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JP2008127050A - 梱包箱 - Google Patents

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JP2008127050A JP2006313297A JP2006313297A JP2008127050A JP 2008127050 A JP2008127050 A JP 2008127050A JP 2006313297 A JP2006313297 A JP 2006313297A JP 2006313297 A JP2006313297 A JP 2006313297A JP 2008127050 A JP2008127050 A JP 2008127050A
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JP2006313297A
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Atsuhito Morita
篤人 森田
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 電気製品の量産開始の直前にはじめて起こり得る耐積載荷重に係る問題に臨機応変に対処することが可能で、必要が生じたときにだけ、別に製作した補強部材を用いることなく耐積載荷重を増大させることのできる梱包箱を提供する。
【解決手段】 有底箱本体10の蓋板部20を、2枚の内フラップ21,22と2枚の外フラップ23,24とにより形成する。内フラップのそれぞれの幅方向端部に、箱本体10の入隅部51〜54に配備されて蓋板部20と底板部30との相互間に介在される支持片60を具備させる。支持片60は、内フラップ21,22に切り目を形成することによってその内フラップ21,22に区画形成する。支持片60の高さ方向一端部に切り目無し部分73を具備させ、その切り目無し部分73を介して支持片60を内フラップ21,22に折曲げ可能に連設しておく。
【選択図】 図1

Description

本発明は、梱包箱、特に、DVDプレーヤなどの電気機器を梱包して運搬や保管などを行う場合に、必要に応じて平面視矩形の箱本体のコーナ部を増強することによりその耐積載荷重を増大させることのできる梱包箱に関する。
段ボールや板紙で作られる梱包箱は、一般的に平面視矩形に形作られた有底の箱本体の4つの辺部に折畳み可能な2枚の内フラップ及び外フラップを連設することにより構成されていて、2枚の内フラップを折り畳んだ後で、それらの内フラップの外側に2枚の外フラップを重なり状に折り畳むことによって蓋板部が形成されるようになっている。
そして、この種の梱包箱では、従来より、そのコーナ部を補強するための対策が種々提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1によって提案されているものは、4つの側面のそれぞれの相互間に補強部を一体に介在させ、その補強部を三角形に折り曲げて隣接する2つの側面によって形作られる入隅部に配備させる、というものである。
また、箱本体の2つの辺部に内フラップを連設する代わりに、それらの辺部に補強片を連設しておき、その補強片を、箱本体の内側に折返して側面部に重ね合わせると共に平面視三角形に折り曲げて箱本体の入隅部に配備するというものも提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
さらに、蓋板部を有していない梱包箱では、側面板に連設した補強板を折り曲げて平面視三角形に形作ることにより、その梱包箱を積重ね可能としたものが提案されている(たとえば、特許文献3、特許文献4参照)。
特開平8−217056号公報 特開平11−301642号公報 特開平10−194285号公報 特開平10−152128号公報
