JP2008141227A - 無線通信端末及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モバイルノード11が、セクターとオーバラップする境界Aに存在するのか、エリアとオーバラップする境界Bに存在するのか、又は、エリアフリンジCに存在するのかを判定し、使用しているアプリケーション及び判定の結果に応じて、無線通信システム内で基地局間のハンドオーバを行い、他の無線通信システムに切り替え、他の無線通信システムと同時に通信を行い、又は、上下いずれかの回線を前記他の無線通信システムに切り替える。
【選択図】 図5
Description
(i)移動先LAN1又は2に接続する物理手段をスキャンする(無線LANの場合、有効な電波をスキャンする。)。
(ii)モバイルノード(MN)3が移動先LAN1又は2に入った場合、外部エージェント4,5経由でホームエージェント6に登録要請を送信する。これを受け取ったホームエージェント6は、MN3にエージェント広告(IPアドレス情報などが入ったデータ)を送信する。これによって位置登録が完了する。
(iii)通信相手7は、モバイルノード3がホームLAN8上にあるように見えるため、通信相手7が送りたいデータは、ホームエージェント6に向けて発信される。
(iv)ホームエージェント6は、位置登録情報を利用し、送られてきたデータを気付けIPアドレスで包み(カプセル化)、外部エージェント4,5に転送する。カプセル化は、モバイルIP専用に定義されたプロトコルを用いる。
(v)外部エージェント4,5は、カプセルを解き、MN3にデータを転送する。
(vi)MN3は、通信相手7に向けて、インターネット9を通じて送りたいデータを送信する。
C. Perkins、"IP Mobility Support (RFC2002)"、[online]、1996年10月、IETF、[平成18年3月15日検索]、インターネット<URL: http: //www.ietf.org /rfc/rfc2002.txt>
リアルタイム性を有するアプリケーションを使用して、基地局が下りバーストの割当て情報を配下の端末にブロードキャストする広帯域かつ広域のネットワークを用いる無線通信システムで通信を行う無線通信端末において、
基地局間又は基地局のセクター間のシームレスなハンドオーバを行う広域のネットワークを用いる他の無線通信システムで通信する通信手段と、
前記無線通信端末が、前記通信システムで通信を行っている場合に、通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在するのか、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在するのか、又は、前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在するのかを判定する判定手段と、
使用しているアプリケーション及び前記判定手段の判定結果に応じて、前記無線通信システム内で基地局間のハンドオーバを行うか、前記他の無線通信システムに切り替えるか、前記通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うか、又は、上下いずれかの回線を前記他の無線通信システムに切り替えるように制御する制御手段とを具えることを特徴とする。
受信電界強度及び信号対雑音比を検出する検出手段を更に具え、
前記判定手段は、前記受信電界強度及び信号対雑音比が所定の条件を一定期間満足する場合、前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在すると判定することを特徴とする。
前記判定手段が、前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在すると判定した場合、前記制御手段は、上下いずれかの回線を前記他の無線通信システムに切り替えるように制御することを特徴とする。
前記無線通信端末の通信品質及び受信電界強度を検出する検出手段を更に具え、
前記判定手段は、前記通信品質及び受信電界強度が第1の条件を満足する場合、通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在すると判定することを特徴とする。
前記判定手段が、通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記制御手段は、前記他の無線通信システムに切り替えるように制御することを特徴とする。
前記判定手段が、前記通信品質及び受信電界強度が、前記第1の条件における受信電界強度より低い受信電界強度の第2の条件を満足する場合、前記判定手段は、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定することを特徴とする。
前記無線通信端末が、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定し、前記リアルタイム性を有するアプリケーションがストリーミングアプリケーションである場合、前記無線通信システム内で基地局間のハンドオーバを行うように制御することを特徴とする。
前記リアルタイム性を有するアプリケーションがVoIPアプリケーションであり、かつ、前記判定手段が、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記制御手段は、前記他の無線通信システムに切り替えるか、又は前記無線通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うように制御することを特徴とする。
前記無線通信システムと前記他の無線通信システムの遅延差を測定する測定手段を更に具え、
前記制御手段は、前記遅延差が閾値より大きい場合、前記他の無線通信システムに切り替えるように制御することを特徴とする。
前記無線通信システムと前記他の無線通信システムの遅延差を測定する手段を更に具え、
前記制御手段は、前記遅延差が閾値以下の場合、前記無線通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うように制御することを特徴とする。
リアルタイム性を有するアプリケーションを使用して、基地局が下りバーストの割当て情報を配下の端末にブロードキャストする広帯域かつ広域のネットワークを用いる無線通信システムとの通信を行う無線通信端末の制御方法において、
