JP2008098931A - 車車間通信方法及び車載用通信装置 - Google Patents
車車間通信方法及び車載用通信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008098931A JP2008098931A JP2006277929A JP2006277929A JP2008098931A JP 2008098931 A JP2008098931 A JP 2008098931A JP 2006277929 A JP2006277929 A JP 2006277929A JP 2006277929 A JP2006277929 A JP 2006277929A JP 2008098931 A JP2008098931 A JP 2008098931A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle communication
- dsrc
- communication device
- base station
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 311
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 7
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 4
- 101001093748 Homo sapiens Phosphatidylinositol N-acetylglucosaminyltransferase subunit P Proteins 0.000 description 183
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 34
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 10
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000002124 flame ionisation detection Methods 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/08—Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
- H04W48/12—Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using downlink control channel
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/20—Selecting an access point
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/18—Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】専用狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication)による車車間通信を可能にすること。
【解決手段】DSRC車載用通信装置1は、動作機能選択部2の選択により、基地局機能部3が選択されるとDSRC通信規格に基づく基地局として動作し、移動局機能部4が選択されるとDSRC通信規格に基づく移動局として動作する。DSRC車載用通信装置1を搭載した複数台の車両を配置した後、各車載用通信装置1の機能が選定され、基地局若しくは移動局として機能が選定された車両同士がDSRC通信を行うことによって、車車間通信システムを構築する。
【選択図】図1
【解決手段】DSRC車載用通信装置1は、動作機能選択部2の選択により、基地局機能部3が選択されるとDSRC通信規格に基づく基地局として動作し、移動局機能部4が選択されるとDSRC通信規格に基づく移動局として動作する。DSRC車載用通信装置1を搭載した複数台の車両を配置した後、各車載用通信装置1の機能が選定され、基地局若しくは移動局として機能が選定された車両同士がDSRC通信を行うことによって、車車間通信システムを構築する。
【選択図】図1
Description
本発明は、DSRC通信を行う車車間通信方法及び車載用通信装置に関する。
従来DSRC通信規格(ARIB STD−T75)は、料金決済やデータ・情報の双方向通信など、様々なITSサービスを実現するために利用されている。DSRCとは、社団法人 電波産業会にて「狭域通信システム標準規格ARIB STD−T75」として標準規格が策定される「専用狭域通信(Dedicated Short Range Communication)」をいう。本明細書では、このDSRC通信規格(ARIB STD−T75)に従う通信を、DSRC通信という。
従来、DSRC通信規格に従って通信を行う際、基地局として動作するDSRC路側器は、移動局として動作するDSRC車載用通信装置に対してDSRC通信のフレーム構成の情報であるFCMC(Frame Control Message Channel:フレームメッセージコントロールチャネル)のデータを送信する。DSRC車載用通信装置は、DSRC路側器が送信するFCMCデータを受信して周波数選定動作を行い、DSRC車載用通信装置の受信周波数設定が正しいことを確認した後、受信したFCMCデータ内で定義されたスロットで、DSRC車載用通信装置を特定するリンクアドレスデータを含むACTC(Activation Control Channel:アクチベーションコントロールチャネル)をDSRC路側器に送信し、DSRC路側器にリンクアドレスを認識させる。
次に、DSRC路側器は、このリンクアドレスを認識した後、個々のDSRC車載用通信装置に対して送信・受信スロットを割り当てたFCMCデータを送信し、DSRC路側器とDSRC車載用通信装置との間でポイントツーポイントの通信が可能になる。
しかしながら、このような従来のDSRC通信規格においては、基地局として動作するDSRC路側器の受信動作と送信動作、そして移動局として動作するDSRC車載用通信装置の受信動作と送信動作は、扱うスロット種別に違いがある。
そのために、従来のDSRC通信規格によれば、DSRC路側器とDSRC車載用通信装置の間で行われる通信、すなわち路車間通信のみが規定されており、基地局であるDSRC路側器間の通信や、移動局であるDSRC車載用通信装置間の通信は規定されておらず、基地局同士や移動局同士の間では、リンク接続および通信を行うことができない。
従って、従来のDSRC通信規格によれば、車車間通信を行うことができないという問題がある。
このような現状のDSRC通信規格の中で、DSRC通信を用いた車車間通信を行うために、基地局として動作するDSRC車載用通信装置を搭載した車両として、例えば広告機能を備えた特別の車両を専用車両として予め設け、この専用車両が、移動局として動作するDSRC車載用通信装置を搭載した車両と通信することにより、車車間通信を実施することが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−221636号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明は、一方の車両は基地局機能の専用車両として固定されており、任意の車両間でのDSRC通信を用いた車車間通信を行うことができないという課題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、任意の車両間でDSRC通信を用いた車車間通信を行うことができる通信方法を提供することを目的とする。
