JP2008162767A - エレベータの非常止め装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取付方式が異なる場合にも、柔軟に対応して装着することができるエレベータの非常止め装置を提供する。
【解決手段】非常止め装置10は、エレベータ1の昇降路2に敷設されたガイドレール3に沿って移動する乗籠4の下梁43に装着される。この非常止め装置10は、ブレーキユニット101と取合具102とを備える。ブレーキユニット101は、ガイドレール3を間に挟んで一対に配置される楔を有する。取合具102は、下梁43の取付部に適合させて作られブレーキユニット101を下梁43に固定する。
【選択図】図1
【解決手段】非常止め装置10は、エレベータ1の昇降路2に敷設されたガイドレール3に沿って移動する乗籠4の下梁43に装着される。この非常止め装置10は、ブレーキユニット101と取合具102とを備える。ブレーキユニット101は、ガイドレール3を間に挟んで一対に配置される楔を有する。取合具102は、下梁43の取付部に適合させて作られブレーキユニット101を下梁43に固定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、エレベータの乗籠に装備される非常止め装置に関する。
エレベータは、建築基準法で定められた機能を有する非常止め装置を安全装置として装備することが義務付けられている。この非常止め装置は、乗籠が降下する速度が規定された値を超えた場合に、乗籠を自動的に減速させるか停止させる。非常止め装置は、乗籠および釣合錘のそれぞれに装着されることが特許文献1に記載されている。また、特許文献1及び特許文献2のいずれにおいても、非常止め装置は、上面が乗籠の下梁に下方から直接固定されている。
特開2000−302351号公報
特開2001−192184号公報
非常止め装置は、建築基準法においてその性能についても厳格に定められている。また、寸法形状や仕様が異なると、各々、認証試験が必要になるなど、製品の原価以外のコストが発生する。つまり、非常止め装置の単価を安くするには、寸法や仕様などの種類をできる限り減らし、量産化することが望ましい。
新規の非常止め装置を導入しようとした場合、乗籠の下梁や釣合錘の枠に設けられる取付部の形状が、この非常止め装置に適合していなければ、新規の非常止め装置を適用することができない。このような場合、新規の非常止め装置を取り付けるためには、部品の交換など大掛かりな改造が必要である。
したがって、非常止め装置の種類を減らして標準化することで非常止め装置のコスト低減を図ろうとしても、既存のエレベータの改造工事に費用がかかるため、新規の非常止め装置が既存のエレベータに適用される機会が少なくなってしまう。新規のエレベータのみを対象として新規の非常止め装置を適用していたのでは、種類を減らして標準化することに対するコスト低減の効果は、十分に得られない。
そこで、本発明は、取付方式が異なる場合にも、柔軟に対応して装着することができるエレベータの非常止め装置を提供する。
本発明に係る非常止め装置は、エレベータの昇降路に敷設されたガイドレールに沿って移動する乗籠の下梁に装着される。この非常止め装置は、ブレーキユニットと取合具とを備える。ブレーキユニットは、ガイドレールを間に挟んで一対に配置される楔を有する。取合具は、下梁の取付部に適合させて形成されブレーキユニットを下梁に対して固定する。
この場合、ブレーキユニットは、上壁と下壁と側壁と背壁とを有する。上壁は、ガイドレールを横切る方向へ楔に対して上方に配置される。下壁は、ガイドレールを横切る方向へ楔に対して下方に配置される。側壁は、ガイドレールに対して楔より外側に配置される。背壁は、ガイドレールに面した側と反対側に配置される。そして、下梁の形状に合わせて用意される複数種類の取合具に対応する結合穴を上壁、側壁、背壁のそれぞれに有している。ブレーキユニットは、結合穴の複数個を利用して取合具に固定する。
本発明に係る非常止め装置によれば、制動機能を有したブレーキユニットと、このブレーキユニットを乗籠の下梁に対して固定する取付機能を有した取合具とを別体に設けている。乗籠の仕様に応じて下梁の寸法が異なる場合にも、取合具の寸法形状を変更するだけで、同じ寸法形状のブレーキユニットを装着することができる。したがって、新規のエレベータのみならず既設のエレベータの非常止め装置を交換する場合にもこの非常止め装置を採用することができるので、量産化による単価の低減を期待することができる。
