されるので、裏面電極と結果的に半導体基板の反りは抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光電変換素子用導電性ペーストおよびこれを用いて作製する光電変換素子に関し、特に、太陽電池の裏面電極層とp+層との形成に好適な導電性ペースト、およびこれを用いて作製する太陽電池に関する。
近年、環境保護の観点から家庭用の太陽電池の需要が著しく増加する傾向にある。太陽電池の構成としては、p型のSi基板の表面側にn+層を設け、裏面側にp+層を設けることでn+/p/p+接合を形成し、さらに受光面側となるn+層側に受光面電極を備え、反対側のp+層側には裏面電極を備える態様が、従来より広く採用されている。また、受光面側に反射防止膜を設けることも一般的である。
電極形成には、印刷法が広く用いられる。印刷法は、自動化が容易で生産性が高いという利点を有していることから、種々の電子デバイスの電極形成の手法として一般的な手法である。印刷法は、導電を担う金属粉末を有機バインダーや有機溶剤と混練した導電性ペースト(導体ペースト)をスクリーン印刷などの手法で被形成体に塗布した後、これを熱処理炉内で焼成することで有機成分を蒸発させ、金属粉末の焼結体としての電極を形成する手法である。
太陽電池の場合は、金属Al粉末を含む導電性ペースト(Alペースト)をSi基板の裏面側に塗布し、これを焼成することで、裏面電極の形成のみならずp+層の形成も併せて行える。具体的には、焼成によって裏面電極となるAlを主成分とするAl電極層が形成される際に、AlがSi基板に拡散することで、Alを不純物として含むp+層が形成される。裏面電極は、太陽電池において発生した電気を取り出す集電電極の役割を果たすものであり、p+層は、いわゆるBSF(Back Surface Field)効果を生じさせることで、裏面電極における集電効率を高める役割を果たしている。
一方、太陽電池のコストダウンを図るべく、Si基板の厚みを200μm以下とする薄層化が検討されている。係る薄層化を実現する上での問題点として、Si基板を薄くするほど、Al電極層との熱膨張差に起因した反りがSi基板に生じやすくなるということがある。Siの熱膨張率は2.5×10-6/degであるのに対し、Alは23.25×10-6/degと、両者は約10倍程度異なっている。この問題の解決を意図とする技術もすでに公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−223813号公報
上述したSi基板の反りは、AlペーストをSi基板上に印刷し、焼成した後の降温時に、Al電極層とSi基板の熱膨張の違いに起因して生じるものである。具体的にいえば、焼成時に500〜600℃の温度に達すると、不動態としての役割を果たしていたAl粒子表面の非晶質酸化膜が結晶質に変わってAlの酸化が急激に進む一方で、酸化膜の間からAl粒子が露出し瞬間的にネック成長することで焼結は進行するが、その過程でAl電極層とSi基板との間に生じる応力を、両者の熱膨張差が大きいために降温時には吸収できなくなることが、反りの生じる原因である。
このような反りが生じると、その後の工程において自動機によるハンドリングミスが生じやすく、太陽電池素子の割れや欠けを発生させ、製造歩留まりを低下させるという問題がある。
係る問題の解決策として、Alペーストの塗布量を減らしてAl電極層を薄くすることにより、反る力を物理的に軽減する手法が想定される。しかしながらこの手法ではSi基板へのAlの拡散量が少なくなり、p+層が形成されにくく、発電効率が低下するという問題がある。
