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JP2008087625A - 車両用収納装置 - Google Patents

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JP2008087625A
JP2008087625A JP2006270750A JP2006270750A JP2008087625A JP 2008087625 A JP2008087625 A JP 2008087625A JP 2006270750 A JP2006270750 A JP 2006270750A JP 2006270750 A JP2006270750 A JP 2006270750A JP 2008087625 A JP2008087625 A JP 2008087625A
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wall portion
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folding
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JP2006270750A
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Masanori Asano
政則 浅野
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DaikyoNishikawa Corp
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DaikyoNishikawa Corp
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Abstract

【課題】簡単な構造でかつコンパクトに格納することができる収納装置の提供。
【解決手段】物品収納体31は格納部25に折り畳まれて格納される格納状態と、開口部21から引き出され展開される使用状態とに切り換えられる。物品収納体31は、使用状態では、左右一対の側壁部61と、各側壁部61の下端縁間を連結する底壁部63と、各側壁部61及び底壁部63の各前側端縁に互いに連結され、開口部21を開閉するリッド部37と、各側壁部61及び底壁部63の各後側端縁に互いに連結され、格納部25内に取り付けられる後壁部39とを備えていて、物品収納部33を有する矩形箱状に形成されている。物品収納体31は、使用状態から格納状態に切り換えられるとき、各部の境界に形成された折り曲げライン71〜79及び各側壁部61及び底壁部63に形成された折り畳みライン91〜99により折り畳まれて格納されるように構成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、車両の内装材に物品収納体が引き出し可能に装着された車両用収納装置に関するものである。
従来より、例えば特許文献1に示すように、車両のインストルメントパネル等の内装材に引き出し可能に設けられた車両用収納装置は知られている。この特許文献1の収納装置は、インストルメントパネルの下部に固定した水平方向に延びるレールに、フレーム枠状の保持部が摺動自在に嵌め合わされ、この保持部に上方に開口した袋体の上縁が取り付けられている。そして、格納時には、この袋体が折り畳み手段により上方に折り畳まれ、保持部とともにインストルメントパネルの下部に格納されるようになっている。この折り畳み手段は、移動規制部材としてのロッドと、折り畳み体とを備えており、この折り畳み体は、底板と2つのアームと折り畳み誘導材としてのガイドとを備えている。この底板は袋体の底部を支えるものであり、その後縁がガイドの下部に移動可能に挿入されている。このガイドは袋体の後部に配置され、上縁が上記保持部の後縁に軸支された支軸に回転可能に取り付けられている。上記2つのアームの一端は底板の前側の凸条部の両端に軸着され、また他端は上記保持部の後部の両端に軸着されている。
特開2003−341436号公報
ところで、上記特許文献1の収納装置では、上記袋体は、インストルメントパネルの下部に固定したレール部分に保持部及び折り畳み手段とともに格納されるため、この収納装置が取り付けられる内装材には、ある程度の奥行きのあるスペースを収納装置のために確保しなければならない。これでは、例えばトランクルームのサイドトリム等の奥行きのない内装材には装着することができない。
