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JP2008100719A - 梱包箱 - Google Patents

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JP2008100719A JP2006284148A JP2006284148A JP2008100719A JP 2008100719 A JP2008100719 A JP 2008100719A JP 2006284148 A JP2006284148 A JP 2006284148A JP 2006284148 A JP2006284148 A JP 2006284148A JP 2008100719 A JP2008100719 A JP 2008100719A
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Hisao Kai
久雄 甲斐
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】物品を梱包する際の作業性を向上させる。
【解決手段】1枚のシート状材を折り曲げて形成され、内側に物品が梱包される6面体状の梱包箱100であって、物品の手前側開口部を構成する上面部1、底面部2及び両側面部3、3と、手前側開口部を閉塞する手前側閉塞面部4と、奥側開口部を閉塞する奥側閉塞面部5と、両側面部に連接され、奥側開口部側に折り曲げられて奥側閉塞面部よりも内側に配設される奥側フラップ部7とを備え、奥側閉塞面部の先端部には、底面部の奥側開口部側の端部と奥側フラップ部との間に差し込まれる奥側差込片部52が設けられ、奥側フラップ部には、奥側差込片部を底面部側に押さえる押さえ片部72が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内側に物品を梱包する梱包箱に関する。
従来、1枚のシート状材を折り曲げることにより形成される物品の梱包箱が知られている。
この梱包箱300は、図5(a)及び図5(b)に示すように、所定方向に連設された上面部301、底面部302及び両側面部303、303と、上面部301の上下両端の各々に連設され、上面部301、底面部302及び両側面部303、303により構成される手前側及び奥側の開口部を閉塞する手前側閉塞面部304及び奥側閉塞面部305(図5(b)参照)と、両側面部303、303の上下両端の各々に連設され、各開口部側に折り曲げられる2つの手前側フラップ部306、306及び2つの奥側フラップ部307、307等を備えている。
また、梱包箱100は、底面部302の自由端部側に連設された接着片部321を側面部303の自由端部側の内面に接着させることにより角筒状に形成される。そして、2つの奥側フラップ部307、307を折り曲げ、奥側閉塞面部305の自由端部側に連設された奥側差込片部352を2つの奥側フラップ部307、307と底面部302との間に差し込み、さらに、2つの手前側フラップ部306、306を折り曲げ、手前側閉塞面部304の自由端部側に連設された手前側差込片部342を2つの手前側フラップ部306、306と底面部302との間に差し込むことにより、梱包箱300は直方体状に形成されるようになっている。
ここで、複数の底フラップ部を組み合わせて底面部を構成した梱包箱が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、折返舌片の先端により収納された品物等が係止されて当該品物の抜け落ちを防止することができる贈答箱も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−267350号公報 実開平4−3916号公報
ところで、図6(a)及び図6(b)に示すように、物品Gの梱包の際に、奥側閉塞面部305により奥側の開口部を閉塞した状態で、当該梱包箱300内に手前側の開口部側から物品Gを収納しようとすると、物品Gの先端部が奥側差込片部352に接触して引っ掛かってしまい、物品Gの収納(梱包)を適正に行うことができないといった問題がある。
即ち、2つの奥側フラップ部307、307と底面部302との間に差し込まれた奥側差込片部352は、底面部302の内面から浮き上がった状態となっている場合があり、この場合には、奥側差込片部352の先端部が物品Gの先端部に引っ掛かるために物品Gの収納を適正に行うことができず、物品Gを入れ直したり奥側差込片部352を底面部302に接触させるように折り曲げ直す必要が生じるため、梱包する作業の効率が悪くなってしまう。
なお、特許文献1には、組み合わされた底フラップ部の浮き上がりを防止する押圧片が設けられた構造が開示されているが、本願発明のように、物品を梱包する際の作業性の向上を図るものとは思想が全く異なっている。
