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JP2008079154A - Ip電話装置、通話パス切替方法、およびip電話装置用制御装置 - Google Patents

Ip電話装置、通話パス切替方法、およびip電話装置用制御装置 Download PDF

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JP2008079154A
JP2008079154A JP2006257928A JP2006257928A JP2008079154A JP 2008079154 A JP2008079154 A JP 2008079154A JP 2006257928 A JP2006257928 A JP 2006257928A JP 2006257928 A JP2006257928 A JP 2006257928A JP 2008079154 A JP2008079154 A JP 2008079154A
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Yoshinori Takahashi
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】簡単な構成で、通話路を切り替える際のノイズを抑制することができるIP電話装置、通話パス切替方法、およびIP電話装置用制御装置を提供すること。
【解決手段】減衰/増加部120および制御レジスタ部130は、IP電話装置の音声入出力インタフェース側と通話路側との接続状態を切り替えるPCMスイッチ部115の、通話路側チャネルごとに配置される。制御レジスタ部130は、対応するチャネルが通話パスの切り替え元または切り替え先として指定されると、その旨を対応する減衰/増加部120に通知するとともに、音声データであるPCMデータの増減量および増減時間を指示する。減衰/増加部120は、通話パスの切り替え元に指定された旨を通知されると、切り替えの直前にPCMデータを減衰させ、通話パスの切り替え先に指定された旨を通知されると、切り替えの直後にPCMデータを増加させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の通話路と、受話器のスピーカなどの音声入出力インタフェースとの接続状態を制御して通話パスを切り替えるIP電話装置、通話パス切替方法、およびIP電話装置用制御装置に関する。
近年、インターネットなどで使用されるIP(internet protocol)技術を用いて通話路を実現するIP電話が広く普及している。IP電話で通話に使用される端末装置(以下「IP電話装置」という)には、加入電話の電話装置と同様に、ある相手先との通話中に他の相手先に通話を切り替える機能が備えられている。
具体的には、IP電話装置は、それぞれ音声信号を伝送する複数の通話路に同時に接続可能となっており、これら複数の通話路と自装置側の受話器などの通話手段との接続状態を切り替えるスイッチを有している。これにより、たとえば、ある相手先との通話中に他の相手先からの着呼があった場合に、わざわざ電話を掛け直すことなく、その着呼があった相手先との通話を開始することができる。
ところが、スイッチの接続状態が切り替わる際には、スイッチから出力される音声信号の波形が不連続となる。すると、自装置側の受話器から出力される音声にノイズが発生し、通話者に不快感を与えることがある。
そこで、スイッチの接続状態を切り替える際に、スイッチから出力される音声信号のレベルを一時的に減衰させる技術が、たとえば特許文献1に記載されている。特許文献1記載の技術によれば、スイッチの出力側に、音声ミュートを行うアッテネータ180を配置する。そして、スイッチの接続状態を切り替える直前に、スイッチから出力される音声信号のレベルを、所定の値まで減衰させるとともに、スイッチの接続状態が切り替わった直後に、スイッチから出力される音声信号のレベルを、所定の値から増加させる。これにより、スイッチの接続状態の切り替えに伴って発生するノイズを、抑制することができる。
特開平8−287613号公報
ところが、上記した特許文献1記載の技術をIP電話装置に適用した場合、装置が複雑化するという問題がある。IP電話装置には、ハンドセット(受話器)だけでなく、装置本体のスピーカおよびマイクロフォン、無線子機など、複数の音声入出力インタフェースが備えられているのが通常である。また、生産コストを抑えられるなどのメリットが得られることから、スイッチおよびその周辺デバイスをLSI(large scale integrated circuit)に組み込むことが広く行われている。このようなLSIと上記した複数の音声入出力インタフェースとを接続する場合、信号線の少ないシリアルバス接続構成とすることで端子数を減らし、LSIの生産コストを削減することができる。この場合、スイッチの音声入出力インタフェース側の信号を時分割多重で伝送することになるが、上記した特許文献1記載の技術では、この時分割多重動作を想定していないため、スイッチを組み込んだLSIと複数の音声入出力インタフェースとの接続を実現するためには、回路が複雑化してしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、通話路を切り替える際のノイズを抑制することができるIP電話装置、通話パス切替方法、およびIP電話装置用制御装置を提供することを目的とする。
