JP2008162218A - 液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体貯留室内の過度な圧力増加を抑制しながらも、装置が大型化及び高コスト化することなく正圧パージ機能を提供できるようにする。
【解決手段】本発明は、吐出ヘッド16に連通し、その吐出ヘッド16に供給するインクが貯留されるインク貯留室17と、インク貯留室36の空気層に連通するとともに圧縮空気を導入するための気体導入孔41aを有する気体流通室41と、気体導入孔41aを開閉可能で且つ連通孔44bを開閉可能な開閉弁47(遮断弁)と、気体導入孔41aから圧縮空気を導入することによってインク貯留室36のインクを吐出ヘッド16に送り込み、吐出ヘッド16から強制的にインクを吐出させる気体導入手段40と、気体流通室41に連通孔44aを介して連通するとともに大気開放孔44bを有する圧力緩衝室44と、圧力緩衝室44内の正圧が所定値を超えた場合に大気開放孔44bを開く正圧制御弁50とを備えている。
【選択図】図5
【解決手段】本発明は、吐出ヘッド16に連通し、その吐出ヘッド16に供給するインクが貯留されるインク貯留室17と、インク貯留室36の空気層に連通するとともに圧縮空気を導入するための気体導入孔41aを有する気体流通室41と、気体導入孔41aを開閉可能で且つ連通孔44bを開閉可能な開閉弁47(遮断弁)と、気体導入孔41aから圧縮空気を導入することによってインク貯留室36のインクを吐出ヘッド16に送り込み、吐出ヘッド16から強制的にインクを吐出させる気体導入手段40と、気体流通室41に連通孔44aを介して連通するとともに大気開放孔44bを有する圧力緩衝室44と、圧力緩衝室44内の正圧が所定値を超えた場合に大気開放孔44bを開く正圧制御弁50とを備えている。
【選択図】図5
Description
本発明は、吐出ヘッドからインクを吐出することにより被記録体に画像を記録するインクジェット記録装置等のような液体吐出装置に関するものである。
従来のインクジェット記録装置では、不使用期間が長く吐出ヘッドのノズル孔におけるインク粘度が上昇した場合や、不純物の混入等によりノズル孔に目詰まりが発生した場合に、吐出ヘッドに連通するインクタンク内を加圧し、ノズル孔からインクを強制的に吐出させて機能回復を図る正圧パージ動作を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、装置に温度変化等が生じると、一定容積であるインクタンク内には過度な正圧が生じる場合がある。そうすると、その正圧がインクタンクから吐出ヘッドのノズル孔に伝播し、ノズル孔における良好なメニスカスを破壊してしまうこととなる。そこで、インクタンクに大気開放孔を形成し、その大気開放孔にバネで閉方向に付勢された正圧制御弁を設けたものが提供されている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、インクタンク内に過度な正圧が発生した場合にのみ、正圧制御弁がバネに抗して移動することで大気開放孔が開かれ、インクタンク内の圧力変動が抑制される。
特開平5−92578号公報
特開2005−169892号公報
しかしながら、正圧制御弁を有するインクタンクに対して前述した正圧パージ動作を行うことを考えた場合、インクタンクにパージ用の正圧が供給されてタンク内が昇圧されると、正圧制御弁が大気開放孔を開放してしまい、圧力が大気開放孔から外部に漏れることとなる。そうすると、インクタンクから吐出ヘッドのノズル孔に十分な正圧が伝達され難くなるので、パージ用正圧を供給するポンプに高圧ポンプを用いる必要が生じ、装置の大型化及び高コスト化を招くこととなる。
そこで、本発明は、液体貯留室内の過度な圧力増加を抑制しながらも、装置が大型化及び高コスト化することなく正圧パージ機能を提供できるようにすることを目的としている。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る液体吐出装置は、 吐出ヘッドに連通し、その吐出ヘッドに供給する液体が貯留される液体貯留室と、前記液体貯留室の空気層に連通するとともに、気体を導入するための気体導入孔を有する気体流通室と、前記気体導入孔を開閉可能な開閉弁と、前記気体導入孔から気体を導入することによって、前記液体貯留室の液体を前記吐出ヘッドに送り込み、前記吐出ヘッドから強制的に液体を吐出させる気体導入手段と、前記気体流通室に連通孔を介して連通するとともに、大気開放孔を有する圧力緩衝室と、前記圧力緩衝室内の正圧が所定値を超えた場合に前記大気開放孔を開く正圧制御弁と、前記連通孔を開閉可能な遮断弁とを備えていることを特徴とする。
