JP2008085808A - 呼設定サーバの発呼方法 - Google Patents
呼設定サーバの発呼方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008085808A JP2008085808A JP2006264938A JP2006264938A JP2008085808A JP 2008085808 A JP2008085808 A JP 2008085808A JP 2006264938 A JP2006264938 A JP 2006264938A JP 2006264938 A JP2006264938 A JP 2006264938A JP 2008085808 A JP2008085808 A JP 2008085808A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- call
- video file
- server
- communication terminal
- calling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
【課題】通話中の各通信端末で映像ファイルの再生表示ができる通信システムにおいて、通話開始直後から映像ファイルの再生を可能にする呼設定サーバの発呼方法を提供する。
【解決手段】SIPサーバ40は、通信端末によりアドレス登録(Registration)の処理が行われ、通信端末からINVITE(新規)メッセージを受信した際に、通話中に再生する映像ファイルのアップロード(転送)の要求を受け、その後、通信端末からメディアサーバ70へのファイルのアップロード処理が終了して、メディアサーバ70からファイル転送完了通知のメッセージを受信すると、通話相手を呼び出す処理を実行する。
【選択図】図2
【解決手段】SIPサーバ40は、通信端末によりアドレス登録(Registration)の処理が行われ、通信端末からINVITE(新規)メッセージを受信した際に、通話中に再生する映像ファイルのアップロード(転送)の要求を受け、その後、通信端末からメディアサーバ70へのファイルのアップロード処理が終了して、メディアサーバ70からファイル転送完了通知のメッセージを受信すると、通話相手を呼び出す処理を実行する。
【選択図】図2
Description
本発明は、通話中の各通信端末で映像ファイルの再生表示ができる通信システムにおける呼設定サーバの発呼方法に関するものである。
従来から、テレビ電話機能を搭載した通信端末が数多く知られている。特に、近年のテレビ電話機能を搭載した通信端末では、通話中において、一方の通信端末が該通信端末内に保存している映像ファイルを再生指定すると、自己の通信端末の表示部に表示するとともに、該映像ファイルのデータが通信回線を介して相手方の通信端末に送られ、相手方の通信端末の表示部にストリーミング再生表示することができる技術が知られている。
また、特許文献1に示されるテレビ電話システムは、発信中のテレビ電話端末にユーザに応じた映像(例えば、CM)を送信するもので、ネットワーク側にユーザの個人情報を有し、個人情報を基にユーザにあった映像を選択し、音声とリングバックトーンの合成を行い、相手が応答するまで発信中のテレビ電話端末に映像ファイルを送信するものである。
特開2005−33442号公報
また、特許文献1に示されるテレビ電話システムは、発信中のテレビ電話端末にユーザに応じた映像(例えば、CM)を送信するもので、ネットワーク側にユーザの個人情報を有し、個人情報を基にユーザにあった映像を選択し、音声とリングバックトーンの合成を行い、相手が応答するまで発信中のテレビ電話端末に映像ファイルを送信するものである。
しかしながら、従来のテレビ電話機能を搭載した通信端末では、通話中に一時的に回線を全て使用して映像ファイルのストリーミング再生(転送)を行う場合、再生された映像を見ながら「今のいいよね」などのように、再生中にお互いが会話をすることができないという問題がある。
また、通話を行いながら映像ファイルの転送を並行して行う場合、ファイル転送に使える帯域が減り、転送が完了するまでの時間がかかるのでリアルタイム性に欠けるという問題がある。
また、通話を行いながら映像ファイルのストリーミング再生(転送)を並行して行う場合、ストリーミング再生に必要なレートよりも転送レートが低ければ、映像ファイルが正しく再生できない可能性があるという問題がある。
さらに、従来のテレビ電話機能を搭載した通信端末では、通話中の各通信端末で再生表示する映像ファイルは、通話中に転送しなければならないので、通話開始直後から映像ファイルを通話中の各通信端末で再生表示することができないという問題もある。
なお、上述の特許文献1に記載されているテレビ電話システムは、通話中に各通信端末において同じ映像を表示する技術ではない。また、そのための映像ファイルを通話中に転送する技術でもない。
