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JP2008085587A - 放射器およびそれを備えるアンテナ装置 - Google Patents

放射器およびそれを備えるアンテナ装置 Download PDF

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JP2008085587A JP2006262633A JP2006262633A JP2008085587A JP 2008085587 A JP2008085587 A JP 2008085587A JP 2006262633 A JP2006262633 A JP 2006262633A JP 2006262633 A JP2006262633 A JP 2006262633A JP 2008085587 A JP2008085587 A JP 2008085587A
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Abstract

【課題】構造が簡単ながら高性能を得ることが可能な放射器、および、その放射器を備えるアンテナ装置を提供する。
【解決手段】放射器1は、ループ状に形成され、2つの給電点FD1,FD2を有する放射部2と、2つの給電点FD1,FD2を含む放射部2の一部に沿って放射部2の外側に形成される無給電素子4とを備える。給電点FD1,FD2を含む放射部2の一部に沿って無給電素子4が配置されるので、無給電素子4は放射部2から比較的大きなエネルギーを受けることにより共振を起こしやすくなる。放射部2は放射器1の使用周波数帯の中心周波数よりも高い周波数で共振するようにその周囲長が設定される。一方、無給電素子4は放射器1の使用周波数帯の中心周波数よりも低い周波数で共振するようにその長さが設定される。これにより放射器1の帯域を広げることが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は放射器およびそれを備えるアンテナ装置に関し、特に、簡単な構造で高性能を得ることが可能な放射器、および、その放射器を備えるアンテナ装置に関する。
放射器の種類には様々なものがある。その中でも導線あるいは導体部分等のエレメントをループ状に加工した放射器(いわゆる「ループアンテナ」)は従来から広く用いられている。
たとえば特開2006−50439号公報(特許文献1)は複数のループ状の放射素子を備えた地上デジタル放送用リングループアンテナ装置を開示する。このアンテナ装置は、周囲長が約1波長のループ状主放射素子と、その主放射素子の前方に配置されるループ状の副放射素子とを備える。
また、たとえば特開2004−328587号公報(特許文献2)は、双ループアンテナを構成する2つのループ部の各々の内側に無給電素子を配置したアンテナ装置を開示する。上記文献によれば、各ループ部と無給電素子とを共振させることによりアンテナ装置の帯域を広げることが可能になる。
特開2006−50439号公報 特開2004−328587号公報
特開2006−50439号公報(特許文献1)に開示されたアンテナ装置は複数の放射素子を必要とする。このため上述のアンテナ装置においてはサイズが大型化する可能性がある。また、素子の数が多くなるほどアンテナ装置の組立費用が高くなりやすいため、上述のアンテナ装置を製造した場合にはコストが高くなる可能性がある。
一方、特開2004−328587号公報(特許文献2)では、2つのループ部の中心を結ぶ線分上に無給電素子を配置することが開示されている。しかし上記文献では、アンテナ装置の性能と無給電素子の位置との関係は特に開示されていない。
本発明の目的は、構造が簡単ながら高性能を得ることが可能な放射器、および、その放射器を備えるアンテナ装置を提供することである。
本発明は要約すれば、放射器であって、所定の平面上にループ状に形成され、周囲長が所定の周波数帯域の中心波長よりも短い長さに設定され、第1および第2の給電点を有する放射部と、所定の平面上に、第1および第2の給電点を含む放射部の一部に沿って放射部の外側に形成され、一方端から他方端までの長さが中心波長の半分よりも長くなるように設定される第1の無給電素子とを備える。
好ましくは、中心波長をλとすると、第1の無給電素子と放射部との間隔は、0.01λ以上、かつ、0.03λ以下の範囲に含まれる所定の値である。
好ましくは、第1の無給電素子の一方端における放射器と第1の無給電素子との間隔を第1の長さとし、第1の給電点の位置における放射器と第1の無給電素子との間隔を第2の長さとすると、第1の長さは第2の長さよりも小さい。
