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JP2008165132A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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JP2008165132A
JP2008165132A JP2007000424A JP2007000424A JP2008165132A JP 2008165132 A JP2008165132 A JP 2008165132A JP 2007000424 A JP2007000424 A JP 2007000424A JP 2007000424 A JP2007000424 A JP 2007000424A JP 2008165132 A JP2008165132 A JP 2008165132A
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Yasusuke Nakamori
庸介 中森
Tatsumi Okuda
辰美 奥田
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Abstract

【課題】検査用端子を湿気等から確実に保護でき、薄型化を達成でき、しかも機械的強度の強い電気光学装置を提供する。
【解決手段】第1透光性基板13と第2透光性基板14とを貼り合わせて成り、基板13が基板14から張出す張出し部18を有し、張出し部18に検査用端子19を備え、表示領域V内に画像を表示する液晶パネル3と、液晶パネル3を支持するフレーム2と、液晶パネル3及びフレーム2を収容し表示領域Vに対応して開口25を有する外枠4aと、開口25の外側の周囲領域内であって且つ外枠4aとフレーム2との間に設けられた両面粘着部材28とを有する液晶表示装置1である。両面粘着部材28は、一方の面がフレーム2に粘着し、他方の面が外枠4aに粘着し、さらに検査用端子19を覆う。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置等といった電気光学装置であって検査用端子を備えた電気光学装置に関する。また、本発明は、その電気光学装置を用いた電子機器に関する。
現在、携帯電話機、携帯情報端末機等といった各種の電子機器において、液晶表示装置、EL装置等といった電気光学装置が広く用いられている。例えば、電子機器に関する各種の情報を視覚的に表示するための表示部として電気光学装置が用いられている。この電気光学装置において、従来、検査用端子を内蔵するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、検査用端子としてのTEG(テストエレメントグループ)を基板の周辺領域の一部に配置することが開示されている。このTEGは、電気光学装置内の各種配線、電極、電子素子等の電気的状態を模擬的に検査することを製造途中や製造完了時に行う際に用いるとされている。また、TEGを実装ケースで覆うことで、これを保護できることが記載されている。また、TEGは、好ましくは、実装ケースにより隠れて保護される、と記載されている。さらには、TEGはFPC(Flexible Printed Circuit:可撓性プリント回路)基板で覆うことが無いので、製造完了後、実装完了後、使用後においてもFPCを取り外すことなしにTEGを利用した模擬的な検査ができることが記載されている。
従来、液晶表示装置において検査用端子をFPC基板で覆って保護するという技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2では、検査用端子としてのテスト信号入力線にFPCが異方性導電膜を介して接着される構成が記載されている。
特開2004−341216号公報(第11頁、図1) 特開2006−301135号公報(第4頁、図1)
特許文献1には、検査用端子としてのTEGが実装ケースによって隠されて保護されるという技術が開示されているが、これは、単にTEGを実装ケースによって外部から見えないように隠すということであり、TEGを湿気等といった外部環境から保護するという技術は開示されていない。
特許文献2には、検査用端子としてのテスト信号入力端子をFPCで覆うことにより、当該テスト信号入力端子を絶縁保護することが開示されている。この方法によれば、テスト信号入力端子を湿気から保護したり、衝撃や振動から保護することができると考えられる。
しかしながら、FPCによって検査用端子を覆うためにはFPCの形状を通常のFPCに比べて大きく変化させなければならい。そして、形状が大きく変化したFPCを基板の所望の位置に実装することは難しい作業を伴うものである。また、FPCで検査用端子を覆うということは、検査用端子の上にFPC及び接着材の2層が積層されるということであり、検査用端子上に大きな空間が必要となり、電気光学装置の薄型化を阻害するおそれがある。
上記の従来技術以外の技術として、検査用端子をシリコンモールドで覆うという技術が周知である。この技術は、検査用端子の上にシリコンモールドを塗布することにより、検査用端子が湿気に接触することによって腐食が発生して、製品としての電気光学装置に悪影響がもたらされることを、シリコンモールドによって保護するというものである。しかしながら、この樹脂モールド方法においては、検査用端子の上に厚いモールド樹脂が設けられることになり、それ故、電気光学装置を薄く形成することができない。
