[go: up one dir, main page]

JP2008084392A - 磁気ディスク装置、障害予測装置、磁気ディスク装置の障害予測方法 - Google Patents

磁気ディスク装置、障害予測装置、磁気ディスク装置の障害予測方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008084392A
JP2008084392A JP2006261184A JP2006261184A JP2008084392A JP 2008084392 A JP2008084392 A JP 2008084392A JP 2006261184 A JP2006261184 A JP 2006261184A JP 2006261184 A JP2006261184 A JP 2006261184A JP 2008084392 A JP2008084392 A JP 2008084392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
seek
time
test
magnetic disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006261184A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Uehara
秀和 植原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006261184A priority Critical patent/JP2008084392A/ja
Publication of JP2008084392A publication Critical patent/JP2008084392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】 ディスクドライブの経時変化に伴う障害発生時期、交換時期を予測することのできる磁気ディスク装置、障害予測装置、障害予測方法を提供する。
【解決手段】 障害予測装置30は、シークテストを定期的に実施するシークテスト手段31と、テスト実施の時間間隔(tc)に対する現在のシークタイム(Tn)と前回のシークタイム(Tn−1)との差(Tn−Tn−1)/tcと障害予兆シーク時間(Tsc)35とからディスクドライブ20の予測交換時期(tp)を算出し判断する障害予兆判断部36とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気ディスク装置、障害予測装置、磁気ディスク装置の障害予測方法に関し、特に、可動部の機構部品の寿命を予測し、交換時期や障害発生時期の予測を行うことのできる磁気ディスク装置、障害予測装置、磁気ディスク装置の障害予測方法に関する。
磁気ディスク装置は、寿命がある。特に、磁気ディスク装置の可動部を構成する機構部品は、稼働時間、経年変化による劣化に起因する寿命がある。
従来、磁気ディスクユニット交換システムは、磁気ディスク記憶装置の各ディスクユニットの障害予兆を検知して、運用ディスクユニットを予備ディスクユニットに代替するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1は、障害予兆を監視する障害監視プロセスを設け、障害監視プロセスは、磁気ディスクの動作状況(リード/ライト動作のリトライ回数)に基付いて障害予兆を行う。この障害予兆は、リード/ライト動作が失敗するようになってから認識することになる。従って、可動部の劣化の場合、劣化の進行度合いが非常に大となった時点で障害予兆を認識するため、余寿命が殆どなく、代替する前に磁気ディスク装置が障害を発生するという欠点がある。
また、回転体記憶装置の寿命予測・管理装置は、回転体記憶装置の余寿命を的確に予測し、管理するものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献2は、スピンドルモータのベアリング部から発生する回転音または振動をセンシング、解析して余寿命を予測する。音声解析部、振動解析部は、余寿命状態を、正常、何らかの寿命の予兆のある状態、異常の3段階に診断する。しかし、ベアリング部のグリース劣化による余寿命を回転音または振動から予測する上記技術は、回転音または振動と、回転体記憶装置の実使用状態(シーク動作、リード/ライト動作など)での障害(エラー発生)との対応付けがなく、余寿命状態と障害とが正確には対応しないという欠点がある。また、スピンドルモータの回転音、振動は、製造時の組み立て状態でバラツキがあり、スピンドルモータの個々の初期値と比較しない限り、経年変化による変化であるか否かを正確に解析できないことになる。さらに、グリース劣化に伴い発生する振動周波数は、一定でなく複数あり、一般に回転同期周波数のレベルとグリース寿命との関連性は低い故、回転音、振動の解析は、着目する周波数を特定することが実際には困難である。
さらに、磁気ディスク装置の障害発生予測システムは、磁気ディスク装置の障害発生を事前に予測でき、また、磁気ディスク装置のメーカや型番号の仕様が様々である場合でも障害発生を事前に予測できるものもある(例えば、特許文献3参照。)。
特許文献3は、中央処理装置が制御装置を介して磁気ディスク装置へリード/ライト要求を出した時刻と、データを受け取った時刻との差分から応答時間を得ると共に、応答時間がリトライ無し正常応答時間を超えているか否かを判別する。超えていると判別したとき、データベース装置に磁気ディスク装置に関わる情報を記録すると共に、統計解析によって磁気ディスク装置の損傷の進行具合を判定する。上記技術は、中央処理装置がリード/ライトコマンドを発行したとき、応答時間を得て、応答時間から損傷の進行具合を判定するため、磁気ディスク装置へアクセスがないときは、障害発生を事前に予測できないという欠点がある。