そこで、本発明の課題は、物品を梱包する際の作業性を向上させることができる梱包箱を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
1枚のシート状材を折り曲げて形成され、内側に物品が梱包される6面体状の梱包箱であって、
前記物品の通過口を構成する4つの通過口構成面部と、
前記4つの通過口構成面部のうち、何れか1の通過口構成面部の前記通過口側の端部に連設され、前記通過口を閉塞する第1閉塞面部と、
前記4つの通過口構成面部のうちの何れか1の第1通過口構成面部の前記通過口と反対側の端部に連設され、前記通過口と反対側の開口部を閉塞する第2閉塞面部と、
前記4つの通過口構成面部のうち、前記第1通過口構成面部以外の少なくとも何れか1の第2通過口構成面部の前記通過口と反対側の端部に連設され、前記開口部側に折り曲げられて前記第2閉塞面部よりも内側に配設されるフラップ部とを備え、
前記第2閉塞面部の先端部には、前記4つの通過口構成面部のうちの前記第2通過口構成面部以外の第3通過口構成面部の前記反対側の端部と前記フラップ部との間に差し込まれる差込片部が設けられ、
前記フラップ部には、前記差込片部を前記第3通過口構成面部側に押さえる押さえ片部が設けられ、
前記押さえ片部は、前記フラップ部の端部から内側に切り込まれて形成されてなることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、
1枚のシート状材を折り曲げて形成され、内側に物品が梱包される6面体状の梱包箱であって、
前記物品の通過口を構成する4つの通過口構成面部と、
前記4つの通過口構成面部のうち、何れか1の通過口構成面部の前記通過口側の端部に連設され、前記通過口を閉塞する第1閉塞面部と、
前記4つの通過口構成面部のうちの何れか1の第1通過口構成面部の前記通過口と反対側の端部に連設され、前記通過口と反対側の開口部を閉塞する第2閉塞面部と、
前記4つの通過口構成面部のうち、前記第1通過口構成面部以外の少なくとも何れか1の第2通過口構成面部の前記通過口と反対側の端部に連設され、前記開口部側に折り曲げられて前記第2閉塞面部よりも内側に配設されるフラップ部とを備え、
前記第2閉塞面部の先端部には、前記4つの通過口構成面部のうちの前記第2通過口構成面部以外の第3通過口構成面部の前記反対側の端部と前記フラップ部との間に差し込まれる差込片部が設けられ、
前記フラップ部には、前記差込片部を前記第3通過口構成面部側に押さえる押さえ片部が設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の梱包箱において、
前記押さえ片部は、前記フラップ部の端部から内側に切り込まれて形成されてなることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、第3通過口構成面部の通過口と反対側の端部とフラップ部との間に差し込まれる差込片部は、押さえ片部により第3通過口構成面部側に押さえられるので、当該梱包箱内に通過口側から物品を収納する際に、物品の先端部が差込片部に引っ掛かることなく、物品の収納を適正に行うことができる。
これにより、物品を梱包する際の作業性を向上させることができる。
また、押さえ片部は、フラップ部の端部から内側に切り込まれて形成されているので、押さえ片部の基端部を差込片部からより離れた位置とすることができ、差込片部の押さえを好適に行うことができる。
さらに、フラップ部の端部から内側に切り込まれずに形成された押さえ片部に比べて、押さえ片部を形成するためのシート材の量を軽減することができ、資源を有効活用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第3通過口構成面部の通過口と反対側の端部とフラップ部との間に差し込まれる差込片部は、押さえ片部により第3通過口構成面部側に押さえられるので、当該梱包箱内に通過口側から物品を収納する際に、物品の先端部が差込片部に引っ掛かることなく、物品の収納を適正に行うことができる。
これにより、物品を梱包する際の作業性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、押さえ片部は、フラップ部の端部から内側に切り込まれて形成されているので、押さえ片部の基端部を差込片部からより離れた位置とすることができ、差込片部の押さえを好適に行うことができる。
また、フラップ部の端部から内側に切り込まれずに形成された押さえ片部に比べて、押さえ片部を形成するためのシート材の量を軽減することができ、資源を有効活用することができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1(a)は、本発明を適用した好適な一実施形態として例示する梱包箱100を示す展開図であり、図1(b)は、梱包箱100を組み立てた状態を示す斜視図である。また、図2は、図1の領域Aの要部を拡大して示す図である。