さらに、上記特許文献1の収納装置は、袋体を折り畳むための折り畳み手段がロッドや底板、アーム、ガイド等の複数の部材で構成されており、部品点数が多く構造が複雑であり、その重量も大きくなってしまうとともに、この収納装置をコンパクトに格納することができないばかりか高価なものとなるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構造でかつコンパクトに格納することができる安価な収納装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る車両用収納装置では、一対の側壁部、底壁部、リッド部及び後壁部を備える箱状の物品収納体を、各側壁部及び底壁部に形成された折り畳みラインにより折り畳むことで、内装材の格納部に格納できるようにした。
具体的には、第1の発明に係る車両用収納装置は、車両の内装材に装着され、該内装材の格納部に折り畳まれて格納される格納状態と、該格納部の車室側の開口部から前側に引き出され展開されて使用される使用状態とに切り換えられる物品収納体を備えた車両用収納装置であって、上記物品収納体は、上記使用状態では、物品収納体の引出方向に沿って、互いに平行に延びる左右一対の側壁部と、該一対の側壁部の下端縁間を連結する底壁部と、該一対の側壁部及び該底壁部の各前側端縁に互いに連結され、上記開口部を開閉するリッド部と、該一対の側壁部及び上記底壁部の各後側端縁に互いに連結され、上記格納部内に取り付けられる後壁部とを備えていて、少なくとも上方が開放された有底の物品収納部を有する矩形箱状に形成され、上記一対の側壁部、上記底壁部、上記リッド部及び上記後壁部の境界にはそれぞれ折り曲げラインが形成されているとともに、上記一対の側壁部及び上記底壁部には線状の折り畳みラインが形成されており、上記物品収納体は、上記使用状態から上記格納状態に切り換えられるとき、上記折り曲げライン及び上記折り畳みラインにより上記一対の側壁部及び上記底壁部が折り畳まれて格納されるように構成されている。
第2の発明に係る車両用収納装置は、上記第1の車両用収納装置において、上記折り曲げラインは、上記底壁部の左右端縁と上記一対の側壁部との境界に形成された第1折り曲げラインと、上記一対の側壁部の前端縁と上記リッド部との境界に形成された第2折り曲げラインと、上記底壁部の前端縁と上記リッド部との境界に形成された第3折り曲げラインと、上記一対の側壁部の後端縁と上記後壁部との境界に形成された第4折り曲げラインと、上記底壁部の後端縁と上記後壁部との境界に形成された第5折り曲げラインとを有し、上記各第1折り曲げラインの前後中央部に位置する第1ライン集合点と、該第1ライン集合点の上方の上記各側壁部に位置する第2ライン集合点と、上記各側壁部の上端の前後中央部に位置する第3ライン集合点と、上記各第1乃至第3折り曲げラインの交点に位置する第4ライン集合点と、上記各第1,各第4及び第5折り曲げラインの交点に位置する第5ライン集合点とが設定され、上記折り畳みラインは、上記底壁部に上記左右の第1ライン集合点間に亘って左右方向に延び、該底壁部を前側底壁部と後側底壁部とに区画する底壁部側ラインと、上記各側壁部において上記第1ライン集合点と上記第2ライン集合点との間を上下方向に延びるように設けられる第1側壁部側ラインと、上記各側壁部において上記第2ライン集合点と上記第3ライン集合点との間を上下方向に延びかつ上記各第1側壁部側ラインの延長上に位置付けられて上記各側壁部を前側側壁部と後側側壁部とに区画する第2側壁部側ラインと、上記各側壁部において上記各第2ライン集合点と上記各第4ライン集合点との間に亘って前側が下方へ傾斜するように延びる第3側壁部側ラインと、上記各側壁部において上記各第2ライン集合点と上記各第5ライン集合点との間に亘って前側が上方へ傾斜するように延びる第4側壁部側ラインとを有し、上記各側壁部には、上記第1側壁部側ライン、上記第3側壁部側ライン及び第1折り曲げラインにより該各前側側壁部の下部を区画する直角三角形状の側壁前側下面と、上記第1側壁部側ライン、上記第4側壁部側ライン及び第1折り曲げラインにより該各後側側壁部の下部を区画する直角三角形状の側壁後側下面とがそれぞれ形成され、上記物品収納体は、使用状態から格納状態に切り換えられるとき、上記前側底壁部及び上記後側底壁部の裏面が互いに近づくように上記底壁部側ラインが上記物品収納部内を上方へ移動して上記底壁部が該底壁部側ラインで内側に折り曲げられるとともに、上記第3折り曲げラインにより上記前側底壁部と上記リッド部裏面とが互いに近づき、上記第5折り曲げラインにより上記後側底壁部と上記後壁部とが互いに近づくように折り畳まれ、上記各側壁部の上記第2側壁部側ラインが互いに近づくように上記物品収納部内へ移動して上記前側側壁部及び上記後側側壁部の外面が互いに近づいて上記各側壁部が上記第2側壁部側ラインで内側に折り曲げられるとともに、上記第2折り曲げラインにより上記前側側壁部と上記リッド部とが互いに近づき、上記第4折り曲げラインにより上記後側側壁部と上記後壁部とが互いに近づくように折り畳まれる一方、 上記側壁前側下面及び上記側壁後側下面の裏面が互いに近づくように上記第1側壁部側ラインが上記第2ライン集合点を中心として外側上方に移動して、上記各側壁部が上記第1,第3及び第4側壁部側ラインと上記第1折り曲げラインとで外側に折り曲げられ、上記各第1側壁部側ラインが左右に水平状態で、上記側壁前側下面と上記側壁後側下面との間に上記前側底壁部及び上記後側底壁部が折り畳まれて挟持されるとともに各側壁部の上記前側側壁部と上記後側側壁部との間に上記側壁前側下面及び上記側壁後側下面が折り畳まれて挟持されるように構成されている。