さらに、制動機能と取付機能とに機能を分けることで、それぞれ、求められる性能について特化されるので、設計が容易になる。下梁の寸法や取付方法が異なる場合にも、取合具の下梁側の形状を変更するだけでよいので、迅速に対応できるようになる。
また、他の形態の非常止め装置は、ブレーキユニットの外殻を構成する上壁、側壁、背壁のそれぞれに取合具との結合穴を予め有している。乗籠の仕様に応じて様々な寸法に作られる下梁に応じて非常止め装置の取付方法が異なっていても、取合具の寸法形状を変更するだけで、いずれかの結合穴を複数個用いてブレーキユニットを取合具に固定することができる。ブレーキユニットの仕様を変更しないで対応できる取付方法が増えるので、量産化による単価の低減をさらに期待できる。
本発明に係る第1の実施形態の非常止め装置10を備えるエレベータ1について、図1から図6を参照して説明する。エレベータ1は、図1に示すように、昇降路2の中に鉛直方向に配置されたガイドレール3と、このガイドレール3に案内される乗籠4と、調速機5と、主ロープ6と、巻上機7と、釣合錘8と、案内装置9と、非常止め装置10とを有している。調速機5および非常止め装置10は、設定された速度以上で乗籠が運行された場合に、乗籠4を減速させ、安全に停止させるための安全装置である。
主ロープ6は、昇降路2の上部に配置された巻上機7および逸らせシーブ71に巻き掛けられている。主ロープ6の一端は、乗籠4の上部に固定され、他端は、釣合錘8の上部に固定されている。乗籠4および釣合錘8は、つるべ式に昇降路2内に吊るされている。乗籠4が移動する方向と反対方向へ、釣合錘8は移動する。釣合錘8は、錘用レール3aに案内されている。
乗籠4は、一対のガイドレール3の間に配置され、利用者が乗る籠室4aと、これを縦に囲う籠枠4bとを備えている。籠枠4bは、上梁41、柱部42、下梁43で構成されている。案内装置9は、図1に示すようにガイドレール3寄りの上梁41の上、および、ガイドレール3寄りの下梁の下の合計で4か所に配置されており、ガイドレール3の刃の両側面および刃先の三面に各々転接するローラ91を有している。非常止め装置10は、下梁43と案内装置9との間に装着されている。
調速機5は、ガバナシーブ51とテンショナーシーブ52とガバナロープ53とガバナスイッチ54とラチェット55とパッド56とリンク機構57とリフトレバー58とを備える。ガバナシーブ51は、昇降路2の上部に配置され、テンショナーシーブ52は、昇降路2の下部に配置されている。ガバナロープ53は、ガバナシーブ51とテンショナーシーブ52に巻きかけられ、リンク機構57に接続されている。リフトレバー58は、図3に示す非常止め装置10に設けられる楔11とリンク機構57とを連結している。リンク機構57およびリフトレバー58は、下梁43に組み込まれている。
乗籠4が巻上機7によって移動すると、リンク機構57によって連結されたガバナロープ53が連れ回されるとともに、ガバナシーブ51およびテンショナーシーブ52が回転する。乗籠4の移動速度が速くなるにつれて、ガバナシーブ51およびテンショナーシーブ52の回転速度も増す。向心方向に付勢された一対の錘が、ガバナシーブ51に点対称に組み込まれている。ガバナシーブ51の回転速度が増すと、錘は、離心する。
予め設定された速度以上で乗籠4が移動すると、離心した錘がガバナシーブ51の外周に配置されたガバナスイッチ54に当たる。ガバナスイッチ54は、巻上機7の電源装置に直列に接続され手織り、作動すると巻上機7に対する電力供給を遮断する。巻上機7は、電力供給が遮断されると、内蔵するブレーキが作動する。したがって、乗籠4は、減速され、やがて停止する。
非常止め装置10は、巻上機7が停止されてもなお乗籠4が移動する場合、例え主ロープ6が断線した場合でも安全に乗籠4を停止させるように設けられた安全装置である。ラチェット55は、ガバナシーブ51と同軸に配置されている。ガバナシーブ51は、錘と連動する爪を有している。ガバナスイッチ54が作動した後もガバナシーブ51が増すと、ガバナシーブ51の錘がさらに離心し、爪がラチェット55に係合する。
ラチェット55は、ガバナシーブ51とともに回動すると、このラチェット55に連結されたレバーを介してパッド56がガバナシーブ51の外周に押し当てられる。ガバナシーブ51とラチェット55は、パッド56がガバナシーブ51に当接する位置までわずかに回動したあと、停止する。
ガバナロープ53は、ガバナシーブ51とパッド56との間に挟まれて、乗籠4の移動速度よりも減速される。これにより、リンク機構57がリフトレバー58を乗籠4に対して引き上げる方向に作動する。非常止め装置10の楔11は、上方へ移動するとともに、ガイドレール3の刃を側面から挟む方向に移動する。楔11がガイドレール3を把持し、その摩擦力によって、乗籠4が減速され停止する。
