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JP2008091400A - 積層セラミックコンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサ及びその製造方法 Download PDF

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JP2008091400A
JP2008091400A JP2006267532A JP2006267532A JP2008091400A JP 2008091400 A JP2008091400 A JP 2008091400A JP 2006267532 A JP2006267532 A JP 2006267532A JP 2006267532 A JP2006267532 A JP 2006267532A JP 2008091400 A JP2008091400 A JP 2008091400A
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Tatsuya Kojima
達也 小島
Raitaro Masaoka
雷太郎 政岡
Ryutaro Yamazaki
龍太郎 山▲崎▼
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Abstract

【課題】静電容量を確保しながら、内部電極へのめっき液侵入による信頼性劣化を防止することができる積層セラミックコンデンサを提供すること。
【解決手段】誘電体基体1の端面11において内部電極31〜3n−1を取り囲む最小寸法の長方形として定義される第1の内部電極形成領域S1を仮想し、誘電体基体1の中央部断面101において内部電極31〜3nを取り囲む最小寸法の長方形として定義される第2の内部電極形成領域S2を仮想したとき、第1の内部電極形成領域S1及び第2の内部電極形成領域S2は、第1の内部電極形成領域S1の幅寸法W1及び厚さ寸法T1と、第2の内部電極形成領域S2の幅寸法W2及び厚さ寸法T2とについて、0.35≦W1/W2≦0.9、かつ、0.35≦T1/T2≦0.9を満たすように形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、積層セラミックコンデンサ及びその製造方法に関する。
一般に、積層セラミックコンデンサは、長さ方向、幅方向及び厚さ方向で定められる略直方体状の誘電体基体と、誘電体基体の長さ方向の端面及びその端面の周りのコーナー部に形成された外部電極とを有している。誘電体基体の内部には、複数の内部電極が、互いに厚さ方向に間隔を隔て、長さ方向に延びる態様で埋設され、一端が誘電体基体の上記端面に引き出されて外部電極に接続されている。
外部電極は、下地膜の上にNiめっき膜などのめっき膜を積層した構造となっている(特許文献1を参照)。下地膜は、その上にめっき膜を析出させるための電極膜として働くとともに、誘電体基体との接合強度を確保する役割を担う。めっき膜は、積層セラミックコンデンサをはんだ付けする際の耐熱性を確保する役割を担う。
このような外部電極を形成するには、まず、誘電体基体の端面及びコーナー部に導体ペーストを付着させ、焼き付けることで下地膜を形成する。コーナー部では、導体ペーストの付着量が少ないので、下地膜の膜厚も薄くなりがちである。
次に、誘電体基体を下地膜ごとめっき液に浸漬し、下地膜の上にめっき膜を析出させる。このとき、誘電体基体のコーナー部では下地膜の膜厚が薄いので、めっき液が下地膜を通って誘電体基体のコーナー部表面に達し、誘電体基体の端面に引き出された内部電極に浸入する可能性がある。内部電極にまでめっき液が浸入すると、積層セラミックコンデンサの信頼性低下、例えば、絶縁抵抗特性が劣化するといった問題を招く。
内部電極にめっき液が浸入するのを防止するための手法としては、誘電体基体の長さ方向に垂直な断面でみて、内部電極が形成される領域を、その周りの、内部電極が形成されない領域よりもかなり小さくすることで、誘電体基体のコーナー部から内部電極を遠ざける手法が考えられる。
しかし、この手法では、内部電極が形成される領域がかなり小さくなるから、積層セラミックコンデンサに必要な静電容量を確保することが難しくなる。
特開2000−114097号公報
