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JP2008093811A - 研磨ヘッド及び研磨装置 - Google Patents

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JP2008093811A
JP2008093811A JP2006280991A JP2006280991A JP2008093811A JP 2008093811 A JP2008093811 A JP 2008093811A JP 2006280991 A JP2006280991 A JP 2006280991A JP 2006280991 A JP2006280991 A JP 2006280991A JP 2008093811 A JP2008093811 A JP 2008093811A
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JP2006280991A
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Hisashi Masumura
寿 桝村
Koji Kitagawa
幸司 北川
Koji Morita
幸治 森田
Norizane Kishida
敬実 岸田
Satoru Arakawa
悟 荒川
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Fujikoshi Machinery Corp
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Original Assignee
Fujikoshi Machinery Corp
Shin Etsu Handotai Co Ltd
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Abstract

【課題】 バッキングパッドとテンプレートをともに具備する研磨ヘッドにおいて、ワークの研磨中にテンプレートが研磨ヘッドから剥離しにくい研磨ヘッド等を提供する。
【解決手段】 少なくとも、円盤状であり、ワークWの裏面を保持するためのキャリア15と、該キャリアの下面部に貼着され、前記ワークを前記キャリアのワーク保持面に保持するバッキングパッド12と、前記キャリアの下面部の周辺部に配置され、前記ワークのエッジ部を包囲する環状のテンプレート13とを有し、前記キャリアのワーク保持面に前記ワークを保持し、前記ワークの表面を定盤上に貼り付けた研磨布に摺接させて研磨する研磨ヘッドであって、前記テンプレートが、前記バッキングパッドに隣接するように配置され、前記バッキングパッドを介さずに前記キャリアの下面部に接着されている研磨ヘッド11及びこれを具備する研磨装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワークの表面を研磨する際にワークを保持するための研磨ヘッド、及びそれを備えた研磨装置に関し、特には、バッキングパッドとテンプレートをともに具備する研磨ヘッド、及びそれを備えた研磨装置に関する。
シリコンウエーハ等のワークの表面を研磨する装置として、ウエーハを片面ずつ研磨する片面研磨装置と、両面同時に研磨する両面研磨装置とがある。
一般的な片面研磨装置は、例えば図7に示したように、研磨布94が貼り付けられた定盤93と、研磨剤供給機構96と、研磨ヘッド92等から構成されている。このような研磨装置91では、研磨ヘッド92でワークWを保持し、研磨剤供給機構96から研磨布94上に研磨剤95を供給するとともに、定盤93と研磨ヘッド92をそれぞれ回転させてワークWの表面を研磨布94に摺接させることにより研磨を行う。
ワークを研磨ヘッドに保持する方法としては、平坦な円盤状のプレートにワックス等の接着剤を介してワークを貼り付ける方法、軟質のパッド(バッキングパッド)で水貼りする方法、真空吸着する方法などがある。
さらに、ワークが研磨ヘッドの保持面から外れないように、ワークのエッジ部を包囲するテンプレートが設けられることがある。
このようにバッキングパッド及びテンプレートをともに具備した研磨ヘッドにワークを保持する場合、一般に、市販されているテンプレートアセンブリと呼ばれるようなテンプレートとバッキングパッドを一体にした構造物を研磨ヘッドのワークを保持する保持面に接着することによって行われる(例えば、特許文献1参照)。