本発明のIP電話装置は、音声を出力する音声出力手段と、音声信号を伝送する複数の通話路を、前記音声出力手段に選択的に接続する通話路接続手段と、前記通話路接続手段が前記音声出力手段に接続する通話路を切り替えるとき、前記複数の通話路で伝送される音声信号の音声レベルを個別に増減するレベル制御手段とを具備する構成を採る。
本発明の通話パス切替方法は、同時接続される複数の回線を選択的に切り替える通話パス切替方法であって、音声出力手段に接続する通話路の切り替え指示に応じて、切り替え元の通話路の音声信号レベルを減衰させるレベル減衰ステップと、前記切り替え元の通話路の音声信号および前記切り替え先の通話路の音声信号の双方が減衰された状態で通話路を切り替える通話路切替ステップと、前記通話路切替ステップでの通話路の切り替え後に、切り替え先の通話路の音声信号レベルを増加させるレベル増加ステップとを有するようにした。
本発明のIP電話装置用制御装置は、音声を出力する音声出力手段とのインタフェースと、外部ネットワークとのインタフェースと、音声信号を伝送する複数の通話路を、前記音声出力手段に選択的に接続する通話路接続手段と、前記通話路接続手段が前記音声出力手段に接続する通話路を切り替えるとき、前記複数の通話路で伝送される音声信号の音声レベルを個別に増減するレベル制御手段と、前記通話路接続手段と前記レベル制御手段との間に配置されたパラレル/シリアル変換手段と、を同一基板上に搭載し、前記レベル制御手段は、パラレル音声信号に対して前記音声レベルの増減を行う一方、前記通話路接続手段は、シリアル音声信号の通話路の切り替えを行うようにした。
本発明によれば、音声レベルの増減を通話路側で行うことができ、音声出力手段側の音声信号の伝送が時分割多重で行われる場合でも、簡単な構成で、通話路を切り替える際のノイズを抑制することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るIP電話装置を用いた通信システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
図1において、通信システム10は、本発明のIP電話装置としてのIP電話機100、インターネット200、およびPSTN(public switched telephone networks)250を有する。また、通信システム10は、IP電話機100のユーザ側の装置として、無線子機300、アクセスルータ350、PC(personal computer)400−1、400−2、およびアナログ電話機450−1を有し、他のユーザ側の装置として、IP電話機500a、500b、PC400−3、およびアナログ電話機450−2を有する。
IP電話機100およびPC400−1、400−2は、LAN(local area network)550に接続されている。LAN550は、アクセスルータ350を介して、インターネット200に接続されている。IP電話機100は、さらに、PSTN250に接続されている。IP電話機500a、500bおよびPC400−3は、インターネット200に接続されている。アナログ電話機450−1、450−2は、PSTN250に接続されている。インターネット200とPSTN250との間には、インターネット200に構築されたIP電話網とPSTN250とを接続するゲートウェイ装置(図示せず)が配置されている。
インターネット200のIP電話網では、PCM(pulse code modulation)による音声データ(以下「PCMデータという」)を圧縮したデータを格納した音声パケット610の伝送によって、通話が実現される。PCMとは、アナログ音声信号をサンプリングにより量子化し、ディジタル音声データに変換する技術である。また、PSTN250では、アナログ音声信号620の伝送によって、通話が実現される。
IP電話機100は、複数の通話路に切り替え可能に接続するスイッチ部を備えており、ある相手先との通話を保留にした状態で、他の相手先と通話することが可能となっている。したがって、IP電話機100では、たとえば、IP電話機500aとの通話中にIP電話機500bから発呼があった場合に、使用する通話路を、IP電話機500aとの通話路から、IP電話機500bとの通話路へ切り替える動作が行われる。
このとき、スイッチ部から出力される音声信号の波形が不連続となり、このような音声信号の不連続点では、上記したように、不快なノイズが発生する恐れがある。そこで、IP電話機100では、このような音声信号の不連続点によるノイズ(以下「スイッチングノイズ」という)を低減するようになっている。以下、IP電話機100の構成および動作について説明する。
