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JP2008146880A - コネクタ及び電子制御装置 - Google Patents

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JP2008146880A
JP2008146880A JP2006329862A JP2006329862A JP2008146880A JP 2008146880 A JP2008146880 A JP 2008146880A JP 2006329862 A JP2006329862 A JP 2006329862A JP 2006329862 A JP2006329862 A JP 2006329862A JP 2008146880 A JP2008146880 A JP 2008146880A
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Takayoshi Honda
隆芳 本多
Minoru Hotsuka
稔 穂塚
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Denso Corp
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Abstract

【課題】小型化が可能なコネクタ及び電子制御装置を提供する。
【解決手段】端子51が、ハウジング52に対してプリント基板31の平面に沿う方向及び平面に垂直な方向に複数配置されてなるコネクタ50であって、端子51は、脚部の長さが、ハウジング52におけるプリント基板31の平面に垂直な方向の段位置に応じて、プリント基板31に近い側ほど短くされており、端子51の挿通方向において、端子51を保持するハウジング52の側面部の厚さが、最上段の端子51を保持する端子保持部位57よりも、最下段の端子51を保持する端子保持部位58からプリント基板31と対向する下端までの領域のほうが薄くされ、且つ、端子保持部位58から下端までの領域のランドと接続される側の面のほうが、端子保持部位57のランドと接続される側の面よりも、端子51の外部コネクタと接続される端部に近い側とされている。
【選択図】図4

Description

本発明は、コネクタ及び当該コネクタを含む電子制御装置に関するものである。
従来、絶縁材料からなるハウジングから延出された一方の端部が回路基板に設けられたランドと接続され、ハウジングから延出された他方の端部が外部コネクタと接続される端子を含むコネクタを、回路基板に実装してなる電子制御装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
コネクタを構成する端子は、回路基板の平面方向の一方向におけるコネクタ(又は回路基板、電子制御装置)の体格を小型化するために、ハウジングに対して回路基板の平面に沿う一方向に複数配置されるだけでなく、平面に垂直な方向に多段に配置されている。また、ランドと接続される一方の端部(ハウジングから延出された脚部)の長さは、平面に垂直な方向の段位置に応じて回路基板に近い側ほど短くされている(例えば特許文献2参照)。
特開2005−327643号公報 特開2000−164273号公報
ところで、ハウジングに対する端子の挿通方向(回路基板の平面に沿う一方向に垂直な方向)において、コネクタ(又は回路基板、電子制御装置)を小型化しようとした場合、ハウジングにおいて、端子の挿通部分を保持する部分の厚さ(端子の挿通方向の厚さ)を薄くすることが考えられる。しかしながら、ハウジングの厚さを薄くすると、その分端子の保持力が低下して端子にがたつきが生じやすくなるため、端子と対応するランドとの間に位置ずれが生じる恐れがある。また、外部コネクタが嵌合した際の端子のがたつきによって、端子と対応するランドとの間の接続信頼性が低下する恐れがある。
また、端子をハウジングに近づける(脚部の長さを短くする)ことによって、ハウジングに対する端子の挿通方向の小型化を図ることも考えられる。例えば一般的な挿入実装構造の端子のように、ハウジングから延出される脚部が逆L字状の場合には、脚部のうち、ハウジングの端子延出面に対して垂直な部分(回路基板に対して平行な部分)を短くすることが考えられる。しかしながら、ハウジングに棒状の端子部材を挿通させた状態で、端子部材を折曲させて逆L字状の脚部を有する端子とする場合には、折り曲げによる端子部材の反力(ばね力)を考慮して、端子延出面の垂線と端子部材とのなす角が90°よりも大きい角度(例えば100°)まで端子部材を曲げる必要がある。しかしながら、端子をハウジングに近づけると、端子や端子を曲げるための冶具がハウジングに接触し、所定形状の曲げ端子を形成することができない恐れがある。また、コネクタが、複数の端子をランドに対して位置決めするための整列板を含む場合、端子をハウジングに近づけると、整列板がハウジングと接触することが考えられる。また、整列板とハウジングとの接触を避けようとすると、平面に垂直な方向のコネクタの体格が大きくなる恐れがある。
本発明は上記問題点に鑑み、小型化が可能なコネクタ及び電子制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1〜10いずれかに記載のコネクタは、絶縁材料からなるハウジングと、ハウジングに挿通され、ハウジングから延出された一方の端部が回路基板に設けられたランドと接続され、ハウジングから延出された他方の端部が外部コネクタと接続される端子とを備え、端子が、ハウジングに対して回路基板の平面に沿う方向及び平面に垂直な方向に複数配置されたものである。そして、請求項1に記載の発明において、端子は、ランドと接続される一方の端部の長さが、ハウジングにおける回路基板の平面に垂直な方向の段位置に応じて、回路基板に近い側ほど短くされており、端子の挿通方向において、端子を保持するハウジングの側面部の厚さが、回路基板から最も離れた最上段の端子を保持する端子保持部位よりも、回路基板に最も近い最下段の端子を保持する端子保持部位から回路基板と対向する下端までの領域のほうが薄くされ、且つ、最下段の端子を保持する端子保持部位から回路基板と対向する下端までの領域のランドと接続される側の面のほうが、最上段の端子を保持する端子保持部位のランドと接続される側の面よりも、外部コネクタと接続される端部に近い側とされていることを特徴とする。
このような構成とすると、端子の挿通方向において、一番ハウジングに近い側の最下段の端子を外部コネクタとの接続側に近づけることができる。そして、最下段の端子を外部コネクタとの接続側に近づけた分、残りの端子も外部コネクタとの接続側に近づけることができる。すなわち、ハウジングに対する端子の挿通方向において、コネクタを小型化することができる。