本発明の課題は、静電容量を確保しながら、内部電極へのめっき液侵入による信頼性劣化を防止することができる積層セラミックコンデンサ及びその製造方法を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る積層セラミックコンデンサは、誘電体基体と、複数の内部電極とを含む。
前記誘電体基体は、長さ方向、幅方向及び厚さ方向を有する略直方体状である。前記内部電極は、前記誘電体基体の内部で前記厚さ方向に互いに間隔を隔てて層状に埋設され、一端が前記誘電体基体の前記長さ方向の端面に引き出される態様で形成されている。
前記誘電体基体の前記端面において、前記幅方向に相対する二辺及び前記厚さ方向に相対する二辺を有し、前記内部電極を取り囲む最小寸法の長方形として定義される第1の内部電極形成領域を仮想し、前記長さ方向でみた前記誘電体基体の中央部の、前記幅方向及び前記厚さ方向に平行な断面において、前記幅方向に相対する二辺及び前記厚さ方向に相対する二辺を有し、前記内部電極を取り囲む最小寸法の長方形として定義される第2の内部電極形成領域を仮想したとき、前記第1の内部電極形成領域及び前記第2の内部電極形成領域は、前記第1の内部電極形成領域の幅寸法及び厚さ寸法をそれぞれW1及びT1とし、前記第2の内部電極形成領域の幅寸法及び厚さ寸法をそれぞれW2及びT2として、0.35≦W1/W2≦0.9、かつ、0.35≦T1/T2≦0.9を満たすように形成されている。
上述した本発明に係る積層セラミックコンデンサは、第1、第2の内部電極形成領域の幅寸法についてW1/W2≦0.9を満たし、第1、第2の内部電極形成領域の厚み寸法についてT1/T2≦0.9を満たすから、長さ方向でみた誘電体基体の中央部を基準として、誘電体基体の端面では、内部電極形成領域の幅寸法及び厚み寸法の双方が絞られていることになる。よって、誘電体基体の中央部で、積層セラミックコンデンサに必要な静電容量を確保しながら、誘電体基体の端面で、コーナー部から内部電極を遠ざけ、内部電極へのめっき液浸入を抑制することができる。
更に、発明者らの実験結果によれば、W1/W2≦0.9、かつ、T1/T2≦0.9を満たすことにより、内部電極へのめっき液侵入による信頼性劣化を防止できることがわかった。また、W1/W2≧0.35、かつ、W1/W2≧0.35を満たすことにより、誘電体基体のクラック発生を防止できることがわかった。
更に、本発明は、積層セラミックコンデンサの製造方法を提供する。本発明に係る積層セラミックコンデンサでは、一面に内部電極層が、一チップ領域でみて容量形成部と前記容量形成部よりも幅の狭い引き出し部とを有する態様で形成された第1の誘電体グリーンシートを用意する。そして、一面に内部電極層を有せず、厚み付与層が、一チップ領域でみて前記引き出し部に重なり、前記容量形成部に重ならない態様で形成された第2の誘電体グリーンシートを用意する。そして、前記第1の誘電体グリーンシートを複数備えるとともに、前記複数の第1の誘電体グリーンシートの上層及び下層に前記第2の誘電体グリーンシートを備えたシート積層体を作製する。そして、前記シート積層体をその積層方向に加圧することにより、前記厚み付与層の厚みを利用して前記内部電極層の前記引き出し部を前記シート積層体の前記積層方向の中央に寄せる。その後、前記シート積層体を一チップ領域に裁断する。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法によれば、上述した本発明に係る積層セラミックコンデンサを製造することができる。
また、前記第1の誘電体グリーンシートの前記一面において前記内部電極層が形成された領域を除いた領域に、段差吸収層が形成されていてもよい。
以上述べたように、本発明によれば、静電容量を確保しながら、内部電極へのめっき液侵入による信頼性劣化を防止することができる積層セラミックコンデンサ及びその製造方法を提供することができる。
図1は、本発明に係る積層セラミックコンデンサの一実施形態を示す斜視図、図2は、図1の2−2線に沿った断面図である。図示された積層セラミックコンデンサは、誘電体基体1と、複数(n)の内部電極31〜3nと、一対の外部電極4、5とを含む。
