JP2008160464A - 壁掛金具補強材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 強度が充分でない部分を有する壁面でも所望の位置に表示装置を確実に取付けることができ、しかも種々のサイズの表示装置に対応して簡便に設置することができる壁掛金具補強材を提供すること。
【解決手段】 床面から壁面に接して略垂直方向に伸びる2本の支柱を備える壁掛金具補強材であって、該支柱は、壁掛金具を取付ける取付部を有して下端部が床面又は床付近の壁面に固定される下側支柱と、同じく壁掛金具を取付ける取付部を有して上端部が天井に固定される上側支柱とからなり、該上側支柱は、支柱全体の長さを調整自在に、前記下側支柱の内側に部分的に納められ、又は前記下側支柱を内側に部分的に納め、該下側支柱に固定されることを特徴とする壁掛金具補強材とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 床面から壁面に接して略垂直方向に伸びる2本の支柱を備える壁掛金具補強材であって、該支柱は、壁掛金具を取付ける取付部を有して下端部が床面又は床付近の壁面に固定される下側支柱と、同じく壁掛金具を取付ける取付部を有して上端部が天井に固定される上側支柱とからなり、該上側支柱は、支柱全体の長さを調整自在に、前記下側支柱の内側に部分的に納められ、又は前記下側支柱を内側に部分的に納め、該下側支柱に固定されることを特徴とする壁掛金具補強材とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、壁掛金具補強材に関し、より詳しくは、強度が充分でない部分を有する壁面に対して、大型且つ薄型の表示装置やこれを壁面に取付けるための壁掛金具を固定するための壁掛金具補強材に関するものである。
近年、表示装置は大型化しており、特に液晶テレビやプラズマテレビ等は、一般家庭においても、大型且つ薄型のものが使用されるようになっている。このように大型且つ薄型のものは、壁に掛けて使用することが、スペースの上でも見やすさの面でも好ましい。
表示装置用の壁掛金具として、例えば表示装置を掛けるための枠を直接壁に取付け、その枠に液晶テレビ等を固定するものが提案されている。
表示装置用の壁掛金具として、例えば表示装置を掛けるための枠を直接壁に取付け、その枠に液晶テレビ等を固定するものが提案されている。
このような枠に表示装置を取付ける場合、枠を取付ける壁の強度が問題となる。即ち、薄型とはいえ大型の表示装置を取付けるには、壁に相応の強度を要するが、壁全体の強度が充分でない場合には当然問題であるが、枠を取付ける位置の壁の強度が充分でない場合も問題である。前者の場合には壁に直接枠を取付けることができず、後者の場合でも所望の位置に枠を取付けることができず、位置をずらして設置することになり、見づらかったり、邪魔になったりするということになる。
そこで、床面に沿う底板から壁にそって伸びる2本の柱状体に、薄型ディスプレイ装置(表示装置)が取付けられた枠を固定し、表示装置の重量が前記柱状柱及び底板を介して床面で支えられる構成にした薄型ディスプレイ装置の取付け装置が提案されている(下記特許文献1参照)。この取付け装置によれば、壁面に負荷を与えることなく、安定して表示装置を実質的に部屋の壁面に設置できるということである。
しかしながら、たとえ通常状態では安定して設置できるとしても、全く壁面にも床面にも固定されていないので、地震発生時には倒れることが懸念される。また、表示装置は2本の柱状体に取付けられ、その柱状体は底板に固定されて可動式ではないので、表示装置の幅に合わせて取付け装置を作製する必要がある。この幅だけでなく、表示装置の重量等も考慮して底板の奥行や垂直方向の取付け位置を設定しなければ、表示装置が壁面と反対側に倒れようとするモーメントが働き、安定して設置することは困難と考えられる。
しかしながら、たとえ通常状態では安定して設置できるとしても、全く壁面にも床面にも固定されていないので、地震発生時には倒れることが懸念される。また、表示装置は2本の柱状体に取付けられ、その柱状体は底板に固定されて可動式ではないので、表示装置の幅に合わせて取付け装置を作製する必要がある。この幅だけでなく、表示装置の重量等も考慮して底板の奥行や垂直方向の取付け位置を設定しなければ、表示装置が壁面と反対側に倒れようとするモーメントが働き、安定して設置することは困難と考えられる。
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、強度が充分でない部分を有する壁面でも所望の位置に表示装置を確実に取付けることができ、しかも種々のサイズの表示装置に対応して簡便に設置することができる壁掛金具補強材を提供するものである。