なお、端子と対応するランドとの位置ずれ量は、ハウジングから延出されたランドと接続される一方の端部の、狙い位置(正規の配置)からのずれ角度が同じでも、端部の長さが長いほど大きくなる。本発明においては、上述したように、最上段の端子を保持する端子保持部位よりも最下段の端子を保持する端子保持部位のほうが薄くなるようにしているので、ハウジングの一部分を他の部分よりも薄肉としながらも、端子と対応するランドとの位置ずれ量を小さくすることができる。
請求項1に記載の発明においては、請求項2に記載のように、ランドと接続される一方の端部の長さに応じて、短い端子を保持する端子保持部位ほど薄くされた構成としても良い。このような構成とすると、ランドと接続される一方の端部の長さに応じて端子がハウジングに保持されることとなり、端子と対応するランドとの位置ずれを抑制することができる。
次に、請求項3に記載の発明において、端子は、ランドと接続される一方の端部の長さが、ハウジングにおける回路基板の平面に垂直な方向の段位置に応じて、回路基板に近い側ほど短くされており、ハウジングの端子を保持する側面部は、回路基板に最も近い最下段の端子を保持する端子保持部位よりも回路基板に近い側であって、少なくとも回路基板と対向する下端から所定範囲の領域に、端子の挿通方向の厚さが端子保持部位よりも薄く、且つ、端子の挿通方向において、ランドと接続される側の面が、端子保持部位のランドと接続される側の面よりも、外部コネクタと接続される端部に近い側とされた薄肉領域を有することを特徴とする。
このような構成とすると、端子の種類や整列板の有無に関係なく、端子の挿通方向において、一番ハウジングに近い側の最下段の端子を外部コネクタとの接続側に近づけることができる。そして、最下段の端子を外部コネクタとの接続側に近づけた分、残りの端子も外部コネクタとの接続側に近づけることができる。すなわち、ハウジングに対する端子の挿通方向において、コネクタを小型化することができる。
請求項3に記載の発明においては、請求項4に記載のように、端子がハウジングに挿通された棒状の端子部材を折曲してなる曲げ端子であり、薄肉領域のランドと接続される側の面は、棒状の端子部材の曲げを妨げない位置とされていることが好ましい。
このような構成とすると、端子部材を所望の位置まで曲げて、ランドと接続される一方の端部が所定形状とされた端子とすることができる。したがって、端子の挿通方向において、コネクタの体格を小型化することができる。
なお、請求項4に記載の発明においては、請求項5に記載のように、薄肉領域のランドと接続される側の面が、棒状の端子部材を曲げる曲げ冶具と干渉しない位置とされていると尚良い。
このような構成とすると、例えばペンチの様に、端子部材を挟んだ状態で曲げる曲げ冶具を採用する場合でも、端子部材を所望の位置まで曲げて、ランドと接続される一方の端部が所定形状とされた端子とすることができる。
請求項3〜5いずれか1項に記載の発明においては、請求項6に記載のように、端子のうち、少なくとも最下段の端子の一部が、端子の挿通方向において、端子保持部位のランドと接続される側の面よりも、外部コネクタと接続される端部に近い側とされた構成としても良い。
このような構成とすると、一番ハウジングに近い側の最下段の端子を外部コネクタとの接続側により近づけることができ、ハウジングに対する端子の挿通方向において、コネクタをより小型化することができる。
請求項1〜6いずれか1項に記載の発明においては、請求項7に記載のように、端子として、第1端子と第1端子よりも径の太い第2端子を含み、最下段の端子として、第1端子が配置された構成とすることが好ましい。
このようにハウジングから延出された端部の長さが最も短い最下段の端子として第1端子を採用すると、上段に配置される場合よりも端部の長さが短いながらも、端子径が第2端子より細いので、例えばハウジングと回路基板の線膨張係数の差に基づいて応力が生じても、第1端子と対応するランドとのはんだ接合部にクラック等が生じにくい。すなわち、第1端子よりも径の太い第2端子を含む構成でありながら、接続信頼性を向上することができる。また、端子が曲げ端子の場合には、端部の長さが最も短い最下段の端子として第2端子を採用する場合に比べて、最下段の端子を曲げやすくすることができる。なお、請求項7に記載の発明においては、例えば請求項8に記載のように、第1端子が信号伝送用のシグナル端子であり、第2端子が電力伝送用のパワー端子である構成とすることができる。
請求項1〜8いずれか1項に記載の発明においては、例えば請求項9に記載のように、端子が回路基板に設けられた貫通孔に挿入された状態で、ランドと電気的に接続される所謂端子挿入実装構造のコネクタに対して適用することができる。それ以外にも、所謂端子表面実装構造のコネクタに対しても適用することが可能である。
請求項9に記載の発明においては、請求項10に記載のように、端子に対応する貫通孔を有し、回路基板に設けられたランドと接続される側の端部を貫通孔に挿通させた状態で位置決めする整列板を備え、端子の挿通方向において、整列板のハウジングとの対向面が、少なくとも最上段の端子を保持する端子保持部位のランドと接続される面よりも、外部コネクタと接続される端部に近い側とされた構成としても良い。このような構成とすると、整列板を備える構成において、ハウジングに対する端子の挿通方向におけるコネクタの体格を小型化することができる。
なお、請求項1〜10いずれか1項に記載のコネクタは、請求項11に記載のように、コネクタを構成する端子の、ハウジングから延出された一方の端部が接続されたランドを有する回路基板とともに構成される電子制御装置のコネクタとして好適である。このような電子制御装置を構成するコネクタとして、請求項1〜10いずれか1項に記載のコネクタを採用すると、回路基板におけるランドの位置を外部コネクタとの接続側に近づけることができる。すなわち、コネクタ以外の電子部品が実装可能な領域を拡大することができる。したがって、ハウジングに対する端子の挿通方向におけるコネクタ、回路基板、及び電子制御装置の体格を小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成を説明するための、組み付け前の状態を示す分解図である。図2は、コネクタを回路基板に実装した状態の実装部周辺の平面図である。図3は、コネクタを回路基板に実装した状態を外部コネクタとの接続側から見た平面図である。図4は、図3に示すIV−IV線に沿う断面図である。なお、図4においては、便宜上、ランドを含む配線とはんだを省略して図示している。