第3の発明に係る車両用収納装置は、上記第1又は第2の車両用収納装置において、上記後壁部は上記格納部に着脱可能に取り付けられていて上記物品収納体が上記内装材から取り外し可能である。
上記第1の発明によれば、物品収納体は一対の側壁部、底壁部、リッド部及び後壁部を備え、その格納状態では、各折り曲げラインと各側壁部及び底壁部に形成した各折り畳みラインとにより折り畳まれて格納部に格納される。このため、この物品収納体を折り畳むために、ガイドやアームといった別部材が必要でなく、簡単な構造で軽量かつ安価な収納装置を提供することができる。
また、物品収納体の格納状態では、格納部内に取り付けた後壁部にリッド部を重ね合わせるようにして、折り曲げライン及び折り畳みラインにより各側壁部及び底壁部を折り畳んだ状態でリッド部により開口部を閉じることができる。したがって、格納部は後壁部及びリッド部と、折り畳まれた側壁部及び底壁部とを収納可能な奥行きさえあればよく、サイドトリム等のように奥行きのない内装材にも格納部を形成して、収納装置をコンパクトに格納することができる。
上記第2の発明によれば、各側壁部、底壁部、リッド部及び後壁部のそれぞれの境界に第1〜第5折り曲げラインを形成するとともに、折り畳みラインとして底壁部に底壁部側ラインを、各側壁部に第1〜第4側壁部側ラインを形成することにより、物品収納体を無駄なく容易に折り畳んで、より一層コンパクトに格納することができる。
上記第3の発明によれば、後壁部が格納部から取り外し可能であるため、物品収納体を内装材から取り外して、独立した収納体として持ち運んで他の場所でも使用することができ、物品収納体の利便性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(格納部)
図1は、本発明の実施形態に係る収納装置1を備えた車両のトランクルーム3を示し、このトランクルーム3は、車両後部のリヤバンパー13の上側位置両側側部の内装材としてのサイドトリム5(図1に左側のみを示す)と、底部のフロア部7と、車両前側を仕切る仕切部9とで囲まれて設けられている。上記サイドトリム5はその車両外側に設けたアウタパネル11にそれぞれ取り付けられ、トランクルーム3は車両の上側及び車両後側に開口したトランク開口部15を有し、このトランク開口部15をトランクリッド17により開閉するようになっている。
図2に示すように、車両左側の上記アウタパネル11の下部が車幅方向内側に向かって屈曲水平に延び、その端縁に上記フロア部7の左側端部が接合されている。また、このアウタパネル11の上側部は車幅方向内側に屈曲した後、さらに下側に向かって屈曲している。また、アウタパネル11の後側部は車幅方向内側に向かった後に前側に向かって屈曲して形成されている。そして、これらの屈曲部分でアウタパネル11の車両内側部11aが構成され、この車両内側部11aの端部には車両内側に向かって延びるフランジ部11b(図2にのみ示す)が形成され、このフランジ部11bに、車両左側の上記サイドトリム5が接合され取り付けられている。このサイドトリム5は、図1に示すように、トランクルーム3の内側に位置する内側壁部5cと、この内側壁部5cの上端及び後端から車両外側(左側)に延びる上側壁部5a及び後側壁部5bとで構成され、その上側壁部5a及び後側壁部5bが上記アウタパネル11のフランジ部11bに接合されている。このことで、上記アウタパネル11とサイドトリム5とで囲まれた収納空間19がトランクルーム3の左側側方に形成されている。
図2及び図3に示すように、上記サイドトリム5の内側壁部5cには略矩形状の開口部21が開口され、この開口部21の周縁部には車幅方向外側に向かって延びる格納壁部23が一体に形成され、この格納壁部23によって囲まれた空間により格納部25が構成されている。この格納壁部23の上側格納壁部23aにはその外端(図2において左側)から下方に向かって延びる取付部27(図2にのみ示す)が一体に形成されている。この取付部27には、車両前後方向の略中央位置に係合孔27aが貫通形成され、この係合孔27aが上記収納装置1の後述する物品収納体31の取付箇所となっている。なお、以下の説明において、収納装置1の「上下方向」及び物品収納体31(物品収納部33)の前側とは、トランクルーム3内から車両の左側に向かってサイドトリム5を見たときの上下方向及び手前側(図2の右側)を指すものとする。
(物品収納体)
上記取付部27に取り付けられる物品収納体31は、有底の矩形箱状の物品収納部33と、この物品収納部33の前側面に接合される略矩形状のリッド部37と、物品収納部33の後側(奥側)面に接合される略矩形状の後壁部39とを備えている。この物品収納体31は、上記格納部25に折り畳まれて格納される格納状態と、格納部25の開口部21から引き出されて展開されて使用される使用状態とに切り換えられるようになっている。