請求項1に係る発明は、床面から壁面に接して略垂直方向に伸びる2本の支柱を備える壁掛金具補強材であって、該支柱は、壁掛金具を取付ける取付部を有して下端部が床面又は床付近の壁面に固定される下側支柱と、同じく壁掛金具を取付ける取付部を有して上端部が天井に固定される上側支柱とからなり、該上側支柱は、支柱全体の長さを調整自在に、前記下側支柱の内側に部分的に納められ、又は前記下側支柱を内側に部分的に納め、該下側支柱に固定されることを特徴とする壁掛金具補強材に関する。
請求項2に係る発明は、前記2本の支柱における上側支柱を渡して略水平方向に配置されるロングサドルを備えることを特徴とする請求項1記載の壁掛金具補強材に関する。
請求項3に係る発明は、前記ロングサドルは、壁面に固定されることを特徴とする請求項2記載の壁掛金具補強材に関する。
請求項4に係る発明は、床面から壁面に接して略垂直方向に伸びる2本の支柱と、該2本の支柱の各上部を渡して略水平方向に配置され、壁面に固定されるロングサドルとを備える壁掛金具補強材であって、前記支柱は、壁掛金具を取付ける取付部を有して下端部が床面又は壁面に固定され、前記ロングサドルは、壁面への固定位置に応じて、前記支柱の上端側に固定されることを特徴とする壁掛金具補強材に関する。
請求項5に係る発明は、前記支柱は、壁掛金具を取付ける取付部を有して下端部が床面又は壁面に固定される下側支柱と、同じく壁掛金具を取付ける取付部を有する上側支柱とからなり、該上側支柱は、支柱全体の長さを調整自在に、前記下側支柱の内側に部分的に納められ、又は前記下側支柱を内側に部分的に納め、前記ロングサドルの壁面への固定位置に応じて、該下側支柱に固定されることを特徴とする請求項4記載の壁掛金具補強材に関する。
請求項6に係る発明は、前記支柱又は下側支柱には、その長手方向に沿って当該壁掛金具補強材に取付ける表示装置の配線を収容するための配線処理カバーを備えたことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の壁掛金具補強材に関する。
請求項1に係る発明によれば、共に壁掛金具を取付ける取付部(取付部又はスライドナット)を有し、床面又は床付近の壁面に固定される下側支柱と、天井に固定される上側支柱からなり、床面から壁面に接して略垂直方向に伸びる2本の支柱を備え、上側支柱が、支柱全体の長さを調整自在に、下側支柱の内側に部分的に納められ、又は下側支柱を内側に部分的に納めて固定されるので、2本の支柱の間隔を任意に設定し、表示装置を設置する部屋の床から天井までの高さに支柱を合わせ、床又は床付近の壁面及び天井に支柱を固定することができる。よって、強度が充分でない壁面でも所望の位置に表示装置を確実に取付けることができ、しかも種々のサイズの表示装置に対応して簡便に設置することが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、上側支柱を渡して略水平方向に配置するロングサドルを備えたので、支柱の水平方向の振れを止めることができ、壁掛金具補強材をより安定させることができる。
請求項3に係る発明によれば、ロングサドルを壁面に固定したので、特に、表示装置を前傾して取付ける場合には、前方下方向へのモーメントが働いて表示装置の上の上側支柱の上端部側が前方下方向に倒れることを防ぐことができる。
請求項4に係る発明によれば、壁掛金具を取付ける取付部を有し、床面又は床付近の壁面に固定され、床面から壁面に接して略垂直方向に伸びる2本の支柱と、2本の支柱の各上部を渡して略水平方向に配置され、壁面に固定されるロングサドルを備え、ロングサドルは、壁面への固定位置に応じて支柱に固定されるので、2本の支柱の間隔を任意に設定し、ロングサドルの支柱への取付位置を調整して、強度が十分な壁面部分にロングサドルを固定することができる。よって、壁面強度が不十分な部分があっても、強度が充分な壁面部分に任意に対応して壁掛金具補強材を設置し、壁掛金具や表示装置を確実に取付けることができ、種々のサイズの表示装置に対応して簡便に設置することが可能である。
また、ロングサドルを、支柱の上部を渡して略水平方向に壁面に固定していることによって、特に、表示装置を前傾して取付ける場合には、前方下方向へのモーメントが働いて表示装置の上の支柱の上端側が前方下方向に倒れることを防ぐことができる。
また、ロングサドルを、支柱の上部を渡して略水平方向に壁面に固定していることによって、特に、表示装置を前傾して取付ける場合には、前方下方向へのモーメントが働いて表示装置の上の支柱の上端側が前方下方向に倒れることを防ぐことができる。
請求項5に係る発明によれば、前記2本の支柱が、共に壁掛金具を取付ける取付部(取付部又はスライドナット)を有し、床面又は床付近の壁面に固定される下側支柱と、上側支柱からなり、2本の支柱の各上部を渡して略水平方向に配置され、壁面に固定されるロングサドルを備え、上側支柱が、支柱全体の長さを調整自在に、下側支柱の内側に部分的に納められ、又は下側支柱を内側に部分的に納め、ロングサドルの壁面への固定位置に応じて下側支柱に固定されるので、上側支柱の長さを調整して、強度が十分な壁面部分にロングサドルを固定することができる。
