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JP2008140474A - 光ディスク装置 - Google Patents

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JP2008140474A
JP2008140474A JP2006325751A JP2006325751A JP2008140474A JP 2008140474 A JP2008140474 A JP 2008140474A JP 2006325751 A JP2006325751 A JP 2006325751A JP 2006325751 A JP2006325751 A JP 2006325751A JP 2008140474 A JP2008140474 A JP 2008140474A
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JP2006325751A
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Teruhiko Nishino
輝彦 西野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】NAND型フラッシュメモリに格納する制御データの信頼性を、簡単な制御方法で確保できる光ディスクドライブ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の光ディスクドライブ装置は、装置を制御するCPU2と、CPU2の作業領域、かつ、装置制御のための制御データの格納領域を含むRAM3と、DVDフォーマット規格に対応したDVD−ECC部5と、装置制御のための制御データを格納するNAND型フラッシュメモリ7とを備え、DVD−ECC部5は、制御データを、DVDフォーマット規格に従って、誤り訂正または誤り訂正符号化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、DVD規格に準拠した光ディスクドライブ装置に関し、特に、光ディスクドライブ装置を制御するための制御データをNAND型フラッシュメモリに格納するものに関する。
従来、光ディスクドライブ装置等の電子機器では、機器を制御するための制御データ(ファームウェアデータ)をダウンロードなどにより書き換える可能性がある。このため、多くの電子機器では制御データを不揮発性メモリの一種であるNOR型フラッシュメモリやNAND型フラッシュメモリに格納して、製品出荷後の制御データの書き換えに対応している。この制御データには、制御プログラム、制御コード、データテーブルなどが含まれている。
NOR型フラッシュメモリは、NAND型フラッシュメモリに比べて、データの信頼性に優れているが、集積度の点で劣り、高価である。よって、コストを抑えるために、半導体集積回路への集積度に優れ、低価格のNAND型フラッシュメモリを採用する電子機器もある(非特許文献1参照)。
図10は、NAND型フラッシュメモリの構成を示す図である。
NAND型フラッシュメモリ101は、ページ102という基本単位で構成され、データの書き込み、読み出しはこのページ単位で行われる。1ページはデータ領域104と冗長領域105から構成される。
NAND型フラッシュメモリ101は、ブロック103という消去単位でデータが消去される。したがって、消去コマンドによって1つのブロックを指定することにより、1つのブロックを構成する複数のページが消去されることになる。
NAND型フラッシュメモリには全体のメモリ容量に応じて大ブロック品と小ブロック品がある。小ブロック品は1ページが528バイトであり、ページ内のデータ領域が512バイト、ページ内の冗長領域が16バイトである。また、1ブロックは32ページから構成される。大ブロック品は1ページが2112バイトであり、ページ内のデータ領域が2048バイト、ページ内の冗長領域が64バイトである。また1ブロックは64ページから構成される。
NAND型フラッシュメモリ101は、構造上不良ブロックという、使用できないブロック単位の領域が定義されている。不良ブロックには、半導体製造段階からの不良である先天性不良ブロックと、その後の消去、書き込み、及び読み出しサイクルの繰り返し動作から発生する後天性不良ブロックがある。ただし、メモリの先頭ブロックについては常時良品ブロックであることが保証されている。
以上のように構成されるNAND型フラッシュメモリは、データ書き込み時に、エラービットが発生しやすいという性質がある。このため、NAND型フラッシュメモリにデータを記憶する場合、NAND型フラッシュメモリ専用の誤り訂正手段と誤り訂正符号化手段が必要になる。よって、NAND型フラッシュメモリに制御データを書き込む場合、誤り訂正符号化手段が、誤り訂正符号(パリティ)を生成する。生成されたパリティは、NAND型フラッシュメモリ内の冗長バイト部分(図10の冗長領域105)に書き込まれる。そして、データの読み出し時に、アクセスのあったアドレスに該当するデータとその冗長バイトが読み出され、誤り訂正手段が制御データを誤り訂正処理する。
しかし、NAND型フラッシュメモリで定義される誤り訂正符号は誤り訂正能力が低い。このため、制御データの信頼性を確保するために、NAND型フラッシュメモリで発生するエラーを検出し、エラー訂正不可能である場合には、エラーが存在しないデータを外部メモリやネットワーク経由で取得する電子機器が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−318465号公報(10頁、図1) 小田一幾著、「NAND型フラッシュ・メモリの基本的な使い方」、インターフェイス、CQ出版社、2006年3月号 p.52―61
