JP2008128665A - 振動試験方法、振動試験補助装置、及び振動試験システム - Google Patents
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Abstract
【課題】一軸振動試験装置を用いて、一方向への振動試験のみで被試験体のxyz軸の各
方向に同時に加振でき、被試験体のxyz軸の各方向に所望の加速度が得られるように加
振可能な振動試験システムを提供すること。
【解決手段】 被試験体が取り付けられる被試験体取付治具30と、被試験体の搭載面が
傾いた形状に形成され、振動台12に取付けるためのボルト取付孔21と、被試験体のx
yz軸の各方向が振動台12のxyz軸の各方向に対してそれぞれ所定角度傾いた状態と
なるように被試験体取付治具30を搭載面に取り付けるためのボルト取付孔22とを有す
る振動台取付治具20と、振動台取付治具20に被試験体取付治具30を介して取り付け
られた被試験体のyz軸方向に対する加速度を調整する加速度調整装置41A、41Bと
、加速度調整装置41A、41Bを制御する加速度調整制御装置40とを装備する。
【選択図】 図1
方向に同時に加振でき、被試験体のxyz軸の各方向に所望の加速度が得られるように加
振可能な振動試験システムを提供すること。
【解決手段】 被試験体が取り付けられる被試験体取付治具30と、被試験体の搭載面が
傾いた形状に形成され、振動台12に取付けるためのボルト取付孔21と、被試験体のx
yz軸の各方向が振動台12のxyz軸の各方向に対してそれぞれ所定角度傾いた状態と
なるように被試験体取付治具30を搭載面に取り付けるためのボルト取付孔22とを有す
る振動台取付治具20と、振動台取付治具20に被試験体取付治具30を介して取り付け
られた被試験体のyz軸方向に対する加速度を調整する加速度調整装置41A、41Bと
、加速度調整装置41A、41Bを制御する加速度調整制御装置40とを装備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は振動試験方法、振動試験補助装置、及び振動試験システムに関し、より詳細に
は、電子機器等に一定の振動を与えて、その影響を調べる振動試験方法、振動試験補助装
置、及び振動試験システムに関する。
は、電子機器等に一定の振動を与えて、その影響を調べる振動試験方法、振動試験補助装
置、及び振動試験システムに関する。
従来よりオーディオ製品等の電子機器の信頼性評価試験法の一つに、振動試験装置を用
いて、電子機器に一定の振動を加えて、電子機器の耐振・耐久性能を確認・検証する振動
試験が行われている。
いて、電子機器に一定の振動を加えて、電子機器の耐振・耐久性能を確認・検証する振動
試験が行われている。
この振動試験では、電子機器等の被試験体のXYZ軸の各方向に対して、それぞれ振動
を与える必要があり、例えば、一方向への振動機能を備えた一軸振動試験装置を使用して
振動試験を行う場合、まず、被試験体を設置する振動台の加振方向と、被試験体のX軸(
例えば、前後)方向とが一致するように、被試験体を振動台上に固定して、被試験体のX
軸方向に所定条件の加振を行い、次に、振動台の加振方向と、被試験体のY軸(左右)方
向とが一致するように、すなわち、被試験体を水平方向に90°回転させて、振動台上に
取り付け直した後、被試験体のY軸方向に所定条件の加振を行う。さらに、振動台の加振
方向と、被試験体のZ軸(上下)方向とが一致するように、例えば、加振器による振動方
向が垂直方向となるように、前記加振器の向きを変えて、被試験体を振動台上に取り付け
直した後、被試験体のZ軸方向に所定条件の加振を行い、その後、被試験体の性能の確認
・検証を行う。
を与える必要があり、例えば、一方向への振動機能を備えた一軸振動試験装置を使用して
振動試験を行う場合、まず、被試験体を設置する振動台の加振方向と、被試験体のX軸(
例えば、前後)方向とが一致するように、被試験体を振動台上に固定して、被試験体のX
軸方向に所定条件の加振を行い、次に、振動台の加振方向と、被試験体のY軸(左右)方
向とが一致するように、すなわち、被試験体を水平方向に90°回転させて、振動台上に
取り付け直した後、被試験体のY軸方向に所定条件の加振を行う。さらに、振動台の加振
方向と、被試験体のZ軸(上下)方向とが一致するように、例えば、加振器による振動方
向が垂直方向となるように、前記加振器の向きを変えて、被試験体を振動台上に取り付け
直した後、被試験体のZ軸方向に所定条件の加振を行い、その後、被試験体の性能の確認
・検証を行う。
このような一軸振動試験装置を用いた従来の振動試験方法では、被試験体のXYZ軸の
各方向への加振を、被試験体や加振器の取付位置や向きを変えて行っていたため、被試験
体の振動台への取付け・取外し作業等に手間を要するとともに、一方向あたり数十時間振
動させる試験を行うため、3方向への振動試験を終えるには、100時間以上の長時間を
必要とし、試験効率が悪いという問題があった。
各方向への加振を、被試験体や加振器の取付位置や向きを変えて行っていたため、被試験
体の振動台への取付け・取外し作業等に手間を要するとともに、一方向あたり数十時間振
動させる試験を行うため、3方向への振動試験を終えるには、100時間以上の長時間を
必要とし、試験効率が悪いという問題があった。
そこで、一方向への振動機能だけでなく、二方向への振動機能を備えた二軸振動試験装
置や、三方向への振動機能を備えた三軸振動試験装置などの多軸振動試験装置が開発され
ているが、多軸振動試験装置は、一軸振動試験装置と比較して、非常に高価であり、また
、加振方向が増えることにより設備も大型となるため広い設置スペースが必要になるとい
う課題があった。
置や、三方向への振動機能を備えた三軸振動試験装置などの多軸振動試験装置が開発され
ているが、多軸振動試験装置は、一軸振動試験装置と比較して、非常に高価であり、また
、加振方向が増えることにより設備も大型となるため広い設置スペースが必要になるとい
う課題があった。
一方、下記の特許文献1では、二方向への振動機能を備えた二軸振動試験装置を用いて
、1回の振動試験で被試験体の取付け位置を変えることなく、被試験体のxyz軸の3方
向について加振する技術について開示されているが、一軸振動試験装置を用いて、被試験
体のxyz軸の3方向について同時に、しかも各方向に所望の加速度が得られるように加
振する技術について提案されているものは知られていない。
特開平4−332839号公報
、1回の振動試験で被試験体の取付け位置を変えることなく、被試験体のxyz軸の3方
向について加振する技術について開示されているが、一軸振動試験装置を用いて、被試験
体のxyz軸の3方向について同時に、しかも各方向に所望の加速度が得られるように加