請求項6に係る発明によれば、支柱又は下側支柱には、当該壁掛金具補強材に取付ける装置の配線を収容するための配線処理カバーを備えたので、邪魔になったり配線を引掛けたりすることを防止でき、表示装置周辺の美観にも配慮したものとすることができる。
以下、本発明に係る壁掛金具補強材の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る壁掛金具補強財の第1実施形態の一例を示す斜視図である。図2は、図1における下側支柱を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図である。図3は、図1における上側支柱を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図、(d)は正面視における上端部の拡大図、(e)は平面拡大図である。
壁掛金具補強材(1)は、床面から略垂直方向に伸びる2本の支柱(2)で構成される。
図1は、本発明に係る壁掛金具補強財の第1実施形態の一例を示す斜視図である。図2は、図1における下側支柱を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図である。図3は、図1における上側支柱を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図、(d)は正面視における上端部の拡大図、(e)は平面拡大図である。
壁掛金具補強材(1)は、床面から略垂直方向に伸びる2本の支柱(2)で構成される。
支柱(2)は、下側支柱(3)と、下側支柱(3)の内側に部分的に収容されて、後述するスライドナットを用いて固定されている上側支柱(4)とからなる。このスライドナットによって、下側支柱(3)に収容される上側支柱(4)の部分を任意に変更可能で、支柱全体を所望の長さに調整自在になっている。
下側支柱(3)は、角パイプ状で、正面側において上端側から中央部へかけて複数の壁掛金具(100)を取付ける取付部(31)を備え、下端部が壁面に固定される。
上側支柱(4)は、上端部を除いて下側支柱(3)より一回り小さい角パイプ状であって、正面側では長手方向に下端から上端部手前まで中央部分が開口した開口部(42)を有し、上端部の固定部(41)において天井にネジ固定されている。壁掛金具(100)は、開口部(42)に嵌められる後述するスライドナットによって、開口部(42)の任意の位置で取付けることができる。
下側支柱(3)は、角パイプ状で、正面側において上端側から中央部へかけて複数の壁掛金具(100)を取付ける取付部(31)を備え、下端部が壁面に固定される。
上側支柱(4)は、上端部を除いて下側支柱(3)より一回り小さい角パイプ状であって、正面側では長手方向に下端から上端部手前まで中央部分が開口した開口部(42)を有し、上端部の固定部(41)において天井にネジ固定されている。壁掛金具(100)は、開口部(42)に嵌められる後述するスライドナットによって、開口部(42)の任意の位置で取付けることができる。
ここで、前述のように構成される支柱(2)が取付けられる壁面について説明する。
図4は、一般的な壁面構造の例を模式的に示す構成図である。図5は、図4の壁面に壁掛金具補強材及び壁掛金具を取付けた様子を示す状態図であり、(a)は側面図、(b)は拡大斜視図である。
一般的な壁面構造としては、コンクリートやALC(Autoclaved Light-weight Concrete)作り等の壁(210)に、室外はモルタル塗装されてタイル張りされた外壁(211)で、室内側では、壁(210)にプラスターボードの内壁(212)が貼り付けられ、この内壁(212)にクロス(213)が貼られている。プラスターボードの内壁(212)は、GL(Gypsum Lining)工法でコンクリートの壁(210)に、縦横に約450mm間隔で置かれたダンゴ状のボンド(214)を介して直接貼り付けられ、壁下地を作って貼ることは少ない。壁(210)とプラスターボードの内壁(212)の隙間は約15mmと狭い。
図4は、一般的な壁面構造の例を模式的に示す構成図である。図5は、図4の壁面に壁掛金具補強材及び壁掛金具を取付けた様子を示す状態図であり、(a)は側面図、(b)は拡大斜視図である。
一般的な壁面構造としては、コンクリートやALC(Autoclaved Light-weight Concrete)作り等の壁(210)に、室外はモルタル塗装されてタイル張りされた外壁(211)で、室内側では、壁(210)にプラスターボードの内壁(212)が貼り付けられ、この内壁(212)にクロス(213)が貼られている。プラスターボードの内壁(212)は、GL(Gypsum Lining)工法でコンクリートの壁(210)に、縦横に約450mm間隔で置かれたダンゴ状のボンド(214)を介して直接貼り付けられ、壁下地を作って貼ることは少ない。壁(210)とプラスターボードの内壁(212)の隙間は約15mmと狭い。