特開平09−016340号公報 特開2004−152336号公報 特開2004−118397号公報
特許文献1の技術は、リード/ライト動作が失敗するようになって障害予兆を認識する。従って、可動部の劣化の進行度合いが非常に大となった時点で障害予兆を認識するため、余寿命が殆どなく、代替する前に磁気ディスク装置が障害を発生するという課題がある。
特許文献2の技術は、回転音または振動と、回転体記憶装置の実使用状態での障害(エラー発生)との対応付けがなく、余寿命状態と障害とが正確には対応しないという課題がある。
特許文献3の技術は、中央処理装置から磁気ディスク装置へのアクセスがないときは、磁気ディスク装置の障害発生を事前に予測できないという課題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、シークテストを定期的に実施し、テスト実施の時間間隔に対する現在のシークタイムと前回のシークタイムとの差(シーク時間変化率)から磁気ディスク装置の劣化状況を認識して予兆診断を行い、障害発生時期、交換時期を予測することのできる磁気ディスク装置、障害予測装置、障害予測方法を提供することにある。
本発明の磁気ディスク装置は、ディスク媒体とディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブと、ディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置とを有する磁気ディスク装置であって、障害予測装置は、障害予兆診断のためのシークを行うシークテスト手段と、シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とを格納するテスト結果格納部と、障害予兆を判断するための障害予兆シーク時間を設定し格納する障害予兆基準時間格納部と、テスト結果と稼働時間と障害予兆シーク時間とから交換時期の予測を行う障害予兆判断部とを有することを特徴とする。
本発明の磁気ディスク装置は、ディスク媒体とディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブと、ディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置とを有する磁気ディスク装置であって、障害予測装置は、障害発生診断のためのシークを行うシークテスト手段と、シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とを格納するテスト結果格納部と、障害発生を判断するための障害発生シーク時間を設定し格納する障害発生基準時間格納部と、テスト結果と稼働時間と障害発生シーク時間とから障害時期の予測を行う障害発生判断部とを有することを特徴とする。
シークテスト手段は、シーク時間を測定するタイマーカウンタを有することを特徴とする。
シークテスト手段は、定期的にテストを実行する手段と、特定のシークパターンを複数サイクル繰り返す手段とを有することを特徴とする。
シークパターンは、ランダムシークパターンを有することを特徴とする。
障害予兆シーク時間は、稼働時初期のシーク時間に対応して予め設定することを特徴とする。
障害予兆判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から交換時期を予測する手段を有することを特徴とする。
障害発生シーク時間は、シークタイムアウト時間値を予め設定することを特徴とする。
障害発生判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から障害時期を予測する手段を有することを特徴とする。
本発明の障害予測装置は、ディスク媒体とディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置であって、障害予兆診断のためのシークを行うシークテスト手段と、シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とを格納するテスト結果格納部と、障害予兆を判断するための障害予兆シーク時間を設定し格納する障害予兆基準時間格納部と、テスト結果と稼働時間と障害予兆シーク時間とから交換時期の予測を行う障害予兆判断部とを有することを特徴とする。
本発明の障害予測装置は、ディスク媒体とディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置であって、障害発生診断のためのシークを行うシークテスト手段と、シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とを格納するテスト結果格納部と、障害発生を判断するための障害発生シーク時間を設定し格納する障害発生基準時間格納部と、テスト結果と稼働時間と障害発生シーク時間とから障害時期の予測を行う障害発生判断部とを有することを特徴とする。
シークテスト手段は、シーク時間を測定するタイマーカウンタを有することを特徴とする。
シークテスト手段は、定期的にテストを実行する手段と、特定のシークパターンを複数サイクル繰り返す手段とを有することを特徴とする。
シークパターンは、ランダムシークパターンを有することを特徴とする。
障害予兆シーク時間は、稼働時初期のシーク時間に対応して予め設定することを特徴とする。