特許文献1には、Al粉末と、有機ビヒクルと、Alよりも熱膨張率が小さくかつAlの融点よりも溶融温度、軟化温度、分解温度のいずれかが高い無機化合物、具体的にはSiO2やAl23などを添加したペーストを用いて、裏面電極を形成する方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示の方法では、Si基板の反りを低減することはできるものの、ペーストに添加した無機化合物が焼成後もそのままの形で存在するため、裏面電極の抵抗を増大させ、裏面電極の集電電極としての性能を劣化し、太陽電池の発電効率が低下するという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、太陽電池その他の光電変換素子の作製に用いる導電性ペーストであって、半導体基板の裏面電極形成に伴う反りを抑制すると共に、面抵抗が小さく、密着強度が高い裏面電極を形成することができる導電性ペースト、およびこれを用いて作製する光電変換素子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、光電変換素子用の半導体基板に電極を形成するための導電性ペーストであって、Al−Mg合金粉末と、Al粉末にMgを主成分元素とする合金形成物質を添加してなり、加熱されることによってAl−Mg合金を生成させるMg混合Al粉末と、の少なくとも一方を無機主成分物質として含む、ことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の光電変換素子用導電性ペーストであって、前記無機主成分物質がAl粉末をさらに含む、ことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の光電変換素子用導電性ペーストであって、前記無機主成分物質におけるAl元素とMg元素との総和を100重量部とするときのMg元素の重量比率が、0.1重量部以上10重量部以下である、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、光電変換素子が、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光電変換素子用導電性ペーストを用いて前記半導体基板の一方主面上に電極層を形成してなるとともに、前記電極層を構成するAl粒子の最表面にはMg酸化物層が形成されてなる、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、光電変換素子用の半導体基板と、前記半導体基板の一方主面上に形成された電極層と、を備える光電変換素子であって、前記電極層の主成分元素はAlであり、前記電極層を構成するAl粒子の最表面にはMg酸化物層が形成されてなる、ことを特徴とする。
請求項6の発明は、光電変換素子の作製方法であって、Al−Mg合金粉末と、Al粉末にMgを主成分元素とする所定の物質を添加してなり、加熱されることによってAl−Mg合金を優先的に生成させるMg混合Al粉末と、の少なくとも一方を無機主成分物質として含む導電性ペーストを作製する工程と、前記導電性ペーストを用いて塗布法により光電変換素子用の半導体基板の一方主面上に電極層を形成する工程と、を備え、前記電極層の形成は、前記電極層の最表面にMg酸化物層が形成される形成条件下で行う、ことを特徴とする。
請求項1ないし請求項6の発明によれば、光電変換素子においてMg酸化物層がAl粒子の最表面に偏析した状態の電極層が形成されるので、該電極層においては、このMg酸化物層の存在によって、Alのみで電極層を形成する場合に比して、Al粒子のネック成長が抑制されてなる。これにより、電極層と半導体基板の間の応力はAlのみで電極層を形成する場合に比して緩和されるので、熱膨張率の差に起因して生じる電極層と半導体基板との収縮差も緩和される。結果として半導体基板の反りが抑制された光電変換素子を実現できる。
<導電性ペースト>
本実施の形態に係る導電性ペーストは、主として、太陽電池などの光電変換素子の形成に用いる半導体基板に、塗布法によって電極を形成する際に用いるものである。例えば太陽電池を作製する場合であれば、Si基板などのp型の半導体基板の裏面側に、塗布法によって裏面電極を形成する際に用いるのが、その使用態様の好適な一例である。なお、塗布法としては、スクリーン印刷、ロールコーター方式及びディスペンサー方式などの種々の公知手法を用いることができる。
