JP2008129033A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で、撮像姿勢を多段階に変えることができると共に、この姿勢を維持できる撮像装置を提供する。
【解決手段】
ビデオカメラ1本体を構成する筐体2と、ビデオカメラ1本体を支持する支持脚に取り付ける取付ナット3とを備える。筐体2は、ビデオカメラ1本体の底面201、これと隣り合う側面202の所定範囲が連続して切り欠かれた第1の溝12と、第1の溝12に沿って切り欠かれた第2の溝22を備える。第2の溝22の内周側の縁222には、複数のキー溝4を備える。また、取付ナット3は、第2の溝22に挿入されて支持されており、取付ナット3は、U字状に形成されて板ばねとして働くキー35を備える。取付ナット3は、キー溝4のいずれかと係合し、第2の溝22に沿って力を受けると、取付ナット3は、第2の溝22上を多段階に移動し、ロックすることを繰り返す。
【選択図】図2
【解決手段】
ビデオカメラ1本体を構成する筐体2と、ビデオカメラ1本体を支持する支持脚に取り付ける取付ナット3とを備える。筐体2は、ビデオカメラ1本体の底面201、これと隣り合う側面202の所定範囲が連続して切り欠かれた第1の溝12と、第1の溝12に沿って切り欠かれた第2の溝22を備える。第2の溝22の内周側の縁222には、複数のキー溝4を備える。また、取付ナット3は、第2の溝22に挿入されて支持されており、取付ナット3は、U字状に形成されて板ばねとして働くキー35を備える。取付ナット3は、キー溝4のいずれかと係合し、第2の溝22に沿って力を受けると、取付ナット3は、第2の溝22上を多段階に移動し、ロックすることを繰り返す。
【選択図】図2
Description
本発明は、三脚等の支持脚に本体を固定する機構を備えた撮像装置に関する。
従来より、ビデオカメラなどの撮像装置の三脚座について種々の提案がされている(たとえば特許文献1、2等)。これによれば、撮像装置の姿勢を種々の方向に保つことができる。
特開2003−344942公報
特開平09−166279号公報
しかしながら、特許文献1、2の構成は、撮像装置側に姿勢を変える構成がないので、その土台の姿勢を変える必要があるから、大掛かりであり、携帯性に不便であった。
そこで、本発明は、簡易な構成で、撮像姿勢を多段階に変えることができると共に、この姿勢を維持できる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
(1) 撮影装置本体を構成する筐体と、
前記撮影装置本体を支持する支持脚に取り付ける支持脚取付部材と、を備える撮像装置において、
前記筐体は、
前記撮影装置本体の隣り合う2面の所定範囲が連続して切り欠かれた長軸状の第1の溝と、
前記支持脚取付部材を前記第1の溝に沿って移動可能に支持するガイドであって、このガイドの経路に沿って複数のキー溝が設けられたガイドと、を備え、
前記支持脚取付部材は、前記キー溝のいずれかの点で係合して前記支持脚取付部材をロックする多段階位置合わせ機構であって、該ロックした状態からガイド方向に沿って所定以上の力を受けると前記キー溝からロックが外れて隣のキー溝に係合する多段階位置合わせ機構を備えた。
前記撮影装置本体を支持する支持脚に取り付ける支持脚取付部材と、を備える撮像装置において、
前記筐体は、
前記撮影装置本体の隣り合う2面の所定範囲が連続して切り欠かれた長軸状の第1の溝と、
前記支持脚取付部材を前記第1の溝に沿って移動可能に支持するガイドであって、このガイドの経路に沿って複数のキー溝が設けられたガイドと、を備え、
前記支持脚取付部材は、前記キー溝のいずれかの点で係合して前記支持脚取付部材をロックする多段階位置合わせ機構であって、該ロックした状態からガイド方向に沿って所定以上の力を受けると前記キー溝からロックが外れて隣のキー溝に係合する多段階位置合わせ機構を備えた。