このようなテンプレートアセンブリの一例を図6(a)に示した。
テンプレートアセンブリ84は円形のバッキングパッド82の外周部に環状のテンプレート83が接着剤や両面テープなどで接着されている。また、テンプレートの材質としてはガラスエポキシ樹脂(GEP)等が一般に用いられている。
このようなテンプレートアセンブリ84が接着された研磨ヘッドのキャリアの一例を図6(b)に示した。キャリア85にテンプレートアセンブリ84のバッキングパッド82側がキャリア85に接着剤や両面テープなどで接着されている。
このようなテンプレートアセンブリ84を、研磨ヘッドを構成するキャリア85の下面に接着してワークWを研磨した場合、ワークの研磨中にテンプレート83が剥離してしまうなどの問題があった。そして、このようなテンプレートが剥離する問題は、特に、ラバーチャックキャリアによってワークを研磨するとき、生産性を上げるために高押圧力、高速での研磨を行う際には顕著となり、研磨荷重を高くできないという問題があった。
特開2000−296462号公報
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、バッキングパッドとテンプレートをともに具備する研磨ヘッドにおいて、ワークの研磨中にテンプレートが研磨ヘッドから剥離しにくい研磨ヘッドを提供することを主な目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、少なくとも、円盤状であり、ワークの裏面を保持するためのキャリアと、該キャリアの下面部に貼着され、前記ワークを前記キャリアのワーク保持面に保持するバッキングパッドと、前記キャリアの下面部の周辺部に配置され、前記ワークのエッジ部を包囲する環状のテンプレートとを有し、前記キャリアのワーク保持面に前記ワークを保持し、前記ワークの表面を定盤上に貼り付けた研磨布に摺接させて研磨する研磨ヘッドであって、前記テンプレートが、前記バッキングパッドに隣接するように配置され、前記バッキングパッドを介さずに前記キャリアの下面部に接着されていることを特徴とする研磨ヘッドが提供される(請求項1)。
このような、テンプレートが、バッキングパッドに隣接するように配置され、バッキングパッドを介さずにキャリアの下面部に接着されている研磨ヘッドであれば、研磨ヘッドに対するテンプレートの接着強度を高くすることができる。また、ワーク研磨中にバッキングパッドにかかる負荷はテンプレートに直接には伝わらない。この結果、このような研磨ヘッドを用いて、ワークの研磨を行えば、テンプレートが研磨ヘッドから剥離することを抑制することができる。
この場合、前記キャリアは、前記ワーク保持面に剛性フィルムが接着されているものであり、前記バッキングパッド及び前記テンプレートは前記剛性フィルムに接着されていることが好ましく(請求項2)、この場合、前記剛性フィルムの材質がPETであることが好ましい(請求項3)。
このように、キャリアは、ワーク保持面にPET等の剛性フィルムが接着されているものであり、バッキングパッド及びテンプレートがこの剛性フィルムに接着されていれば、テンプレートの接着性をさらに向上させることができる。その結果、テンプレートの研磨ヘッドからの剥離をより効果的に抑制することができる。
また、前記ワークがシリコン単結晶ウエーハであることとすることができる(請求項4)。
このように、ワークが近年大口径化が著しいシリコン単結晶ウエーハである場合に、本発明に係る研磨ヘッドであれば、ワーク研磨中のテンプレートの研磨ヘッドからの剥離を抑制することができる。
また、前記テンプレートの材質は、研磨布との摩擦係数が、少なくとも最大相対速度までにおいて、前記研磨布とワークとの摩擦係数の±25%以内である材質であることが好ましい(請求項5)。
このように、テンプレートの材質は、研磨布との摩擦係数が、少なくとも最大相対速度までにおいて、前記研磨布とワークとの摩擦係数の±25%以内である材質であれば、ワークの研磨中、ワークとテンプレートにほぼ均等の負荷が加わり、安定して研磨を行うことができる。その結果、テンプレートの剥離をより効果的に抑制することができる。
この場合、前記テンプレートの材質がポリイミドであることとすることができる(請求項6)。