図2は、IP電話機100の構成を示すブロック図である。
図2において、IP電話機100は、PCMデータインタフェース(I/F)部110、音声処理部150、音声制御部151、IP処理部152、ネットワーク制御部153、LAN接続部160、PSTN用コネクタ165、PSTN接続部166、RF(radio frequency)部170、無線制御部171、本体スピーカ173、本体マイクロフォン174、ハンドセット176、ハンドセット用コネクタ178、操作パネル180、電話制御部181、電話用外部メモリ182、IP用外部メモリ183および電源187を有する。
PCMデータインタフェース部110、音声処理部150、音声制御部151、IP処理部152、およびネットワーク制御部153は、IP電話機100に設けられたLSI190に配置されている。また、これらのうち、音声制御部151およびネットワーク制御部153は、LSI190のCPU(central processing unit)コア191によって実現される機能部である。
PCMデータインタフェース部110は、LAN接続部160を介して図1に示すLAN550に接続されるとともに、PSTN用コネクタ165を介して図1に示すPSTN250に接続されている。また、PCMデータインタフェース部110は、本体スピーカ173など、IP電話機100のユーザが使用する音声入出力インタフェースにも接続されている。PCMデータインタフェース部110は、自己が接続する通話路および音声入出力インタフェースの間で、通話パスの設定および切り替えを行うだけでなく、通話パスの切り替えの際のスイッチングノイズの抑制を行う。PCMデータインタフェース部110の構成および動作については、後に別図を用いて詳しく説明する。
音声処理部150およびIP処理部152は、PCMデータインタフェース部110とLAN接続部160との間に配置されている。
音声処理部150は、PCMデータインタフェース部110側から入力されたPCMデータを圧縮符号化するとともに、LAN550側から入力された音声データを伸長復号化してPCMデータを復元する。音声制御部151は、音声処理部150が実行する音声データの符号化および復号化処理の全体を制御する。
IP処理部152は、LAN接続部160を介して、IP電話による1つまたは複数の通話路に接続するとともに、音声パケットのバッファリングや組み立ておよび解体を含む各種パケット処理を行う。ネットワーク制御部153は、IP処理部152が実行する処理のうち、主にネットワーク層における処理を制御する。
PSTN接続部166は、RJ−11のモジュラコネクタであるPSTN用コネクタ165を介してPSTN250に接続し、加入電話による通話路に接続する。そして、PSTN接続部166は、PCMデータインタフェース部110側から送られてきた音声信号をPSTN250側へ送出するとともに、PSTN250側から送られてきた音声信号をPCMデータインタフェース部110側へ送出する。また、PSTN接続部166とPCMデータインタフェース部110との間には、AD/DA(analog-digital / digital-analog)変換器167が配置されている。
ハンドセット176は、ハンドセット用コネクタ178を介してPCMデータインタフェース部110に接続されている。本体スピーカ173およびハンドセット176のスピーカ(図示せず)は、PCMデータインタフェース部110側から入力される音声信号を、音声に変換する。本体マイクロフォン174およびハンドセット176のマイクロフォン(図示せず)は、音声を入力し、音声信号に変換してPCMデータインタフェース部110側へ出力する。本体スピーカ173および本体マイクロフォン174とPCMデータインタフェース部110との間には、AD/DA変換器175が配置され、ハンドセット用コネクタ178とPCMデータインタフェース部110との間には、AD/DA変換器179が配置されている。
無線子機300は、図示しないが、スピーカ、マイクロフォン、アナログアンプ、およびAD/DA変換器を備えている。無線制御部171は、RF部170を介して、無線子機300から音声信号を受信し、PCMデータインタフェース部110へ転送するとともに、PCMデータインタフェース部110から入力される音声信号を、無線子機300へ送信する。
操作パネル180は、複数のキースイッチおよびフックボタン(図示せず)を備えている。電話制御部181は、操作パネル180におけるユーザ操作に応じて、通話パスの切り替えを含めたLSI190の電話通話に関する各種動作の制御を行う。電話用外部メモリ182は、電話制御部181がLSI190を制御するのに必要な各種データを格納している。IP用外部メモリ183は、LSI190が各種動作を行うのに必要なデータを格納している。電源187は、IP電話機100の各部に電源を供給する。