この構成では、支持脚取付部材が、ガイドにより第1の溝に沿って移動可能に支持されているので、支持脚取付部材を撮影装置本体の隣り合う2面のいずれかに移動させることができる。たとえば、撮像装置の底面と側面に渡って第1の溝を切り欠いた場合には、固定した支持脚に支持脚取付部材を固定して第1の溝に沿って移動させれば、撮像姿勢を90度回転させることができる。また、この構成の多段階位置合わせ機構によれば、支持脚取付部材をこのガイド上のいずれかで係合してロックさせることができ、所定以上の力を受けると、キー溝からロックが外れて隣のキー溝に係合するので、ロックさせる位置を調整することができる。以上の構成によれば、撮像姿勢を多段階に変えることができると共に、この姿勢を維持できる。
なお、第1の溝は、必ずしも切削加工により切り欠かれている必要はなく、その形状になっていればよい。たとえば、切りかかれた形状が金型等により形成されていてもよい。
(2) 前記ガイドは、前記筐体に開設した、または前記筐体に固定される板状部材に開設した第2の溝であり、
前記複数のキー溝は、前記第2の溝の縁に設けられ、
前記多段階位置合わせ機構は、
前記キー溝のいずれかと係合して前記支持脚取付部材の移動をロックするキーと、
前記支持脚取付部材本体と前記キーとの間に設けられたU字状部材で形成された弾性部であって板ばねとして前記キーを前記キー溝へ付勢する弾性部と、を有する。
前記複数のキー溝は、前記第2の溝の縁に設けられ、
前記多段階位置合わせ機構は、
前記キー溝のいずれかと係合して前記支持脚取付部材の移動をロックするキーと、
前記支持脚取付部材本体と前記キーとの間に設けられたU字状部材で形成された弾性部であって板ばねとして前記キーを前記キー溝へ付勢する弾性部と、を有する。
この構成では、ガイドを筐体、または筐体に固定される板状部材に開設した第2の溝で構成しているので簡易に構成できる。また、キー溝は、第2の溝の縁に各々設けられているので、ガイド、キー溝を一体的に形成できるから、簡易に構成できる。そして、第1の溝に沿って移動可能に支持された上で、キーと弾性部により、キー溝にキーを係合させて、支持脚取付部材をロックさせることができる。
以上のとおり、簡易な構成でありながら、撮像姿勢を多段階に変えることができると共に、この姿勢を維持できる。
(3) 前記第2の溝は、前記撮影装置本体の隣り合う2面の境目で円弧の形状に形成され、
前記キー溝は、前記円弧の上に複数設けられている。
前記キー溝は、前記円弧の上に複数設けられている。
この構成では、キー溝が円弧の上に複数備えられているので、撮像装置の底面、側面に固定するだけでなく、その間の角度を複数に設定することができる。たとえば、撮像装置の底面と側面に渡って第1の溝を切り欠いた場合には、固定した支持脚に支持脚取付部材を固定して第1の溝に沿って移動させれば、撮像姿勢を90度回転させるのみならず、その間の角度(たとえば30度、60度など)に保持することができる。
(4) 前記第2の溝は、前記撮影装置本体の隣り合う2面の境目で円弧の形状に形成され、
前記キー溝は、前記円弧の上に複数設けられており、
前記第2の溝の縁は、前記円弧の内周側または外周側に設けられると共に、前記キー溝は、該内周側または外周側の縁に設けられており、
前記支持脚取付部材の前記キーおよび弾性部は、前記第2の溝内部に格納されていると共に、
前記支持脚取付部材は、前記弾性部の根元の両側から挟んでこの根元に固定された一対の支持部材であって前記第2の溝の縁の両面を保持する保持部材を備えることを特徴とする。
前記キー溝は、前記円弧の上に複数設けられており、
前記第2の溝の縁は、前記円弧の内周側または外周側に設けられると共に、前記キー溝は、該内周側または外周側の縁に設けられており、
前記支持脚取付部材の前記キーおよび弾性部は、前記第2の溝内部に格納されていると共に、
前記支持脚取付部材は、前記弾性部の根元の両側から挟んでこの根元に固定された一対の支持部材であって前記第2の溝の縁の両面を保持する保持部材を備えることを特徴とする。