このように、テンプレートの材質がポリイミドであれば、特にワークがシリコン単結晶ウエーハである場合には、ワークとテンプレートにかかる研磨布との摩擦係数をほぼ同じにすることができる。また、ポリイミドは耐摩耗性に優れており、テンプレートを長寿命化することもできる。
また、前記キャリアが、少なくとも前記ワーク保持面にラバー膜を有し、該ラバー膜の前記ワーク保持面とは反対側に密閉された空間部を有し、圧力調整機構で前記空間部の圧力を変化させて前記ワーク保持面の形状を調節するラバーチャックキャリアであることが好ましい(請求項7)。
このように、キャリアが空間部の圧力を変化させてワーク保持面の形状を調節するラバーチャックキャリアであれば、高平坦な両面研磨ウエーハをワークとしたときであっても、ワークの形状を悪化させないで表面の二次研磨、仕上げ研磨を行うことができる。その結果、高平坦なウエーハの加工が可能となる。
さらに、本発明では、ワークの表面を研磨する際に使用する研磨装置であって、少なくとも、定盤上に貼り付けられた研磨布と、該研磨布上に研磨剤を供給するための研磨剤供給機構と、前記ワークを保持するための研磨ヘッドとして、前記本発明に係る研磨ヘッドを具備するものであることを特徴とする研磨装置が提供される(請求項8)。
このように、本発明に係る研磨ヘッドを備えた研磨装置を用いて、ワークの研磨を行えば、研磨ヘッドに対するテンプレートの接着強度を高くした上で研磨を行うことができる。また、ワーク研磨中にバッキングパッドにかかる負荷はテンプレートに直接には伝わらない。その結果、このような研磨装置を用いて、ワークの研磨を行えば、テンプレートが研磨ヘッドから剥離することを抑制することができる。
本発明に係る研磨ヘッドを用いてワークの研磨を行えば、バッキングパッドとテンプレートをともに有する研磨ヘッドで、特に高押圧力、高速の研磨条件であっても、テンプレートの剥離を抑制して研磨を行うことができる。その結果、ワークの研磨工程において生産性を向上させることができる。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
前述のように、テンプレートアセンブリを研磨ヘッドのキャリアの下面部に接着してワークを研磨した場合、ワークの研磨中にテンプレートが部分的に剥離するなどの問題があった。また、このため、ワークを研磨布に押圧する圧力(押圧力)をある程度以上高くできないという問題があった。
このような問題に対し、本発明者らは、ワークの研磨中にテンプレートが研磨ヘッドの下面から剥離することを抑制する方法について鋭意検討を行った。
その中で、本発明者らは、市販のテンプレートアセンブリを使用したときのように、テンプレートがバッキングパッドを介して研磨ヘッドのキャリアに接着されていると、テンプレートとバッキングパッドとの間の接着強度が低いために、高押圧力でワークを研磨する際にテンプレートが剥離しやすいことを見出した。また、研磨中にワークが受ける摩擦力とテンプレートが受ける摩擦力との違いから、テンプレートが接着されているバッキングパッドに不均一に負荷が加わり、バッキングパッドに接着されているテンプレートの接着強度の低さから、テンプレートがバッキングパッドから剥離しやすくなるということを見出した。
そこで、本発明者らは、さらに鋭意実験及び検討を行い、テンプレートをバッキングパッドに接着するのではなく、バッキングパッドに隣接するようにして配置し、バッキングパッドを介さずにキャリアに直接接着させるようにすれば、研磨中にテンプレートが剥離することを抑制することができることに想到し、本発明を完成させた。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明に係る研磨ヘッド及び研磨装置について具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明に係る研磨ヘッドの一例(第1の態様)を示している。この研磨ヘッド11は、下面部が平坦な円盤状であるキャリア15と、キャリア15に貼着されているバッキングパッド12、バッキングパッド12に隣接するように配置され、バッキングパッド12を介さずにキャリア15の下面部に直接接着されているテンプレート13を有している。バッキングパッド12及びテンプレート13は接着剤や両面テープ等でキャリア15の下面部に接着されているが、これらの接着剤や両面テープ等は図面上に表していない。なお、本明細書中で、「キャリアの下面部」と言う場合、その時点でのキャリアの構成のうち最も下に位置する面のことを指し、必ずしも「キャリアのワーク保持面」と一致するわけではない。