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであって、検査用端子を湿気等といった外部環境から確実に保護でき、それを実現するための部品の調達が非常に容易であり、それを実現するための作業が非常に簡単であり、電気光学装置の薄型化に大きく貢献でき、しかも電気光学装置の耐衝撃性、耐振動性を高めることができる電気光学装置及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電気光学装置は、(1)一対の基板を貼り合わせて成り、前記一対のうち一方の基板が他方の基板から張出す張出し部を有し、当該張出し部に検査用端子を備え、表示領域内に画像を表示する電気光学パネルと、(2)該電気光学パネルを支持する支持枠と、(3)前記電気光学パネル及び前記支持枠を収容し前記表示領域に対応して開口を有する外枠と、(4)前記開口の外側の周囲領域内であって且つ前記外枠と前記支持枠との間に設けられた両面粘着部材とを有し、(5)前記両面粘着部材は、一方の面が前記支持枠に粘着し、他方の面が前記外枠に粘着し、さらに前記検査用端子を覆うことを特徴とする。
上記構成において、「検査用端子」は、Cu(銅)、Al(アルミニウム)等といった導電性金属材料に適宜のパターニング処理(例えばフォトエッチング処理)を施すことにより基板上に所定形状に形成された導電パターンである。「電気光学パネルは」、電気光学物質の作用によって画像を形成するパネル構造体であり、例えば、電気光学物質として液晶を用いる液晶パネルや、電気光学物質としてEL(Electro Luminescence)物質を用いるELパネル等が考えられる。
「支持枠」は、例えば適宜の樹脂を材料とする成型加工技術によって形成できる。「外枠」は、電気光学装置の最も外側に配置される構成要素であるので、機械的強度が高く、見栄えが良く、加工が容易であり、軽い材料、例えばステンレスによって作製される。「両面粘着部材」はシート状の樹脂ベース材の両面に粘着材を層状に設けることによって形成される。一般的な両面粘着部材がそうであるように、本発明で用いる両面粘着部材も、押圧されて変形して弾性復元力を発生し、押圧解除によって元の自然状態に復元できる部材である。
上記構成の本発明に係る電気光学装置によれば、外枠に設けた開口を通して電気光学パネルの表示領域に表示された画像を視認できる。検査用端子に所定の検査用信号を印加することにより電気光学パネルの点灯検査を行うことができ、電極、配線、スイッチング素子等といった構成要素の検査を行うことができる。両面粘着部材によって支持枠が外枠に粘着によって固着されるので、支持枠したがって電気光学パネルを外枠の内側で所定位置に固定状態で収納できる。
両面粘着部材は検査用端子に粘着してその検査用端子を覆うので、外枠に外力が加わった場合でも検査用端子からずれることなく該検査用端子を確実に覆い続けることができ、そのため、検査用端子を長期間にわたって確実に湿気等といった外部環境から保護できる。
従来の樹脂モールドに基づく検査用端子の被覆方法ではモールドの厚さを薄くすることができないので電気光学装置の全体の厚さを薄くすることができなかった。これに対し、本発明で用いる両面粘着部材はベース部材の両面に粘着材を層状に設けただけという簡単な構成なので、この両面粘着部材は非常に薄く形成することができる。例えば、0.1mm以下の厚さに形成することも容易である。従って、本発明によれば、電気光学装置の全体の厚さを非常に薄くすることができる。
電気光学装置として小型の液晶表示装置、小型のEL装置等を考えたとき、用いられるガラス基板の厚さは、従来、0.5mm程度であって、電気光学装置の厚さは比較的厚かった。ところが最近では、電気光学装置に薄型化が要望されている。例えば、ガラス基板として0.1〜0.2mm程度のものを用いることにより、電気光学装置を薄型化することが要望されている。樹脂モールドによる従来の被覆処理では、そのような過度の薄型化は不可能である。これに対し、本発明のように、従来から外枠の固着用として用いられていた両面粘着部材を活用し、この両面粘着部材を検査用端子に粘着させてそれを被覆することにすれば、液晶パネル等といった電気光学パネルを薄く形成することと、外枠固着用及び検査用端子保護用の両面粘着部材を薄くすること、とによって電気光学装置を非常に薄くすることができる。
外枠の内面に両面粘着部材を貼付け、電気光学パネルを支持した支持枠をその外枠の中に収容し、さらに両面粘着部材の反対面を支持枠に貼り付ける、という構造は従来から知られていた。この場合の両面粘着部材は支持枠の周辺領域の必要な部分だけに限られて設けられていた。外枠内における支持枠の位置を決めるだけのためならば、両面粘着部材を限られた部分だけに使用するというそのような使用方法は要求を十分に満たすものであった。本発明は、そのような両面粘着部材の従来の使用方法に加えて、外枠の内面に貼り付ける両面粘着部材の面積を増やし、その増えた両面粘着部材によって検査用端子を覆うことにしたものである。
両面粘着部材は、元々、電気光学パネルや支持枠の平面的な形状に合わせた種々の形状に形成されるものであり、この両面粘着部材の形状を検査用端子を覆うことができる形状に変形させることは何等、特別な労力を必要とするものではない。つまり、両面粘着部材を検査用端子を覆うことができる形状に形成することは極めて簡単なことである。また、両面粘着部材を検査用端子を覆う位置に配置するという作業は、特別な作業を行うというのではなく、単に、外枠を従来通りに電気光学パネルや支持枠に組み付けるという作業を行うだけである。従って、作業が非常に簡単である。