本発明の車車間通信方法は、基地局と移動局との双方の機能を合わせ持つ複数の車載用通信装置のいずれかが、フレーム制御信号を送信するフレーム制御信号送信ステップと、フレーム制御信号受信待ち受け動作時に前記フレーム制御信号を受信した前記車載用通信装置が、受信した前記フレーム制御信号を解析するステップと、前記解析により、前記フレーム制御信号を送信した前記車載用通信装置を認識できた場合に、自局のアドレスを含む回線加入要求信号を送信するステップと、前記フレーム制御信号を送信した前記車載用通信装置が、回線加入要求受信待ち受け動作時に前記回線加入要求信号を受信して基地局対応車載用通信装置として機能するステップと、前記基地局対応車載用通信装置と、前記回線加入要求信号のアドレスの前記車載用通信装置である移動局対応車載用通信装置とが専用狭域通信を行う車車間通信ステップと、を有するようにした。
本発明の車載用通信装置は、フレーム制御信号待ち受け動作時にフレーム制御信号を受信した際に移動局として動作することを選択し、前記フレーム制御信号を送信した後の回線加入要求受信待ち受け時に回線加入要求信号を受信した際に基地局として動作することを選択する動作機能選択手段と、前記動作機能選択手段で基地局として動作することを選択した際に、受信した前記回線加入要求信号に含まれるアドレスの移動局と通信を行う基地局機能実現手段と、前記動作機能選択手段で移動局として動作することを選択した際に、受信した前記フレーム制御信号を解析することにより基地局を認識できた場合に自局のアドレスを含む前記回線加入要求信号を送信して基地局と通信を行う移動局機能実現手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、任意の車両間でDSRC通信を用いた車車間通信を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るDSRC車載用通信装置1の構成を示すブロック図である。DSRC車載用通信装置1は、動作機能選択部2、基地局機能部3と、移動局機能部4と、リンク接続・通信機能部5とから主に構成される。
図1は、本発明の実施の形態1に係るDSRC車載用通信装置1の構成を示すブロック図である。DSRC車載用通信装置1は、動作機能選択部2、基地局機能部3と、移動局機能部4と、リンク接続・通信機能部5とから主に構成される。
動作機能選択部2は、DSRC車載用通信装置1を利用する利用者が設定操作することにより、あるいは利用者の設定操作に加えて他のDSRC装置とDSRC通信を行うことにより基地局機能部3あるいは移動局機能部4を選択して、DSRC車載用通信装置1が基地局あるいは移動局として動作することを選択する。具体的には、動作機能選択部2は、DSRC通信におけるフレーム制御信号の送信動作、フレーム制御信号待ち受け動作、および回線加入要求受信待ち受け動作を順次かつ繰り返す制御を行い、フレーム制御信号待ち受け動作時にフレーム制御信号を受信したことにより移動局として動作することを選択した場合は移動局機能部4を選択し、フレーム制御信号を送信した後の回線加入要求受信待ち受け時に回線加入要求信号を受信したことにより基地局として動作することを選択した場合には基地局機能部3を選択する。
基地局機能部3は、動作機能選択部2の選択に従って、DSRC通信における基地局機能を実現する。具体的には、基地局機能部3は、動作機能選択部2が基地局として動作することを選択した際に、受信した回線加入要求信号に含まれるアドレスの移動局と通信を行う。移動局機能部4は、動作機能選択部2の選択に従って、DSRC通信における移動局機能を実現する。具体的には、移動局機能部4は、動作機能選択部2が移動局として動作することを選択した際に、受信したフレーム制御信号を解析することにより基地局を認識できた場合に自局のアドレスを含む回線加入要求信号を送信して基地局と通信を行う。
リンク接続・通信機能部5は、動作機能選択部2および基地局機能部3および移動局機能部4と連動し、他のDSRC通信装置とのリンク接続およびDSRC通信を行う。以下、DSRC車載用通信装置1の構成を、さらに詳しく説明する。
図1に示す構成によってDSRC車載用通信装置1は、動作機能選択部2の設定により基地局機能部3が選定され基地局として動作するように選択がされた場合は、従来のDSRC路側器と同様の動作をする。すなわち、この第1の選択状態の場合、DSRC車載用通信装置1は、基地局として動作するので、基地局機能部3およびリンク接続・通信機能部5によって、移動局に対してDSRC通信のフレーム制御信号であるFCMCデータを繰り返し送信する。
次に、「基地局として動作する」DSRC車載用通信装置1を搭載した車両が、移動局機能を搭載した車両(以下、移動局という。)の近辺に移動することにより、両車両が接近した場合について説明する。
「基地局として動作する」DSRC車載用通信装置1の基地局機能部3は、両車両が接近し移動局からの一定以上の受信電界強度を検出すると、FCMCデータの送信の後回線加入要求であるACTCを所定のタイミングで受信するかを検知する。一方、「基地局として動作する」DSRC車載用通信装置1が接近したことにより、一定以上の受信電界強度を検出すると、移動局はFCMC受信待ち受け動作を開始し、FCMCデータを受信して周波数選定動作を行う。移動局は、周波数選定動作を完了した後は、受信したFCMCデータ内で定義されているスロット情報に従い、回線加入要求信号であるACTCデータを、「基地局として動作する」DSCR車載用通信装置1に向けて送信する。
「基地局として動作する」DSCR車載用通信装置1のリンク接続・通信機能部5は、移動局からのACTCデータを受信し、基地局機能部3に出力する。基地局機能部3は回線加入要求をしている移動局のリンクアドレスを認識する。
「基地局として動作する」DSCR車載用通信装置1は、基地局機能部3が回線加入要求をしている移動局のリンクアドレスを認識すると、車載用通信装置DSRC通信対象としての移動局の存在を認識する。これによって、「基地局として動作する」DSCR車載用通信装置1と回線加入要求をしている該当の移動局間のリンク接続が成立する。リンク接続が成立した後は、「基地局として動作する」DSCR車載用通信装置1は、移動局に対して送信・受信スロットを割り当てたFCMCデータを送信する。移動局がFCMCデータを受信することで、「基地局として動作する」DSCR車載用通信装置1と移動局との間では、DSCR通信規格に準拠したポイントツーポイントの通信が可能になる。
次に、第2の選択状態である動作機能選択部2を利用者が操作し、動作機能選択部2により移動局機能部4が選択された場合について説明する。この場合、DSRC車載用通信装置1は、DSCR通信規格に準拠した移動局と同様の動作をする。すなわち、この場合、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1は、常時、受信電界強度をモニターする。基地局機能を搭載した車両(以下、基地局という。)の近辺に、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1を搭載した車両が移動して、両車両が接近し、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1が一定以上の受信電界強度を検出すると、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1の移動局機能部4は、FCMC受信待ち受け動作を開始する。
「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1は、FCMC受信待ち受け動作を開始し、一度FCMCデータを受信すると、移動局機能部4は受信したFCMCデータ中のFID(識別番号フィールド)を記憶する。次に移動局機能部4は、受信したFCMCデータのスロット情報から次フレームのFCMC受信タイミングを解析し、リンク接続・通信機能部5を介して二度目のFCMC受信を行い、FIDを記憶する。
次に、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1の移動局機能部4が、一度目と二度目のFCMCデータのFIDが一致することを確認すると、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1は基地局から正しくデータ受信できていると判断する。