このような強度が充分でないプラスターボードの内壁(212)に、壁掛金具(100)を直接取付けることはできない。
そこで、本第1実施形態の壁掛金具補強材(1)を、床から天井までの支柱(2)として設け、これに壁掛金具(100)を設置する。この場合、支柱(2)を固定するのは、下側支柱(3)の下端部と、上側支柱(4)の上端部の固定部(41)だけであるが、これらの固定箇所にのみ壁掛金具(100)及びこれに掛ける表示装置の荷重がかかるわけではなく、2本の支柱(2)全体として支えることになるため、薄型とはいえ大型の表示装置を壁掛金具(100)とともに支えることができる。これに対し、例えば、表示装置を取付けるための矩形の枠を、その四隅で壁に固定する場合には、枠と表示装置の荷重がこの4箇所に集中することになる。
そこで、本第1実施形態の壁掛金具補強材(1)を、床から天井までの支柱(2)として設け、これに壁掛金具(100)を設置する。この場合、支柱(2)を固定するのは、下側支柱(3)の下端部と、上側支柱(4)の上端部の固定部(41)だけであるが、これらの固定箇所にのみ壁掛金具(100)及びこれに掛ける表示装置の荷重がかかるわけではなく、2本の支柱(2)全体として支えることになるため、薄型とはいえ大型の表示装置を壁掛金具(100)とともに支えることができる。これに対し、例えば、表示装置を取付けるための矩形の枠を、その四隅で壁に固定する場合には、枠と表示装置の荷重がこの4箇所に集中することになる。
このように2本の支柱(2)として表示装置等を支えることができる壁掛金具補強材(1)の細部の構造について、説明していく。
図6は、上側支柱の上端部の拡大図である。
図3、図5(b)及び図6に示すように、上側支柱(4)の上端部の固定部(41)は、正面側で長手方向に下端から上端部手前まで中央部分が開口した角パイプ状が、上端部手前において略背面だけとなり、正面側に略直角に折れ曲って突出した上端部を有する。この折れ曲った箇所には2つの長穴(43)が設けられている。この長穴(43)によって、天井付近において天井側だけでなく壁面側にもビス止めすることができ、より強度が高いところを選択して上側支柱(4)を固定することが可能となる。
図6は、上側支柱の上端部の拡大図である。
図3、図5(b)及び図6に示すように、上側支柱(4)の上端部の固定部(41)は、正面側で長手方向に下端から上端部手前まで中央部分が開口した角パイプ状が、上端部手前において略背面だけとなり、正面側に略直角に折れ曲って突出した上端部を有する。この折れ曲った箇所には2つの長穴(43)が設けられている。この長穴(43)によって、天井付近において天井側だけでなく壁面側にもビス止めすることができ、より強度が高いところを選択して上側支柱(4)を固定することが可能となる。
なお、上側支柱(4)の上端部に設ける固定部(41)の形状は、図示例に限るものではなく、確実に天井付近に固定することができればよい。従って、固定部(41)は別途作製して上側支柱(4)に取付ける構成であってもよい。
これら上側支柱(4)及び下側支柱(3)には、一般構造用炭素鋼管等を用いることができ、鋼材であれば特に限定されない。
これら上側支柱(4)及び下側支柱(3)には、一般構造用炭素鋼管等を用いることができ、鋼材であれば特に限定されない。
図7は、下側支柱の下端部を壁面に固定するサドルを示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。
サドル(6)は、下側支柱(3)の正面及び両側面に沿う平面視コの字形部分と、一方の側面の背面側に壁に沿ってネジ固定する部分とからなる。直接下側支柱(3)にネジ穴を開ける等してもよいが、図示例の構成にすることによって、下側支柱の下端部において、垂直方向に任意にずらしてネジ固定することができ、より強度が高い壁面部分を選択して下側支柱(3)を固定することが可能となる。
サドル(6)は、下側支柱(3)の正面及び両側面に沿う平面視コの字形部分と、一方の側面の背面側に壁に沿ってネジ固定する部分とからなる。直接下側支柱(3)にネジ穴を開ける等してもよいが、図示例の構成にすることによって、下側支柱の下端部において、垂直方向に任意にずらしてネジ固定することができ、より強度が高い壁面部分を選択して下側支柱(3)を固定することが可能となる。
なお、ネジ固定部分は、一方の側面に備えられていれば下側支柱(3)の下端部を確実に固定できるが、両方の側面にそなえるようにすれば、より安定して固定することが可能となる。