上記物品収納体31の後壁部39は剛性のある板状のもので、その上部が上記格納壁部23の取付部27に取り外し可能に取り付けられている。すなわち、後壁部39の後面上部において左右(車両前後方向)略中央部には、後方(奥側)に向かって突出する突出部41が形成され、この突出部41は上記取付部27の係合孔27aに前側から挿入されている。突出部41の先端(後端)には上側に突出した係合爪41aが形成されており、この係合爪41aが係合孔27aの周縁部に引っ掛かるようになっている。一方、図4に示すように、後壁部39の下端には左右2つの略逆台形状の突起部43が下方に突設され、これらの突起部43に上記トランクルーム3のフロア部7に形成した貫通孔7a(図2にのみ示す)にそれぞれ挿入されている。また、上記突出部41の下方の後壁部39には楕円形状の着脱用指挿入口45が貫通形成されている。このように、後壁部39の突出部41が格納部25の取付部27の係合孔27aに挿入され、かつ2つの突起部43がフロア部7の貫通孔7aに挿入されて、後壁部39が格納部25の後側に取り付けられている。また後壁部39には左右両端の上下略中央にそれぞれ前側に向かって突出した箱状のリッド取付部47が形成され、これらのリッド取付部47の前面には、面ファスナ53a(図5(b)にのみ示す)が取り付けられている。
図5に示すように、上記物品収納体31のリッド部37も剛性のある板状のもので、上記サイドトリム5の開口部21を開閉するものである。上記リッド部37は矩形状に形成され、このリッド部37にはその周縁部全体から後方に向かって延びるフランジ部37aが一体に形成されている。このフランジ部37aは、リッド部37が開口部21を閉じた状態で上記格納部25の格納壁部23の内周面に沿って嵌合されるように形成されている。また、このリッド部37の上部の左右方向略中央には、2つの略半円状の貫通孔を各々の弦部が対向するように配置してなるつまみ部51が形成されている。また、このリッド部37後面の左右両端の上下略中央には、上記リッド取付部47前面の面ファスナ53aと係合可能な面ファスナ53bが取り付けられており、両面ファスナ53a,53b同士が接合して係合することによってリッド部37をリッド取付部47に着脱可能に固定するようになっている。このリッド部37の後面には、上記物品収納部33が取り付けられている。
図6に示すように、上記物品収納部33は、例えば布材で構成され、前後方向に沿って互いに平行に延びる左右一対の側壁部61と、この一対の側壁部61の下端縁間を連結する底壁部63と、この一対の側壁部61及び底壁部63の各前側端縁に互いに連結される前壁部65とを備え、上方及び後方が開口した有底の矩形箱状に形成されている。その前壁部65が上記リッド部37の後面に接着剤により接着され、これにより物品収納部33がリッド部37の後面に取り付けられている。ここで、物品収納部33の前壁部65がリッド部37の2つの面ファスナ53b,53b間に接着されるように、物品収納部33の左右の幅はリッド部37よりも短く設定されている。また、物品収納部33の高さもリッド部37の高さよりも短く設定され、リッド部37の上部が上記前壁部65の上縁よりも上方へ突出するようになっている。上記前壁部65におけるリッド部37のつまみ部51に対応する位置には、同じ形状の2つの略半円状の貫通孔65aが開口している。この各側壁部61及び底壁部63の各後端縁には、前壁部65と略平行に延びる平面視略コ字状の取付フランジ部67が形成され、この取付フランジ部67が上記後壁部39の前側面周縁に接着剤により接着され、この後壁部39が上記一対の側壁部61及び底壁部63の各後側端縁を互いに連結するように構成されている。ここで、物品収納部33の左右の幅は後壁部39よりも短く設定され、取付フランジ部67が後壁部39の2つのリッド取付部47,47の内側に接着されるようになっている。
図7にも示すように、物品収納部33の各壁部61〜65の境界及びこれらの各壁部61〜65と取付フランジ部67との境界には、各部61〜67を互いに内側に近づく方向に折り曲げる折り曲げラインがそれぞれ形成されている。
具体的には、上記底壁部63の左右端縁と上記一対の側壁部61との境界には第1折り曲げライン71が形成され、また各側壁部61の前端縁と前壁部65との境界には第2折り曲げライン73がそれぞれ形成されている。また、底壁部63の前端縁と前壁部65との境界には第3折り曲げライン75が形成され、また、各側壁部61の後端縁と取付フランジ部67との境界には第4折り曲げライン77が形成され、さらに、底壁部63の後端縁と取付フランジ部67との境界には第5折り曲げライン79がそれぞれ形成されている。