他方、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1の移動局機能部4は、FCMC受信待ち受け状態で、一定時間以上FCMC受信できない、または二度目のFCMCが受信できない、あるいは二度受信したFCMCのFIDが一致しないことを検出したなどの場合は、該当受信周波数では基地局から正しくデータ受信できていないと判断する。
基地局から正しくデータ受信できていない場合は、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1の移動局機能部4は、受信周波数設定を変え、再度FCMC受信待ち受け動作を行う。なお、受信周波数はDSRC通信規格で7つの周波数が規定されている。このように、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1の移動局機能部4は、二度基地局からのFCMCデータを受信して、FIDの一致を確認するまで受信周波数設定の変更とFCMC受信待ち受けを繰り返し、周波数選定動作を行う。FIDの一致が確認できた時点で周波数選定動作は完了し、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1は、基地局の存在を認識する。周波数選定完了後、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1の移動局機能部4は、リンク接続・通信機能部5を介して受信したFCMCデータで定義されたスロットでACTCを送信し、自己のリンクアドレスを基地局に認識させる。
具体的には、基地局は、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1が送信したACTCを受信し、ACTCデータ内の、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1のリンクアドレスを認識する。この時点で基地局において、「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1の存在認識が完了する。このようにして基地局と「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1が互いの存在を認識することでリンク接続が成立し、基地局と「移動局として動作する」DSCR車載用通信装置1との間で、DSCR通信規格に準拠したポイントツーポイントのDSCR通信が可能になる。
次に、第3の選択状態であるDSRC車載用通信装置1が、動作機能選択部2の設定により基地局と移動局いずれとして動作するかをDSRC車載用通信装置間でのデータ送受信で判断・決定して動作する設定の場合について説明する。この場合DSRC車載用通信装置1は、最初は基地局としての動作、移動局としての動作のいずれとも動作モードが設定されないので、リンク接続・通信機能部5は、基地局機能部3および移動局機能部4と連動しFCMC送信とACTC受信待ち受けとFCMC受信待ち受けの動作を繰り返す。このような設定を、以下両モード設定という。なお、両モード設定のDSRC車載用通信装置1は受信電界強度をモニターし、一定以上の電界強度を検出しないと受信動作は行わないものとする。
今、両モード設定のDSRC車載用通信装置1と基地局が接近した場合は、基地局はFCMC送信を続けており、両モード設定のDSRC車載用通信装置1は、FCMC送信とACTC受信待ち受けとFCMC受信待ち受けの動作を繰り返している。
この場合基地局は、DSRC通信規格ではFCMC受信が規定されていないため、両モード設定のDSRC車載用通信装置1が送信するFCMCデータを受信することはない。
一方、両モード設定のDSRC車載用通信装置1は、FCMC送信とACTC受信待ち受けとFCMC受信待ち受けを繰り返すため、基地局が送信するFCMCの送信タイミングと、両モード設定のDSRC車載用通信装置1のFCMC受信待ち受け動作のタイミングが一致した時にFCMC受信することが可能である。両モード設定のDSRC車載用通信装置1のリンク接続・通信機能部5が、基地局から一度FCMC受信を行うと、両モード設定のDSRC車載用通信装置1は、自己が移動局であると判断して移動局機能部4を選択し、移動局としての動作を開始する。従って、このFCMC受信後は両モード設定のDSRC車載用通信装置1は、FIDの一致や周波数選定を行い、通常の移動局として動作することが可能である。
次に両モード設定のDSRC車載用通信装置1が、基地局として動作する場合について説明する。今、両モード設定のDSRC車載用通信装置1がFCMC送信とACTC受信待ち受けとFCMC受信待ち受けを繰り返している状態で、両モード設定のDSRC車載用通信装置1と移動局が接近した場合は、移動局は、両モード設定のDSRC車載用通信装置1のFCMC送信による電界強度の変化を検出し、FCMC受信待ち受け動作・周波数選定動作を開始する。移動局の周波数選定動作が完了した時点で、移動局は両モード設定のDSRC車載用通信装置1を、FCMCデータを送信している基地局として認識するため、両モード設定のDSRC車載用通信装置1に対して、FCMCデータで定義されたスロットのタイミングでACTC送信を行う。
このとき両モード設定のDSRC車載用通信装置1は、動作機能選択部2、基地局機能部3および移動局機能部4とリンク接続・通信機能部5が連動してFCMC送信とACTC受信待ち受けとFCMC受信待ち受けを行っているため、リンク接続・通信機能部5は移動局が送信したACTCを受信する。このACTC受信により、両モード設定のDSRC車載用通信装置1の動作機能選択部2は、両モード設定のDSRC車載用通信装置1が基地局として動作するべきものと判断し、基地局機能部3を選択する。この判断の後は、基地局として動作する両モード設定のDSRC車載用通信装置1と移動局との間でのリンク接続が成立しているため、両者は、DSRC通信による基地局および移動局として動作することが可能である。
次に、基地局機能、移動局機能のいずれの機能も選択されていない複数の両モード設定のDSRC車載用通信装置1同士が接近した場合について説明する。この場合最初は、いずれのDSRC車載用通信装置1もFCMC送信とACTC受信待ち受けとFCMC受信待ち受けを、順番に繰り返すことになる。ただし、いずれのDSRC車載用通信装置1の動作は、最初同期が採られていない。従ってこの場合、互いのFCMC送信とFCMC受信待ち受けタイミングによっていずれかの両モード設定のDSRC車載用通信装置1が、相手方となるDSRC車載用通信装置1が送信するFCMCデータを受信し、自分は移動局であると判断・決定する。移動局であると判断したDSRC車載用通信装置1の動作機能選択部2は移動局機能部4を選択する。これによって最初基地局機能、移動局機能が選択させていなかったDSRC車載用通信装置1の一方は、移動局としての動作を開始する。次に、このようにして自分を移動局と判断して動作開始したDSRC車載用通信装置1は、周波数選定動作完了後に、受信したFCMCデータに従って相手に対してACTCを送信する。これに伴い相手方となる両モード設定のDSRC車載用通信装置1の動作機能選択部2は、リンク接続・通信機能部5を介してACTCを受信し、自分は基地局であると判断し、基地局機能部3を選択する。これ以降、該当のDSRC車載用通信装置1は、基地局としての動作を開始する。
このようにして基地局として機能するDSRC車載用通信装置1がACTCを受信し、相手方のリンクアドレスを認識した時点で、基地局および移動局としてのリンク接続が成立しているため、この後は複数の両モード設定のDSRC車載用通信装置1同士は、DSRC標準規格に従いDSRC通信を行う基地局および移動局としてそれぞれが動作することが可能となる。
