JP2008098888A - 中継サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】通信端末の移動等によってネットワークの登録状況が変動しても、自動的にその通信端末を探し出してネットワークを構成できるようにする。
【解決手段】LAN1,2に配置され、WAN3に配置されたSIPサーバ4と通信可能な中継サーバ13,23である。SIPサーバ4を介して他の中継サーバ13,23と通信セッションを構築する。例えば、中継サーバ23は通信端末21から通信要求を受けると、検索対象とされた中継サーバ13からアカウント情報を受信して相手の通信端末11を検出する。相手の通信端末11が検出されると、中継サーバ13と協働して通信端末間21,11の通信データを中継する。
【選択図】図1
【解決手段】LAN1,2に配置され、WAN3に配置されたSIPサーバ4と通信可能な中継サーバ13,23である。SIPサーバ4を介して他の中継サーバ13,23と通信セッションを構築する。例えば、中継サーバ23は通信端末21から通信要求を受けると、検索対象とされた中継サーバ13からアカウント情報を受信して相手の通信端末11を検出する。相手の通信端末11が検出されると、中継サーバ13と協働して通信端末間21,11の通信データを中継する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワイドエリアネットワーク(WAN)を越えてローカルエリアネットワーク(LAN)内の通信端末同士が通信を行う技術に関する。
SIP(Session Initiation Protocol)などの呼制御プロトコルや、DDNS(Dynamic Domain Name System)を利用して、異なるLANに存在する通信端末同士が、WANを越えて直接通信することが可能である。いわゆるVPN(Virtual Private Network)と呼ばれる技術であり、遠隔地にある異なるLANを、あたかも直接接続されているネットワークのように利用することができる。
このような技術を利用することで、たとえば、本社と支社の間のLANを接続し、それぞれのLANに接続された端末間で、インターネットを越えた通信などを行うことが可能である。
特許文献1では、インターネットを越えて、異なるLANに接続された通信端末同士が通信を行うことを可能としている。この技術では、異なるLANに接続されている異なる通信端末が、それぞれゲートウェイを経由してインターネットに接続された中継サーバに対してログインし、中継サーバとの間でそれぞれ通信経路を確立するようにしている。そして、この通信経路を利用して、通信端末間でインターネットを越えて通信することを可能としている。この特許文献1の技術は、WAN上に存在する中継サーバを利用して、LAN間で通信を可能とする技術である。
VPNなどを利用すれば、WANを越えて異なるLANに接続された端末間で仮想的にプライベートなネットワークを構成することも可能である。しかし、この種のプライベートなネットワークでは、例えば、そのネットワークに参加している通信端末が異なるネットワークに移動して、通信端末のアカウントの登録状況が変更された場合に、自動的にその通信端末を探し出してネットワークを構成することができないという問題があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、通信端末の移動等によってプライベートなネットワークの登録状況が変動しても、自動的にその通信端末を探し出してネットワークを構成することができる技術の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の中継サーバは、ローカルエリアネットワークに配置され、ワイドエリアネットワークに配置された外部サーバと通信可能な中継サーバであって、ローカルエリアネットワーク内の通信端末のアカウントを登録する手段と、自装置のアカウントを外部サーバに登録する手段と、外部サーバに登録されている他の中継サーバを指定して、他の中継サーバと直接通信可能な中継用の通信セッションを構築する手段と、自装置に登録された通信端末から、他の通信端末のアカウントを指定した通信要求を受けると、予め検索対象として設定されている中継サーバに対し、その中継サーバが保持しているアカウント情報の送信を要求する手段と、受信したアカウント情報から指定された通信端末のアカウントを検出する手段と、受信したアカウント情報から指定された通信端末のアカウントが検出された場合に、その指定された通信端末のアカウントが検出された中継サーバとの中継用の通信セッションを通じて、通信端末間の