しかしながら、上掲の特許文献1に記載されている補強部、同文献2に記載されている補強片、同文献3,4に記載されている補強板は、いずれも梱包箱やその範疇に属する段ボール箱などに常設することが不可欠なものであって、必要に応じて適宜設置し得るようなものではない。言い換えると、梱包箱を組み立てるときには、それらの補強部、補強板などが箱本体の入隅部に必ず配備することを必要とし、それらを配備しない梱包箱はそれ自体を組み立てることができない。
ところで、底板部と蓋板部とを備える梱包箱にあっては、その内容物、たとえば電気機器を収納して塵芥や異物の衝突などから保護するといったパッケージ本来の内容物防護機能のほかに、輸送や保管に際して積み重ねられたときに形崩れを起こすおそれがない程度の耐積載荷重を有することが要求される。
しかしながら、内容物が電気製品である場合について云えば、その電気製品を収納することを予定している梱包箱についての耐積載荷重が、電気製品の量産開始の直前や直後に不足するおそれがあるという問題が浮上することがある。そして、このような問題が浮上した場合、その対策として、梱包箱とは別に製作した補強部材を梱包箱に入れてその耐積載荷重を改善するということが行われることがあるけれども、別に製作した補強部材を用いると、それだけコスト高になることを避けられない。
また、上掲の各特許文献によって提案されているものは、常設の補強部や補強板などを有しているので、必要に応じてそれらの補強部や補強板などを使用したり使用しなかったりするという選択の余地がない。そのために、補強部や補強板などを組み立てる手間が常に必要になる。
そこで、本発明は、電気製品などの内容物の量産開始の直前や直後に起こり得る耐積載荷重に係る問題、すなわち、内容物の設計段階では不明であってその量産後にはじめて判明することのある耐積載荷重についての問題に臨機応変に対処することのできる梱包箱、言い換えると、必要が生じたときにだけ、別に製作した補強部材を用いることなく耐積載荷重を増大させて使用することができるにもかかわらず、耐積載荷重を増大させる必要がないときには、耐積載荷重を増大させずに使用することのできる梱包箱を提供することを目的とする。特に、本発明は、梱包箱のコーナ部を補強することができるようにして、必要に応じてその耐積載荷重を増大させることのできる対策を講じた梱包箱に関するものである。
本発明に係る梱包箱は、厚紙で平面視矩形に形作られた有底箱本体の蓋板部及び底板部のうちの少なくとも一方が、上記箱本体の4つの辺部に連設された折畳み可能な2枚の内フラップとそれらの内フラップの外側に折畳み可能な2枚の外フラップとにより形成される。そして、上記箱本体の入隅部に配備されることにより上記蓋板部と底板部との相互間に介在されて耐積載荷重を増大させる支持片を有し、その支持片が上記内フラップに形成された切り目によってその内フラップに区画形成され、かつ、その支持片の高さ方向一端部に上記切り目を有しない切り目無し部分が具備されてその切り目無し部分を介してその支持片が上記内フラップに折曲げ可能に連設されている。
この発明によると、箱本体の入隅部に配備されることにより上記蓋板部と底板部との相互間に介在されて耐積載荷重を増大させる支持片が、内フラップに形成された切り目によってその内フラップに区画形成されていて、その支持片の高さ方向一端部に上記切り目を有しない切り目無し部分が具備されてその切り目無し部分を介してその支持片が上記内フラップに折曲げ可能に連設されていることにより、耐積載荷重を増大させる必要がないときには、その支持片を内フラップによって形成される蓋板部又は底板部の一部として使用することが可能であるので、そうすることにより、支持片を折り曲げて箱本体の入隅部に配備するという手間を省略することが可能になる。これに対し、耐積載荷重を増大させる必要があるときには、支持片を折り曲げて箱本体の入隅部に配備するだけで、その必要性に対処することが可能になる。したがって、本発明に係る梱包箱は、電気製品などの内容物の設計段階では不明であってその量産後にはじめて判明することのある耐積載荷重についての問題に臨機応変に対処することが可能になる。