キャリア15には、剛性が高く、ワークWの金属汚染を引き起こさないもの、例えばアルミナ等のセラミック製の円形プレート等を使用することができる他、下面部が平坦であれば本発明を適用することができ、後で詳述するようなラバーチャックキャリア等種々のものを用いることができる。
また、キャリア15の下面部は、バッキングパッド12とテンプレート13を接着するので、テンプレート13の外径と同じ径の大きさ以上とする。
キャリア15の下面部に貼着されるバッキングパッド12は、水を含ませてワークWを貼り付け、キャリア15のワーク保持面にワークWを保持するものである。バッキングパッド12は、例えば発泡ポリウレタン製とすることができる。このようなバッキングパッド12を設けて水を含ませることで、バッキングパッド12に含まれる水の表面張力によりワークWを確実に保持することができる。
キャリア15の下面部の周辺部には、バッキングパッド12の周囲に隣接するようにテンプレート13が接着されている。テンプレート13は、ワークWのエッジ部を保持するためのものであり、キャリア15の下面部の外周部に沿って、下方に突出するように接着される。ただし、テンプレート13は、研磨中、ワークWのエッジ部を保持してワークWがキャリア15から外れるのを防ぐ一方、仕上げ研磨工程等では、できるだけ定盤17上に貼り付けた研磨布18を押圧しないような厚さにする。例えば0.8mm程度の厚さを有する通常のシリコン単結晶ウエーハの研磨に使用するものであれば、テンプレート13は、バッキングパッド12から0.4〜0.7mm程度の範囲で突出させればよい。ただし、特に高押圧力でワークWの研磨を行う場合などには、バッキングパッド12や研磨布18の圧縮などによってテンプレート13が研磨布18に接触し、押圧されることがある。また、上記仕上げ研磨より前の、一次研磨や二次研磨工程等においては、ワークの外周ダレを抑制する目的で、ワークとほぼ同じかやや厚いテンプレート(例えば、ワークが直径300mmのシリコン単結晶ウエーハの場合、ワークの研磨目標厚さが775μmに対して775〜825μm程度の厚さのテンプレート)を使用し、ワーク研磨中に同時にテンプレートを研磨する。本発明の効果は、上記のいずれの場合に本発明を適用した場合でも得られるが、特に、テンプレートの厚さがワークよりもほぼ同じかやや厚い場合には、テンプレートと研磨布の摩擦力が大きく、テンプレートの剥離が起こりやすいので、本発明の効果がより顕著である。
また、テンプレート13は、ワークWのエッジ部を保持して研磨中に外れるのを防ぐためのものであるので、そのリング幅は特に厚くする必要はなく、通常は0.3〜3mm程度の厚さとすればよい。
バッキングパッド12とテンプレート13との間では、直接的に研磨による負荷の伝播がないように、すなわち、キャリア15を通じてのもの以外に研磨による負荷の伝播がないように独立したものとする。ただし、バッキングパッド12とテンプレート13の間に隙間を設けることは特に必要ではなく、接触していても構わない。
このように研磨ヘッド11を構成することによって、テンプレート13がバッキングパッド12を介さずに直接キャリア15と接着される。この研磨ヘッド11を用いてワークWの研磨を行えば、テンプレート13がキャリア15と接着されているので接着強度が強く、また、前述のように、テンプレート13がバッキングパッド12と研磨の負荷に関して独立しているために、ワークWへの摩擦力からバッキングパッド12に伝わった負荷がテンプレート13のキャリア15との接着面に直接に影響することがないので、テンプレート13のキャリア15からの剥離を抑制することができる。
図2は、本発明に係る研磨ヘッドの第2の態様を示している。
この研磨ヘッド21では、図1の研磨ヘッド11の構成に加えて、キャリア25のワーク保持面に、剛性フィルム22が接着剤や両面テープ等により接着され、キャリア25の下面部が形成されている。従って、研磨ヘッド21の下面部に接着されるバッキングパッド12及びテンプレート13は剛性フィルム22に接着されている。
剛性フィルム22にはPET(ポリエチレンテレフタレート)等の種々の高分子材料等を採用することができる。
このように研磨ヘッド21が構成されることによって、テンプレート13が剛性フィルム22に接着され、剛性フィルム22はキャリアのワーク保持面に全体的に接着されるため、テンプレート13のキャリアへの接着強度がより高まり、より効果的にキャリアからのテンプレート13の剥離を抑制することができる。