図2は、実施の形態1に係る車車間通信システムの動作を説明するための図である。図2は、図1に示したDSRC車載用通信装置1が、基地局として動作するべく選択された場合、移動局として動作するべき選択された場合、および基地局として動作するか、あるいは移動局として動作するかをDSRC車載用通信装置1が判定しながら動作するべく場合のそれぞれにおいて、DSRC通信を行うため送受信する信号のタイミングを示している。以下、図2を含めて、実施の形態1に係る車車間通信システムの動作を説明する。
DSRC車載用通信装置1の動作機能選択部2からの基地局動作設定指令100により、DSRC車載用通信装置1が基地局として動作をするよう設定した場合、リンク接続・通信機能部5は、基地局の受信動作としてはACTC受信103とWCNC受信104とMDC受信105の動作を行い、また基地局の送信動作としては、FCMC送信106とMDC送信107の動作を繰り返し行う。
この動作の結果、ACTC受信待ち受け時にリンク接続・通信機能部5がACTC受信をすると、動作機能選択部2は、基地局機能部3を選択する。これに伴い、該当DSRC車載用通信装置1は、この時点以降基地局として動作する。
また、DSRC車載用通信装置1の動作機能選択部2からの移動局動作設定指令101により、DSRC車載用通信装置1が移動局として動作をするよう設定した場合、DSRC車載用通信装置1は、移動局の受信動作としてはFCMC受信待受108とFCMC受信109とMDC受信105を行う。また、DSRC車載用通信装置1は、移動局の送信動作としては、ACTC送信110とWCNC送信111とMDC送信107の動作を行う。
この動作の結果、FCMC受信待受108時にリンク接続・通信機能部5がFCMC受信をすると、動作機能選択部2は、移動局機能部4を選択する。これに伴い、該当DSRC車載用通信装置1は、この時点以降移動局として動作する。
さらに、DSRC車載用通信装置1の動作機能選択部2からの基地局/移動局判定動作設定指令102により、DSRC車載用通信装置1が、基地局と移動局いずれとして動作するかをDSRC通信の結果に基づき判断して動作するよう設定した場合、DSRC車載用通信装置1は受信動作としては、ACTC受信待受112とFCMC受信待受108の動作を行う。またDSRC車載用通信装置1は送信動作としては、FCMC送信105の動作を行う。
この動作の結果、ACTC受信待受112時にリンク接続・通信機能部5がACTC受信をし、動作機能選択部2が、基地局機能部3を選択すると、これ以降は該当DSRC車載用通信装置1は、基地局として動作する。また、FCMC受信待受108時にリンク接続・通信機能部5がFCMCを受信し、動作機能選択部2は、移動局機能部4を選択すると、これ以降は該当DSRC車載用通信装置1は移動局として動作をするよう判断した後は、移動局として動作を行う。
以上のように、実施の形態1に係る車車間通信システムによれば、任意のDSRC車載用通信装置1間で車車間通信が可能となる。
さらに実施の形態1に係るDSRC車載用通信装置1は、標準規格であるDSRC通信規格に準拠した移動局の機能と基地局の機能とを選択可能に構成し、かつ複数のDSRC車載用通信装置間でのリンク接続の機能を持たせた構成を採っている。従って、実施の形態1に係る通信システムによれば、DSRC通信規格の通信機器並びに通信インフラとの通信を実施可能であるため、汎用性並びに拡張性が高い車車間通信システムを実現できる。
さらに、実施の形態1に係る通信システムによれば、従来のDSRC通信ではできなかった、DSRC路側器のない場所でのDSRC通信を用いた車車間通信サービスを提供することができる。これまで実現できなかった、例えば車両位置をGPSにより測位し、その情報を車車間通信で互いに共有し、隣接車両位置をナビゲーションシステムの画面へ表示し、隣接車両の接近をドライバーに報知するなどの運転支援や、また、お互いの蓄積している地図データ・店舗情報・音楽・画像などを共有するなどのデータ共有、緊急通報情報や渋滞・事故などの交通情報をDSRC車載用通信装置間でのホッピングにより伝達することといいった、サービスの提供が、標準的な通信規格であるDSRC規格に準拠して可能となる。
また、実施の形態1に係るDSRC車載用通信装置1においては、基地局と移動局の実現機能と、DSRC車載用通信装置1が基地局と移動局いずれとして動作するかを判断して動作する機能を備え、必要に応じて基地局の動作、移動局の動作、基地局/移動局の判定動作を切り替えることが可能な構成を採っている。こうすることで、例えばDSRC通信しようとする相手が基地局であっても移動局であっても、基地局/移動局いずれであるか分からない場合でも、DSRC通信を実施することが可能となる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係る車車間通信システムの動作を説明する図である。以下、図3を含めて、実施の形態2に係る車車間通信システムの動作を説明する。なお、実施の形態2に係る車車間通信システムで用いるDSRC車載用通信装置は、図1に示すDSRC車載用通信装置1と同じ構成であり、以下図1の参照符号を用いて、実施の形態2について説明する。
図3は、本発明の実施の形態2に係る車車間通信システムの動作を説明する図である。以下、図3を含めて、実施の形態2に係る車車間通信システムの動作を説明する。なお、実施の形態2に係る車車間通信システムで用いるDSRC車載用通信装置は、図1に示すDSRC車載用通信装置1と同じ構成であり、以下図1の参照符号を用いて、実施の形態2について説明する。
DSRC車載用通信装置1の動作機能選択部2からの基地局/移動局判定動作設定指令200により、DSRC車載用通信装置1が基地局と移動局いずれとして動作するかを判断して動作するよう設定した場合、DSRC車載用通信装置1は、FCMC送信201とACTC受信待受202、FCMC受信待受203の動作を行う。
この場合のスロット構成としては、図3に示すように、DSRC通信規格に基づく基地局と同様にフレーム先頭のスロットでFCMC送信201を行い、先頭以外のスロット位置で、ACTC受信待受202を行う。このとき、送信したFCMCデータのスロット情報は、自分がACTC受信待受動作するスロットで、通信相手の移動局がACTC送信するように設定されている。
このようにDSRC車載用通信装置1を構成しておくことで、通信相手の移動局がFCMCを受信した際に、DSRC車載用通信装置1は、予め定めてスロットでACTC受信することが可能となる。また図3に示すように、1つのフレーム内での、FCMC送信201とACTC受信待受202以外のタイミングでは、FCMC受信待受203の動作を行うものとする。このようにFCMC受信待受203の時間を多くすることで、通信相手が基地局で、相手がFCMC送信した際にそのデータを受信できる機会を多くするよう備えるものとする。
なお、これらの動作は、図3では第1フレームおよび第2フレームのみ図示するが、DSRC車載用通信装置1がFCMCを受信するか、ACTCを受信するかいずれかのイベントが発生するまで、何フレームも継続するものとする。こうすることで、DSRC車載用通信装置1は、DSRC通信において、自分が基地局と移動局いずれとして動作するかを判断・決定することが可能となる。
以上のように、実施の形態2によれば、FCMC送信とACTC受信待ち受け動作、FCMC受信待ち受け動作を交互に実施するDSRC通信方法により、DSRC車載用通信装置1を用いた柔軟性の高い、車車間通信システムを実現できる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3に係る車車間通信システムの動作を説明するための図である。図4においては、図1で示したDSRC車載用通信装置が一対存在するものとして説明する。この一対のDSRC車載用通信装置を、図4では、DSRC車載用通信装置AとDSRC車載用通信装置Bと区別して示す。実施の形態3において、この一対のDSRC車載用通信装置A、Bは、基地局と移動局いずれとして動作するかは最初は定まっておらず、両者が通信をすることによって判断して動作する設定する。ただし、説明の理解を容易にするため、ここではDSRC車載用通信装置Aは最終的に自分を基地局として判断して動作し、DSRC車載用通信装置Bは最終的に自分を移動局として判断して動作を設定するものとする。