本実施形態に示す電子制御装置は、非防水構造の電子制御装置であり、例えば車両のエンジンECU(Electric Control Unit)として用いられる。
図1に示すように、電子制御装置100は、主要部として、回路基板30と、回路基板30に実装されるコネクタ50と、を含んでいる。またそれ以外にも、回路基板30及びコネクタ50の一部を収容する筐体10を含んでいる。なお、本実施形態に係る電子制御装置100においては、コネクタ50の構成に特徴がある。
筐体10は、アルミニウム、鉄等の金属材料や合成樹脂材料からなり、回路基板30及びコネクタ50の一部を収容するものである。筐体10の構成部材の個数は特に限定されるものではなく、1つの部材から構成されても良いし、複数の部材から構成されても良い。本実施形態においては、図1に示すように、一方が開放された箱状のケース11と、ケース11の開放面を閉塞する略矩形板状の底の浅いカバー12との2つの部材により構成される。そして、ケース11とカバー12とを組み付けることで、回路基板30及びコネクタ50の一部を収容する内部空間を有した筐体10を構成する。また、筐体10(ケース11)には、コネクタ50に対応したコネクタ用切り欠き部(図示略)が設けられており、回路基板30を収容するようにケース11とカバー12を螺子締結(図示略)した状態で、回路基板30及びコネクタ50の一部(端子51のプリント基板31との接続側を含む)が筐体10内に収容され、コネクタ50の残りの部分(端子51の外部コネクタとの接続側を含む)が筐体10外に露出される。
回路基板30は、図1に示すように、電極としてのランドを含む配線、配線間を接続するビアホール、コネクタ50の端子51が挿入される貫通孔等が形成されてなるプリント基板31に、マイコン、パワートランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品32を実装してなるものである。プリント基板31の構成材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、セラミック、ガラス(例えばガラス布)と樹脂との複合体等の公知材料を適用することができる。また、プリント基板31の層数も特に限定されるものではない。このプリント基板31には、回路基板30と外部とを電気的に接続するコネクタ50が実装されている。
コネクタ50は、導電材料からなる複数の端子51を、絶縁材料からなるハウジング52に対してプリント基板31(回路基板30)の平面に沿う一方向及び平面に垂直な方向に配設してなるものである。端子51は、ハウジング52から延出された一方の端部がプリント基板31のランドとはんだ接合され、ハウジング52から延出された他方の端部が筐体10外に露出されて外部コネクタと電気的に接続される。このような端子51としては、予め所定形状に折曲され、インサート成形によってハウジング52と一体化された所謂打ち抜き端子や、棒状の端子部材をハウジング52に設けた孔部に挿入し、その後折り曲げてなる所謂曲げ端子を採用することができる。また、端子51は、ハウジング52から延出された一端側の部分であって、プリント基板31のランドと接続される側の部分(以下脚部と示す)の長さが、ハウジング52におけるプリント基板31の平面に垂直な方向の段位置に応じて、プリント基板31に近い側ほど短くされている。
本実施形態においては、端子51として黄銅を金属メッキしてなる曲げ端子を採用しており、プリント基板31に設けられた貫通孔に端子51が挿入された状態で、端子51が貫通孔の壁面及び開口周辺に設けられたランドとはんだ接合されるように構成されている。すなわち、コネクタ50として挿入実装型のコネクタを採用している。また、図2及び図3に示すように、複数の端子51は、平面矩形状のハウジング52に対して、ハウジング52の長手方向に複数配設されるとともにプリント基板31の平面に垂直な方向にも複数段配設されている。
また、全ての端子51(各段における端子51)の脚部は、例えば図4に示すように、ハウジング52からプリント基板31の平面と略平行に延出された部位と、この平行部位からプリント基板31に向けてプリント基板31の平面に略垂直に折曲された部位とを含む逆L字状となっている。そして、プリント基板31に最も近い側を最下段(1段目)とすると、プリント基板31から遠い上段側の端子51ほど、プリント基板31においてハウジング52から離れた位置のランドと電気的に接続されるように構成されている。また、ハウジング52は、端子51の挿通方向において、端子51を保持する側面部の厚さが、例えば図4に示すように、プリント基板31から最も離れた最上段の端子51を保持する端子保持部位57(厚さW1)よりも、プリント基板31に最も近い最下段の端子51を保持する端子保持部位58からプリント基板31と対向する下端までの薄肉領域(厚さW2)のほうが薄くされている。より詳しくは、1段目の端子51と2段目の端子51との間の部分を境にして、2段目から最上段までの端子51を保持する端子保持部位を含む上方領域が厚さW1の厚肉領域とされており、1段目の端子51を保持する端子保持部位58を含む下方領域が厚さW2の薄肉領域とされている。また、ハウジング52の側面部において、端子保持部位58を含む薄肉領域のランドと接続される端部側の面のほうが、端子保持部位57のランドと接続される端部側の面よりも、端子51の外部コネクタと接続される端部に近い側(ランドと接続される端部側の面が脚部側から見て奥側にある)とされている。上述した点が本実施形態に係るコネクタ50及び当該コネクタ50を含む電子制御装置100の主たる特徴である。その効果については後述する。
なお、本実施形態においては、端子51として、径の異なる複数種類の端子をそれぞれ複数本含んでいる。より具体的には、図1〜図4に示すように、径の細い第1端子53と第1端子53よりも径の太い第2端子54の2種類の端子51を含んでおり、第1端子53を信号伝送用の所謂シグナル端子として用い、第2端子54を電力伝送用の(パワー素子に電気的に接続され、大電流を伝達する)所謂パワー端子として用いている。そして、コネクタ50は、ハウジング52の長手方向において、複数の第1端子53のみが集められた第1端子ブロック55と、複数の第1端子53と複数の第2端子54が集められた第2端子ブロック56とを、外部コネクタとの接続に供せられる端子ブロックとしてそれぞれ少なくとも1つ有している。本実施形態に係るコネクタ50は、エンジン関係の各系統と電気的に接続される4つの外部コネクタと接続され、この接続に供せられる端子ブロックとして、図2及び図3に示すように、2つの第1端子ブロック55と2つの第2端子ブロック56を有している。そして、図3に示すように、外部コネクタとの接続側において、各端子ブロック55,56がハウジング52によって分離されている。したがって、ハウジング52の長手方向において、ハウジング52の反りを低減することができる。