係る導電性ペーストは、Al−Mg粉末と、有機バインダーと、有機溶剤とを含む。ここで、Al−Mg粉末とは、Al−Mg合金粉末、またはMg混合Al粉末の少なくとも一方を含む粉末である。ただし、Al−Mg合金粉末とは金属Alと金属Mgとの合金の粉末であり、Mg混合Al粉末とは、金属Alと、Mgを主成分元素とする所定の物質との混合物の粉末である。この所定の物質とは、係る混合物粉末を加熱した場合に、Al−Mg合金を優先的に生成する物質(以降、「合金生成物質」と称することがある)である。合金生成物質としては、例えば、Mg単体や、MgとCu、Si、Ag、Nd、Sn、Smなどとの合金、さらには、Mgとそれらの金属との金属間化合物などがその好適な一例である。このようなAl−Mg粉末を含む導電性ペーストを、単にAl−Mgペーストとも称することとする。塗布法によって係る導電性ペーストの塗布と焼成とを行うことで、Alを主成分とする裏面電極およびp+層を、光電変換素子の裏面側に形成することができる。
本実施の形態に係るAl−Mgペーストを塗布法による電極形成に用いるのは、焼成の途中でAl粒子の最表面にMgOが形成されることによって、Al粒子のネック成長が抑制されるからである。
具体的には、まずAl−Mg合金粉末についてみれば、公知のAl−Mg2元系状態図からもわかるようにAl−Mg合金の融点はAl単体の融点(常圧下で660℃)よりも低く(Mgの含有比率が1〜5重量%の場合に650℃〜630℃)、Al単体よりも反応性が高いという特徴がある。係るAl−Mg合金粉末が焼成に伴って加熱されると、Al粒子(厳密にいえば、Alを主成分とする合金粒子)の表面にMgが析出し、これが酸化されてMgOが生成するようになる。すなわち、MgOがAl粒子の最表面に偏析した状態が実現される。この最表面に偏析したMgOによってAl粒子同士の接触は阻害されるので、ネック成長が抑制されることになる。なお、ここでの偏析とは、Al粒子1つ1つの表面にMgOが偏析することを意味し、塗布された電極としてはそれら粒子1つ1つが焼結することにより一体化したものであり、MgOの析出状態の偏りによりピール強度が低下することは無い。
また、Mg混合Al粉末の場合には、焼成に伴って加熱されることでまずAl−Mg合金の生成が優先的に起こった上で、上述したAl−Mg合金粉末の場合と同様の経緯をたどることになる。すなわち、生成したAl−Mg合金からMgが析出して酸化することでAl粒子の最表面にMgOが生成し、これによってネック成長が抑制されることになる。
すなわち、Al−MgペーストがAl−Mg合金を含むにせよ、Mg混合Al粉末を含むにせよ、これを用いて裏面電極を形成することで、Al粒子のネック成長が抑制されることになる。係るネック成長の抑制が実現されることで、裏面電極と半導体基板との間に生じる応力は緩和され、結果的に半導体基板の反りは抑制されることになる。
なお、仮に、Mg混合Al粉末に含まれる合金形成物質にMgOを用いた場合、MgOはその融点が2830℃とAlに比して非常に高く、Alに比して安定な物質であるために、焼成の際にMgが上述のような挙動を示さず、Al粒子の焼結の進行に先立ってAl粒子の最表面にMgOが偏析する状態を実現することが困難である。また、MgCO3やMgCl2を用いた場合は、焼成に伴う加熱に際してMgOが優先的に形成されてしまうので、やはりAl粒子の最表面にMgOが偏析する状態の実現が困難である。すなわち、これらのMgO、MgCO3、およびMgCl2を合金形成物質としてMg混合Al粉末に用いるのは、半導体基板の反りを抑制する効果が得られないので不適である。なお、他のMg含有化合物についても、Al−Mg合金が優先的に生成されないものについては、合金形成物質としてMg混合Al粉末に用いることは不適である。このような点を鑑みると、Mg2Ca、MgCu2、Mg2Ni、Mg2Si、Mg2Snなどが、合金形成物質として好適に用いることができる物質の一例である。
なお、反り抑制を実現するという観点からは、Al−MgペーストにおけるAl元素とMg元素との総和を100重量部とするときのMg元素の重量比率が、0.1重量部以上10重量部以下であることが望ましい。0.1重量部未満の場合には上述したMgOによるネック成長抑制の効果が生じにくいため、Al粉末の焼結が進んでしまい、半導体基板の反りを十分に抑制することができなくなって好ましくない。10重量部以上の場合には、Al−Mg合金の存在比率が高くなるために裏面電極の抵抗値が増大し、発電効率が劣化するために好ましくない。