また、通話を行いながら映像ファイルの転送を並行して行う場合、ファイル転送に使える帯域が減り、転送が完了するまでの時間がかかるのでリアルタイム性に欠けるという問題がある。
また、通話を行いながら映像ファイルのストリーミング再生(転送)を並行して行う場合、ストリーミング再生に必要なレートよりも転送レートが低ければ、映像ファイルが正しく再生できない可能性があるという問題がある。
さらに、従来のテレビ電話機能を搭載した通信端末では、通話中の各通信端末で再生表示する映像ファイルは、通話中に転送しなければならないので、通話開始直後から映像ファイルを通話中の各通信端末で再生表示することができないという問題もある。
なお、上述の特許文献1に記載されているテレビ電話システムは、通話中に各通信端末において同じ映像を表示する技術ではない。また、そのための映像ファイルを通話中に転送する技術でもない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、通話開始直後から各通信端末での映像ファイルの再生を可能にする呼設定サーバの発呼方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の呼設定サーバの発呼方法は、ネットワーク上のサーバにアップロードされた映像ファイルに対して、通話中の通信端末から該映像ファイルの再生要求を受けると、通話中の各通信端末に対し当該映像ファイルを配信して、通話中の各通信端末で前記映像ファイルの再生表示ができる通信システムにおいて、呼設定サーバが、通話相手を呼び出すための発呼要求とともに、前記通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、前記要求された映像ファイルの前記サーバへのアップロード処理が完了した後、前記通話相手を呼び出す処理を実行することを特徴とする。
または、呼設定サーバが、通話相手を呼び出すための発呼要求とともに、前記通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、前記要求された映像ファイルの前記サーバへのアップロードする残りのサイズが所定のサイズになってから、前記通話相手を呼び出す処理を実行することを特徴とする。または、呼設定サーバが、通話相手を呼び出すための発呼要求とともに、前記通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、前記要求された映像ファイルの前記サーバへのアップロード処理の完了予測時間が所定時間を過ぎてから、前記通話相手を呼び出す処理を実行することを特徴とする。または、呼設定サーバが、通話相手を呼び出すための発呼要求とともに、前記通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、前記要求された映像ファイルの前記サーバへのアップロード処理が開始されてから所定時間が経過すると、前記通話相手を呼び出す処理を実行することを特徴とする。
本発明は、通話相手に見せたい映像ファイルのメディアサーバへのアップロード処理が完了した後、もしくは完了する前に通話相手を呼び出す処理を実行するので、各通信端末において、通話開始直後から映像ファイルを再生することができ、もしくは通話を開始してしばらくして映像ファイルを再生することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る呼設定サーバ(SIPサーバ)が接続されるネットワークの構成図である。通信端末の一例である携帯端末装置10は、テレビ電話機能を搭載し、グループ通話ができるもので、呼制御は、IPネットワーク上の呼設定サーバであるSIP(Session Initiation Protocol)サーバ40にメッセージを送信することで行い、音声信号や映像信号は、携帯端末装置10内でRTP(Real−time Transport Protocol)パケットに変換して、相手通信端末装置に送信する。RTPパケットは、PDSN(Packet Data Serving Node)50を経由して相手端末装置、または、他のネットワーク60に送信される。SMS(Short Message Service)サーバ30は、SIPサーバ40からの着呼通知をもとに、通話相手に、例えばグループ通話の着呼を伝えるSMSメッセージを作成し、通話相手の端末装置に送信する。なお、通話相手がSIPサーバ40にアドレス登録(Registration)を行っており、SIPサーバ40からの通話相手への着呼通知が可能な場合は、SMSサーバ30からのSMSメッセージによる着呼通知は不要である。メディアサーバ70は、携帯端末装置10から送られる映像・音声ファイルを一時的に保存し、保存された映像・音声ファイルに対して、通話中の携帯端末装置10からの命令で映像・音声ファイルの再生要求を受けると、通話中の各携帯端末装置10に対し映像・音声ファイルを配信し、映像・音声データの再生/停止/一時停止などを行う。