ここで、上記物品収納部33の各部61〜67には、以下の集合点が設定されている。すなわち、各第1折り曲げライン71の前後中央部には第1ライン集合点81が、これらの第1ライン集合点81の上方には、各側壁部61に位置する第2ライン集合点83が設定されている。そして、各側壁部61の上端の前後中央部には第3ライン集合点85が、各第1乃至第3折り曲げライン71〜75の交点には第4ライン集合点87が、各第1,各第4及び第5折り曲げライン71,77,79の交点には第5ライン集合点89がそれぞれ設定されている。ここで、上記第2ライン集合点83は、第1ライン集合点81から、側壁部61の前後方向長さの略半分の長さの位置に設定され、第1ライン集合点81から第2ライン集合点83までの長さが、第1ライン集合点81から第4ライン集合点87までの長さとほぼ同じとなるように設定されている。
そして、上記物品収納部33の各側壁部61及び底壁部63には、複数の線状の折り畳みラインが形成されている。該折り畳みラインは、物品収納体31が布製の場合は、例えば予め設けられた折れ目で構成されている。
上記折り畳みラインは、底壁部側ライン91及び第1〜第4側壁部側ライン93〜99を有している。すなわち、底壁部63には左右の上記第1ライン集合点81間に亘って左右方向に延び、底壁部63を前側底壁部63a及び後側底壁部63bとに区画する底壁部側ライン91が形成されている。また、各側壁部61には、第1ライン集合点81と第2ライン集合点83との間を上下方向に延びるように設けられる第1側壁部側ライン93が、また第2ライン集合点83と第3ライン集合点85との間を上下方向に延びかつ各第1側壁部側ライン93の延長上に位置付けられて、各側壁部61を前側側壁部61aと後側側壁部61bとに区画する第2側壁部側ライン95がそれぞれ形成されている。さらに、各側壁部61には、各第2ライン集合点83と各第4ライン集合点87との間に亘って前側が下方へ傾斜するように延びる第3側壁部側ライン97が形成され、また、各第2ライン集合点83と各第5ライン集合点89との間に亘って前側が上方へ傾斜するように延びる第4側壁部側ライン99がそれぞれ形成されている。
そして、各側壁部61には、上記第1側壁部側ライン93、第3側壁部側ライン97及び第1折り曲げライン71により各前側側壁部61aの下部を区画する直角二等辺三角形状の側壁前側下面62aが形成されている。さらに各側壁部61には、第1側壁部側ライン93、第4側壁部側ライン99及び第1折り曲げライン71により各後側側壁部61bの下部を区画する直角二等辺三角形状の側壁後側下面62bが形成されている。
上記物品収納体31は、使用状態から格納状態に切り換えられるとき、上記第1〜第5折り曲げライン71〜79及び各折り畳みライン91〜99での折り曲げによって折り畳み状態となるように構成されている。
具体的には、上記前側底壁部63a及び後側底壁部63bの裏面が互いに近づくように上記底壁部側ライン91が物品収納部33内を上方へ移動して、底壁部63が底壁部側ライン91で内側に折り畳まれる。これとともに、上記第3折り曲げライン75により前側底壁部63aと上記リッド部37裏面とが互いに近づき、上記第5折り曲げライン79により後側底壁部63bと上記後壁部39とが互いに近づくように折り畳まれるようになっている。
一方、上記各側壁部61の各第2側壁部側ライン95,95が互いに近づくように物品収納部33内へ移動して、前側側壁部61a及び後側側壁部61bの外面が互いに近づいて各側壁部61が第2側壁部側ライン95で内側に折り曲げられる。これとともに、上記第2折り曲げライン73により前側側壁部61aとリッド部37とが互いに近づき、上記第4折り曲げライン77により後側側壁部61bと後壁部39とが互いに近づくように折り畳まれるようになっている。
また、側壁前側下面62a及び側壁後側下面62bが、当該各裏面が互いに近づくように、上記第1側壁部側ライン93が第2ライン集合点83を中心として外側上方に移動して、第1,第3及び第4側壁部側ライン93,97,99と第1折り曲げライン71とで外側に折り曲げられる。これに伴い、各第1側壁部側ライン93が左右に水平状態で、側壁前側下面62aと側壁後側下面62bとの間に前側底壁部63a及び後側底壁部63bが折り畳まれて挟持されるとともに、各側壁部61の前側側壁部61a及び後側側壁部61bとの間に側壁前側下面62a及び側壁後側下面62bが折り畳まれて挟持されるようになっている。
物品収納体31の格納状態での物品収納部33の一対の第2側壁部側ライン95,95は、平面視で図5(a)のように左右に若干離間して上下方向に延び、また一対の第3側壁部側ライン97,97(一対の第4側壁部側ライン99,99)は、第3折り曲げライン75(第5折り曲げライン79)とで略二等辺三角形を形成している。
(使用方法)
次に、上記収納装置1を使用する方法について説明する。この収納装置1の物品収納体31は、上記格納部25に格納される格納状態(図2に実線で示す状態)と、上記開口部21から引き出されて使用される使用状態(図2に二点差線で示す及び図3の状態)とに切り換えられる。