前記無線通信端末が、前記無線通信システムで通信を行っている場合に、通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在するのか、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在するのか、又は、前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在するのかを判定し、
使用しているアプリケーション及び前記判定の結果に応じて、前記無線通信システム内で基地局間のハンドオーバを行うのか、基地局間又は基地局のセクター間のシームレスなハンドオーバを行う広域のネットワークを用いる他の無線通信システムに切り替えるのか、前記無線通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うのか、又は、上下いずれかの回線を前記他の無線通信システムに切り替えることを特徴とする。
前記無線通信端末の受信電界強度及び信号対雑音比を検出し、
該受信電界強度及び信号対雑音比が所定の条件を一定期間満足する場合、前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在すると判定することを特徴とする。
前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在すると判定した場合、上下いずれかの回線を前記他の無線通信システムに切り替えることを特徴とする。
前記無線通信端末の通信品質及び受信電界強度を検出し、
該通信品質及び受信電界強度が第1の条件を満足する場合、通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在すると判定することを特徴とする。
通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記他の無線通信システムに切り替えることを特徴とする。
前記通信品質及び受信電界強度が、前記第1の条件の受信電界強度より低い受信電界強度の第2の条件を満足する場合、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定することを特徴とする。
前記リアルタイム性を有するアプリケーションがストリーミングアプリケーションであり、かつ、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記無線通信システム内で基地局間のハンドオーバを行うことを特徴とする。
前記リアルタイム性を有するアプリケーションがVoIPアプリケーションでありかつ、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記他の無線通信システムに切り替えるか、又は前記無線通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うことを特徴とする。
前記無線通信システムと前記他の無線通信システムの遅延差を測定し、
該遅延差が閾値より大きい場合、前記他の無線通信システムに切り替えることを特徴とする。
前記無線通信システムと前記他の無線通信システムの遅延差を測定し、
該遅延差が閾値以下の場合、前記無線通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うことを特徴とする。
図1は、本発明による無線通信端末が用いられるシステムの構成図である。図1に示すシステムにおいて、MN11とスイッチングサーバ(SS)12との間でVPN(IPSec)13,14,15によるトンネルを確立することによって、L3の仮想化を実現してIPモビリティを確立している。これによって、モバイルIPとは異なり同時に複数の無線通信ネットワークを使ってMN11とSS12との間で通信を行うことができる。すなわち、上下の無線リンクにおいて異なる無線通信ネットワークで通信することができる。
(1)MN送受信処理
MN11から送信されるデータパケットは、図3Aに示すようなIPSecのトンネルモード形式で構成されるので、ソケットをデータプログラム形式で作成し、MN11への送受信を行う。アクセス制御パケットは、TCPプロトコルで制御されるので、図3Bに示すフォーマットでMN11への送受信処理を行う。
MN11から送信されたデータパケットのホームIPアドレスと、SS12に登録されているホームIPアドレスとの比較を行う。ホームIPアドレスは、MN11の仮想IPアドレス31のことであり、MN11とSS12との最初の初期手続の中でMN11からSS12に通知される。
ジッタバッファの機能を果たすとともに、二つ以上の移動通信ネットワークから受信したパケットの順序の整合を行う。VoIPのようなリアルタイムアプリケーションの場合には、RTPのシーケンス番号をチェックする。
データパケットの統計情報(パケットロス、スループット、アンダーランカウント、オーバランカウント及びパケット到着間隔)の取得を行い、上りの通信品質の劣化を
検出する。
SS12の全体の制御を行う。
MN11から送信されたアクセス制御パケットを、制御コードに基づいて処理する。MN11からSS11に対するアクセス制御パケットを表1に示し、SS12からMN11に対するアクセス制御パケットを表2に示す。制御コードを、ペイロード部分の先頭1バイトとする。また、アクセス制御コード語の4バイトにホームIPアドレスが含まれる。アクセス制御パケットがSS12に送信されると、SS12は制御処理後にMN11に応答パケットを送信する。
SS12に登録されているホームIPアドレスに紐付けされたMNキャリアIPアドレスを書き換える。
アクセス制御時の応答パケットを作成する。応答パケットは、表2の制御コード及びアクセス制御パケットペイロード部分をコピーしたものから構成される。
MN11から送られてきたホームパケットをCNに送信する。ホームパケットはIPパケットで構成されているので、ソケットはIP層で作成される。
CNからの受信パケットの到着間隔を統計的に処理して、下りの無音検出を行う。
CNから送られてきたホームパケットをMN11に送信する際のペイロードとする。
CNから送られてきたホームパケットの宛先IPアドレスと、SS12に登録されているホームIPアドレスとの比較を行う。これによって、ホームパケットがどのMN11のキャリアIPアドレスのものかを判断する。