上述の説明において、通話の着呼通知をSMSメッセージで通知するのは、携帯端末装置10と基地局20との間の帯域を無駄に占有しないようにするためである。つまり、携帯端末装置10がSIPサーバ40から通知を受け取るためには、携帯端末装置10と基地局20(または、PDSN50)との間でPPPのコネクションを常に確立しておく必要がある。しかし、基地局20に同時に接続できる携帯端末装置10の数には限りがあり、また、帯域の利用効率も悪くなってしまう。そのため、通話の着呼通知をSMSメッセージで行い、その後、PPP(Point to Point Protocol)のコネクションを確立してSIPサーバ40との通信を行う。
図2は、本発明に係るSIPサーバの一例を示す構成図である。SIPサーバ40は、SIP情報受信部41と、通話処理部42と、制御部43と、SMS送信要求部44と、判定部45と、SIP情報送信部46と、メディアサーバ情報受信部47とを備える。
SIP情報受信部41は、PDSN50を通じて携帯端末装置10からSIP情報を受信する。通話処理部42は、SIP(Session Initiation Protocol)に従って、通話に関する処理を行う。
通話処理部42は、発呼要求であるINVITE(新規)メッセージがSIP情報受信部41によって受信されると、通話相手(着信側の携帯端末装置10)を呼び出す処理として、着信側の携帯端末装置10に対してSIPサーバ40へのアドレス登録(Registration)を要求するためのSMS情報の送信をSMSサーバ30に要求するSMS送信要求を生成して、生成したSMS送信要求をSMS送信要求部44に入力する。なお、SMS送信要求は、着信側の携帯端末装置10がSIPサーバ40へアドレス登録(Registration)を行っていないときに行われる。着信側の携帯端末装置10がSIPサーバ40へアドレス登録(Registration)している場合、またはSMS情報によりSIPサーバ40へアドレス登録(Registration)を行った場合は、通話相手(着信側の携帯端末装置10)に対してINVITEメッセージを送信する。
メディアサーバ情報受信部47は、メディアサーバ70から映像ファイルのアップロード(転送)に関する情報を受信する。
図3は、図2に示すSIPサーバが携帯端末装置(通信端末)から通話相手を呼び出すための発呼要求を受けるとともに、通話中に再生する映像ファイルのアップロード(転送)の要求を受けたときのSIPサーバの動作の第1の実施例を説明するシーケンス図である。まず、SIPサーバ40に通信端末Aによりアドレス登録(Registration)の処理が行われる。次に、SIPサーバ40は、通信端末AからINVITE(新規)メッセージを受信した際、通話中に再生する映像ファイルのアップロード(転送)の要求を受ける。このとき、通信端末Aは、通話中に再生する映像ファイルのメディアサーバ70へのアップロード(転送)処理を開始する。図4は、アップロード処理時に通信端末Aの表示装置に表示される画面の例を示す図である。アップロード処理時の画面では、上部に、アンテナとバッテリのアイコン、中央部に「ファイル転送中」のメッセージと発信の文字と相手の電話番号が表示され(グループ通話の場合、一部のメンバーの番号を表示しても良いし、全てのメンバーの番号を表示しても良い)、下部に、ファイル転送の進捗状況を表すバーと転送量(%)が表示される。
メディアサーバ70は、ファイルのアップロード処理が終了するとSIPサーバ40に対しファイル転送完了のメッセージを通知する。SIPサーバ40は、メディアサーバ70からファイル転送完了通知のメッセージを受信すると、SMSサーバ30に対しSMS送信要求(着呼通知)を行う。SMSサーバ30は、SMS送信要求(着呼通知)を受けると、指定された通信端末B、Cに対しSMS情報を通知する。なお、通話相手(端末B、C)がSIPサーバ40にアドレス登録(Registration)を行っている場合は、このSMS情報の通知を省略して、SIPサーバ40が、指定された通信端末B、Cに対してINVITEメッセージを送信する。
通信端末B、Cが、SMS情報の通知を受け、SIPサーバ40に対しアドレス登録(Registration)の処理を行うと、SIPサーバ40は、通信端末B、CにINVITEメッセージを送信する。通信端末B、Cは、INVITEメッセージを受信すると着信音を鳴らし、RingingをSIPサーバ40を介して通信端末Aに送信する。通信端末B、Cがオフフックすると、200 OK応答メッセージがSIPサーバ40を介して通信端末Aに送信される。通信端末Aが200 OK応答メッセージの受信に対して通信端末B、CにACKメッセージを送信すると、通信端末Aと通信端末B、Cとの間でコネクションが確立され、以降は、通信端末Aと通信端末B、Cとの間で通話が開始される。