また、外枠の内面に粘着させた両面粘着部材を基板上の検査用端子に粘着させるということは、基板と外枠とを両面粘着部材によって一体化することに他ならない。さらに、両面粘着部材は、元々、外枠と支持枠とを粘着によって一体化させるためのものである。従って、本発明に従って両面粘着部材によって基板を外枠に粘着させれば、外枠、基板そして支持枠の3点が両面粘着部材で粘着されて一体になるということである。このように外枠、基板、支持枠の3点が一体になれば、外枠の中で支持枠や電気光学パネルが徒に振動したり、動き回ることが無くなり、損傷から保護することができる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、両面粘着部材は、外枠と支持枠とによって、及び外枠と前記張出し部の検査用端子が形成された領域とによって、挟持されて押圧されることが望ましい。この構成によれば、押圧力に応じて両面粘着部材の粘着力が大きくなり、そのため、電気光学パネル及び支持枠を外枠の中で安定して保持できる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、両面粘着部材は、支持枠に加えて電気光学パネルの周囲領域にも粘着することが望ましい。この構成によれば、電気光学パネル及び支持枠の両方を外枠の中で、より一層安定して保持できる。この場合、両面粘着部材は外枠と電気光学パネルとによって挟持されて押圧されることが望ましい。こうすれば、押圧力に応じて両面粘着部材の粘着力を高めることができ、電気光学パネル及び支持枠を外枠の中で、より一層安定して保持できる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、両面粘着部材は、外枠の周囲領域内に無端の環状に設けられ、且つ一部分が延出して前記検査用端子を覆うことが望ましい。両面粘着部材が無端の環状に形成されれば、支持枠の周辺領域の全域を均等に押えることができるので、支持枠ひいては電気光学パネルを安定して保持できる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、両面粘着部材は検査用端子を覆った状態で当該検査用端子が形成された前記一方の基板と前記外枠との間を埋めることが望ましい。
電気光学装置において一対の基板が貼り合わされるというのは、液晶表示装置において一般的に見られる構成である。液晶表示装置では、互いに対向する一対の基板に電気光学物質である液晶が挟持される。また、一対の基板の外側表面には偏光板が貼着される。そして、液晶層によって画素ごとに変調した偏光を偏光板に通すことにより、偏光板の表面に画像を表示する。
本発明に係る電気光学装置では、一方の基板は他方の基板の外側に張り出す張出し部を有しており、この張出し部に検査用端子が設けられる。このように一方の基板が他方の基板から張出す部分の上部には空間が形成される。この空間があると、外枠の中で電気光学パネル及び支持枠が振動して破損を起こすおそれがある。このことに関し、本発明態様のように、両面粘着部材が検査用端子を覆った状態で当該検査用端子が形成された一方の基板と外枠との間を埋めることになっていれば、電気光学パネルや支持枠に振動が発生することを防止でき、損傷の発生を防止できる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、両面粘着部材の自然状態時の厚さは、前記他方の基板の厚さと同じかそれよりも厚いことが望ましい。自然状態とは、両面粘着部材に外力が加わっていない状態のことである。本発明態様によれば、基板と外枠との間を確実に隙間無く埋めることができ、そのため、電気光学パネルが外枠内で動き回ること等を防止できる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、両面粘着部材の外枠に粘着する面は強粘着面であり、その反対側の面は弱粘着面であることが望ましい。こうすれば、両面粘着部材を外枠の内面には強固に(場合によっては取り外し不能に)粘着でき、支持枠や電気光学パネルには弱い粘着力で容易に取り外しできる状態に粘着できる。この構成により、作製された電気光学装置が不良品であった場合に良品の部品だけを再利用するという、いわゆるリワーク処理が行い易くなる。
次に、本発明に係る電気光学装置は、検査用端子が設けられる前記一方の基板上に駆動用ICを実装することができる。この実装構造は、いわゆるCOG(Chip On Glass)技術に基づいた実装構造である。そしてその場合、検査用端子は、その駆動用ICの側辺とその一方の基板の側辺であって駆動用ICの側辺に最も近い側辺との間に設けられることが望ましい。
駆動用ICは厚さ又は高さを有するので、その駆動用ICの周囲には空間が形成され易く、そのような空間があると電気光学パネルに振動や動き回りが発生し易く、それ故、破損し易い。駆動用ICの近傍に検査用端子が形成されている場合に、本発明に従ってその検査用端子を両面粘着部材によって覆うことにすれば、駆動用ICの周囲の空間がその両面粘着部材によって埋められるので、電気光学パネルの振動等の発生を抑制でき、破損の発生を抑えることができる。