前記構成によれば、連通孔が開放状態で液体貯留室に過度な正圧が生じた場合、液体貯留室に気体流通室を介して連通する圧力緩衝室が正圧制御弁で大気開放され、液体貯留室内の過度な圧力増加が抑制される。一方、気体導入孔から気体を導入して液体貯留室を加圧(いわゆる正圧パージ動作)する場合には、連通孔を遮断弁で閉塞すれば、液体貯留室の正圧が圧力緩衝室に伝達されないので、正圧制御弁から圧力が外部に漏れることがない。よって、パージ用正圧を供給するポンプに高圧ポンプを用いる必要がなくなり、装置の大型化及び高コスト化を防止することができる。
さらに、連通孔が開放状態では、圧力緩衝室が気体流通室に連通して液体貯留室に連通する空間の全体容積が大きくなるので、圧力緩衝室により圧力変動を抑制することができる。一方、正圧パージ時には、連通孔を遮断弁で閉塞すれば、圧力緩衝室の分だけ液体貯留室に連通する空間の容積が小さくなるので、その正圧が吐出ヘッドに伝達されやすくなる。よって、パージ用正圧を供給するポンプに対する要求圧力がさらに緩和され、装置の大型化及び高コスト化を好適に防止することができる。
具体的には、前記開閉弁が前記気体導入孔を開くときは前記遮断弁が前記連通孔を閉じ、前記開閉弁が前記気体導入孔を閉じるときは前記遮断弁が前記連通孔を開く構成であるとよく、そうすれば、前述したように装置の大型化及び高コスト化を好適に防止することができる。
前記気体導入孔は前記連通孔に対向配置され、前記開閉弁は前記連通孔から離反する方向に付勢手段により付勢されて前記気体導入孔を閉じるものであり、前記開閉弁は、前記付勢手段の付勢力に抗して前記気体導入孔を開放するときに前記連通孔を閉塞することで、前記遮断弁を兼ねていてもよい。
前記構成によれば、気体導入孔を開放及び閉塞するための開閉弁が、連通孔を開放及び閉塞する遮断弁を兼用しているので、遮断弁を別途設ける必要がなくなるとともに遮断弁の駆動源も削減することができる。よって、装置の構成が簡素化されて更に省スペース化を図ることができるとともに、部品点数及びコストを低減することができる。
前記気体導入孔と前記連通孔とは上下に対向配置されており、前記開閉弁が上下に変位されることで前記気体導入孔及び前記連通孔を開閉する構成であってもよい。
前記構成によれば、開閉弁を上下動させるだけの簡素な構成で、気体導入孔または連通孔を気密的に閉塞することができる。
前記開閉弁は、前記液体貯留室内の液体が所定量以上減ることで前記気体流通室に生じる負圧により、前記付勢手段の付勢力に打ち勝って前記気体導入孔を開く構成であってもよい。
前記構成によれば、液体貯留室に過度の負圧が発生した場合に、開閉弁が開いて液体貯留室に連通する気体流通室を大気開放するので、開閉弁が負圧制御弁を兼ねる。よって、装置の構成がより簡素化されて省スペース化を図ることができるとともに、部品点数及びコストをより低減することができる。
前記圧力緩衝室には、前記圧力緩衝室内の負圧が所定値を超えた場合に大気開放する負圧制御弁が設けられていない構成であってもよい。
前記構成によれば、圧力緩衝室に負圧制御弁を別途設ける必要がなくなり、装置の構成がより簡素化されて省スペース化を図ることができるとともに、部品点数及びコストをより低減することができる。
前記気体導入手段は、前記気体導入孔に気体を導入する気体導入パイプ部材をさらに備え、前記気体導入パイプ部材は、前記気体導入孔に向かって接近することで前記気体流通室に気密的に連通されると共にその先端部で前記開閉弁を押し込んで前記気体導入孔を開く構成であってもよい。