非常止め装置10は、図2に示すように、ブレーキユニット101と取合具102とを備える。ブレーキユニット101は、図3に示すように楔11と楔受12と付勢部材13とフレーム14とを備える。楔11は、ガイドレール3を間に挟んで一対に配置される。楔11は、ガイドレール3と対峙する側と反対側に傾斜部を有している。この傾斜部は、上側がガイドレール3を挟む方向に偏った形状である。
楔受12は、図3に示すようにガイドレール3を挟んで配置される楔11のさらに外側に一対に配置されている。付勢部材13は、ガイドレール3を挟む方向に楔受12を付勢する位置に配置されている。フレーム14は、上壁141、下壁142、側壁143、背壁144を有し、楔11、楔受12、付勢部材13を囲う。
上壁141は、楔11に対して上方でガイドレール3を横切る方向へ配置されている。下壁142は、楔11に対して下方でガイドレール3を横切る方向へ配置されている。側壁143は、ガイドレール3に対して楔11の外側から挟む位置にそれぞれ配置される。背壁144は、図2に示すようにガイドレール3に面した側を正面とした場合にこれと反対側となる背側に配置されている。
上壁141および下壁142は、図5に示すようにガイドレール3の刃が嵌り込む切欠部141a,142aをそれぞれ有している。また、上壁141、下壁142、側壁143、背壁144には、図5および図6に示すようにそれぞれ複数の結合穴141b,142b,143b,144bおよび位置決ピン穴141c,142c,143cが設けられている。結合穴141b,142b,143b,144bは、乗籠4の下梁43の寸法形状に合わせて用意される複数種類の取合具のいずれにも対応するように配置されている。
第1の実施形態において、乗籠4の下梁43は、図1および図3に示すように、2本の溝形鋼で構成されている。各々の溝形鋼は、開口側を横向きにしてガイドレール3を挟む背合わせに一対に配置されている。縦向きに配置される縦壁43aの上端から水平方向へ延びるリブを上部43b、下端から水平方向へ延びるリブを下梁43の底部43cとする。縦壁43aは、ガイドレール3に対してブレーキユニット101の側壁143間よりも狭く配置されている。したがって、ブレーキユニット101は、下梁43の底部43cよりも下方に配置される。下梁43の底部43cは、もともとブレーキユニット101よりも嵩が大きい非常止め装置も取り付けることができるように作られている。
本実施形態における取合具102は、取合具102は、図2,図3,図4に示すように下梁43の底部43cとブレーキユニット101との間に装着される。取合具102は、天板21と底板22と縦板23とを備える。天板21は、下梁43の底部43cに非常止め装置10を取り付けるために用意されたボルト孔431に対応するボルト孔211を有している。天板21は、下梁43の底部43cに合わされてボルトで締結される。底板22は、ブレーキユニット101の上壁141の結合穴141bに対応するボルト孔221を有している。底板22は、天板21と平行に配置されてブレーキユニット101の上壁141に合わされて、ボルトで締結される。縦板23は、下梁43の縦壁43aの延長上に配置され、天板21および底板22にそれぞれ溶接されている。
また、非常止め装置10は、この下方に配置される案内装置9と取合具92を介して連結されている。取合具92は、ブレーキユニット101の下壁142に用意された結合穴142bにボルトで止められている。この取合具92は、ブレーキユニット101の寸法形状に対応させて用意される。したがって、非常止め装置10の仕様に合わせて、案内装置9の主要部の構造を変更することなく自由に取付方式を選択することができる。
上述したように、非常止め装置10は、制動機能を担ったブレーキユニット101と、ブレーキユニット101を乗籠4の下梁43に適合する方法で取り付ける取付機能を担った取合具102とに分離されている。また、ブレーキユニット101は、フレーム14の外部に結合穴141b,142b,143b,144bを備えている。したがって、乗籠4の仕様が異なる場合でも、その都度、下梁43の取付方式とブレーキユニット101の結合穴141b,142b,143b,144bのいくつかとのそれぞれに適合する取合具102を用意することで、ブレーキユニット101の設計変更をすることなく、仕様の異なる乗籠4に同じ性能の非常止め装置10を装着することができる。