さらには、Al元素とMg元素との総和を100重量部とするときのMg元素の重量比率は、0.5重量部以上〜5重量部以下であるのがより望ましい。0.5重量部以上の場合に、半導体基板の反りがより十分に抑制されるからである。また5重量部以下の範囲であれば、MgOが存在することに起因して裏面電極が高抵抗化することを、実用的に問題のない範囲にまで抑制できるからである。
また、上述のようなAl元素とMg元素との重量比率の関係が実現される範囲であれば、Al−MgペーストにはAl粉末を含んでいてもよい。係る態様であっても、本願発明の効果が妨げられるものではない。
Al−Mg粉末としては、平均粒径が5〜20μmの粉末を用いるのが、その好適な一態様である。Al−Mg合金粉末の場合であれば、JIS規格で周知のA5005(Mg含有比率0.5〜1.1重量%)やA5052(Mg含有比率2.2〜2.8重量%)、A5082(Mg含有比率4.0〜5.0重量%)などを用いることが出来る。ただし、Al−Mg合金粉末はこれらに限られるものではなく、重量比率を任意に調整したAl−Mg合金粉末を用いることができる。Mg混合Al粉末の場合であれば、上述の範囲の粒径を有するAl粉末および合金形成物質の粉末を所定の比率で混合すればよい。
有機バインダー、有機溶剤については従来のAlペーストで使用されているものと同等のものを用いることができる。有機バインダーとしては、印刷性の観点からセルロース系、アクリル系のものを用いるのが好適である。有機溶剤としては、αテルピネオール、フタル酸エステルを用いるのがその好適な一態様である。
これらのAl−Mg粉末、有機バインダー、有機溶剤をボールミルや攪拌器で混合した後、三本ロールにて混練することにより、本実施の形態に係る導電性ペースト(Al−Mgペースト)を得ることが出来る。なお、Al−Mgペーストには、このほかに、Al粒子と半導体基板との密着性を高めるために、Al−Mg粉末100重量部に対して10重量部以下のガラス粉末を含んでいてもよい。係る場合であっても、本発明の効果を得ることができる。
<太陽電池>
次に、上述の導電性ペーストを用いて作製されてなる、本実施の形態に係る光電変換素子の一態様としての太陽電池について説明する。図1は、本実施の形態に係る太陽電池10の構成を概略的に示す断面模式図である。
太陽電池10は、半導体基板1と、半導体基板1の表面側(受光面側)に形成されてなり、n型不純物を有するn+層2と、半導体基板1の裏面側に形成されてなり、p型不純物を有するp+層3と、n+層2の表面に(図1においてはn+層2の上に)形成されてなる、Ag等からなる受光面電極4と、半導体基板1の裏面側にp+層3を介在させて(図1においてはp+層3の下に)形成されてなる裏面電極5とから、主として構成される。係る太陽電池10は、受光面への所定の波長範囲の光の入射に応答して、電流を取り出すことができるように構成されている。すなわち、太陽電池10は、n+層2と、半導体基板1と、p+層3とによって形成されてなるn+/p/p+接合を有し、その表面に受光面電極4が、裏面に裏面電極5が、それぞれ形成されてなる構造を有するともいえる。
半導体基板1としては、例えばSi系のIV族半導体を用いるのが好適な一例である。例えば、外形が150mm□の、B(ボロン)などがp型のドーパントして添加されてなる多結晶Siのインゴットを150〜200μmの範囲内の任意の厚みにスライシング加工して得られるSi基板を、半導体基板1として用いることができる。係るSi基板の比抵抗は1.5Ω・cm程度であるのがその好適な一例である。なお、加工により生じたダメージ層や汚染層を除去すべく、NaOHやKOH、あるいはフッ酸やフッ硝酸などで表面をわずかにエッチングすることが望ましい。また、受光した光の閉じ込め効率を高めるべく、ドライエッチング法やウェットエッチング法によって、半導体基板1の表面に微小な凹凸を形成するのが望ましい。
また、半導体基板1の材質は上述のものに限定されるものではなく、単結晶Siを用いてもよい。あるいは、上述のAl−Mgペーストを用いて裏面電極を形成しうる半導体であれば、他の半導体を用いてもよい。