前記構成によれば、気体導入パイプ部材の先端部で開閉弁を押し込むことで気体導入孔が開かれるので、開閉弁の開閉駆動源を別途設ける必要がなくなり、装置の構成をより簡素化できるとともに、部品点数及びコストをより低減することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、液体貯留室の過度な圧力増加を抑制しながらも、装置が大型化及び高コスト化することなく正圧パージ機能を提供することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置3(液体吐出装置)を有する複合機1を示す斜視図である。図1に示すように、複合機1は、プリンタ機能やスキャナ機能やコピー機能やファクシミリ機能を有するものであり、その筐体2の下部に印刷用のインクジェット記録装置3を有すると共にその筐体2の上部にスキャナ装置4を有している。筐体2の正面には開口5が形成されており、その開口5の下段にインクジェット記録装置3の給紙トレイ6が設けられ、上段にインクジェット記録装置3の排紙トレイ7が設けられている。インクジェット記録装置3の正面側の右下部には開閉蓋8が設けられており、開閉蓋8の内側にはメインタンク搭載部9(図3参照)が設けられている。複合機1の上部正面側には、インクジェット記録装置3やスキャナ装置4などを操作するためのオペレーションパネル10が設けられている。また、複合機1は、外部のコンピュータに接続されている場合には、該コンピュータからドライバを介して送信される指示に基づいて動作可能となっている。
図1は本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置3(液体吐出装置)を有する複合機1を示す斜視図である。図1に示すように、複合機1は、プリンタ機能やスキャナ機能やコピー機能やファクシミリ機能を有するものであり、その筐体2の下部に印刷用のインクジェット記録装置3を有すると共にその筐体2の上部にスキャナ装置4を有している。筐体2の正面には開口5が形成されており、その開口5の下段にインクジェット記録装置3の給紙トレイ6が設けられ、上段にインクジェット記録装置3の排紙トレイ7が設けられている。インクジェット記録装置3の正面側の右下部には開閉蓋8が設けられており、開閉蓋8の内側にはメインタンク搭載部9(図3参照)が設けられている。複合機1の上部正面側には、インクジェット記録装置3やスキャナ装置4などを操作するためのオペレーションパネル10が設けられている。また、複合機1は、外部のコンピュータに接続されている場合には、該コンピュータからドライバを介して送信される指示に基づいて動作可能となっている。
図2は図1に示す複合機1のインクジェット記録装置3を模式的に説明する断面図である。図2に示すように、複合機1の底側には給紙トレイ6が配置されている。給紙トレイ6の上側には、給紙トレイ6に積載された用紙11のうち最上層のものを搬送路12へ供給する給紙駆動ローラ13が設けられている。搬送路12は、給紙トレイ6の背面側から上方へ向かった後に正面側へ向けてUターンし、印刷領域14を通過して排紙トレイ7(図1参照)へと導かれている。
印刷領域14には、画像記録ユニット15が設けられている。画像記録ユニット15の下方には、用紙サイズより大きいプラテン20が配設されている。画像記録ユニット15の上流側には、搬送路12を流れる用紙11を狭持してプラテン20上へ搬送する搬送ローラ21及びピンチローラ22が設けられている。画像記録ユニット15の下流側には、画像記録が行われた用紙11を狭持して排紙トレイ7(図1参照)へ搬送する排紙ローラ23及びピンチローラ24が設けられている。
画像記録ユニット15は、多数のノズル孔からインク(液体)を搬送路12に向けて吐出する公知の圧電駆動式の吐出ヘッド16と、吐出ヘッド16へ供給するインクを貯蔵するサブタンク17と、吐出ヘッド16を駆動制御するヘッド制御基板18と、これらを搭載するキャリッジ19とを有している。
サブタンク17はインク流入用ジョイント部33を有しており、そのインク用ジョイント部33にインク補充機構30が適宜接続されることで、サブタンク17に対してインク補充可能となっている。インク補充機構30は、カートリッジタイプのメインタンク25と、メインタンク25に一端部が接続されたインク供給チューブ26と、インク供給チューブ26の他端部に設けられたインク流出用ジョイント部27とを有している。インク流出用ジョイント部27は図示しない駆動手段により昇降駆動され、サブタンク17のインク流入用ジョイント部33に対してインク流出用ジョイント部27が着脱される。