通信データを中継する手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、ローカルエリアネットワークに配置され、ワイドエリアネットワークに配置された外部サーバと通信可能な中継サーバであって、ローカルエリアネットワーク内の通信端末のアカウントを登録する手段と、自装置のアカウントを外部サーバに登録する手段と、外部サーバに登録されている他の中継サーバを指定して、他の中継サーバと直接通信可能な中継用の通信セッションを構築する手段と、自装置に登録された通信端末から、他の通信端末のアカウントを指定した通信要求を受けると、通信端末とともに検索対象として指定された中継サーバに、その中継サーバが保持しているアカウント情報の送信を要求する手段と、受信したアカウント情報から指定された通信端末のアカウントを検出する手段と、受信したアカウント情報から指定された通信端末のアカウントが検出された場合に、その指定された通信端末のアカウントが検出された中継サーバとの中継用の通信セッションを通じて、通信端末間の通信データを中継する手段と、を備えることを特徴とする中継サーバである。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に記載の中継サーバにおいて、受信したアカウント情報から指定された通信端末のアカウントが検出されなかった場合には、その指定された通信端末のアカウントが検出されなかった中継サーバに対して、指定された通信端末のアカウントが登録されたときに、その旨の通知を要求する手段、を備え、指定された通信端末が検出されなかった中継サーバから、指定された通信端末のアカウントの登録があったことの通知を受け取ると、通信要求のあった通信端末に対し、その旨を通知することを特徴とする中継サーバである。
本発明の中継サーバによれば、中継サーバを介してWANを越えた通信端末間での通信が可能となる。通信相手を指定して通信要求すれば、中継サーバが通信相手を探し出して通信セッションを構築してくれるので、例えば、通信端末のネットワーク間の移動等によって登録状況が変化した場合でも、動的に対応できる。探した中継サーバに指定した通信端末が検出されなかった場合でも、その後、その中継サーバから指定した通信端末のアカウント登録が行われると直ちにその旨の通知が行われるため、タイムリーな通信が可能となる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る通信システムの全体図である。この通信システムは、インターネット3と、インターネット3に接続された2つのLAN1,2とから構成されている。LAN1,2とは、物理的に離れた場所に構築されたネットワークである。たとえば、LAN1が本社ビルに構築されたローカルネットワークであり、LAN2が別の支社ビルに構築されたローカルネットワークであり、これら2つのLAN1,2が、グローバルなネットワークであるインターネット3にそれぞれ接続されている。
各LAN1,2には、図1に示すように、通信端末11,12・21,22がそれぞれ接続されている。各通信端末には、それぞれLANの中でのみユニークに管理されたプライベートIPアドレスが付与されている。そして、各通信端末には、そのプライベートIPアドレスと対応付けられたアカウントが付与されている。
また、各LAN1,2には、それぞれ中継サーバ13,23が接続されている。各中継サーバ13,23は、各LAN1,2に接続されるとともに、インターネット3にも接続されている。各中継サーバ13,23には、それぞれLANインタフェース用のプライベートIPアドレスとWANインタフェース用のグローバルIPアドレスが付与されている。そして、各中継サーバにも、これらのIPアドレスと対応付けられたアカウントが付与されている。
インターネット3には、SIPサーバ4が接続されている。SIPサーバ4は、中継サーバ13,23がSIP(Session Initiation Protocol)を利用した通信を行うときに、SIPメソッドやレスポンスなどを中継するプロキシーサーバとしての機能や、中継サーバ13,23のアカウントを登録するSIPレジストラサーバとしての機能を備えている。
一方、LAN1に接続されている中継サーバ13は、SIPを利用して、LAN1に接続されている通信端末11,12等のアカウントを登録するSIPレジストラサーバとしての機能を備えている。
つまり、図2に示すように、中継サーバ13は、通信端末11,12との関係では、通信端末11,12から受信した登録要求(REGISTER)に基づいて、アカウントを登録するSIPレジストラサーバとして機能し、SIPサーバ4との関係では、SIPサーバ4に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信するクライアントとして機能する。