+層2は、いわゆる逆導電型拡散領域である。n+層2は、半導体基板1の一方の主面側に、公知のイオン打ち込み法によってP(リン)を打ち込むことによって形成される。n+層2が形成された側が、太陽電池の受光面側となる。n+層2は、例えば、1.5×10-3Ω・cm程度の比抵抗と、0.5μm程度の厚みを有するように形成されるのが、その好適な一例である。あるいは、POCl3(オキシ塩化リン)などのガス中で熱処理する、いわゆる気相拡散法によってn+層2を形成するようにしても良い。
+層3と裏面電極5とは、上述のAl−Mg粉末を含むAl−Mgペーストを用いて、塗布法により形成される。例えば、n+層2を形成した後の半導体基板1の略全面にスクリーン印刷法によりAl−Mgペーストを塗布し、150℃、数分間の乾燥処理を施した後、空気中で700〜850℃の焼成温度で数秒〜数十分間焼成すると、Alを主成分とする裏面電極5が形成されると共に、Alが半導体基板1に向けて拡散することによりp+層3が形成される。
一方、この裏面電極5の形成の際、Al−Mg合金中のMg元素はAl粒子の表面に析出し、さらに空気中の酸素によって酸化されてMgOとなる。すなわち、焼成の過程でAl粒子の表面にはMgOの偏析が生じる。なおAl−Mg混合物の場合については、焼成当初の段階でAl−Mg合金の生成がまず生じるが、それ以降については上述の場合と同様である。
上述したように、裏面電極5においてAl粒子の表面に偏析したMgOは、Al粒子のネック成長を阻害するように作用し、この作用によって裏面電極5の全体としてAl粒子の焼結の進行は抑制される。これにより、従来のAlペーストを用いた場合に比して、裏面電極5と半導体基板1との間に作用する応力が緩和され、結果として、半導体基板1の反りが抑制されることになる。
なお、係る場合においてMgOがAl粒子の最表面にごく薄く存在していることは、XPS(X線光電子分光)による裏面電極の最表面についての構造分析の結果から確認される。なお、MgOがこのような態様で存在することで、Alの拡散によるp+層3の形成が妨げられることはない。
さらに、裏面電極5の面抵抗については、Alペーストを用いた場合と同程度の値が得られている。すなわち、Alペーストを用いる場合と同程度の電極特性が、Al−Mgペーストを用いて形成した裏面電極5においても実現されてなる。また、裏面電極5においてはMgOもしくは他のMg化合物が凝集することもないので、特許文献1に開示されている手法により形成する場合に比して、低抵抗で集電効率の高い裏面電極を得ることができる。
受光面電極4は、Agペーストを用いて、塗布法により形成される。例えば、p+層3および裏面電極5を形成した後、スクリーン印刷によりn+層2の上に櫛歯状にAgペーストを塗布し、150℃、数分間の乾燥処理を施した後、空気中で600〜700℃の焼成温度で数秒〜数十分間焼成することで、Agからなる櫛歯状の受光面電極4が形成される。
本実施の形態においては、太陽電池10をこのように構成することで、裏面電極と半導体基板との熱膨張率の差に起因する収縮差を従来よりも緩和することができるので、従来よりも薄層化された半導体基板を用いつつも、その反りを低減すると共に、面抵抗が小さく、かつ密着強度が大きな裏面電極を有する太陽電池を実現することができる。
なお、本発明の実施形態は上述の例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることはもちろんである。例えば、半導体基板の受光面側に窒化シリコン膜や酸化シリコン膜などからなる反射防止膜(不図示)を設けたほうが好ましい。
さらに、裏面電極としては、上述のように裏面のほぼ全面に形成したAlを主成分とする電極に加えて、出力を取り出すための、Agを主成分とする電極を、さらに形成したほうが好ましい。
(実施例1)
本実施例においては、Al粉末と、Mgの重量比が異なる6種のAl−Mg合金粉末を用意し、1種のAlペーストと、7種のAl−Mgペーストとを作製した。すなわち、Alペーストと、これら7種のAl−Mgペーストにおいては、Al粉末とAl−Mg合金粉末との混合比率と、Al元素とMg元素との総和を100重量部としたときのMg元素の重量比率との組合せが異なる。さらに、それぞれの導電性ペーストを用いて裏面電極を形成することにより、計8種類の太陽電池を作製した。
それぞれの導電性ペーストの作成に際しては、Al粉末あるいはAl−Mg合金粉末はいずれも平均粒径が10μmのものを用意した。また、平均粒径が5μmで軟化点450℃のガラス粉末を用意した。