このように、外部コネクタとの接続に供せられる複数の端子ブロックとして、第1端子ブロック55と第2端子ブロック56を有する構成とすると、例えば第2端子54を流れる大電流信号からのノイズの影響を考慮して、信号伝送用の第1端子53を振り分けることができる。本実施形態においては、第1端子53のうち、ノイズを受けやすいアナログ信号(ノックセンサ信号やその他アナログセンサ信号)を伝達する第1端子53を第1端子ブロック55に含め、ノイズを受けにくいデジタル信号を伝達する第1端子53を第2端子ブロック56に含めている。なお、第2端子ブロック56に対応するランドにおいては、第1端子53と第2端子54との端子径の違いや上述したノイズの影響などを考慮してランドを配置したり、ランドからの配線を引き出す必要がある。これに対し、第1端子ブロック55に対応するランドおいては、第2端子ブロック56のような制約が少ない(又は、無い)ため、ランドの配置やランドからの配線の引き出しを効率化することができる。すなわち、第2端子ブロック56とともに第1端子ブロック55を併せ持つ構成とすることで、回路基板30の平面方向における電子制御装置100の体格を小型化することができる。
ハウジング52の長手方向において、外部コネクタとの接続に供せられる複数の端子ブロックの配置(第1端子ブロック55と第2端子ブロック56の並び方)は特に限定されるものではない。本実施形態においては、図2及び図3に示すように、4つの端子ブロック55,56のうち、両端に第2端子ブロック56が構成され、第2端子ブロック56に挟まれる中央領域に第1端子ブロック55が構成されている。一般的に、パワー端子がランド及び配線を介して電気的に接続されるパワー素子は、放熱性の観点(電子制御装置100外部への放熱距離の短縮及び他部品(素子)への放熱の影響低減)から、回路基板30において縁部近傍に配置される。したがって、ハウジング52の長手方向において、複数の端子ブロック55,56の少なくとも一方の端部を第2端子ブロック56とすると、第2端子54に対応するランドとパワー素子とを電気的に接続する配線パターンを簡素化することができる。
第1端子ブロック55は、図3に示すように、ハウジング52に対して複数の第1端子53を千鳥状に配置して構成されている。具体的には、ハウジング52の長手方向に複数本配列され、プリント基板31の平面に垂直な方向に多段に配列されている。ハウジング52の長手方向及びプリント基板31の平面に垂直な方向に配列される第1端子53の本数は特に限定されるものではない。本実施形態においては、2つの第1端子ブロック55にて、第1端子53がプリント基板31の平面に垂直な方向にそれぞれ5段配列され、ハウジング52の長手方向において、一方が4本、他方が5本配列されている。
第2端子ブロック56は、図3に示すように、ハウジング52に対して複数の第1端子53と複数の第2端子54とを千鳥状に配置して構成されている。そして、プリント基板31の平面に垂直な方向に多段に配設される端子51のうち、プリント基板31から最も離れた最上段から複数段に第2端子54が配置され、少なくともプリント基板31側の最下段を含む第2端子54よりも下段に第1端子53が配置されている。本実施形態においては、図3及び図4に示すように、2つの第2端子ブロック56にて、端子51(第1端子53及び第2端子54)がプリント基板31の平面に垂直な方向にそれぞれ4段配列され、最上段(4段目)と最上段に隣接する下段(3段目)との2段に第2端子54が配置され、最下段(1段目)とその上段(2段目)の2段に第1端子53が配置されている。
このように、第2端子ブロック56において、最上段から複数段を第2端子54とすると、例えば図4に示すように、端子径が第1端子53よりも太いながらも、脚部の長さが下段に配置される第1端子53よりも長くなる。したがって、例えばハウジング52とプリント基板31との線膨張係数の差に基づいて応力が生じても、下段側に第2端子54を配置する構成に比べて、第2端子54と対応するランドとのはんだ接合部にクラック等が生じにくい。また、第2端子54の下段を第1端子53とすると、上段に配置される第2端子54よりも脚部が短いながらも、端子径が第2端子54より細いので、例えば上述した線膨張係数の差に基づいて応力が生じても、第1端子53と対応するランドとのはんだ接合部にクラック等が生じにくい。すなわち、第1端子53よりも径の太い第2端子54を含む構成でありながら、接続信頼性を向上することができる。
また、第2端子ブロック56において、第2端子54を複数段配置するので、端子51の配設方向(ハウジング52の長手方向)において、第2端子54を1段配置するよりも短い距離で必要な本数の第2端子54を確保することができる。すなわち、プリント基板31の平面方向において電子制御装置100を小型化することができる。なお、第2端子ブロック56における第2端子54の段数を3段以上とすると、最上段よりも下段に複数段の第2端子54が存在するため、上段側の第2端子54に対応するランド間に、それよりも下段側の第2端子54に対応する太い配線を複数本と通すために、ランド間の間隔を大きくすることも考えられる。また、下段側の第2端子54に対応する配線を、ハウジング52から離反する方向に引き出す際に、それよりも上段側に存在する複数段の第2端子54が邪魔となる(配線自由度が低下する)ことも考えられる。これに対し、本実施形態に示すように、第2端子ブロック56のうち、最上段と最上段に隣接する下段との2段に第2端子54が配置された構成とすると、最上段よりも下段に第2端子54が1段しか存在しないため、短い距離で必要な本数の第2端子54を確保でき、且つ、3段以上の配置よりも配線自由度を向上、及び/又は、回路基板30の平面方向における電子制御装置100を小型化することができる。
また、第2端子54を第1端子53よりも上段とすると、例えば図4に示すように、回路基板30において、第2端子54に対応するランドが第1端子53に対応するランドよりもハウジング52から離反した位置に設けられることとなる。したがって、第2端子54に対応するランドに接続された太い配線を、第2端子ブロック56を構成する端子51に対応するランド間を通して離反方向に引き出す本数を低減することができ、ランドからハウジング52に対して離反する方向への配線の引き出しの自由度を向上することができる。
また、本実施形態においては、第2端子ブロック56を構成する第1端子53が、第1端子ブロック55を構成する第1端子53であって回路基板30側から同一段(本実施形態においては、第1段及び第2段のそれぞれ)の第1端子53と同一形状を有している。すなわち、同一種類の端子51を用いている。このような構成とすると、端子51の種類を少なくし、製造コストを低減することができる。