障害予兆判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から交換時期を予測する手段を有することを特徴とする。
障害発生シーク時間は、シークタイムアウト時間値を予め設定することを特徴とする。
障害発生判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から障害時期を予測する手段を有することを特徴とする。
本発明の磁気ディスク装置の障害予測方法は、ディスク媒体とディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブと、ディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置とを有する磁気ディスク装置の障害予測方法であって、障害予測装置は、シークテスト手段により障害予兆診断のためのシークを行うステップと、シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とをテスト結果格納部へ格納するステップと、障害予兆を判断するための障害予兆シーク時間を設定し障害予兆基準時間格納部へ格納するステップと、テスト結果と稼働時間と障害予兆シーク時間とから障害予兆判断部により交換時期の予測を行うステップとを有することを特徴とする。
本発明の磁気ディスク装置の障害予測方法は、ディスク媒体とディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブと、ディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置とを有する磁気ディスク装置の障害予測方法であって、障害予測装置は、シークテスト手段により障害発生診断のためのシークを行うステップと、シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とをテスト結果格納部へ格納するステップと、障害発生を判断するための障害発生シーク時間を設定し障害発生基準時間格納部へ格納するステップと、テスト結果と稼働時間と障害発生シーク時間とから障害発生判断部により障害時期の予測を行うステップとを有することを特徴とする。
障害予兆判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から交換時期を予測するステップを有することを特徴とする。
障害発生判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から障害時期を予測する手段を有することを特徴とする。
本発明は、シークテストを定期的に実施し、テスト実施の時間間隔に対する現在のシークタイムと前回のシークタイムとの差から磁気ディスク装置の劣化状況を判断して予兆診断を行うため、劣化状況に対応した障害予兆診断を行うことができるという効果がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の磁気ディスク装置10の第1実施例を示す概略構成図である。
図1を参照すると、磁気ディスク装置10は、ディスクドライブ20と障害予測装置30とで構成する。
ディスクドライブ20は、ディスク媒体21とディスク媒体21に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッド22とを備える。
障害予測装置30は、ディスクドライブ20の障害予兆診断のためのシークを行うシークテスト手段31と、テスト結果格納部33と、障害予兆基準時間格納部34と、障害予兆判断部36とを備える。
シークテスト手段31は、シーク時間を測定するタイマーカウンタ32と、定期的にランダムシークテストを実行する手段(図示せず)と、ランダムシークパターンを複数サイクル繰り返す手段(図示せず)とを備える。なお、シークテスト手段31は、ランダムシークテスト実行中、外部からのI/O(INPUT/OUTPUT)コマンドを受け付ず、常に同一条件下でシーク時間を測定する。
テスト結果格納部33は、シークテスト手段31によって実行したテスト結果(図示せず)と、テスト実行時のディスクドライブ20の稼働時間(図示せず)とを格納する。
障害予兆基準時間格納部34は、障害予兆を判断するための予め設定した障害予兆シーク時間(Tsc)35を格納する。障害予兆シーク時間(Tsc)35は、ディスクドライブ20の稼働時の初期シーク時間(To)に対応して設定する。なお、テスト結果格納部33と障害予兆基準時間格納部34とは、図示しない不揮発性記憶手段内に設ける。
障害予兆判断部36は、テスト結果と稼働時間と障害予兆シーク時間(Tsc)35とからディスクドライブ20の予測交換時期(tp)を算出して予測を行う。
次に上述のように構成した磁気ディスク装置10の動作について、図2、および図1を参照して説明する。
図2は、ディスクドライブ20の予測交換時期(tp)を算出して予測する説明を行うための図であり、ディスクドライブ20の稼働時間に対するシーク時間の変化を示す図である。
図1、図2を参照すると、シークテスト手段31は、定期的にシークテストを実行する。本実施例では、図2に示すように、ランダムシークテストを一定稼働時間間隔(tc)で実行する。ランダムシークテストは、例えば、3サイクル実行する(サイクル回数を10回以上にすると、テストに要する時間が長くなり、1サイクルにすると、動作バラツキが発生したときにバラツキを吸収できないため、2〜4サイクル実行する)。なお、シークパターンは、リピートシーク、インクリメントシークでもよいが、寿命に影響を及ぼす可動部の機構部品(磁気ヘッド22を含むポジショナ機構、ディスク媒体21を含むスピンドル機構)の動作位置の全ての位置を網羅する上でランダムシークがよい。