また、本第1実施形態の壁掛金具補強材(1)においては、下側支柱(3)は壁面に固定される例を示したが、床面に固定されるようにすることも可能である。
また、本第1実施形態の壁掛金具補強材(1)においては、下側支柱(3)は壁面に固定される例を示したが、床面に固定されるようにすることも可能である。
図8は、上側支柱の開口部に嵌めるスライドナットを示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図、(d)は下側支柱と上側支柱のつなぎ目にある様子を示す状態図である。
スライドナット(7)は、上側支柱(4)の上端側又は下端側から嵌め込んで、開口部(42)からスライドナット(7)のツマミ(71)を出して上側支柱(4)内を長手方向にスライドすることができるようになっている。ツマミ(71)を下側支柱(3)の上端に合わせると、下側支柱(3)の皿押し(32)とスライドナット(7)のボルト穴(72)が一致し、下側支柱(3)とスライドナット(7)をボルト固定することができる。このボルトは、スライドナット(7)の背面から出て上側支柱(4)の背面側を押付け、下側支柱(3)と上側支柱(4)を固定することができる。従って、このスライドナット(7)を用いて上側支柱(4)を下側支柱(3)の内側に任意の長さだけ納めるようにして、支柱(2)全体を任意の長さで、上側支柱(4)と下側支柱(4)を固定することができる。
また、スライドナット(7)は、下側支柱(4)と上側支柱(4)を固定する場合と同様にして、壁掛金具(100)の上部を上側支柱(4)に固定するためにも使用される。
スライドナット(7)は、上側支柱(4)の上端側又は下端側から嵌め込んで、開口部(42)からスライドナット(7)のツマミ(71)を出して上側支柱(4)内を長手方向にスライドすることができるようになっている。ツマミ(71)を下側支柱(3)の上端に合わせると、下側支柱(3)の皿押し(32)とスライドナット(7)のボルト穴(72)が一致し、下側支柱(3)とスライドナット(7)をボルト固定することができる。このボルトは、スライドナット(7)の背面から出て上側支柱(4)の背面側を押付け、下側支柱(3)と上側支柱(4)を固定することができる。従って、このスライドナット(7)を用いて上側支柱(4)を下側支柱(3)の内側に任意の長さだけ納めるようにして、支柱(2)全体を任意の長さで、上側支柱(4)と下側支柱(4)を固定することができる。
また、スライドナット(7)は、下側支柱(4)と上側支柱(4)を固定する場合と同様にして、壁掛金具(100)の上部を上側支柱(4)に固定するためにも使用される。
図9は、下側支柱に取付けて配線を通すための配線処理カバーを示し、(a)は平面図、(b)はパイプ勘合状態の平面図である。
配線処理カバー(8)は、例えばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)等の樹脂製で下側支柱(3)の正面及び両側面を覆う断面形状が略コの字形部分(81)と、配線導入口を有して一方の側面側に形成された断面形状が矩形の配線収容部(82)とからなる。この配線処理カバー(8)を下側支柱(3)に装着すれば、壁掛金具(100)を介して壁掛金具補強材(1)に取付けた表示装置の下部につながる配線を、下側支柱(3)に沿って収容することができるので、邪魔になったり配線を引掛けたりすることがなく、表示装置周辺の美観にも配慮したものとなる。
配線処理カバー(8)は、例えばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)等の樹脂製で下側支柱(3)の正面及び両側面を覆う断面形状が略コの字形部分(81)と、配線導入口を有して一方の側面側に形成された断面形状が矩形の配線収容部(82)とからなる。この配線処理カバー(8)を下側支柱(3)に装着すれば、壁掛金具(100)を介して壁掛金具補強材(1)に取付けた表示装置の下部につながる配線を、下側支柱(3)に沿って収容することができるので、邪魔になったり配線を引掛けたりすることがなく、表示装置周辺の美観にも配慮したものとなる。
図10は、2本の支柱間に配置されるロングサドルを示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。図11は、図10のロングサドルにおけるサドル部の支柱への装着状態を示す部分拡大図である。
ロングサドル(9)は、正面形状が細長い矩形の板状部分(11)と、左右両端部に設けられた支柱(2)の側面及び正面を覆って壁面に固定するサドル部(12)とで構成される。板状部分(11)には、長手方向に複数の長穴(13)及び両端部の丸穴(14)が設けられ、これらを介して壁面にネジ固定できるようになっている。また、ロングサドル(9)の両端部に位置するサドル部(12)にも、同様の丸穴(15)が設けられている。