CN側のイーサネットドライバ(eth1)は、データリンク層でパケットを受信する。ここで受信したパケットの中でSS12が受信する必要があるパケットは、宛先がホームIPアドレスのIPパケットとARP(address Resolution Protocol)だけである。受信したパケットのデータリンク層ヘッダ内のプロトコルタイプを照会することによって、プロトコルの判別を行う。
SS12では、データリンク層のMACアドレスにソケットをバインドすることによって全てのデータパケットを受信することができる。これによって、データリンク層ヘッダを含むデータを受信する。
SS12は、登録してある全てのホームIPアドレスに対するARP要求に、SS12のMACアドレスを用いて応答する。これによって、CNからの宛先がホームIPアドレスであるホームパケットの全てをSS12で受信することができる。
現在通信中の上りの通信品質が劣化した後、MN11との間の制御メッセージのエコーバックにより他の複数の通信経路の通信状態のチェックを行い、次に切り替えるべき下りの通信経路の判定を行う。
SS12で選択した通信経路に送信パケットを振り分ける。通信ごとにVPN13,14,15のトンネルフォーマット(特に、IPアドレス)が異なるので、選択した通信経路用のフレームを構成する。
通信品質劣化レベル1の場合、以下の条件を一つでも満足すればよい。
SINR≦Thresh_SINR_1
DRC情報≦Thresh_DRC_1
送信出力≧Thresh_Tx_Power_1
DRC Lock情報≦Thresh_DRC_Lock_1
RSSI≦Thresh_RSSI_1
通信品質劣化レベル2の場合、以下の条件を一つでも満足すればよい。
SINR≦Thresh_SINR_2
DRC情報≦Thresh_DRC_2
送信出力≧Thresh_Tx_Power_2
DRC Lock情報≦Thresh_DRC_Lock_2
RSSI≦Thresh_RSSI_2
RSSI≦Thresh_RSSI_1
通信品質劣化レベル2の場合、以下の条件を一つでも満足すればよい。
RSSI≦Thresh_RSSI_2
SS12では、受信したRTPパケットのパケット間隔を、Soft phoneやIP電話で使われているジッタバッファに相当する時間ウィンドウで監視することによって、上りの通信品質劣化を検出する。図11は、SS12での経路切替を説明するための図である。SS12では、MN11とCNとの間で通話が開始されると、MN11からCN及びCNからMN11の両方向ともSeq=0からRTPパケットの送信が開始される。
t−(seq*20ms)>閾値1
最近Nパケット中でM回 t−(seq*20ms)>閾値2
最近Nパケット中でK回 t−(seq*20ms)>閾値3
最近Nパケットの受信間隔>閾値4
閾値1、閾値2、閾値3、閾値4、N,M,Kを、例えば、70ms、60ms、50ms、35ms、10,2,3とする。なお、seq*20msとしているが、これは20msフレームを使用したコーディックの場合であり、例えば30msフレームの場合には30msを使用する。
t−(seq*20ms)>閾値1
最近Nパケット中でM回 t−(seq*20ms)>閾値2
最近Nパケット中でK回 t−(seq*20ms)>閾値3
最近Nパケットの受信間隔>閾値4
閾値1、閾値2、閾値3、閾値4、N,M,Kを、例えば、80ms、70ms、50ms、40ms、10,3,5とする。なお、seq*20msとしているが、これは20msフレームを使用したコーディックの場合であり、例えば30msフレームの場合には30msを使用する。
3,11 モバイルノード(MN)
4,5 外部エージェント
6 ホームエージェント
7 通信相手
8 ホームLAN
9 インターネット
12 スイッチングサーバ(SS)
13 VPN(IPSec)
21,22,23 通信カード
24,25,26 気付けIPアドレスインタフェース部
27 アクセス制御部
28 制御部
29 上り音声の無音検出部
30 通信経路選択ロジック部
31 仮想IPアドレス
32 アプリケーション
Claims (20)
- リアルタイム性を有するアプリケーションを使用して、基地局が下りバーストの割当て情報を配下の端末にブロードキャストする広帯域かつ広域のネットワークを用いる無線通信システムで通信を行う無線通信端末において、
基地局間又は基地局のセクター間のシームレスなハンドオーバを行う広域のネットワークを用いる他の無線通信システムで通信する通信手段と、
前記無線通信端末が、前記通信システムで通信を行っている場合に、通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在するのか、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在するのか、又は、前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在するのかを判定する判定手段と、
使用しているアプリケーション及び前記判定手段の判定結果に応じて、前記無線通信システム内で基地局間のハンドオーバを行うか、前記他の無線通信システムに切り替えるか、前記通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うか、又は、上下いずれかの回線を前記他の無線通信システムに切り替えるように制御する制御手段とを具えることを特徴とする無線通信端末。 - 受信電界強度及び信号対雑音比を検出する検出手段を更に具え、
前記判定手段は、前記受信電界強度及び信号対雑音比が所定の条件を一定期間満足する場合、前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在すると判定することを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。 - 前記判定手段が、前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在すると判定した場合、前記制御手段は、上下いずれかの回線を前記他の無線通信システムに切り替えるように制御することを特徴とする請求項2記載の無線通信端末。
- 前記無線通信端末の通信品質及び受信電界強度を検出する検出手段を更に具え、
前記判定手段は、前記通信品質及び受信電界強度が第1の条件を満足する場合、通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在すると判定することを特徴とする請求項2記載の無線通信端末。 - 前記判定手段が、通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記制御手段は、前記他の無線通信システムに切り替えるように制御することを特徴とする請求項4記載の無線通信端末。
