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JP2008134208A - 電流センサ - Google Patents

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高志 浦野
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Abstract

【課題】高速応答可能で応答性が良く、また被測定電流を検出したアナログ電圧値を周波数情報として伝送することで、電流測定情報が受けるノイズの影響を少なくして、高精度の測定結果が得られる電流センサを提供する。
【解決手段】被測定電流が流れる検出抵抗器1と、その両端に発生する電圧に応じた周波数情報を出力する電圧制御発振器3と、電気的に絶縁して前記周波数情報を伝達する磁気カプラ4と、前記周波数情報から前記被測定電流を計測する処理回路部6とを備えた構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械や、ハイブリッドカー、EV車(電気自動車)等に使用される「電流値測定用の電流センサ」に係り、特に「被測定電流が流れる検出抵抗」と「測定結果の処理回路部」とを「磁気カプラ」により、電気的に絶縁した電流センサに関する。
電流値の測定方法として、被測定電流が流れる電路に検出抵抗器を挿入し、その両端の電圧を測定し、検出抵抗器の既知の抵抗値からオームの法則により被測定電流を測定するのが一般的であるが、
(1)例えば、ノイズ環境が非常に悪い工場等(例:ロボットが車を組み立てるライン等)においては、検出抵抗器の抵抗値を100μΩとし、被測定電流が200A時、両端電圧は20mVの微小電圧しか発生せず、小電流では数mVの信号しか発生しないため、外部からのノイズの影響で「測定結果の処理回路部」にもノイズが混入し、S/N比が悪化し、測定結果の誤差が大きくなるため、被測定電流側と「測定結果の処理回路部」とを電気的に絶縁し、ノイズの影響を極力取り除いて測定誤差を小さくする必要がある。
(2)例えば、ハイブリッドカーやEV車においては、モーター駆動に大電力を要するため、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池のHV(High-Voltage;200V〜400V程度の高電圧)を使用するが、ECU側は5V系のLV(Low-Voltage;低電圧)を使用するため、前記HVブロックとLVブロックは、必ず絶縁する必要がある。
上記(1),(2)の例に示すように、「被測定電流が流れる検出抵抗器」と「測定結果の処理回路部」とを電気的に絶縁した構造の電流センサが求められている。
従来技術としては、下記特許文献1の「電気量検出センサ」がある。
特開2002−196020号公報 この特許文献1では、絶縁すべき1次側ブロックを、検出抵抗器と、この両端間に接続されたフォトトランジスタ及びトランス1次巻線の直列回路とで構成し、2次側ブロックの発光ダイオードを発振回路出力で断続的に点滅させ、1次側のフォトトランジスタをオン/オフさせて、1次側の検出抵抗器に発生した電圧をトランス2次側巻線に電磁誘導させ、前記発振回路出力を基準として同期検波して出力を得ている。
前記特許文献1の問題点として下記の点が挙げられる。
(1)断続手段として、フォトトランジスタを使用しているため、応答性が10μs程度であり、断続周波数が数百kHz程度にしか上がらず、応答が遅い。
(2)電流値、即ち検出抵抗器両端に発生するアナログ電圧をトランス(絶縁手段)を介して巻き数比だけにより発生した微小電圧の振幅をアナログ値として伝送するため、測定誤差が大きい。