下梁43に対して非常止め装置10を取り付ける方式が異なる場合に、これに対応させて寸法形状の異なる取合具102を用いる他の実施形態の非常止め装置10について、以下に詳述する。なお、同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、各実施形態において、エレベータ1、および、非常止め装置10のブレーキユニット101は、第1の実施形態で詳述したとおりである。したがって、ブレーキユニット101は、各図中において第1の実施形態と同じ符号を付してその説明を省略する。
本発明に係る第2の実施形態の非常止め装置10について、図7および図8を参照して説明する。非常止め装置10のブレーキユニット101は、第1の実施形態と同様に、下梁43の底部43cよりも下方に配置されている。取合具102は、下梁43の底部43cとブレーキユニット101の上壁141とを連結している。この取合具102は、ガイドレール3に対して鏡像となる一対に二分割に設けられている。昇降路2の中央側からガイドレール3を見て、右側に配置される取合具102を右取合具102Rとし、左側に配置される取合具102を左取合具102Lとする。
右取合具102Rおよび左取合具102Lに分割された第2の実施形態の取合具102は、第1の実施形態の取合具102と比較して、縦板23の間の天板21および底板22が省略された状態と同じ構成である。見方を変えれば、右取合具102Rおよび左取合具102Lは、それぞれ溝形鋼で構成されており、その開口側を下梁43と同じようにガイドレール3に対してそむけた背合わせに並べて配置した状態である。
このように取合具102を構成することによって、取合具102そのものをより安価に作ることができる。なお、案内装置9と非常止め装置10との連結方法について図示していないが、第1の実施形態と同様に取合具92を介して取り付けても良いし、取合具92が本実施形態の取合具102のように二分割にも受けられていても良い。さらに、直接、案内装置9を非常止め装置10のブレーキユニット101に取り付けても良い。この場合、位置決めピンを利用すると互いの位置合わせを容易に行える。
本発明に係る第3の実施形態の非常止め装置10について、図9から図11を参照して説明する。非常止め装置10のブレーキユニット101は、第1の実施形態と同様に、下梁43の底部43cよりも下方に配置されている。取合具102は、下梁43の底部43cとブレーキユニット101の側壁143とを連結している。この取合具102は、第2の実施形態と同様に、ガイドレール3に対して鏡像となる一対に二分割に設けられている。昇降路2の中央側からガイドレール3を見て、右側に配置される取合具102を右取合具102Rとし、左側に配置される取合具102を左取合具102Lとする。
右取合具102Rおよび左取合具102Lは、天板21と側板24とを備えている。天板21は、下梁43の底部43cとボルトで締結される。側板24は、ブレーキユニット101の側壁143の外面に沿って天板21から下方に延びている。側板24は、側壁143に設けられた結合穴143bのうち、図9に示すように上側および下側のそれぞれ幅方向に中央の1つずつ、もしくは、図11に示すようにガイドレール3寄りの上側および下側の1つずつに螺合されるボルトによって、ブレーキユニット101と結合される。
右取合具102Rおよび左取合具102Lは、各々帯鋼を溶接したものや、不等辺山形鋼から容易に作ることができる。下梁43に対する非常止め装置10の取付方式が異なる場合でも、ブレーキユニット101の寸法形状を一切変更することなく、取合具102のみを変更することによって対応することができる。
本発明に係る第4の実施形態の非常止め装置10について、図12から図14を参照して説明する。非常止め装置10のブレーキユニット101は、第1の実施形態と同様に、下梁43の底部43cよりも下方に配置されている。取合具102は、下梁43の底部43cとブレーキユニット101の上壁141および背壁144とを連結している。この取合具102は、ブラケット103と結合ブロック104と結合ロッド105とで構成されている。
ブラケット103は、第3の実施形態の取合具102と同様に、ガイドレール3に対して鏡像となる一対に二分割に設けられている。昇降路2の中央側から見て、右側に配置されるブラケット103を右ブラケット103Rとし、左側に配置されるブラケット103を左ブラケット103Lとする。