より好ましくは、中心波長をλとすると、第1および第2の長さは、0.005λ以上、かつ、0.03λ以下の範囲から選択される。
好ましくは、中心波長をλとすると、第1の無給電素子の幅は、0.005λ以上、かつ、0.03λ以下の値である。
好ましくは、中心波長をλとすると、放射部の幅は、0.005λ以上、かつ、0.03λ以下の値である。
好ましくは、放射部は、第1の給電点を含み、第1の方向に沿って延在する第1の導体と、第1の導体に接続され、第1の方向に直交する第2の方向に沿って延在する第2の導体とを含む。第2の導体の幅は、第1の導体の幅よりも小さい。
より好ましくは、中心波長をλとすると、第1の導体の幅および第2の導体の幅は、0.005λ以上、かつ、0.03λ以下の範囲から選択される。
好ましくは、放射器は、放射部の外側に放射部に沿って形成され、かつ、第1の無給電素子と合わせて放射部を囲む第2の無給電素子をさらに備える。
本発明の他の局面に従うと、アンテナ装置であって、上述のいずれかに記載の放射器と、導波器および反射器の少なくとも一方とを備える。
本発明によれば、構造が簡単ながら高性能を得ることが可能な放射器を実現できる。
また本発明によれば、構造が簡単ながら高性能を得ることが可能なアンテナ装置を実現できる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1の放射器の構成を示す図である。
図1を参照して、放射器1は、放射部2と、無給電素子4とを備える。放射部2は、平面A上にループ状に形成され、給電点FD1,FD2を有する。無給電素子4は、平面A上に配置される。無給電素子4は、給電点FD1,FD2を含む放射部2の一部に沿って形成される。
実施の形態1では、放射部2および無給電素子4は誘電体フィルム上に金属箔により形成される。つまり誘電体フィルムの表面が平面Aに対応する。なお、金属板を加工することにより放射部2および無給電素子4の各々を作製してもよい。この場合には仮想的な平面Aを設定して、平面A上に放射部2および無給電素子4を配置すればよい。
平面AにおいてX軸およびY軸は、互いに直交する2つの軸である。放射部2および無給電素子4はともにY軸に対して対称である。なお原点OはX軸とY軸との交点であり、この放射器1の中心点に対応する。
図1に示す放射部2の形状は正方形である。ただし放射部2の形状は特に限定されない。たとえば放射部2の形状は長方形でもよい。また、放射部2の形状は四角形に限定されず、たとえば三角形等でもよいし、円形、楕円形等でもよい。
放射器1の使用周波数帯はUHF(Ultrahigh Frequency)帯である。より好ましくは、放射器1の使用周波数帯は470〜806MHzの範囲である。この範囲には日本国でのUHF放送の周波数帯(470〜770MHz)および米国でのUHF放送の周波数帯(470〜806MHz)が含まれる。
次に実施の形態1の放射器1の寸法について説明する。なお、以下に示す寸法は一例であって、放射器1の寸法は放射器1に求められる性能や大きさ等に応じて適切に設定することができる。
放射部2は一辺を約140mmとする正方形に形成される。ただし給電点FD1と給電点FD2との間には隙間が存在する。この隙間の大きさ(放射部2の一方の端から他方の端までの距離)は約10mmである。よって、放射部2の周回方向に沿った長さ(周囲長)は約550mm(=140×4−10)である。また放射部2の幅(放射部2の内側から放射部2の外側に向かう向きの幅)は約12mmである。
続いて無給電素子4の寸法を説明する。以下では説明の便宜上、無給電素子4をY軸に沿って延在する2つの無給電素子4A,4Bと、X軸に沿って延在する無給電素子4Cとに分けて説明する。
無給電素子4A,4BにおいてY軸方向の長さは約85mmであり、無給電素子4CにおいてX軸方向の長さは約170mmである。よって、無給電素子4A,4BにおけるY軸方向の長さと無給電素子4CにおけるX軸方向の長さとの和(別の言い方をすれば無給電素子4の一方端から他方端までの長さ)は約340mm(=85×2+170)である。
一方、無給電素子4A,4BにおいてX軸方向の幅(線幅)は約6mmである。また、無給電素子4CにおいてY軸方向の幅(線幅)は約6mmである。つまり、放射部2の内側から放射部2の外側に向かう向きの無給電素子4の幅は所定の値(約6mm)である。