ロングサドル(9)は、正面形状が細長い矩形の板状部分(11)と、左右両端部に設けられた支柱(2)の側面及び正面を覆って壁面に固定するサドル部(12)とで構成される。板状部分(11)には、長手方向に複数の長穴(13)及び両端部の丸穴(14)が設けられ、これらを介して壁面にネジ固定できるようになっている。また、ロングサドル(9)の両端部に位置するサドル部(12)にも、同様の丸穴(15)が設けられている。
ロングサドル(9)は、サドル部(12)を2本の上側支柱(4)に装着し、上側支柱(4)を渡して略水平方向に配置され、少なくとも丸穴(14,15)で壁面にネジ固定される。このようにロングサドル(9)を2本の支柱(2)の上部を渡して、支柱(2)と略直角に配置することによって、支柱(2)の水平方向の振れを止めて安定させることができる。従って、サドル部(12)は丸穴(14,15)によって壁面に固定せず、直接支柱(2)に固定しても振れ止め効果を得ることが可能である。図示例のように壁面に固定されていれば、床付近の壁面及び天井への固定に加えて計6箇所で壁掛金具補強材(1)がより安定して固定されることになる。
また、壁面の柱や間柱があれば、これに長穴(13)を合わせてネジ固定することによって、壁掛金具補強材(1)が壁面に強固に固定することができる。
また、壁面の柱や間柱があれば、これに長穴(13)を合わせてネジ固定することによって、壁掛金具補強材(1)が壁面に強固に固定することができる。
ロングサドル(9)や前述のサドル(6)として用いる材質は限定されないが、強度を合わせるという観点からは、上側支柱(4)や下側支柱(3)と同様の鋼材を用いることが好ましい。
本第1実施形態の壁掛金具補強材(1)には、例えば図1に示す壁掛金具(100)を取付け、この壁掛金具(100)に表示装置を取付けるようにすることができる。
壁掛金具(100)は、上下2本の横フレーム及び左右2本の縦フレームからなり、該上側横フレームの下端に溝を有し、表示装置の外形より小さい矩形の壁面取付枠(101)と、上側横フレームの溝と勘合可能に形成された取付部を備え、該取付部を上側横フレームの溝に引掛け、下側横フレームに当接させる2本の取付杆部(102)とで構成される。なお、図1において、紙面右側の取付杆部(102)は該取付杆部(102)に収納されているスタンドを出した配線処理時の状態を示し、右側がスタンド収納時の状態を示している。
壁掛金具(100)は、上下2本の横フレーム及び左右2本の縦フレームからなり、該上側横フレームの下端に溝を有し、表示装置の外形より小さい矩形の壁面取付枠(101)と、上側横フレームの溝と勘合可能に形成された取付部を備え、該取付部を上側横フレームの溝に引掛け、下側横フレームに当接させる2本の取付杆部(102)とで構成される。なお、図1において、紙面右側の取付杆部(102)は該取付杆部(102)に収納されているスタンドを出した配線処理時の状態を示し、右側がスタンド収納時の状態を示している。
表示装置は、取付杆部(102)の前傾した縦杆(103)の正面側に、予め取付けられた後、表示装置が取付けられた取付杆部(102)が壁面取付枠(101)の溝に引掛けて設置される。この壁掛金具(100)は表示装置が前傾して設置されるので、前方下方向へのモーメントが働いて、下側支柱(3)部分では壁側に押す力が強くかかり、壁面に固定されるような形になって安定する。
なお、図示例の壁掛金具(100)に限らず、例えば矩形の枠のみの壁掛金具を壁掛金具補強材(1)に取付け、この枠に直接表示装置を取付けることも可能である。さらに、壁掛金具を取付けることなく、壁掛金具補強材(1)に直接表示装置を取付けて使用することも可能である。これらいずれの場合でも、壁掛金具補強材(1)は、壁掛金具(100)を介して表示装置を取付ける場合と同様の効果を奏することができる。
なお、図示例の壁掛金具(100)に限らず、例えば矩形の枠のみの壁掛金具を壁掛金具補強材(1)に取付け、この枠に直接表示装置を取付けることも可能である。さらに、壁掛金具を取付けることなく、壁掛金具補強材(1)に直接表示装置を取付けて使用することも可能である。これらいずれの場合でも、壁掛金具補強材(1)は、壁掛金具(100)を介して表示装置を取付ける場合と同様の効果を奏することができる。
以上のように、第1実施形態の壁掛金具補強材(1)は、共に壁掛金具を取付ける取付部(31)及びスライドナット(7)を有し、床又は床付近の壁面に固定される下側支柱(3)と天井に固定される上側支柱(4)からなり、床面から壁面に接して略垂直方向に伸びる2本の支柱(2)を備え、上側支柱(4)が、支柱(2)全体の長さを調整自在に、下側支柱(3)の内側に部分的に納められて固定されるので、2本の支柱(2)の間隔を任意に設定し、表示装置を設置する部屋の床から天井までの高さに支柱(2)を合わせ、床又は床付近の壁面及び天井に支柱(2)を固定することができる。よって、壁面強度が不十分で直接壁掛金具(100)を取付不可能な部屋に設置し、壁掛金具(100)及び表示装置を確実に取付けることができ、種々のサイズの表示装置に対応して簡便に設置することが可能である。