図3は図1に示す複合機1のインクジェット記録装置3のインク補充状態における要部平面図である。図4は図1に示す複合機1のインクジェット記録装置3のメンテナンス状態における要部平面図である。図3に示すように、プラテン20の上方には、用紙搬送方向と直交する走査方向に向けて平板状の一対のガイドレール31,32が延設されている。各ガイドレール31,32は略同一平面上に設けられており、それらの上面はプラテン20の上面と略平行となるように、且つ、水平に形成されている。ガイドレール31,32には、画像記録ユニット15のキャリッジ19がガイドレール31,32の延設方向に摺動可能に支持されている。
用紙搬送方向下流側のガイドレール32の上面には、走査方向の両端部にて駆動プーリ(図示せず)及び従動プーリ35が設けられている。駆動プーリと従動プーリ35との間には、環状のタイミングベルト36が巻き掛けられている。キャリッジ19は、その底面側においてタイミングベルト36の一部に固着されている。駆動プーリの軸にはモータ37が接続されており、モータ37により駆動プーリが正逆回転されることで、タイミングベルト36が駆動プーリと従動プーリ35との間で周運動する。つまり、タイミングベルト36の周運動により、吐出ヘッド16(図2参照)、サブタンク17及びヘッド制御基板18がキャリッジ19と共に一体的にガイドレール31,32上を往復移動する。サブタンク17は、印刷に用いられる5色のインクに対応して5つのインク貯留室を有している。また、サブタンク17は、一回の印刷処理で消費されると予想されるインク量以上のインク量が貯留可能な程度の容積を有している。
用紙が通過する印刷領域の外側には、サブタンク17にインクを補充するためのインク補充機構30や、メンテナンス用の正圧パージ機構40(気体導入手段)が配設されている。インク補充機構30は、キャリッジ19の走査方向の一端側(図3の右側)でガイドレール32の手前側(図3の下側)に設けられている。インク補充機構30は、定置式のメインタンク搭載部9に着脱可能に搭載されたメインタンク25を有しており、メインタンク25はインク種類ごとにそれぞれ対応して5つ用意されている。
図3及び4に示すように、正圧パージ機構40は、キャリッジ19の走査方向の他端側(図3及び4の左側)でガイドレール32の手前側(図3及び4の下側)に設けられている。正圧パージ機構40は、メンテナンス時にキャリッジ19がガイドレール31,32の左端部に移動された際に、サブタンク17に圧縮空気(正圧)を供給してインクの空吐出を行うことで、吐出ヘッド16(図2参照)に溜まったスラッジや気泡を廃インクタンク(図示せず)に向けてパージするものである。
図5は図4のV−V線断面図で、開閉弁47が「第1の位置」にある断面図である。図5に示すように、サブタンク17は、インク流出用ジョイント部27(図2参照)と対応する位置にインク流入用ジョイント部33を備えている。インク流入用ジョイント部33は、その下壁に形成された流入口33aで外部と連通しており、流入口弁34が上下動可能に挿入されている。インク流入用ジョイント部33に内面において流入口33aの周囲にシールリング38が取り付けられている。インク流入用ジョイント部33には、流入口弁34をシールリング38に向けて付勢するコイルバネ39が設けられている。
インク流入用ジョイント部33には、その上部からインク流通路42を介してインク貯留室36が連通されている。インク貯留室36の下壁には流出孔36aが設けられており、インク貯留室36内のインクが流出孔36aから吐出ヘッド16(図2参照)へ流下する構成となっている。インク貯留室36の上壁部36bの一部には、インク貯留室36の上部空気層と連通する連通口36cが形成されている。サブタンク17には、インク流入用ジョイント部33の図中左側(インク貯留室36とは反対側)に隣接して気体流通室41が設けられている。インク貯留室36の上壁部36bの上面には樹脂フィルム43が貼付されており、気体流通室41は樹脂フィルム43と上壁部36bとの間の図示しないラビリンス流路を介してインク貯留室36に気密的に連通している。気体流通室41は、その下壁に形成された気体導入孔41aで外部と連通している。また、気体流通室41は、その上壁に形成された連通孔44aで上方の圧力緩衝室44と連通している。気体導入孔41aと連通孔44aとは上下に対向配置されている。