本発明では、上記内フラップがその内フラップが連設されている上記辺部の全長に亘る横幅を有していて、その内フラップの幅方向両端に上記支持片が区画形成されていることが望ましい。この構成であれば、内フラップに対して支持片を折り曲げ、かつ、内フラップを折り畳むだけで、支持片が箱本体の入隅部に確実に配備されて箱本体のコーナ部が補強され、そのようなコーナ部の補強を通じて耐積載荷重を増大させることが可能になる。
本発明では、上記支持片が上記内フラップの横幅方向に並んだ複数の区画を有し、その支持片の高さ方向一端部が、複数の上記区画のうちの内フラップの最も外側に位置している1区画だけで上記切り目無し部分を介して上記内フラップに折曲げ可能に連設されていると共に、その支持片が、相隣接する上記区画相互の境界線で折曲げ可能であることが望ましい。これによれば、支持片を折り曲げてその複数の区画を立体構造の中空柱状などに形成することが可能であり、そのようにすることによって箱本体のコーナ部の補強作用を顕著に発揮させて耐積載荷重を大幅に増大させることが可能になる。
本発明では、上記支持片が上記内フラップの横幅方向に並んだ2つの区画を有し、その支持片の高さ方向一端部が、2つの上記区画のうちの内フラップの外側に位置している外側区画だけで上記切り目無し部分を介して上記内フラップに折曲げ可能に連設されていると共に、その支持片の内側区画が、その外側区画との境界線で外側区画側に折返し可能に形成されている、という構成を採用することも可能であり、これによっても、箱本体のコーナ部の補強作用を顕著に発揮させて耐積載荷重を大幅に増大させることが可能になる。そして、この構成を採用する場合、耐積載荷重を大幅に増大させるためには、上記内フラップを折り畳み、支持片を上記切り目無し部分で折り曲げてその支持片を上記箱本体の入隅部で上記蓋板部と底板部との相互間に介在させると共に、その支持片の内側区画をその外側区画との境界線で外側区画側に折り返すことにより、支持片の上記内側区画と上記入隅部を形作っている上記箱本体の隣接する2つの側面板とによって平面視三角形のトラス構造が形成されるようになっている、という構成を採用することが有益である。
本発明に係る梱包箱は、厚紙で平面視矩形に形作られた有底箱本体の蓋板部が、上記箱本体の4つの辺部に連設された折畳み可能な2枚の内フラップとそれらの内フラップの外側に折畳み可能な2枚の外フラップとにより形成される梱包箱において、2枚の上記内フラップがその内フラップが連設されている上記辺部の全長に亘る横幅を有していて、それらの内フラップのそれぞれの幅方向両端に、上記箱本体の入隅部に配備されることにより上記蓋板部と底板部との相互間に介在されて耐積載荷重を増大させる支持片が、上記内フラップに形成された切り目によってその内フラップに区画形成され、かつ、その支持片の高さ方向一端部に上記切り目を有しない切り目無し部分が具備されてその切り目無し部分を介してその支持片が上記内フラップに折曲げ可能に連設され、上記支持片が上記内フラップの横幅方向に並んだ2つの区画を有し、その支持片の高さ方向一端部が、2つの上記区画のうちの内フラップの外側に位置している外側区画だけで上記切り目無し部分を介して上記内フラップに折曲げ可能に連設されていると共に、その支持片の内側区画が、その外側区画との境界線で外側区画側に折返し可能に形成されていて、上記内フラップを折り畳み、支持片を上記切り目無し部分で折り曲げてその支持片を上記箱本体の入隅部で上記蓋板部と底板部との相互間に介在させると共に、その支持片の内側区画をその外側区画との境界線で外側区画側に折り返すことにより、支持片の上記内側区画と上記入隅部を形作っている上記箱本体の隣接する2つの側面板とによって平面視三角形のトラス構造が形成され、支持片の上記外側区画が2つの上記側面板のうちの一方側に重なり合うようになっている、という構成を採用することによっていっそう具体化される。この発明の作用などについては、後述する実施形態を参照して詳細に説明する。
以上のように、本発明によれば、電気製品などの内容物の量産開始の直前や直後にはじめて起こり得る耐積載荷重に係る問題に臨機応変に対処することが可能になって、必要が生じたときにだけ、別に製作した補強部材を用いることなく耐積載荷重を増大させて使用することのできる梱包箱を提供することが可能になる。