まず、図1を参照すると、誘電体基体1は、例えばチタン酸バリウムを主成分とするセラミック材料から構成され、典型的には、セラミック焼結体である。誘電体基体1は、長さ方向L、幅方向W及び厚さ方向Tで定められる略直方体形状となっており、長さ方向Lに相対する2つの端面11、12と、幅方向Wに相対する2つの側面13、14と、厚さ方向Tに相対する上面15及び下面16とを有する。図示において、誘電体基体1の、幅方向Wでみた幅寸法及び厚さ方向でみた厚さ寸法をそれぞれW0、T0で表す。
次に、図2を参照すると、内部電極31〜3nは、誘電体基体1の内部で厚さ方向Tに互いに間隔を隔てて層状に埋設され、誘電体基体の端面11、12に交互に引き出される態様で形成されている。内部電極31〜3nは、誘電体基体1の長さ方向Lの中央部では、長さ方向Lにまっすぐ延びており、端面11、12側では、誘電体基体1の厚さ方向Tの中央部に寄せられている。内部電極31〜3nは、例えば、CuやNiから構成される。
図3は、図1及び図2に示された積層セラミックコンデンサにおける内部電極の形状パターンを示す図である。図3(a)に示すように、奇数番号が付された内部電極、例えば、内部電極31は、容量形成部301と、引き出し部302とを有する。容量形成部301は、積層セラミックコンデンサとしての静電容量を確保する役割を担う。引き出し部32は、外部電極4(または外部電極5)との電気的導通を確保する役割を担う。引き出し部32は、幅方向Wでみて容量形成部の幅寸法W2よりも小さい幅寸法W1に設定されており、誘電体基体1の端面11に引き出されている。
図3(b)に示すように、偶数番号が付された内部電極、例えば、内部電極32も、容量形成部301と、引き出し部302とを有する。偶数番号が付された内部電極については、容量形成部301と、引き出し部302との配置関係を左右に反転させた点を除き、奇数番号が付された内部電極と同様であるので重複説明を省略する。
図4は、誘電体基体の端面を、図2の4−4線に沿って示す図である。誘電体基体1の端面11には、奇数番号が付された内部電極31〜3n−1が現れている。端面11における第1の内部電極形成領域S1は、幅方向Wに相対する二辺及び厚さ方向Tに相対する二辺を有し、内部電極31〜3n−1を取り囲む最小寸法の長方形として定義することができる。第1の内部電極形成領域S1は、幅方向Wでみた幅寸法W1と、厚さ方向Tでみた厚さ寸法T1とを有する。
図4では、内部電極31〜3n−1は、何れも積層ずれを生じておらず、幅方向Wでみて同一の位置に揃って配置されているが、図4と異なり、内部電極31〜3n−1の何れかが、積層ずれを生じ、幅方向Wでみた位置がずれて配置されている場合、第1の内部電極形成領域S1は、積層ずれが生じた内部電極をも包含する長方形として定義される。
更に、図4には、誘電体基体1の端面11におけるサイドマージン寸法WG1及び外層厚さ寸法TG1が示されている。サイドマージン寸法WG1は、幅方向Wでみた第1の内部電極形成領域S1と、誘電体基体1の面(例えば背面14)との間隔として定義できる。また、外層厚さ寸法TG1は、厚さ方向Tでみた第1の内部電極形成領域S1と、誘電体基体1の面(例えば上面15)との間隔として定義できる。
図5は、長さ方向でみた誘電体基体の中央部における断面を、図2の5−5線に沿って示す図である。誘電体基体1の中央部における断面101には、n層の内部電極31〜3nが現れている。断面101における第2の内部電極形成領域S2は、幅方向Wに相対する二辺及び厚さ方向Tに相対する二辺を有し、内部電極31〜3nを取り囲む最小寸法の長方形として定義することができる。第2の内部電極形成領域S2は、幅方向Wでみた幅寸法W2と、厚さ方向でみた厚さ寸法T2とを有する。内部電極31〜3nの何れかが、積層ずれを生じ、幅方向Wでみた位置がずれて配置されている場合、第2の内部電極形成領域S2は、積層ずれが生じた内部電極をも包含する長方形として定義されることは、第1の内部電極形成領域S1と同様である。
更に、図5には、誘電体基体1の中央部断面101におけるサイドマージン寸法WG2及び外層厚さ寸法TG2が示されている。サイドマージン寸法WG2は、幅方向Wでみた第2の内部電極形成領域S2と、誘電体基体1の面(例えば背面14)との間隔として定義できる。また、外層厚さ寸法TG2は、厚さ方向Tでみた第2の内部電極形成領域S2と、誘電体基体1の面(例えば上面15)との間隔として定義できる。
再び、図1及び図2に戻って説明する。外部電極4は、下地膜41、第1のめっき膜42及び第2のめっき膜を積層した構造となっており、誘電体基体1の端面11、側面13、14、上面15及び下面16に跨って形成されている。