また、放射部2と無給電素子4Aとの間隔、放射部2と無給電素子4Bとの間隔、放射部2と無給電素子4Cとの間隔は、いずれも約9mmである。すなわち無給電素子4と放射部2との間隔は所定の値(約9mm)である。
なお、放射器1のX軸方向の長さは約170mmとなる。
実施の形態1では無給電素子4が放射部2に近接して配置される。放射部2の給電点FD1,FD2に給電すると放射部2は励振する。さらに、放射部2と無給電素子4との間でのエネルギーの授受により放射部2と無給電素子4とを共振させることができる。
放射部2と無給電素子4とが共振した場合、放射器1は等価的には放射部2の共振周波数と無給電素子の共振周波数に同調する複同調回路を構成する。いわば放射器1は放射部2の特性と無給電素子4の特性とを併せ持つ放射器として動作する。放射部2の共振周波数と無給電素子4の共振周波数とを異ならせることで放射器1の帯域を広げることが可能になる。
ここで放射部2の電流分布を考えると、給電点FD1,FD2での電流値が最も大きく、放射部2において給電点FD1,FD2から離れた位置ほど電流値が小さくなる。このことは、放射部2への給電時に給電点FD1,FD2付近からは比較的大きなエネルギーが放出されているのに対し、放射部2において給電点FD1,FD2から離れた位置からは比較的小さなエネルギーが放出されていることを意味する。
実施の形態1では給電点FD1,FD2を含む放射部2の一部に沿って無給電素子4を配置する。これにより、無給電素子4は放射部2から比較的大きなエネルギーを受けることによって、共振を起こしやすくなる。放射部2と無給電素子4とを共振させることが可能になるので、放射器1を動作させたときに所望の性能を得ることが可能になる。
さらに、放射部2は放射器1の使用周波数帯の中心周波数よりも高い周波数で共振するようにその周囲長が設定される。一方、無給電素子4は放射器1の使用周波数帯の中心周波数よりも低い周波数で共振するようにその長さが設定される。これにより放射器1はその使用周波数帯の全域にわたり良好な性能を発揮することが可能になる。
放射部2を放射器1の使用周波数帯の中心周波数よりも高い周波数で共振させるため、放射部2の周囲長は放射器1の使用周波数帯域の中心波長(約600mm)よりも短くなるよう設定される(約550mm)。一方、無給電素子4を放射器1の使用周波数帯の中心周波数よりも低い周波数で共振させるため、無給電素子4の一方端から他方端までの長さは放射器1の使用周波数帯域の中心波長(約600mm)の1/2よりも長くなるよう設定される(約340mm)。
上記のように無給電素子4の長さを設定することにより、放射部2と無給電素子4との励振時に無給電素子4から送信(あるいは受信)される電波の波長を、無給電素子4の長さの倍の波長にすることができる。この波長は放射器1の使用周波数帯域の中心波長よりも長い。よって、無給電素子4を放射器1の使用周波数帯の中心周波数よりも低い周波数で共振させることができる。
<放射部単体の特性>
図2は、図1に示す放射部2の大きさを変化させた例を示す図である。
図2を参照して、放射部2A(すなわち正方形)の1つの辺の長さをLとする。長さLを変化させると放射部2Aの周囲長が変化する。これにより放射部2Aの共振周波数が変化する。よって放射部2Aの周波数特性も変化する。
図3は、図2の放射部2Aの辺の長さLを変化させたときの放射部2Aの利得の周波数特性を説明する図である。
図3を参照して、点線k1、実線k2、破線k3、1点鎖線k4、および、2点鎖線k5は、それぞれ、放射部2Aの辺の長さLが約130mm、約140mm、約150mm、約160mm、約170mmの場合における放射部2Aの利得の周波数特性である。
利得がピークに達するときの周波数は放射部2Aの共振周波数にほぼ等しい。図3からは放射部2Aの辺の長さLが短いほど共振周波数が高くなることが分かる。つまり放射部2Aの周囲長が短くなるほど放射部2Aの共振周波数が高くなる。
図4は、図2の放射部2Aの辺の長さLと放射部2AのVSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)との関係を説明する図である。
図4を参照して、点線k6、実線k7、破線k8、1点鎖線k9、および、2点鎖線k10は、それぞれ、放射部2Aの辺の長さLが約130mm、約140mm、約150mm、約160mm、約170mmの場合における放射部2AのVSWRの周波数特性を示す。特に、約470MHz〜約710MHzの範囲では、放射部2Aの辺の長さLが長いほどVSWRが低くなる。
<実施の形態1の放射器の特性>
図5は、実施の形態1の放射器の第1の比較例を示す図である。