図1は本発明の実施形態に係る梱包箱Aにおいて支持片を使用していない状態での概略斜視図、図2は同実施形態に係る梱包箱Aにおいて支持片を使用している状態での概略斜視図、図3は図2の要部の拡大斜視図、図4は図2の梱包箱Aの平面図、図5は図1の梱包箱Aの展開図である。
図1又は図2のように、この実施形態の梱包箱Aは厚紙で作られていて、平面視矩形に形作られた有底の箱本体10の蓋板部20が、箱本体10の4つの辺部11,12,13,14に連設された折畳み可能な2枚の内フラップ21,22とそれらの内フラップ21,22の外側に折畳み可能な2枚の外フラップ23,24とにより形成されている。このうち、2つの内フラップ21,22のそれぞれは、それらが連設されている箱本体10の2つの辺部11,12の全長に亘る横幅を有している。また、箱本体10には、上記蓋板部20が備わっているほか、底板部30と胴板部40とが備わっている。そして、胴板部40が前後左右の各側面板41,42,43,44を有し、底板部30が、各側面板41〜44の下側の辺部に連設された2枚の内フラップ31,32とそれらの内フラップ31,32の外側(下側)に重なり状に折り畳まれた2枚の外フラップ33,34とにより形成されている。
以上において、箱本体10に内容物である電気機器などを入れ、また、必要に応じて緩衝材を同梱した後で、内フラップ21,22を折り畳み、その外側(上側)に外フラップ23,24を折り畳むことによって梱包箱Aとしての用途に供される。また、そのような梱包箱Aは、輸送時や保管時に積載状態に保たれることがあり、その場合には、梱包箱Aに、形崩れを起こさない程度の耐積載荷重が付与されていることが要求される。
ところが、この耐積載荷重は、内容物の量産開始の直前又は直後などに、当初予定されていた耐積載荷重を越える値にすることが要求されることもある。そこで、この実施形態の梱包箱Aでは、必要に応じて、別に製作した補強部材を用いることなく、その耐積載荷重を増大させることのできる対策を講じてある。以下、この点について説明する。
この実施形態の梱包箱Aは、その展開図を例示した図5を参照することによって判るように、厚紙によって横並びに形成した4つの側面板41〜44の下辺部に、底板部30の構成要素である2つの内フラップ31,32と2つの外フラップ33,34とが振り分けて連設されていると共に、4つの側面板41〜44の上辺部に、蓋板部20の構成要素である2つの内フラップ21,22と2つの外フラップ23,24とが振り分けて連設されている。
また、この実施形態の梱包箱Aでは、箱本体10の4つのコーナ部の内側、すなわち図2又は図4のように箱本体10の4つの入隅部51,52,53,54にそれぞれ支持片60を配備し、その支持片60を底板部30と蓋板部20との間に介在させるという手段を採用することによって、梱包箱Aの耐積載荷重を増大させることを基本としている。そして、それらの支持片60を蓋板部20の構成要素である2枚の内フラップ21,22に2つずつ振り分けて具備させるという対策を講じてある。
2枚の内フラップ21,22に2つずつ振り分けて具備されている支持片60のうち、図5に一部拡大して示した内フラップ21の1つの支持片60を例にとってその形成方法を具体的に説明する。図5のように、支持片60は、内フラップ21に形成された切り目70によってその内フラップ21の幅方向端部に区画形成されている。図示例において、切り目70は、内フラップ21の側辺に平行で内フラップ21と側面板41との境界線(である辺部11(図1参照)に達する第1切り分け線71と、上記辺部11上で上記第1切り分け線71の端点を起点として内フラップ21の側辺に向けて直角に形成されている短い第2切り分け線72とを有している。これに対し、その第2切り分け線72の終点と上記辺部11の端部との間に亘る部分が切り目無し部分73として形成されている。したがって、その切り目無し部分73で内フラップ21に対して内側に折り曲げることによって形成される起立姿勢の支持片60にあっては、その切り目無し部分73が、支持片60の高さ方向H(図3又は図5参照)の一端部に形成されていることになる。また、支持片60は、その高さを当該梱包箱Aの底板部30と蓋板部20との対向間隔に合わせる必要があるために、図1又は図5に見られるように、支持片60の余剰部分をあらかじめ切除してある。