次に、本発明に係る電子機器は、以上に記載した構成の電気光学装置を有することを特徴とする。本発明に係る電気光学装置によれば、薄くて機械的強度の強い電気光学装置を部品点数を増やすことなく簡単な作業によって作製できる。従って、その電気光学装置を用いた電子機器においても、薄くて機械的強度の強い電子機器を部品点数を増やすことなく簡単な作業によって作製できる。
以下、本発明に係る電気光学装置をその一実施形態を挙げて説明する。なお、これ以降に説明する実施形態は本発明の一例であって、本発明を限定するものではない。また、これからの説明では必要に応じて図面を参照するが、この図面では、複数の構成要素から成る構造のうち重要な構成要素をわかり易く示すため、各要素を実際とは異なった相対的な寸法で示している。
図1は、本発明に係る電気光学装置の一例である液晶表示装置1を分解状態で示している。図2(a)は、図1の液晶表示装置の主要部である液晶パネルの平面構図を示している。図2(b)は、図1の液晶表示装置の他の主要部である第1外枠の平面構造を示している。図3、図4、図5はそれぞれ図1のZa−Za、Zb−Zb、Zc−Zcの各線に従った液晶表示装置の各部の断面構造を示している。
図1において、液晶表示装置1は、支持枠であるフレーム2と、そのフレーム2によって支持される電気光学パネルとしての液晶パネル3と、それらのフレーム2、液晶パネル3を覆う上下一対の外枠4とを有する。外枠4は、第1外枠4aと第2外枠4bとを嵌め合わせることによって形成される。
本実施形態において、液晶表示装置1は薄型の液晶表示装置を意図しており、そのため、液晶パネル3は薄型のパネル構造体として構成されている。例えば、液晶パネル3の厚さは0.6mm以下にされている。また、液晶パネルを構成する個々の基板の厚さは、例えば0.3mm以下にされている。フレーム2の内側には照明装置5が設けられる。この照明装置5は矢印Aで示す観察側から見て液晶パネル3の裏側に配置されてバックライトとし機能する。照明装置5は、光源としてのLED(Light Emitting Diode)6と、LED6から出射する点状の光を面状に変換して出射する導光体7とを有する。導光体7は、例えば透光性の樹脂によって形成される。
LED6は、複数個、本実施形態では6個設けられている。これら6個のLED6は、FPC基板10のLED実装領域A0上に実装されている。このFPC基板10は端子11を有し、この端子11を通して各LED6へ電力が供給される。図5に示すように、各LED6の発光面6aは、導光体7の側面である光入射面7aに対向して設けられる。各LED6から出た光は、光入射面7aから導光体7の内部へ導入される。導光体7の内部へ導入された光は光出射面7bから面状の光として出射して液晶パネル3へ供給される。導光体7のうちの液晶パネル3に対向する光出射面7bには、図示は省略するが、必要に応じて種々の光学要素、例えば光反射層や光拡散層等が設けられる。なお、光源は、第1LED6以外の点状光源や、冷陰極管等といった線状光源によって構成することもできる。
図1において、照明装置5と液晶パネル3との間に粘着シート12が設けられている。粘着シート12は、液晶パネル3の表示領域Vと略同じ大きさの開口を有した枠状に形成されている。また、粘着シート12は遮光性の材料によって形成されている。フレーム2と液晶パネル3とは、この粘着シート12によって粘着される。ここで粘着とは、人手によって容易に剥がすことができる程度の接着の意味である。
図5において、液晶パネル3は、一方の基板である第1の透光性の基板13と、他方の基板である第2の透光性の基板14と、第1透光性基板13の外側表面に貼着された偏光板15aと、第2透光性基板14の外側表面に貼着された偏光板15bとを有する。第1透光性基板13は、例えば厚さ0.2mmのガラス、プラスチック等によって形成されている。第2透光性基板14は例えば厚さ0.1mmのガラス、プラスチック等によって形成されている。偏光板15aの偏光透過軸と偏光板15bの偏光透過軸は液晶パネルの動作モードに応じて角度的に適宜にずらせた状態に設定されている。なお、偏光板15a,15bに加えて他の光学要素、例えば位相差板等を設けても良い。
第1透光性基板13は、第2透光性基板14の一方の外側へ張り出す張出し部18を有している。この張出し部18の表面に細長い直方体形状の駆動用IC17がACF(Anisotropic Conductive Film)20を用いたCOG(Chip On Glass)技術によって実装されている。張出し部18の第2透光性基板14側の表面には、図2(a)に示すように、検査用端子19が設けられている。この検査用端子19は、張出し部18の一方の側辺18aの近傍、及び他方の側辺18bの近傍にそれぞれ1つずつ設けられている。より具体的には、検査用端子19は、駆動用IC17の短い側辺(図2(a)の左右の側辺)と、第1透光性基板13の側辺であって当該駆動用IC17の側辺に最も近い側辺(すなわち張出し部18の側辺18a,18b)との間の領域に設けられている。
検査用端子19は、液晶パネル3の表示検査を行う際に用いられる端子である。例えば、液晶パネル3を製造する工程において、第1透光性基板13と第2透光性基板14とを貼り合わせた後であってその液晶パネル3に配線基板等を実装する前に、検査用端子19を用いて単体の液晶パネル3に電気信号を入力して表示検査が行われる。検査用端子19は、製品となった後の液晶表示装置1においては使用されないものである。