上記したPCMデータインタフェース部110への通話路および音声入出力インタフェースの接続と、PCMデータインタフェース部110における通話パスの設定および切り替えは、LSI190の周辺各部の連携により実現される。ここで、LSI190の周辺部の構成および動作について説明する。
図3は、LSI190の周辺部の構成を示すブロック図である。
図3において、LSI190は、LAN接続部160の動作を制御するLANコントローラ192、音声データに関する各種信号処理を行う信号処理部193、IP用外部メモリ183へのアクセスを制御するメモリコントローラ194、および汎用の信号入出力インタフェースである外部入出力部(I/O)195を有する。これらのデバイスおよびCPUコア191は、バス196に接続されている。また、LSI190に配置されたPCMデータインタフェース部110は、n個×m個のチャネルを有するPCMデータスイッチ(SW)部111を有している。
CPUコア191は、バス196に接続された各種デバイスのデータ入出力を制御する。また、CPUコア191は、IP処理部152および音声処理部150を含む信号処理部193の動作を制御するとともに、通話パス制御信号によって、PCMデータスイッチ部111の動作を制御する。この通話パス制御信号は、たとえば、図2に示す電話制御部181からの通話パスの切り替えを指示する信号に対応して出力される。
信号処理部193は、複数の通話路に接続することが可能となっており、接続する個々の通話路を、PCMデータスイッチ部111のn個のチャネル側の各チャネルに割り当てる。
PCMデータスイッチ部111のn個のチャネル側は、信号処理部193に接続されている。また、PCMデータスイッチ部111のm個のチャネル側は、AFE(analog front end)インタフェース140−1〜140−mを介して、音声入出力インタフェース側であるAD/DA変換器175、179および無線制御部171に接続されている。また、図示しないが、IP電話機100には、通話を保留状態にしたときに保留音を出力する装置部が設けられており、PCMデータスイッチ部111のm個のチャネル側に接続されている。AFEインタフェース140−1〜140−mと、無線制御部171およびAD/DA変換器175、179は、シリアルバス接続されており、時分割で信号送出を行うための時分割多重動作を行うことにより、各チャネルでシリアルバスを共用する。AFEインタフェース140−1〜140−mには、PSTN接続部166および保留音を出力する装置部も接続されているが、ここでの図示および説明を省略する。PCMデータスイッチ部111の構成および動作については、後に別図を用いて詳述する。
LAN接続部160には、RJ−45のLANコネクタ161と、LAN接続デバイス162が設けられている。
IP用外部メモリ183は、制御プログラムを格納するROM(read only memory)184と、IPパケットを一時的に格納するなど作業用メモリとして機能するRAM(random access memory)185を有する。
上記したPCMデータスイッチ部111が、チャネルの接続状態を切り替えることによって、IP電話の通話路と音声入出力インタフェースとの接続状態、つまり通話パスが切り替わるようになっている。また、上記したスイッチングノイズの抑制は、PCMデータスイッチ部111で実現される。
PCMデータスイッチ部111についての説明に先立ち、まず、スイッチングノイズの抑制を実現するための構成の概要を説明する。
図4は、本実施の形態におけるスイッチングノイズの抑制を実現するための構成を模式的に示したものでる。
ここでは、図3に示すPCMデータスイッチ部111が、図1に示すIP電話機500aとの通話路、図1に示すIP電話機500bとの通話路、および図2に示す本体スピーカ173に接続されているものとする。また、PCMデータスイッチ部111に、IP電話機500a、500bからそれぞれ音声データa、音声データbが入力されている状態で、PCMスイッチ部115により、IP電話機500aからIP電話機500bへと通話パスが切り替えられるものとする。
図3に示すLSI190は、PCMデータスイッチ部111の内部に、データ変換部122およびパラレル/シリアル変換部123を、PCMデータスイッチ部111が接続する通話路ごとに有している。データ変換部122は、対応する通話路側から入力される音声データに対し、音声レベルの減衰制御および増加制御を行う。パラレル/シリアル変換部123は、データ変換部122から出力されるパラレル信号の音声データを、シリアル信号に変換し、PCMスイッチ部115へ出力する。
初期段階では、音声データaに対して、データ変換部122aは、音声レベルの減衰制御も増加制御も行わない。したがって、本体スピーカ173から出力される音声S−1は、正常通話の状態となる。
通話パスの切り替えを行う直前には、データ変換部122aは、音声データaの音声レベルを減衰させていく一方で、データ変換部122bは、音声データbの音声レベルを減衰された状態にしておく。したがって、本体スピーカ173から出力される音声S−2は、減衰状態となる。