同様に、LAN2に接続されている各中継サーバ23も、SIPを利用して、LAN2に接続されている通信端末21,22等のアカウントを登録するSIPレジストラサーバとして機能するとともに、SIPサーバ4との関係では、クライアントとして機能する。図3は、中継サーバ13,23の機能ブロック図である。中継サーバ13,23は、同様の機能を備えているので、同じ図面を用いて説明する。中継サーバ13,23は、LANインタフェース101、WANインタフェース102、通信制御部103、ローカルアカウント情報データベース104を備えている。
LANインタフェース101は、プライベートIPアドレスを利用して、LANに接続された通信端末との通信を行うインタフェースである。つまり、中継サーバ13は、LANインタフェース101を利用して、通信端末11,12等と通信を行い、中継サーバ23は、LANインタフェース101を利用して、通信端末21,22等と通信を行う。
WANインタフェース102は、グローバルIPアドレスを利用して、グローバルネットワークであるインターネット3に接続されたSIPサーバ4や、インターネット3に接続されたその他の通信サーバ、通信端末と通信を行うインタフェースである。なお、本実施の形態においては、中継サーバがWANインタフェースを備える構成としているが、WANとの接続はルータが行い、その配下に中継サーバを設置する形態であってもよい。
通信制御部103は、LANインタフェース101およびWANインタフェース102を介して行う様々な通信を制御する処理部である。通信制御部103は、TCP/IPや、UDP、SIPなどのプロトコルに従った様々な通信処理を制御する。
通信制御部103は、LANに接続されている通信端末から、アカウントの登録要求(REGISTER)を受信し、その通信端末のアカウントをローカルアカウント情報データベース104に登録する。たとえば、中継サーバ13は、通信端末11からアカウントの登録要求(REGISTER)を受信し、通信端末11のアカウントをローカルアカウント情報データベース104に登録する。
通信制御部103は、また、SIPサーバ4に対して中継サーバ自身のアカウント登録を行うための登録要求(REGISTER)を送信する機能を備える。
通信制御部103は、ローカルアカウント情報データベース104に登録された通信端末から、他の通信端末のアカウントを指定した通信要求を受けると、予め検索対象として設定されている、あるいは通信端末とともに検索対象として指定された相手側の中継サーバにその中継サーバが保持しているアカウント情報の送信を要求する。この処理は、SIPでは後述するように、SUBSCRIBEおよびNOTIFYのメソッドによる通知イベントを利用して行われる。
また、通信制御部103は、相手側の中継サーバから受信したアカウント情報から、指定された通信端末のアカウントを検出する処理を行う。そして、指定された通信端末のアカウントが検出された場合には、その相手側の中継サーバとの中継用の通信セッションを通じて、通信端末間の通信データを中継する。指定された通信端末のアカウントが検出されなかった場合には、通信要求のあった通信端末に対して、通信不可の応答を行う。
指定された通信端末のアカウントが検出されなかった場合にはさらに、相手側の中継サーバに対し、指定された通信端末のアカウントが登録されたときには、直ちにその旨の通知を行うよう要求する処理を行う。この処理は、先のアカウント情報の送信要求と同様に、SIPのSUBSCRIBEおよびNOTIFYのメソッドによる通知イベントを利用して行われる。具体的には、相手側の中継サーバに対して、指定された通信端末のアカウントを引数としたSUBSCRIBEメソッドを送信することによって通知イベントが設定される。
通知イベントが設定されると、所定期間中、指定された通信端末のアカウントが相手側の中継サーバに登録された場合、直ちにNOTIFYメソッドにより相手側の中継サーバからその旨の通知が行われる。通知を受け取ると、通信制御部103は、通信要求のあった通信端末に対し、その旨を通知する処理を行う。
通信制御部103は、相手側の中継サーバ13,23との間で、トネリングセッションを接続して維持する機能を備える。つまり、中継サーバ13,23は、いずれか一方から、SIPのINVITEメソッドを送信することで、中継サーバ13,23間でトネリングセッションを確立することができる。中継サーバ13,23の通信制御部103は、この確立されたトネリングセッションを維持することで、LAN1,2に接続された通信端末間の通信データの中継が可能となる。