具体的には、例えば電力損失を2Wにするには、被測定電流が200Aで、検出抵抗器の抵抗値が100μΩ、発生電圧が20mV(200Aフルスケール時)となる。従って、例えば被測定電流50A時、発生電圧5mVという微小電圧となり、ノイズによるS/N比が悪い状態でアナログ電圧値を伝送するため、誤差が大きくなる。
本発明は、上記の点に鑑み、高速応答可能で応答性が良く、また被測定電流を検出したアナログ電圧値を周波数情報として伝送することで、電流測定情報が受けるノイズの影響を少なくして、高精度の測定結果が得られる電流センサを提供することを目的とする。
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
上記目的を達成するために、本発明のある態様の電流センサは、被測定電流が流れる検出抵抗と、その両端に発生する電圧に応じた周波数情報を出力する電圧制御発振器と、電気的に絶縁して前記周波数情報を伝達する磁気カプラと、前記周波数情報から前記被測定電流を計測する処理回路部とを備えたことを特徴としている。
前記電流センサにおいて、前記処理回路部は、前記周波数情報をカウンタで計数し、計数結果をマイクロプロセッサで処理する構成でもよいし、あるいは、前記処理回路部は、前記周波数情報をF−Vコンバータにより、電圧情報に変換し、さらにA−Dコンバータによりデジタル値に変換し、そのデジタル値の電圧情報をマイクロプロセッサで処理する構成でもよい。
前記電流センサにおいて、前記磁気カプラは、プリント基板の片側にインダクタを設け、もう片側に磁気感応素子を設けて互いに電気的に絶縁された構造とし、前記インダクタが発生する前記周波数情報と一致した周波数の交流磁界を前記磁気感応素子に印加し、非接触で前記周波数情報を伝達する構成でもよい。あるいは、前記磁気カプラは、少なくとも1つのスパイラル状又はソレノイド状のコイルが巻かれた強磁性体のコアの一部にギャップを設け、前記コアに対し電気的に絶縁して磁気感応素子を前記ギャップに配置した構造とし、前記周波数情報と一致した周波数の交流磁界を前記磁気感応素子に印加し、非接触で前記周波数情報を伝達する構成でもよい。
前記電流センサにおいて、前記磁気感応素子が磁気抵抗素子であってもよい。
本発明に係る電流センサによれば、フォトトランジスタを使用せずに、磁気カプラを使用することで、応答性を改善することが可能であり、特に磁気カプラ内の磁気感応素子として磁気抵抗素子(ここでは巨大磁気抵抗素子(以下、GMR素子)やスピンバルブ巨大磁気抵抗素子(以下、SV−GMR素子)をも含む概念とする)を用いることで、応答性を数GHz程度まで高速化可能である。
また、被測定電流の測定情報をアナログ電圧値で伝送するのではなく、信号振幅に依存しない周波数情報として伝送することにより、外部ノイズの影響を極力低減可能であり、従来例(特許文献1)で採用せざるを得なかった「同期検波回路」(従来例では測定電圧が数mVの微小値に対してノイズのレベルが高く、S/N比が悪いため「発振回路」と発生電圧の同期を取って検波していた)を不要とし、しかも測定精度を高めることができる。例えば、従来例のフルスケールでの測定誤差±3%程度に対し、本発明では±1%程度に改善できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、電流センサの実施の形態を図面に従って説明する。
図1は本発明に係る電流センサの実施の形態を示し、被測定電流が流れる電路に挿入された検出抵抗器1と、その両端に発生する検出電圧Vを増幅する差動増幅器2と、差動増幅器2の出力電圧Vを受けて、その出力電圧の変化に応じて発振周波数が変化する(換言すれば、出力電圧値を周波数値に変換する)電圧制御発振器(以下、VCOと言う)3と、電圧制御発振器3の周波数信号Foutを電気的に絶縁して伝送する磁気カプラ4と、磁気カプラ4の出力信号を波形整形する波形整形器5と、波形整形後の周波数信号を受けて電流値として測定する処理回路部6とを備えている。