上記のように内フラップ21の横幅方向Wの端部に形成されている支持片60にあっては、図5に破線で示した箇所、すなわち第2切り分け線72の終点からその支持片60の端部に達する線イを境として内フラップ21の横幅方向Wに並んだ2つの区画、すなわち外側区画A1と内側区画A2が具備されるようになり、しかも、その線イのところで外側区画A1に対して内側区画A2を折り返すことが可能である。
他の3つの支持片60についても同様の構成になっているので、個々の支持片60の具体的構成についての説明は省略する。
上記の構成を備えた梱包箱Aにおいて、その耐積載荷重を高める必要が生じたときには、図3に1つの支持片60について示したように、支持片60の外側区画A1と内フラップ21との境界線である辺部11に位置している上記切り目無し部分73を内側に折り曲げて支持片60を側面板41に重ね合わせると、その支持片60が2つの側面板41,43によって形作られている入隅部51に位置してその下端が底板部30に突き合わされる。他の3つの支持片60についても、同様に折り曲げることによって、4つの入隅部51〜54の全部にそれぞれ支持片60が配備されるようになる。したがって、4つの入隅部51の全部が支持片60により補強されて梱包箱Aの耐積載荷重が増大することになる。
この実施形態では、支持片60に外側区画A1と内側区画A2との2つの区画を具備させ、内側区画A2を外側区画A1に対して折り返すことができるようにしてあるので、そのように内側区画A2を外側区画A1に対して折り返すと、支持片60自体がV字形の立体形状を形成するようになってそれだけ補強作用が向上する。この場合に、特に、折り返される内側区画A2の横幅を適切に定めておき、その内側区画A2が、図3に示したように入隅部51を形作っている隣接する2つの側面板41,43と共働して平面視三角形のトラス構造を形成する構成を採用しておくと、コーナ部の補強作用が顕著に発揮されて耐積載荷重を大幅に高めることが可能になる。なお、トラス構造による補強作用は、図4によって明らかなように、4つの支持片60が個別に配備される4つの入隅部51〜54のそれぞれで発揮される。
この実施形態では、支持片60が外側区画A1と内側区画A2との2つの区画を有しているものを説明したけれども、本発明では、支持片に内フラップの横幅方向に並んだ複数の区画を具備させることが可能である。そして、その場合、支持片の高さ方向一端部が、複数の区画のうちの内フラップの最も外側に位置している1区画だけで切り目無し部分を介して内フラップに折曲げ可能に連設されている、という構成を採用すると、それらの複数の区画を折り曲げて立体構造の中空柱状などに形成することも可能であり、そのようにすると、補強作用がさらに顕著に発揮されるようになる。
また、上記実施形態では、支持片60を蓋板部20の構成要素である内フラップ21,22に具備させた事例を説明したけれども、支持片を底板部30の構成要素である内フラップ31,32に具備させることも可能である。
さらに、支持片60を内フラップ21,22に具備させる理由は、支持片60の折曲げ跡に残る開口が、外フラップ23,24によって覆われて見えなくなること、外フラップ23,24によってその開口が塞がれて塵芥などの侵入を防ぐことができることなどによる。
本発明の実施形態に係る梱包箱において支持片を使用していない状態での概略斜視図である。 同実施形態に係る梱包箱において支持片を使用している状態での概略斜視図である。 図2の要部の拡大斜視図である。 図2の梱包箱の平面図である。 図1の梱包箱の展開図である。
符号の説明
A 梱包箱
10 箱本体
11〜14 箱本体の辺部
20 蓋板部
21,22 内フラップ
23,24 外フラップ
41〜44 側面板
51〜54 箱本体の入隅部
60 支持片
70 切り目
73 切り目無し部分
A1 外側区画