詳しい図示は省略するが、液晶パネル3を構成する第1透光性基板13及び第2透光性基板14のそれぞれの互いに対向する表面には電極が設けられ、さらに、それらの基板間に液晶が封入される。図5において、照明装置5から液晶パネル3へ面状の光が供給されるとき、液晶パネル3の内部で互いに対向する一対の電極に印加する電圧を画素ごとに制御することにより、液晶を通過する光を画素ごとに変調する。その変調光を偏光板15bに通すことにより、その偏光板15bの光出射側に文字、数字、図形等といった像を表示する。矢印Aで示す方向が液晶パネル3の表示を観察する方向であり、偏光板15bが設けられた面が表示面S0である。
液晶パネル3は任意の表示モードの液晶パネルによって構成できる。例えば、液晶駆動方式でいえば、単純マトリクス方式及びアクティブマトリクス方式のいずれであっても良い。また、液晶モードの種別でいえば、TN(Twisted Nematic)、STN(Super Twisted Nematic)、負の誘電率異方性を持つ液晶(すなわち、垂直配向用液晶)、その他任意の液晶を用いることができる。また、採光方式でいえば、反射型、透過型又は透過及び反射兼用の半透過反射型のいずれであっても良い。
反射型とは、太陽光、室内光等といった外部光を第1液晶パネル3の内部で反射させて表示に用いる方式である。また、透過型とは、液晶パネル3を透過する光を用いて表示を行う方式である。また、半透過反射型とは、反射型表示と透過型表示の両方を選択的に行うことができる方式である。なお、本実施形態では照明装置5がバックライトとして設けられているので、採光方式としては透過型又は半透過反射型が採用されていることになる。
単純マトリクス方式とは、各画素に能動素子を持たず、走査電極とデータ電極との交差部が画素またはドットに対応し、駆動信号が直接に印加されるマトリクス方式である。この方式に対する液晶モードとしては、TN、STN、垂直配向モード等が用いられる。次に、アクティブマトリクス方式とは、画素又はドットごとに能動素子が設けられ、書き込み期間では能動素子がON状態となってデータ電圧が書き込まれ、他の期間では能動素子がOFF状態になって電圧が保持されるマトリクス方式である。この方式で使用する能動素子には3端子型と2端子型がある。3端子型の能動素子には、例えば、TFT(Thin Film Transistor)がある。また、2端子型の能動素子には、例えば、TFD(Thin Film Diode)がある。
液晶パネル3において、カラー表示を行う場合には、一対の基板のうちの一方にカラーフィルタが設けられる。カラーフィルタは、特定の波長域の光を選択的に透過する複数のフィルタによって形成される。例えば、3原色であるR(赤),G(緑),B(青)の1色ずつを基板上の各画素に対応させて所定の配列、例えばストライプ配列、デルタ配列、モザイク配列で並べることによって形成される。なお、鮮明な発色を希望する場合にはR,G,Bに他の色(例えば、青緑)を加えた4色によって1つの画素を構成することもできる。
次に、図1において、フレーム2は樹脂を材料とする成形加工技術によって形成されており、パネル収容部21と、導光体収容部22と、LED支持部23とを有する。パネル収容部21はフレーム2の内側に形成された空間であり、この空間内に液晶パネル3が収容される。導光体収容部22は、フレーム2の開口部に相当する空間であり、この導光体収容部22内に導光体7が収容される。LED支持部23はフレーム2の表面に形成された凹部であり、このLED支持部23によってFPC基板10上に実装されたLED6が支持される。フレーム2のうちLED支持部23よりも先端側の部分は、FPC基板10がフレーム2に装着されたときにそのIC実装領域A0上に形成された回路要素を逃げるための空間となっている。
次に、図1において上下に分離して描かれた第1外枠4a及び第2外枠4bは、例えばステンレス等といった金属を用いて形成されている。第1外枠4aは、液晶パネル3の表示領域Vと略同じ大きさの開口25を有した枠形状に形成されている。また、第2外枠4bは、開口を持たない有底で四角形状の皿形状に形成されている。
第1外枠4aには複数の嵌合部26aが設けられている。また、第2外枠4bには、複数の嵌合部26bが設けられている。嵌合部26aと嵌合部26bとは互いに対応した位置に設けられており、図5に示すように液晶表示装置1を組み立てた状態で、嵌合部26aと嵌合部26bとが嵌合し、第1外枠4aと第2外枠4bとが結合して一体になる。
図1において、第1外枠4aと液晶パネル3との間に両面粘着部材28が設けられている。この両面粘着部材28は、本実施形態では、無端の環状(すなわち枠状)に形成されている。両面粘着部材28は無端で環状のベース部材の表裏両面に粘着材の層を一様な厚さに形成することによって形成されている。両面粘着部材28の厚さは第2透光性基板14と同じ厚さ、本実施形態では0.1mmに設定されている。しかしながら、両面粘着部材28は第2透光性基板14よりも少し厚く形成しても良い。
両面粘着部材28の第1外枠4a側の粘着面は強粘着面であり、液晶パネル3側の粘着面は弱粘着面である。強粘着面は弱粘着面に比べて粘着力が強い面ということである。両面粘着部材28の液晶パネル3側を弱粘着面とするのは、液晶パネル3に不良が見つかったとき、又は液晶パネル3に不良が発生したときに、その液晶パネル3を第1外枠4aから人手程度の力で無理なく取り外すことを可能として、第1外枠4aの再利用(いわゆるリワーク)を可能とするためである。両面粘着部材28の第1外枠4a側における強粘着力は、液晶パネル3側における弱粘着力よりは強いという意味である。なお、その強粘着力は人手によっては剥がすことのできない強固な固着であっても良い。