振する技術について提案されているものは知られていない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、一方向への振動機能を有する振動試験
装置を用いて、一方向への振動試験のみで、被試験体のxyz軸の各方向について同時に
加振することができ、また、被試験体のxyz軸の各方向に所望の加速度が得られるよう
に加振を行うことができる振動試験方法、振動試験補助装置、及び振動試験システムを提
供することを目的としている。
装置を用いて、一方向への振動試験のみで、被試験体のxyz軸の各方向について同時に
加振することができ、また、被試験体のxyz軸の各方向に所望の加速度が得られるよう
に加振を行うことができる振動試験方法、振動試験補助装置、及び振動試験システムを提
供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る振動試験方法(1)は、一方向への振動機能を
備えた振動試験装置を用い、被試験体のxyz軸の各方向が振動台のxyz軸の各方向に
対してそれぞれ所定角度傾いた状態となるように被試験体を治具を介して振動台上に設置
し、前記一方向に対して所定条件の振動を加えることを特徴としている。
備えた振動試験装置を用い、被試験体のxyz軸の各方向が振動台のxyz軸の各方向に
対してそれぞれ所定角度傾いた状態となるように被試験体を治具を介して振動台上に設置
し、前記一方向に対して所定条件の振動を加えることを特徴としている。
上記振動試験方法(1)によれば、一方向への振動機能を備えた振動試験装置を用い、
被試験体のxyz軸の各方向が振動台のxyz軸の各方向に対してそれぞれ所定角度傾い
た状態となるように被試験体を治具を介して振動台上に設置し、前記一方向に対して所定
条件の振動を加えることにより、前記被試験体のxyz軸の各方向について同時に加振す
ることができ、一方向への振動機能のみを備えた振動試験装置であっても、被試験体の取
付け向き等を変えることなく、一方向への振動試験のみで、被試験体のxyz軸の各方向
について同時に加振することができる。従って、一軸振動試験装置を使用した場合の試験
時間を従来の3分の1程度、すなわち、三軸振動試験装置を用いる場合と同程度にまで短
縮することができ、設備コストをかけることなく、試験効率を高めることができる。
被試験体のxyz軸の各方向が振動台のxyz軸の各方向に対してそれぞれ所定角度傾い
た状態となるように被試験体を治具を介して振動台上に設置し、前記一方向に対して所定
条件の振動を加えることにより、前記被試験体のxyz軸の各方向について同時に加振す
ることができ、一方向への振動機能のみを備えた振動試験装置であっても、被試験体の取
付け向き等を変えることなく、一方向への振動試験のみで、被試験体のxyz軸の各方向
について同時に加振することができる。従って、一軸振動試験装置を使用した場合の試験
時間を従来の3分の1程度、すなわち、三軸振動試験装置を用いる場合と同程度にまで短
縮することができ、設備コストをかけることなく、試験効率を高めることができる。
また本発明に係る振動試験補助装置(1)は、被試験体が取り付けられる被試験体取付
治具と、該被試験体取付治具が取り付けられる被試験体の搭載面が、該搭載面と対向する
面に対して傾いた形状に形成され、一方向への振動機能を備えた振動試験装置の振動台に
取付けるための第1の取付部と、前記被試験体取付治具に取付けられた被試験体のxyz
軸の各方向が前記振動台のxyz軸の各方向に対してそれぞれ所定角度傾いた状態となる
ように前記被試験体取付治具を前記搭載面に取り付けるための第2の取付部とを有する振
動台取付治具と、該振動台取付治具に前記被試験体取付治具を介して取り付けられた前記
被試験体のxyz軸のうちの少なくともいずれかの方向に加わる加速度を調整する加速度
調整手段と、前記被試験体のxyz軸の各方向に対する所定の加速度条件を満たすように
、前記加速度調整手段を制御する加速度調整制御手段とを備えていることを特徴としてい
る。
治具と、該被試験体取付治具が取り付けられる被試験体の搭載面が、該搭載面と対向する
面に対して傾いた形状に形成され、一方向への振動機能を備えた振動試験装置の振動台に
取付けるための第1の取付部と、前記被試験体取付治具に取付けられた被試験体のxyz
軸の各方向が前記振動台のxyz軸の各方向に対してそれぞれ所定角度傾いた状態となる
ように前記被試験体取付治具を前記搭載面に取り付けるための第2の取付部とを有する振
動台取付治具と、該振動台取付治具に前記被試験体取付治具を介して取り付けられた前記
被試験体のxyz軸のうちの少なくともいずれかの方向に加わる加速度を調整する加速度
調整手段と、前記被試験体のxyz軸の各方向に対する所定の加速度条件を満たすように
、前記加速度調整手段を制御する加速度調整制御手段とを備えていることを特徴としてい
る。
上記振動試験補助装置(1)によれば、前記振動台取付治具の被試験体搭載面が、該搭
載面と対向する面に対して傾いた形状に形成され、前記振動試験装置の振動台に取付ける
ための第1の取付部と、前記被試験体取付治具に取付けられた被試験体のxyz軸の各方
向が前記振動台のxyz軸の各方向に対してそれぞれ所定角度傾いた状態となるように前
記被試験体取付治具を前記搭載面に取り付けるための第2の取付部とが前記振動台取付治
具に設けられているので、前記被試験体取付治具に取付けられた前記被試験体のxyz軸
の各方向を前記振動台のxyz軸の各方向に対して、それぞれ所定角度傾斜させた状態で
前記振動台に取り付けることができる。このため、一方向への振動機能のみを備えた振動
試験装置であっても、被試験体の取付け向き等を変えることなく、一方向への振動試験の
みで、被試験体のxyz軸の各方向について同時に加振することができ、一軸振動試験装
置を使用した場合の試験時間を従来の3分の1程度、すなわち、三軸振動試験装置を用い
る場合と同程度にまで短縮することができ、一軸方向への振動機能のみを備えた振動試験
装置を用いて、新たな設備コストをあまりかけることなく、試験効率を大幅に高めること
ができる。
載面と対向する面に対して傾いた形状に形成され、前記振動試験装置の振動台に取付ける
ための第1の取付部と、前記被試験体取付治具に取付けられた被試験体のxyz軸の各方
向が前記振動台のxyz軸の各方向に対してそれぞれ所定角度傾いた状態となるように前
記被試験体取付治具を前記搭載面に取り付けるための第2の取付部とが前記振動台取付治
具に設けられているので、前記被試験体取付治具に取付けられた前記被試験体のxyz軸
の各方向を前記振動台のxyz軸の各方向に対して、それぞれ所定角度傾斜させた状態で
前記振動台に取り付けることができる。このため、一方向への振動機能のみを備えた振動
試験装置であっても、被試験体の取付け向き等を変えることなく、一方向への振動試験の
みで、被試験体のxyz軸の各方向について同時に加振することができ、一軸振動試験装