図5および図2を参照して、放射部2Bは正方形の1辺の長さLが約130mmであるときの放射部2Aに相当する放射器である。
図6は、実施の形態1の放射器の第2の比較例を示す図である。
図6および図2を参照して、放射部2Cは正方形の1辺の長さLが約170mmであるときの放射部2Aに相当する放射器である。
図7は、実施の形態1の放射器の利得と第1および第2の比較例の利得とを示す図である。
図7を参照して、点線k11、2点鎖線k12、実線k13は、図5の放射部2B(図7中「130×130」と示す)、図6の放射部2C(図7中「170×170」と示す)、および、図1の放射器1(図7中「無給電素子配置」と示す)の利得の周波数特性をそれぞれ示す。
点線k11に示されるように、周波数が高くなるにつれて放射部2Bの利得は高くなる。一方、2点鎖線k12に示されるように、周波数が下がるにつれて放射部2Cの利得は高くなる。つまり、放射部2Bでは中心周波数よりも高い周波数帯での性能が優れているのに対し、放射部2Cでは中心周波数よりも低い周波数帯での性能が優れている。
これに対し、放射器1の利得は、使用周波数帯域の高周波数帯において放射部2Bの利得と同程度であり、使用周波数帯域の低周波数帯において放射部2Cの利得と同程度である。つまり、使用周波数帯域の全域にわたり放射器1の利得は安定して高いといえる。
図8は、実施の形態1の放射器のVSWRと第1および第2の比較例のVSWRとを示す図である。
図8を参照して、点線k14、2点鎖線k15、実線k16は、図5の放射部2B(図7中「130×130」と示す)、図6の放射部2C(図7中「170×170」と示す)、および、図1の放射器1(図7中「無給電素子配置」と示す)のVSWRの周波数特性をそれぞれ示す。点線k14、2点鎖線k15、実線k16を比較すれば分かるように、放射器1のVSWRは放射部2BのVSWR、放射部2CのVSWRのいずれよりも全体的に低くなるといえる。
利得が高いほど放射器の性能としては優れている。またVSWRが低いほど放射器の性能は優れている。図7、図8から、放射器の周囲長を調整しただけでは放射器の使用周波数帯の全域にわたり性能を安定させることは困難であることが分かる。しかしながら実施の形態1のように放射部と無給電素子とを組み合わせることによって放射器の使用周波数帯の全域にわたり優れた性能を発揮することが可能になる。
<第1の変形例>
図9は、実施の形態1の放射器の第1の変形例を示す図である。
図9を参照して、放射器1Aは、実施の形態1の放射器1において無給電素子4と放射部2との間隔を様々に設定した例である。図9では無給電素子4Cと放射部2との間隔をa1と示し、無給電素子4Aと放射部2との間隔(および無給電素子4Bと放射部2との間隔)をa2と示す。なお間隔a1と間隔a2とは等しい。よって無給電素子4と放射部2との間隔は一定である。
第1の変形例は、間隔a1(および間隔a2)を約3mm〜約15mmの範囲で3mmごとに変化させた例である。間隔a1の変化に伴い、X軸方向に沿った放射器1Aの全体の長さL1は、約158mm、約164mm、約170mm、約176mm、約182mmの間で変化する。
図10は、図9の放射器1Aの利得を示す図である。
図10を参照して、点線k21、破線k22、実線k23、1点鎖線k24、および、2点鎖線k25は、それぞれ、図9に示す間隔a1(および間隔a2)が約3mm、約6mm、約9mm、約12mm、約15mmの場合における放射器1Aの利得の周波数特性を示す。図10において特に注目すべき点は、間隔a1(および間隔a2)が約3mmの場合には、周波数が約530MHzよりも低くなると利得が大きく低下する点である。
一方、間隔a1(および間隔a2)が約6mm〜約15mmの範囲にある場合には、間隔a1に応じて利得に違いが生じるものの、その違いは実用面において特に問題が生じない程度である。
図11は、図9の放射器1AのVSWRを示す図である。
図11を参照して、点線k26、破線k27、実線k28、1点鎖線k29、および、2点鎖線k30は、それぞれ、図9に示す間隔a1(および間隔a2)が約3mm、約6mm、約9mm、約12mm、約15mmの場合における、放射器1AのVSWRの周波数特性を示す。図11において間隔a1(および間隔a2)が約3mmの場合には、周波数が約530MHzよりも低くなるにつれてVSWRが大幅に悪くなる。一方、間隔a1(および間隔a2)が約6mm〜約15mmの範囲にある場合には、a1に応じてVSWRに違いが生じるものの、その違いは実用面において特に問題が生じない程度である。