ここで、検出抵抗器1、差動増幅器2及びVCO3はHVブロックで、波形整形器5及び処理回路部6はLVブロックで、磁気カプラ4は両者を電気的に絶縁して周波数情報の信号伝送を行うものである。差動増幅器2及びVCO3はHVブロックに属するが、動作電圧は低電圧であるため、LVブロックから電気的に絶縁された低電圧電源を用意している。
検出抵抗器1は本例では100μΩであり、被測定電流Is=±200Aフルスケールで発生電圧±20mVに設定している。図2は被測定電流Isと検出抵抗器1両端の検出電圧Vとの関係を示す。
差動増幅器2は演算増幅器OP1と抵抗R1〜R4とを有しており、R1=R2、R3=R4であり、基準電圧Vref1(例:2.5V)が抵抗R4を介して演算増幅器OP1の非反転入力端に印加されている。
図3は差動増幅器2の入出力特性であり、横軸は検出抵抗器1の両端に発生する検出電圧V、縦軸は差動増幅器2の出力電圧Vであり、両者はリニアな関係ある。検出電圧V=0のとき、出力電圧V=2.5Vとなり、検出電圧Vが負のときは出力電圧Vは2.5Vより減少し、検出電圧Vが正のときは出力電圧Vは2.5Vより増加する。なお、図3の場合、差動増幅器2の増幅度=100とした。
VCO3は、入力電圧となる差動増幅器2の出力電圧Vによって発振周波数を制御する(周波数変調する)ものであって、図4にVCOの入出力特性を示す。差動増幅器2の出力電圧Vの0.5〜4.5Vの変化に対応してVCO3の出力信号Foutの周波数がF〜FMHzとなるようにリニアに変化する。VCO3の出力信号Foutはローレベル(「0」)とハイレベル(「1」)の繰り返し周波数が変化するデジタル的な信号であり、振幅情報には依存しないため、ノイズの影響を受けにくい。
図5(A),(B)は磁気カプラ4の1例であり、少なくとも1つのスパイラル状コイル10が巻かれた強磁性体(パーマロイ等)のコア11の一部にギャップGを設け、コア11に対し電気的に絶縁して磁気感応素子としてのSV−GMR素子12をギャップGに配置した構造としている。これにより、VCO3の出力信号Foutの周波数と一致した周波数の交流磁界をSV−GMR素子12に印加し、非接触で周波数情報を伝達する。なお、スパイラル状コイル10とコア11間は非絶縁でもかまわない。
動作原理上は、磁気カプラ4に用いる磁気感応素子は磁気変化量を電気量の変化として取り出すことが可能なものであればよいが、高速応答性で高感度であることを考慮すると、磁気抵抗素子の中でもGMR素子、とくにSV−GMR素子が好ましい。
SV−GMR素子は、磁化方向が一方向に固定された強磁性体のピン層と、電流が主として流れる非磁性体を介して前記ピン層に積層された強磁性体のフリー層とからなる磁気抵抗効果膜を有し、ピン層は外部磁界(外部磁束)によって磁化方向は変化せず、フリー層の磁化方向は外部磁界(外部磁束)の方向に変化する。ここで、磁気抵抗効果膜におけるピン層の磁化方向とフリー層の磁化方向(つまり外部磁界の方向)とが平行であるが向きが逆のとき、つまり反平行のとき、抵抗変化率はプラスとなり、高抵抗状態となる。また、ピン層の磁化方向とフリー層の磁化方向(つまり外部磁界の方向)とが平行でかつ向きが同じとき、つまり順平行のとき、抵抗変化率はマイナスとなり、低抵抗状態となる。
本例では、VCO3の出力信号Foutによってコイル10に流される電流に起因するギャップG内の磁束がSV−GMR素子12のピン層磁化方向に平行に加わるように配置することが好ましい。
図6は磁気カプラ4内のSV−GMR素子12の直流バイアス回路及びその後段の波形整形器5の構成を示す。直流バイアス回路は、一定電圧(例えば直流5V)の直流電源Vccに直列抵抗R5を介してSV−GMR素子12を接続し、これに直流バイアスを付与している。そして、直列抵抗R5とSV−GMR素子12との接続点から、SV−GMR素子12の周期的な抵抗変化(前記磁束変化に対応)に応じた図7の電圧信号Vが波形整形器5に出力される。図7のように、電圧信号Vは直流バイアスを中心として交流波形(VCO3の出力と同じ周波数情報を持つ)が重畳している。