気体流通室41には、開閉弁47が上下動可能に挿入されている。開閉弁47は、バネ座部47aと、バネ座部47aから気体導入孔41aを通過して下方に突出した当接軸部47bと、バネ座部47aから上方に突出して連通孔44aに挿通されるガイド軸部47cとを有している。バネ座部47aは、気体流通室41の内壁面との間に部分的にクリアランスを有し、該クリアランスは周方向に間隔をあけた状態でバネ座部47aを挟んだ上下空間を互いに連通させるように形成されている。当接軸部47bは、気体導入孔41aの内周面との間に部分的にクリアランスを有し、該クリアランスは周方向に間隔をあけた状態で気体導入孔41aを挟んだ上下空間を互いに連通させるように形成されている。ガイド軸部47cは、連通孔44aの内周面との間に部分的にクリアランスを有し、該クリアランスは周方向に間隔をあけた状態で連通孔44aを挟んだ上下空間を互いに連通させるように形成されている。
気体流通室41の内面において気体導入孔41aの周囲にシールリング48が取り付けられている。開閉弁47には、バネ座部47aを連通孔44aから離反する方向に付勢するコイルバネ46(付勢手段)が設けられており、バネ座部47aがシールリング48に密着するように付勢されて気体導入孔41aが開閉弁47により閉塞される。本願明細書では、開閉弁47が可動範囲の下限まで降下して気体導入孔41aを閉塞するとともに連通孔44aを開放した状態を、開閉弁47の「第1の位置」と呼んでいる。
また、開閉弁47には、バネ座部47aの上面においてガイド軸部47cを外嵌するように環状のシール部材49が取り付けられている。従って、開閉弁47が、その可動範囲の上限まで移動して気体導入孔41aを開放すると、シール部材49が連通孔44aの周囲の壁面に密着して連通孔44aが閉塞される。そうすると、圧力緩衝室44と気体流通室41との連通が遮断されて、インク貯留室36と連通する空間の容積が圧力緩衝室44の分だけ小さくなる。このように、開閉弁47は容積切換機能の役目を果たす。
さらに、圧力緩衝室44に所定値以上の負圧が発生した場合にも、開閉弁47がコイルバネ46に抗してシールリング48から離反し、気体導入孔41aが開かれる。そうすると、気体導入孔41aにより気体流通室41が大気開放され、それに連通する圧力緩衝室44及びインク貯留室36が大気開放される。このように、開閉弁44は、容積切換機能の他に負圧制御弁の機能も兼用している。
圧力緩衝室44の下壁には、気体流通室41に隣接する弁室45と連通する第1大気開放孔44bが形成されており、その第1大気開放孔44bを開閉するように弁室45に正圧制御弁50が設けられている。正圧制御弁50は、バネ座部50aと、バネ座部50aから上方に突出して第1大気開放孔44bに挿通される軸部50bとを有している。バネ座部50aは、弁室45の内周面との間に部分的にクリアランスを有し、該クリアランスはバネ座部50aを挟んだ上下空間を互いに連通している。軸部50bは、第1大気開放孔44bの内周面との間に部分的にクリアランスを有し、該クリアランスは第1大気開放孔44bを挟んだ上下空間を互いに連通している。
弁室45の内面における第1大気開放孔44bの周囲には、シールリング51が取り付けられている。正圧制御弁50には、バネ座部50aをシールリング51に向けて付勢するコイルバネ52が設けられている。また、弁室45の下壁には、第2大気開放孔45aが形成されている。従って、圧力緩衝室44に所定値以上の正圧が発生した場合に、正圧制御弁50がコイルバネ52に抗してシールリング51から離反し、第1大気開放孔44bが開かれる。そうすると、第1大気開放孔44bが第2大気開放孔45aに連通し、圧力緩衝室44が大気開放され、それに連通する気体流通室41及びインク貯留室36が大気開放される。なお、圧力緩衝室44自体には、圧力緩衝室44内の負圧が所定値を超えた場合に大気開放する負圧制御弁は設けられていない。
開閉弁47の下方には、正圧パージ機構40(気体導入手段)が配置されている。正圧パージ機構40は、圧縮空気を供給する加圧ポンプ60と、加圧ポンプ60から圧縮空気を導出する可撓性チューブ61と、可撓性チューブ61の先端に連結された気体導入パイプ部材62と、気体導入パイプ部材62に下方から当接する偏心カム66と、偏心カム66を回転駆動させるモータ64と、気体導入パイプ部材62を上下スライド可能に案内するように定置されたガイド体63とを備えている。