以下、本発明が特に好適に適用できる場合として、キャリアをラバーチャックキャリアとした場合を説明する。
図3は、本発明に係る研磨ヘッドの第3の態様を示したものである。
この研磨ヘッド31では、キャリア35として、ワーク保持面にラバー膜(弾性膜)36を有し、ラバー膜の反対側に密閉された空間部39を有し、圧力調整機構40で空間部39の圧力を変化させてワーク保持面の形状や押圧力を調節できるようにしたものを採用している。空間部39は、例えば、キャリア35をラバー膜36の他、SUS(ステンレス)等の剛体製のリング体37と、これを上部で閉塞する裏板38によって構成することによって形成される。
キャリア35の上部中央には圧力調整機構40に連通する圧力調整用の貫通孔41が設けられている。
このキャリア35のワーク保持面には、上記第1の態様と同様に、バッキングパッド12が接着され、テンプレート13が、バッキングパッド12に隣接してバッキングパッド12を介さずに接着されている。
なお、ラバーチャックキャリア35は、少なくともラバー膜のワーク保持面とは反対側に圧力調整用の空間部を有するものであればよく、図3に示した構成の他、公知のラバーチャックキャリアに対して本発明を適用することができる。
キャリアがラバーチャックキャリアである場合、上記のような構造だけでも第1の態様と同様に、テンプレート13が研磨ヘッドから剥離することを抑制するという本発明の効果を得られるが、キャリアがラバーチャックキャリアの場合には、高押圧力によるワーク研磨時におけるワーク保持面の形状変化が、ワーク保持面がセラミック等の剛体である場合よりも大きいため、テンプレートの剥離抑制効果をより向上させるために、図4に示すように、キャリアのワーク保持面に剛性フィルムを具備することが特に好ましい。
図4には、本発明に係る研磨ヘッドの第4の態様として、ワーク保持面に剛性フィルム52が接着されているラバーチャックキャリア55を有するヘッド本体51を示した。
剛性フィルム52をキャリア55のワーク保持面に接着することによる基本的な効果は上記第2の態様で説明したものと同様であるが、キャリアがラバーチャックキャリアである場合には、テンプレート13の接着強度が高まる効果が特に大きく、より効果的にワーク研磨中のテンプレート13の剥離を抑制することができる。
テンプレート13の材質は、研磨布18との摩擦係数が、ワークWと研磨布18との研磨係数に近いものにすることが好ましい。このようにすれば、研磨による負荷がテンプレート13に加わりにくく、より効果的にテンプレート13の剥離を抑えることができる。具体的には、研磨布18との摩擦係数が、少なくとも最大相対速度までにおいて、研磨布18とワークWとの摩擦係数の±25%以内である材質とすればよい。その他、ワークWを汚染せず、かつ、キズや圧痕を付けないために、ワークよりも柔らかく、研磨中に研磨布18と摺接されても摩耗しにくい、耐摩耗性の高い材質であることが好ましい。
シリコン単結晶ウエーハの研磨に使用する場合についてテンプレート13の材質として好ましいものを選び出す際に、以下のような実験を行い、市販のテンプレートアセンブリに一般に採用されているガラスエポキシ樹脂(GEP)、及び、耐摩耗性が高いとされるアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリイミド樹脂(PI)の、研磨布との摩擦係数を測定した。
(実験1)
図4のように研磨ヘッド51を構成した。ただし、テンプレート13の材質は上記3種のプラスチックを順次入れ替えた。
ワークWをキャリア55に保持せず、テンプレート13を研磨布18に押圧した状態で定盤17を回転させ、摩擦係数を測定した。ただし研磨荷重を20kPaとし、定盤17の回転数を変化させ、テンプレート13と定盤17との相対速度を0m/分から120m/分まで変化させた。
また、図4の研磨ヘッド51のうち、テンプレート13を除いて構成し、ワークWをシリコン単結晶ウエーハとして、上記テンプレート13の測定の場合と同様に摩擦係数を測定した。
このようにして得られた結果を図8に示す。テンプレート13がポリイミドとした場合に、全ての測定速度においてシリコン単結晶ウエーハと非常に近い摩擦係数となっている。