つまり、互いに別のLAN1,2に配置された通信端末と通信する場合、送受信されるSIPコマンドなどの通信データは、中継サーバ13,23間においてカプセル化され、他方の中継サーバ13,23に中継される。受信側の中継サーバ13,23は、中継されてきたSIPコマンドを取り出し、指定された通信端末に通信データを中継送信する。
通信制御部103は、構築した通信セッションを終了させる処理を行う。この処理は、SIPのBYEメソッドを利用して行われる。
図4は、SIPサーバ4の機能ブロック図である。SIPサーバ4は、WANインタフェース41、通信制御部42、中継サーバアカウント情報データベース43を備えている。
WANインタフェース41は、グローバルIPアドレスを利用して、インターネット3に接続されたサーバ、端末との間で通信を行うインタフェースである。SIPサーバ4は、WANインタフェース41を利用して、中継サーバ13,23と通信可能としている。
通信制御部42は、WANインタフェース41を介して行う様々な通信を制御する処理部である。通信制御部42は、TCP/IPやUDP、SIPなどのプロトコルに従った通信処理を制御する。
通信制御部42の1つの機能は、インターネット3に接続されている中継サーバから、アカウントの登録要求(REGISTER)を受信し、当該中継サーバのアカウント情報を中継サーバアカウント情報データベース43に登録することである。たとえば、SIPサーバ4は、中継サーバ13からアカウントの登録要求(REGISTER)を受信し、中継サーバ13のアカウント情報を中継サーバアカウント情報データベース43に登録する。
通信制御部42は、他にも、中継サーバ13,23から送信された様々なSIPメソッドやレスポンスなどの通信データを他方の中継サーバに中継する機能を備える。
{通信処理の流れ}
以上の通り構成された通信システムにおける通信処理の流れについて、図5ないし図7の処理シーケンス図を参照しながら説明する。なお、図5は、ステップS1からステップS5までのシーケンスを示し、それに続くステップS6からステップS8までのシーケンスは図6に、ステップS9からステップS12までのシーケンスは図7に示す。
以上の通り構成された通信システムにおける通信処理の流れについて、図5ないし図7の処理シーケンス図を参照しながら説明する。なお、図5は、ステップS1からステップS5までのシーケンスを示し、それに続くステップS6からステップS8までのシーケンスは図6に、ステップS9からステップS12までのシーケンスは図7に示す。
まず、中継サーバ13は、SIPサーバ4に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信する(ステップS1)。図5に示すように、ここでは、中継サーバ13が、自身のアカウント(SIP:relay-server1@sip.srv)の登録要求を行う。SIPサーバ4は、OKレスポンスを中継サーバ13に返信し、中継サーバ13のアカウントと中継サーバ13のグローバルIPアドレスとを対応付けて中継サーバアカウント情報データベース43に登録する。パスワード認証を行う場合には、あらかじめ中継サーバアカウント情報データベース43に、中継サーバのアカウントとパスワードとを対応付けて登録しておく。この場合、ユーザは、登録要求時に合わせてパスワードを送信するのである。そして、パスワード認証が成功した場合に、IPアドレスと対応付けられてアカウントが登録されることになる。
続いて、中継サーバ23が、SIPサーバ4に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信する(ステップS2)。ここでは、中継サーバ23が、自身のアカウント(SIP:relay-server2@sip.srv)の登録要求を行う。SIPサーバ4は、OKレスポンスを中継サーバ23に返信し、中継サーバ23のアカウントと中継サーバ23のグローバルIPアドレスとを対応付けて中継サーバアカウント情報データベース43に登録する。先と同様に、パスワード認証を行うようにしてもよい。
次に、通信端末11が、中継サーバ13に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信する(ステップS3)。ここでは、通信端末11が、自身のアカウント(SIP:0001@privatesip1)の登録要求を行う。中継サーバ13は、OKレスポンスを行い、通信端末11のアカウントと通信端末11のプライベートIPアドレスとを対応付けてローカルアカウント情報データベース104に登録する。パスワード認証を行う場合には、あらかじめローカルアカウント情報データベース104に、通信端末のアカウントとパスワードとを対応付けて登録しておく。この場合、ユーザは、登録要求時に合わせてパスワードを送信する。そして、パスワード認証が成功した場合に、IPアドレスと対応付けられてアカウントが登録される。