つまり、間隔a1(および間隔a2)の範囲が約6mm〜約15mmの範囲であれば、放射器の性能として、実用上問題のない性能を得ることができる。なお、放射器1Aの使用周波数帯の中心波長は約600mmである。よって使用周波数帯の中心波長をλとすると、好ましい間隔a1の範囲は0.01λ以上、かつ、0.03λ以下の範囲となる。
<第2の変形例>
図12は、実施の形態1の放射器の第2の変形例を示す図である。
図12および図1を参照して、放射器1Bは、無給電素子4に代えて無給電素子41を含む点で放射器1と異なる。無給電素子41は、無給電素子4と線幅が異なる。
図12の無給電素子4A1,4B1,4C1は図1の無給電素子4A,4B,4Cにそれぞれ対応する。図12では無給電素子4A1,4B1の線幅をb1と示し、無給電素子4C1の線幅をb2と示す。線幅b1と線幅b2とは等しい。
第2の変形例は、線幅b1(および線幅b2)を約3mm〜約15mmの範囲で3mmごとに変化させた例である。なお上記のように線幅b1が変化した場合、X軸方向に沿った放射器1Aの全体の長さL1は、約164mm、約170mm、約176mm、約182mmおよび約188mmの間で変化する。
図13は、図12の放射器1Bの利得を示す図である。
図13を参照して、点線k31、破線k32、実線k33、1点鎖線k34、および、2点鎖線k35は、それぞれ、図12に示す線幅b1(および線幅b2)が約3mm、約6mm、約9mm、約12mm、約15mmの場合における、放射器1Bの利得の周波数特性を示す。この範囲内で線幅b1(および線幅b2)を設定しても利得の周波数特性には大きな違いが生じていない。
図14は、図12の放射器1BのVSWRを示す図である。
図14を参照して、点線k36、破線k37、実線k38、1点鎖線k39、および、2点鎖線k40は、それぞれ、図12に示す線幅b1(および線幅b2)が約3mm、約6mm、約9mm、約12mm、約15mmの場合における、放射器1BのVSWRの周波数特性を示す。線幅b1(および線幅b2)が約12mmの場合には、周波数が約530MHzよりも低くなるにつれてVSWRが低下する。ただしこの点を除き、上記範囲内で線幅b1(および線幅b2)を設定してもVSWRの周波数特性には大きな違いは生じていない。
つまり、線幅b1(および線幅b2)の範囲を約3mm〜約15mmの範囲に設定すれば、使用周波数帯域のほぼ全域にわたり、利得およびVSWRについて実用的に十分な性能が得られる。なお第1の変形例と同様に線幅b1(および線幅b2)の範囲を使用周波数帯域の中心波長との関係で説明すると、無給電素子の線幅は0.005λ以上、かつ、0.03λ以下の範囲内にあれば好ましい。
また、上記の範囲内であれば無給電素子の線幅を連続的(あるいは不連続的)に変化させてもよい。
[実施の形態2]
図15は、実施の形態2の放射器の構成を示す図である。
図15および図1を参照して、放射器11は、無給電素子6をさらに備える点で放射器1と異なる。
無給電素子6は平面A上に形成される。無給電素子6は放射部2の外側に放射部2に沿って形成され、無給電素子4と合わせて放射部2を囲む。
なお無給電素子6はX軸に対して無給電素子4と対称に配置される。また無給電素子4,6の長さは等しい。図15ではX軸に対して無給電素子4A,4B,4Cの反対側に位置する無給電素子6の部分を、それぞれ無給電素子6A,6B,6Cと示す。
実施の形態2では、放射部2を囲むように無給電素子4,6を配置することで、放射部2から出力されるエネルギーを有効に利用して放射部2と無給電素子4,6とを共振させることができる。そして、実施の形態2では無給電素子4,6が励振されることにより、放射器11の使用周波数帯域の低周波数帯における性能(特に利得)を高めることが可能になる。
図16は、実施の形態1および形態2の放射器の利得を示す図である。
図16を参照して、破線k41は、実施の形態1の放射器(図16では「140×140 下半分」と示す)の利得の周波数特性を示し、実線k42は、実施の形態2の放射器(図16では「140×140 上下2箇所配置」と示す)の利得の周波数特性を示す。特に、放射器の使用周波数帯のうち低周波数帯(たとえば470MHz〜650MHz)の範囲における利得は、実施の形態2の放射器のほうが実施の形態1の放射器よりも高くなる。
図17は、実施の形態1および形態2の放射器のVSWRを示す図である。
図17を参照して、破線k43は、実施の形態1の放射器(図17では「140×140 下半分」と示す)のVSWRの周波数特性を示し、実線k44は、実施の形態2の放射器(図17では「140×140 上下2箇所配置」と示す)のVSWRの周波数特性を示す。実施の形態2の放射器のほうが実施の形態1の放射器よりもVSWRが全体的に低くなる。