タイマーカウンタ32は、シーク時間を測定し、測定結果と測定時の稼働時間(ディスクドライブ20の初期稼働時からの経過時間)とをテスト結果格納部33へ記録する。
次に、障害予兆判断部36は、障害予兆シーク時間(Tsc)35と、テストを実行した稼働時間間隔(tc)に対する現在の測定時のシークタイム(Tn)と前回の測定時のシークタイム(Tnー1)との差とから予測交換時期(tp)を算出して予測する。即ち、(Tn−Tn−1)/tcを勾配とする一次関数と、障害予兆シーク時間(Tsc)35とから予測交換時期(tp)を算出する。なお、障害予兆シーク時間(Tsc)35は、フィールド実績データ、実験データなどを元に、予め、個々のディスクドライブ20毎の初期シーク時間(To)に対して設定しておく。或いは、初期シーク時間(To)に対して、例えば10%増加する時間値(1.1To)に設定する。
障害予兆判断部36は、勾配が緩やかで、前回測定時との勾配の差が小さければ、障害予兆シーク時間(Tsc)35に達した時点で、図示しない表示部へ表示、または、オペレータに予測交換時期(tp)であることを通知する。勾配が大で前回測定時との勾配の差(勾配の変化)が急激に増加した場合は、急激に予測交換時期(tp)に達する虞れがあるため、障害予兆判断部36は、障害予兆シーク時間(Tsc)35に達する前に通知を行う。なお、勾配と、今回と前回との勾配の測定値の差との大小により、通知を行うか否かの判定値は、フィールド実績値、実験値、経験値などにより、予め設定しておく。
上述のように、磁気ディスク装置10は、テスト実施の時間間隔(tc)に対する現在のシーク時間と過去のシーク時間との差からディスクドライブ20の劣化状況を判断して予兆診断を行うため、劣化状況に対応した予測交換時期(tp)を求めることができるという効果がある。
図3は、本発明の磁気ディスク装置50の第2実施例を示す概略構成図である。
図3を参照すると、磁気ディスク装置50は、ディスクドライブ20と障害予測装置60とで構成する。なお、第1実施例と同一構成要素は、同一符号で表示する。第2実施例が第1実施例と異なる点は、障害予測装置60が予測交換時期(tp)に代え、予測障害時期(tr)を算出する点のみであり、異なる点のみを重点的に説明する。
障害予測装置60は、ディスクドライブ20の障害予兆診断のためのシークを行うシークテスト手段31と、テスト結果格納部33と、障害発生基準時間格納部67と、障害発生判断部69とを備える。
障害発生基準時間格納部67は、障害発生を判断するための予め設定した障害発生シーク時間(Tsr)68を格納する。障害発生シーク時間(Tsr)68は、ディスクドライブ20のシークタイムアウト時間値を設定する。
障害発生判断部69は、テスト結果と稼働時間と障害発生シーク時間(Tsr)68とからディスクドライブ20の予測障害時期(tr)を算出して予測を行う。
次に上述のように構成した磁気ディスク装置50の動作について、図3、および、図4を参照して説明する。
図4は、ディスクドライブ20の予測障害時期(tr)を算出し予測交換時期(tp)を予測する説明を行うための図であり、ディスクドライブ20の稼働時間に対するシーク時間の変化を示す図である。
以下、図3、図4を参照して、第1実施例と異なる点の動作についてのみ説明する。
障害発生判断部69は、障害発生シーク時間(Tsr)68と、テストを実行した稼働時間間隔(tc)に対する現在の測定時のシークタイム(Tn)と前回の測定時のシークタイム(Tnー1)との差とから予測障害時期(tr)を算出して予測する。即ち、(Tn−Tn−1)/tcを勾配とする一次関数と、障害発生シーク時間(Tsr)68とから予測障害時期(tr)を算出する。
障害発生判断部69は、予測障害時期(tr)からn時間前を予測交換時期(tp)と判断してオペレータに通知する。nは、障害発生を防止するため、充分マージンを持った時間に設定する。例えば、nは、機種別のディスクドライブ20のフィールド実績データ、実験データなどを参照して決定する。
なお、上述の実施例1、2において、障害予測装置30、60は、磁気ディスク装置10、50と別個に設けているが、磁気ディスク装置10、50内に包含する構成としても良いことは云うまでもない。
上述のように、磁気ディスク装置50は、テスト実施の時間間隔(tc)に対する現在のシークタイム(Tn)と前回のシークタイム(Tnー1)との差からディスクドライブ20の予測障害時期(tr)を算出し、予測障害時期(tr)を元に予測交換時期(tp)を決定する。従って、ディスクドライブ20の劣化状況に対応した予測障害時期(tr)、予測交換時期(tp)を予測することができるという効果がある。
本発明の磁気ディスク装置の第1実施例を示す概略構成図である。 ディスクドライブの予測交換時期を算出して予測する説明を行うための図である。 本発明の磁気ディスク装置の第2実施例を示す概略構成図である。 ディスクドライブの予測障害時期を算出し予測交換時期を予測する説明を行うための図である。
符号の説明
10 磁気ディスク装置
20 ディスクドライブ
21 ディスク媒体
22 磁気ヘッド
30 障害予測装置
31 シークテスト手段
32 タイマーカウンタ
33 テスト結果格納部
34 障害予兆基準時間格納部
35 障害予兆シーク時間(Tsc)
36 障害予兆判断部
50 磁気ディスク装置
60 障害予測装置
67 障害発生基準時間格納部
68 障害発生シーク時間(Tsr)
69 障害発生判断部
(tc) 時間間隔
(tp) 予測交換時期
(To) 初期シーク時間
(tr) 予測障害時期
(Tn) シークタイム
(Tn−1) シークタイム