置を使用した場合の試験時間を従来の3分の1程度、すなわち、三軸振動試験装置を用い
る場合と同程度にまで短縮することができ、一軸方向への振動機能のみを備えた振動試験
装置を用いて、新たな設備コストをあまりかけることなく、試験効率を大幅に高めること
ができる。
また、前記加速度調整制御手段により制御される前記加速度調整手段が装備されている
ので、前記被試験体のxyz軸の各方向に加える加速度条件が異なっている場合であって
も、該加速度条件を満たすようにxyz軸の各方向に加えられる加速度を調整(減衰、又
は増幅)することができ、各方向ごとに異なる加速度条件を満たす振動試験を一方向への
振動試験で実現することができ、精度の高い振動試験を行うことができる。
ので、前記被試験体のxyz軸の各方向に加える加速度条件が異なっている場合であって
も、該加速度条件を満たすようにxyz軸の各方向に加えられる加速度を調整(減衰、又
は増幅)することができ、各方向ごとに異なる加速度条件を満たす振動試験を一方向への
振動試験で実現することができ、精度の高い振動試験を行うことができる。
また本発明に係る振動試験システム(1)は、上記振動試験補助装置(1)と、一方向
への振動機能を有する加振部、前記振動試験補助装置の振動台取付治具が設置可能な振動
台、及び前記加振部の振動機能を制御する振動制御手段を有する振動試験装置とを備えて
いることを特徴としている。
への振動機能を有する加振部、前記振動試験補助装置の振動台取付治具が設置可能な振動
台、及び前記加振部の振動機能を制御する振動制御手段を有する振動試験装置とを備えて
いることを特徴としている。
上記振動試験システム(1)によれば、一方向への振動機能のみを備えた振動試験装置
であっても、被試験体の取付け向き等を変えることなく、一方向への振動試験のみで、被
試験体のxyz軸の各方向について同時に加振することができる。従って、一軸振動試験
装置を使用した場合の試験時間を従来の3分の1程度、すなわち、三軸振動試験装置を用
いる場合と同程度にまで短縮することができ、一方向への振動機能のみを備えた振動試験
装置を用いて、新たな設備コストをあまりかけることなく、試験効率を大幅に高めること
ができるシステムを構築することができる。
であっても、被試験体の取付け向き等を変えることなく、一方向への振動試験のみで、被
試験体のxyz軸の各方向について同時に加振することができる。従って、一軸振動試験
装置を使用した場合の試験時間を従来の3分の1程度、すなわち、三軸振動試験装置を用
いる場合と同程度にまで短縮することができ、一方向への振動機能のみを備えた振動試験
装置を用いて、新たな設備コストをあまりかけることなく、試験効率を大幅に高めること
ができるシステムを構築することができる。
また、前記被試験体のxyz軸の各方向に加える加速度条件が異なっている場合であっ
ても、該加速度条件を満たすようにxyz軸の各方向に加えられる加速度を調整(減衰、
又は増幅)することができ、各方向ごとに異なる加速度条件を満たす振動試験を一方向へ
の振動試験で実現することができ、精度の高い振動試験を行うことができるシステムとす
ることができる。
ても、該加速度条件を満たすようにxyz軸の各方向に加えられる加速度を調整(減衰、
又は増幅)することができ、各方向ごとに異なる加速度条件を満たす振動試験を一方向へ
の振動試験で実現することができ、精度の高い振動試験を行うことができるシステムとす
ることができる。
以下、本発明に係る振動試験方法、振動試験補助装置、及び振動試験システムの実施の
形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態に係る振動試験システムの要部を示
した概略構成図である。なお、本実施の形態では、車載用オーディオ機器を被試験体1と
する場合について説明するが、他の電子機器等にも適用することができる。
形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態に係る振動試験システムの要部を示
した概略構成図である。なお、本実施の形態では、車載用オーディオ機器を被試験体1と
する場合について説明するが、他の電子機器等にも適用することができる。
振動試験システムは、一方向への振動機能を有する加振器11、加振器11により水平
方向に振動する振動台12、及び加振器11の駆動を制御する振動制御装置13を含んで
構成される振動試験装置10と、振動台12の上面に固定される振動台取付治具20と、
振動台取付治具20の上面に固定される被試験体取付治具30と、被試験体取付治具30
に配設された加速度調整装置41A、41Bと、加速度調整装置41A、41Bの駆動を
制御する加速度調整制御装置40とを含んで構成されている。なお、振動試験装置10に
は、正弦波による振動を被試験体1に与える正弦波振動試験(周波数掃引試験を含む)が
行える一般的な一軸振動試験装置が採用され得る。
方向に振動する振動台12、及び加振器11の駆動を制御する振動制御装置13を含んで
構成される振動試験装置10と、振動台12の上面に固定される振動台取付治具20と、
振動台取付治具20の上面に固定される被試験体取付治具30と、被試験体取付治具30
に配設された加速度調整装置41A、41Bと、加速度調整装置41A、41Bの駆動を
制御する加速度調整制御装置40とを含んで構成されている。なお、振動試験装置10に
は、正弦波による振動を被試験体1に与える正弦波振動試験(周波数掃引試験を含む)が
行える一般的な一軸振動試験装置が採用され得る。
また、振動制御装置13は、CPU、RAM、及びROMを含むマイクロコンピュータ
(図示せず)を含んで構成されており、ROMに格納された制御プログラム(ソフトウェ
ア)に基づいて加振器11の駆動動作、すなわち、加振器11に連結された振動台12の
振動周波数、加速度、振幅等を制御するものである。
(図示せず)を含んで構成されており、ROMに格納された制御プログラム(ソフトウェ
ア)に基づいて加振器11の駆動動作、すなわち、加振器11に連結された振動台12の
振動周波数、加速度、振幅等を制御するものである。
また、振動制御装置13には、パーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)50を接
続することができるようになっており、PC50を介して振動制御装置13に各種データ
等の入力を行ったり、振動制御装置13で検出された各種データ等をPC50のモニタ(
図示せず)に表示させることができるようになっている。
続することができるようになっており、PC50を介して振動制御装置13に各種データ
等の入力を行ったり、振動制御装置13で検出された各種データ等をPC50のモニタ(
図示せず)に表示させることができるようになっている。
なお、図中の矢印Vが、振動台12の加振方向を示しており、図中のxyzは、振動台
12のxyz軸を示しており、ここでは、振動台12の加振方向を振動台12のx軸方向