このことから、ワークWとしてシリコン単結晶ウエーハを研磨する場合には、テンプレート13の材料はポリイミドとすることが好ましい。
また、テンプレート13として各種プラスチックを用いたときの摩耗速度を下記のように実際に測定した。
(実験2)
実験1と同様にして研磨荷重30kPa、定盤回転数を29rpmとしたときのテンプレート13の摩耗速度を測定した。
その結果、ポリイミドが1時間当たり0.3μm、ABS樹脂が1時間当たり0.1μmなのに対し、ガラスエポキシは1時間当たり5.8μmであった。
このように、ポリイミドは、従来一般に用いられていたガラスエポキシに比べて格段に摩耗性が高いので、この点でも、シリコン単結晶ウエーハを研磨する際にはテンプレート13の材質として適している。
図5は、上記研磨ヘッド11を備えた研磨装置61の概略を示している。この研磨装置61は、研磨ヘッド11のほか、定盤17上に貼り付けられた研磨布18と、研磨布18上に研磨剤65を供給するための研磨剤供給機構66を具備している。
この研磨装置61を用いてワークWを研磨するには、まず、水を含ませたバッキングパッド12にワークWを貼りつけてワークWの裏面をキャリア15で保持するとともに、ワークWのエッジ部をテンプレート13で保持する。
そして、研磨剤供給機構66から研磨布18上に研磨剤65を供給するとともに、研磨ヘッド11と定盤17をそれぞれ所定の方向に回転させながらワークWを研磨布18に摺接させる。キャリア15に保持されたワークWを、定盤17上の研磨布18に対して回転しながら所定の押圧力で押し付けてワークWの表面を研磨することができる。
このような研磨ヘッド11を備えた研磨装置61を用いてワークWの研磨を行えば、テンプレート13がバッキングパッド12に接着されているのではなく直接キャリア15の下面部に接着されている構造となっているため、テンプレート13のキャリア15からの剥離を抑制することができる。
図5中の研磨ヘッド11を、図2−4に示した研磨ヘッド21、31、51としても当然同様の効果が得られる。
以下、本発明の実施例及び比較例について説明する。
(実施例1)
図3に示した構成の研磨ヘッド31を以下のように作製した。まず上部を裏板38に閉塞されたSUS製のリング体37の外周に、ラバー膜36を均一の引張力で貼り付けてラバーチャックキャリア35とした。このラバーチャックキャリア35のワーク保持面(ラバー膜)にバッキングパッド12を両面テープで貼着し、バッキングパッド12の周囲に隣接するように両面テープで環状のテンプレート13を接着した。なお、テンプレート13はポリイミド製とした。
上記のような研磨ヘッド31を備えた研磨装置を用いて、以下のように、ワークWとして直径300mm、厚さ775μmのシリコン単結晶ウエーハの研磨を行った。なお、使用したシリコン単結晶ウエーハは、その両面に予め1次研磨を施し、エッジ部にも研磨を施したものである。また、定盤17には直径が800mmであるものを使用し、研磨布18には通常用いられるものを使用した。
研磨の際には、研磨剤にはコロイダルシリカを含有するアルカリ溶液を使用し、研磨ヘッド31と定盤17はそれぞれ31rpm、29rpmで回転させた。ワークWの研磨荷重(押圧力)は10、15、20、25、30kPaとした。研磨時間を10分とした。
その結果、研磨荷重が25kPa以上の場合にテンプレート13が剥離した。
(実施例2)
図4に示したような、PET製の剛性フィルム52が接着されているラバーチャックキャリア55を有する研磨ヘッド51を用いて、実施例1と同様にシリコン単結晶ウエーハの研磨を行った。
研磨荷重が30kPaの場合でも研磨中にテンプレート13は剥離しなかった。
(比較例)
図3に示した研磨ヘッド31において、バッキングパッド12とテンプレート13の代わりに、図6(a)に示したような、バッキングパッド82にテンプレート83が接着されている、市販のテンプレートアセンブリ84をラバーチャックキャリア35のラバー膜に接着して、実施例1と同じようにシリコン単結晶ウエーハの研磨を行った。
その結果、研磨荷重が20kPa以上の場合でテンプレートが剥離した。
以上の結果より、本発明にかかる研磨ヘッドの構造を有する実施例1、2の場合には、20kPa以上のような高押圧力でもテンプレート13の剥離が従来よりも起こりにくく、本発明の効果が得られた。特にキャリア13のワーク保持面に剛性フィルム52が接着された実施例2の研磨装置において、本発明の効果が顕著であった。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は単なる例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、本発明に係る研磨ヘッドは図1−4に示した態様に限定されず、例えば、キャリアの形状等は適宜設計すればよい。