Claims (22)

  1. ディスク媒体と前記ディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブと、前記ディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置とを有する磁気ディスク装置であって、前記障害予測装置は、障害予兆診断のためのシークを行うシークテスト手段と、前記シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とを格納するテスト結果格納部と、障害予兆を判断するための障害予兆シーク時間を設定し格納する障害予兆基準時間格納部と、前記テスト結果と前記稼働時間と前記障害予兆シーク時間とから交換時期の予測を行う障害予兆判断部とを有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. ディスク媒体と前記ディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブと、前記ディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置とを有する磁気ディスク装置であって、前記障害予測装置は、障害発生診断のためのシークを行うシークテスト手段と、前記シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とを格納するテスト結果格納部と、障害発生を判断するための障害発生シーク時間を設定し格納する障害発生基準時間格納部と、前記テスト結果と前記稼働時間と前記障害発生シーク時間とから障害時期の予測を行う障害発生判断部とを有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 前記シークテスト手段は、シーク時間を測定するタイマーカウンタを有することを特徴とする請求項1または2記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記シークテスト手段は、定期的にテストを実行する手段と、特定のシークパターンを複数サイクル繰り返す手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記シークパターンは、ランダムシークパターンを有することを特徴とする請求項4記載の磁気ディスク装置。
  6. 前記障害予兆シーク時間は、稼働時初期のシーク時間に対応して予め設定することを特徴とする請求項1、3、4、5の何れか1項記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記障害予兆判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から交換時期を予測する手段を有することを特徴とする請求項1、3、4、5、6の何れか1項記載の磁気ディスク装置。
  8. 前記障害発生シーク時間は、シークタイムアウト時間値を予め設定することを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項記載の磁気ディスク装置。
  9. 前記障害発生判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から障害時期を予測する手段を有することを特徴とする請求項2、3、4、5、8の何れか1項記載の磁気ディスク装置。
  10. ディスク媒体と前記ディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置であって、障害予兆診断のためのシークを行うシークテスト手段と、前記シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とを格納するテスト結果格納部と、障害予兆を判断するための障害予兆シーク時間を設定し格納する障害予兆基準時間格納部と、前記テスト結果と前記稼働時間と前記障害予兆シーク時間とから交換時期の予測を行う障害予兆判断部とを有することを特徴とする障害予測装置。
  11. ディスク媒体と前記ディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置であって、障害発生診断のためのシークを行うシークテスト手段と、前記シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とを格納するテスト結果格納部と、障害発生を判断するための障害発生シーク時間を設定し格納する障害発生基準時間格納部と、前記テスト結果と前記稼働時間と前記障害発生シーク時間とから障害時期の予測を行う障害発生判断部とを有することを特徴とする障害予測装置。