図16および図17から分かるように、放射部2を囲むように無給電素子4,6を配置することで、実施の形態2の放射器は実施の形態1よりも高性能を得ることが可能である。
<第1の変形例>
図18は、実施の形態2の放射器の第1の変形例を示す図である。
図18および図15を参照して、放射器11Aは、放射部2に代えて放射部21を備える点で放射器11と異なる。放射部21は放射部2と幅が異なる。
放射部21はX軸方向に沿って延びる2つの導線21A,21Bと、Y軸方向に沿って延び、かつ、導線21A,21Bにそれぞれ接続される導線21C,21Dと、X軸方向に沿って延び、かつ、導線21C,21Dに接続される導線21Eとを含む。導線21C,21Dの幅(X軸方向の幅)をW1とし、導線21A,21Bの幅(Y軸方向の幅)をW2とする。なお、図18には示していないが導線21Eの幅(Y軸方向の幅)もW2に等しい。また線幅W1と線幅W2とは等しい。
第1の変形例は、線幅W1(および線幅W2)を約9mm〜約18mmの範囲で3mmごとに変化させた例である。
図19は、図18の放射器11Aの利得を示す図である。
図19を参照して、点線k51、破線k52、実線k53、1点鎖線k54は、それぞれ、図18に示す線幅W1(および線幅W2)が約18mm、約15mm、約12mm、約9mmの場合における、放射器11Aの利得の周波数特性を示す。線幅W1(および線幅W2)をこの範囲内に設定した場合、たとえば約710MHz〜約800MHzの周波数範囲において線幅が細くなるに連れて利得が低下する傾向が見られる。ただし、上記の周波数範囲における利得の差は実用面において大きな影響が生じない程度の差である。
図20は、図18の放射器11AのVSWRを示す図である。
図20を参照して、点線k55、破線k56、実線k57、1点鎖線k58は、それぞれ、図18に示す線幅W1(および線幅W2)が約18mm、約15mm、約12mm、約9mmの場合における、放射器11AのVSWRの周波数特性を示す。たとえば線幅W1が約9mmの場合、周波数が高くなるに連れてVSWRが増加する傾向が見られる。ただし、線幅W1(および線幅W2)が上記の範囲では放射器の使用周波数帯においてVSWRはほぼ2.0以下に保たれている。VSWRがほぼ2.0以下であれば実用上問題のないレベルである。
<第2の変形例>
図21は、実施の形態2の放射器の第2の変形例を示す図である。
図21および図18を参照して、放射器11Bは、放射部21に代えて放射部22を備える点で放射器11Aと異なる。放射器11Bは、無給電素子4Cと放射部22との間隔に対して、無給電素子4Aと放射部22との間隔(および無給電素子4Bと放射部22との間隔)が小さい点で放射器11Aと異なる。
具体例を説明すると、無給電素子4Aと放射部22との間隔(および無給電素子4Bと放射部22との間隔)は約6mmである。これに対し、無給電素子4Cと放射部22との間隔は約9mmである。
また、無給電素子6と放射部22との間隔についても無給電素子4と放射部22との間隔と同じように設定される。無給電素子6Aと放射部22との間隔、および無給電素子6Bと放射部22との間隔は約6mmである。これに対し無給電素子6Cと放射部22との間隔は約9mmである。
放射部22の電流分布は、給電点FD1,FD2の位置において最も大きくなり、給電点FD1,FD2から遠ざかるにつれて小さくなる。上述したように放射部において給電点FD1,FD2から離れた位置ほど、その位置において放射部2から出力されるエネルギーは小さくなる。
放射器11Bでは給電点FD1,FD2から離れた位置において放射部2と無給電素子4とを近づけることで無給電素子4の端部においても、放射部22からの放射エネルギーを効率よく受けることが可能になる。これにより放射器11,11Aよりも放射部22と無給電素子4とが共振しやすくなるのでより高い性能を得ることができる。無給電素子6についても無給電素子4と同様の作用が生じるので放射部22と無給電素子6とを共振させることが可能になる。これにより放射器11Bは図15の放射器11あるいは図18の放射器11Aと比較してより高い性能を得ることが可能になる。
このような理由により無給電素子4(6)の端部と放射部22との間隔は小さいほうが好ましい。ただし無給電素子4(6)を放射部22に近づけすぎると、たとえば無給電素子4と放射部22とが接触するといったような放射器11Bの動作に影響を与える問題が生じる可能性がある。このため、無給電素子4(6)の端部と放射部22との間隔の最小値はたとえば約3mmに設定される。