すなわち、上記格納状態から使用状態に切り換える場合は、リッド部37のつまみ部51を指でつまんで引っ張ることにより、リッド取付部47及びリッド部側取付部53の双方の面ファスナ53a,53bの係合が外れて、リッド部37が格納部25の開口部21から前側(トランクルーム3内側)へ引き出される。このリッド部37の引き出しに伴い、物品収納体31は各側壁部61及び底壁部63が平面状になるように展開されて上方に開放された有底の矩形箱状となり、収納装置1が使用状態となる。
このとき、後壁部39を格納部25から取り外して、物品収納体31をサイドトリム5から取り外すこともできる。具体的には、物品収納体31の後壁部39の着脱用指挿入口45に物品収納部33内側から指を挿入し、この後壁部39を引っ張って係合爪41aを係合孔27aから抜き出し、各突起部43を支軸にして後壁部39の上端が格納部25よりも前側となる位置まで後壁部39を傾ける。そして、この後壁部39を上側に持ち上げて各突起部43をフロア部7の貫通孔7aから抜き出すことにより、後壁部39を取り外す。このことで、取り外した物品収納体31を独立した収納体として持ち運んで利用することができる。同時に、格納部25の後方に形成された収納空間19がトランクルーム3に開放されるので、その収納空間19に物品を収納する等して利用することもできる。なお、物品収納体31を格納部25に取り付ける前に、収納空間19に物品を収納するようにしてもよい。
そして、サイドトリム5から取り外した物品収納体31を取り付ける場合は、まず展開した状態の物品収納体31の後壁部39の上端を前側に傾けて、各突起部43をフロア部7の貫通孔7aに挿入する。そして、この各突起部43を支軸にして後壁部39を回動させるように押し、係合爪41aを係合孔27aに挿入して係合させる。このように、後壁部39を格納部25に取り付けることで、物品収納体31がサイドトリム5に装着される。
上記のように物品収納体31がサイドトリム5に装着された状態で、上記物品収納体31を使用状態から格納状態に切り換える場合は、リッド部37を後壁部39側に向かって押す。すると、第1〜第5折り曲げライン71〜79と、底壁部側ライン91と第1〜第4側壁部側ライン93〜99とによる折り曲げにより、物品収納体31が折り畳み状態となる。
具体的には、上記前側底壁部63a及び後側底壁部63bの裏面が互いに近づくように底壁部63が底壁部側ライン91で内側に折り畳まれるとともに、第3折り曲げライン75により前側底壁部63aとリッド部37裏面とが互いに近づき、第5折り曲げライン79により後側底壁部63bと後壁部39とが互いに近づくように折り畳まれる。
一方、前側側壁部61a及び後側側壁部61bの外面が互いに近づくように各側壁部61が第2側壁部側ライン95で内側に折り曲げられるとともに、第2折り曲げライン73により前側側壁部61aとリッド部37とが互いに近づき、第4折り曲げライン77により後側側壁部61bと後壁部39とが互いに近づくように折り畳まれる。
また、側壁前側下面62a及び側壁後側下面62bが、当該各裏面が互いに近づくように、第1,第3及び第4側壁部側ライン93,97,99と第1折り曲げライン71とで外側に折り曲げられ、側壁前側下面62aと側壁後側下面62bとの間に前側底壁部63a及び後側底壁部63bが折り畳まれて挟持されるとともに、各側壁部61の前側側壁部61a及び後側側壁部61bとの間に側壁前側下面62a及び側壁後側下面62bが折り畳まれて挟持される。
このようにして、折り畳まれた側壁部61及び底壁部63をリッド部37及び後壁部39で挟持するように物品収納部33が折り畳まれ、リッド取付部47及びリッド部側取付部53の両面ファスナ53a,53bが互いに係合し接合されてリッド部37が開口部21を該開口部21周りのサイドトリム5と面一状に閉じ、物品収納体31が格納部25に格納される。
(実施形態の効果)
したがって、本実施形態の収納装置1においては、上述の如く、物品収納体31は一対の側壁部61、底壁部63、リッド部37及び後壁部39を備え、各側壁部61に形成された第1〜第4側壁部側ライン93〜99及び底壁部63に形成された底壁部側ライン91を有する折り畳みラインと、一対の側壁部61、底壁部63、リッド部37及び後壁部39の境界に形成された第1〜第5折り曲げライン71〜79とにより折り畳まれて格納部25に格納される。このため、この物品収納体31を折り畳むために、ガイドやアームといった別部材が必要でなく、簡単な構造で軽量かつ安価な収納装置を提供することができる。
また、物品収納体31に予め、第1〜第5折り曲げライン71〜79及び各折り畳みライン91〜99が形成されていることにより、リッド部37を後壁部39に近づけるように押すだけで容易に物品収納体31を折り畳むことができる。
また、格納部25内に取り付けた後壁部39にリッド部37を重ね合わせるようにして、各折り畳みライン91〜99により各側壁部61及び底壁部63を折り畳んだ状態で、リッド部37により開口部21を閉じることができる。したがって、格納部25は後壁部39及びリッド部37と、折り畳まれた側壁部61及び底壁部63とを収納可能な奥行きがあればよく、サイドトリム5等のように奥行きのない内装材にもこの格納部25を形成して、収納装置1をコンパクトに格納することができる。