なお、図1,図2,及び図4に示す符号70は、各端子51(第1端子53及び第2端子54)の脚部を、プリント基板31に設けられた対応する貫通孔に対して位置決めするために、プリント基板31の近傍に配置される整列板(所謂タインプレート)である。整列板70は、その一部がハウジング52に固定(図示略)されており、各端子51(第1端子53及び第2端子54)は、整列板70に設けられた対応する貫通孔71に挿通された状態で、例えば図4に示すように、その先端からプリント基板31に設けられた貫通孔(スルーホール)33に挿入され、はんだ接合されている。本実施形態においては、コネクタ50として挿入実装構造のものを採用しており、貫通孔33に対して対応する端子51を挿入しやすくし、搬送時の端子曲がりを防ぐために、整列板70を有する構成を示したが、整列板70のない構成としても良い。また、整列板70を、ハウジング52に固定されない構成としても良い。
次に、上述した本実施形態の特徴部分である、端子51の配置に応じたハウジング52の形状による効果を、図4及び図5を用いて説明する。図5は、端子51のハウジング52から延出される脚部の長さと位置ずれとの関係を示す模式図である。図5においては、脚部の長さが異なる2本の端子51を例示し、便宜上、端子51の挿通方向において、2本の端子51のハウジング52からの露出位置を同じとしている。
図5に示すように、端子51と、対応する整列板70の貫通孔71(換言すれば、対応するプリント基板31の貫通孔33及びランド)との位置ずれ量は、貫通孔71に対する狙い位置(図5中の破線で示す位置)からのずれ角度θが同じでも、脚部の長さが長いほど大きくなる。また、端子径が同じであれば、脚部の長さが長いほど端子51が弾性変形しやすいので、脚部の長い端子51の端子保持部位の肉厚を薄くする(すなわち保持力を低下させる)とずれが生じやすい。
これに対し、本実施形態においては、図4に示すように、最上段の端子51(54)を保持する端子保持部位57よりも、最下段の端子51(53)を保持する端子保持部位58を含む薄肉領域のほうが、ハウジング52の側面部の肉厚が薄くなるようにしている。したがって、ハウジング52において、端子51を保持する端子保持部位を含む側面部の一部分を他の部分よりも薄肉としながらも、端子51と対応する貫通孔71(貫通孔33及びランド)との位置ずれ量を小さくすることができる。
また、図4に示すように、端子保持部位を含むハウジング52の側面部において、端子保持部位58を含む薄肉領域のランドと接続される端部側の面のほうが、端子保持部位57のランドと接続される端部側の面よりも、端子51の外部コネクタと接続される側の端部に近くなる(ランドと接続される端部側の面が脚部側から見て奥側となる)ようにしている。したがって、端子51の挿通方向において、一番ハウジング52に近い最下段の端子51(53)を外部コネクタとの接続側に近づけることができる。そして、最下段の端子51(53)を外部コネクタとの接続側に近づけた分、残りの端子51(53,54)も外部コネクタとの接続側に近づけることができる。なお、本実施形態においては、図4に示すように、端子51の挿通方向において、最下段の端子51(53)の少なくとも一部が、端子保持部位57と重なるように外部コネクタとの接続側に近づいて配置されている。また、整列板70も、端子51の挿通方向において、一部がハウジング52の端子保持部位57と重なるように外部コネクタとの接続側に近づいて配置されている。
このように本実施形態に係るコネクタ50及び当該コネクタ50を含む電子制御装置100によれば、ハウジング52に対する端子51の挿通方向において、コネクタ50を小型化することができ、ひいては、回路基板30及び電子制御装置100を小型化することができる。
また、脚部の長さが最も短い最下段の端子51として、端子径が第2端子よりも細い第1端子53を採用するので、例えばハウジング52とプリント基板31の線膨張係数の差に基づいて応力が生じても、第1端子53と対応するランドとのはんだ接合部にクラック等が生じにくい。すなわち、端子径の異なる2種類の端子51(53,54)を含む構成でありながら、接続信頼性を向上することができる。特に本実施形態に示すように、端子51として曲げ端子を採用する場合には、最下段の端子51として第2端子54を採用する場合に比べて、最下段の端子51(53)を曲げやすくすることができる。
なお、少なくとも最下段の端子51において、プリント基板31の平面に略平行な平行部位及びプリント基板31の平面に略垂直な垂直部位の一部をハウジングの52の側面部に埋設させることで、端子51の挿通方向において、コネクタ50を小型化することも考えられる。しかしながら、このような構成とすると、脚部の長さが極端に短くなるため、端子51が弾性変形しにくくなり、プリント基板31とハウジング52との線膨張係数差に基づいて生じる応力を緩和する機能が低下する。すなわち、接続信頼性を確保するための脚部の長さを確保することが困難となる。これに対し、本実施形態に示した構成によれば、従来と比べて脚部の長さを短くすることは無いので、接続信頼性を確保するだけの脚部の長さを確保することができる。
また、本実施形態においては、ハウジング52の端子保持部位を含む側面部の厚さが、1段目の端子51を保持する端子保持部位と2段目の端子51を保持する端子保持部位との間を境界部位にして、端子保持部位57を含む境界部位よりも上方領域が厚さW1の厚肉領域とされ、境界部位よりも下方領域が厚さW2の薄肉領域とされる例を示した。しかしながら、端子保持部位を含むハウジング52の側面部において、端子51の挿通方向の厚さが、脚部の長さに応じて、脚部の短い端子51を保持する端子保持部位ほど肉厚が薄くされた構成としても良い。例えば図6においては、最下段である1段目の端子51(53)を保持する端子保持部位58(薄肉領域)から、上段に向けて、端子51の段数が1段増すごとに、対応する端子保持部位59,60,57の厚さが増す構成としている。このような構成とすると、各端子51ごとに、接続信頼性を確保できる範囲で、脚部をハウジング52の側面部のランドと接続される側の面に近づけることができる。したがって、ハウジング52に対する端子51の挿通方向において、コネクタ50をより小型化することができる。なお、図6は、変形例を示す断面図であり、符号59は、2段目の端子51(53)を保持する端子保持部位であり、符号60は、3段目の端子51(54)を保持する端子保持部位である。