従来、光ディスクドライブ装置等の電子機器では、機器を制御するための制御データの格納にNOR型フラッシュメモリを採用するものあるが、NOR型フラッシュメモリは半導体集積回路への集積度に劣り、高価であるため、コストダウンが難しいという課題があった。
一方、制御データの格納にNAND型フラッシュメモリを採用すると、データの信頼性が低いため、CPUが、NAND型フラッシュメモリ専用の誤り訂正手段及び誤り訂正符号化手段を半導体集積回路として搭載する必要があり、コストダウンが限定的になるという課題がある。
また、NAND型フラッシュメモリで定義される誤り訂正符号は誤り訂正能力が低い。例えば、デジタルカメラ等に利用される取り外し可能なメモリカード規格の一つであるスマートメディア規格やxDピクチャーカード規格では、誤り訂正符号化の計算単位である256バイトのデータエリアで、1ビットの誤り訂正能力と2ビットの誤り検出能力しかない。このため、光ディスクドライブなどの信頼性が高いデータが要求される分野では、NAND型フラッシュメモリは制御データを格納するには不十分である。したがって、NAND型フラッシュメモリは制御データを格納する場合、誤り訂正能力を超えるエラーの発生時には、外部の通信回線等から正しい制御データを獲得するなどの複雑な手段や制御処理が必要であるという課題がある。
よって、本発明では、簡単な制御方法で、信頼性の高い制御データを安価なNAND型フラッシュメモリに格納する光ディスクドライブ装置を提供することを目的とする。
本発明は、光ディスクからデータを読み出す光ディスクドライブ装置において、前記光ディスクドライブ装置を制御するCPUと、前記CPUが光ディスクドライブ装置を制御するために用いる制御データを格納するROM記憶部と、前記CPUの作業領域及び前記制御データの格納領域を含むRAM記憶部と、前記CPUの起動プログラムを格納するブート用記憶部と、DVDフォーマット規格に従って前記制御データを誤り訂正する誤り訂正部とを備え、前記制御データが、DVDフォーマット規格の複数のデータセクタから構成され、前記ROM記憶手段には、前記複数のデータセクタから構成される制御データに、DVDフォーマット規格に対応した誤り訂正符号が付加された誤り訂正ブロックが格納され、前記誤り訂正部が、前記誤り訂正ブロックに付加された誤り訂正符号を用いて、前記RAM記憶部上で前記制御データを誤り訂正することを特徴とする。
また、本発明は、前記ROM記憶部に、前記誤り訂正符号として、前記制御データのインナーパリティが格納され、前記誤り訂正部が、前記インナーパリティを用いて、前記制御データを誤り訂正することを特徴とする。
また、本発明は、前記ROM記憶部に、前記誤り訂正符号として前記制御データのアウターパリティが格納され、前記誤り訂正部が、前記アウターパリティを用いて前記制御データを誤り訂正することを特徴とする。
また、本発明は、前記ROM記憶部に、前記誤り訂正符号として前記制御データのインナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティが格納され、前記誤り訂正部が、前記インナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを用いて前記制御データを誤り訂正することを特徴とする。
また、本発明は、前記誤り訂正ブロックが、DVDフォーマット規格に対応するインターリーブ処理が施されたものであり、前記CPUは、DVDフォーマット規格に従って前記誤り訂正ブロックをデインターリーブ処理し、前記誤り訂正部が、前記インナーパリティ、アウターパリティのいずれか一方、または、前記インナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを用いて、デインターリーブ処理された前記誤り訂正ブロックの制御データを誤り訂正することを特徴とする。
また、本発明は、前記光ディスクドライブ装置を制御するCPUと、前記CPUが光ディスクドライブ装置を制御するために用いる制御データを格納するROM記憶部と、前記CPUの作業領域及び前記制御データの格納領域を含むRAM記憶部と、前記CPUの起動プログラムを格納するブート用記憶部と、DVDフォーマット規格に従って前記制御データを誤り訂正符号化する誤り訂正符号化部とを備え、前記誤り訂正符号化部は、前記RAM記憶部上で、DVDフォーマット規格に従って前記制御データの誤り訂正符号を生成し、DVDフォーマット規格の複数のデータセクタから構成される前記制御データに前記誤り訂正符号を付加した誤り訂正ブロックを生成し、前記ROM記憶手段は、前記誤り訂正ブロックを格納することを特徴とする。
また、本発明は、前記誤り訂正符号化部が、前記誤り訂正符号として前記制御データのインナーパリティを生成し、前記複数のデータセクタから構成される制御データに前記インナーパリティを付加して前記誤り訂正ブロックを生成することを特徴とする。
また、本発明は、前記誤り訂正符号化部が、前記誤り訂正符号として前記制御データのアウターパリティを生成し、前記複数のデータセクタから構成される制御データに前記アウターパリティを付加して前記誤り訂正ブロックを生成することを特徴とする。
また、本発明は、前記誤り訂正符号化部が、前記誤り訂正符号として前記制御データのインナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを生成し、前記複数のデータセクタから構成される制御データに前記インナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを付加して前記誤り訂正ブロックを生成することを特徴とする。