右ブラケット103Rおよび左ブラケット103Lは、天板21と側板24とを備えている。天板21は、下梁の底部43cとボルトで締結される。側板24は、ブレーキユニット101の側壁143の外面に沿って天板21から下方に延びている。右ブラケット103Rおよび左ブラケット103Lは、各々帯鋼を溶接したものや、不等辺山形鋼から容易に作ることができる。
結合ブロック104は、上板25と背側筐体26とを備えている。上板25は、ブレーキユニット101の上壁141に設けられた結合穴141bのうち、ガイドレール3から両側にそれぞれ離れた位置にある4つに螺合されるボルトによって、ブレーキユニット101と結合される。
背側筐体26は、ブレーキユニット101よりもガイドレール3から離れる方向へ延びた上板25の下面に接合され、ブレーキユニット101の背壁144に沿って延びている。背側筐体26は、開口部をブレーキユニットから離れる方向へ向けて上板25に溶接された溝形鋼であり、下梁43が延びる方向にブラケット103の側板24に沿って幅を有している。背側筐体26は、ブレーキユニット101の背壁144に設けられた6つの結合穴144bのうち上と下の4つに螺合されるボルトによって、ブレーキユニット101に結合される。
結合ロッド105は、Cリング106を装着するための溝105aを端部に有している。結合ロッド105は、下梁43を横切る方向に側板24に設けられた連結孔241および背側筐体26に設けられた連結孔261に通されることによって、ブラケット103と結合ブロック104とを合体させる。
ブラケット103を下梁43に取り付け、結合ブロック104をブレーキユニット101に装着した後、ブレーキユニット101側は、結合ロッド105によって下梁43側に固定される。連結孔241,261に挿通された結合ロッド105は、Cリング106が装着される。
本発明に係る第5の実施形態の非常止め装置10について、図15から図17を参照して説明する。非常止め装置10は、ブレーキユニット101と取合具102と結合ロッド105とで構成されている。非常止め装置10のブレーキユニット101は、これまでの実施形態と異なり、下梁43の縦壁43aの間に配置されている。下梁43は、図16、図17に示すように縦壁43a、上部43b、底部43cが一体に形成されて開口側を上に向けて配置されたハット形鋼である。非常止め装置10は、このハット形鋼の下梁43の内側に配置される。取合具102は、下梁43の縦壁43aとブレーキユニット101の上壁141および背壁144とを連結する。
取合具102は、図17に示すように第4の実施形態における結合ブロック104とほぼ同じ形状であり、上板25と背側筐体26とを備えている。本実施形態の取合具102が第4の実施形態の結合ブロック104と異なる点は、結合ブロック104の背側筐体26がガイドレール3に向かって右側と左側が分かれていたことに対し、本実施形態の背側筐体26が一続きに形成されている点である。背側筐体26は、帯鋼を溶接したものや、幅の広い溝形鋼から容易に作ることができる。
上板25は、図15に示すように、ブレーキユニット101の上壁141に設けられた結合穴141bに螺合されるボルトによって、ブレーキユニット101と結合される。背側筐体26は、ブレーキユニット101の背壁144に設けられる結合穴144bに螺合されるボルトによって、ブレーキユニット101と結合される。ブレーキユニット101と取合具102が組み合わされた状態の非常止め装置10は、図16および図17に示すように下梁43の間に落とし込まれ、下梁43を横切る方向にこの下梁43に開通された連結孔432および背側筐体26の連結孔261に結合ロッド105が通されて、下梁43に固定される。
なお、本実施形態において非常止め装置10の下壁142は、下梁43の底部43cに覆われてしまう。したがって、案内装置9は、下梁43に取り付けられる。
本発明に係る第6の実施形態の非常止め装置10について、図18から図20を参照して説明する。下梁43の形状は、第1の実施形態の下梁43と同様に、2本の溝形鋼で構成されている。各々の溝形鋼は、開口側を横向きにしてガイドレール3を挟む背合わせに一対に配置されている。非常止め装置10のブレーキユニット101は、第5の実施形態と同様に、下梁43の縦壁43aの間に配置され、下側の約半分が下梁43の底部43cよりも下方に露出している。
取合具102は、背側ブラケット107と結合ロッド105とで構成されている。取合具102は、下梁43の縦壁43aとブレーキユニット101の上壁141および背壁144とを連結する。背側ブラケット107は、上板25と背板27と後方板28とを備える。