図2(b)は第1外枠4a及びそれに粘着された両面粘着部材28を図1の矢印A方向から見た場合の平面図である。図2(b)において、両面粘着部材28は第1外枠4aの裏面に粘着されている。第1外枠4aは開口25を有する枠状に形成されているのであるが、両面粘着部材28の側部の帯状部分28a,28bは第1外枠4aの側部と略同じ幅に形成されていてその側部に収まる形状となっている。図1において、第1外枠4aを液晶パネル3を挟んでフレーム2へ組み付けたとき、両面粘着部材28の内周領域部分が液晶パネル3の第2透光性基板14の外周領域に重なって粘着(すなわち付着)する。また、両面粘着部材28の外周領域部分がフレーム2の外周領域に在って上方へ張り出している部分に重なって粘着(付着)する。つまり、本実施形態において、両面粘着部材28は液晶パネル3及びフレーム2の両方に重なって粘着する。但し、両面粘着部材28はフレーム2だけに重なるだけであっても良い。
両面粘着部材28の張出し部18側の辺部分は、液晶パネル3に組みつけられたときに駆動用IC17にぶつからないように細く形成されている。しかしながら、その両端部分には外方へ向けて延び出る延在部29が設けられている。これらの延在部29は、両面粘着部材28を液晶パネル3に組み付けたときに、液晶パネル3の張出し部18へ張り出して検査用端子19に重なってそれに粘着(付着)する。
図1の液晶表示装置1を組み立てる際には、まず、照明装置5の導光体7をフレーム2の中の導光体収容部22に収容し、次に、パネル収容部21内に液晶パネル3を収容する。このとき、粘着シート12によって導光体7とフレーム2に液晶パネル3を粘着する。こうして装着された液晶パネル3及び導光体7は、常にフレーム2内の一定位置に位置決めされる。
次に、FPC基板10が矢印Bで示すように液晶パネル3の裏側へ曲げられて、LED6を実装したLED実装領域A0がフレーム2のLED支持部23に対向するように配置される。さらに、入力用端子11が設けられた側方部分が矢印Cで示すように側方からフレーム2の背面へ曲げられて、入力用端子11がフレーム2の先方へ突出して配置される。以上のようにしてフレーム2に液晶パネル3を収容した状態で、第2外枠4bをフレーム2の底面側に装着する。そして第1外枠4aをフレーム2の液晶パネル3側に装着する。このとき、第1外枠4aの内面には、前もって、図2(b)に示すように両面粘着部材28を粘着しておく。
図1において、第2外枠4bをフレーム2の底面に装着し、さらに第1外枠4aをフレーム2の上面に装着すると、第1外枠4aの嵌合部26aと第2外枠4bの嵌合部26bとが嵌合して一体となって外枠4が構成される。以上により、液晶表示装置1が完成する。
本実施形態の液晶表示装置1においては、第1外枠4aに設けた開口25を通して液晶パネル3の表示領域Vに表示された画像を視認できる。液晶パネル3の製造時には、検査用端子19に所定の検査用信号を印加することにより液晶パネル3の点灯検査を行うことができ、電極、配線、スイッチング素子等といった構成要素の検査を行うことができる。検査用端子19は製品完成後は不要な端子であるが、この検査用端子19が外部へ露出していると湿度等といった外部環境を受けて腐食等といった不良を発生するおそれがある。本実施形態では、液晶表示装置1が完成したとき、図4に示すように、両面粘着部材28の延在部29が検査用端子19に粘着してその検査用端子19を覆うので、検査用端子19が外部環境に触れることを延在部29によって防止できる。これにより、検査用端子19に起因して液晶パネル3に不良が発生することを防止できる。
両面粘着部材28の延在部29は検査用端子19に粘着することによってその検査用端子19を覆うので、外枠4に外力が加わった場合でも延在部29は検査用端子19からずれることなく該検査用端子19を確実に覆い続けることができる。そのため、検査用端子19は長期間にわたって確実に湿気等といった外部環境から保護される。
従来の樹脂モールドに基づく検査用端子の被覆方法では樹脂モールドの厚さを薄くすることができなかった。しかしながら、従来の液晶表示装置においては液晶パネルを構成する基板の厚さが0.5mm程度と厚かったので、樹脂モールドが検査用端子上に厚く形成されても支障がなかった。しかしながら、本実施形態のように、厚さの薄い基板14を用いる場合には、樹脂モールドによって検査用端子を被覆することは不可能である。これに対し本実施形態のように、厚さの薄い両面粘着部材28によって検査用端子19を覆うことにすれば、液晶表示装置の薄型化を達成できる。
本実施形態では、図1において、両面粘着部材28に延在部29を形成し、この延在部29によって検査用端子19を覆うことにより、その検査用端子19を外部の湿気等から保護することにした。延在部29は両面粘着部材28の形状を形成する際に何等の苦労もなく形成できるものであるので、延在部29は極めて簡単に形成できる。また、両面粘着部材28を検査用端子19を覆う位置に配置するという作業は、特別な作業を行うというのではなく、単に、第1外枠4aを従来通りに液晶パネル3及びフレーム2に組み付けるという作業を行うだけである。従って、作業者は特別な作業を行うことなく液晶モジュールの組み付け作業を行うことだけで検査用端子19に対する被覆処理を行うことができる。