とし、該x軸方向と水平面で垂直に交わる方向を振動台12のy軸方向とし、振動台12
の上面に対して垂直方向を振動台12のz軸方向とする。また、図中のx’y’z’は、
被試験体1のxyz軸を示しており、ここでは、被試験体1の前後方向を被試験体1のx
’軸方向とし、被試験体1の左右方向を被試験体1のy’軸方向とし、被試験体1の上下
方向を被試験体1のz’軸方向として、以下説明する。
12のxyz軸を示しており、ここでは、振動台12の加振方向を振動台12のx軸方向
とし、該x軸方向と水平面で垂直に交わる方向を振動台12のy軸方向とし、振動台12
の上面に対して垂直方向を振動台12のz軸方向とする。また、図中のx’y’z’は、
被試験体1のxyz軸を示しており、ここでは、被試験体1の前後方向を被試験体1のx
’軸方向とし、被試験体1の左右方向を被試験体1のy’軸方向とし、被試験体1の上下
方向を被試験体1のz’軸方向として、以下説明する。
また、振動台12には、振動台12のx軸(加振)方向にかかる加速度を検出する加速
度センサ54が設置され、加速度センサ54は振動制御装置13に接続されている。
度センサ54が設置され、加速度センサ54は振動制御装置13に接続されている。
図2は、振動台12の上面に取り付けられる振動台取付治具20を模式的に示した斜視
図である。なお、図中の矢印Vは、振動台12の加振方向を示している。
振動台取付治具20は、その上面(被試験体搭載面)が底面に対して所定角度(ε°)
傾いた形状に形成された平面視略矩形形状のプレート型治具として構成されており、上面
四隅近傍位置には、ボルトを挿通して振動台12の上面に固定するためのボルト取付孔2
1(第1の取付部)がそれぞれ形成されている。
図である。なお、図中の矢印Vは、振動台12の加振方向を示している。
振動台取付治具20は、その上面(被試験体搭載面)が底面に対して所定角度(ε°)
傾いた形状に形成された平面視略矩形形状のプレート型治具として構成されており、上面
四隅近傍位置には、ボルトを挿通して振動台12の上面に固定するためのボルト取付孔2
1(第1の取付部)がそれぞれ形成されている。
また、上面には、被試験体取付治具30をボルトで固定するための複数のボルト取付孔
22(第2の取付部)が所定半径の円周上に所定の角度間隔を設けて複数形成されている
。このボルト取付孔22により被試験体取付治具30の取付け角度(振動台20のx軸方
向と被試験体1のx’軸方向との水平面でのなす角度)を0°〜45°(45°以上であ
ってもよい)の所定角度で変えることができる、すなわち、被試験体取付治具30に取付
けられた被試験体1のx’y’z’軸の各方向が振動台12のxyz軸の各方向に対して
それぞれ所定角度傾いた状態となるように被試験体取付治具30を取り付けることができ
るようになっている。
22(第2の取付部)が所定半径の円周上に所定の角度間隔を設けて複数形成されている
。このボルト取付孔22により被試験体取付治具30の取付け角度(振動台20のx軸方
向と被試験体1のx’軸方向との水平面でのなす角度)を0°〜45°(45°以上であ
ってもよい)の所定角度で変えることができる、すなわち、被試験体取付治具30に取付
けられた被試験体1のx’y’z’軸の各方向が振動台12のxyz軸の各方向に対して
それぞれ所定角度傾いた状態となるように被試験体取付治具30を取り付けることができ
るようになっている。
また、傾斜角度(ε°)の異なる(例えば、ε°=15°、30°、40°、45°等
に設定された)振動台取付治具20を用意しておいてもよい。なお、本実施の形態では、
第1、第2の取付部として、ボルトで固定するためのボルト取付孔21、22を採用した
場合について説明したが、他の実施の形態では、ボルト以外の他の固定部材により固定す
る構成も適用することができる。
に設定された)振動台取付治具20を用意しておいてもよい。なお、本実施の形態では、
第1、第2の取付部として、ボルトで固定するためのボルト取付孔21、22を採用した
場合について説明したが、他の実施の形態では、ボルト以外の他の固定部材により固定す
る構成も適用することができる。
図3は、振動台取付治具20の上面(被試験体搭載面)に取り付けられる被試験体取付
治具30を模式的に示した斜視図である。被試験体取付治具30は、正面視略ユの字形状
に形成された本体部31と、被試験体1を本体部31に固定するためのL字形状をした固
定用部材35A、35Bとを含んで構成されている。
治具30を模式的に示した斜視図である。被試験体取付治具30は、正面視略ユの字形状
に形成された本体部31と、被試験体1を本体部31に固定するためのL字形状をした固
定用部材35A、35Bとを含んで構成されている。
本体部31は、略矩形形状をした平板状の下部プレート部32と、下部プレート部32
上面の所定位置(一側面寄りの位置)から立設された側壁部33と、側壁部33上部から
水平方向に延設された上部プレート部34とが一体形成されたものであり、下部プレート
部32と上部プレート部34との間に被試験体1が配設され、固定用部材35A、35B
を介して被試験体1が下部プレート部32に固定されるようになっている。
上面の所定位置(一側面寄りの位置)から立設された側壁部33と、側壁部33上部から
水平方向に延設された上部プレート部34とが一体形成されたものであり、下部プレート
部32と上部プレート部34との間に被試験体1が配設され、固定用部材35A、35B
を介して被試験体1が下部プレート部32に固定されるようになっている。
下部プレート部32の四隅近傍位置には、振動台取付治具20にボルトで固定するため
のボルト取付孔36が形成され、下部プレート部32の所定位置には、固定用部材35A
、35Bをボルトで固定するためのボルト取付孔37が形成されている。また、固定用部
材35A、35Bには、下部プレート部32にボルトで固定するためのボルト取付孔38
と、被試験体をボルトで固定するためのボルト取付孔39とが形成されている。
のボルト取付孔36が形成され、下部プレート部32の所定位置には、固定用部材35A
、35Bをボルトで固定するためのボルト取付孔37が形成されている。また、固定用部
材35A、35Bには、下部プレート部32にボルトで固定するためのボルト取付孔38
と、被試験体をボルトで固定するためのボルト取付孔39とが形成されている。
また、本体部31の側壁部33には加速度調整装置41Aが、上部プレート部34には
加速度調整装置41Bが配設されている。加速度調整装置41A、41Bは、側壁部33
や上部プレート部34の内側面に設けられたゴムやバネ部材等で作られた緩衝部材42と
、緩衝部材42に作用する被試験体1の加速度を減衰させる加速度減衰機構43とを含ん
で構成されている。加速度減衰機構43としては、例えば、油圧(又は空気圧)等により