上板25は、ブレーキユニット101の上壁141に設けられた結合穴141bに螺合されるボルトによって、ブレーキユニット101に固定される。背板27は、ブレーキユニット101の背壁144に沿って設けられ、背壁144に形成された結合穴144bに螺合されるボルトによって、ブレーキユニット101に固定される。
後方板28は、図19、図20に示すように下梁43の2つの縦壁43aのそれぞれに沿ってブレーキユニット101から離れる方向へ背板27から延びている。後方板28は、結合ロッド105が挿嵌される連結孔281を下梁43に沿う方向へ並べて2つずつ有している。
ブレーキユニット101に取合具102が取り付けられた状態の非常止め装置10は、下梁43の縦壁43aの間に挿入され、縦壁43aを貫通する方向に通された結合ロッド105によって下梁43に連結される。
背側ブラケット107は、平鋼板を溶接した簡単な構造であるので、下梁43およびブレーキユニット101の寸法形状に合わせて簡単に作ることができる。
本発明に係る第7の実施形態の非常止め装置10について、図21から図23を参照して説明する。非常止め装置10は、ブレーキユニット101と取合具102とを備える。図22に示すように、ブレーキユニット101は、第6の実施形態と同様に、下梁43の縦壁43aの間に配置され、下側の約半分が下梁43の底部43cよりも下方に露出している。
取合具102は、下梁43の底部43cとブレーキユニット101の上壁141および背壁144とを連結している。取合具102は、上板25と背板27と後部平板29と補強リブ30とを備える。上板25は、ブレーキユニット101の上壁141に固定され、背板27は、背壁144に固定される。後部平板29は、下梁43の底部43cに沿って背板27から延びており、底部43cとボルトで結合される。補強リブ30は、下梁43の縦壁43aに沿って配置され、図21に示すように後部平板29と背板27とをほぼ直角に維持するようにこれらの間に溶接されている。
非常止め装置10は、図23に示すように取合具102をブレーキユニット101と組み合わせた後、下梁43の下方から装着される。既設のエレベータであっても下梁43から既存の非常止め装置をはずすだけで、本実施形態の非常止め装置10に付け替えることができる。下梁43に対する改造工事が不要であるとともに、非常止め装置10以外を無用に解体しないので、非常止め装置10を交換する場合に、短時間で作業を完了させることができる。
本発明に係る第8の実施形態の非常止め装置10について、図24から図26を参照して説明する。非常止め装置10は、ブレーキユニット101と取合具102とを備える。図24、図25に示すように、ブレーキユニット101は、第6の実施形態と同様に、下梁43の縦壁43aの間に配置され、下側の約半分が下梁43の底部43cよりも下方へ露出している。
取合具102は、下梁43の縦壁43aとブレーキユニット101の上壁141とを連結している。取合具102は、第2の実施形態と同様に、図25および図26に示すように、ガイドレール3に対して鏡像となる一対に二分割に設けられている。昇降路2の中央側からガイドレール3を見て、右側に配置される取合具102を右取合具102Rとし、左側に配置される取合具102を左取合具102Lとする。
右取合具102Rおよび左取合具102Lに分割された第8の実施形態の取合具102は、それぞれ、棚板31と縦添板32と補強リブ33とで構成されている。棚板31と縦添板32とは、山形鋼によって一体に形成されている。補強リブ33は、図25に示すように棚板31と縦添板32とを直角に維持するように溶接されている。棚板31は、ブレーキユニット101の上壁141に設けられた結合穴141bのうちガイドレール3を挟む方向に近い2つに螺合されるボルトによって、ブレーキユニット101の上壁141に固定される。縦添板32は、下梁43の縦壁43aにボルトで固定される。棚板31に設けられるボルト孔311は、ガイドレール3を挟む方向に長径が沿う長穴であり、下梁43の縦壁43aどうしの内法に合わせて調整することができる。
本発明に係る第9の実施形態の非常止め装置10について、図27から図29を参照して説明する。非常止め装置10は、ブレーキユニット101と取合具102と結合ロッド105とを備える。ブレーキユニット101は、図28に示すように第8の実施形態と同様に下梁43の縦壁43aの間に配置され、下側の約半分が底部43cよりも下方に露出している。第8の実施形態における取合具102の縦添板32がボルトで下梁43の縦壁43aに固定されていることに対して、本実施形態の取合具102は、縦添板32に連結孔321が設けられ、結合ロッド105で下梁43に固定されている点が異なる。