また、本実施形態においては、コネクタ50を構成する複数の端子ブロック55,56のうち、第2端子ブロック56を例にとって、端子51の配置とハウジング52の形状を説明した。しかしながら、第1端子ブロック55においても同様である。なお、本実施形態に示すように、第1端子ブロック55と第2端子ブロック56の段数が異なる場合において、脚部の長さに応じて、脚部の短い端子51を保持する端子保持部位ほど肉厚が薄くされた構成とする場合には、第1端子ブロック55と第2端子ブロック56とで、ハウジング52の側面部の形状を異なる形状としても良いし、一方の段数の形状に合わせても良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図7〜図10に基づいて説明する。図7は、第2実施形態に係る電子制御装置100において、コネクタ50の概略構成を示す断面図である。図8は、コネクタ50の製造する際の、端子51の曲げを説明するための断面図であり、(a)は挿入工程、(b)は曲げ工程、(c)曲げ工程後を示している。図9は、比較対象としての、薄肉領域を有さないコネクタ50の構成を示す断面図である。図10は、比較対象としての、薄肉領域を有さないコネクタ50の構成を示す断面図である。なお、図7及び図10は、第1実施形態に示した図3に対応する図であり、便宜上、ランドを含む配線とはんだを省略して図示している。また、図8及び図9においては、便宜上、端子51を1段のみ示している。
第2実施形態に係るコネクタ50及び当該コネクタ50を含む電子制御装置100は、第1実施形態に示したコネクタ50及び当該コネクタ50を含む電子制御装置100と共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。また、本実施形態においては、本実施形態の主たる特徴部分以外の構成は第1実施形態と同様の構成とし、同様の構成部分については、同一の符号を付与するものとする。
第1実施形態においては、最下段の端子51を保持する端子保持部位58からプリント基板31と対向する下端までが、少なくともプリント基板31から最も離れた最上段の端子51を保持する端子保持部位57よりも薄肉とされ、薄肉とされた側面部の領域のランドと接続される側の面のほうが、端子保持部位57のランドと接続される側の面よりも、端子51の外部コネクタと接続される端部に近い側とされる(ランドと接続される側の面が脚部側から見て奥側にある)例を示した。
これに対し、本実施形態においては、プリント基板31の平面に垂直な方向において、端子保持部位を含むハウジング52の側面部のうち、最下段の端子51を保持する端子保持部位よりもプリント基板31に近い側であって、少なくともプリント基板31と対向する下端から所定範囲の領域が、最下段の端子51を保持する端子保持部位よりも薄肉とされ、端子51の挿通方向において、薄肉とされた領域のランドと接続される側の面が、最下段の端子51を保持する端子保持部位のランドと接続される側の面よりも、端子51の外部コネクタと接続される端部に近い側とされる点を特徴とする。
具体的には、図7に示すように、端子保持部位を含むハウジング52の側面部のうち、最下段の端子51を保持する端子保持部位61よりもプリント基板31に近い側であって、少なくともプリント基板31と対向する下端から所定範囲の領域62が、各端子保持部位57,59〜61を含む上方の領域と比べて薄肉とされている。より具体的には、各端子保持部位57,59〜61を含む上方領域は同じ肉厚(厚さW3)とされており、領域62(以下、薄肉領域62と示す)が上方領域よりも薄肉(厚さW4)とされている。また、端子51の挿通方向において、薄肉領域62のランドと接続される側の面が、端子保持部位61を含む上方領域のランドと接続される側の面よりも、外部コネクタと接続される端部に近い側(脚部側から見て奥側)とされている。また、整列板70も、少なくとも一部がハウジング52の側面部下端よりも上方に位置した状態で、端子51の挿通方向において、ハウジング52の一部と重なる(整列板70のハウジング52との対向面が上方領域のランドと接続される側の面よりも外部コネクタと接続される端部に近い側となる)ように配置されている。
このように構成されるコネクタ50において、第1実施形態同様、端子51として曲げ端子を採用する場合、先ず、金属板を打ち抜いてなる棒状の端子部材63を準備する。そして、図8(a)に示すように、端子部材63を、予めハウジング52に設けられた貫通孔(図示略)に対して、例えば外部コネクタと接続される側から挿入する。外部コネクタと接続される側の端部先端が所定位置まで達した状態で、図8(b)に示すように、端子部材63に圧力を印加し、ランドと接続される側の端部(脚部)が逆L字状となるように折曲する。ここで、脚部を逆L字状とする(脚部のうち、プリント基板31の平面と略垂直な垂直部位をプリント基板31の平面と略垂直とする)ためには、折り曲げによる端子部材63の反力(ばね力)を考慮して、端子配置部位のランドと接続される側の面の垂線(図8(b)の破線)と端子部材63とのなす角θが90°よりも大きい角度(例えば100°)まで、端子部材63を曲げる必要がある。これに対し、本実施形態においては、ハウジング52において、薄肉領域62のランドと接続される側の面の位置が、端子部材63の曲げを妨げず、且つ、端子部材63を曲げる曲げ冶具90(例えばペンチ)と干渉しない位置とされている。したがって、端子配置部位のランドと接続される側の面の垂線と端子部材63とのなす角θが所望の角度をなすように曲げることができる。本実施形態においては、端子51の挿通方向において、薄肉領域62よりも上方領域と端子部材63が重なるように、端子部材63を曲げている。そして、曲げ終了後、図8(c)に示すように、端子部材63の反力(ばね力)によって、端子部材63の折曲部位がプリント基板31の平面に対して略垂直となる位置まで戻り、ハウジング52に固定された逆L字状の端子51が構成される。
なお、図9に示すように、薄肉領域62を有さない従来のハウジング52においては、端子51の挿通方向においてコネクタ50を小型化するために、端子51をハウジング52に近づける(脚部の平行部位を短くし、垂直部位をハウジング52に近づける)と、端子部材63又は曲げ冶具90がハウジング52と接触し、端子配置部位のランドと接続される側の面の垂線と端子部材63とのなす角θが所望の角度をなすように端子部材63を曲げることができない。すなわち、ハウジング52に固定された逆L字状の端子51を構成することができない。したがって、逆L字状の端子51を構成するためには、図9に示すように、脚部のうち、平行部位の長さを本実施形態に示す構成よりも長さX分、長くしなければならない。