気体導入パイプ部材62は、内部流路67を形成するパイプ部62aと、内部流路67に連通して可撓性チューブ61に連結すべく下方に突出した下端接続部62bと、パイプ部62aの開閉弁47に対向する上部である先端部62cと、ガイド体63の内側面に摺動自在に接触するように側方に突出した被ガイド部62dと、偏心カム66に下方から押される従動部62eとを有している。気体導入パイプ部材62の先端部62cは、開閉弁47の当接軸部47bの下方に位置している。気体導入パイプ部材62の先端部62cには、環状のシール部材68が外嵌されている。そのシール部材68は、先端部62cよりも上方に突出しており、気体導入パイプ部材62の上昇時に気体流通室41の下面に対して気体導入孔41aを囲むように密着可能となっている。
図6は図5と同一の断面において、開閉弁47が「第2の位置」にある断面図である。図6に示すように、モータ64の駆動軸65が回転すると、駆動軸65に対して偏心して取り付けられた円盤状の偏心カム66が気体導入パイプ部材62の従動部62eを押し上げる。そうすると、気体導入パイプ部材62はガイド体63に沿って上昇し、シール部材68が気体流通室41の下面における気体導入孔41aの周囲に密着するとともに、先端部62cで開閉弁47の当接軸部47bを上方に押し込んで気体導入孔41aを開放する。そうすると、気体導入パイプ部材62の内部流路67が気体導入孔41aを介して気体流通室41に気密的に連通されることとなる。
そして、開閉弁47が可動範囲の上限まで移動すると、開閉弁47のシール部材49が連通孔44aの周囲の壁面に密着して連通孔44aが閉塞される。そうすると、圧力緩衝室44と気体流通室41との連通が遮断されて、インク貯留室36と連通する空間の容積が圧力緩衝室44の分だけ小さくなる。なお本願明細書では、開閉弁47が可動範囲の上限まで上昇し、気体導入孔41aを開放するとともに連通孔44aを閉塞した状態を、開閉弁47の「第2の位置」と呼んでいる。
この「第2の位置」において、加圧ポンプ60を作動させて気体導入パイプ部材62より気体導入孔41aを介して気体流通室41に圧縮空気を導入すれば、その圧縮空気による正圧が圧力緩衝室44に伝達されることなくインク貯留室36に伝達され、インク貯留室36内のインクが流出口36aより吐出ヘッド16(図2参照)へと強制的に送り込まれる。そうすると、吐出ヘッド16のノズル孔(図示せず)より強制的にインクが吐出され、乾燥により粘度上昇したインクやノズル孔を詰まらせた不純物などが外部に排出される(正圧パージ動作)。
以上の構成によれば、開閉弁47が「第1の位置」にある場合、インク貯留室36に過度な正圧が生じても、その正圧が気体流通室41を介して圧力緩衝室44に伝達されて正圧制御弁50により第1大気開放孔44bが開放される。これにより、該正圧は第1及び第2大気開放孔44b,45aを通じて大気開放され、インク貯留室36内の過度な圧力増加が抑制される。一方、気体導入孔41aから圧縮空気を導入してインク貯留室36を加圧して正圧パージを行う場合には、連通孔44aを開閉弁47で閉塞すれば、インク貯留室36の正圧が圧力緩衝室44に伝達されないので、正圧制御弁50から圧力が外部に漏れることがない。よって、パージ用正圧を供給する加圧ポンプ60に高圧ポンプを用いる必要がなくなり、装置の大型化及び高コスト化を防止することができる。
さらに、連通孔44aが開放状態のときは、圧力緩衝室44が気体流通室41に連通してインク貯留室36に連通する空間の全体容積が大きくなるので、インク貯留室36で生じる圧力変動を圧力緩衝室44で吸収することができる。一方、正圧パージ時には、連通孔44aを開閉弁47で閉塞すれば、圧力緩衝室44の分だけインク貯留室36に連通する空間の容積が小さくなるので、その正圧が吐出ヘッド16(図2参照)に伝達されやすくなる。よって、加圧ポンプ60に対する要求圧力がさらに緩和され、装置の大型化及び高コスト化を好適に防止することができる。
また、気体導入孔41aを開放及び閉塞するための開閉弁47が、連通孔44aを開放及び閉塞する遮断弁を兼用しているので、連通孔44aの遮断専用の遮断弁を別途設ける必要がなくなるとともに遮断弁の駆動源も削減することができる。よって、装置の構成が簡素化されて更に省スペース化を図ることができるとともに、部品点数及びコストを低減することができる。