また、本発明は、前記誤り訂正符号化部が、前記誤り訂正符号として、前記制御データのアウターパリティ、または前記制御データのインナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを生成して、前記複数のデータセクタから構成される制御データに付加して前記誤り訂正ブロックを生成し、前記CPUは、DVDフォーマット規格に従って前記誤り訂正ブロックをインターリーブ処理することを特徴とする。
また、本発明は、光ディスクからデータを読み出す、または光ディスクにデータを書き込む 光ディスクドライブ装置において、前記光ディスクドライブ装置を制御するCPUと、前記CPUが光ディスクドライブ装置を制御するために用いる制御データを格納するROM記憶部と、前記CPUの作業領域及び前記制御データの格納領域を含むRAM記憶部と、前記CPUの起動プログラムを格納するブート用記憶部と、DVDフォーマット規格に従って前記制御データを誤り訂正する誤り訂正処理と、DVDフォーマット規格に従って前記制御データを誤り訂正符号化する誤り訂正符号化処理とを行う誤り訂正・誤り訂正符号化部とを備え、前記制御データが、DVDフォーマット規格の複数のデータセクタから構成され、前記ROM記憶手段が、前記複数のデータセクタから構成される制御データに、DVDフォーマット規格に対応した誤り訂正符号が付加された誤り訂正ブロックを格納するものであり、前記誤り訂正・誤り訂正符号化部が、誤り訂正処理時には、前記誤り訂正ブロックに付加された誤り訂正符号を用いて、前記RAM記憶部上で前記制御データを誤り訂正し、前記誤り訂正符号化処理時には、前記RAM記憶部上で、DVDフォーマット規格に従って前記制御データの誤り訂正符号を生成し、DVDフォーマット規格の複数のデータセクタから構成される前記制御データに前記誤り訂正符号を付加した誤り訂正ブロックを生成することを特徴とする。
また、本発明は、前記制御データが、前記データセクタにおけるDVDフォーマット規格で定義されるデータ領域と管理情報領域とに格納されることを特徴とする。
また、本発明は、前記ROM記憶部が、NAND型フラッシュメモリであることを特徴とする。
また、本発明は、前記制御データが、前記NAND型フラッシュメモリのデータ領域及び冗長領域を含む全領域に格納されることを特徴とする。
本発明の光ディスクドライブ装置によれば、DVDフォーマット規格に対応した誤り訂正能力の高い光ディスクドライブ装置の誤り訂正部によって、装置制御のための制御データを誤り訂正するようにした。これにより、信頼性の高い制御データが要求される光ディスクドライブ装置において、信頼性の高い制御データを安価なNAND型フラッシュメモリに格納できる。さらに、NADN型フラッシュメモリ専用の誤り訂正手段を備える必要がないことから、装置の回路規模を削減できる。その結果、簡単で制御方式によって、安価で、信頼性の高い光ディスクドライブ装置を提供できる。
本発明の光ディスクドライブ装置によれば、DVDフォーマット規格に対応した誤り訂正能力の高い誤り訂正符号を生成する光ディスクドライブ装置の誤り訂正符号化部によって、装置制御のための制御データの誤り訂正符号を生成して、前記制御データを符号化するようにした。これにより、信頼性の高い制御データが要求される光ディスクドライブ装置において、信頼性の高い制御データを安価なNAND型フラッシュメモリに格納できる。さらに、NADN型フラッシュメモリ専用の誤り訂正符号化手段を備える必要がないことから、装置の回路規模を削減できる。その結果、簡単な制御方式によって、安価で、かつ信頼性の高い光ディスクドライブ装置を提供することができる。
また、本発明の光ディスクドライブ装置によれば、前記制御データを、DVDフォーマット規格で定義されるデータセクタのデータ領域と管理情報領域に格納することから、NAND型フラッシュメモリに占める誤り訂正符号の占有率を下げることができる。その結果、高速の誤り訂正を実現できる。
また、本発明のディスクドライブ装置によれば、前記制御データを、前記NAND型フラッシュメモリのデータ領域及び冗長領域を含む全領域に格納することから、NAND型フラッシュメモリの領域を有効に使用して、制御データを格納できる。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置はDVD規格に準拠する。また、制御データを格納するメモリとして、NAND型フラッシュメモリを備える。しかし、NAND型フラッシュメモリ専用の誤り訂正手段を備えずに、DVDフォーマット規格に対応した誤り訂正能力の高い光ディスクドライブ装置用のDVD−ECC(Error correction code)部によって、NAND型フラッシュメモリに格納された制御データを誤り訂正することを特徴とする。さらに、NAND型フラッシュメモリ専用の誤り訂正符号化手段を備えずに、DVDフォーマット規格に対応した誤り訂正能力の高い光ディスクドライブ装置用のDVD−ECC部によって、制御データを誤り訂正符号化して、NAND型フラッシュメモリに格納することを特徴とする。
図1は、本実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置の制御部の構成を示すブロック図である。