上述した実施例では、メディアサーバ70へ指定された映像ファイルのアップロード処理が完了してから、通話相手を呼び出す処理を行うので、通話開始直後から映像ファイルを再生することができる。
なお、図3では、SIPサーバ40は、メディアサーバ70へ指定された映像ファイルのアップロード処理が完了してから、通話相手を呼び出す処理(SMSサーバ30に対し着呼通知を行う処理)を行っているが、通信端末B、CがSMSメッセージを受信して応答するまでの時間を考慮して、アップロード処理が完了する前にSMSサーバ30に対し着呼通知を行うようにしてもよい。以下に、SIPサーバ40が、アップロード処理が完了する前に、通話相手を呼び出す処理を行う例について説明する。
第2の実施例は、SIPサーバ40のSIP情報受信部41がINVITE(新規)メッセージを受信した際、通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、通話処理部42が、要求された映像ファイルのメディアサーバ70へのアップロードする残りのサイズが所定のサイズになってから、通話相手を呼び出す処理を実行するものである。
ここで、要求された映像ファイルのメディアサーバ70へのアップロードする残りのサイズが所定のサイズになったか否かを判定部45が判定する。なお、判定部45は、要求された映像ファイルのサイズを識別して、アップロードされているデータサイズを確認することにより判定しても良いし、メディアサーバ70からアップロード進捗状況を示す情報を取得することにより判定しても良いし、メディアサーバ70が判定した結果を受けて判定しても良い。また、残りサイズとは、全データサイズに対する割合でも、一定のサイズでも良い。なお、一定のサイズを示す閾値などを示すデータは、判定部45に格納されている。
SMSにより通知して着信側の通知端末がSIPサーバ40アドレス登録(Registration)して、通話相手を呼び出すまでには時間がかかるが、第2の実施例では、この呼び出すまでにかかる時間分を考慮して、アップロードする残りのサイズが所定のサイズになってから、通話相手を呼び出す処理を実行するので、第1の実施例よりも早く相手を呼び出せると共に、通話開始直後から映像ファイルを再生することができる。
第3の実施例は、SIPサーバ40のSIP情報受信部41がINVITE(新規)メッセージを受信した際、通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、通話処理部42が、要求された映像ファイルのメディアサーバ70へのアップロード処理の完了予測時間が所定時間を過ぎてから、通話相手を呼び出す処理を実行するものである。
ここで、要求された映像ファイルのメディアサーバ70へのアップロード処理の完了予測時間が所定時間を過ぎたか否かを判定部45が判定する。なお、判定部45は、要求された映像ファイルのサイズを識別して完了予測時間を推測し、アップロードされてからの時間を確認することにより判定しても良いし、メディアサーバ70からアップロード完了予測時間を取得し、アップロードされてからの時間を確認することにより判定しても良いし、メディアサーバ70が判定した結果を受けて判定しても良い。また、所定時間とは、全データサイズに対する完了予測時間から算出される割合の時間でも、一定の時間でも良い。なお、一定の時間を示す閾値などを示すデータは、判定部45に格納されている。また、一定の時間の場合、SMSサーバ30を経由して通話相手を呼び出し、通話相手がSIPサーバ40へアドレス登録(Registration)してINVITEメッセージを受け取るまでにかかるネットワーク上(システム上)のを考慮した時間が好ましい。
第3の実施例では、アップロード処理が完了するまでの残り時間が所定時間になったときに通話相手を呼び出すので、所定時間分、第1の実施例よりも早く相手を呼び出せると共に、通話開始直後からファイルを再生することができる。
第4の実施例は、SIPサーバ40のSIP情報受信部41がINVITE(新規)メッセージを受信した際、通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、通話処理部42が、要求された映像ファイルのメディアサーバ70へのアップロード処理が開始されてから所定時間が経過して、通話相手を呼び出す処理を実行するものである。
ここで、要求された映像ファイルのメディアサーバ70へのアップロード処理が開始されてから所定時間が経過したか否かを判定部45が判定する。なお、判定部45は、要求された映像ファイルのメディアサーバ70へのアップロード処理が開始されてからの時間を確認することにより判定しても良いし、メディアサーバ70からアップロード処理が開始されてからの時間を取得し、確認することにより判定しても良いし、メディアサーバ70が判定した結果を受けて判定しても良い。また、所定時間を示す閾値などを示すデータは、判定部45に格納されている。
第4の実施例では、アップロード処理の開始から一定時間経過後に通話相手を呼び出すので、通話の開始が遅くなることを防ぐことができる。