ピストン等の動きを制御して、緩衝部材42による減衰力の調整が可能な機構を採用する
ことができ、加速度減衰機構43は、加速度調整制御装置40からの制御信号に基づいて
、その動作が制御されるようになっている。なお、緩衝部材42に作用する被試験体1の
加速度を大きくするための加速度増幅機構(例えば、小型振動機構)をさらに設ける構成
とすることもできる。
加速度調整装置41Bが配設されている。加速度調整装置41A、41Bは、側壁部33
や上部プレート部34の内側面に設けられたゴムやバネ部材等で作られた緩衝部材42と
、緩衝部材42に作用する被試験体1の加速度を減衰させる加速度減衰機構43とを含ん
で構成されている。加速度減衰機構43としては、例えば、油圧(又は空気圧)等により
ピストン等の動きを制御して、緩衝部材42による減衰力の調整が可能な機構を採用する
ことができ、加速度減衰機構43は、加速度調整制御装置40からの制御信号に基づいて
、その動作が制御されるようになっている。なお、緩衝部材42に作用する被試験体1の
加速度を大きくするための加速度増幅機構(例えば、小型振動機構)をさらに設ける構成
とすることもできる。
また、被試験体1のx’y’z’軸各方向に加わる加速度を検出するために加速度セン
サ51、52、53が、被試験体1又は本体部31の所定位置に設置されるようになって
いる。なお、加速度センサ51、52、53に記している矢印は、加速度の検出方向を示
している。
サ51、52、53が、被試験体1又は本体部31の所定位置に設置されるようになって
いる。なお、加速度センサ51、52、53に記している矢印は、加速度の検出方向を示
している。
加速度調整制御装置40は、CPU、RAM、及びROMを含むマイクロコンピュータ
(図示せず)を含んで構成されており、ROMに格納された制御プログラム(ソフトウェ
ア)に基づいて加速度調整装置41A、41B(加速度減衰機構43の動作等)を制御す
るものである。
(図示せず)を含んで構成されており、ROMに格納された制御プログラム(ソフトウェ
ア)に基づいて加速度調整装置41A、41B(加速度減衰機構43の動作等)を制御す
るものである。
また、加速度調整制御装置40は、パーソナルコンピュータ(PC)50と接続するこ
とができるようになっており、PC50を介して加速度調整制御装置40に各種データ等
の入力を行ったり、加速度調整制御装置40で検出された各種データ等をPC50のモニ
タ(図示せず)に表示させることもできるようになっている。
とができるようになっており、PC50を介して加速度調整制御装置40に各種データ等
の入力を行ったり、加速度調整制御装置40で検出された各種データ等をPC50のモニ
タ(図示せず)に表示させることもできるようになっている。
また、振動制御装置13と加速度調整制御装置40とは、データ通信が行えるように接
続されており、制御に必要な各種データ等(振動周波数の制御状況等)のやり取りが行え
るようになっている。
続されており、制御に必要な各種データ等(振動周波数の制御状況等)のやり取りが行え
るようになっている。
次に実施の形態に係る振動試験システムを使用した振動試験方法について説明する。ま
ず、振動試験を行う前に、試験条件を決定するための予備実験を行う。予備実験では、被
試験体1の耐久性評価のために要求される振動試験条件を満たす振動試験を一方向への振
動試験1回で行うための試験条件を決定する。
ず、振動試験を行う前に、試験条件を決定するための予備実験を行う。予備実験では、被
試験体1の耐久性評価のために要求される振動試験条件を満たす振動試験を一方向への振
動試験1回で行うための試験条件を決定する。
予備実験を行う前に、被試験体1、振動台取付治具20、被試験体取付治具30、被試
験体1の耐久性評価のために要求される振動試験条件を用意しておく。図4は、被試験体
の耐久性評価のために要求される振動試験条件の概要を説明するためのテーブルである。
験体1の耐久性評価のために要求される振動試験条件を用意しておく。図4は、被試験体
の耐久性評価のために要求される振動試験条件の概要を説明するためのテーブルである。
図4の振動試験条件テーブルには、被試験体1の耐久性評価のために要求される振動周
波数の範囲と、その振動周波数の範囲において被試験体1のx’y’z’軸各方向に加え
る加速度との関係が示されている。この場合、掃引させる振動周波数の範囲は、a〜b、
b〜c、c〜d(Hz)の3つの範囲に分けて設定されており、振動周波数の範囲毎に、
被試験体のx’軸(前後)方向、y’軸(左右)方向、z’軸(上下)方向へ加える加速
度(m/s2)の要求値が、それぞれ規定されている。通常、振動周波数の範囲毎に、被試験体の各方向へ加える加速度の要求値は異なっており、振動周波数の範囲や各方向への加速度の要求値は、被試験体1の種類や使用環境、被試験体1で必要とされる耐久性能等を考慮して設定される。ここでは、被試験体のx’軸(前後)方向へ加える加速度の要求値が、y’軸(左右)方向、z’軸(上下)方向へ加える加速度の要求値よりも大きいものとして説明する。
波数の範囲と、その振動周波数の範囲において被試験体1のx’y’z’軸各方向に加え
る加速度との関係が示されている。この場合、掃引させる振動周波数の範囲は、a〜b、
b〜c、c〜d(Hz)の3つの範囲に分けて設定されており、振動周波数の範囲毎に、
被試験体のx’軸(前後)方向、y’軸(左右)方向、z’軸(上下)方向へ加える加速
度(m/s2)の要求値が、それぞれ規定されている。通常、振動周波数の範囲毎に、被試験体の各方向へ加える加速度の要求値は異なっており、振動周波数の範囲や各方向への加速度の要求値は、被試験体1の種類や使用環境、被試験体1で必要とされる耐久性能等を考慮して設定される。ここでは、被試験体のx’軸(前後)方向へ加える加速度の要求値が、y’軸(左右)方向、z’軸(上下)方向へ加える加速度の要求値よりも大きいものとして説明する。
次に、図1に示した向きで、振動台取付治具20を振動台12の上面にボルトで固定す
る。そして、被試験体取付治具30に被試験体1をボルトで固定し、被試験体1が固定さ
れた被試験体取付治具30を振動台取付治具20の上面(傾斜面)にボルトで固定する。
なお、このとき被試験体1のx’軸(前後)方向と、振動台12のx軸(振動)方向との
水平面でのなす角が、まず、第1の取付角度となるように固定する。なお、予備実験にお
いては、第1〜第nの取付角度(例えば、15°、30°、40°、45°等に設定され
た角度)で、それぞれ以下の加速度計測実験を順次行う。
る。そして、被試験体取付治具30に被試験体1をボルトで固定し、被試験体1が固定さ
れた被試験体取付治具30を振動台取付治具20の上面(傾斜面)にボルトで固定する。
なお、このとき被試験体1のx’軸(前後)方向と、振動台12のx軸(振動)方向との
水平面でのなす角が、まず、第1の取付角度となるように固定する。なお、予備実験にお