  12. 前記シークテスト手段は、シーク時間を測定するタイマーカウンタを有することを特徴とする請求項10または11記載の障害予測装置。
  13. 前記シークテスト手段は、定期的にテストを実行する手段と、特定のシークパターンを複数サイクル繰り返す手段とを有することを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項記載の障害予測装置。
  14. 前記シークパターンは、ランダムシークパターンを有することを特徴とする請求項13記載の障害予測装置。
  15. 前記障害予兆シーク時間は、稼働時初期のシーク時間に対応して予め設定することを特徴とする請求項10、12、13、14の何れか1項記載の障害予測装置。
  16. 前記障害予兆判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から交換時期を予測する手段を有することを特徴とする請求項10、12、13、14、15の何れか1項記載の障害予測装置。
  17. 前記障害発生シーク時間は、シークタイムアウト時間値を予め設定することを特徴とする請求項11乃至14の何れか1項記載の障害予測装置。
  18. 前記障害発生判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から障害時期を予測する手段を有することを特徴とする請求項11、12、、13、14、17の何れか1項記載の障害予測装置。
  19. ディスク媒体と前記ディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブと、前記ディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置とを有する磁気ディスク装置の障害予測方法であって、前記障害予測装置は、シークテスト手段により障害予兆診断のためのシークを行うステップと、前記シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とをテスト結果格納部へ格納するステップと、障害予兆を判断するための障害予兆シーク時間を設定し障害予兆基準時間格納部へ格納するステップと、前記テスト結果と前記稼働時間と前記障害予兆シーク時間とから障害予兆判断部により交換時期の予測を行うステップとを有することを特徴とする磁気ディスク装置の障害予測方法。
  20. ディスク媒体と前記ディスク媒体に対し情報の書き込み/読み出しを行う磁気ヘッドとを備えるディスクドライブと、前記ディスクドライブの障害予測を行う障害予測装置とを有する磁気ディスク装置の障害予測方法であって、前記障害予測装置は、シークテスト手段により障害発生診断のためのシークを行うステップと、前記シークテスト手段によるテスト結果とテスト実行時の稼働時間とをテスト結果格納部へ格納するステップと、障害発生を判断するための障害発生シーク時間を設定し障害発生基準時間格納部へ格納するステップと、前記テスト結果と前記稼働時間と前記障害発生シーク時間とから障害発生判断部により障害時期の予測を行うステップとを有することを特徴とする磁気ディスク装置の障害予測方法。
  21. 前記障害予兆判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から交換時期を予測するステップを有することを特徴とする請求項19記載の磁気ディスク装置の障害予測方法。
  22. 前記障害発生判断部は、テストを実行した稼働時間間隔に対するシーク時間の差から障害時期を予測する手段を有することを特徴とする請求項20記載の磁気ディスク装置の障害予測方法。
JP2006261184A 2006-09-26 2006-09-26 磁気ディスク装置、障害予測装置、磁気ディスク装置の障害予測方法 Pending JP2008084392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006261184A JP2008084392A (ja) 2006-09-26 2006-09-26 磁気ディスク装置、障害予測装置、磁気ディスク装置の障害予測方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006261184A JP2008084392A (ja) 2006-09-26 2006-09-26 磁気ディスク装置、障害予測装置、磁気ディスク装置の障害予測方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008084392A true JP2008084392A (ja) 2008-04-10

