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JP2008136415A - 観察装置 - Google Patents

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JP2008136415A JP2006325707A JP2006325707A JP2008136415A JP 2008136415 A JP2008136415 A JP 2008136415A JP 2006325707 A JP2006325707 A JP 2006325707A JP 2006325707 A JP2006325707 A JP 2006325707A JP 2008136415 A JP2008136415 A JP 2008136415A
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Nobuhiko Yonetani
信彦 米谷
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Nikon Corp
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Abstract

【課題】本発明は、コストを抑えながら薬剤刺激観察の精度を向上させることのできる観察装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の観察装置は、被観察物に対する投薬の有無を監視するセンサ(151)と、前記センサ(151)の出力に基づき投薬タイミングを記録する記録手段(170)とを備えたことを特徴とする。このようにして投薬タイミングを自動管理すれば、電動投薬装置を使用しなくともユーザの手間を軽減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、培養細胞などの薬剤刺激観察に適用可能な観察装置に関する。
培養容器の培地の環境を制御しながら、培地で生育中の培養細胞を拡大撮影する顕微鏡システムが実用化されている(特許文献1などを参照)。この顕微鏡システムでは、培養細胞に生じる緩やかな時間変化を視覚的に捉えるため、タイムラプス撮影が有効である(特許文献2などを参照)。このタイムラプス撮影のインターバルを短期間(例えば100msec)に設定すれば、培養細胞に薬剤刺激を与えたときに生じる急速な薬剤反応を捉えることもできる。
タイムラプス撮影で取得された多数の画像データは、コンピュータによって管理される。薬剤反応を観察するためにユーザが投薬を行った場合は、その投薬タイミングを示す情報(投薬情報)も画像データと共に管理されることが望ましい。
特開2005−326495号公報 特開2006−220904号公報
しかし、投薬情報をコンピュータへ入力する作業は手間が掛かり、仮に投薬情報をワンタッチで入力できたとしても、投薬の際にユーザの意識を投薬のみに集中させることができないので、投薬に失敗する可能性がある。例えば、培地に振動が加わり、培養細胞が培地内を浮遊して対物レンズの視野から外れる可能性がある。このような失敗を防ぐために電動投薬装置も提案されているが、コスト高である。
そこで本発明は、コストを抑えながら薬剤刺激観察の精度を向上させることのできる観察装置を提供することを目的とする。
本発明の観察装置は、被観察物に薬剤が投薬されたときの変化を観察する観察装置において、前記被観察物に対する前記投薬の有無を監視するセンサと、前記センサの出力に基づき投薬タイミングを記録する記録手段とを備えたことを特徴とする。
なお、前記被観察物を収容する容器に前記薬剤を導くための管を更に備えることが望ましい。
また、前記センサは、前記薬剤の経路である前記管の圧力変化を検出してもよい。
また、前記センサは、前記被観察物の重量変化を検出してもよい。
また、前記センサは、前記投薬された前記薬剤により起こる前記被観察物の光学的特性の変化を検出してもよい。
また、前記センサは、前記薬剤の経路である前記管の光学的特性の変化を検出してもよい。
また、本発明の何れかの観察装置は、前記被観察物のタイムラプス撮影を行う撮影手段を更に備えてもよい。
また、本発明の何れかの観察装置は、前記記録手段が記録した投薬タイミングの情報を表示する表示手段を更に備えてもよい。