また、上記のように第1〜第5折り曲げライン71〜79を形成するとともに、各側壁部61及び底壁部63に複数の折り畳みライン91〜99を形成することにより、物品収納体31を無駄なく容易に折り畳むことができるので、よりコンパクトに格納することができる。
また、物品収納体31が後壁部39において格納部25から取り外し可能であるため、この物品収納体31をサイドトリム5から取り外して、独立した持ち運び可能な収納体として使用することができ、物品収納体31の利便性を向上させることができる。
さらに、物品収納体31を取り外し可能に構成したため、格納部25の後方に設けたアウタパネル11とサイドトリム5とで形成された収納空間19を物品収納部として有効に利用することができる。
(その他の実施形態)
なお、上述の実施形態は、本発明の例示であって、本発明はこの例に限定されるものではない。例えば、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、格納部25の後方にアウタパネル11及びサイドトリム5により形成される収納空間19を設けたが、必ずしもこれを設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、物品収納体31の後壁部39を取り外し可能に構成したが、取り外し不能に取り付けてもよく、格納部25が格納壁部23に連続する縦壁部を有し、この縦壁部を物品収納体31の後壁部として利用してもよい。
また、上記実施形態では、物品収納部33に後壁部39及びリッド部37が接合されていたが、これらが一体に形成された物品収納体31でもよい。
また、上記実施形態では、底壁部63に底壁部側ライン91を設け、また各側壁部61に第1〜第4側壁部側ライン93〜99を設けたが、折り畳みラインはこれらには限定されない。
また、上記実施形態では、物品収納部33は布製としたが、これには限定されず、剛性のある材料で構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、サイドトリム5に格納部25を形成したが、インストルメントパネル等の他の内装材に形成してもよい。
また、上記実施形態では、物品収納部33の前側は前壁部65により構成したが、後側の取付フランジ部67と同様に平面視コ字状のフランジ部により構成してもよく、全周にフランジ部を有し中央が開口した切り抜き部を有するように構成してもよい。このとき、リッド部37のつまみ部51に対応する部分が開口していればよい。
また、上記実施形態では、物品収納部33の後側は取付フランジ部67により構成したが、前壁部65と同様に構成してもよい。この場合、後壁部39の着脱用指挿入口45に対応する部分が開口するように形成する。
以上説明したように、本発明は、車両の内装材に物品収納体が装着された車両用収納装置について有用である。
本発明の実施形態に係る車両用収納装置を備えた車両のトランクルームを後方から見た斜視図である。 図1のII−II線拡大断面図である。 図1における車両用収納装置の物品収納体を展開した使用状態を示す斜視図である。 後壁部を示す正面図である。 (a)は、リッド部を前方から見た正面図であり、(b)は(a)のB−B線断面図である。 物品収納部を示す斜視図である。 図3における使用状態の物品収納体を格納状態に切り換える途中の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 収納装置
5 サイドトリム(内装材)
21 開口部
25 格納部
31 物品収納体
33 物品収納部
37 リッド部
39 後壁部
61 側壁部
61a 前側側壁部
61b 後側側壁部
62a 側壁前側下面
62b 側壁後側下面
63 底壁部
63a 前側底壁部
63b 後側底壁部
65 前壁部(リッド部)
71 第1折り曲げライン
73 第2折り曲げライン
75 第3折り曲げライン
77 第4折り曲げライン
79 第5折り曲げライン
81 第1ライン集合点
83 第2ライン集合点
85 第3ライン集合点
87 第4ライン集合点
89 第5ライン集合点
91 底壁部側ライン(折り畳みライン)
93 第1側壁部側ライン(折り畳みライン)
95 第2側壁部側ライン(折り畳みライン)
97 第3側壁部側ライン(折り畳みライン)
99 第4側壁部側ライン(折り畳みライン)

Claims (3)

  1. 車両の内装材に装着され、該内装材の格納部に折り畳まれて格納される格納状態と、該格納部の車室側の開口部から前側に引き出され展開されて使用される使用状態とに切り換えられる物品収納体を備えた車両用収納装置であって、