Al粉末またはAl−Mg合金粉末とガラス粉末とを、Al粉末またはAl−Mg合金粉末を100重量部としたときにガラス粉末の重量比率が2重量部となるように混合して無機原料を得た後、更に有機バインダーとしてニトロセルロースを無機原料100重量部に対して5重量部、有機溶剤としてαテルピネオールを20重量部加え、攪拌器により混合した。これを3本ロール処理して、それぞれの導電性ペーストを得た。その際、これらの導電性ペーストの粘度は、約200ポイズに調製した。
得られた計8種の導電性ペーストをそれぞれを用いて、8種の太陽電池を作製した。
それぞれの太陽電池の作製においては、半導体基板1として、外形150mm□の多結晶Siのインゴットを150μm厚みにスライシング加工したSi基板を用いた。このSi基板の表面に、イオン打ち込み法によりPを打ち込むことにより、深さ0.5μmのn+層2を形成した。
その後、Si基板の裏面にスクリーン印刷法により合金ペーストを略全面に塗布し、150℃、10分間の乾燥処理を行った後に、空気中で最高温度を750℃に加熱して、10分間焼成し、裏面電極5およびp+層3を形成した。
さらに、n+層2の表面にAgペーストをスクリーン印刷法により櫛歯状に塗布し、150℃、10分間の乾燥処理を行った後に、空気中で最高温度を600℃に加熱して、10分間焼成し、受光面電極4を形成した。これにより、8種類の太陽電池が得られた。
このようにして作製したそれぞれの太陽電池について、半導体基板の反り量、裏面電極の面抵抗、裏面電極のピール強度を測定した。また、XPSにより裏面電極の最表面の構造を解析した。図2は、本実施例にかかる半導体基板の反り量の評価方法について説明するための図である。本実施の形態においては、半導体基板1の厚さを含んだ値で反り量を評価した。具体的には、図2に示すように、水平面に載置した場合の最低部(水平面)と最高部との高さの差で反り量を評価した。その際、2mm以上を不可とした。また、Al電極部の面抵抗は15mΩ/□以上を不可とした。Al電極部のピール強度は、セロハンテ−プによる引き剥がし試験で評価し、はがれのあるものを、密着強度が充分ではないとして不可とした。
(実施例2)
本実施例においては、合金形成物質としてMg2Ca、MgCu2、Mg2Ni、Mg2Si、Mg2Snの5種類を用意し、それぞれについてAl粉末と混合することにより得られた5種類のMg混合Al粉末を用いて5種類のAl−Mgペーストを作製した。なお添加量については、Al元素とMg元素との総和を100重量部としたときにMg元素の比率が2重量部となるようにそれぞれの化合物の量比を調整している。(残成分であるCa、Cu、Ni、Si、Snについては酸化物の膜を生成しないため除外している。)さらに、それぞれの導電性ペーストを用いて裏面電極を形成することにより、計5種類の太陽電池を作製した。
導電性ペーストの作成、および太陽電池の作成と評価は、実施例1と同様に行った。
(各実施例の比較)
上述のようにして得られた、実施例1および実施例2に係る計13種類の太陽電池についての、評価結果を表1として示す。表1において番号1の結果が実施例1のAlペーストについてのもの、番号2〜8がAl−Mg合金粉末を用いて作製したAl−Mgペーストについてのものであり、番号9〜番号13が実施例2のMg混合Al粉末を用いて作製したAl−Mgペーストについてのものである。また、表1において、Al添加量、Al―Mg合金添加量、およびMg比率はいずれも、Al元素とMg元素との総和を100重量部としたときの値を重量部を単位として示している。例えば、番号3の場合、100重量部のうち、38重量部がAlであり、62重量部がMg濃度0.8重量%のAl−Mg合金であり、結果として、Mgが0.496重量部含まれていることになる。一方、番号9の場合であれば、Al元素とMg元素との総和が100重量部としたときに98重量部がAlであり、2重量部がMgであるが、このようにMgが2重量部となるように添加したMg2Caの重量比率は3.6重量部であったということである。一方、ガラス添加量は、Al元素とMg元素との総和100重量部に対する外添加量を示している。
Figure 2008166344