本発明によれば、コストを抑えながら薬剤刺激観察の精度を向上させることのできる観察装置が実現する。
[実施形態]
本発明の実施形態を説明する。本実施形態は、顕微鏡システムの実施形態である。
先ず、顕微鏡システムの構成を説明する。
図1は、顕微鏡システムの構成図である。図1に示すとおり顕微鏡システムには、装置本体10と、コンピュータ170と、モニタ160と、入力器180とが備えられる。装置本体10には、顕微鏡部150と、透過照明部40と、冷却カメラ300と、励起用光源70と、光ファイバ7とが備えられる。
顕微鏡部150には、ステージ23と、対物レンズ部27と、蛍光フィルタ部34と、結像レンズ38と、偏向ミラー452と、フィールドレンズ411と、コレクタレンズ41とが備えられ、透過照明部40には、透過照明用光源47と、フィールドレンズ44と、偏向ミラー45とが備えられる。
ステージ23には、透明な培養容器20を納めたチャンバ100が載置される。培養容器20は培地で満たされており、蛍光物質で標識された培養細胞がその培地内で生育している。その培養細胞をチャンバ100の外側から観察するため、チャンバ100の底面の一部aと、チャンバ100の上面の一部bとはそれぞれ透明部になっている。ここでは簡単のため、培養容器20の上面が開放されている場合を説明するが、必要があれば培養容器20の上面は培養容器20と同質の蓋で覆われる。
対物レンズ部27には、図1のX方向に亘り複数種類の対物レンズが装着されており、対物レンズ部27が不図示の機構によりX方向へ駆動されると、装置本体10の光路に配置される対物レンズの種類が切り替わる。この切り替えはコンピュータ170の制御下で行われる。
蛍光フィルタ部34には、図1のX方向に亘り複数種類のフィルタブロックが装着されており、蛍光フィルタ部34が不図示の機構によりX方向へ駆動されると、装置本体10の光路に配置されるフィルタブロックの種類が切り替わる。この切り替えもコンピュータ170の制御下で行われる。
コンピュータ170は、光路に配置される対物レンズの種類と、光路に配置されるフィルタブロックの種類との組み合わせを、装置本体10に設定されるべき観察方法に応じて切り替える。以下では、この切り替えによって装置本体10の観察方法が位相差観察と2種類の蛍光観察との間で切り替わるものとする。
このうち位相差観察と蛍光観察との間では、光路に配置されるフィルタブロックの種類と、光路に配置される対物レンズの種類との双方が異なり、2種類の蛍光観察の間では、光路に配置されるフィルタブロックの種類のみが異なる。また、位相差観察と蛍光観察との間では、照明方法も異なる。
コンピュータ170は、位相差観察時には、透過照明部40の光路を有効とするべく透過照明用光源47をオンし、蛍光観察時には、落射照明部の光路(励起用光源70、光ファイバ7、コレクタレンズ41、フィールドレンズ411、偏向ミラー452、蛍光フィルタ部34、対物レンズ部27を順に経由する光路)を有効とするべく、励起用光源70をオンする。なお、透過照明用光源47がオンされるときに励起用光源70はオフされ、励起用光源70がオンされるときに透過照明用光源47はオフされる。
位相差観察時、透過照明用光源47から射出した光は、フィールドレンズ44、偏向ミラー45、チャンバ100の透明部bを介して培養容器20の中の観察ポイントcを照明する。その観察ポイントcを透過した光は、培養容器20の底面、チャンバ100の透明部a、対物レンズ部27、蛍光フィルタ部34、結像レンズ38を介して冷却カメラ300の受光面に達し、観察ポイントcの位相差像を形成する。この状態で冷却カメラ300が駆動されると、位相差像が撮像され、画像データが生成される。この画像データ(位相差画像の画像データ)は、コンピュータ170へ取り込まれる。
蛍光観察時、励起用光源70から射出した光は、光ファイバ7、コレクタレンズ41、フィールドレンズ411、偏向ミラー452、蛍光フィルタ部34、対物レンズ部27、チャンバ100の透明部a、培養容器20の底面を介して培養容器20の中の観察ポイントcを照明する。これによって、観察ポイントcに存在する蛍光物質が励起され、蛍光を発する。この蛍光は、培養容器20の底面、チャンバ100の透明部a、対物レンズ部27、蛍光フィルタ部34、結像レンズ38を介して冷却カメラ300の受光面に達し、観察ポイントcの蛍光像を形成する。この状態で冷却カメラ300が駆動されると、蛍光像が撮像され、画像データが生成される。この画像データ(蛍光画像の画像データ)は、コンピュータ170へ取り込まれる。