まず、下地膜41は、誘電体基体1の端面11、側面13、14、上面15及び下面16に付着された焼結金属膜であり、誘電体基体1の端面11において内部電極2と接続されている。焼結金属膜でなる下地膜41は、金属粉末または合金粉末に、バインダ及び溶剤を混合して導電ペーストを調製し、この導電ペーストを誘電体基体1の端面11、側面13、14、上面15及び下面16に塗布し、焼き付けることにより形成できる。焼結金属膜の例としては、Cu、Ni、AgまたはAg−Pdの焼結膜がある。
次に、第1のめっき膜42は、電気めっきによるめっき膜であり、下地膜41の上層に形成されている。詳しくは、第1のめっき膜42は、下地膜41の表面に直接に付着されている。第1のめっき膜42の例としては、Niめっき膜が挙げられる。
最後に、第2のめっき膜43は、電気めっきによるめっき膜であり、第1のめっき膜42の上層に形成されている。詳しくは、第2のめっき膜43は、第1のめっき膜42の表面に直接に付着されている。第2のめっき膜43の例としては、Snめっき膜が挙げられる。
外部電極4と同様、外部電極5も、下地膜41、第1のめっき膜42及び第2のめっき膜を積層した構造となっており、誘電体基体1の端面12、側面13、14、上面15及び下面16に跨って形成されている。以下、外部電極5の説明を省略し、外部電極4について代表的に説明を行う。
外部電極4において最上層に位置する第2のめっき膜43は、Snめっき膜でなる。Snめっき膜でなる第2のめっき膜43は、はんだ付け時、はんだとの親和性を確保する役割を担う。
第2のめっき膜43の下層に位置する第1のめっき膜42は、Niめっき膜でなる。Niめっき膜でなる第1のめっき膜42は、はんだ付け時の耐熱性を確保する役割を防ぐ役割を担う。
第1のめっき膜42の下層に位置する下地膜41は、焼結金属膜でなる。焼結金属膜でなる下地膜41は、その上に第1のめっき膜42を析出させるための電極膜として働くとともに、誘電体基体1との接合強度を確保する役割を担う。
このような外部電極4を形成するには、まず、ディップ法(dip法)などにより、誘電体基体1の端面11、側面13、14、上面15及び下面16に導電ペーストを付着させ、焼き付けることで下地膜41を形成する。このとき、誘電体基体1のコーナー部21〜24(図1参照)では、導体ペーストの付着量が少ないので、下地膜41の膜厚も薄くなりがちである。
次に、誘電体基体1を下地膜41ごとめっき液に浸漬し、下地膜41の上に第1のめっき膜42を析出させる。このとき、誘電体基体1のコーナー部21〜24では下地膜41の膜厚が薄いので、めっき液が下地膜41を通って誘電体基体1のコーナー部21〜24の表面に達し、誘電体基体1の端面11に引き出された内部電極31〜3n−1に浸入する可能性がある。内部電極31〜3n−1にまでめっき液が浸入すると、積層セラミックコンデンサの信頼性低下、例えば、絶縁抵抗特性が劣化するといった問題を招く。
本発明では、誘電体基体1の端面11における第1の内部電極形成領域S1、及び、誘電体基体の中央部断面101における第1の内部電極形成領域S2が、次の関係式(1)及び(2)を満たすように形成されている。
0.35≦W1/W2≦0.9 (1)
0.35≦T1/T2≦0.9 (2)
W1/W2≦0.9及びT1/T2≦0.9から分かるように、第2の内部電極形成領域S2を基準として、第1の内部電極形成領域S1が、幅寸法及び厚さ寸法の双方について絞られている。よって、誘電体基体1の中央部断面101で、積層セラミックコンデンサに必要な静電容量を確保しながら、誘電体基体1の端面11で、コーナー部21〜24から内部電極31〜3n−1を遠ざけ、内部電極31〜3n−1へのめっき液浸入を抑制することができる。
更に、誘電体基体1のもう一つの端面12における第1の内部電極形成領域(図示せず)と、誘電体基体の中央部断面101における第1の内部電極形成領域S2との関係についても同様であり、上述した関係式(1)及び(2)を満たす。
内部電極へのめっき液浸入を抑制する点について、表1〜表5に記載された実験データを挙げて説明する。表には、各サンプルNoごとに、次のデータが示されている。
誘電体基体の幅寸法W0及び厚さ寸法T0
誘電体基体の端面におけるサイドマージン寸法WG1及び外層厚さ寸法TG1