なお、第2、第3、第4の実施例においては、通信端末B、Cの通話相手が応答して通話可能状態になった時点でも通信路の影響によりアップロード処理が完了しない場合がある。その場合は、通信端末Aは、通話相手との通話が開始すると、通話に必要な帯域を確保して、残りの帯域でアップロード処理を行う。すなわち、現在使用可能な帯域と例えばテレビ電話で使用する帯域からファイル転送に使用可能な帯域を算出し、通話に影響が出ないようにファイル転送量を下げて、ファイル転送に使用可能な帯域内でファイル転送を継続する。また、別の方法として、通話相手との通話が開始すると、音声のパケットの転送量が一定量以下である無音区間を検出して、無音状態になった時にまとめてファイルをアップロードするようにしてもよい。図5は、通話可能状態になった時点でアップロード処理が完了しない時に通信端末Aの表示装置に表示される画面の例を示す図である。画面には、バー203が表示され、アップロードの進捗状況が分かるようにする。201はテレビ電話で通話している相手の映像であり、202は自分の映像である。
次に、メディアサーバについて説明する。図7は、メディアサーバの一例を示す構成図である。メディアサーバ70は、映像・音声ファイル受信部71と、ファイル処理部72と、制御部73と、映像・音声ファイル格納部74と、監視部75と、映像・音声ファイル送信部76と、メディアサーバ情報送信部77とを備える。
映像・音声ファイル受信部71は、PDSN50を通じて携帯端末装置10からアップロードされた映像ファイルを受信する。ファイル処理部72は、受信した映像ファイルを映像・音声ファイル格納部74に格納する。また、ファイル処理部72は、通話中の携帯端末装置10から映像ファイルの再生要求を受けると、映像・音声ファイル格納部74に格納された当該映像ファイルを映像・音声ファイル送信部76からPDSN50を通じて各携帯端末装置10に配信する。
監視部75は、ファイル処理部72を監視して、アップロード進捗状況を示す情報、アップロード完了予測時間の情報、アップロード開始時刻の情報または判定情報を取得し、メディアサーバ情報送信部77を介してこれらの情報をSIPサーバ40へ送信する。
メディアサーバ70にアップロードされた映像ファイルは、映像ファイルをアップロードした通信端末から操作することができる。なお、通話相手からの操作により再生等のアップロードされた映像ファイルのコントロールを行うようにしても良い。通信端末Aで映像ファイルを再生指示すると、話者の映像と音声は停止し、メディアサーバ70から通信端末A、B、Cに映像ファイルが送信されても良いし、上述したように、通信端末で再生する映像ファイルがメディアサーバ70にあるので、メディアサーバ70でファイルの映像と音声に話者の音声を合成して通話相手の通信端末に送信するようにすることも可能である。映像ファイルの音声と話者の音声を合成できると、再生中の映像ファイルについて会話をする(コメントする)ことが可能となる。通信端末側で映像ファイルの音声と話者の音声を合成する方法もあるが、すべての話者の音声を合成する場合、通信端末にすべての話者の音声データが必要となる。
また、メディアサーバ70にアップロードされた映像ファイルは、呼が確立しなかったとき(発信をキャンセルした場合)、または、通話が終了したときに削除されるが、例えば、終話時に気に入った映像ファイルがあればメディアサーバ70からダウンロードして通信端末に保存できるようにしてもよい。
また、本発明では、映像ファイルの音声と話者の音声を合成しないで、例えばテレビ電話とは別に映像ファイルを通話相手の通信端末に送信するようにしても良い。この場合、映像ファイルを送信するメディアサーバの情報などは事前に通信端末に通知しておく必要がある。図6は、テレビ電話で通話しているときに、テレビ電話とは別に送信された映像ファイルを受信して再生しているときの画面の例を示す図である。201は相手の映像であり、202は自分の映像であり、204はファイル再生の映像である。
10 携帯端末装置
20 基地局
30 SMSサーバ
40 SIPサーバ
41 SIP情報受信部
42 通話処理部
43 制御部
44 SMS送信要求部
45 判定部
46 SIP情報送信部
47 メディアサーバ情報受信部
50 PDSN
60 ネットワーク
70 メディアサーバ
71 映像・音声ファイル受信部
72 ファイル処理部
73 制御部
74 映像・音声ファイル格納部
75 監視部
76 映像・音声ファイル送信部
77 メディアサーバ情報送信部
201 相手の映像
202 自分の映像
203 バー
204 ファイル再生の映像
20 基地局
30 SMSサーバ
40 SIPサーバ
41 SIP情報受信部
42 通話処理部
43 制御部
44 SMS送信要求部
45 判定部
46 SIP情報送信部
47 メディアサーバ情報受信部
50 PDSN
60 ネットワーク
70 メディアサーバ
71 映像・音声ファイル受信部