図4は、本発明の実施の形態3に係る車車間通信システムの動作を説明するための図である。図4においては、図1で示したDSRC車載用通信装置が一対存在するものとして説明する。この一対のDSRC車載用通信装置を、図4では、DSRC車載用通信装置AとDSRC車載用通信装置Bと区別して示す。実施の形態3において、この一対のDSRC車載用通信装置A、Bは、基地局と移動局いずれとして動作するかは最初は定まっておらず、両者が通信をすることによって判断して動作する設定する。ただし、説明の理解を容易にするため、ここではDSRC車載用通信装置Aは最終的に自分を基地局として判断して動作し、DSRC車載用通信装置Bは最終的に自分を移動局として判断して動作を設定するものとする。
以下、図4に基づき、実施の形態3に係る車車間通信システムの動作を説明する。
最初に、DSRC車載用通信装置AとDSRC車載用通信装置Bは、いずれも受信電界強度をモニターし、相手方の接近の有無を監視している。当初は受信電界強度が一定レベル以下であるため、DSRC車載用通信装置A、DSRC車載用通信装置Bは、FCMC送信300のみ行うものとする。
やがて、DSRC車載用通信装置AとDSRC車載用通信装置Bが接近し、お互いの送信データにより、自分がモニターしている受信電界強度が一定レベル以上となると、両DSRC車載用通信装置A、Bは通信可能なエリア304の領域内に入ったことを検出する。
次に、DSRC車載用通信装置AとDSRC車載用通信装置Bは、基地局/移動局の判断を行うため、FCMC送信300と、ACTC受信待受301、FCMC受信待受302を繰り返す。
次に、DSRC車載用通信装置AのFCMC送信300と、DSRC車載用通信装置BのFCMC受信待受302のタイミングが一致し、DRSC車載用通信装置BがFCMC受信タイミング305でFCMC受信を行う。このFCMC受信に応じてDSRC車載用通信装置Bは、自分を移動局と判断し、この時点以降は通常の移動局としての通信動作を行う。
このようにDSRC車載用通信装置Bが移動局として動作を開始するタイミングでは、図4に示すように、DRSC車載用通信装置Aは、基地局/移動局の判断はできておらず、FCMC送信300と、ACTC受信待受301、FCMC受信待受302を繰り返す状態のままである。
次に、DRSC車載用通信装置Bは、最初にFCMC受信したフレームの次のフレームで、二度目のFCMC受信をし、最初に受信したFCMCデータのFIDと二度目に受信したFCMCデータのFIDの一致を確認する。FIDの一致を確認したDSRC車載用通信装置Bは、周波数選定完了タイミング306で、周波数選定動作が完了し、DSRC車載用通信装置AとDSRC通信が可能となる。
次に、周波数選定動作が完了した後、DRSC車載用通信装置Bは、受信したFCMCデータのスロット情報に従ってDSRC通信を開始する。
次に、DRSC車載用通信装置Bは、DSRC車載用通信装置Aが送信したFCMCデータで定義していたスロットで、ACTCを送信する。
次に、DSRC車載用通信装置Aは、ACTC受信タイミング307で、ACTC受信を行う。このACTC受信に基づき、DSRC車載用通信装置Aは自分が基地局であると判断し、その後は基地局としての動作を行う。
このようにしてDSRC車載用通信装置AとDSRC車載用通信装置Bは、DSRC通信を行うことによって自分が基地局と移動局いずれとして動作するかを判断し、DSCR通信規格に準拠した通信を継続する。
このように実施の形態3に係る車車間通信システムにおいては、実施の形態1の車車間システムが奏する効果に加えて、DSRC車載用通信装置の動作が当初定められていない場合であっても、相手方DSRC車載用通信装置との通信内容に従って、一方が基地局、他方が移動局となることを自律的に判断・決定して通信動作を行うので、両DSRC車載用通信装置の動作・機能・条件・目的などを反映した柔軟な車車間通信を実現できる。従って、実施の形態3に係る車車間通信システムは、DSRC車載用通信装置を多数導入し、予めシステム仕様を確定することがない、例えば巨大な車車間通信システムを構築する場合や、少なくとも将来巨大な車車間システムに発展させる通信システムを構築開始する場合に、特に有効である。
また、実施の形態3に係る車車間通信システムによれば、基地局と移動局いずれとして動作するかを判断して動作することが設定可能なDSRC車載用通信装置を用いることで、同じ設定のDSRC車載用通信装置間だけでなく、従来からのDSRC路側器・DSRC車載用通信装置ともリンク接続が可能となる。つまり、従来からのDSRC路側器は基地局であるため、基地局/移動局を判断する設定のDSRC車載用通信装置は必ず自分を移動局と判断し、従来からのDSRC車載用通信装置の場合は移動局であるため、基地局/移動局を判断する設定のDSRC車載用通信装置は必ず自分を基地局と判断する。そしてこの方法を用いることで、従来のDSRC通信機器とのリンク接続を実施可能としたまま、DSRC車載用通信装置を搭載した任意の車両との通信が可能となる。
本発明は、任意の車両間でのDSRC通信を用いた車車間通信を行うことできる。
1 DSRC車載用通信装置
2 動作機能選択部
3 基地局機能部
4 移動局機能部
5 リンク接続・通信機能部
2 動作機能選択部
3 基地局機能部
4 移動局機能部
5 リンク接続・通信機能部
Claims (3)
- 基地局と移動局との双方の機能を合わせ持つ複数の車載用通信装置のいずれかが、フレーム制御信号を送信するフレーム制御信号送信ステップと、
フレーム制御信号受信待ち受け動作時に前記フレーム制御信号を受信した前記車載用通信装置が、受信した前記フレーム制御信号を解析するステップと、
前記解析により、前記フレーム制御信号を送信した前記車載用通信装置を認識できた場合に、自局のアドレスを含む回線加入要求信号を送信するステップと、
前記フレーム制御信号を送信した前記車載用通信装置が、回線加入要求受信待ち受け動作時に前記回線加入要求信号を受信して基地局対応車載用通信装置として機能するステップと、
前記基地局対応車載用通信装置と、前記回線加入要求信号のアドレスの前記車載用通信装置である移動局対応車載用通信装置とが専用狭域通信を行う車車間通信ステップと、
を有する車車間通信方法。 - フレーム制御信号待ち受け動作時にフレーム制御信号を受信した際に移動局として動作することを選択し、前記フレーム制御信号を送信した後の回線加入要求受信待ち受け時に回線加入要求信号を受信した際に基地局として動作することを選択する動作機能選択手段と、
前記動作機能選択手段で基地局として動作することを選択した際に、受信した前記回線加入要求信号に含まれるアドレスの移動局と通信を行う基地局機能実現手段と、
前記動作機能選択手段で移動局として動作することを選択した際に、受信した前記フレーム制御信号を解析することにより基地局を認識できた場合に自局のアドレスを含む前記回線加入要求信号を送信して基地局と通信を行う移動局機能実現手段と、
を具備する車載用通信装置。 - 前記動作機能選択手段は、前記選択を行うため、前記フレーム制御信号の送信動作、前記回線加入要求受信待ち受け動作、および前記フレーム制御信号待ち受け動作を順次かつ繰り返す制御を行う請求項2記載の車載用通信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006277929A JP2008098931A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 車車間通信方法及び車載用通信装置 |