いては、第1〜第nの取付角度(例えば、15°、30°、40°、45°等に設定され
た角度)で、それぞれ以下の加速度計測実験を順次行う。
次に振動台取付治具20と被試験体取付治具30を介して振動台12に傾斜させた状態
で固定された被試験体1のx’y’z’軸各方向の加速度を検出できるように、被試験体
取付治具30や被試験体1の所定位置に加速度センサ51、52、53をそれぞれ設置す
るとともに、振動台12のX軸(振動)方向の加速度が検出できるように加速度センサ5
4を振動台12に設置する。なお、加速度センサ54は、振動制御装置13に接続され、
加速度センサ51、52、53は、加速度調整制御装置40に接続されている。
で固定された被試験体1のx’y’z’軸各方向の加速度を検出できるように、被試験体
取付治具30や被試験体1の所定位置に加速度センサ51、52、53をそれぞれ設置す
るとともに、振動台12のX軸(振動)方向の加速度が検出できるように加速度センサ5
4を振動台12に設置する。なお、加速度センサ54は、振動制御装置13に接続され、
加速度センサ51、52、53は、加速度調整制御装置40に接続されている。
次に、図4に示した振動試験条件テーブルに規定された振動周波数に基づいて振動台1
2の加振を開始し、第1の取付角度において、被試験体1のx’軸方向の加速度(加速度
センサ51)の検出値が、振動試験条件テーブルに規定された加速度要求値(振動周波数
a〜b(Hz)ではA1(m/s2)、b〜c(Hz)ではA2、c〜d(Hz)ではA3)となるように加振器11による振動台12の動作を制御し、その時の被試験体1のy’z’軸各方向へ加わる加速度(加速度センサ52、53)の検出値と、振動台12のx軸(振動)方向へ加わる加速度(加速度センサ54)の検出値とを記録していく。
2の加振を開始し、第1の取付角度において、被試験体1のx’軸方向の加速度(加速度
センサ51)の検出値が、振動試験条件テーブルに規定された加速度要求値(振動周波数
a〜b(Hz)ではA1(m/s2)、b〜c(Hz)ではA2、c〜d(Hz)ではA3)となるように加振器11による振動台12の動作を制御し、その時の被試験体1のy’z’軸各方向へ加わる加速度(加速度センサ52、53)の検出値と、振動台12のx軸(振動)方向へ加わる加速度(加速度センサ54)の検出値とを記録していく。
第1の取付角度での加速度検出値の記録を終えると、次に、第2の取付角度となるよう
に被試験体取付治具30の取付け位置を変えて、上記と同様に加速度の検出値を記録し、
第nの取付角度での加速度の検出値を記録し終えるまで、同様の試験を繰り返す。
に被試験体取付治具30の取付け位置を変えて、上記と同様に加速度の検出値を記録し、
第nの取付角度での加速度の検出値を記録し終えるまで、同様の試験を繰り返す。
その後、第1〜第nの取付角度での被試験体1のy’z’軸方向の加速度の検出値デー
タ(複数回行った場合は平均値データ)と、振動試験条件テーブルの被試験体1のy’z
’軸方向の加速度要求値とを比較して、被試験体1のy’z’軸方向の加速度要求値と加
速度の検出値データとの差が最も小さくなる取付角度条件を割り出し、被試験体1の取付
角度条件(被試験体取付治具30、振動台取付治具20の振動台12への取付条件)を決
定する。
タ(複数回行った場合は平均値データ)と、振動試験条件テーブルの被試験体1のy’z
’軸方向の加速度要求値とを比較して、被試験体1のy’z’軸方向の加速度要求値と加
速度の検出値データとの差が最も小さくなる取付角度条件を割り出し、被試験体1の取付
角度条件(被試験体取付治具30、振動台取付治具20の振動台12への取付条件)を決
定する。
なお、傾斜角度の異なる振動台取付治具20がある場合には、さらに、振動台取付治具
20を取り替えて、上記と同様な実験を繰り返し、被試験体1のy’z’軸方向の加速度
要求値と加速度検出値データとの差が最も小さくなる取付角度条件を割り出すようにすれ
ばよい。
20を取り替えて、上記と同様な実験を繰り返し、被試験体1のy’z’軸方向の加速度
要求値と加速度検出値データとの差が最も小さくなる取付角度条件を割り出すようにすれ
ばよい。
次に予備実験後に行う振動試験について説明する。振動試験では、予備実験において決
定された被試験体1の取付角度条件となるように、まず、振動台12に振動台取付治具2
0を取付け、被試験体1が固定された被試験体取付治具30を振動台取付治具20に取り
付け、被試験体1のx’y’z’軸の各方向が振動台12のxyz軸の各方向に対してそ
れぞれ所定角度傾いた状態となるように被試験体1を治具(振動台取付治具20、被試験
体取付治具30)を介して振動台12上に設置する。
定された被試験体1の取付角度条件となるように、まず、振動台12に振動台取付治具2
0を取付け、被試験体1が固定された被試験体取付治具30を振動台取付治具20に取り
付け、被試験体1のx’y’z’軸の各方向が振動台12のxyz軸の各方向に対してそ
れぞれ所定角度傾いた状態となるように被試験体1を治具(振動台取付治具20、被試験
体取付治具30)を介して振動台12上に設置する。
また、加速度調整制御装置40には、決定された被試験体1の取付角度条件で振動台1
2を振動させたときの被試験体1のx’y’z’軸各方向の加速度の検出値データや、振
動試験条件テーブルのデータ(振動台12の振動周波数、被試験体1のx’y’z’軸各
方向の加速度要求値)などの加速度調整に必要なデータを入力しておく。一方、振動制御
装置13には、決定された被試験体1の取付角度条件で振動させたときの振動台12のx
軸方向の加速度の検出値(この値を制御値として利用する)や、振動試験条件テーブルの
データ(振動台12の振動周波数、被試験体1のx’y’z’軸各方向の加速度要求値)
などの振動制御に必要なデータを入力しておく。
2を振動させたときの被試験体1のx’y’z’軸各方向の加速度の検出値データや、振
動試験条件テーブルのデータ(振動台12の振動周波数、被試験体1のx’y’z’軸各
方向の加速度要求値)などの加速度調整に必要なデータを入力しておく。一方、振動制御
装置13には、決定された被試験体1の取付角度条件で振動させたときの振動台12のx
軸方向の加速度の検出値(この値を制御値として利用する)や、振動試験条件テーブルの
データ(振動台12の振動周波数、被試験体1のx’y’z’軸各方向の加速度要求値)
などの振動制御に必要なデータを入力しておく。
そして、振動試験を行う準備ができた後、加振器11、振動制御装置13、加速度調整
制御装置40の電源を投入して、振動試験を開始する。なお、振動試験では、振動試験条
件テーブルに規定された振動周波数の間を一定の変化率で周波数を変化(掃引)させ、こ
れを一定時間周期で、所定回数繰り返す掃引試験を、一方向(この場合、水平方向)につ
いてのみ行うようになっている。
制御装置40の電源を投入して、振動試験を開始する。なお、振動試験では、振動試験条