72 ファイル処理部
73 制御部
74 映像・音声ファイル格納部
75 監視部
76 映像・音声ファイル送信部
77 メディアサーバ情報送信部
201 相手の映像
202 自分の映像
203 バー
204 ファイル再生の映像
Claims (4)
- ネットワーク上のサーバにアップロードされた映像ファイルに対して、通話中の通信端末から該映像ファイルの再生要求を受けると、通話中の各通信端末に対し当該映像ファイルを配信して、通話中の各通信端末で前記映像ファイルの再生表示ができる通信システムにおいて、
呼設定サーバは、通話相手を呼び出すための発呼要求とともに、前記通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、前記要求された映像ファイルの前記サーバへのアップロード処理が完了した後、前記通話相手を呼び出す処理を実行することを特徴とする呼設定サーバの発呼方法。 - ネットワーク上のサーバにアップロードされた映像ファイルに対して、通話中の通信端末から該映像ファイルの再生要求を受けると、通話中の各通信端末に対し当該映像ファイルを配信して、通話中の各通信端末で前記映像ファイルの再生表示ができる通信システムにおいて、
呼設定サーバは、通話相手を呼び出すための発呼要求とともに、前記通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、前記要求された映像ファイルの前記サーバへのアップロードする残りのサイズが所定のサイズになってから、前記通話相手を呼び出す処理を実行することを特徴とする呼設定サーバの発呼方法。 - ネットワーク上のサーバにアップロードされた映像ファイルに対して、通話中の通信端末から該映像ファイルの再生要求を受けると、通話中の各通信端末に対し当該映像ファイルを配信して、通話中の各通信端末で前記映像ファイルの再生表示ができる通信システムにおいて、
呼設定サーバは、通話相手を呼び出すための発呼要求とともに、前記通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、前記要求された映像ファイルの前記サーバへのアップロード処理の完了予測時間が所定時間を過ぎてから、前記通話相手を呼び出す処理を実行することを特徴とする呼設定サーバの発呼方法。 - ネットワーク上のサーバにアップロードされた映像ファイルに対して、通話中の通信端末から該映像ファイルの再生要求を受けると、通話中の各通信端末に対し当該映像ファイルを配信して、通話中の各通信端末で前記映像ファイルの再生表示ができる通信システムにおいて、
呼設定サーバは、通話相手を呼び出すための発呼要求とともに、前記通話中に再生する映像ファイルのアップロードの要求を受けると、前記要求された映像ファイルの前記サーバへのアップロード処理が開始されてから所定時間が経過すると、前記通話相手を呼び出す処理を実行することを特徴とする呼設定サーバの発呼方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006264938A JP2008085808A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 呼設定サーバの発呼方法 |
PCT/JP2007/066935 WO2008026706A1 (fr) | 2006-08-30 | 2007-08-30 | Terminal de communications et procédé d'appel de serveur d'établissement d'appel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006264938A JP2008085808A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 呼設定サーバの発呼方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008085808A true JP2008085808A (ja) | 2008-04-10 |
Family
ID=39356173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006264938A Withdrawn JP2008085808A (ja) | 2006-08-30 | 2006-09-28 | 呼設定サーバの発呼方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008085808A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013258770A (ja) * | 2009-06-08 | 2013-12-26 | Nec Corp | 携帯端末装置、携帯端末装置の制御方法、通信システム、通信装置、通信装置の制御方法 |