なお、放射器11Bの使用周波数帯の中心波長をλ(約600mm)とすると、「約3mmの長さ」は、0.01λに等しい。
また、放射部22は導線22A〜22Eを含む。導線22A〜22Eは図18の放射部21の導線21A〜22Eにそれぞれ対応する導線である。なお、図21に示す放射部22の場合には、図18に示す線幅W1と線幅W2とは異なっている。具体的に説明すると線幅W1は約3mm、約6mm、および約12mmのいずれかであり、線幅W2は約12mmで一定である。
図22は、図21の放射器11Bの利得を示す図である。
図22を参照して、破線k61、実線k62、1点鎖線k63は、それぞれ、図21に示す線幅W1が約12mm、約6mm、約3mmの場合における、放射器11Bの利得の周波数特性を示す。この範囲内では放射器11Bの利得に差が生じているものの、その差はわずかであるといえる。
図23は、図21の放射器11BのVSWRを示す図である。
図23を参照して、破線k64、実線k65、1点鎖線k66は、それぞれ、図21に示す線幅W1が約12mm、約6mm、約3mmの場合における、放射器11BのVSWRの周波数特性を示す。この範囲内では放射器11BのVSWRに差が生じているもののその差はわずかであるといえる。
第1および第2の変形例を総括すると、放射部の線幅は約3mmから約18mmの範囲内で設定可能であることが分かる。ここで放射器の使用周波数帯域の中心波長をλ(約600mm)とすると、上記の範囲は0.005λ以上、かつ、0.03λ以下の範囲となる。なお、この範囲であれば放射部の線幅は一定でも良いし、連続的に変化してもよい。
また、第2の変形例において、放射部と無給電素子との間隔の最大値は、図9に示す放射器1A(実施の形態1の変形例1)と同様に約18mm(0.03λ)となる。上述の説明を総括すると、第2の変形例の場合には、放射部と無給電素子との間隔は、0.005λ〜0.03λの範囲の中から選択される。
[アンテナ装置の構成例]
図24は、本実施の形態の放射器を備えるアンテナ装置の構成例を示す図である。
図24を参照して、アンテナ装置50は、放射器1と、導波器7と、反射器8とを備える。図24では実施の形態1の放射器1を示しているが、放射器1に代えて、放射器1A,1B,11,11A,11Bのいずれの放射器をアンテナ装置50に用いてもよい。
放射器1と、導波器7と、反射器8とは各々の中心がZ軸を通るように配置される。なおZ軸の方向は受信対象(または送信対象)の電波の伝達方向を示す。
放射器1は誘電体フィルム51と、誘電体フィルム51の表面に金属箔で形成された放射部2および無給電素子4とを含む。導波器7は、誘電体フィルム52および誘電体フィルム52の表面に形成された導体パターン12を含む。反射器8は誘電体フィルム53および誘電体フィルム53の表面に形成された導体パターン13を含む。
なお導波器7および反射器8の形状は、図24に示す形状に限定されずたとえば直線状でもよい。また、放射器1、導波器7、および反射器8は、金属板を加工することにより形成されてもよい。
アンテナ装置50は受信アンテナまたは送信アンテナのいずれに用いられてもよい。以下、アンテナ装置50を受信アンテナとして用いる場合について説明する。
導波器7は、アンテナ装置50に到来した電波を放射器1に導く機能を果たす。反射器8は、反射器8に到達した電波を放射器1に向けて反射させる。これによりアンテナ装置50は指向性アンテナとして機能する。なお、アンテナ装置50が指向性アンテナとして機能するためにはアンテナ装置50は導波器7と反射器8との少なくとも一方を備えていればよい。
本実施の形態の放射器を備えることでアンテナ装置50の素子数を少なくすることができる。よって、本実施の形態によれば、構造が簡単ながら高性能のアンテナ装置を得ることができる。
なお、アンテナ装置50はさらに防水カバーを備えていてもよい。この場合にはアンテナ装置50を室外で使用することが可能になる。