なお、コンピュータ170は、ステージ23のXY座標及び対物レンズ部27のZ座標を制御することにより、培養容器20における観察ポイントcのXYZ座標を制御する。
また、チャンバ100には、不図示のシリコンチューブを介して不図示の加湿器が接続されており、チャンバ100の内部の湿度及びCO2濃度は、予め決められた値の近傍にそれぞれ制御される。また、チャンバ100の周辺の雰囲気は、不図示の熱交換器によって適度に循環され、それによってチャンバ100の内部温度も予め決められた値の近傍に制御される。このようなチャンバ100の内部の湿度、CO2濃度、温度は、不図示のセンサを介してコンピュータ170が監視する。その一方で、冷却カメラ300は装置本体10の他の部分とは別の筐体に納められており、チャンバ100の内部温度に拘わらず装置本体10の外気温度と同程度に保たれる。
また、チャンバ100には、図1に示すとおり2本のガラス管119,120が設けられている。ガラス管119,120の各々はチャンバ100の側壁を貫通しており、かつチャンバ100に対し位置及び姿勢が固定されている。
ガラス管119,120の各々の一端は、装置本体10を納めた筐体の外側に位置し、ガラス管119,120の各々の他端は、培養容器20における培地の周辺部(観察ポイントcから外れた部分)に浸される。これらのガラス管119,120は、装置本体10の光路を妨げないよう適切に配管される。
ユーザが培養容器20の培養細胞へ薬剤刺激を与える際には、一方のガラス管120の一端から培地を排出し、その直後に他方のガラス管119の一端へ薬剤を注入すればよい。この場合、ガラス管119は、培地に対する薬剤の注入口、ガラス管120は培地の排出口となる。また、薬剤の注入及び培地の排出には、通常ピペット(又はシリンジ)が使用されるので、ガラス管119,120の各々の内径は、ピペット(又はシリンジ)の先端の外径よりも若干広い程度に設定される。
前述したとおりガラス管119,120とチャンバ100との位置関係及び姿勢関係は固定されているので、これらのガラス管119,120を介して薬剤が注入されたり培地が排出されたりしても、培地に生じる揺らぎは少なく、培養細胞が浮遊する可能性は低い。
さらに、注入口として使用されるガラス管119の表面には、投薬センサ151が取り付けられる。投薬センサ151は圧力センサであり、ガラス管119の中空部を薬剤が通過すると、その通過のタイミングで反応して信号を生成し、コンピュータ170へ送出する。よって、コンピュータ170は、投薬センサ151を介して投薬の有無を監視することができる。したがって、ユーザは、手動で投薬を行ったタイミング(投薬タイミング)を把握したり、その投薬タイミングをコンピュータ170へ入力したりする必要は無い。
次に、タイムラプス撮影に関するコンピュータ170の動作を説明する。
コンピュータ170には、観察用のプログラムがインストールされており、コンピュータ170はそのプログラムに従って動作するものとする。ユーザからコンピュータ170への情報入力は、何れも入力器180を介して行われるものとする。
図2は、コンピュータ170の動作フローチャートである。図2に示すとおり、最初にコンピュータ170は、装置本体10の観察方法を位相差観察(正確には低倍率の位相差観察)に設定し、その状態でバードビュー画像の画像データを取得し、それをモニタ160へ表示する(ステップS11)。バードビュー画像とは、培養容器20の比較的広い領域の画像である。
バードビュー画像の画像データを取得するに当たって、コンピュータ170は、培養容器20における観察ポイントcをXY方向へ移動させながら位相差画像の画像データを繰り返し取得し、取得された複数の画像データを1枚の画像の画像データに合成する。個々の画像データは、所謂タイル画像の画像データであり、合成後の画像データがバードビュー画像の画像データである。
ユーザは、モニタ160に表示されたバードビュー画像を観察しながら、タイムラプス撮影の条件(インターバル,ラウンド数,観察ポイント,観察方法など)を決定する。