また、薄肉領域62を有さない従来のコネクタ50において、第1実施形態同様、整列板70を有すると、端子51として曲げを必要としない端子(例えば打ち抜き端子)を採用しても、端子51をハウジング52に近づけた場合に整列板70がハウジング52と接触する。したがって、端子51の挿通方向においてコネクタ50を小型化するためには、図10に示すように、端子51の挿通方向において、整列板70の一部がハウジング52と重なるように、ハウジング52の下方にずらして配置しなければならず、プリント基板31の平面に垂直な方向のコネクタ50の体格が大きくなってしまう。
このように本実施形態に係るコネクタ50及び当該コネクタ50を含む電子制御装置100によれば、端子51の種類や整列板70の有無に関係なく、端子51の挿通方向において、一番ハウジング52に近い側の最下段の端子51を、薄肉領域62のない構成よりも、外部コネクタとの接続側に近づけることができる。そして、最下段の端子51(53)を外部コネクタとの接続側に近づけた分、残りの端子51(53,54)も外部コネクタとの接続側に近づけることができる。すなわち、ハウジング52に対する端子51の挿通方向において、コネクタ50を小型化することができ、ひいては、回路基板30及び電子制御装置100を小型化することができる。また、端子51の挿通方向において、コネクタ50の体格を小型化しながらも、プリント基板31の平面に垂直な方向において体格が大きくなるのを抑制することができる。
また、脚部の長さが最も短い最下段の端子51として、端子径が第2端子よりも細い第1端子53を採用するので、例えばハウジング52とプリント基板31の線膨張係数の差に基づいて応力が生じても、第1端子53と対応するランドとのはんだ接合部にクラック等が生じにくい。すなわち、端子径の異なる2種類の端子51(53,54)を含む構成でありながら、接続信頼性を向上することができる。特に本実施形態に示すように、端子51として曲げ端子を採用する場合には、最下段の端子51として第2端子54を採用する場合に比べて、最下段の端子51(53)を曲げやすくすることができる。
なお、本実施形態においては、端子51を構成するに当たり、端子部材63を曲げ冶具90で挟持し、端子部材63を折り曲げる例を示した。しかしながら、端子部材63を挟持しなくとも、例えば端子部材63よりも上方側(一方)から押圧することで、端子部材63を折り曲げることはできる。したがって、薄肉領域62のランドと接続される側の面は、少なくとも端子部材63の曲げを妨げない位置とされれば良い。したがって、薄肉領域62のランドと接続される側の面の形状は特に限定されるものではなく、例えば図11に示すように、テーパ状としても良い。図11は、変形例を示す断面図であり、便宜上、端子51を1段のみ示している。
また、本実施形態においては、端子51の脚部が逆L字状である例を示した。しかしながら、脚部の形状は逆L字状に限定されるものではない。脚部の形状を確保するために、端子配置部位のランドと接続される側の面の垂線と端子部材63とのなす角θが90°よりも大きい角度まで端子部材63を曲げる必要がある形状については効果的である。例えば、図12に示すように、端子51のうち、少なくとも最下段の端子51の一部が、端子51の挿通方向において、端子保持部位61のランドと接続される側の面よりも、外部コネクタと接続される端部に近い側とされた構成としても良い。このような構成とすると、一番ハウジングに近い側の最下段の端子51(53)を外部コネクタとの接続側により近づけることができる。詳しくは、端子51と対応するランドとのはんだ接合部を外部コネクタとの接続側により近づけることができる。したがって、端子51の挿通方向において、コネクタ50、ひいては回路基板30及び電子制御装置100をより小型化することができる。図12は、変形例を示す断面図であり、便宜上、端子51を1段のみ示している。
また、本実施形態に示した構成と第1実施形態に示した構成を組み合わせた構成としても良い。例えば図13に示すように、端子51の挿通方向において、ハウジング52は、端子保持部位を含む側面部が、最上段の端子51(54)を保持する端子保持部位57(厚さW1)よりも、最下段の端子51(53)を保持する端子保持部位64(厚さW5)のほうが薄く、端子保持部位64よりも薄肉領域62(厚さW4)のほうが薄くされ、ランドと接続される側の面が、薄肉領域62、端子保持部位64、端子保持部位57の順で外部コネクタと接続される端部に近い側(脚部側から見て奥側)とされた構成としても良い。このような構成とすると、第1実施形態に示した効果と第2実施形態に示した効果を併せ持つことができる。したがって、端子51の挿通方向において、コネクタ50、ひいては回路基板30及び電子制御装置100の体格をさらに小型化することができる。図13は、変形例を示す断面図であり、第1実施形態に示した図3に対応している。図13においては、便宜上、ランドを含む配線とはんだを省略して図示している。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態においては、端子51として、第1端子53と第1端子53よりも径の太い第2端子54を含む例を示した。しかしながら、端子51の種類は特に限定されるものではない。上述した第1端子ブロック55の構成同様に、例えば図14に示すように、同一径の端子51のみにおいても、第1実施形態に示した構成、及び/又は、第2実施形態に示した構成を適用することができる(図14においては、第1実施形態に示した構成及び第2実施形態に示した構成)。図14は、その他変形例を示す断面図である。図14においては、便宜上、ランドを含む配線とはんだを省略して図示している。
本実施形態においては、プリント基板31の平面に垂直な方向において、第1端子ブロック55が、第1端子53を5段配置して構成され、第2端子ブロック56が、端子51(第1端子53及び第2端子54)を4段配置して構成される例を示した。しかしながら、各端子ブロック55,56を構成する端子51の段数は上記例に限定されるものではない。
本実施形態においては、第1端子53としてシグナル端子を採用し、第2端子54としてパワー端子を採用する例を示した。しかしながら、一方の端子よりも他方の端子のほうが太ければ、端子径の細い方を第1端子53、端子径の太い第2端子54として採用することが可能である。
本実施形態においては、コネクタ50の端子51として、挿入実装構造の端子を用いる例を示した。しかしながら、端子として、プリント基板の表面に設けられた対応するランドとはんだ接合(リフロー実装)される表面実装構造の端子を採用することもできる。
本実施形態においては、電子制御装置100として非防水構造の電子制御装置の例を示した。しかしながら、防水構造の電子制御装置にも適用することができる。