JP2014511135A (ja) * | 2011-01-14 | 2014-05-08 | グーグル インコーポレイテッド | ビデオ処理フィードバック |
-
2006
- 2006-09-28 JP JP2006264938A patent/JP2008085808A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013258770A (ja) * | 2009-06-08 | 2013-12-26 | Nec Corp | 携帯端末装置、携帯端末装置の制御方法、通信システム、通信装置、通信装置の制御方法 |
US9094380B2 (en) | 2009-06-08 | 2015-07-28 | Lenovo Innovations Limited (Hong Kong) | Portable terminal apparatus, method for controlling portable terminal apparatus, communication system, communication apparatus, and method for controlling communication apparatus |
JP2015146649A (ja) * | 2009-06-08 | 2015-08-13 | レノボ・イノベーションズ・リミテッド(香港) | 携帯端末装置、携帯端末装置の制御方法、通信システム、及び記録媒体 |
JP2014511135A (ja) * | 2011-01-14 | 2014-05-08 | グーグル インコーポレイテッド | ビデオ処理フィードバック |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4819947B2 (ja) | セッション設定プロトコル基盤のアーリーメディアサービス提供方法 | |
US8244229B2 (en) | Mobile video call response | |
EP2611147A2 (en) | Video communication method, video communication system and integrated media resource server | |
JP2005526466A5 (ja) | ||
JP2008544638A (ja) | 呼セットアップ(setup:設定)を行う方法及び装置 | |
US8107948B2 (en) | Radio communication system, management server, radio communication terminal, and radio communication method | |
JP2008085808A (ja) | 呼設定サーバの発呼方法 | |
CN102664863B (zh) | 终端实现呼叫等待的方法、装置和系统 | |
WO2024216832A1 (zh) | 呼叫处理方法、设备及存储介质 | |
JP5163750B2 (ja) | マルチメディア提供サービス | |
JP2008060752A (ja) | 通信端末の発呼方法 | |
JP4572697B2 (ja) | Ip電話機能に基づく呼接続中に映像コンテンツデータを再生する方法、端末及びプログラム | |
JP4763037B2 (ja) | 通信装置、通信システム、及び通信方法 | |
JP4039973B2 (ja) | Ip端末装置 | |
CN102665178A (zh) | 余额提醒方法、装置及系统、应用服务器 | |
CN113014474A (zh) | 一种即时通信中的多媒体实现方法和系统 | |
US20060135151A1 (en) | Cordless IP telephone | |
WO2008026706A1 (fr) | Terminal de communications et procédé d'appel de serveur d'établissement d'appel | |
JP2006270558A (ja) | 発信中にコンテンツを再生するip電話装置の発信方法及びプログラム | |
JP4778838B2 (ja) | 移動局 | |
JP2010068087A (ja) | グループ通話制御サーバ | |
CN118450281A (zh) | 一种信息传输方法及电子设备 | |
KR20060089795A (ko) | 링백톤 방식의 멀티미디어 콘텐츠 제공 방법 | |
JP2009239697A (ja) | ゲートウェイ装置 | |
JP2008182617A (ja) | 電話通信装置、電話通信システム及び電話通信用プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20091201 |