次に、通信端末21が、中継サーバ23に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信する(ステップS4)。ここでは、通信端末21が、自身のアカウント(SIP:0002@privatesip2)の登録要求を行う。中継サーバ23は、OKレスポンスを行い、通信端末21のアカウントと通信端末21のプライベートIPアドレスとを対応付けてローカルアカウント情報データベース104に登録する。この場合も、同様にパスワード認証を行ってもよい。
以上のステップS1からステップS4までの処理は、オペレータやユーザによって、ネットワークの初期設定として行われるのが一般的である。オペレータは、インターネット3を越えて接続したいLANに配置されている中継サーバをSIPサーバ4に登録する操作を行う。また、ユーザは、インターネット3を越えて通信を行いたい通信端末を中継サーバに登録する操作を行うのである。
ステップS5は、LAN1内の通信端末11が、LAN2内の通信端末21に対して通信要求を行う場合を示している。通信端末11は、通信端末21のアカウントを指定した通信要求コマンド(SIPコマンド)を中継サーバ13に送信する。なお、通信端末21のアカウントは、通信端末11を利用するユーザによって指定される。
このとき、中継サーバ13は、ネットワーク上に存在する複数の中継サーバの中から通信相手の通信端末21を配下におく中継サーバ23を探し出して特定する必要がある。その一手段として、ユーザが、該当しそうな中継サーバを検索対象に指定して、直接探し出すことができる。検索対象として指定する中継サーバは複数でもよいが、本実施例では、わかりやすくするために、中継サーバ23の1つとした。したがって、ここでは、先の通信要求コマンド(SIPコマンド)において、通信端末のアカウントとともに、検索対象として中継サーバ23のアカウントが指定される。
また別の手段として、探し出す中継サーバを予め検索対象として、少なくとも一つ以上、中継サーバに、そのアカウントを設定しておいてもよい。そうすれば、設定された範囲内で自動的に中継サーバが適切な中継サーバを探し出してくれるので、ユーザは直接探し出す必要がなくなる。
続いて、中継サーバ13は、検索対象として指定された中継サーバ23に対し、SIPサーバ4を介して、SUBSCRIBEメソッドにより中継サーバ23が保持しているアカウント情報の送信を要求する(ステップS5.1)。
例えば、ここで受信したSIPコマンドには、中継サーバ23のアカウント(SIP:relay-sever2@sip.srv)が指定されているため、これを利用して中継することができる。なお、中継サーバに予め検索対象の中継サーバが設定されている場合には、そのアカウントが利用される。SIPサーバ4は、中継サーバ13からSUBSCRIBEメソッドを受信する。すると、SIPサーバ4は、中継サーバアカウント情報データベース43を参照し、指定されたアカウント(SIP:relay-sever2@sip.srv)を基に、中継サーバ23のグローバルIPアドレスを取得してSUBSCRIBEメソッドを中継サーバ23に中継するのである。
この送信要求を受信した中継サーバ23は、自装置が保持しているアカウント情報をNOTIFYメソッドにより、SIPサーバ4を介して、中継サーバ13に通知する。その際送信されるローカルアカウント情報(LA1)の内容を図5のシーケンス図内に示す。
このローカルアカウント情報LA1は、中継サーバ23が配置されているLAN2に接続されている通信端末であって、中継サーバ23に対してアカウント登録を行った通信端末の情報を含んでいる。今の状態では、中継サーバ23に対しては、通信端末21がアカウントの登録を行っているので、ローカルアカウント情報LA1には、通信端末21のアカウント情報(SIP:0002@privatesip2)が記録されている。ちなみに通信端末22は、アカウントの登録が行われていないため、記録されていない。
ローカルアカウント情報LA1の通知を受信した中継サーバ13は、その中に指定された通信端末21のアカウントが含まれているか否かを検出する。つまり、通信端末21が中継サーバ23の配下にあって、現在通信可能な状態かどうかを確認するのである。ここでは、指定された通信端末21のアカウントがLA1に記録されているため、中継サーバ13は、通信端末21が中継サーバ23の配下にあることを見出し、そして、通信端末21が通信可能な状態にあることを知ることができる。