この構成では、(A)キーがキー溝間を移動する時に、支持部材が第2の溝の縁の両面を保持するので、キーが円弧からはずれにくい状態で、安定した移動をすることができる。
(B)また、キー溝は、円弧の内周側または外周側の縁に設けられているので、保持部材が挟持する面を円弧にかかわらず平らな面とすることができる。したがって、キーがキー溝間を移動する時に、筐体の両面を隔離して挟持する際の隔離する余裕を大きくとる必要がない。
(C)また、キー溝が円弧の内周側または外周側の縁に設けられているので、キーは、常にこの円弧の中心を向くことになる。したがって、キー溝は単に筐体の厚み方向に打ち抜いた形状とするだけで、キーの厚み方向(筐体の厚み方向)とキー溝の長手方向は平行になり、円弧内で移動する際に無理が生じにくい。
以上の(A)〜(C)の作用により、キーがキー溝間を移動する時に、円弧からはずれにくい状態で安定した移動をすることができ、より確実に撮像姿勢を維持できる。
(B)また、キー溝は、円弧の内周側または外周側の縁に設けられているので、保持部材が挟持する面を円弧にかかわらず平らな面とすることができる。したがって、キーがキー溝間を移動する時に、筐体の両面を隔離して挟持する際の隔離する余裕を大きくとる必要がない。
(C)また、キー溝が円弧の内周側または外周側の縁に設けられているので、キーは、常にこの円弧の中心を向くことになる。したがって、キー溝は単に筐体の厚み方向に打ち抜いた形状とするだけで、キーの厚み方向(筐体の厚み方向)とキー溝の長手方向は平行になり、円弧内で移動する際に無理が生じにくい。
以上の(A)〜(C)の作用により、キーがキー溝間を移動する時に、円弧からはずれにくい状態で安定した移動をすることができ、より確実に撮像姿勢を維持できる。
なお、「溝周囲の溝周囲の縁の両面を保持する」とは、筐体の両面と完全に当接していてもよく、当接していなくてもよい。
この発明によれば、簡易な構成で、撮像姿勢を変えることができると共に、この姿勢を維持できる。
図1を用いて本実施形態のビデオカメラ1について説明する。図1(A)は、ビデオカメラ1の外観図であり、三脚101を装着した状態を表している。図1(B)は、図1(A)のビデオカメラ1の底面201から見た図を表している。図1(A)に示すように、ビデオカメラ1は、レンズ11と、筐体2と、第1の溝12と、ファインダ102と、センサ103とを備え、底面201で三脚101に取り付けられている。レンズ11は、外部の光を筐体2内部に設けた受光素子に集光する。筐体2は、ビデオカメラ1本体のケースであり、内部には、前述した受光素子等を内蔵している。また、ファインダ102は、覗いて撮像している範囲を確認するためのものである。センサ103は、ビデオカメラ1の周囲の明るさを測定する。
図1(B)に示すように、ビデオカメラ1には、底面201に三脚101を取り付ける樹脂製の取付ナット3(本発明の支持脚取付部材に相当する。)が設けられている。取付ナット3に三脚101の雄ねじをねじ込むことにより、ビデオカメラ1を三脚101に固定できる。また、図1(A)に示すように、ビデオカメラ1の底面201から側面202にかけて連続して第1の溝12が設けられている。この第1の溝12に沿って、筐体2のレンズ11取付面には第2の溝22が設けられている。
次に、図2を用いて、筐体2の内部について詳しく説明する。筐体2は、2つに分離でき、図2(A)は、ビデオカメラ1のうちのレンズ用孔21側を含む筐体2A、取付ナット3を表している。図2(B)は、図2(A)の詳細図を表している。図2(C)は、取付ナット4の詳細図を表している。
筐体2Aは、周囲に縁取部がある皿型の形状をしている。筐体2Aは、その底部分となる凹部にレンズ用孔21を有し、また縁取部の一部には、第1の溝12のための切欠部23を有している。切欠部23の深さは取付ナット4の直径の半分に形成されており、切欠部23は、取付ナット3の段差部33(図2(B)参照)と当接する。取付ナット3は、このように段差部33と当接し、かつ、第2の溝22により位置が規制されながら、切欠部23の底面201側の端部231から側面202側の端部232までの間を切欠部23に沿って移動することができる。