波形整形器5は比較器(コンパレータ)15を有し、その反転入力端に基準電圧Vref2(例:2.5V)が印加され、非反転入力端には図7の磁気カプラ4の電圧信号Vが供給される。基準電圧Vref2は、図7の電圧信号Vの最大値と最小値の中間値(前記直流バイアスに略一致する値)に設定され、これにより、波形整形器5の波形整形出力Vとして図8のようにローレベル(L)とハイレベル(H)とを繰り返すデジタル的なパルス波出力信号(VCO3の出力と同じ周波数情報を持つ)が得られる。波形整形器5で波形整形することで、電圧信号Vに含まれる交流波形の振幅は拡大されることになる。
処理回路部6は、カウンター20とマイクロプロセッサ21とを有し、カウンター20は図8の波形整形出力Vのパルス個数を一定期間毎に計数して波形整形出力Vが持っている周波数情報をデジタル化してマイクロプロセッサ21に加える。
被測定電流IsとVCO3の周波数情報との関係は、既知量とすることができるので、マイクロプロセッサ21に被測定電流IsとVCO3の周波数情報との相関関係を格納しておくことで、カウンター20の計数値(VCO3の周波数情報のデジタル値)から、マイクロプロセッサ21は被測定電流値の計測(演算処理)が可能である。
この実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
(1) 本実施の形態に係る電流センサによれば、フォトトランジスタを使用せずに、高速応答性の磁気抵抗素子(具体的にはSV−GMR素子12)を磁気感応素子として用いた磁気カプラ4を使用することで、高速応答が可能であり、数GHz程度まで高速化可能である。
(2) 被測定電流Isの測定情報をアナログ電圧値で伝送するのではなく、VCO3で検出電圧情報を周波数情報に変換して伝送することにより、伝送信号の振幅変動に影響されないようにでき、外部ノイズの影響を極力低減可能であり、従来例(特許文献1)で採用せざるを得なかった「同期検波回路」(従来例では測定電圧が数mVの微小値に対してノイズのレベルが高く、S/N比が悪いため「発振回路」と発生電圧の同期を取って検波していた)を不要にできる。
(3) 外部ノイズの影響を受けにくく、測定精度を高めることができる。例えば、従来例のフルスケールでの測定誤差±3%程度に対し、本実施の形態では±1%程度に改善できる。
図9(A),(B)は上記実施の形態で使用できる磁気カプラ4の他の例であり、少なくとも1つのソレノイド状コイル30が巻かれた強磁性体(パーマロイ等)のコア31の一部にギャップGを設け、コア31に対し電気的に絶縁して磁気感応素子としてのSV−GMR素子12をギャップGに配置した構造としている。SV−GMR素子12の直流バイアス回路は図6に示した通りでよい。この場合もSV−GMR素子12の周期的な抵抗変化に応じた図7の電圧信号V(VCO3の出力と同じ周波数情報を持つ)を出力できる。
図10は上記実施の形態で使用できる磁気カプラ4の他の例であり、フェライト等の強磁性体ドラムコア41に巻線42を巻回したチップインダクタ40をプリント基板43の片側に設けて固定し、もう片側に磁気感応素子としてのSV−GMR素子12を設けて固定し、プリント基板43にて互いに電気的に絶縁した構造としている。そして、巻線42にVCO3の出力信号Foutを供給し、チップインダクタ40が発生するVCO3の出力信号Foutの周波数と一致した周波数の交流磁界をSV−GMR素子12を貫通するように印加し、非接触で周波数情報を伝達する。SV−GMR素子12の直流バイアス回路は図6に示した通りでよい。この場合もSV−GMR素子12の周期的な抵抗変化に応じた図7の電圧信号V(VCO3の出力と同じ周波数情報を持つ)を出力できる。