表1に示すように、半導体基板1の反りに関しては、番号1のAlペーストの場合のみ、不可と判定される結果となった。また、電極の面抵抗(表1においてはAl面抵抗と記載)に関しては、Al−Mg粉末におけるMg元素の重量比率が15%と高い番号8の場合のみ、不可と判定される結果となった。ピール強度試験でははがれが生じたものはなかった。
表1に示した結果より、Al−Mg粉末におけるAl元素とMg元素との総和を100重量部としたときにMg元素の重量比率が0.1重量部以上10重量部以下の範囲であれば、従来と同等程度の電極特性を有しつつ、半導体基板の反りが抑制されてなる太陽電池が得られることが確認された。
また、これらの太陽電池の裏面電極については、XPSによって金属Alと、MgOとが検出された。番号7、8以外については、Al23も検出された。AlとMgOとがともに検出されていること、および、XPSの分析深さは通常は数nm程度と非常に浅いことを鑑みると、係る結果は、焼成後の裏面電極においてMgOがAl粒子の最表面に偏析していることを示すものである。
以上の結果より、薄層化された半導体基板を用いた太陽電池の裏面電極を、Al−Mg粉末を無機主成分物質として含むAl−Mgペーストにて作製することで、半導体基板の反りが低減できると共に、裏面電極の密着強度が高く、かつ面抵抗が小さい太陽電池が得られることが確認された。
本実施の形態に係る太陽電池10の構成を概略的に示す断面模式図である。 半導体基板の反り量の評価方法について説明するための図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 n+
3 p+
4 受光面電極
5 裏面電極
10 太陽電池

Claims (6)

  1. 光電変換素子用の半導体基板に電極を形成するための導電性ペーストであって、
    Al−Mg合金粉末と、
    Al粉末にMgを主成分元素とする合金形成物質を添加してなり、加熱されることによってAl−Mg合金を生成させるMg混合Al粉末と、
    の少なくとも一方を無機主成分物質として含む、
    ことを特徴とする光電変換素子用導電性ペースト。
  2. 請求項1に記載の光電変換素子用導電性ペーストであって、
    前記無機主成分物質がAl粉末をさらに含む、
    ことを特徴とする光電変換素子用導電性ペースト。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光電変換素子用導電性ペーストであって、
    前記無機主成分物質におけるAl元素とMg元素との総和を100重量部とするときのMg元素の重量比率が、0.1重量部以上10重量部以下である、
    ことを特徴とする光電変換素子用導電性ペースト。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光電変換素子用導電性ペーストを用いて前記半導体基板の一方主面上に電極層を形成してなるとともに、前記電極層を構成するAl粒子の最表面にはMg酸化物層が形成されてなる、
    ことを特徴とする光電変換素子。
  5. 光電変換素子用の半導体基板と、
    前記半導体基板の一方主面上に形成された電極層と、
    を備える光電変換素子であって、
    前記電極層の主成分元素はAlであり、
    前記電極層を構成するAl粒子の最表面にはMg酸化物層が形成されてなる、
    ことを特徴とする光電変換素子。
  6. 光電変換素子の作製方法であって、
    Al−Mg合金粉末と、
    Al粉末にMgを主成分元素とする所定の物質を添加してなり、加熱されることによってAl−Mg合金を優先的に生成させるMg混合Al粉末と、
    の少なくとも一方を無機主成分物質として含む導電性ペーストを作製する工程と、
    前記導電性ペーストを用いて塗布法により光電変換素子用の半導体基板の一方主面上に電極層を形成する工程と、
    を備え、
    前記電極層の形成は、前記電極層の最表面にMg酸化物層が形成される形成条件下で行う、
    ことを特徴とする光電変換素子の作製方法。
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