また、開閉弁47は、インク貯留室36内のインクが所定量以上減ることで気体流通室41に生じる負圧により、コイルバネ46の付勢力に打ち勝って気体導入孔41aを開放してインク貯留室36を大気開放する。つまり、正圧パージ用の開閉弁47は、容積切換弁を兼ねるだけでなく、さらに負圧制御弁も兼ねることとなる。これにより、圧力緩衝室44自体には負圧制御弁を設ける必要もなくなる。
さらに、開閉弁47は、気体導入パイプ部材62の先端部62cで直接押し上げられて気体導入孔41aを開放するので、開閉弁47の開閉駆動源を別途設ける必要がなくなり、装置の構成を簡素化できるとともに、部品点数及びコストを低減することができる。なお、前記実施形態では、シールリング48は気体流通室41の内面に取り付けられているが、開閉弁47のバネ座部47aの下面に取り付けられていてもよい。また、シール部材49は、開閉弁47のバネ座部47aの上面に取り付けられているが、連通孔44a側に取り付けられていてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。図7は本発明の第2実施形態の開閉弁147が「第1の位置」にある断面図である。第1実施形態との相違点は、連通孔44aを閉塞するシール部材149等が異なる点である。なお、第1実施形態と同様の構成には適宜同一符号を付して説明を省略する。図7に示すように、本実施形態のサブタンク117のインク貯留室136は、その上壁部136bの一部に連通口136cを有している。上壁部136bの上面には、平面視で蛇行状のラビリンス流路136dが凹設されており、ラビリンス流路136dの一端部は連通口136cに連通し、他端部は気体流通室41に連通している。
次に、第2実施形態について説明する。図7は本発明の第2実施形態の開閉弁147が「第1の位置」にある断面図である。第1実施形態との相違点は、連通孔44aを閉塞するシール部材149等が異なる点である。なお、第1実施形態と同様の構成には適宜同一符号を付して説明を省略する。図7に示すように、本実施形態のサブタンク117のインク貯留室136は、その上壁部136bの一部に連通口136cを有している。上壁部136bの上面には、平面視で蛇行状のラビリンス流路136dが凹設されており、ラビリンス流路136dの一端部は連通口136cに連通し、他端部は気体流通室41に連通している。
気体流通室41には、開閉弁147が上下動可能に挿入されている。開閉弁147は、バネ座部147aと、バネ座部147aから気体導入孔41aを通過して下方に突出した当接軸部147bとを備えており、バネ座部147aの連通孔44aに対向する上面にはシール部材149が取り付けられている。シール部材149は、平面視で連通孔44a及びその周囲を塞ぐことができる面積を有している。このシール部材149は、気体導入孔41aを密閉するためのシールリング48よりもシール圧が高い。例えば、シールリング48が負圧2KPa前後のシール耐圧を有する一方で、シール部材149は正圧60KPa以上のシール耐圧を有している。
圧力緩衝室144の上壁には開口部144cが形成されており、樹脂フィルム143がサブタンク117の上面全体に貼付されることで、連通口136c及びラビリンス流路136dが閉鎖されるとともに開口部144cが閉鎖されている。
図8は図7と同一の断面において、開閉弁147が「第2の位置」にある断面図である。図8に示すように、気体導入パイプ部材62が上昇駆動されると、シール部材68が気体導入孔41aの周囲に密着するとともに、先端部62cで開閉弁147の当接軸部147bを上方に押し込んで気体導入孔41aを開放する。そうすると、気体導入パイプ部材62の内部流路67が気体導入孔41aを介して気体流通室41に気密的に連通され、開閉弁147のシール部材149が連通孔44a及びその周囲に密着して連通孔44aが強固に閉塞される。そうすると、圧力緩衝室144と気体流通室41との連通が遮断されて、インク貯留室36と連通する空間の容積が圧力緩衝室44の分だけ小さくなる。