壁掛金具補強材(1)に取付けられた壁掛金具(100)及び表示装置の荷重は、床又は床付近の壁面及び天井の計4箇所のみにかかることなく、壁面に接した支柱(2)全体で受け止める。
また、上側支柱(4)を渡して略水平方向に配置するロングサドル(9)を備えたので、支柱(2)の水平方向の振れを止めることができ、壁掛金具補強材(1)をより安定させることができる。このロングサドル(9)を柱や間柱に固定すれば、より強固に壁掛金具補強材(1)を固定することが可能となる。
なお、第1実施形態の壁掛金具補強材(1)を構成する支柱(2)として、上側支柱(4)が下側支柱(3)の内側に納められる例を示したが、下側支柱(3)を内側に納める構成とすることも可能である。
なお、第1実施形態の壁掛金具補強材(1)を構成する支柱(2)として、上側支柱(4)が下側支柱(3)の内側に納められる例を示したが、下側支柱(3)を内側に納める構成とすることも可能である。
図12は、本発明に係る壁掛金具補強材の第2実施形態の一例を示す斜視図である。図13は、図12における上側支柱を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。本第2実施形態の壁掛金具補強材(111)の各構成要素については、第1実施形態の壁掛金具補強材(1)と同じ要素については、同じ符号を付して示し、説明は省略する。
本第2実施形態における壁掛金具補強材(111)は、上側支柱(104)の構成が異なる以外は、第1実施形態の壁掛金具補強材(1)と全く同じ構成要素を備えている。
上側支柱(104)は、基本的には第1実施形態の上側支柱(4)と同様であるが、上端部の固定部を備えず、下側支柱(3)より一回り小さい角パイプ状であって、正面側では長手方向に下端から上端まで中央部分が開口した開口部(142)を有している。
上側支柱(104)は、直接天井に固定することなく、2本の上側支柱(104)の各上部を渡して配置されるロングサドル(9)が壁面を介して柱や間柱にネジ固定されることによって、間接的に固定される。従って、上側支柱(104)の長さは、天井まで要することなく、第1実施形態の上側支柱(4)より短いもので足りる。
上側支柱(104)は、基本的には第1実施形態の上側支柱(4)と同様であるが、上端部の固定部を備えず、下側支柱(3)より一回り小さい角パイプ状であって、正面側では長手方向に下端から上端まで中央部分が開口した開口部(142)を有している。
上側支柱(104)は、直接天井に固定することなく、2本の上側支柱(104)の各上部を渡して配置されるロングサドル(9)が壁面を介して柱や間柱にネジ固定されることによって、間接的に固定される。従って、上側支柱(104)の長さは、天井まで要することなく、第1実施形態の上側支柱(4)より短いもので足りる。
従って、本第2実施形態の壁掛金具補強材(111)においては、天井までの長さ調整が不要なため、支柱(2)を下側支柱(3)のみで構成することも可能である。この場合、支柱の長さ調整ができないので、ロングサドル(9)の支柱(2)への固定位置を変えて、柱や間柱が位置する壁面にロングサドル(9)を固定する。
本第2実施形態の壁掛金具補強材(111)は、ロングサドル(9)を必須の構成要素とし、強度が充分でない部分を有するが、柱や間柱等で強度が充分な部分を有する壁面に対して使用する。
本第2実施形態の壁掛金具補強材(111)は、ロングサドル(9)を必須の構成要素とし、強度が充分でない部分を有するが、柱や間柱等で強度が充分な部分を有する壁面に対して使用する。
第2実施形態の壁掛金具補強材(111)は、壁掛金具を取付ける取付部(31)を有し、床面又は床付近の壁面に固定され、床面から壁面に接して略垂直方向に伸びる2本の支柱と、2本の支柱(2)の各上部を渡して略水平方向に配置され、壁面に固定されるロングサドル(9)を備え、ロングサドル(9)は、壁面への固定位置に応じて支柱(2)に固定されるので、2本の支柱(2)の間隔を任意に設定し、ロングサドル(9)の支柱(2)への取付位置を調整して、強度が十分な壁面部分にロングサドル(9)を固定することができる。よって、壁面強度が不十分な部分があっても、強度が充分な壁面部分に任意に対応して壁掛金具補強材(111)を設置し、壁掛金具や表示装置を確実に取付けることができ、種々のサイズの表示装置に対応して簡便に設置することが可能である。