通話パスの切り替えが行われた直後には、データ変換部122bは、音声データbの音声レベルを、減衰された状態から、通常の音声レベルまで増加させていく。したがって、本体スピーカ173から出力される音声S−3は、増加状態となる。
最終的に、音声データbに対して、データ変換部122bは、音声レベルの減衰制御も増加制御も行わない。したがって、本体スピーカ173から出力される音声S−4は、正常通話の状態となる。
PCMデータスイッチ部111は、以上のような音声データのレベル制御を実現することにより、PCMスイッチ部115から出力される音声信号をできるだけ連続した状態にし、音声入出力インタフェースからスイッチングノイズが出力されるのを抑制する。なお、使用されていない通話路や、通話パスの切替に係らない通話路に対応するパラレル/シリアル変換部123は、動作を停止したり、信号出力を行わないようにしてもよい。これにより、スイッチングノイズの出力を、より確実に抑制することができる。
次に、PCMデータスイッチ部111の構成および動作について、説明を行う。
図5は、PCMデータスイッチ部111の構成を示すブロック図であり、図6は、通話パスが切り替わる際のPCMデータスイッチ部111の信号の変化の様子の一例を示すタイムチャートである。図5および図6を併せて参照し、PCMデータスイッチ部111の構成および動作を説明する。なお、図6では、音声レベルの増減に関する設定内容が異なる第1および第2の区間145−1、145−2について、信号の変化の様子を図示している。
図5において、PCMデータスイッチ部111は、n個×m個のチャネルについて接続状態を切り替えるPCMスイッチ(SW)部115、PCMデータの音声レベルの減衰および増加を行う減衰/増加部120、および減衰/増加部120の動作を制御する制御レジスタ部130を有する。
PCMデータスイッチ部111は、各チャネル間を接続するためのクロスバースイッチを備えている。減衰/増加部120は、PCMスイッチ(SW)部115のn個のチャネルに対応する側の個々のチャネルに設けられており、制御レジスタ部130も、個々の減衰/増加部120に対応して設けられているが、ここではそれぞれ一部のみを図示している。制御レジスタ部130は、切替制御レジスタ131、時間設定レジスタ132、および変化量設定レジスタ133を有する。減衰/増加部120は、タイミング発生部121、データ変換部122、およびパラレル/シリアル変換部123を有する。
切替制御レジスタ131は、図3に示すCPUコア191から、自己が対応するチャネルを通話パスの切替元あるいは切替先として指定する通話パス制御信号が入力されると、減衰/増加部120のタイミング発生部121へ出力する切替指示信号(i)を立ち上げる。切替指示信号(i)は、PCMデータの音声レベル(以下、単に「音声レベル」という)の減衰あるいは増加を指示するための制御信号である。
ただし、この切替指示信号(i)には、通話パスの切り替え元として音声レベルの減少を指示するものか、通話パスの切り替え先として音声レベルの増加を指示するものかを示す情報が含まれているものとする。あるいは、タイミング発生部121側で通話パスとして選択されているか否かを示すフラグを、切替指示信号(i)の立ち上がりごとに反転させるようにしてもよい。
減衰/増加部120には、たとえばLSI190の動作クロックに基づいて生成されるサンプルクロック信号(ii)が入力される。時間設定レジスタ132には、音声レベルを減衰させる際の減衰時間および音声レベルを増加させる際の増加時間(以下「増減時間」と総称する)が、サンプルクロック(ii)のクロック数であらかじめ設定されている。ここでは、図6に示すように、第1の区間145−1では3クロックが、第2の区間145−2では4クロックが、それぞれ設定されているものとする。時間設定レジスタ132は、設定されているクロック数を、時間指示信号(iii)として、減衰/増加部120のタイミング発生部121へ出力する。
タイミング発生部121は、音声レベルの減少を指示する切替指示信号(i)が立ち上がると、減衰タイミング信号(iv)を、時間指示信号(iii)が指定する増減時間だけ有効にする。一方、タイミング発生部121は、音声レベルの増加を指示する切替指示信号(i)が立ち上がった場合には、時間指示信号(iii)が指定する増減時間が経過してから、同じ増減時間だけ、増加タイミング信号(v)を有効にする。
すなわち、図6に示すように、通話パスの切り替え元に対応する減衰タイミング信号(iv)の有効区間の直後に、通話パスの切り替え先に対応する増加タイミング信号(v)が有効となる。
また、PCMスイッチ部115は、この減衰タイミング信号(iv)の有効区間から増加タイミング信号(v)の有効区間に切り替わる時刻tに、通話パスを切り替えるようになっている。具体的には、たとえば、タイミング発生部121は、自己が出力する減衰タイミング信号(iv)の有効区間が終了する時刻、つまりサンプルクロック(ii)に同期した上記時刻tに、PCMスイッチ部115に対して通話パスの切り替えを指示する信号を出力する。PCMスイッチ部115は、この信号が入力されたタイミングで、通話パス制御信号に従ってチャネルの接続状態を切り替える。