図1において、制御部10は、システムバス1と、光ディスクドライブ装置を制御するCPU2と、CPU2の作業領域及びCPU2が光ディスクドライブ装置を制御するために用いる制御データの格納領域を含むRAM3と、CPU2の起動処理用プログラム(制御コード)を格納するブートROM(BOOT−ROM)4と、DVDフォーマット規格に対応したDVD−ECC部5と、NAND型フラッシュメモリ・インターフェイス部6と、光ディスクドライブ装置を制御するために用いる制御データを格納するNAND型フラッシュメモリ7と、ATAPIなどの外部インターフェイス8とを備える。DVD−ECC部5は、NAND型フラッシュメモリ7に格納される制御データを誤り訂正する機能と、制御データを誤り訂正符号化する機能を有している。
本実施の形態1では、制御データは、DVDフォーマット規格に対応したECCブロック形式でNAND型フラッシュメモリ7に格納される。
図7はDVDフォーマット規格のデータセクタ構成図であり、172バイト×12行の配列構造となっている。データセクタ71において、ID、IED、及びRSV領域はDVDフォーマット規格では管理情報を格納する領域として定義されている。データセクタの末尾に配置されるEDC(Error Direction Code)は、データセクタ全体の誤り検出用パリティである。このEDCは32bitのCRC(Cyclic Redundancy Check)パリティであり、誤り訂正終了後のデータセクタの誤訂正の検出に用いられる。ID、IED、RSV領域はDVDフォーマット規格としては、本来、管理情報を格納するための領域であるが、本実施の形態1では、ID、IED、及びRSV領域の合計12バイトの領域にもメインデータ領域と区別なく制御データを格納する。すなわち1つのデータセクタに格納できるメインデータは、メインデータ領域の2048バイト+管理情報領域の12バイト=2060バイトになる。データセクタ末尾のEDC領域は、データセクタ全体の誤り検出用パリティ領域であるため、この領域には制御データを格納しない。
図8は、DVDフォーマット規格のECCブロックの構成図である。本実施の形態1では、制御データは、図8に示すECCブロック単位で誤り訂正、誤り訂正符号化、誤り検出が行われる。ECCブロック81は、データセクタ71を連続して16個集めたメインデータ82、メインデータ82のインナーパリティを格納するPI83、メインデータのアウターパリティを格納するPO84、インナーパリティのアウターパリティを格納するPIPO85から構成される。なお、メインデータ82は16個のデータセクタ71から構成されることから、12行×16個=192行と172バイトの配列から構成される容量となる。よって、CPU2によって実行可能な、2060バイト×16セクタ=32960バイト分の制御データを格納できる。DVDフォーマット規格としては、パリティ領域を含めた1つのECCブロック領域は208行×182バイト=37856バイトである。
本実施の形態1において、DVD−ECC部5は、制御データを誤り訂正する際、パリティ領域として、PI83のみを使用する場合、PO84のみを使用する場合、PI83、PO84及びPIPO85を使用する場合がある。
PI83だけをパリティ領域として使用する場合、1つのECCブロック単位を192行×182バイト=34944バイトとして使用できる。この場合、誤り訂正能力が低くなるが、実用上十分な誤り訂正能力を有する。PI83だけを使用することで、NAND型フラッシュメモリ全体に占めるパリティの占有率を下げることができるので、PI83とPO84の両方を使う場合と比較して高速な誤り訂正が可能となる。
PO84だけをパリティ領域として使用する場合、1つのECCブロック単位を208行×172バイト=35776バイトとして使用できる。この場合、誤り訂正能力が低くくなるが、実用上十分な誤り訂正能力を有する。PO84だけを使用することで、NAND型フラッシュメモリ全体に占めるパリティの占有率を下げることができ、PI83とPO84の両方を使う場合と比較して高速なエラー訂正が可能となる。
また、PI83、PO84、及びPIPO85を使用して、訂正能力の高い誤り訂正も可能である。
また、ECCブロック81は、DVDフォーマット規格で定義されるインターリーブ処理が施される場合もある。図9は、DVDフォーマット規格のインターリーブ概念を示す図である。インターリーブは、アウターパリテのみを使用する場合、またはインナーパリティとアウターパリティの両方を使用する場合に、適用できる。DVDフォーマット規格では、16行のPO84のアウターパリティを1行ずつ各セクタの最終行に移動し、各セクタを13行の構成とすることで、ECCブロック81のインターリーブ処理を行う。以上のようにしてインターリーブ処理されたECCブロック86は、バースト誤りに強いという利点を有する。
本実施の形態1では、以上のような構成のECCブロックが、NAND型フラッシュメモリ7に格納されている。NAND型フラッシュメモリ7は、従来のデータ領域104と冗長領域105とを合わせた全領域にECCブロックを格納する。これは、本実施の形態1では、光ディスクドライブ装置のDVD−ECC部5によって、制御データを誤り訂正符号化し、該制御データをDVDフォーマット規格のECCブロック形式でNANDフラッシュメモリ7に格納することから、冗長領域105に、NAND型フラッシュメモリで定義されるパリティを格納する必要がないためである。これにより、冗長領域105に誤り訂正能力が低いパリティが格納されている従来のNAND型フラッシュメモリに比べて、本実施の形態1に係るNAND型フラッシュメモリ7は全領域を制御データの格納領域として、有効に使用できる。
図2はNAND型フラッシュメモリ7のメモリマップを示す図である。NAND型フラッシュメモリ7の空間21には、先頭ブロックに位置する管理ブロック22と、良品データブロック23と、不良データブロック24とが存在する。