US11/869,940 US20080090522A1 (en) | 2006-10-11 | 2007-10-10 | Display apparatus and display method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006277929A JP2008098931A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 車車間通信方法及び車載用通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008098931A true JP2008098931A (ja) | 2008-04-24 |
Family
ID=39303608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006277929A Pending JP2008098931A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 車車間通信方法及び車載用通信装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20080090522A1 (ja) |
JP (1) | JP2008098931A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090189780A1 (en) | 2008-01-25 | 2009-07-30 | Fujitsu Limited | It system |
JP2015515220A (ja) * | 2012-04-18 | 2015-05-21 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 小型セルアクティブ化プロシージャ |
JP2017504847A (ja) * | 2013-10-14 | 2017-02-09 | コンコルド アジア ピーティーイー リミテッドConcorde Asia Pte.Ltd. | モバイル制御ユニット、ファシリティ管理システム、モバイルユニット制御システム、ファシリティ管理方法、およびモバイルユニット制御方法 |
US9853729B2 (en) | 2014-05-29 | 2017-12-26 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Inter-vehicle communication system |
US9994221B2 (en) * | 2016-07-13 | 2018-06-12 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Presenting travel settings for selection of nearby vehicle to follow |
US10232711B2 (en) | 2016-06-03 | 2019-03-19 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Spatiotemporal displays for set speed deviation of a vehicle |
Families Citing this family (43)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080205568A1 (en) * | 2007-02-28 | 2008-08-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dsrc communication circuit and dsrc communication method |
US20100205633A1 (en) * | 2007-09-18 | 2010-08-12 | Panasonic Corporation | Display apparatus, display method, and display program |
JP5038432B2 (ja) * | 2007-09-18 | 2012-10-03 | パナソニック株式会社 | 表示装置、表示方法および表示プログラム |
ITTO20080778A1 (it) * | 2008-10-22 | 2010-04-23 | Selex Communications Spa | Rete wireless di comunicazione mobile con rilevazione e affiliazione di nodi estranei e relativi metodi di esplorazione e richiesta di affiliazione |
JPWO2011158484A1 (ja) * | 2010-06-14 | 2013-08-19 | 三洋電機株式会社 | 端末装置 |
US20130145297A1 (en) | 2011-11-16 | 2013-06-06 | Flextronics Ap, Llc | Configurable heads-up dash display |
US8949823B2 (en) | 2011-11-16 | 2015-02-03 | Flextronics Ap, Llc | On board vehicle installation supervisor |
US9008906B2 (en) | 2011-11-16 | 2015-04-14 | Flextronics Ap, Llc | Occupant sharing of displayed content in vehicles |
US9173100B2 (en) | 2011-11-16 | 2015-10-27 | Autoconnect Holdings Llc | On board vehicle network security |
US9081653B2 (en) | 2011-11-16 | 2015-07-14 | Flextronics Ap, Llc | Duplicated processing in vehicles |
US9055022B2 (en) | 2011-11-16 | 2015-06-09 | Flextronics Ap, Llc | On board vehicle networking module |
US9043073B2 (en) | 2011-11-16 | 2015-05-26 | Flextronics Ap, Llc | On board vehicle diagnostic module |
US9116786B2 (en) | 2011-11-16 | 2015-08-25 | Flextronics Ap, Llc | On board vehicle networking module |
US9088572B2 (en) | 2011-11-16 | 2015-07-21 | Flextronics Ap, Llc | On board vehicle media controller |
CN103731172B (zh) * | 2013-06-21 | 2016-05-04 | 深圳市金溢科技股份有限公司 | 路侧单元设备以及射频收发方法 |
US10848454B2 (en) * | 2014-12-23 | 2020-11-24 | Palo Alto Research Center Incorporated | System and method for facilitating driver communication via an audio centric network |
US10692126B2 (en) | 2015-11-17 | 2020-06-23 | Nio Usa, Inc. | Network-based system for selling and servicing cars |
US10295361B2 (en) * | 2016-01-15 | 2019-05-21 | Ford Global Technologies, Llc | Altitude integrated navigation with DSRC network |