なお、以下の説明では、梱包箱100に対する物品G(図3(b)参照)の挿入方向をX軸方向とし、X軸方向に直交する一方向(幅方向)をY軸方向とし、X軸方向及びY軸方向の双方に直交する方向(上下方向)をZ軸方向とする。
本実施形態の梱包箱100は、例えば、略直方体状に形成され、その一面を開口させた状態で当該開口を通過させるようにして梱包箱100内に物品Gを挿入して、開口している一面を閉塞させることにより物品Gを梱包するものである。
なお、以下の説明では、梱包箱100のうちの上記の開口した一面側を手前側とし、そして、物品Gを手前側から奥側へと移動させることにより当該梱包箱100内に物品Gを収納するようになっている。
梱包箱100は、例えば、図1(a)及び図1(b)に示すように、1枚のシート状材を所定方向に折り曲げることで略直方体(6面体状)に形成されるようになっている。
具体的には、梱包箱100は、例えば、上面部1、底面部2及び両側面部3、3(通過口構成面部)が所定方向に連設され、これら上面部1、底面部2及び両側面部3、3により構成される手前側開口部(物品通過口)O1(図3参照)及び奥側開口部が手前側閉塞面部4及び奥側閉塞面部5により閉塞されるようになっている。また、梱包箱100は、例えば、手前側開口部O1側及び奥側開口部側に折り曲げられて各開口部を閉塞する手前側閉塞面部4及び奥側閉塞面部5よりも内側に配設される2つの手前側フラップ部6、6及び2つの奥側フラップ部7、7を備えている。
上面部1及び底面部2は、例えば、略等しい矩形状に形成されている。また、上面部1及び底面部2は、例えば、両側面部3、3とX軸方向の長さがほぼ等しく形成されるとともに、連設方向(図1(a)における横方向)の長さが長くなっている。
また、底面部2の自由端部側(図1(a)における右端部側)には、例えば、側面部3の自由端部側(図1(a)における左端部側)の内面に接着される接着片部21が連設され、当該接着片部21を側面部3の自由端部に接着させることにより、4つの内角をそれぞれ略90°とする角筒状に形成されるようになっている。
上面部1のX軸方向の手前側、即ち、当該梱包箱100内に物品Gを挿入する際の物品通過口となる手前側開口部O1側には、例えば、手前側開口部O1を閉塞する手前側閉塞面部(第1閉塞面部)4が連設されている。
手前側閉塞面部4は、例えば、上面部1に対して略90°折り曲げられるようになっており、上面部1のX軸方向の手前側の端部に連設され、手前側開口部O1と略等しい矩形状に形成された手前側閉塞面部本体部41と、この手前側閉塞面部本体部41の上面部1と反対側の端部に連設され、上面部1のX軸方向手前側の端部と2つの手前側フラップ部6、6との間に差し込まれる手前側差込片部42とを具備している。
手前側差込片部42は、例えば、手前側閉塞面部本体部41に対して略90°折り曲げられるようになっている。また、手前側差込片部42のY軸方向側の両端部は、例えば、上面部1と反対側の端部側ほど幅狭となるように緩やかに湾曲して形成されている。
上面部(第1通過口構成面部)1のX軸方向の奥側には、例えば、奥側開口部を閉塞する奥側閉塞面部(第2閉塞面部)5が連設されている。
奥側閉塞面部5は、例えば、手前側閉塞面部4と略等しい形状に形成され、具体的には、上面部1に対して略90°折り曲げられるようになっており、上面部1のX軸方向の奥側の端部に連設され、奥側開口部と略等しい矩形状に形成された奥側閉塞面部本体部51と、この奥側閉塞面部本体部51の上面部1と反対側の端部に連設され、上面部(第3通過口構成面部)1のX軸方向奥側の端部と2つの奥側フラップ部7、7との間に差し込まれる奥側差込片部52とを具備している。
奥側差込片部52は、例えば、奥側閉塞面部本体部51に対して略90°折り曲げられるようになっている。また、奥側差込片部52のY軸方向側の両端部は、例えば、上面部1と反対側の端部側ほど幅狭となるように緩やかに湾曲して形成されている。
両側面部(第2通過口構成面部)3、3の各々のX軸方向両側、即ち、物品通過口側(手前側開口部O1側)及び当該通過口と反対側(奥側開口部側)の端部には、例えば、手前側開口部O1及び奥側開口部側に折り曲げられる2つの手前側フラップ部6、6及び2つの奥側フラップ部7、7が連設されている。
手前側フラップ部6の各々は、例えば、側面部3に対して略90°折り曲げられるようになっており、先端部ほど幅狭となる略台形状に形成されている。
奥側フラップ部7は、例えば、側面部3に対して略90°折り曲げられるようになっており、側面部3の奥側開口部側の端部に連設されたフラップ本体部71と、このフラップ本体部71の底面部2側に設けられ、奥側差込片部52を押さえる押さえ片部72とを備えている(図2参照)。具体的には、奥側フラップ部7は、例えば、手前側フラップ部6と略等しい形状に形成されたフラップ本体部71の先端側であって、底面部2側となる部分に、押さえ片部72を連設するようにして形成されている。