    上記物品収納体は、上記使用状態では、物品収納体の引出方向に沿って、互いに平行に延びる左右一対の側壁部と、該一対の側壁部の下端縁間を連結する底壁部と、該一対の側壁部及び該底壁部の各前側端縁に互いに連結され、上記開口部を開閉するリッド部と、該一対の側壁部及び上記底壁部の各後側端縁に互いに連結され、上記格納部内に取り付けられる後壁部とを備えていて、少なくとも上方が開放された有底の物品収納部を有する矩形箱状に形成され、
    上記一対の側壁部、上記底壁部、上記リッド部及び上記後壁部の境界にはそれぞれ折り曲げラインが形成されているとともに、上記一対の側壁部及び上記底壁部には線状の折り畳みラインが形成されており、
    上記物品収納体は、上記使用状態から上記格納状態に切り換えられるとき、上記折り曲げライン及び上記折り畳みラインにより上記一対の側壁部及び上記底壁部が折り畳まれて格納されるように構成されていることを特徴とする車両用収納装置。
  2. 請求項1の車両用収納装置において、
    上記折り曲げラインは、
    上記底壁部の左右端縁と上記一対の側壁部との境界に形成された第1折り曲げラインと、
    上記一対の側壁部の前端縁と上記リッド部との境界に形成された第2折り曲げラインと、
    上記底壁部の前端縁と上記リッド部との境界に形成された第3折り曲げラインと、
    上記一対の側壁部の後端縁と上記後壁部との境界に形成された第4折り曲げラインと、
    上記底壁部の後端縁と上記後壁部との境界に形成された第5折り曲げラインとを有し、
    上記各第1折り曲げラインの前後中央部に位置する第1ライン集合点と、該第1ライン集合点の上方の上記各側壁部に位置する第2ライン集合点と、上記各側壁部の上端の前後中央部に位置する第3ライン集合点と、上記各第1乃至第3折り曲げラインの交点に位置する第4ライン集合点と、上記各第1,各第4及び第5折り曲げラインの交点に位置する第5ライン集合点とが設定され、
    上記折り畳みラインは、
    上記底壁部に上記左右の第1ライン集合点間に亘って左右方向に延び、該底壁部を前側底壁部と後側底壁部とに区画する底壁部側ラインと、
    上記各側壁部において上記第1ライン集合点と上記第2ライン集合点との間を上下方向に延びるように設けられる第1側壁部側ラインと、
    上記各側壁部において上記第2ライン集合点と上記第3ライン集合点との間を上下方向に延びかつ上記各第1側壁部側ラインの延長上に位置付けられて上記各側壁部を前側側壁部と後側側壁部とに区画する第2側壁部側ラインと、
    上記各側壁部において上記各第2ライン集合点と上記各第4ライン集合点との間に亘って前側が下方へ傾斜するように延びる第3側壁部側ラインと、
    上記各側壁部において上記各第2ライン集合点と上記各第5ライン集合点との間に亘って前側が上方へ傾斜するように延びる第4側壁部側ラインとを有し、
    上記各側壁部には、上記第1側壁部側ライン、上記第3側壁部側ライン及び第1折り曲げラインにより該各前側側壁部の下部を区画する直角三角形状の側壁前側下面と、上記第1側壁部側ライン、上記第4側壁部側ライン及び第1折り曲げラインにより該各後側側壁部の下部を区画する直角三角形状の側壁後側下面とがそれぞれ形成され、
    上記物品収納体は、使用状態から格納状態に切り換えられるとき、
    上記前側底壁部及び上記後側底壁部の裏面が互いに近づくように上記底壁部側ラインが上記物品収納部内を上方へ移動して上記底壁部が該底壁部側ラインで内側に折り曲げられるとともに、上記第3折り曲げラインにより上記前側底壁部と上記リッド部裏面とが互いに近づき、上記第5折り曲げラインにより上記後側底壁部と上記後壁部とが互いに近づくように折り畳まれ、
    上記各側壁部の上記第2側壁部側ラインが互いに近づくように上記物品収納部内へ移動して上記前側側壁部及び上記後側側壁部の外面が互いに近づいて上記各側壁部が上記第2側壁部側ラインで内側に折り曲げられるとともに、上記第2折り曲げラインにより上記前側側壁部と上記リッド部とが互いに近づき、上記第4折り曲げラインにより上記後側側壁部と上記後壁部とが互いに近づくように折り畳まれる一方、
    上記側壁前側下面及び上記側壁後側下面の裏面が互いに近づくように上記第1側壁部側ラインが上記第2ライン集合点を中心として外側上方に移動して、上記各側壁部が上記第1,第3及び第4側壁部側ラインと上記第1折り曲げラインとで外側に折り曲げられ、上記各第1側壁部側ラインが左右に水平状態で、上記側壁前側下面と上記側壁後側下面との間に上記前側底壁部及び上記後側底壁部が折り畳まれて挟持されるとともに各側壁部の上記前側側壁部と上記後側側壁部との間に上記側壁前側下面及び上記側壁後側下面が折り畳まれて挟持されるように構成されていることを特徴とする車両用収納装置。
  3. 請求項1又は請求項2の車両用収納装置において、
    上記後壁部は上記格納部に着脱可能に取り付けられていて上記物品収納体が上記内装材から取り外し可能であることを特徴とする車両用収納装置。
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