誘電体基体の端面における第1の内部電極形成領域の幅寸法W1及び厚さ寸法T1
誘電体基体の中央部断面におけるサイドマージン寸法WG2及び外層厚さ寸法TG2
誘電体基体の中央部断面における第2の内部電極形成領域の幅寸法W2及び厚さ寸法T2
寸法比WG1/W1
寸法比TG1/T1
寸法比W1/W2
寸法比T1/T2
信頼性劣化率
クラック発生率
ここで、信頼性劣化率とは、初期の絶縁抵抗値に対して、1000時間後また測定したときに絶縁抵抗値が1桁よりも大きく低下した積層セラミックコンデンサの割合を指す。なお、各サンプルNoごとに、100個の積層セラミックコンデンサを作製した。
表1〜表5を通して、誘電体基体の幅寸法W及び厚さ寸法Tはともに500μmと一定にした。そして、表1〜表5ごとに、誘電体基体の中央部断面におけるサイドマージン寸法WG2及び外層厚さ寸法TG2を一定とすることで、誘電体基体の端面における第1の内部電極形成領域の幅寸法W1及び厚さ寸法T1を一定とした。また、誘電体基体の端面におけるサイドマージン寸法WG1及び外層厚さ寸法TG1を変化させることで、誘電体基体の中央部断面における第2の内部電極形成領域の幅寸法W2及び厚さ寸法T2を変化させた。これにより、第1、第2の内部電極形成領域の間の寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2を変化させた。
表1は、誘電体基体の中央部断面におけるサイドマージン寸法WG2及び外層厚さ寸法TG2をともに25μmとしたときの実験データ、表2は、誘電体基体の中央部断面におけるサイドマージン寸法WG2及び外層厚さ寸法TG2をともに50μmとしたときの実験データ、表3は、誘電体基体の中央部断面におけるサイドマージン寸法WG2及び外層厚さ寸法TG2をともに75μmとしたときの実験データ、表4は、誘電体基体の中央部断面におけるサイドマージン寸法WG2及び外層厚さ寸法TG2をともに100μmとしたときの実験データ、表5は、誘電体基体の中央部断面におけるサイドマージン寸法WG2を50μmとし、外層厚さ寸法TG2を75μmとしたときの実験データである。
Figure 2008091400
Figure 2008091400
Figure 2008091400
Figure 2008091400
Figure 2008091400
まず、表1を参照する。サンプル3〜9に示すように、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2の両者を0.9以下とすると、信頼性劣化率を5%未満に抑えることができる。これに対し、サンプル1、2に示すように、寸法比W1/W2または寸法比T1/T2の何れかが0.9を超えると、信頼性劣化率が5%を超えて増大する。
また、サンプル1〜7に示すように、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2の両者を0.35以上とすると、クラック発生率を5%未満に抑えることができる。これに対し、サンプル8、9に示すように、寸法比W1/W2または寸法比T1/T2の何れかが0.35未満では、クラック発生率が5%を超えて増大する。
次に、表2を参照する。サンプル13〜18に示すように、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2の両者を0.9以下とすると、信頼性劣化率を5%未満に抑えることができる。これに対し、サンプル10〜12に示すように、寸法比W1/W2または寸法比T1/T2の何れかが0.9を超えると、信頼性劣化率が5%を超えて増大する。
また、サンプル10〜17に示すように、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2の両者を0.35以上とすると、クラック発生率を5%未満に抑えることができる。これに対し、サンプル18に示すように、寸法比W1/W2または寸法比T1/T2の何れかが0.35未満では、クラック発生率が5%を超えて増大する。
次に、表3を参照する。サンプル23〜27に示すように、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2の両者を0.9以下とすると、信頼性劣化率を5%未満に抑えることができる。これに対し、サンプル19〜22に示すように、寸法比W1/W2または寸法比T1/T2の何れかが0.9を超えると、信頼性劣化率が5%を超えて増大する。