そこで、中継サーバ13は、接続要求コマンド(INVITEメソッド)を、SIPサーバ4を介して中継サーバ23に送信する(ステップS5.2)。例えば、このINVITEメソッドでは、接続要求先の中継サーバ23のアカウント(SIP:relay-sever2@sip.srv)が指定されている。SIPサーバ4は、中継サーバ13からINVITEメソッドを受信する。すると、SIPサーバ4は、中継サーバアカウント情報データベース43を参照し、中継サーバ23のグローバルIPアドレスを取得してINVITEメソッドを中継サーバ23に中継する。
接続要求コマンドが中継サーバ13から中継サーバ23に送信されると、SIPサーバ4を介して中継サーバ23から中継サーバ13に対してOKレスポンスが転送される。
このようにして、接続要求コマンドが受け入れられると、中継サーバ13,23間でトネリングセッションが確立される(ステップS5.3)。
中継サーバ13,23間でトネリングセッションが確立されると、中継サーバ13から中継サーバ23に対し、ステップS5で通信端末11から受信したSIPコマンドを、トネリングセッションを利用して、中継サーバ23に転送する(ステップS5.4)。そして、中継サーバ23は、中継サーバ13から受信したSIPコマンドを通信端末21に転送する(ステップS5.4.1)。
通信端末21は、通信端末11から送信されたSIPコマンドを受信すると、通信端末11に対してSIPレスポンスを返信する。このレスポンスは、再びトネリングセッションを利用して中継サーバ23から中継サーバ13に転送され、さらに、中継サーバ13によって通信端末11に転送される。
通信端末11は、通信端末21との通信が終了すると、その通信セッションを終了するために、通信端末21のアカウントを指定したBYEメソッドを中継サーバ13に送信する(ステップS6)。BYEメソッドを受信した中継サーバ13は、トネリングセッションを利用して、中継サーバ23に対し、そのBYEメソッドを転送する(ステップS6.1)。そして、中継サーバ23は、中継サーバ13から受信したBYEメソッドを通信端末21に転送する(ステップS6.1.1)。
通信端末21は、通信端末11から送信されたBYEメソッドを受信すると、通信端末11に対してOKレスポンスを返信する。このレスポンスは、通信端末21から中継サーバ23に送信され、再びトネリングセッションを利用して中継サーバ23から中継サーバ13に転送され、さらに、中継サーバ13によって通信端末11に転送される。
そうすると、中継サーバ13は、中継サーバ23に対して、BYEメソッドを送信する(ステップS7)。BYEメソッドを受信した中継サーバ23は、OKレスポンスを中継サーバ13に送信する。これによって、中継サーバ13と中継サーバ23との通信セッションは切断される。
次のステップS8では、LAN2内の通信端末21が、通信端末12に対して通信要求を行う場合を示している。通信端末12は、中継サーバ13の配下にはあるものの、現時点では中継サーバ13に未登録の状態にある。
具体的には、先のステップS5と同様に、通信端末21は、通信相手である通信端末12のアカウントと、検索対象である中継サーバ13のアカウントとを指定した通信要求コマンド(SIPコマンド)を、中継サーバ23に送信する。通信相手の通信端末12のアカウントおよび検索対象としての中継サーバ13のアカウントは、通信端末21を利用するユーザによって指定されたものである。なお、中継サーバ13のアカウントは、中継サーバ23に予め検索対象として設定されたものであってもよい。
このSIPコマンドを通信端末21から受信した中継サーバ23は、検索対象として指定された中継サーバ13に対し、SIPサーバ4を介して、SUBSCRIBEメソッドにより中継サーバ13が保持しているアカウント情報の送信を要求する(ステップS8.1)。
この送信要求を受信した中継サーバ13は、自装置が保持しているアカウント情報をNOTIFYメソッドにより、SIPサーバ4を介して中継サーバ23に通知する。その際送信されるローカルアカウント情報(LA2)の内容を図6のシーケンス図内に示す。
このローカルアカウント情報LA2は、中継サーバ13が配置されているLAN1に接続されている通信端末であって、中継サーバ13に対してアカウント登録を行った通信端末の情報を含んでいる。今の状態では、中継サーバ13に対しては、通信端末11がアカウントの登録を行っているので、ローカルアカウント情報LA2には、通信端末11のアカウント情報(SIP:0001@privatesip1)が記録されている。