図3は、NAND型フラッシュメモリ7の管理ブロック22の詳細なメモリマップを示す図である。管理ブロック22の空間31には、有効データサイズ情報32と、不良ブロック番号リスト33と、符号化モード情報34とが格納されている。有効データサイズ情報32は、良品データブロックに格納されているデータ格納サイズを示す。不良ブロック番号リスト33は、NAND型フラッシュメモリ7の全ての不良ブロック番号をリスト形式で記述している。符号化モード情報34は、ECC−DVD部5が、誤り訂正符号化時に、制御データを、インナーパリティだけを使用して符号化するのか、アウターパリティだけを使用して符号化するのか、インナーパリティとアウターパリティの両方を使用して符号化するのか、また、インターリーブを適用して、符号化するのかを示す情報である。
図4はRAM3のメモリマップを示す図である。RAM3の空間41には、管理ブロックエリア42と、作業エリア43と、制御データ格納エリア44とが存在する。管理ブロックエリア42は、NAND型フラッシュメモリ7の先頭に位置する管理ブロック22と同一の用途である。作業エリア43は、DVD−ECC部5が制御データに対する作業をECCブロック単位で行うための領域である。制御データ格納エリア44は制御データを格納するための領域である。
以下、本実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置の読み取り動作における制御データの誤り訂正処理について、図5を用いて説明する。
ステップS1:CPU2はBOOT−ROM4に格納された制御コードを実行する。
ステップS2:CPU2はNAND型フラッシュメモリ・インターフェイス部6を介して管理ブロック22の内容をRAM3上の管理ブロックエリア42に転送する。
ステップS3:CPU2はDVD−ECC部5の動作を誤り訂正モードに設定する。
ステップS4:CPU2は、制御データの符号化に関する符号化モード情報34を読み出し、DVD−ECC部5の動作モードを設定する。すなわち、インナーパリティとアウターパリティのいずれか一方を使用して実用上十分な信頼性を有する高速な誤り訂正を行うか、アウターパリティとインナーパリティの両方を使用することによって信頼性の高い誤り訂正を行うかを設定する。
ステップS5:CPU2は、不良ブロック番号リスト33を参照しながら、良品ブロック番号を昇順にし、NAND型フラッシュメモリ・インターフェイス部6を介して、DVDフォーマット形式の制御データをECC単位で、良品ブロック23からRAM3の作業エリア43に転送する。すなわち、制御データを、図8に示すECCブロック81単位で転送する。
ステップS6:CPU2は、符号化モード情報34を読み取り、制御データがインターリーブ処理されているかを判定し、判定結果が“Yes”の場合は、処理をステップS7に移行し、“No”の場合は、処理をステップS8に移行する。
ステップS7:CPU2は、インターリーブ処理されたECCブロック86を、元のECCブロック81の形式に戻すデインターリーブ処理を行う。
ステップS8:CPU2は、DVD−ECC部5を起動させ、DVD−ECC部5は、RAM3の作業エリア43上の制御データを、ステップS4にて設定された動作モードで誤り訂正する。
ステップS9:CPU2は誤り訂正された制御データを作業エリア43から制御データ格納エリア44へ転送する。
ステップS10: CPU2は、有効データサイズ情報32に示されているデータ格納サイズ分の誤り訂正が行われたかを判定し、判定結果が“No”の場合は、処理をステップS5に戻す。これにより、ステップS5〜ステップS9の処理が有効データサイズ情報32に示されているサイズ分だけ繰り返し実行される。一方、判定結果が“Yes”の場合は、処理をステップS11に移行する。
ステップS11:制御データ格納エリア44にCPU2が実行可能な制御データが格納される。
ステップS12:制御データのコードが実行される。
次に、本実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置の書き込み動作における制御データの誤り訂正符号化処理について図6を用いて説明する。
ステップS21:CPU2はBOOT−ROM4に格納されている制御コードを実行する。
ステップS22:CPU2は、NAND型フラッシュメモリ・インターフェイス部6を介して管理ブロック22の内容をRAM3上の管理ブロックエリア42に転送する。
ステップS23:CPU2は、DVD−ECC部5の動作を消失訂正モードに設定する。
ステップS24:CPU2は、外部インターフェイス8から転送される、NAND型フラッシュメモリ7に格納する時の制御データの符号化モード情報34を、RAM3上の管理ブロックエリア42に転送する。
ステップS25:符号化モード情報34に基づいて、DVD−ECC部5の動作モードを設定する。すなわち、制御データを、インナーパリティとアウターパリティのいずれか一方を使用して誤り訂正符号化するか、アウターパリティとインナーパリティの両方を使用して誤り訂正符号化するか、インターリーブも適用してバースト誤りに強い誤り訂正符号化をするかを設定する。
ステップS26:CPU2は、不良ブロック番号リスト33を参照しながら、NAND型フラッシュメモリ7の管理ブロック22と全ての良品ブロックに対して消去コマンドを発行し、NAND型フラッシュメモリ7の消去を行う。この消去処理で、消去エラーが発生し、後天性の不良ブロックが発生した場合、CPU2は、その不良ブロック番号を管理ブロックエリア42上の不良ブロックリスト33に追加する。