コンピュータ170は、ユーザから条件が入力されると(ステップS12YES)、その条件が書き込まれたレシピを作成する(ステップS13)。レシピの格納先は、例えばコンピュータ170のハードディスクである。以下、レシピに書き込まれたインターバル,ラウンド数,観察ポイント,観察方法をそれぞれ「指定インターバル」,「指定ラウンド数」,「指定ポイント」,「指定観察方法」と称す。
その後、コンピュータ170は、ユーザからタイムラプス撮影の開始指示が入力されると(ステップS14)、タイムラプス撮影を開始する(ステップS15)。
タイムラプス撮影では、コンピュータ170は、培養容器20の観察ポイントcを指定ポイントに一致させると共に、装置本体10の観察方法を指定観察方法に設定し、その状態で画像データを取得する。指定観察方法が3種類であった場合は、装置本体10の観察方法を3種類の指定観察方法の間で切り替えながら3種類の画像データを連続的に取得する。これによって、第1ラウンドの撮影が終了する。
その後、コンピュータ170は、第1ラウンドの撮影開始時刻から指定インターバルだけ待機時間をおき、第2ラウンドの撮影を開始する。第2ラウンドの撮影方法は、第1ラウンドのそれと同じである。
さらに、以上の撮影は、実行済みのラウンド数が指定ラウンド数に達するまで(ステップS18YESとなるまで)繰り返される。
さて、タイムラプス撮影の期間中(ステップS18NOとなる期間中)、コンピュータ170は、装置本体10から取り込んだ画像データを図3に示すとおり実施経過ファイルへ逐次蓄積する。この実施経過ファイルの格納先は、例えばコンピュータ170のハードディスクである。
また、タイムラプス撮影の期間中(ステップS18NOとなる期間中)、コンピュータ170は、培養容器20の環境(チャンバ100の内部の湿度、CO2濃度、温度)を監視し、その環境に関する情報(環境情報)を実施経過ファイル(図3参照)のヘッダへ書き込む。
また、タイムラプス撮影の期間中(ステップS18NOとなる期間中)、コンピュータ170は、培養容器20に対する投薬の有無を監視し(ステップS16)、投薬があった場合には(ステップS16YES)、投薬のタイミングを示す情報(投薬情報)を実施経過ファイル(図3参照)のヘッダへ書き込む(ステップS17)。
さらに、コンピュータ170は、タイムラプス撮影の期間中又はタイムラプス撮影の終了後にユーザから確認指示が入力されると、その時点における実施経過ファイルの内容を参照し、それに基づき以下に説明する実施経過確認用画面をモニタ160へ表示する。
図4は、実施経過確認用画面を示す図である。図4に示すとおり、実施経過確認用画面には、表示領域101,102,103,104と、再生コントロール部105とが配置される。
表示領域101は、位相差画像の動画像が表示されるべき領域であり、表示領域102は、2種類の蛍光画像の一方(第1の蛍光画像)の動画像が表示されるべき領域であり、表示領域103は、2種類の蛍光画像の他方(第2の蛍光画像)の動画像が表示されるべき領域である。また、表示領域104は、位相差画像と蛍光画像との合成画像の動画像が表示されるべき領域である。
動画像の表示に先立ち、コンピュータ170は、各ラウンドで取得された3種類の画像データを実施経過ファイル(図3参照)から読み出し、このうち位相差画像の画像データの各フレームを時系列順に連結して位相差画像の動画像ファイルを作成し、第1の蛍光画像の画像データの各フレームを時系列順に連結して第1の蛍光画像の動画像ファイルを作成し、第2の蛍光画像の画像データの各フレームを時系列順に連結して第2の蛍光画像の動画像ファイルを作成する。また、コンピュータ170は、位相差画像の画像データと蛍光画像の画像データとをフレーム毎に合成し、合成後の各フレームを時系列順に連結して合成画像の動画像ファイルを作成する。これら4種類の動画像ファイルの格納先は、例えばコンピュータ170のハードディスクである。
動画像の表示に当たり、コンピュータ170は、作成された4種類の動画像ファイルを同時並列的に読み出し、4種類の動画像を4つの表示領域101,102,103,104へ個別に表示するための動画像信号を生成し、それを生成順にモニタ160へ送出する。以下、この動画像ファイルの読み出し、動画像信号の生成、及び動画像信号の送出からなるコンピュータ170の一連の処理を「動画像ファイルの再生」という。