結合ロッド105は、図27に示すようにガイドレール3から離れる方向へ並べて配置されている。図28に示すように、ガイドレール3寄りの結合ロッド105は、ガイドレール3と干渉しないように、右取合具102R側と左取合具102L側とでそれぞれ別々に取り付けられる。棚板31および縦添板32は、ガイドレール3から離れる方向へ、ブレーキユニット101よりも長く延びている。非常止め装置10は、結合ロッド105で下梁43に装着されるので、組み込み作業が簡単である。
本発明に係る第10の実施形態の非常止め装置10について、図30から図32を参照して説明する。非常止め装置10は、ブレーキユニット101と取合具102とで構成される。ブレーキユニット101は、図31に示すように第9の実施形態と同様に下梁43の縦壁43aの間に配置され、下側の約半分が底部43cよりも下方に露出している。取合具102は、下梁43の底部43cとブレーキユニット101の側壁143とを連結している。
右取合具102Rおよび左取合具102Lは、側板24と天板21とを有し、帯鋼を溶接したものや、山形鋼によって容易に作ることができる。図30に示すように下梁に沿う方向にブレーキユニット101と取合具102の長さが同じであるので、第8の実施形態における取合具102の転地をひっくり返して用いても良い。図32に示すようにブレーキユニット101を下張り43の縦壁43aの間に挿入した状態で、外側から取合具102をあてがってボルト止めすればよいので、非常止め装置10の取替作業を簡単に行うことができる。
本発明に係る第11の実施形態の非常止め装置10について、図33及び図34を参照して説明する。非常止め装置10の取合具102は、基本的な外形が第1の実施形態の取合具と同じである。図34に示すようにガイドレール3の刃の厚み方向にこの刃先を横切って設けられる隔壁34を有しており、調整機構35,36,37を備えている点が、第1の実施形態における取合具102と異なっている。
調整機構35,36,37は、非常止め装置10および案内装置9を下梁43に装着する際に、ガイドレール3との相対位置を微調整するために利用される。取合具102とブレーキユニット101との接合部は、固定し、取合具102と下梁43との接合部は、緩めた状態にする。調整機構35,36,37を操作することによって、ブレーキユニット101は、ガイドレール3に対して芯出しされる。この調整機構35,36,37は、第1の実施形態の取合具102に対してだけでなく、他の実施形態の取合具102に設けて、ブレーキユニット101をガイドレール3に対して芯出しさせることができる。
本発明に係る第12の実施懈怠の非常止め装置10について、図35を参照して説明する。図35に示す非常止め装置10は、第1の実施形態の非常止め装置10と同じ形状であり、取合具102と乗籠4の下梁43との間に、リンクユニット108を備えている。リンクユニット108は、第1の実施形態において説明したリンク機構57を乗籠4から独立させてユニットにしたものである。
リンク機構57を独立したリンクユニット108にしたことによって、乗籠4の寸法などの仕様が異なるエレベータに対しても、同じリンクユニット108を適用することができるようになる。したがって、部品を標準化することによって、生産コストを抑えることができるようになる。
以上のように、第1から第12の実施形態において示されたように、下張り43に対する非常止め装置10の取付方式が異なる場合であっても、ブレーキユニット101は、同じ寸法形状のものを適用することができている。ブレーキ機能に特化したブレーキユニット101とこれを下梁43に固定するための機能に特化した取合具102とに非常止め装置10を分けて構成した。
これによって、ブレーキユニット101の寸法形状をブレーキ能力に応じた数種類に標準化することができる。その結果、ブレーキ能力を評価するための安全実証試験など、個々の非常止め装置にかかる製造費以外の費用の負担を軽減することができる。また、機能が分かれているので、エレベータの仕様に応じてより適切な組み合わせを選択することができるようになる。また、下張り43の形状に合わせて取合具102を選択できるので、既設エレベータに対して非常止め装置を最新のものに交換する場合でも、設置工事にかかる改造費用を少なく抑えることができる。
なお、各実施形態において図示された取合具102は、本発明を達成させるための一例であって、各図において示した形状、寸法に限定されない。また、ブレーキユニット101の外面に設けられる結合穴141b,142b,143b,144bは、各実施形態において不要なものを一部省略している。結合穴141b,142b,143b,144bは、ブレーキユニット101の性能上、新たに実証試験が要求されない範囲で、適宜大きさおよび位置をずらしてもかまわないし、数を増やしても良い。