ローカルアカウント情報LA2の通知を受信した中継サーバ23は、その中に指定された通信端末12のアカウント(SIP:0003@privatesip1)が含まれているか否かを検出する。つまり、通信端末12が、中継サーバ13の配下にあって、現在通信可能な状態かどうかを確認するのである。ここでは、LA2には、指定された通信端末12のアカウントが記録されていないため、中継サーバ23は、指定した通信端末12のアカウントを検出することができない。したがって、中継サーバ23は、通信端末12が中継サーバ13の配下にないか、あるいは、通信端末12は中継サーバ13の配下にはあるものの、現時点では通信可能な状態にないことがわかる。
そこで、中継サーバ23は、指定した通信端末12のアカウントが検出されなかった中継サーバ13に対し、指定した通信端末12のアカウントが登録されたときに、その旨の通知を要求するための通信イベントを設定する(ステップS8.2)。具体的には、中継サーバ23は、SIPサーバ4を介して、指定された通信端末12を引数としたSUBSCRIBEメソッドを中継サーバ13に送信する。このSUBSCRIBEメソッドを受信した中継サーバ13は、中継サーバ23に対し、SIPサーバ4を介して、この通信イベントの設定の受け入れを示すACCEPTメソッドを転送する。
中継サーバ23は、ACCEPTメソッドが転送されると、通信要求のあった通信端末21に対して「発見できませんでした。」等の通信不可の応答を送信する。これにより、通信端末21を利用するユーザは、指定した通信端末12が現在、中継サーバ13には未登録であること、つまり、通信できないことを容易に知ることができる。
図7に示すステップS9は、新たに通信端末12が、中継サーバ13に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信したことを示している。具体的には、通信端末12が、中継サーバ13に自身のアカウント(SIP:0003@privatesip1)の登録要求を行うことによって、中継サーバ13から通信端末12にOKレスポンスが返信される。通信端末12のアカウントは、先のステップS3等と同様に、ローカルアカウント情報データベース104に登録される。
通信端末12のアカウントが登録されたことにより、先のステップS8.2で設定された通知イベントに基づいて、中継サーバ13は、中継サーバ23に対し、SIPサーバ4を介して、指定されていた通信端末12のアカウントが登録されたことを示す通知(通信端末12のアカウントを引数としたNOTIFYメソッド)を送信する(ステップS10)。このNOTIFYメソッドを受信した中継サーバ23は、SIPサーバ4を介してOKレスポンスを中継サーバ13に転送する。
続いて、中継サーバ23は、通信要求のあった通信端末21に対し、指定されていた通信端末12のアカウントが登録されたことを示す通知(通信端末12のアカウントを引数としたNOTIFYメソッド)を送信する(ステップS11)。このNOTIFYメソッドを受信した通信端末21は、OKレスポンスを中継サーバ23に転送する。そして、通信端末21は、例えば「接続できます」等の表示により、利用するユーザに、当初通信可能な状態になかった通信端末12と通信可能になったことを知らせる。したがって、通信端末21を利用するユーザは、通信端末等を指定して通信要求を行うことで、指定した通信端末が、当初は検索対象の中継サーバに未登録であったとしても、新たに登録されると直ちにその旨の通知を受けて、通信可能となるのである。
指定した通信端末12と通信可能となったことの通知を受けて、ユーザは通信端末21から中継サーバ23に再度、通信要求を送信する。具体的には、ユーザの操作によって、通信端末21は、中継サーバ23に対し、指定した通信端末12のアカウント(SIP:0003@privatesip1)を引数とするSIPコマンドを送信する(ステップS12)。
このSIPコマンドを受信した中継サーバ23は、接続要求コマンドとして、中継サーバ13のアカウント(SIP:relay-sever1@sip.srv)を引数としたINVITEメソッドを、SIPサーバ4を介して中継サーバ13に送信する(ステップS12.1)。INVITEメソッドが中継サーバ23から中継サーバ13に送信されると、SIPサーバ4を介して中継サーバ13から中継サーバ23に対してOKレスポンスが転送される。
こうして、接続要求コマンドが受け入れられると、中継サーバ13,23間でトネリングセッションが確立される(ステップS12.2)。