また、研磨装置の構成も図5に示したものに限定されず、例えば、本発明に係る研磨ヘッドを複数備えた研磨装置とすることもできる。
本発明に係る研磨ヘッドの第1の態様を示す概略断面図である。 本発明に係る研磨ヘッドの第2の態様を示す概略断面図である。 本発明に係る研磨ヘッドの第3の態様を示す概略断面図である。 本発明に係る研磨ヘッドの第4の態様を示す概略断面図である。 本発明に係る研磨ヘッドを備えた研磨装置の一例を示す概略構成図である。 (a)は従来のテンプレートアセンブリを示す概略断面図であり、(b)はこのテンプレートアセンブリを備えた研磨ヘッドを示す概略断面図である。 片面研磨装置の一例を示す概略構成図である。 シリコン単結晶ウエーハ及び各種テンプレート材料の研磨布との間の摩擦係数を示したグラフである。
符号の説明
11、21、31、51…研磨ヘッド、
12…バッキングパッド、 13…テンプレート、
15、25…キャリア、 35、55…キャリア(ラバーチャックキャリア)、
17…定盤、 18…研磨布、
22、52…剛性フィルム、
36…ラバー膜、 37…リング体、 38…裏板、 39…空間部、
40…圧力調整機構、 41…貫通孔、
61…研磨装置、 65…研磨剤、 66…研磨剤供給機構、
W…ワーク。

Claims (8)

  1. 少なくとも、
    円盤状であり、ワークの裏面を保持するためのキャリアと、
    該キャリアの下面部に貼着され、前記ワークを前記キャリアのワーク保持面に保持するバッキングパッドと、
    前記キャリアの下面部の周辺部に配置され、前記ワークのエッジ部を包囲する環状のテンプレートとを有し、前記キャリアのワーク保持面に前記ワークを保持し、前記ワークの表面を定盤上に貼り付けた研磨布に摺接させて研磨する研磨ヘッドであって、
    前記テンプレートが、前記バッキングパッドに隣接するように配置され、前記バッキングパッドを介さずに前記キャリアの下面部に接着されていることを特徴とする研磨ヘッド。
  2. 前記キャリアは、前記ワーク保持面に剛性フィルムが接着されているものであり、前記バッキングパッド及び前記テンプレートは前記剛性フィルムに接着されていることを特徴とする請求項1に研磨ヘッド。
  3. 前記剛性フィルムの材質がPETであることを特徴とする請求項2に記載の研磨ヘッド。
  4. 前記ワークがシリコン単結晶ウエーハであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の研磨ヘッド。
  5. 前記テンプレートの材質は、研磨布との摩擦係数が、少なくとも最大相対速度までにおいて、前記研磨布とワークとの摩擦係数の±25%以内である材質であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の研磨ヘッド。
  6. 前記テンプレートの材質がポリイミドであることを特徴とする請求項5に記載の研磨ヘッド。
  7. 前記キャリアが、少なくとも前記ワーク保持面にラバー膜を有し、該ラバー膜の前記ワーク保持面とは反対側に密閉された空間部を有し、圧力調整機構で前記空間部の圧力を変化させて前記ワーク保持面の形状を調節するラバーチャックキャリアであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の研磨ヘッド。
  8. ワークの表面を研磨する際に使用する研磨装置であって、少なくとも、定盤上に貼り付けられた研磨布と、該研磨布上に研磨剤を供給するための研磨剤供給機構と、前記ワークを保持するための研磨ヘッドとして、請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の研磨ヘッドを具備するものであることを特徴とする研磨装置。
JP2006280991A 2006-10-16 2006-10-16 研磨ヘッド及び研磨装置 Pending JP2008093811A (ja)

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