A2 内側区画
H 支持片の高さ方向
W 内フラップの横幅方向

Claims (6)

  1. 厚紙で平面視矩形に形作られた有底箱本体の蓋板部が、上記箱本体の4つの辺部に連設された折畳み可能な2枚の内フラップとそれらの内フラップの外側に折畳み可能な2枚の外フラップとにより形成される梱包箱において、
    2枚の上記内フラップがその内フラップが連設されている上記辺部の全長に亘る横幅を有していて、それらの内フラップのそれぞれの幅方向両端に、上記箱本体の入隅部に配備されることにより上記蓋板部と底板部との相互間に介在されて耐積載荷重を増大させる支持片が、上記内フラップに形成された切り目によってその内フラップに区画形成され、かつ、その支持片の高さ方向一端部に上記切り目を有しない切り目無し部分が具備されてその切り目無し部分を介してその支持片が上記内フラップに折曲げ可能に連設され、
    上記支持片が上記内フラップの横幅方向に並んだ2つの区画を有し、その支持片の高さ方向一端部が、2つの上記区画のうちの内フラップの外側に位置している外側区画だけで上記切り目無し部分を介して上記内フラップに折曲げ可能に連設されていると共に、その支持片の内側区画が、その外側区画との境界線で外側区画側に折返し可能に形成されていて、
    上記内フラップを折り畳み、支持片を上記切り目無し部分で折り曲げてその支持片を上記箱本体の入隅部で上記蓋板部と底板部との相互間に介在させると共に、その支持片の内側区画をその外側区画との境界線で外側区画側に折り返すことにより、支持片の上記内側区画と上記入隅部を形作っている上記箱本体の隣接する2つの側面板とによって平面視三角形のトラス構造が形成され、支持片の上記外側区画が2つの上記側面板のうちの一方側に重なり合うようになっていることを特徴とする梱包箱。
  2. 厚紙で平面視矩形に形作られた有底箱本体の蓋板部及び底板部のうちの少なくとも一方が、上記箱本体の4つの辺部に連設された折畳み可能な2枚の内フラップとそれらの内フラップの外側に折畳み可能な2枚の外フラップとにより形成される梱包箱において、
    上記箱本体の入隅部に配備されることにより上記蓋板部と底板部との相互間に介在されて耐積載荷重を増大させる支持片を有し、その支持片が上記内フラップに形成された切り目によってその内フラップに区画形成され、かつ、その支持片の高さ方向一端部に上記切り目を有しない切り目無し部分が具備されてその切り目無し部分を介してその支持片が上記内フラップに折曲げ可能に連設されていることを特徴とする梱包箱。
  3. 上記内フラップがその内フラップが連設されている上記辺部の全長に亘る横幅を有していて、その内フラップの幅方向両端に上記支持片が区画形成されている請求項2に記載した梱包箱。
  4. 上記支持片が上記内フラップの横幅方向に並んだ複数の区画を有し、その支持片の高さ方向一端部が、複数の上記区画のうちの内フラップの最も外側に位置している1区画だけで上記切り目無し部分を介して上記内フラップに折曲げ可能に連設されていると共に、その支持片が、相隣接する上記区画相互の境界線で折曲げ可能である請求項3に記載した梱包箱。
  5. 上記支持片が上記内フラップの横幅方向に並んだ2つの区画を有し、その支持片の高さ方向一端部が、2つの上記区画のうちの内フラップの外側に位置している外側区画だけで上記切り目無し部分を介して上記内フラップに折曲げ可能に連設されていると共に、その支持片の内側区画が、その外側区画との境界線で外側区画側に折返し可能に形成されている請求項3に記載した梱包箱。
  6. 上記内フラップを折り畳み、支持片を上記切り目無し部分で折り曲げてその支持片を上記箱本体の入隅部で上記蓋板部と底板部との相互間に介在させると共に、その支持片の内側区画をその外側区画との境界線で外側区画側に折り返すことにより、支持片の上記内側区画と上記入隅部を形作っている上記箱本体の隣接する2つの側面板とによって平面視三角形のトラス構造が形成されるようになっている請求項5に記載した梱包箱。
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