WO2017196090A2 (ko) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | 엘지전자 주식회사 | V2x 통신 시스템에서 단말의 통신 방법 및 그 장치 |
US20180012197A1 (en) | 2016-07-07 | 2018-01-11 | NextEv USA, Inc. | Battery exchange licensing program based on state of charge of battery pack |
US9928734B2 (en) | 2016-08-02 | 2018-03-27 | Nio Usa, Inc. | Vehicle-to-pedestrian communication systems |
US10031523B2 (en) | 2016-11-07 | 2018-07-24 | Nio Usa, Inc. | Method and system for behavioral sharing in autonomous vehicles |
US10694357B2 (en) | 2016-11-11 | 2020-06-23 | Nio Usa, Inc. | Using vehicle sensor data to monitor pedestrian health |
US10410064B2 (en) | 2016-11-11 | 2019-09-10 | Nio Usa, Inc. | System for tracking and identifying vehicles and pedestrians |
US10708547B2 (en) | 2016-11-11 | 2020-07-07 | Nio Usa, Inc. | Using vehicle sensor data to monitor environmental and geologic conditions |
US10515390B2 (en) | 2016-11-21 | 2019-12-24 | Nio Usa, Inc. | Method and system for data optimization |
US10249104B2 (en) | 2016-12-06 | 2019-04-02 | Nio Usa, Inc. | Lease observation and event recording |
US10074223B2 (en) | 2017-01-13 | 2018-09-11 | Nio Usa, Inc. | Secured vehicle for user use only |
US9984572B1 (en) | 2017-01-16 | 2018-05-29 | Nio Usa, Inc. | Method and system for sharing parking space availability among autonomous vehicles |
US10471829B2 (en) | 2017-01-16 | 2019-11-12 | Nio Usa, Inc. | Self-destruct zone and autonomous vehicle navigation |
US10031521B1 (en) | 2017-01-16 | 2018-07-24 | Nio Usa, Inc. | Method and system for using weather information in operation of autonomous vehicles |
US10464530B2 (en) | 2017-01-17 | 2019-11-05 | Nio Usa, Inc. | Voice biometric pre-purchase enrollment for autonomous vehicles |
US10286915B2 (en) | 2017-01-17 | 2019-05-14 | Nio Usa, Inc. | Machine learning for personalized driving |
US10897469B2 (en) | 2017-02-02 | 2021-01-19 | Nio Usa, Inc. | System and method for firewalls between vehicle networks |
US10234302B2 (en) | 2017-06-27 | 2019-03-19 | Nio Usa, Inc. | Adaptive route and motion planning based on learned external and internal vehicle environment |
US10710633B2 (en) | 2017-07-14 | 2020-07-14 | Nio Usa, Inc. | Control of complex parking maneuvers and autonomous fuel replenishment of driverless vehicles |
US10369974B2 (en) | 2017-07-14 | 2019-08-06 | Nio Usa, Inc. | Control and coordination of driverless fuel replenishment for autonomous vehicles |
US10837790B2 (en) | 2017-08-01 | 2020-11-17 | Nio Usa, Inc. | Productive and accident-free driving modes for a vehicle |
US10635109B2 (en) | 2017-10-17 | 2020-04-28 | Nio Usa, Inc. | Vehicle path-planner monitor and controller |
US10935978B2 (en) | 2017-10-30 | 2021-03-02 | Nio Usa, Inc. | Vehicle self-localization using particle filters and visual odometry |
US10606274B2 (en) | 2017-10-30 | 2020-03-31 | Nio Usa, Inc. | Visual place recognition based self-localization for autonomous vehicles |
US10717412B2 (en) | 2017-11-13 | 2020-07-21 | Nio Usa, Inc. | System and method for controlling a vehicle using secondary access methods |
US10369966B1 (en) | 2018-05-23 | 2019-08-06 | Nio Usa, Inc. | Controlling access to a vehicle using wireless access devices |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US48769A (en) * | 1865-07-11 | Improvement in machinery-clutches | ||
US125050A (en) * | 1872-03-26 | Improvement in knife cleaners and sharpeners | ||
JP3382806B2 (ja) * | 1997-02-13 | 2003-03-04 | 日本電気株式会社 | 子無線局 |
JP3860381B2 (ja) * | 2000-02-29 | 2006-12-20 | 富士通株式会社 | 観光案内システム |