図2(B)に示すように、第2の溝22には、外周側の縁221、内周側の縁222が形成されており、内周側の縁222には、複数のキー溝4が所定間隔ごとに配置されている。このキー溝4は、筐体2Aの厚み方向に沿って長手に形成されており、キー溝4のそれぞれがほぼ平行に形成されている。この作用については後述する。
取付ナット3は、取付ナット本体31、キー支持部34、キー35、フランジ36を備えている。キー35、フランジ36は、キー支持部34を介して取付ナット本体31に固定されている。取付ナット3は、キー35の部分で第2の溝22に挿入され、キー35は、キー溝4のいずれかと係合している。
キー35は、L字型の突起状に形成された板状部材であり、キー35の先端(本発明のキーに相当する。)は、キー溝4と係合する。キー35は、板ばねとして働く弾性部351(後述図3参照)を備え、第2の溝22の内側でキー35の先端をキー溝4へ付勢している。
フランジ36は、図2(A)から見て筐体2Aの裏側(図1(A)の表側、36で図示。)から、取付ナット3が抜け落ちないよう支持している。
図2(C)に示すように、取付ナット3は、さらに、雌ねじ部32と、段差部33を備える。雌ねじ部32は、三脚101の雄ねじにねじ込んで取り付けるねじ部である。段差部33は、雌ねじ部32の開口部分に、取付ナット4の全体に比べて外周が小さく形成された部分である。段差部33により、取付ナット3は、段差部33が切欠部23と係合することにより支持され、筐体2から飛び出すことを抑制できる。
図3の部品図を用いて、取付ナット3の構造についてさらに詳しく説明する。図3に示すように、キー35は、U字状に形成された突起片である。キー35は、キー溝4の形状に係合できるよう、その先端部に円弧状の突起を有している。この突起は、フランジ36と分離しており、キー35の根元353でフランジ36に固定または一体成形されている。
キー支持部34の面341とフランジ36の面361は、弾性部352の根元353の両側から固定されている。これらの面341、361は、第2の溝22の縁を筐体2の両面から挟み込む。面341、361の間隔352は、筐体2の厚みより余裕を持たせて形成されている。また、フランジ36は、取付ナット3を支持するものであるから、フランジ36は、がたが生じない程度の大きさに形成されている。
再度、図2、図3を参照して、取付ナット3、第2の溝22、キー溝4の作用について説明する。以上の構成により、取付ナット3が第2の溝22の長手方向に沿って押し付けられた場合には、キー35が弾性部351の弾性力に逆らってキー溝4から後退して第2の溝22に沿って移動し、隣のキー溝4と再度係合して取付ナット3をロックする。以上のとおり、取付ナット3、第2の溝22、キー溝4は、取付ナット3を多段階に位置合わせさせる機構として作用する。
また、以下で示す第2の溝22、キー溝4の配置によれば、キー35がキー溝4間を移動する時に、円弧223からはずれにくい状態で安定した移動をすることができる。以下、より詳しく説明する。まず、第2の溝22は、ビデオカメラ1の隣り合う2面である底面201、側面202の境目付近で円弧223に形成されている。また、第2の溝22の縁は、円弧223の内周側または外周側に設けられており、キー溝4は、該内周側または外周側の縁に設けられている。キー溝4は、筐体2の板厚方向に沿って形成されている。
このような配置により、円弧223内を移動する時にも、キー35の先端は、円弧223の中心を向きながら、常に内周側の縁222と当接することができる。また、キー溝4を単に筐体2Aの厚み方向に打ち抜いた形状とするだけで、円弧223のいずれの位置でも、キー35の厚み方向(図3の351の矢印に沿った方向)とキー溝4の長手方向とが平行になり、円弧223内で移動する際に無理が生じにくい。したがってこの実施形態の多段階位置合わせ機構によれば、円弧233のいずれの位置でも安定した位置合わせができる。