ステップS27:CPU2は、外部インターフェイス8から転送される光ディスクドライブ装置の制御データをRAM3上の制御データ格納エリア44に転送する。
ステップS28:CPU2は、制御データ格納エリア44上の制御データを、DVD−ECC部5の符号化単位(ECC単位)で作業エリア43に転送する。すなわち、図8に示すメインデータ82単位で作業エリア43に転送する。
ステップS29:CPU2は、DVD−ECC部5を起動させ、DVD−ECC部5は、ステップS25にて設定された動作モードに従って、制御データの誤り訂正符号を生成する。すなわち、インナーパリティを生成する動作モードの場合は制御データのインナーパリティを、アウターパリティを生成する動作モードの場合は制御データのアウターパリティを、インナーパリティ及びアウターパリティを生成する動作モードの場合は、制御データのインナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを生成し、インターリーブを適用する動作モードの場合はアウターパリティ、またはインナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを生成する。そして、生成したパリティを、メインデータである制御データに付加したECCブロックを生成する。すなわち、ECCブロック81を生成する。
ステップS30:CPU2は、符号化モード情報34から、インターリーブを適用して制御データを誤り訂正符号化するかを判定し、判定結果が、“Yes”の場合は処理をステップS31に移行し、“No”の場合は処理をステップS32に移行する。
ステップS31:CPU2は、図8に示すECCブロック81を図9に示すECCブロック86の形式にするインターリーブ処理を行う。
ステップ32:CPU2は、NAND型フラッシュメモリ・インターフェイス部6を介して、ECCブロックを作業エリア43からNAND型フラッシュメモリ7の良品ブロック23へ書き込む。この時、管理ブロックエリア42の不良ブロック番号リスト33に記述された不良ブロックには書き込みを行わない。また、書き込み時にエラーが発生し後天性の不良ブロックが発生した場合は、その不良ブロック番号を不良ブロック番号リスト33に追加し、新たな良品データブロックにデータを書き込む。
ステップS33:CPU2は、データ格納サイズ分のデータを誤り訂正符号化したかを判定し、判定結果が“No”の場合は、処理をステップ28に戻す。これにより、ステップS28〜ステップS32の処理を制御データが格納されている制御データ格納エリア43の最後まで行うことができる。一方、判定結果が“Yes”の場合は、処理をステップS34に移行する。
ステップS34:CPU2は、RAM3上の有効データサイズ情報32を実際に書き込んだサイズに更新し、最後に、RAM3上の管理ブロックエリア42の内容をNAND型フラッシュメモリ・インターフェイス部6を介してNAND型フラッシュメモリ7の管理ブロック22に書き込む。
光ディスクドライブ装置は、以上のようにしてNADN型フラッシュメモリ7に書き込んだ制御データを、装置制御を行う際に、読み出して誤り訂正する。
以上のように本実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置によれば、DVDフォーマット規格に対応した誤り訂正能力が高いECC−DVD部5によって、装置制御のための制御データを誤り訂正するようにした。これにより、信頼性の高い制御データが要求される光ディスクドライブ装置において、信頼性の高い制御データを安価なNAND型フラッシュメモリ7に格納できる。さらに、NADN型フラッシュメモリ専用の誤り訂正手段を備える必要がないことから、装置の回路規模を削減できる。
また、本実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置によれば、DVDフォーマット規格に対応したECC−DVD部5によって、装置制御のための制御データの誤り訂正符号を生成して、前記制御データを符号化するようにした。これにより、信頼性の高い制御データが要求される光ディスクドライブ装置において、信頼性の高い制御データを安価なNAND型フラッシュメモリ7に格納できる。さらに、NADN型フラッシュメモリ専用の誤り訂正符号化手段を備える必要がないことから、装置の回路規模を削減できる。
また、本実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置によれば、制御データを、DVDフォーマット規格で定義されるデータセクタ71のデータ領域と管理情報領域に格納することから、NAND型フラッシュメモリ7に占めるパリティの占有率を下げることができる。その結果、高速の誤り訂正を実現できる。
また、本実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置によれば、制御データを、NAND型フラッシュメモリ7のデータ領域及び冗長領域を含む全領域に格納することから、NAND型フラッシュメモリ7の領域を有効に使用して、制御データを格納できる。
本発明は、装置制御のためのファームウェアデータをフラッシュメモリに格納して、使用する光ディスクドライブ装置に好適である。