また、サンプル19〜26に示すように、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2の両者を0.35以上とすると、クラック発生率を5%未満に抑えることができる。これに対し、サンプル27に示すように、寸法比W1/W2または寸法比T1/T2の何れかが0.35未満では、クラック発生率が5%を超えて増大する。
次に、表4を参照する。サンプル33〜36に示すように、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2の両者を0.9以下とすると、信頼性劣化率を5%未満に抑えることができる。これに対し、サンプル28〜32に示すように、寸法比W1/W2または寸法比T1/T2の何れかが0.9を超えると、信頼性劣化率が5%を超えて増大する。
また、サンプル28〜35に示すように、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2の両者を0.35以上とすると、クラック発生率を5%未満に抑えることができる。これに対し、サンプル36に示すように、寸法比W1/W2または寸法比T1/T2の何れかが0.35未満では、クラック発生率が5%を超えて増大する。
最後に、表5を参照する。サンプル41〜45に示すように、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2の両者を0.9以下とすると、信頼性劣化率を5%未満に抑えることができる。これに対し、サンプル37〜40に示すように、寸法比W1/W2または寸法比T1/T2の何れかが0.9を超えると、信頼性劣化率が5%を超えて増大する。
また、サンプル37〜44に示すように、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2の両者を0.35以上とすると、クラック発生率を5%未満に抑えることができる。これに対し、サンプル45に示すように、寸法比W1/W2または寸法比T1/T2の何れかが0.35未満では、クラック発生率が5%を超えて増大する。
よって、表1〜表5に記載された実験データからは、信頼性劣化率と、クラック発生率との両者を抑制するため、寸法比W1/W2及び寸法比T1/T2について、0.35≦W1/W2≦0.9、かつ、0.35≦T1/T2≦0.9を満たすことが好ましいことがわかる。より好ましくは、0.45≦W1/W2≦0.8、かつ、0.45≦T1/T2≦0.8を満たす。より一層好ましくは、0.55≦W1/W2≦0.75、かつ、0.55≦T1/T2≦0.75を満たす。
次に、図1〜図5に示した積層セラミックコンデンサの製造方法について説明する。
まず、図6に示すように、第1の誘電体グリーンシート71の面上に内部電極層30を形成する。内部電極層30は、一チップ領域Q1でみて、容量形成部301と、引き出し部302とを有する態様で形成される。図示では、便宜上、一チップ領域Q1のみを示してある。一チップ領域Q1は、積層セラミックコンデンサ一個分の領域であり、長さ方向Lの境界線61、62及び幅方向Wの境界線63、64で定められる長方形の領域として示されている。
第1の誘電体グリーンシート71は、誘電体粉末、溶剤及びバインダなどを混合した誘電体ペーストで構成され、一定の厚さとなっている。また、内部電極層30は、導体粉末、溶剤及びバインダなどを混合した導体ペーストを、所定パターンで印刷することにより形成することができる。
また、図6に示された第1の誘電体グリーンシート71と異なり、第1の誘電体グリーンシート71の面上において内部電極層30が形成された領域を除いた領域に、段差吸収層を形成してもよい。一例を挙げれば、段差吸収層は、内部電極層30の容量形成部301からみて幅方向Wの両側に形成することができる。また、段差吸収層は、第1の誘電体グリーンシート71と主成分が同一の誘電体ペーストを、所定パターンで印刷することにより形成することができる。
次に、図7に示すように、第2の誘電体グリーンシート72の面上に厚み付与層81を形成する。但し、内部電極層は形成しない。厚み付与層81は、一チップ領域Q1でみて引き出し部302に重なり、容量形成部301に重ならない態様で形成される。詳しくは、厚み付与層81は、一チップ領域Q1の、長さ方向Lに対向する両側に形成されている。