また、フランジ36の面36、キー支持部34の面342は、円弧223と垂直だから、円弧223による影響を逃れることができ、筐体2Aを挟持する面341、361を円弧にかかわらず平らな面とすることができる。したがって、キー35が円弧223内でキー溝4間を移動する時に、面341、361間と筐体2との厚みの差の余裕を大きくとる必要がなく、また、円弧223のいずれの位置でも、筐体2の厚み方向と一定の間隔を保つことができる。したがって、面341、361は、安定して筐体2Aを挟持することができ、円弧223において取付ナット3を確実に保持できる。以上の作用により、キー35がキー溝4間を移動する時に、円弧223からはずれにくい状態で安定した移動をすることができる。
なお、キー支持部34の面341周辺およびフランジ36のうち面361周辺は、本発明の保持部材に相当する。
また、取付ナット3を第2の溝22内に挿入する方法は、取付ナット3を、キー支持部34→キー35→フランジ36とつながっているうちのいずれかで分離できる構造とし、取付ナット3を第2の溝22に挿入した後に結合するようにすればよい。
また、図2では内周側の縁222にキー溝4を設けたが、もちろん内周側の縁222に設けてもよい。このようにしても、以上で説明した効果を奏する。
また、取付ナット3を第2の溝22内に挿入する方法は、取付ナット3を、キー支持部34→キー35→フランジ36とつながっているうちのいずれかで分離できる構造とし、取付ナット3を第2の溝22に挿入した後に結合するようにすればよい。
また、図2では内周側の縁222にキー溝4を設けたが、もちろん内周側の縁222に設けてもよい。このようにしても、以上で説明した効果を奏する。
図4を用いて、第2の溝22について図2で示した例とは別の実施例について説明する。図4に示すように、ガイドとして第2の溝22の代わりにL字型に折り曲げた部材25に沿って開設した溝として構成し、第2の溝22を251のように構成することも可能である。ただし、この場合はキー35の厚み方向(351の方向)とキー溝41の長手方向を常に沿わせるため、キー溝41の向き410を円弧252の中心253に合わせる方が望ましい。また、円弧108では、面361、面342の間の間隔を、図2のように筐体2の厚み方向と一定の間隔を保つためには円弧252の半径を大きくする必要がある。
次に、図5を用いて、図2で示したビデオカメラ1の使用形態について説明する。図5(A)は図2(B)と同じ方向から図示した図を表しており、取付ナット3が切欠部23の端部231にある状態を示している。
図5(B)は、図5(A)の状態から取付ナット3をキー溝4ごとにずらせて円弧223まで移動させた場合を示している。このとき、円弧223に沿って、取付ナット3に対しビデオカメラ1が回転する。したがって、直立させた三脚101に固定した状態で、取付ナット3をずらせて移動させると、ビデオカメラ1の撮像姿勢を変えることができる。たとえば、ビデオカメラ1の撮像姿勢を底面201に対し30度や45度、60等に調整できる。キー溝4を配置する刻み幅を小さくし、円弧223の半径を大きくすると、さらに細かい角度ごとに設定することができる。
図5(C)に示すようにさらに取付ナット3をキー溝41つずつずらせて移動させていくと、90度回転し、側面202が下側となる撮像姿勢にすることができる。
なお、底面201と、側面202は、必ずしも直角でなくとも、以上で示した構成をもちろん応用できる。また、これらの2面が曲面で連続していても、以上で示した円弧223をこの曲面に沿って合わせれば適用することが可能である。
また、以上の説明では第2の溝22を筐体2Aに設けたが、筐体2Aの内部に板状部材を配して、そこに第2の溝22を設けてもよい。さらに、第2の溝22に限らず、取付ナット3を第1の溝12に沿って移動可能に支持するもの(たとえばガイドレール、直動ガイドなど)と、多段階にロックでき、所定の力以上ガイドレールに沿って力を受けた場合に隣のキー溝にロックする位置合わせ機構を備えるものであれば、ビデオカメラ1を所定の撮像姿勢に保持できる。また、以上の構成は、ビデオカメラ1に限らず、撮像装置全般に適用できる。