本発明の実施の形態1係る光ディスクドライブ装置の制御部の一構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置のNAND型フラッシュメモリのメモリマップ図である。 本発明の実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置のNAND型フラッシュメモリの管理ブロックのメモリマップ図である。 本発明の実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置のRAMのメモリマップ図である。 本発明の実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置の読み取り動作における誤り訂正処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態1に係る光ディスクドライブ装置の書き込み動作における誤り訂正符号化処理を示すフロー図である。 DVDフォーマット規格のデータセクタの構成図である。 DVDフォーマット規格の誤り訂正ブロックの構成図である。 インターリーブ処理されたDVDフォーマット規格の誤り訂正ブロックの構成図である。 NAND型フラッシュメモリのブロック構成概念図である。
符号の説明
1 システムバス
2 CPU
3 RAM
4 BOOT−ROM
5 DVD−ECC部
6 NAND型フラッシュメモリインターフェイス部
7 NAND型フラッシュメモリ
8 外部インターフェイス
10 制御部
21 NAND型フラッシュメモリの全空間
22 管理ブロック
23 良品データブロック
24 不良データブロック
31 管理ブロックの全空間
32 有効データサイズ情報
33 不良ブロック番号リスト
34 符号化モード情報
41 RAMの全空間
42 管理ブロックエリア
43 作業エリア
44 制御データ格納エリア
71 データセクタ
81 ECCブロック
82 メインデータ
83 PI
84 PO
85 PIPO
86 インターリーブ処理後のECCブロック
101 NAND型フラッシュメモリ
102 ページ
103 ブロック
104 データ領域
105 冗長領域

Claims (14)

  1. 光ディスクからデータを読み出す光ディスクドライブ装置において、
    前記光ディスクドライブ装置を制御するCPUと、
    前記CPUが光ディスクドライブ装置を制御するために用いる制御データを格納するROM記憶部と、
    前記CPUの作業領域及び前記制御データの格納領域を含むRAM記憶部と、
    前記CPUの起動プログラムを格納するブート用記憶部と、
    DVDフォーマット規格に従って前記制御データを誤り訂正する誤り訂正部とを備え、
    前記制御データは、DVDフォーマット規格の複数のデータセクタから構成され、
    前記ROM記憶手段には、前記複数のデータセクタから構成される制御データに、DVDフォーマット規格に対応した誤り訂正符号が付加された誤り訂正ブロックが格納され、
    前記誤り訂正部は、前記誤り訂正ブロックに付加された誤り訂正符号を用いて、前記RAM記憶部上で前記制御データを誤り訂正する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記ROM記憶部には、前記誤り訂正符号として前記制御データのインナーパリティが格納され、
    前記誤り訂正部は、前記インナーパリティを用いて前記制御データを誤り訂正する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  3. 請求項1に記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記ROM記憶部には、前記誤り訂正符号として前記制御データのアウターパリティが格納され、
    前記誤り訂正部は、前記アウターパリティを用いて前記制御データを誤り訂正する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  4. 請求項1に記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記ROM記憶部には、前記誤り訂正符号として、前記制御データのインナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティが格納され、
    前記誤り訂正部は、前記インナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを用いて、前記制御データを誤り訂正する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記誤り訂正ブロックは、DVDフォーマット規格に対応するインターリーブ処理が施されたものであり、
    前記CPUは、DVDフォーマット規格に従って前記誤り訂正ブロックをデインターリーブ処理し、
    前記誤り訂正部は、前記インナーパリティ、アウターパリティのいずれか一方、または、前記インナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを用いて、デインターリーブ処理された前記誤り訂正ブロックの制御データを誤り訂正する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  6. 光ディスクにデータを書き込む光ディスクドライブ装置において、
    前記光ディスクドライブ装置を制御するCPUと、
    前記CPUが光ディスクドライブ装置を制御するために用いる制御データを格納するROM記憶部と、
    前記CPUの作業領域及び前記制御データの格納領域を含むRAM記憶部と、
    前記CPUの起動プログラムを格納するブート用記憶部と、
    DVDフォーマット規格に従って前記制御データを誤り訂正符号化する誤り訂正符号化部とを備え、