押さえ片部72は、例えば、図2に示すように、略矩形状に形成され、フラップ本体部71と接続されて折れ目を構成する折れ目構成辺部721を有している。
この折れ目構成辺部721は、例えば、フラップ本体部71の先端部の延在方向に対して略直角となるように延在している。
押さえ片部72のフラップ本体部71の先端側の辺722は、例えば、折れ目構成辺部721に連続するとともに、フラップ本体部71の先端部を延長させるようにして、当該先端部の延在方向と略等しい方向に延在している。
押さえ片部72の側面部3側の辺723は、例えば、折れ目構成辺部721と連続して形成され、具体的には、フラップ本体部71の底面部2側の端部から折れ目構成辺部721に対して略直角となるように内側に切り込まれることで形成されている。
押さえ片部72の先端側の辺722及び側面部3側の辺723の長さ(例えば、図2における横方向の長さ)は、例えば、側面部3と底面部2の境界よりも底面部2側に突出する程度とされている。
従って、例えば、当該梱包箱100が直方体状に組み立てられ、奥側フラップ部7が側面部3に対して内側に略90°折り曲げられた状態で奥側閉塞面部5により奥側開口部を閉塞するためには、折れ目構成辺部721を折れ目として押さえ片部72を内側(物品Gの収納空間側)に所定角度折り曲げる必要が生じる。
これにより、底面部2の奥側開口部側の端部と2つの奥側フラップ部7、7との間に差し込まれる奥側差込片部52は、押さえ片部72の折り曲げ前の状態に戻ろうとする復帰力により底面部2側に押さえ付けられることとなる。
次に、梱包箱100内に対する物品Gの梱包について図3を参照して説明する。
ここで、図3(a)及び図3(b)は、図1の梱包箱100内に対する物品Gの梱包を説明するための図であり、図3(a)は、梱包箱100内に物品Gを収納していない状態を表し、図3(b)は、梱包箱100内に物品Gを収納した状態を表している。
なお、図3(b)にあっては、梱包箱100内に収納された物品Gを破線で表している。
先ず、手前側開口部O1が手前側閉塞面部4により閉塞されていない状態の梱包箱100を用意する。
かかる状態では、例えば、図3(a)に示すように、底面部2の奥側開口部側の端部と2つの奥側フラップ部7、7との間に差し込まれた奥側差込片部52は、押さえ片部72により底面部2側に押さえ付けられた状態となって、奥側差込片部52の浮き上がりが防止されている。
そして、手前側開口部O1を介して物品Gを手前側から奥側に移動させるように収納すると、物品Gの先端部は奥側差込片部52を乗り越えて、押さえ片部72に接触する。この状態で、物品Gをさらに奥側に押し込むと、押さえ片部72が奥側閉塞面部5及び底面部2に密着するように潰れていくことで、押さえ片部72が邪魔になることなく物品Gを梱包箱100内に収納することができる。
その後、手前側開口部O1を手前側閉塞面部4により閉塞することにより、当該梱包箱100内に物品Gが梱包された状態となる。
以上のように、本実施形態の梱包箱100によれば、底面部2の奥側開口部側の端部と2つの奥側フラップ部7、7との間に差し込まれる奥側差込片部52は、押さえ片部72により底面部2側に押さえられるので、2つの奥側フラップ部7、7と底面部2との間に差し込まれた奥側差込片部52が底面部2の内面から浮き上がった状態となることを防止することができ、当該梱包箱100内に手前側開口部O1側から物品Gを収納する際に、物品Gの先端部が奥側差込片部52に引っ掛かることなく、物品Gの収納を適正に行うことができる。従って、奥側差込片部52の先端部が物品Gの先端部に引っ掛かってしまい、物品Gを入れ直したり奥側差込片部52を底面部2に接触させるように折り曲げ直す必要が生じなくなる。
この結果、物品Gを梱包する際の作業性を向上させることができる。
また、押さえ片部72は、奥側フラップ部7の端部から内側に切り込まれて形成されているので、押さえ片部72の基端部を奥側差込片部52からより離れた位置、即ち、より高い位置とすることができ、押さえ片部72の差込片部52に対する角度をより大きくして、奥側差込片部52の押さえを好適に行うことができる。
このとき、奥側フラップ部7の端部から内側に切り込まれずに形成された押さえ片部72に比べて、押さえ片部72を形成するためのシート材の量を軽減することができ、資源を有効活用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、押さえ片部72として、奥側フラップ部7の端部から内側に切り込まれて形成されたものを例示したが、これに限られるものではなく、例えば、切り込まれずに形成されたものであっても良い。即ち、図4に示すように、奥側フラップ部107のフラップ本体部71の端部に連続して形成された押さえ片部172であっても良い。