件テーブルに規定された振動周波数の間を一定の変化率で周波数を変化(掃引)させ、こ
れを一定時間周期で、所定回数繰り返す掃引試験を、一方向(この場合、水平方向)につ
いてのみ行うようになっている。
次に実施の形態に係る振動試験システムにおける振動制御装置13の行う処理動作を図
5に示したフローチャートに基づいて説明する。なお本処理動作は、振動試験の開始後に
実行される。
5に示したフローチャートに基づいて説明する。なお本処理動作は、振動試験の開始後に
実行される。
まず、ステップS1では、加振条件の読み込み、すなわち、振動周波数の制御範囲、掃
引時間、及び振動台12のx軸方向の加速度の制御値に関する情報を読み込み、次のステ
ップS2では、加振条件に基づいて加振器11を駆動させる制御を行い、振動台12の水
平方向への振動を開始し、その後ステップS3に進む。
引時間、及び振動台12のx軸方向の加速度の制御値に関する情報を読み込み、次のステ
ップS2では、加振条件に基づいて加振器11を駆動させる制御を行い、振動台12の水
平方向への振動を開始し、その後ステップS3に進む。
ステップS3では、加速度センサ54から振動台12のx軸方向の加速度の検出値を取
り込み、続くステップS4では、振動台12のx軸方向の加速度の検出値と制御値との差
が小さくなるように振動台12の加振制御を行い、その後ステップS5に進む。
り込み、続くステップS4では、振動台12のx軸方向の加速度の検出値と制御値との差
が小さくなるように振動台12の加振制御を行い、その後ステップS5に進む。
ステップS5では、掃引時間のカウント値に基づいて、振動周波数範囲の切換タイミン
グになったか否かを判断し、振動周波数範囲の切換タイミングになったと判断すれば、ス
テップS1に戻り、次の加振条件の読み込みを行い、処理を繰り返す一方、振動周波数範
囲の切換タイミングではないと判断すればステップS6に進む。
グになったか否かを判断し、振動周波数範囲の切換タイミングになったと判断すれば、ス
テップS1に戻り、次の加振条件の読み込みを行い、処理を繰り返す一方、振動周波数範
囲の切換タイミングではないと判断すればステップS6に進む。
ステップS6では、規定されたすべての振動周波数範囲での振動試験が完了したか否か
を判断し、まだ完了していないと判断すればステップS3に戻り処理を繰り返す一方、完
了したと判断すればステップS7に進み、加振器11の駆動を停止させる処理を行い、そ
の後処理を終える。
を判断し、まだ完了していないと判断すればステップS3に戻り処理を繰り返す一方、完
了したと判断すればステップS7に進み、加振器11の駆動を停止させる処理を行い、そ
の後処理を終える。
次に実施の形態に係る振動試験システムにおける加速度調整制御装置40の行う処理動
作を図6に示したフローチャートに基づいて説明する。なお本処理動作は、振動試験の開
始後に実行される。
作を図6に示したフローチャートに基づいて説明する。なお本処理動作は、振動試験の開
始後に実行される。
まず、ステップS11では、振動制御装置13から現在制御している加振条件に関する
情報を取り込み、次のステップS12では、現在制御している振動周波数範囲に対応する
被試験体1のy’z’軸方向の加速度要求値を読み出し、被試験体1のy’z’軸方向の
加速度の制御値(調整目標値)に設定し、その後ステップS13に進む。
情報を取り込み、次のステップS12では、現在制御している振動周波数範囲に対応する
被試験体1のy’z’軸方向の加速度要求値を読み出し、被試験体1のy’z’軸方向の
加速度の制御値(調整目標値)に設定し、その後ステップS13に進む。
ステップS13では、加速度センサ51、52、53から被試験体1のx’y’z’軸
各方向の加速度の検出値を取り込み、次のステップS14では、被試験体1のy’z’軸
の各方向の加速度の検出値と制御値との差に基づいて、y’z’軸の各方向の加速度調整
(減衰)量を求め、その後ステップS15に進む。
各方向の加速度の検出値を取り込み、次のステップS14では、被試験体1のy’z’軸
の各方向の加速度の検出値と制御値との差に基づいて、y’z’軸の各方向の加速度調整
(減衰)量を求め、その後ステップS15に進む。
ステップS15では、求めたy’z’軸の各方向の加速度調整量に基づいて、加速度調
整装置41A、41Bの制御を行い、被試験体1のy’z’軸の各方向の加速度を制御値
に近付けるように減衰させる処理を行い、その後ステップS16に進む。なお、加速度調
整装置41A、41Bでは、加速度調整制御装置40からの制御信号を受けて、加速度調
整機構43が、被試験体1のy’z’軸の各方向の加速度を減衰させるように駆動される
ようになっている。
整装置41A、41Bの制御を行い、被試験体1のy’z’軸の各方向の加速度を制御値
に近付けるように減衰させる処理を行い、その後ステップS16に進む。なお、加速度調
整装置41A、41Bでは、加速度調整制御装置40からの制御信号を受けて、加速度調
整機構43が、被試験体1のy’z’軸の各方向の加速度を減衰させるように駆動される
ようになっている。
そして、ステップS16では、振動制御装置13から次の加振条件に関する情報を取得
したか否かを判断し、次の加振条件に関する情報を取得したと判断すればステップS12
に戻り処理を繰り返す。
したか否かを判断し、次の加振条件に関する情報を取得したと判断すればステップS12
に戻り処理を繰り返す。
一方ステップS16において、次の加振条件に関する情報を取得していないと判断すれ
ばステップS17に進み、規定されたすべての振動周波数範囲での振動試験が完了したか
否かを判断し、まだ完了していないと判断すればステップS13に戻り処理を繰り返す一
方、完了したと判断すれば、その後処理を終える。
ばステップS17に進み、規定されたすべての振動周波数範囲での振動試験が完了したか
否かを判断し、まだ完了していないと判断すればステップS13に戻り処理を繰り返す一
方、完了したと判断すれば、その後処理を終える。
上記実施の形態に係る振動試験システムによれば、振動台取付治具20の上面(被試験
体搭載面)が、底面(搭載面と対向する面)に対して傾いた形状に形成され、振動試験装
置10の振動台12に取付けるためのボルト取付孔21と、被試験体取付治具30に取付
けられた被試験体1のx’y’z’軸の各方向が振動台12のxyz軸の各方向に対して
それぞれ所定角度傾いた状態となるように被試験体取付治具30を前記上面に取り付ける
ためのボルト取付孔22とが振動台取付治具20に設けられているので、被試験体取付治
具30に取付けられた被試験体1のx’y’z’軸の各方向を振動台12のxyz軸の各
方向に対して、それぞれ所定角度傾斜させた状態で振動台12に取り付けることができる
。
体搭載面)が、底面(搭載面と対向する面)に対して傾いた形状に形成され、振動試験装