第2の誘電体グリーンシート72は、第1の誘電体グリーンシート71と同様な誘電体ペーストで構成され、一定の厚さとなっている。また、厚み付与層81は、第2の誘電体グリーンシート72と主成分が同一の誘電体ペーストを、所定パターンで印刷することにより形成することができる。厚み付与層81の厚みは任意である。
図8は、第2の誘電体グリーンシート上に形成される厚み付与層の別のパターンを示す図である。図7に示された厚み付与層のパターンとの対比において、図8に示された厚み付与層81は、長さ方向Lに対向する両側のみならず、幅方向Wに対向する両側にも形成されている。
次に、図9に示すように、複数層(n層)の第1の誘電体グリーンシート71を備えるとともに、n層の第1の誘電体グリーンシート71の上層及び下層に第2の誘電体グリーンシート72を備えたシート積層体を作製する。具体的には、内部電極層30が形成された第1の誘電体グリーンシート71を、単位層911〜91nとして積層する。更に、これらの単位層911〜91nに加え、厚み付与層81が形成された第2の誘電体グリーンシート72を、上層単位層921〜92m及び下層単位層931〜93mとして積層する。
シート積層体の作製において、上層単位層921〜92mは、単位層911〜91nとの関係でみて、厚み付与層81が内部電極層30の引き出し部302に重なるように配置される。下層単位層931〜93mについても同様であり、下層単位層931〜93mは、単位層911〜91nとの関係でみて、厚み付与層81が内部電極層30の引き出し部302に重なるように配置される。
次に、得られたシート積層体を、その積層方向Tに加圧することにより、厚み付与層81の厚みを利用して内部電極層30の引き出し部302をシート積層体の積層方向Tの中央に寄せる。これにより、図2に示した誘電体基体1の内部構造が得られる。
次に、加圧されたシート積層体を、境界線61〜64に沿って一チップ領域Q1に裁断した後、脱バインダ及び焼成等の工程を行うと、図10に示すような積層チップが得られる。図10において、図2に現れた構成部分と同一性ある構成部分には、同一の参照符号を付してある。
次に、図11に示すように、誘電体基体1に下地膜41、51を形成する。具体的には、ディップ法などにより、誘電体基体1の端面11、側面(図示せず)、上面15及び下面16に導電ペーストを付着させ、焼き付けることで下地膜41を形成する。下地膜51についても同様に、誘電体基体1の端面12、側面(図示せず)、上面15及び下面16に導電ペーストを付着させ、焼き付けることで下地膜51を形成する。
次に、図12に示すように、電気めっきを用い、下地膜41、51の表面に第1のめっき膜42、52を析出させる。具体的には、誘電体基体1を下地膜41、51ごとめっき液94に浸漬し、通電することで下地膜41、51の表面に第1のめっき膜42、52を析出させることができる。
この後、図12に示した電気めっき工程と同様な電気めっき工程により、第1のめっき膜の上に第2のめっき膜を析出させることができる。これにより、図1〜図5に示した積層セラミックコンデンサが得られる。
上述した積層セラミックコンデンサの製造方法では、シート積層体を、その積層方向Tに加圧することにより、厚み付与層81の厚みを利用して内部電極層30の引き出し部302をシート積層体の積層方向Tの中央に寄せるので、この後、シート積層体を一チップ領域Q1に裁断して誘電体基体の端面を生じさせると、図4に示すように、誘電体基体1の端面11で、内部電極31〜3n−1をコーナー部21〜24から遠ざけた構造となる。従って、図11に示すように誘電体基体1の端面11に下地膜41を形成した後、図12に示すように誘電体基体1を下地膜41ごとめっき液94に浸漬しても、内部電極31〜3n−1にめっき液94が浸入するのを抑制することができる。
上述した積層セラミックコンデンサの製造方法は、第2の誘電体グリーンシート72に形成された厚み付与層81の厚みによって、第1の誘電体グリーンシート71に形成された内部電極層30の引き出し部302を積層方向Tの中央に寄せるものである(図9参照)。このとき、内部電極層30の引き出し部302が極端に積層方向Tの中央に寄せられてしまうと、第1の内部電極形成領域S1の厚み寸法T1や、外層厚さ寸法TG1を調整できなくなる可能性がある(図4参照)。