図11は上記実施の形態で使用できる処理回路部6の他の例であり、図1におけるマイクロプロセッサ21の前段のカウンター20の代わりに、F−Vコンバータ25及びA−Dコンバータ26をマイクロプロセッサ21の前段に設けている。
この場合、F−Vコンバータ25は波形整形器5の波形整形出力Vの周波数情報を電圧情報に変換し、さらにその電圧情報をA−Dコンバータ26で例えば12ビットのデジタル値に変換してマイクロプロセッサ21に入力する。マイクロプロセッサ21は、そのデジタル値の電圧情報を解析処理する。この場合も、マイクロプロセッサ21側において、被測定電流と前記デジタル値の電圧情報との相関関係を既知量としておくことで、マイクロプロセッサ21は被測定電流値を計測することができる。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
本発明に係る電流センサの実施の形態であって全体構成のブロック図である。 実施の形態における被測定電流Isと検出抵抗器両端の検出電圧Vとの関係を示すグラフである。 検出電圧Vと差動増幅器の出力電圧Vとの関係を示すグラフである。 差動増幅器の出力電圧VとVCOの出力信号Foutの関係を示すグラフである。 磁気カプラの1例であって、(A)は斜視図、(B)は平断面図である。 磁気カプラ内のSV−GMR素子の直流バイアス回路及びその後段の波形整形器の構成を示す回路図である。 磁気カプラの出力電圧信号Vの波形図である。 波形整形器の波形整形出力Vの波形図である。 磁気カプラの他の例であって、(A)は正面図、(B)は平面図である。 磁気カプラの他の例を示す断面図である。 処理回路部の他の例を示すブロック図である。
符号の説明
1 検出抵抗器
2 差動増幅器
3 VCO
4 磁気カプラ
5 波形整形器
6 処理回路部
10 スパイラル状コイル
11,31 コア
12 SV−GMR素子
15 比較器
20 カウンター
21 マイクロプロセッサ
25 F−Vコンバータ
26 A−Dコンバータ
30 ソレノイド状コイル
40 チップインダクタ
43 プリント基板
G ギャップ
OP1 演算増幅器
R1〜R5 抵抗
Vref1,Vref2 基準電圧

Claims (6)

  1. 被測定電流が流れる検出抵抗と、その両端に発生する電圧に応じた周波数情報を出力する電圧制御発振器と、電気的に絶縁して前記周波数情報を伝達する磁気カプラと、前記周波数情報から前記被測定電流を計測する処理回路部とを備えたことを特徴とする電流センサ。
  2. 前記処理回路部は、前記周波数情報をカウンタで計数し、計数結果をマイクロプロセッサで処理することを特徴とする請求項1記載の電流センサ。
  3. 前記処理回路部は、前記周波数情報をF−Vコンバータにより、電圧情報に変換し、さらにA−Dコンバータによりデジタル値に変換し、そのデジタル値の電圧情報をマイクロプロセッサで処理することを特徴とする請求項1記載の電流センサ。
  4. 前記磁気カプラは、プリント基板の片側にインダクタを設け、もう片側に磁気感応素子を設けて互いに電気的に絶縁された構造とし、前記インダクタが発生する前記周波数情報と一致した周波数の交流磁界を前記磁気感応素子に印加し、非接触で前記周波数情報を伝達することを特徴とする請求項1,2又は3記載の電流センサ。
  5. 前記磁気カプラは、少なくとも1つのスパイラル状又はソレノイド状のコイルが巻かれた強磁性体のコアの一部にギャップを設け、前記コアに対し電気的に絶縁して磁気感応素子を前記ギャップに配置した構造とし、前記周波数情報と一致した周波数の交流磁界を前記磁気感応素子に印加し、非接触で前記周波数情報を伝達することを特徴とする請求項1,2又は3記載の電流センサ。
  6. 前記磁気感応素子が磁気抵抗素子であることを特徴とする請求項4又は5記載の電流センサ。
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