JP3419379B2 (ja) * | 2000-03-27 | 2003-06-23 | 日本電気株式会社 | Dsrc無線機の受信回路 |
JP3669249B2 (ja) * | 2000-05-19 | 2005-07-06 | 株式会社デンソー | 車載通信装置及び電波強度確認装置 |
JP3514228B2 (ja) * | 2000-10-25 | 2004-03-31 | 日本電気株式会社 | 狭域無線連続通信方法とシステム |
US20020163906A1 (en) * | 2001-05-04 | 2002-11-07 | John Diachina | Emergency packet data service |
US7113497B2 (en) * | 2002-05-08 | 2006-09-26 | Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. | Bandwidth management in a wireless network |
JP2005184445A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dsrc通信制御装置および方法 |
EP1768279A4 (en) * | 2004-07-06 | 2011-01-05 | Panasonic Corp | RADIO COMMUNICATION SYSTEM |
-
2006
- 2006-10-11 JP JP2006277929A patent/JP2008098931A/ja active Pending
-
2007
- 2007-10-10 US US11/869,940 patent/US20080090522A1/en not_active Abandoned
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090189780A1 (en) | 2008-01-25 | 2009-07-30 | Fujitsu Limited | It system |
JP2009177598A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Fujitsu Ltd | Itシステム |
US8279082B2 (en) | 2008-01-25 | 2012-10-02 | Fujitsu Limited | Intelligent transport (IT) system using wireless communication between a roadside device and an in-vehicle device |
JP2015515220A (ja) * | 2012-04-18 | 2015-05-21 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 小型セルアクティブ化プロシージャ |
US9973923B2 (en) | 2012-04-18 | 2018-05-15 | Qualcomm Incorporated | Small cell activation procedure |
JP2017504847A (ja) * | 2013-10-14 | 2017-02-09 | コンコルド アジア ピーティーイー リミテッドConcorde Asia Pte.Ltd. | モバイル制御ユニット、ファシリティ管理システム、モバイルユニット制御システム、ファシリティ管理方法、およびモバイルユニット制御方法 |
US9853729B2 (en) | 2014-05-29 | 2017-12-26 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Inter-vehicle communication system |
US10232711B2 (en) | 2016-06-03 | 2019-03-19 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Spatiotemporal displays for set speed deviation of a vehicle |
US9994221B2 (en) * | 2016-07-13 | 2018-06-12 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Presenting travel settings for selection of nearby vehicle to follow |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20080090522A1 (en) | 2008-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008098931A (ja) | 車車間通信方法及び車載用通信装置 | |
US8483612B2 (en) | Vehicle-to-roadside and vehicle-to-vehicle communication system, communication method, and communication control program thereof | |
WO2014104168A1 (ja) | 車両通信システム、車載器、記録媒体、及び、通信方法 | |
KR101538331B1 (ko) | V2v 및 v2i 협력 통신 기반 차량용 소프트웨어 업데이트 장치 및 그 방법 | |
US9832618B2 (en) | Vehicle-mounted device used in intelligent transport system, communication method, and intelligent transport system using these device and method | |
JP5139126B2 (ja) | 車車間通信システム並びに車載通信装置及び携帯通信装置 | |
CN108024283B (zh) | 资源池分配方法及装置 | |
WO2013168197A1 (ja) | 無線通信システムおよび無線通信装置 | |
JP6942413B2 (ja) | 通信装置、通信システム、及び通信制御方法 | |
CN108632783A (zh) | 由车辆进行的无线接入点检测和使用 | |
JP2009232065A (ja) | 通信システム及び車載通信装置 | |
CN108029004B (zh) | 无线通信装置 | |
CN109756553B (zh) | 通信方法、车载通信设备和系统、以及计算机可读介质 | |
CN114302366B (zh) | 一种车辆通讯方法、装置、电子设备及存储介质 | |
CN110267359A (zh) | 一种资源分配方法、路测单元及存储介质 | |
JP2011114738A (ja) | 無線通信システム、情報展開方法 | |
JP2000261361A (ja) | 無線中継システム及び無線中継方法 | |
KR20170091288A (ko) | 사고차량과 주변차량 간의 긴급 통신 연결 시스템 및 방법 | |
WO2013094187A1 (ja) | 無線装置 | |
CN113242533A (zh) | 行车环境信息获取方法及车载设备 | |
WO2019116635A1 (ja) | 移動通信機 | |
US10667234B2 (en) | Method and device for transferring data | |
KR102148848B1 (ko) | 이동통신을 이용한 wave 서비스의 확장 운용 방법 | |
JP2005184330A (ja) | 位置関連情報通信システムおよび通信端末 | |
JP5293789B2 (ja) | 通信システム、通信方法、及びそのプログラム |