また、本実施形態では、第1外枠4aの内面に粘着させた両面粘着部材28を基板13上の検査用端子19に粘着させている。このことは、基板13と第1外枠4aとを両面粘着部材28によって一体化することに他ならない。さらに、両面粘着部材28は、他方では、第1外枠4aとフレーム2とを粘着によって一体化させている。従って、本実施形態において両面粘着部材28は、第1外枠4a、基板13、そしてフレーム2の3点を粘着によって一体にしているということである。このように、第1外枠4a、基板13、フレーム2の3点が一体になっていれば、外枠4の中でフレーム2や液晶パネル3が振動したり、動き回ったりすることが無くなり、それ故、それらを損傷から確実に保護することができる。
図1から理解できるように、液晶パネル3内の第1透光性基板13の張出し部18において、それに実装された駆動用IC17は張出し部18の上方に突出しているので、その駆動用IC17の周囲には液晶表示装置1の組立てが完了したときに空間が生じることが考えられる。このような空間は、液晶パネル3に不要な振動や不要な動きを起こさせるおそれがあり、好ましいものではない。このことに関して本実施形態では、図4に示すように、検査用端子19が設けられた領域、すなわち駆動用IC17の周辺領域、に両面粘着部材28を設けたので、そのような空間が両面粘着部材28、すなわち弾性部材によって埋められることになり、液晶パネル3に不要な振動等が発生することを確実に防止できる。しかも、両面粘着部材28は第1外枠4aと基板張出し部18の双方に単に接触するのではなく粘着されるので、不要な振動等の発生にが確実に防止される。
(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、上記の実施形態では、図2(a)に示したように、検査用端子19を駆動用IC17の側方領域に設けたが、これを駆動用IC17の側方領域以外の基板張出し部18上に設けることもできる。この場合には、両面粘着部材28に設ける延在部29の形状も検査用端子19の位置に応じて変更することが必要である。
次に、上記の実施形態では、照明装置5をバックライトとして用いて透過型の液晶パネルを構成した。これに代えて、照明装置5を用いることなく、反射型の液晶パネルを用いることもできる。
本発明は、液晶表示装置以外の電気光学装置、例えば、有機EL装置、無機EL装置、プラズマディスプレイ装置(PDP:Plasma Display)、電気泳動ディスプレイ(EPD:Electrophoretic Display)、フィールドエミッションディスプレイ装置(FED:Field Emission Display:電界放出表示装置)、その他種々の電気光学装置にも適用できる。
(電子機器の第1実施形態)
以下、本発明に係る電子機器の一実施形態を説明する。なお、この実施形態は本発明の一例を示すものであり、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。図6は、本発明に係る電子機器の一実施形態を示している。ここに示す電子機器は、電気光学装置としての液晶装置101と、これを制御する制御回路102とを有する。液晶装置101は液晶パネル103及び駆動回路104を有する。また、制御回路102は、表示情報出力源105、表示情報処理回路106、電源回路107及びタイミングジェネレータ108によって構成される。
表示情報出力源105は、RAM(Random Access Memory)等といったメモリや、各種ディスク等といったストレージユニットや、ディジタル画像信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェネレータ108により生成される各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示情報を表示情報処理回路106に供給する。
表示情報処理回路106は、増幅・反転回路や、ローテーション回路や、ガンマ補正回路や、クランプ回路等といった周知の回路を多数備え、入力した表示情報の処理を実行して、画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路104へ供給する。ここで、駆動回路104は、走査線駆動回路やデータ線駆動回路と共に、検査回路等を総称したものである。また、電源回路107は、上記の各構成要素に所定の電源電圧を供給する。
液晶装置101は、例えば、図1に示した液晶装置1を用いて構成できる。液晶装置1によれば、基板上に設けられた検査用端子を湿気等から保護するためにそれを覆う部材として、外枠をフレームに粘着させるための薄い厚さの両面粘着部材を用いた。そのため、液晶装置1内の液晶パネルを構成する基板として薄い板厚のものを用いることにより、液晶装置1の厚さを非常に薄くすることができた。従って、本実施形態に係る液晶装置101として図1の液晶装置1を用いれば、本実施形態の電子機器を薄く形成することができる。あるいは、電子機器内における液晶装置101の周囲の空間に余裕を持たせることができる。
(電子機器の第2実施形態)