置10の振動台12に取付けるためのボルト取付孔21と、被試験体取付治具30に取付
けられた被試験体1のx’y’z’軸の各方向が振動台12のxyz軸の各方向に対して
それぞれ所定角度傾いた状態となるように被試験体取付治具30を前記上面に取り付ける
ためのボルト取付孔22とが振動台取付治具20に設けられているので、被試験体取付治
具30に取付けられた被試験体1のx’y’z’軸の各方向を振動台12のxyz軸の各
方向に対して、それぞれ所定角度傾斜させた状態で振動台12に取り付けることができる
。
このため、一方向への振動機能のみを備えた振動試験装置10であっても、被試験体1
の取付け向きや加振器11の加振方向を変えることなく、一方向への振動試験のみで、被
試験体1のx’y’z’軸の各方向について同時に加振することができ、一軸振動試験装
置10を使用した場合の試験時間を従来の3分の1程度、すなわち、三軸振動試験装置を
用いる場合と同程度にまで短縮することができ、一方向への振動機能のみを備えた振動試
験装置10を用いて、新たな設備コストをあまりかけることなく、試験効率を大幅に高め
ることができるシステムを構築することができる。
の取付け向きや加振器11の加振方向を変えることなく、一方向への振動試験のみで、被
試験体1のx’y’z’軸の各方向について同時に加振することができ、一軸振動試験装
置10を使用した場合の試験時間を従来の3分の1程度、すなわち、三軸振動試験装置を
用いる場合と同程度にまで短縮することができ、一方向への振動機能のみを備えた振動試
験装置10を用いて、新たな設備コストをあまりかけることなく、試験効率を大幅に高め
ることができるシステムを構築することができる。
また、被試験体1のx’y’z’軸の各方向に加える加速度条件が異なっている場合で
あっても、該加速度条件を満たすようにx’y’z’軸の各方向に加えられる加速度を調
整(減衰、又は増幅)することができ、各方向ごとに異なる加速度条件を満たす振動試験
を一方向への振動試験のみで実現することができ、精度の高い振動試験を行うことができ
るシステムとすることができる。
なお、上記振動試験システムの構成を、被試験体1の振動試験のみだけなく、落下衝撃
試験にも適用することも可能である。
あっても、該加速度条件を満たすようにx’y’z’軸の各方向に加えられる加速度を調
整(減衰、又は増幅)することができ、各方向ごとに異なる加速度条件を満たす振動試験
を一方向への振動試験のみで実現することができ、精度の高い振動試験を行うことができ
るシステムとすることができる。
なお、上記振動試験システムの構成を、被試験体1の振動試験のみだけなく、落下衝撃
試験にも適用することも可能である。
1 被試験体
10 振動試験装置
11 加振器
12 振動台
13 振動制御装置
20 振動台取付治具
30 被試験体取付治具
40 加速度調整制御装置
41A、41B 加速度調整装置
10 振動試験装置
11 加振器
12 振動台
13 振動制御装置
20 振動台取付治具
30 被試験体取付治具
40 加速度調整制御装置
41A、41B 加速度調整装置
Claims (4)
- 一方向への振動機能を備えた振動試験装置を用い、
被試験体のxyz軸の各方向が振動台のxyz軸の各方向に対してそれぞれ所定角度傾
いた状態となるように被試験体を治具を介して振動台上に設置し、
前記一方向に対して所定条件の振動を加えることを特徴とする振動試験方法。 - 前記被試験体のxyz軸の各方向に対する所定の加速度条件を満たすように、加振時に
前記被試験体のxyz軸のうちの少なくともいずれかの方向に対する加速度を調整するこ
とを特徴とする請求項1記載の振動試験方法。 - 被試験体が取り付けられる被試験体取付治具と、
該被試験体取付治具が取り付けられる被試験体の搭載面が、該搭載面と対向する面に対
して傾いた形状に形成され、一方向への振動機能を備えた振動試験装置の振動台に取付け
るための第1の取付部と、前記被試験体取付治具に取付けられた被試験体のxyz軸の各
方向が前記振動台のxyz軸の各方向に対してそれぞれ所定角度傾いた状態となるように
前記被試験体取付治具を前記搭載面に取り付けるための第2の取付部とを有する振動台取
付治具と、
該振動台取付治具に前記被試験体取付治具を介して取り付けられた前記被試験体のxy
z軸のうちの少なくともいずれかの方向に加わる加速度を調整する加速度調整手段と、
前記被試験体のxyz軸の各方向に対する所定の加速度条件を満たすように、前記加速
度調整手段を制御する加速度調整制御手段とを備えていることを特徴とする振動試験補助
装置。 - 請求項3記載の振動試験補助装置と、
一方向への振動機能を有する加振部、前記振動試験補助装置の振動台取付治具が設置可
能な振動台、及び前記加振部の振動機能を制御する振動制御手段を有する振動試験装置と
を備えていることを特徴とする振動試験システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006310432A JP2008128665A (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 振動試験方法、振動試験補助装置、及び振動試験システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006310432A JP2008128665A (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 振動試験方法、振動試験補助装置、及び振動試験システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008128665A true JP2008128665A (ja) | 2008-06-05 |
Family
ID=39554659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006310432A Withdrawn JP2008128665A (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 振動試験方法、振動試験補助装置、及び振動試験システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008128665A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-11-16 JP JP2006310432A patent/JP2008128665A/ja not_active Withdrawn
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091020 |
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