第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成を説明するための、組み付け前の状態を示す分解図である。 コネクタを回路基板に実装した状態の実装部周辺の平面図である。 コネクタを回路基板に実装した状態で外部コネクタとの接続側から見た平面図である。 図3に示すIV−IV線に沿う断面図である。 コネクタ実装前の状態における、回路基板のコネクタ実装部周辺の平面図である。 変形例を示す断面図である。 第2実施形態に係る電子制御装置において、コネクタの概略構成を示す断面図である。 コネクタの製造する際の、端子の曲げを説明するための断面図であり、(a)は挿入工程、(b)は曲げ工程、(c)曲げ工程後を示している。 比較対象としての、薄肉領域を有さないコネクタの構成を示す断面図である。 比較対象としての、薄肉領域を有さないコネクタの構成を示す断面図である。 変形例を示す断面図である。 変形例を示す断面図である。 変形例を示す断面図である。 その他変形例を示す断面図である。
符号の説明
30・・・回路基板
31・・・プリント基板
50・・・コネクタ
51・・・端子
53・・・第1端子
54・・・第2端子
55・・・第1端子ブロック
56・・・第2端子ブロック
57〜61,64・・・端子保持部位
62・・・薄肉領域
63・・・端子部材
100・・・電子制御装置

Claims (11)

  1. 絶縁材料からなるハウジングと、
    前記ハウジングに挿通され、前記ハウジングから延出された一方の端部が回路基板に設けられたランドと接続され、前記ハウジングから延出された他方の端部が外部コネクタと接続される端子とを備え、
    前記端子が、前記ハウジングに対して前記回路基板の平面に沿う方向及び前記平面に垂直な方向に複数配置されたコネクタであって、
    前記端子は、前記ランドと接続される一方の前記端部の長さが、前記ハウジングにおける前記回路基板の平面に垂直な方向の段位置に応じて、前記回路基板に近い側ほど短くされており、
    前記端子の挿通方向において、前記端子を保持する前記ハウジングの側面部の厚さは、前記回路基板から最も離れた最上段の前記端子を保持する端子保持部位よりも、前記回路基板に最も近い最下段の前記端子を保持する端子保持部位から前記回路基板と対向する下端までの領域のほうが薄くされ、且つ、最下段の前記端子を保持する端子保持部位から前記回路基板と対向する下端までの領域の前記ランドと接続される側の面のほうが、最上段の前記端子を保持する端子保持部位の前記ランドと接続される側の面よりも、前記外部コネクタと接続される前記端部に近い側とされていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングの側面部の厚さは、前記ランドと接続される一方の前記端部の長さに応じて、短い前記端子を保持する前記端子保持部位ほど薄くされていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 絶縁材料からなるハウジングと、
    前記ハウジングに挿通され、前記ハウジングから延出された一方の端部が回路基板に設けられたランドと接続され、前記ハウジングから延出された他方の端部が外部コネクタと接続される端子とを備え、
    前記端子が、前記ハウジングに対して前記回路基板の平面に沿う方向及び前記平面に垂直な方向に複数配置されたコネクタであって、
    前記端子は、前記ランドと接続される一方の前記端部の長さが、前記ハウジングにおける前記回路基板の平面に垂直な方向の段位置に応じて、前記回路基板に近い側ほど短くされており、
    前記ハウジングの前記端子を保持する側面部は、前記回路基板に最も近い最下段の前記端子を保持する端子保持部位よりも前記回路基板に近い側であって、少なくとも前記回路基板と対向する下端から所定範囲の領域に、前記端子の挿通方向の厚さが前記端子保持部位よりも薄く、且つ、前記端子の挿通方向において、前記ランドと接続される側の面が、前記端子保持部位の前記ランドと接続される側の面よりも、前記外部コネクタと接続される前記端部に近い側とされた薄肉領域を有することを特徴とするコネクタ。
  4. 前記端子は、前記ハウジングに挿通された棒状の端子部材を折曲してなる曲げ端子であり、
    前記薄肉領域の、前記ランドと接続される側の面は、前記端子部材の曲げを妨げない位置とされていることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記薄肉領域の、前記ランドと接続される側の面は、前記端子部材を曲げる曲げ冶具と干渉しない位置とされていることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記端子のうち、少なくとも最下段の前記端子の一部が、前記端子の挿通方向において、前記端子保持部位の前記ランドと接続される側の面よりも、前記外部コネクタと接続される前記端部に近い側とされていることを特徴とする請求項3〜5いずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記端子として、第1端子と前記第1端子よりも径の太い第2端子を含み、
    最下段の前記端子として、前記第1端子が配置されていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載のコネクタ。
  8. 前記第1端子は信号伝送用のシグナル端子であり、前記第2端子は電力伝送用のパワー端子であることを特徴とする請求項7に記載のコネクタ。
  9. 前記端子は、前記回路基板に設けられた貫通孔に挿入された状態で、前記ランドと電気的に接続されることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載のコネクタ。
  10. 前記端子に対応する貫通孔を有し、前記回路基板に設けられたランドと接続される側の端部を前記貫通孔に挿通させた状態で位置決めする整列板を備え、
    前記整列板は、前記端子の挿通方向において、前記ハウジングとの対向面が、少なくとも最上段の前記端子を保持する前記端子保持部位の前記ランドと接続される側の面よりも、前記外部コネクタと接続される前記端部に近い側とされていることを特徴とする請求項9に記載のコネクタ。
  11. 請求項1〜10いずれか1項に記載のコネクタと、
    前記コネクタを構成する端子の、前記ハウジングから延出された一方の端部が接続されたランドを有する回路基板とを備えることを特徴とする電子制御装置。
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