図4に示す再生コントロール部105は、動画像ファイルの再生に関する指示をユーザがコンピュータ170へ入力するためのGUI画像である。
図5は、再生コントロール部105の拡大図である。図5に示すとおり再生コントロール部105には、停止ボタン52、スキップボタン53、再生ボタン54、早送りボタン55、選択再生ボタン56、区間指定ボタン57、タイムライン50などが配置される。
ユーザが再生ボタン54を選択すると、動画像ファイルの再生が開始され、表示領域101,102,103,104に対する動画像の表示が開始される。また、ユーザが停止ボタン52を選択すると、表示領域101,102,103、104に表示されている動画像が静止する。
動画像ファイルにおける再生箇所は、タイムライン50に反映される。タイムライン50の左端(1)は動画像ファイルの先頭(タイムラプス撮影の開始時点)を示し、タイムライン50の右端(2)は動画像ファイルの後尾(タイムラプス撮影の終了時点)を示す。なお、タイムラプス撮影が終了していないときには、タイムライン50の右端(2)は現時点を示す。このタイムライン50上にスラーダーバー60が配置され、動画像ファイルにおける再生箇所は、スラーダーバー60の左右方向の位置によってリアルタイムで表される。
このスラーダーバー60の左右方向の位置は、ユーザによって自由に変更することが可能である。スラーダーバー60の左右方向の位置が変化すると、動画像ファイルにおける再生箇所もそれに応じて変化する。
また、タイムライン50上には、このスラーダーバー60と共に投薬マーク51−1,51−2,51−3,…が配置される。個々の投薬マーク51−1,51−2,51−3,…は、ピペットやシリンジなどの投薬器具をアイコン化したものである。投薬マーク51−1,51−2,51−3,…の配置箇所の各々は、タイムラプス撮影の期間中に発生した投薬タイミングを示す。これら投薬マーク51−1,51−2,51−3,…の表示に先立ち、コンピュータ170は、実施経過ファイル(図3参照)のヘッダを参照し、タイムラプス撮影の期間中に発生した全ての投薬タイミングを認識する。
この状態でユーザが選択再生ボタン56を選択すると、スラーダーバー60は、その右側に隣接する投薬マーク(図5では投薬マーク51−3)へジャンプする。そしてコンピュータ170は、その投薬マーク51−3の前後所定区間(十数フレーム分)の再生を行う。これによって、ユーザは培養細胞の薬剤反応をワンタッチで観察することができる。
なお、ユーザが選択再生ボタン56を選択したとき、スラーダーバー60の右側に投薬マークが配置されていなかった場合は、スラーダーバー60のジャンプ先は、スラーダーバー60の左側に隣接する投薬マークの配置箇所となり、再生区間はその投薬マークの前後所定区間(十数フレーム分)となる。
また、ユーザが選択再生ボタン56を選択したときにおける再生区間のフレーム数は、予めユーザにより設定可能であることが望ましい。
また、選択再生ボタン56には、図5にも示すとおり、投薬マーク51−1,51−2,51−3,…と同じマークが付与されていることが望ましい。
以上、本実施形態の顕微鏡システムは、投薬センサ151(図1参照)を備え、その投薬センサ151の出力を利用してコンピュータ170が投薬タイミングを自動管理する。したがって、投薬時におけるユーザの意識を投薬のみに集中させることができる。
しかも、本実施形態の顕微鏡システムには、投薬用のガラス管119,120が装備されるので、ユーザが投薬に失敗する可能性は、より低く抑えられる。
[第1変形例]
上述した実施形態の顕微鏡システムでは、投薬センサ151の取り付け先がガラス管119であったが、図6に符号A又は符号Bで示す箇所、すなわちチャンバ100とステージ23との間に変更してもよい。この場合に検出されるのは、チャンバ100の重量変化(すなわち培養容器20の重量変化)である。なお、チャンバ100の姿勢が不安定にならないよう、ステージ23の表面に投薬センサ151を設けるための凹部を形成しておくことが望ましい。また、投薬センサ151が信号を生成するタイミングは、チャンバ100の重量が増加したときのみに制限されることが望ましい。
[第2変形例]
上述した実施形態の顕微鏡システムでは、圧力センサからなる投薬センサ151を使用したが、図7に示すような投薬センサ151を使用してもよい。図7において符号151Aで示すのは投薬センサ151の投光/受光部であり、符号151Bで示すのは投薬センサ151の指標であり、符号26で示すのは使用中の対物レンズである。