また、上記実施形態では、手前側閉塞面部4及び奥側閉塞面部5を上面部1に設けるようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、手前側閉塞面部4及び奥側閉塞面部5は底面部2に設けられても良いし、手前側閉塞面部4及び奥側閉塞面部5のうち、何れか一方を上面部1に設けて他方を底面部2に設けるようにしても良い。
さらに、上記実施形態では、奥側フラップ部7として両側面部3、3に連設されたものを例示したが、これに限られるものではなく、例えば、両側面部3、3のうちの少なくとも何れか1の側面部3に連設されたものであれば良い。
加えて、梱包箱100の構成や押さえ片部72、172や奥側フラップ部7等の各部の形状等は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これらに限られるものではない。
本発明を適用した好適な一実施形態として例示する梱包箱を示す図である。 図1の領域Aの要部を拡大して示す図である。 図1の梱包箱内に対する物品の梱包を説明するための図である。 変形例1の梱包箱の要部を拡大して示す図である。 従来の梱包箱を示す図である。 図5の梱包箱内に対する物品の梱包を説明するための図である。
符号の説明
100 梱包箱
1 上面部(通過口構成面部、第1通過口構成面部、第3通過口構成面部)
2 底面部(通過口構成面部)
3 側面部(通過口構成面部、第2通過口構成面部)
4 手前側閉塞面部(第1閉塞面部)
42 手前側差込片部
5 奥側閉塞面部(第2閉塞面部)
52 奥側差込片部
6 手前側フラップ部
7 奥側フラップ部
72 押さえ片部
G 物品
O1 手前側開口部(通過口)

Claims (3)

  1. 1枚のシート状材を折り曲げて形成され、内側に物品が梱包される6面体状の梱包箱であって、
    前記物品の通過口を構成する4つの通過口構成面部と、
    前記4つの通過口構成面部のうち、何れか1の通過口構成面部の前記通過口側の端部に連設され、前記通過口を閉塞する第1閉塞面部と、
    前記4つの通過口構成面部のうちの何れか1の第1通過口構成面部の前記通過口と反対側の端部に連設され、前記通過口と反対側の開口部を閉塞する第2閉塞面部と、
    前記4つの通過口構成面部のうち、前記第1通過口構成面部以外の少なくとも何れか1の第2通過口構成面部の前記通過口と反対側の端部に連設され、前記開口部側に折り曲げられて前記第2閉塞面部よりも内側に配設されるフラップ部とを備え、
    前記第2閉塞面部の先端部には、前記4つの通過口構成面部のうちの前記第2通過口構成面部以外の第3通過口構成面部の前記反対側の端部と前記フラップ部との間に差し込まれる差込片部が設けられ、
    前記フラップ部には、前記差込片部を前記第3通過口構成面部側に押さえる押さえ片部が設けられ、
    前記押さえ片部は、前記フラップ部の端部から内側に切り込まれて形成されてなることを特徴とする梱包箱。
  2. 1枚のシート状材を折り曲げて形成され、内側に物品が梱包される6面体状の梱包箱であって、
    前記物品の通過口を構成する4つの通過口構成面部と、
    前記4つの通過口構成面部のうち、何れか1の通過口構成面部の前記通過口側の端部に連設され、前記通過口を閉塞する第1閉塞面部と、
    前記4つの通過口構成面部のうちの何れか1の第1通過口構成面部の前記通過口と反対側の端部に連設され、前記通過口と反対側の開口部を閉塞する第2閉塞面部と、
    前記4つの通過口構成面部のうち、前記第1通過口構成面部以外の少なくとも何れか1の第2通過口構成面部の前記通過口と反対側の端部に連設され、前記開口部側に折り曲げられて前記第2閉塞面部よりも内側に配設されるフラップ部とを備え、
    前記第2閉塞面部の先端部には、前記4つの通過口構成面部のうちの前記第2通過口構成面部以外の第3通過口構成面部の前記反対側の端部と前記フラップ部との間に差し込まれる差込片部が設けられ、
    前記フラップ部には、前記差込片部を前記第3通過口構成面部側に押さえる押さえ片部が設けられていることを特徴とする梱包箱。
  3. 前記押さえ片部は、前記フラップ部の端部から内側に切り込まれて形成されてなることを特徴とする請求項2に記載の梱包箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170017562A (ko) * 2015-08-07 2017-02-15 고문당인쇄(주) 포장용 박스
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JP2017214092A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 梱包材

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