図7は、本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示している。ここに示す携帯電話機110は、本体部111と、この本体部111に対して開閉可能に設けられた表示体部112とを有する。表示体部112には表示装置113及び受話部114が設けられる。電話通信に関する各種表示は、表示装置113の表示画面115に表示される。表示装置113の動作を制御するための制御部は、携帯電話機の全体の制御を司る制御部の一部として、又はその制御部とは別に、本体部111又は表示体部112の内部に格納される。本体部111には操作ボタン116及び送話部117が設けられる。
表示装置113は、例えば、図1に示した液晶装置1を用いて構成できる。液晶装置1によれば、基板上に設けられた検査用端子を湿気等から保護するためにそれを覆う部材として、外枠をフレームに粘着させるための薄い厚さの両面粘着部材を用いた。そのため、液晶装置1内の液晶パネルを構成する基板として薄い板厚のものを用いることにより、液晶装置1の厚さを非常に薄くすることができた。従って、本実施形態に係る液晶装置101として図1の液晶装置1を用いれば、本実施形態の携帯電話機110を薄く形成することができる。このことは、近年の携帯電話機の薄型化の傾向に大きく貢献する。
本発明に係る電気光学装置の一実施形態である液晶表示装置を分解状態で示す斜視図である。 図1の液晶表示装置の主要部の平面図であり、(a)は液晶パネルを示し、(b)は第1外枠を示している。 図1の液晶表示装置の一部分の側面断面図である。 図1の液晶表示装置の他の一部分の側面断面図である。 図1の液晶表示装置のさらに他の一部分の側面断面図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話機を示す斜視図である。
符号の説明
1.液晶表示装置(電気光学装置)、 2.フレーム(支持枠)、
3.液晶パネル(電気光学パネル)、 4.外枠、 5.照明装置、 6.LED、
7.導光体、 10.FPC基板、 11.端子、 12.粘着シート、
13.第1透光性基板、 14.第2透光性基板、 15a、15b.偏光板、
17.駆動用IC、 18.張出し部、 18a、18b.基板の側辺、
19.検査用端子、 20.ACF、 21.パネル収容部、 22.導光体収容部、
23.LED支持部、 25.開口、 26a、26b.嵌合部、
28.両面粘着部材、 28a,28b.側部帯状部分、 29.延在部、
101.液晶装置(電気光学装置)、 102.制御回路、
103.液晶パネル(電気光学パネル)、 104.駆動回路、
110.携帯電話機(電子機器)、 113.表示装置、 A0.IC実装領域、
S0.表示面、 V.表示領域

Claims (10)

  1. 一対の基板を貼り合わせて成り、前記一対のうち一方の基板が他方の基板から張出す張出し部を有し、当該張出し部に検査用端子を備え、表示領域内に画像を表示する電気光学パネルと、
    該電気光学パネルを支持する支持枠と、
    前記電気光学パネル及び前記支持枠を収容し前記表示領域に対応して開口を有する外枠と、
    前記開口の外側の周囲領域内であって且つ前記外枠と前記支持枠との間に設けられた両面粘着部材と、を有し、
    前記両面粘着部材は、一方の面が前記支持枠に粘着し、他方の面が前記外枠に粘着し、さらに前記検査用端子を覆う
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1記載の電気光学装置において、前記両面粘着部材は、前記外枠と前記支持枠とによって、及び前記外枠と前記張出し部の前記検査用端子が形成された領域とによって、挟持されて押圧されることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の電気光学装置において、前記両面粘着部材は前記電気光学パネルの周囲領域にも粘着することを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項3記載の電気光学装置において、前記両面粘着部材は前記外枠と前記電気光学パネルとによって挟持されて押圧されることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記両面粘着部材は、前記開口の外側の周囲領域内に無端の環状に設けられ、且つ一部分が延出して前記検査用端子を覆うことを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項1記載の電気光学装置において、前記両面粘着部材は前記検査用端子を覆った状態で当該検査用端子が形成された前記一方の基板と前記外枠との間を埋めることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項6記載の電気光学装置において、前記両面粘着部材の自然状態時の厚さは前記他方の基板の厚さと同じかそれよりも厚いことを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記両面粘着部材の前記外枠に粘着する面は強粘着面であり、その反対側の面は弱粘着面であることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記一方の基板上に実装された駆動用ICをさらに有し、前記検査用端子は、前記駆動用ICの側辺と、前記一方の基板の側辺であって前記駆動用ICの側辺に最も近い側辺との間に設けられることを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。
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