[第3変形例]
上述した実施形態の顕微鏡システムでは、圧力センサからなる投薬センサ151を使用したが、図8に示すような投薬センサ151を使用してもよい。図8において、符号151Dで示すのは投薬センサ151の投光部であり、符号151Cで示すのは投薬センサ151の受光部である。投薬センサの投光部151Dと受光部151Cとは、ガラス管119を挟んで対向配置される。
投薬センサ151の投光部151Dは、薬剤に影響しない検出光を射出し、その検出光はガラス管119の側壁、ガラス管119の中空部、ガラス管119の側壁を介して受光部151Cへ入射する。ガラス管119の中空部に薬剤が存在しなければ、検出光の多くが受光部151Cへ入射するが、ガラス管119の中空部に薬剤が存在すると、受光部151Cへ入射する検出光の光量は低くなる。投薬センサ151の受光部151Cは、入射光の光量を監視し、その光量が閾値未満となったタイミングで反応して信号を生成する。このような投薬センサ151は、図1に示した投薬センサ151と同じ働きをする。
[その他]
上述した実施形態又は変形例の顕微鏡システムでは、薬剤を培養容器20へ注入/排出するためにガラス管119,120を使用したが、薬剤と反応しない他の材料からなる管状部材を使用してもよい。
但し、第3変形例(図8参照)では、管状部材の中空部に存在する薬剤の有無を管状部材の外側から検出するので、管状部材の材質は少なくとも透明でなければならない。
顕微鏡システムの構成図である。 コンピュータ170の動作フローチャートである。 実施経過ファイルを説明する図である。 実施経過確認用画面を示す図である。 再生コントロール部105の拡大図である。 第1変形例を示す図である。 第2変形例を示す図である。 第3変形例を示す図である。
符号の説明
10…装置本体,170…コンピュータ,160…モニタ,180…入力器,150…顕微鏡部,40…透過照明部,300…冷却カメラ,70…励起用光源,7…光ファイバ,119,120…ガラス管,151…投薬センサ

Claims (8)

  1. 被観察物に薬剤が投薬されたときの変化を観察する観察装置において、
    前記被観察物に対する前記投薬の有無を監視するセンサと、
    前記センサの出力に基づき投薬タイミングを記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とする観察装置。
  2. 請求項1に記載の観察装置において、
    前記被観察物を収容する容器に前記薬剤を導くための管を更に備えた
    ことを特徴とする観察装置。
  3. 請求項2に記載の観察装置において、
    前記センサは、
    前記薬剤の経路である前記管の圧力変化を検出する
    ことを特徴とする観察装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の観察装置において、
    前記センサは、
    前記被観察物の重量変化を検出する
    ことを特徴とする観察装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の観察装置において、
    前記センサは、
    前記投薬された前記薬剤により起こる前記被観察物の光学的特性の変化を検出する
    ことを特徴とする観察装置。
  6. 請求項2に記載の観察装置において、
    前記センサは、
    前記薬剤の経路である前記管の光学的特性の変化を検出する
    ことを特徴とする観察装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の観察装置において、
    前記被観察物のタイムラプス撮影を行う撮影手段を更に備えた
    ことを特徴とする観察装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の観察装置において、
    前記記録手段が記録した投薬タイミングの情報を表示する表示手段を更に備えた
    ことを特徴とする観察装置。
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