また、以上の説明では第2の溝22を筐体2Aに設けたが、筐体2Aの内部に板状部材を配して、そこに第2の溝22を設けてもよい。さらに、第2の溝22に限らず、取付ナット3を第1の溝12に沿って移動可能に支持するもの(たとえばガイドレール、直動ガイドなど)と、多段階にロックでき、所定の力以上ガイドレールに沿って力を受けた場合に隣のキー溝にロックする位置合わせ機構を備えるものであれば、ビデオカメラ1を所定の撮像姿勢に保持できる。また、以上の構成は、ビデオカメラ1に限らず、撮像装置全般に適用できる。
1−ビデオカメラ、 11−レンズ、 12−第1の溝、
2,2A−筐体、 20−凹部、 21−レンズ用孔、
201−底面、 202−側面、 22−第2の溝、 221−屈曲部、
23−切欠部、 231,232−端部、
221−外周側の縁、 222−内周側の縁、
3−取付ナット、 31−取付ナット本体、 32−雌ねじ部、 33−段差部、
34−キー支持部、 341−面、
35−キー、 351−弾性部、 352−幅、 353−根元
36−フランジ、 361−面、 4−キー溝、
101−三脚、 102−ファインダ、 103−センサ、 104−回転方向
2,2A−筐体、 20−凹部、 21−レンズ用孔、
201−底面、 202−側面、 22−第2の溝、 221−屈曲部、
23−切欠部、 231,232−端部、
221−外周側の縁、 222−内周側の縁、
3−取付ナット、 31−取付ナット本体、 32−雌ねじ部、 33−段差部、
34−キー支持部、 341−面、
35−キー、 351−弾性部、 352−幅、 353−根元
36−フランジ、 361−面、 4−キー溝、
101−三脚、 102−ファインダ、 103−センサ、 104−回転方向
Claims (5)
- 撮影装置本体を構成する筐体と、
前記撮影装置本体を支持する支持脚に取り付ける支持脚取付部材と、を備える撮像装置において、
前記筐体は、
前記撮影装置本体の隣り合う2面の所定範囲が連続して切り欠かれた長軸状の第1の溝と、
前記支持脚取付部材を前記第1の溝に沿って移動可能に支持するガイドであって、このガイドの経路に沿って複数のキー溝が設けられたガイドと、を備え、
前記支持脚取付部材は、前記キー溝のいずれかの点で係合して前記支持脚取付部材をロックする多段階位置合わせ機構であって、該ロックした状態からガイド方向に沿って所定以上の力を受けると前記キー溝からロックが外れて隣のキー溝に係合する多段階位置合わせ機構を備え、
前記ガイドは、前記筐体に開設した、または前記筐体に固定される板状部材に開設した第2の溝であり、
前記複数のキー溝は、前記第2の溝の縁に設けられ、
前記多段階位置合わせ機構は、
前記キー溝のいずれかと係合して前記支持脚取付部材の移動をロックするキーと、
前記支持脚取付部材本体と前記キーとの間に設けられたU字状部材で形成された弾性部であって板ばねとして前記キーを前記キー溝へ付勢する弾性部と、を有し、
前記第2の溝は、前記撮影装置本体の隣り合う2面の境目で円弧の形状に形成され、
前記キー溝は、前記円弧上に複数備えられており、
前記第2の溝の縁は、前記円弧の内周側または外周側に設けられると共に、前記キー溝は、該内周側または外周側の縁に設けられており、
前記支持脚取付部材の前記キーおよび弾性部は、前記第2の溝内部に格納されていると共に、
前記支持脚取付部材は、前記弾性部の根元の両側から挟んでこの根元に固定された一対の支持部材であって前記溝周囲の筐体の両面を保持する保持部材を備える撮像装置。 - 撮影装置本体を構成する筐体と、
前記撮影装置本体を支持する支持脚に取り付ける支持脚取付部材と、を備える撮像装置において、
前記筐体は、
前記撮影装置本体の隣り合う2面の所定範囲が連続して切り欠かれた長軸状の第1の溝と、