また、2本の支柱(2)を、共に壁掛金具を取付ける取付部(31)及びスライドナット(7)を有し、床面又は床付近の壁面に固定される下側支柱(3)と、上側支柱(4)とで構成する場合には、2本の支柱(2)の各上部を渡して略水平方向に配置され、壁面に固定されるロングサドル(9)を備え、上側支柱(4)が、支柱(2)全体の長さを調整自在に、下側支柱(3)の内側に部分的に納められ、ロングサドル(9)の壁面への固定位置に応じて下側支柱(3)に固定されるので、上側支柱(4)の長さを調整して、強度が十分な壁面部分にロングサドル(9)を固定することができる。
また、2本の支柱(2)を、共に壁掛金具を取付ける取付部(31)及びスライドナット(7)を有し、床面又は床付近の壁面に固定される下側支柱(3)と、上側支柱(4)とで構成する場合には、2本の支柱(2)の各上部を渡して略水平方向に配置され、壁面に固定されるロングサドル(9)を備え、上側支柱(4)が、支柱(2)全体の長さを調整自在に、下側支柱(3)の内側に部分的に納められ、ロングサドル(9)の壁面への固定位置に応じて下側支柱(3)に固定されるので、上側支柱(4)の長さを調整して、強度が十分な壁面部分にロングサドル(9)を固定することができる。
また、ロングサドル(9)を、支柱(2)の上部を渡して略水平方向に壁面に固定していることによって、特に、表示装置を前傾して取付ける場合には、前方下方向へのモーメントが働いて表示装置の上の支柱(2)の上端側が前方下方向に倒れることを防ぐことができる。なお、表示装置の下の支柱(2)の下端側では、前述のように壁側に押す力が強くかかり、壁面に固定されるような形になって安定するので、ロングサドルを設ける必要はない。
本発明は、壁面に取付けて視聴する大型の液晶テレビやプラズマテレビ等の表示装置やこれを壁面に取付けるための壁掛金具に対して好適に利用されるものである。
1 壁掛金具補強材
2 支柱
3 下側支柱
4 上側支柱
6 サドル
8 配線処理カバー
9 ロングサドル
100 壁掛金具
101 壁面取付枠
102 取付杆部
2 支柱
3 下側支柱
4 上側支柱
6 サドル
8 配線処理カバー
9 ロングサドル
100 壁掛金具
101 壁面取付枠
102 取付杆部
Claims (6)
- 床面から壁面に接して略垂直方向に伸びる2本の支柱を備える壁掛金具補強材であって、
該支柱は、壁掛金具を取付ける取付部を有して下端部が床面又は床付近の壁面に固定される下側支柱と、同じく壁掛金具を取付ける取付部を有して上端部が天井に固定される上側支柱とからなり、
該上側支柱は、支柱全体の長さを調整自在に、前記下側支柱の内側に部分的に納められ、又は前記下側支柱を内側に部分的に納め、該下側支柱に固定されることを特徴とする壁掛金具補強材。 - 前記2本の支柱における上側支柱を渡して略水平方向に配置されるロングサドルを備えることを特徴とする請求項1記載の壁掛金具補強材。
- 前記ロングサドルは、壁面に固定されることを特徴とする請求項2記載の壁掛金具補強材。
- 床面から壁面に接して略垂直方向に伸びる2本の支柱と、該2本の支柱の各上部を渡して略水平方向に配置され、壁面に固定されるロングサドルとを備える壁掛金具補強材であって、
前記支柱は、壁掛金具を取付ける取付部を有して下端部が床面又は壁面に固定され、前記ロングサドルは、壁面への固定位置に応じて、前記支柱の上端側に固定されることを特徴とする壁掛金具補強材。 - 前記支柱は、壁掛金具を取付ける取付部を有して下端部が床面又は壁面に固定される下側支柱と、同じく壁掛金具を取付ける取付部を有する上側支柱とからなり、
該上側支柱は、支柱全体の長さを調整自在に、前記下側支柱の内側に部分的に納められ、又は前記下側支柱を内側に部分的に納め、前記ロングサドルの壁面への固定位置に応じて、該下側支柱に固定されることを特徴とする請求項4記載の壁掛金具補強材。 - 前記支柱又は下側支柱には、その長手方向に沿って当該壁掛金具補強材に取付ける表示装置の配線を収容するための配線処理カバーを備えたことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の壁掛金具補強材。
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JP2010124378A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 壁掛けテレビ用支持装置 |
Citations (3)
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JP2006060754A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Higa-Arts & Metal Inc | 薄型テレビ装着用壁面ユニット |
-
2006
- 2006-12-22 JP JP2006346557A patent/JP2008160464A/ja active Pending
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