中継サーバ13,23間でトネリングセッションが確立すると、中継サーバ23は、中継サーバ13に対し、トネリングセッションを利用して、ステップS12で通信端末21から受信したSIPコマンドを中継サーバ13に転送する(ステップS12.3)。そして、中継サーバ13は、中継サーバ23から受信したSIPコマンドを通信端末12に転送する(ステップS12.3.1)。
通信端末12は、通信端末21から送信されたSIPコマンドを受信すると、通信端末21に対してSIPレスポンスを返信する。このレスポンスは、再びトネリングセッションを利用して中継サーバ13から中継サーバ23に転送され、さらに、中継サーバ23によって通信端末21に転送される。
この後は、図示しないが、先のステップS6〜ステップS7と同じステップを経て、通信端末21と通信端末12との通信が終了する。
以上のように、本発明の中継サーバを適用した通信システムによれば、異なるLANに接続されている通信端末同士であっても、各LANに接続されている中継サーバ間で通信セッションが構築され、中継サーバを介してWANを越えた通信が可能となる。
中継サーバは、他の中継サーバから通信可能な相手方の通信端末を探し出して通信セッションを構築するので、例えば、通信端末のネットワーク間の移動等によって登録状況が変化した場合でも、動的にその通信端末とネットワークを構成して通信することができる。
当初、検索した中継サーバに指定した通信端末が検出されなかった場合でも、その中継サーバから指定した通信端末のアカウント登録が行われると直ちにその旨の通知が行われるため、タイムリーな通信が可能となる。
1,2 LAN(ローカルネットワーク)
3 インターネット(グローバルネットワーク)
4 SIPサーバ
11,12,21,22 通信端末
13,23 中継サーバ
3 インターネット(グローバルネットワーク)
4 SIPサーバ
11,12,21,22 通信端末
13,23 中継サーバ
Claims (3)
- ローカルエリアネットワークに配置され、ワイドエリアネットワークに配置された外部サーバと通信可能な中継サーバであって、
ローカルエリアネットワーク内の通信端末のアカウントを登録する手段と、
自装置のアカウントを外部サーバに登録する手段と、
外部サーバに登録されている他の中継サーバを指定して、他の中継サーバと直接通信可能な中継用の通信セッションを構築する手段と、
自装置に登録された通信端末から、他の通信端末のアカウントを指定した通信要求を受けると、予め検索対象として設定されている中継サーバに対し、その中継サーバが保持しているアカウント情報の送信を要求する手段と、
受信したアカウント情報から指定された通信端末のアカウントを検出する手段と、
受信したアカウント情報から指定された通信端末のアカウントが検出された場合に、その指定された通信端末のアカウントが検出された中継サーバとの中継用の通信セッションを通じて、通信端末間の通信データを中継する手段と、
を備えることを特徴とする中継サーバ。 - ローカルエリアネットワークに配置され、ワイドエリアネットワークに配置された外部サーバと通信可能な中継サーバであって、
ローカルエリアネットワーク内の通信端末のアカウントを登録する手段と、
自装置のアカウントを外部サーバに登録する手段と、
外部サーバに登録されている他の中継サーバを指定して、他の中継サーバと直接通信可能な中継用の通信セッションを構築する手段と、
自装置に登録された通信端末から、他の通信端末のアカウントを指定した通信要求を受けると、通信端末とともに検索対象として指定された中継サーバに、その中継サーバが保持しているアカウント情報の送信を要求する手段と、
受信したアカウント情報から指定された通信端末のアカウントを検出する手段と、
受信したアカウント情報から指定された通信端末のアカウントが検出された場合に、その指定された通信端末のアカウントが検出された中継サーバとの中継用の通信セッションを通じて、通信端末間の通信データを中継する手段と、
を備えることを特徴とする中継サーバ。 - 請求項1または2に記載の中継サーバにおいて、
受信したアカウント情報から指定された通信端末のアカウントが検出されなかった場合には、その指定された通信端末のアカウントが検出されなかった中継サーバに対して、指定された通信端末のアカウントが登録されたときに、その旨の通知を要求する手段、
を備え、
指定された通信端末が検出されなかった中継サーバから、指定された通信端末のアカウントの登録があったことの通知を受け取ると、通信要求のあった通信端末に対し、その旨を通知することを特徴とする中継サーバ。
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