Family

ID=39355105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006261184A Pending JP2008084392A (ja) 2006-09-26 2006-09-26 磁気ディスク装置、障害予測装置、磁気ディスク装置の障害予測方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008084392A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009170034A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Sony Corp 故障診断装置及び故障診断方法
JP2017037405A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社Jvcケンウッド 故障予測装置、故障予測方法及び故障予測プログラム
WO2019054434A1 (ja) * 2017-09-14 2019-03-21 Necプラットフォームズ株式会社 故障予兆検出装置、故障予兆検出方法、及び、故障予兆検出プログラムが格納された記録媒体
JP2019164817A (ja) * 2019-05-08 2019-09-26 株式会社Jvcケンウッド 故障予測装置、故障予測方法及び故障予測プログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169661A (ja) * 2000-07-27 2002-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ処理制御システム、コントローラ、データ処理制御方法、プログラム、および媒体
JP2004165741A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2004253035A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Nec Fielding Ltd ディスクドライブ品質監視システム、方法、プログラム
JP2005115975A (ja) * 2003-10-02 2005-04-28 Toshiba Tec Corp 情報処理装置
JP2006172636A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Fuji Xerox Co Ltd 故障診断装置、故障診断プログラムおよび故障診断方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169661A (ja) * 2000-07-27 2002-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ処理制御システム、コントローラ、データ処理制御方法、プログラム、および媒体
JP2004165741A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2004253035A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Nec Fielding Ltd ディスクドライブ品質監視システム、方法、プログラム
JP2005115975A (ja) * 2003-10-02 2005-04-28 Toshiba Tec Corp 情報処理装置
JP2006172636A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Fuji Xerox Co Ltd 故障診断装置、故障診断プログラムおよび故障診断方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009170034A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Sony Corp 故障診断装置及び故障診断方法
JP2017037405A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社Jvcケンウッド 故障予測装置、故障予測方法及び故障予測プログラム
WO2019054434A1 (ja) * 2017-09-14 2019-03-21 Necプラットフォームズ株式会社 故障予兆検出装置、故障予兆検出方法、及び、故障予兆検出プログラムが格納された記録媒体
JP2019053486A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 Necプラットフォームズ株式会社 故障予兆検出装置、故障予兆検出方法、及び、故障予兆検出プログラム
JP2019164817A (ja) * 2019-05-08 2019-09-26 株式会社Jvcケンウッド 故障予測装置、故障予測方法及び故障予測プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10268553B2 (en) Adaptive failure prediction modeling for detection of data storage device failures
US6574754B1 (en) Self-monitoring storage device using neural networks
KR101114054B1 (ko) 디지털 시스템의 신뢰성 모니터링
US6980381B2 (en) Apparatus and method for predicting failure of a disk drive
US8327193B2 (en) Data storage device including a failure diagnostic log
CN100583279C (zh) 磁盘装置的故障预测方法及使用该方法的磁盘装置
JP4990988B2 (ja) 機器劣化評価支援方法及び機器劣化評価支援装置
JP4755510B2 (ja) データ記録装置、及び、データ記録装置のホストデータ転送のパフォーマンスを評価する方法
KR20090099536A (ko) 디지털 시스템의 신뢰성 모니터링
CN1466760A (zh) 磁盘驱动器的关键事件记录
CN113179665B (zh) 使用基于纠错的度量来识别性能不佳的数据存储设备
JP2008084392A (ja) 磁気ディスク装置、障害予測装置、磁気ディスク装置の障害予測方法
JP2007335012A (ja) 制御装置および記憶装置
EP3743816B1 (en) Maintenance intervention predicting
JP6079578B2 (ja) ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージ制御方法
JP2009204534A (ja) センサ故障診断装置、記録装置、センサ故障診断方法および情報記憶システム
JP5692577B2 (ja) 磁気ディスク装置及び自己診断方法
JP2010262682A (ja) 情報処理装置、光ディスクの不良診断方法及びプログラム
JP2016146071A (ja) ハードディスクドライブ装置診断装置及びハードディスクドライブ装置診断機能を備えた複写装置
CN111188782A (zh) 一种风扇冗余测试方法、装置和计算机可读存储介质
Williams et al. Predicting archival life of removable hard disk drives
JP2008084505A (ja) 記憶装置、書き込み手段診断方法
JPWO2006103780A1 (ja) 磁気記録再生装置
JP2009266291A (ja) ハードディスクドライブ故障予測装置、ハードディスクドライブ故障モデル生成装置、及びハードディスクドライブ故障予測方法
JP2004334421A (ja) シーケンサ、自動診断装置、シーケンスプログラム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080616

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090512

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090820

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110411

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110419

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110608

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110705

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20110705