また、放射器1のみを受信アンテナ(または送信アンテナ)として用いることも可能である。この場合には、たとえば建物の窓ガラスに放射器1を貼り付けることにより放射器1の設置スペースを少なくすることができる。さらに複数の放射器1を窓ガラスに貼り付けることにより高利得のアンテナ装置を実現することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態1の放射器の構成を示す図である。 図1に示す放射部2の大きさを変化させた例を示す図である。 図2の放射部2Aの辺の長さLを変化させたときの放射部2Aの利得の周波数特性を説明する図である。 図2の放射部2Aの辺の長さLと放射部2AのVSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)との関係を説明する図である。 実施の形態1の放射器の第1の比較例を示す図である。 実施の形態1の放射器の第2の比較例を示す図である。 実施の形態1の放射器の利得と第1および第2の比較例の利得とを示す図である。 実施の形態1の放射器のVSWRと第1および第2の比較例のVSWRとを示す図である。 実施の形態1の放射器の第1の変形例を示す図である。 図9の放射器1Aの利得を示す図である。 図9の放射器1AのVSWRを示す図である。 実施の形態1の放射器の第2の変形例を示す図である。 図12の放射器1Bの利得を示す図である。 図12の放射器1BのVSWRを示す図である。 実施の形態2の放射器の構成を示す図である。 実施の形態1および形態2の放射器の利得を示す図である。 実施の形態1および形態2の放射器のVSWRを示す図である。 実施の形態2の放射器の第1の変形例を示す図である。 図18の放射器11Aの利得を示す図である。 図18の放射器11AのVSWRを示す図である。 実施の形態2の放射器の第2の変形例を示す図である。 図21の放射器11Bの利得を示す図である。 図21の放射器11BのVSWRを示す図である。 本実施の形態の放射器を備えるアンテナ装置の構成例を示す図である。
符号の説明
1,1A,1B,11,11A,11B 放射器、2,2A,2B,2C,21,22 放射部、4,4A,4B,4C,4A1,4B1,4C1,6,6A,6B,6C,41 無給電素子、7 導波器、8 反射器、12,13 導体パターン、21A〜21E,22A〜22E 導線、50 アンテナ装置、51〜53 誘電体フィルム、A 平面、FD1,FD2 給電点、O 原点。

Claims (10)

  1. 所定の平面上にループ状に形成され、周囲長が所定の周波数帯域の中心波長よりも短い長さに設定され、第1および第2の給電点を有する放射部と、
    前記所定の平面上に、前記第1および第2の給電点を含む前記放射部の一部に沿って前記放射部の外側に形成され、一方端から他方端までの長さが前記中心波長の半分よりも長くなるように設定される第1の無給電素子とを備える、放射器。
  2. 前記中心波長をλとすると、前記第1の無給電素子と前記放射部との間隔は、0.01λ以上、かつ、0.03λ以下の範囲に含まれる所定の値である、請求項1に記載の放射器。
  3. 前記第1の無給電素子の前記一方端における前記放射器と前記第1の無給電素子との間隔を第1の長さとし、前記第1の給電点の位置における前記放射器と前記第1の無給電素子との間隔を第2の長さとすると、前記第1の長さは前記第2の長さよりも小さい、請求項1に記載の放射器。
  4. 前記中心波長をλとすると、前記第1および第2の長さは、0.005λ以上、かつ、0.03λ以下の範囲から選択される、請求項3に記載の放射器。
  5. 前記中心波長をλとすると、前記第1の無給電素子の幅は、0.005λ以上、かつ、0.03λ以下の値である、請求項1に記載の放射器。
  6. 前記中心波長をλとすると、前記放射部の幅は、0.005λ以上、かつ、0.03λ以下の値である、請求項1に記載の放射器。
  7. 前記放射部は、
    前記第1の給電点を含み、第1の方向に沿って延在する第1の導体と、
    前記第1の導体に接続され、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って延在する第2の導体とを含み、
    前記第2の導体の幅は、前記第1の導体の幅よりも小さい、請求項1に記載の放射器。
  8. 前記中心波長をλとすると、前記第1の導体の幅および前記第2の導体の幅は、0.005λ以上、かつ、0.03λ以下の範囲から選択される、請求項7に記載の放射器。
  9. 前記放射部の外側に前記放射部に沿って形成され、かつ、前記第1の無給電素子と合わせて前記放射部を囲む第2の無給電素子をさらに備える、請求項1に記載の放射器。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の放射器と、
    導波器および反射器の少なくとも一方とを備える、アンテナ装置。
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