本発明に係る非常止め装置は、乗籠の下梁に組み付けられるものに限らず、主ロープによって吊り下げられて乗籠に対して相対的に昇降路内を移動する釣合錘の下枠にも取り付けられる。
1…エレベータ、2…昇降路、3…ガイドレール、4…乗籠、9…案内装置、10…非常止め装置、11…楔、35,36,37…調整機構、43…下梁、43a…縦壁、43c…底部、57…リンク機構、91…ローラ、101…ブレーキユニット、102…取合具、103…ブラケット、104…結合ブロック、105…結合ロッド、108…リンクユニット、141…上壁、141a…結合穴、142…下壁、142b…結合穴、143…側壁、143b…結合穴、144…背壁、144b結合穴。
Claims (15)
- エレベータの昇降路に敷設されたガイドレールに沿って移動する乗籠の下梁に装着される非常止め装置であって、
前記ガイドレールを間に挟んで一対に配置される楔を有するブレーキユニットと、
前記下梁の取付部に適合させて形成され前記ブレーキユニットを前記下梁に対して固定する取合具と
を備えることを特徴とする非常止め装置。 - 前記ブレーキユニットは、
前記楔に対して上方で前記ガイドレールを横切る方向へ配置される上壁と、前記楔に対して下方で前記ガイドレールを横切る方向へ配置される下壁と、前記ガイドレールに対して前記楔より外側に配置される側壁と、前記ガイドレールに面した側と反対側に配置される背壁とを有し、
前記下梁の形状に合わせて用意される複数種類の前記取合具に対応する結合穴を前記上壁、前記側壁、前記背壁のそれぞれに有し、
前記結合穴の複数個を利用して前記取合具に固定されることを特徴とする請求項1に記載の非常止め装置。 - 前記ブレーキユニットは、前記ガイドレールを横切る方向に設けられる前記下梁の底部よりも下方に配置されることを特徴とする請求項2に記載の非常止め装置。
- 前記取合具は、前記下梁の前記底部と、前記ブレーキユニットの前記上壁と、を連結することを特徴とする請求項3に記載の非常止め装置。
- 前記取合具は、前記下梁の前記底部と、前記ブレーキユニットの前記側壁と、を連結することを特徴とする請求項3に記載の非常止め装置。
- 前記取合具は、
前記下梁の前記底部に連結されて前記ブレーキユニットの前記側壁に沿って延びる側板を有するブラケットと、
前記ブレーキユニットの前記上壁及び前記背壁に連結される結合ブロックと、
前記ガイドレールに対して前記背壁よりも離れた位置で前記ガイドレールを挟む方向に通されて前記ブラケットの前記側板および前記結合ブロックを連結する結合ロッドと
を備えることを特徴とする請求項3に記載の非常止め装置。 - 前記ブレーキユニットは、前記ガイドレールに沿う方向にこのガイドレールを挟んで一対に設けられる前記下梁の縦壁の間に配置されることを特徴とする請求項2に記載の非常止め装置。
- 前記取合具は、前記下梁の縦壁と、前記ブレーキユニットの前記上壁と、を連結することを特徴とする請求項7に記載の非常止め装置。
- 前記取合具は、前記下梁の縦壁と、前記ブレーキユニットの前記上壁及び前記背壁と、を連結することを特徴とする請求項7に記載の非常止め装置。
- 前記取合具は、前記ガイドレールを横切る方向に配置された前記下梁の底部と、前記ブレーキユニットの前記上壁及び前記背壁と、を連結することを特徴とする請求項7に記載の非常止め装置。
- 前記取合具は、前記ガイドレールを横切る方向に配置された前記下梁の底部と、前記ブレーキユニットの前記側壁と、を連結することを特徴とする請求項7に記載の非常止め装置。
- 前記取合具は、前記ガイドレールに対して鏡像の一対に二分割されていることを特徴とする請求項4,5,8,10,11のいずれか1項に記載の非常止め装置。
- 前記ブレーキユニットは、前記ガイドレールに転接するローラを有した案内装置を連結するための結合穴を前記下壁に備えていることを特徴とする請求項2に記載の非常止め装置。
- 前記取合具は、前記ガイドレールを横切る面に沿って前記ガイドレールに対する乗籠の位置を変位させる調整機構を有することを特徴とする請求項1に記載の非常止め装置。
- 前記楔を作動させるリンク機構を内蔵するリンクユニットを前記下梁と前記取合具との間に配置することを特徴とする請求項3に記載の非常止め装置。
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