前記支持脚取付部材を前記第1の溝に沿って移動可能に支持するガイドであって、このガイドの経路に沿って複数のキー溝が設けられたガイドと、を備え、
前記支持脚取付部材は、前記キー溝のいずれかの点で係合して前記支持脚取付部材をロックする多段階位置合わせ機構であって、該ロックした状態からガイド方向に沿って所定以上の力を受けると前記キー溝からロックが外れて隣のキー溝に係合する多段階位置合わせ機構を備えた撮像装置。 - 前記ガイドは、前記筐体に開設した、または前記筐体に固定される板状部材に開設した第2の溝であり、
前記複数のキー溝は、前記第2の溝の縁に設けられ、
前記多段階位置合わせ機構は、
前記キー溝のいずれかと係合して前記支持脚取付部材の移動をロックするキーと、
前記支持脚取付部材本体と前記キーとの間に設けられたU字状部材で形成された弾性部であって板ばねとして前記キーを前記キー溝へ付勢する弾性部と、を有する請求項2に記載の撮像装置。 - 前記第2の溝は、前記撮影装置本体の隣り合う2面の境目で円弧の形状に形成され、
前記キー溝は、前記円弧の上に複数設けられている請求項2〜3のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記第2の溝は、前記撮影装置本体の隣り合う2面の境目で円弧の形状に形成され、
前記キー溝は、前記円弧の上に複数設けられており、
前記第2の溝の縁は、前記円弧の内周側または外周側に設けられると共に、前記キー溝は、該内周側または外周側の縁に設けられており、
前記支持脚取付部材の前記キーおよび弾性部は、前記第2の溝内部に格納されていると共に、
前記支持脚取付部材は、前記弾性部の根元の両側から挟んでこの根元に固定された一対の支持部材であって前記第2の溝の縁の両面を保持する保持部材を備える請求項3に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006309966A JP2008129033A (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006309966A JP2008129033A (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008129033A true JP2008129033A (ja) | 2008-06-05 |
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ID=39554952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006309966A Pending JP2008129033A (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 撮像装置 |
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JP (1) | JP2008129033A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220143423A (ko) | 2021-04-16 | 2022-10-25 | 한국과학기술원 | 기계 학습용 아날로그 내적 연산기, 이를 이용한 기계 학습 프로세서 및 학습 방법 |
-
2006
- 2006-11-16 JP JP2006309966A patent/JP2008129033A/ja active Pending
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KR20220143423A (ko) | 2021-04-16 | 2022-10-25 | 한국과학기술원 | 기계 학습용 아날로그 내적 연산기, 이를 이용한 기계 학습 프로세서 및 학습 방법 |
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