以上の構成とすると、気体流通室41に圧縮空気を供給する正圧パージ時にシーリングを行うシール部材149が、通常時にシーリングを行うシールリング48よりもシール耐圧が高いので、正圧パージ動作をより安定的に行うことができる。なお、他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
なお、前述した各実施形態は本発明をインクジェット記録装置に適用したものであるが、インク以外の液体を吐出する装置に適用してもよい。また、前述した各実施形態では圧力緩衝室や気体流通室などがインク貯留室と一体的に形成されてサブタンクを構成しているが、圧力緩衝室や気体流通室などはインク貯蔵室とは別体で形成されていてもよい。
以上のように、本発明に係る液体吐出装置は、液体貯留室の過度な圧力増加を抑制しながらも、装置が大型化及び高コスト化することなく正圧パージ機能を提供できる優れた効果を有し、この効果の意義を発揮できるインクジェット記録装置等に広く適用することができる。
1 複合機
3 インクジェット記録装置(液体吐出装置)
16 吐出ヘッド
17 サブタンク
36 インク貯留室(液体貯留室)
40 正圧パージ機構(気体導入手段)
41 気体流通室
41a 気体導入孔
44 圧力緩衝室
44a 連通孔
44b 第1大気開放孔
45a 第2大気開放孔
47 開閉弁(遮断弁)
48 シールリング
49 シール部材
50 正圧制御弁
62 気体導入パイプ部材
62d 先端部
3 インクジェット記録装置(液体吐出装置)
16 吐出ヘッド
17 サブタンク
36 インク貯留室(液体貯留室)
40 正圧パージ機構(気体導入手段)
41 気体流通室
41a 気体導入孔
44 圧力緩衝室
44a 連通孔
44b 第1大気開放孔
45a 第2大気開放孔
47 開閉弁(遮断弁)
48 シールリング
49 シール部材
50 正圧制御弁
62 気体導入パイプ部材
62d 先端部
Claims (7)
- 吐出ヘッドに連通し、その吐出ヘッドに供給する液体が貯留される液体貯留室と、
前記液体貯留室の空気層に連通するとともに、気体を導入するための気体導入孔を有する気体流通室と、
前記気体導入孔を開閉可能な開閉弁と、
前記気体導入孔から気体を導入することによって、前記液体貯留室の液体を前記吐出ヘッドに送り込み、前記吐出ヘッドから強制的に液体を吐出させる気体導入手段と、
前記気体流通室に連通孔を介して連通するとともに、大気開放孔を有する圧力緩衝室と、
前記圧力緩衝室内の正圧が所定値を超えた場合に前記大気開放孔を開く正圧制御弁と、
前記連通孔を開閉可能な遮断弁とを備えていることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記開閉弁が前記気体導入孔を開くときは前記遮断弁が前記連通孔を閉じ、前記開閉弁が前記気体導入孔を閉じるときは前記遮断弁が前記連通孔を開く構成である請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記気体導入孔は前記連通孔に対向配置され、前記開閉弁は前記連通孔から離反する方向に付勢手段により付勢されて前記気体導入孔を閉じるものであり、
前記開閉弁は、前記付勢手段の付勢力に抗して前記気体導入孔を開放するときに前記連通孔を閉塞することで、前記遮断弁を兼ねている請求項1又は2に記載の液体吐出装置。 - 前記気体導入孔と前記連通孔とは上下に対向配置されており、前記開閉弁が上下に変位されることで前記気体導入孔及び前記連通孔を開閉する構成である請求項3に記載の液体吐出装置。
- 前記開閉弁は、前記液体貯留室内の液体が所定量以上減ることで前記気体流通室に生じる負圧により、前記付勢手段の付勢力に打ち勝って前記気体導入孔を開く構成である請求項3又は4に記載の液体吐出装置。
- 前記圧力緩衝室には、前記圧力緩衝室内の負圧が所定値を超えた場合に大気開放する負圧制御弁が設けられていない構成である請求項5に記載の液体吐出装置。
- 前記気体導入手段は、前記気体導入孔に気体を導入する気体導入パイプ部材をさらに備え、
前記気体導入パイプ部材は、前記気体導入孔に向かって接近することで前記気体流通室に気密的に連通されると共にその先端部で前記開閉弁を押し込んで前記気体導入孔を開く構成である請求項1乃至6のいずれかに記載の液体吐出装置。
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