好ましくは、第1の誘電体グリーンシート71の面上において内部電極層30が形成された領域を除いた領域に、段差吸収層を形成する。かかる態様によれば、内部電極層30の引き出し部302をシート積層体の積層方向Tの中央に寄せる度合いを調整することができる。
以上、実施の形態を参照して説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々の変形、変更が可能であることは言うまでもない。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの一実施形態を示す斜視図である。 図1の2−2線に沿った断面図である。 図1及び図2に示された積層セラミックコンデンサにおける内部電極の形状パターンを示す図である。 誘電体基体の端面を、図2の4−4線に沿って示す図である。 長さ方向でみた誘電体基体の中央部における断面を、図2の5−5線に沿って示す図である。 積層セラミックコンデンサの製造方法に用いられる第1の誘電体シートの一例を示す図である。 積層セラミックコンデンサの製造方法に用いられる第2の誘電体シートの一例を示す図である。 積層セラミックコンデンサの製造方法に用いられる第2の誘電体シートの別の例を示す図である。 積層セラミックコンデンサの製造方法においてシート積層体を作製する工程を示す図である。 積層セラミックコンデンサの製造方法において積層チップを示す図である。 積層セラミックコンデンサの製造方法において下地膜を形成する工程を示す図である。 積層セラミックコンデンサの製造方法において第1のめっき膜を形成する工程を示す図である。
符号の説明
1 誘電体基体
31〜3n 内部電極
4、5 外部電極
41、51 下地膜
42、52 第1のめっき膜
43、53 第2のめっき膜

Claims (3)

  1. 誘電体基体と、複数の内部電極とを含む積層セラミックコンデンサであって、
    前記誘電体基体は、長さ方向、幅方向及び厚さ方向を有する略直方体状であり、
    前記内部電極は、前記誘電体基体の内部で前記厚さ方向に互いに間隔を隔てて層状に埋設され、一端が前記誘電体基体の前記長さ方向の端面に引き出される態様で形成されており、
    前記誘電体基体の前記端面において、前記幅方向に相対する二辺及び前記厚さ方向に相対する二辺を有し、前記内部電極を取り囲む最小寸法の長方形として定義される第1の内部電極形成領域を仮想し、
    前記長さ方向でみた前記誘電体基体の中央部の、前記幅方向及び前記厚さ方向に平行な断面において、前記幅方向に相対する二辺及び前記厚さ方向に相対する二辺を有し、前記内部電極を取り囲む最小寸法の長方形として定義される第2の内部電極形成領域を仮想したとき、
    前記第1の内部電極形成領域及び前記第2の内部電極形成領域は、前記第1の内部電極形成領域の幅寸法及び厚さ寸法をそれぞれW1及びT1とし、前記第2の内部電極形成領域の幅寸法及び厚さ寸法をそれぞれW2及びT2として、0.35≦W1/W2≦0.9、かつ、0.35≦T1/T2≦0.9を満たすように形成されている、
    積層セラミックコンデンサ。
  2. 一面に内部電極層が、一チップ領域でみて容量形成部と前記容量形成部よりも幅の狭い引き出し部とを有する態様で形成された第1の誘電体グリーンシートを用意し、
    一面に内部電極層を有せず、厚み付与層が、一チップ領域でみて前記引き出し部に重なり、前記容量形成部に重ならない態様で形成された第2の誘電体グリーンシートを用意し、
    前記第1の誘電体グリーンシートを複数備えるとともに、前記複数の第1の誘電体グリーンシートの上層及び下層に前記第2の誘電体グリーンシートを備えたシート積層体を作製し、
    前記シート積層体をその積層方向に加圧することにより、前記厚み付与層の厚みを利用して前記内部電極層の前記引き出し部を前記シート積層体の前記積層方向の中央に寄せ、
    その後、前記シート積層体を一チップ領域に裁断する
    積層セラミックコンデンサの製造方法。
  3. 請求項2に記載された積層セラミックコンデンサの製造方法であって、
    前記第1の誘電体グリーンシートの前記一面において前記内部電極層が形成された領域を除いた領域に、段差吸収層が形成されている、
    積層セラミックコンデンサの製造方法。
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