    前記誤り訂正符号化部は、前記RAM記憶部上で、DVDフォーマット規格に従って前記制御データの誤り訂正符号を生成し、DVDフォーマット規格の複数のデータセクタから構成される前記制御データに前記誤り訂正符号を付加した誤り訂正ブロックを生成し、
    前記ROM記憶手段は、前記誤り訂正ブロックを格納する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  7. 請求項6記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記誤り訂正符号化部は、
    前記誤り訂正符号として前記制御データのインナーパリティを生成し、前記複数のデータセクタから構成される制御データに前記インナーパリティを付加して前記誤り訂正ブロックを生成する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  8. 請求項6記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記誤り訂正符号化部は、
    前記誤り訂正符号として前記制御データのアウターパリティを生成し、前記複数のデータセクタから構成される制御データに前記アウターパリティを付加して前記誤り訂正ブロックを生成する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  9. 請求項6記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記誤り訂正符号化部は、
    前記誤り訂正符号として前記制御データのインナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを生成し、前記複数のデータセクタから構成される制御データに前記インナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを付加して前記誤り訂正ブロックを生成する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  10. 請求項6に記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記誤り訂正符号化部は、
    前記誤り訂正符号として前記制御データのアウターパリティ、または前記制御データのインナーパリティ、アウターパリティ、及びインナーパリティのアウターパリティを生成して、前記複数のデータセクタから構成される制御データに付加して前記誤り訂正ブロックを生成し、
    前記CPUは、DVDフォーマット規格に従って前記誤り訂正ブロックをインターリーブ処理する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  11. 光ディスクからデータを読み出す、または光ディスクにデータを書き込む光ディスクドライブ装置において、
    前記光ディスクドライブ装置を制御するCPUと、
    前記CPUが光ディスクドライブ装置を制御するために用いる制御データを格納するROM記憶部と、
    前記CPUの作業領域及び前記制御データの格納領域を含むRAM記憶部と、
    前記CPUの起動プログラムを格納するブート用記憶部と、
    DVDフォーマット規格に従って前記制御データを誤り訂正する誤り訂正処理と、DVDフォーマット規格に従って前記制御データを誤り訂正符号化する誤り訂正符号化処理とを行う誤り訂正・誤り訂正符号化部とを備え、
    前記制御データは、DVDフォーマット規格の複数のデータセクタから構成され、
    前記ROM記憶手段は、前記複数のデータセクタから構成される制御データに、DVDフォーマット規格に対応した誤り訂正符号が付加された誤り訂正ブロックを格納するものであり、
    前記誤り訂正・誤り訂正符号化部は、誤り訂正処理時には、前記誤り訂正ブロックに付加された誤り訂正符号を用いて、前記RAM記憶部上で前記制御データを誤り訂正し、前記誤り訂正符号化処理時には、前記RAM記憶部上で、DVDフォーマット規格に従って前記制御データの誤り訂正符号を生成し、DVDフォーマット規格の複数のデータセクタから構成される前記制御データに前記誤り訂正符号を付加した誤り訂正ブロックを生成する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  12. 請求項1、請求項6、請求項11のいずれかに記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記制御データは、前記データセクタにおけるDVDフォーマット規格で定義されるデータ領域と管理情報領域とに格納される、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  13. 請求項1、請求項6、請求項11のいずれかに記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記ROM記憶部は、NAND型フラッシュメモリである、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  14. 請求項13記載の光ディスクドライブ装置において、
    前記制御データは、前記NAND型フラッシュメモリのデータ領域及び冗長領域を含む全領域に格納される、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
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