- 前記判定手段が、前記通信品質及び受信電界強度が、前記第1の条件における受信電界強度より低い受信電界強度の第2の条件を満足する場合、前記判定手段は、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定することを特徴とする請求項4記載の無線通信端末。
- 前記リアルタイム性を有するアプリケーションがストリーミングアプリケーションであり、かつ、前記判定手段が、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記制御手段は、前記無線通信システム内で基地局間のハンドオーバを行うように制御することを特徴とする請求項6記載の無線通信端末。
- 前記リアルタイム性を有するアプリケーションがVoIPアプリケーションであり、かつ、前記判定手段が、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記制御手段は、前記他の無線通信システムに切り替えるか、又は前記無線通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うように制御することを特徴とする請求項6記載の無線通信端末。
- 前記無線通信システムと前記他の無線通信システムの遅延差を測定する測定手段を更に具え、
前記制御手段は、前記遅延差が閾値より大きい場合、前記他の無線通信システムに切り替えるように制御することを特徴とする請求項8記載の無線通信端末。 - 前記無線通信システムと前記他の無線通信システムの遅延差を測定する手段を更に具え、
前記制御手段は、前記遅延差が閾値以下の場合、前記無線通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うように制御することを特徴とする請求項8記載の無線通信端末。 - リアルタイム性を有するアプリケーションを使用して、基地局が下りバーストの割当て情報を配下の端末にブロードキャストする広帯域かつ広域のネットワークを用いる無線通信システムとの通信を行う無線通信端末の制御方法において、
前記無線通信端末が、前記無線通信システムで通信を行っている場合に、通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在するのか、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在するのか、又は、前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在するのかを判定し、
使用しているアプリケーション及び前記判定の結果に応じて、前記無線通信システム内で基地局間のハンドオーバを行うのか、基地局間又は基地局のセクター間のシームレスなハンドオーバを行う広域のネットワークを用いる他の無線通信システムに切り替えるのか、前記無線通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うのか、又は、上下いずれかの回線を前記他の無線通信システムに切り替えることを特徴とする無線通信端末の制御方法。 - 前記無線通信端末の受信電界強度及び信号対雑音比を検出し、
該受信電界強度及び信号対雑音比が所定の条件を一定期間満足する場合、前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在すると判定することを特徴とする請求項11記載の無線通信端末の制御方法。 - 前記通信中の基地局のセクター又は前記他の基地局のエリアとオーバラップしない通信中の基地局のエリアフリンジに存在すると判定した場合、上下いずれかの回線を前記他の無線通信システムに切り替えることを特徴とする請求項12記載の無線通信端末の制御方法。
- 前記無線通信端末の通信品質及び受信電界強度を検出し、
該通信品質及び受信電界強度が第1の条件を満足する場合、通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在すると判定することを特徴とする請求項12記載の無線通信端末の制御方法。 - 通信中の基地局の異なるセクターとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記他の無線通信システムに切り替えることを特徴とする請求項14記載の無線通信端末の制御方法。
- 前記通信品質及び受信電界強度が、前記第1の条件の受信電界強度より低い受信電界強度の第2の条件を満足する場合、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定することを特徴とする請求項14記載の無線通信端末の制御方法。
- 前記リアルタイム性を有するアプリケーションがストリーミングアプリケーションであり、かつ、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記無線通信システム内で基地局間のハンドオーバを行うことを特徴とする請求項16記載の無線通信端末の制御方法。
- 前記リアルタイム性を有するアプリケーションがVoIPアプリケーションでありかつ、他の基地局のエリアとオーバラップする境界に存在すると判定した場合、前記他の無線通信システムに切り替えるか、又は前記無線通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うことを特徴とする請求項16記載の無線通信端末の制御方法。
- 前記無線通信システムと前記他の無線通信システムの遅延差を測定し、
該遅延差が閾値より大きい場合、前記他の無線通信システムに切り替えることを特徴とする請求項18記載の無線通信端末の制御方法。 - 前記無線通信システムと前記他の無線通信システムの遅延差を測定し、
該遅延差が閾値以下の場合、前記無線通信システムの通信の補完のために前記他の無線通信システムと同時に通信を行うことを特徴とする請求項18記載の無線通信端末の制御方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010074159A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | 京セラ株式会社 | 無線端末、中継装置及び無線通信方法 |
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