変化量設定レジスタ133には、音声レベルを減衰させる際の減衰量および音声レベルを増加させる際の増加量(以下「増減量」と総称する)が、あらかじめ設定されている。ここでは、図6に示すように、第1の区間145−1では12dBが、第2の区間145−2では6dBが、それぞれ設定されているものとする。変化量設定レジスタ133は、設定されている増減量を、増減量指示信号(vi)として減衰/増加部120のデータ変換部122へ出力する。
データ変換部122は、減衰タイミング信号(iv)の有効区間では、サンプルクロック(ii)のクロックごとに、増減量指示信号(vi)が指示する増減量ずつ、音声レベルを減衰させる。また、データ変換部122は、増加タイミング信号(v)の有効区間では、サンプルクロック(ii)のクロックごとに、増減量指示信号(vi)が指示する増減量ずつ、音声レベルを増加させる。なお、図6における第1の区間145−1と第2の区間145−2との比較から明らかなように、制御レジスタ部130の時間指示信号(iii)と増減量指示信号(vi)を変化させることによって、PCMデータ(vii)の音声レベルの増減時間や増減のステップを調整することが可能である。
パラレル/シリアル変換部123は、データ変換部122から出力されるパラレル信号であるPCMデータ(vii)を、シリアル信号に変換し、PCMスイッチ部115のn個のチャネルに対応する側の対応するチャネルへ出力する。
この結果、音声入出力インタフェース側へ出力される音声信号の音声レベルは、通話パスが切り替わる時刻tの直前に減衰し、時刻tの直後に増加する。
なお、上記したデータ変換部122は、パラレル信号であるPCMデータに対して、音声レベルの増減を実現する。ここで、このようなデータ変換部122の回路構成を例示する。
図7は、データ変換部122の回路構成の一例を示す回路構成図である。ここでは、PCMデータが16ビットのパラレルデータである場合を例として説明を行う。
図7に示すように、データ変換部122は、音声レベルの減衰を行うための16個の減衰用データバッファ125−1〜125−16と、音声レベルの増加を行うための16個の増加用データバッファ126−1〜126−16とを備えている。減衰用データバッファ125−1〜125−16および増加用データバッファ126−1〜126−16は、それぞれ16ビットのデータバッファである。また、データ変換部122は、通話パス制御信号に応じて、減衰用データバッファ125−1〜125−16のデータ出力(PCM減衰データ)と、増加用データバッファ126−1〜126−16のデータ出力(PCM増加データ)と、元のままのPCMデータ(PCMスルーデータ)のいずれかを選択するセレクタ127を備えている。
データ変換部122に入力されるPCMデータは、上記したように、16ビット(bit15:bit0)のパラレル信号である。減衰用データバッファ125−1〜125−16は、1ビットずつ下位ビットにシフトしていく形で、PCMデータをそれぞれ入力する。PCMデータが下位ビットに1ビットだけシフトすると、音声レベルは、およそ2分の1、つまり6dB減少する。これにより、減衰用データバッファ125−1〜125−16のいずれを動作させるかによって、音声レベルの減衰量を、およそ6dB間隔で設定することができる。
また、増加用データバッファ126−1〜126−16は、1ビットずつ上位ビットにシフトしていく形で、PCMデータをそれぞれ入力する。これにより、減増加用データバッファ126−1〜126−16のいずれを動作させるかによって、音声レベルの増加量を、6dB間隔で設定することができる。
データ変換部122は、内部パラメータとして、音声レベルの減衰量および増加量を保持している。データ変換部122は、減衰タイミング信号(iv)の有効区間において、減衰用データバッファ125−1〜125−16のいずれかを動作させる。具体的には、データ変換部122は、タイミングサンプルクロック信号(ii)の1クロックごとに、増減量指示信号(vi)が指定する増減量ずつ減衰量を加算していく形で、動作させる減衰用データバッファ125を切り替えていく。これにより、データ変換部122から出力されるPCMデータ(vii)は、連続した波形で段階的に減衰していく。
一方、データ変換部122は、増加タイミング信号(v)の有効区間において、増加用データバッファ126−1〜126−16のいずれかを動作させる。具体的には、データ変換部122は、タイミングサンプルクロック信号(ii)の1クロックごとに、増減量指示信号(vi)が指定する増減量ずつ増加量を加算していく形で、動作させる増加用データバッファ126を切り替えていく。これにより、データ変換部122から出力されるPCMデータ(vii)は、連続した波形で段階的に増加していく。
減衰用データバッファ125が出力するPCM減衰データと、増加用データバッファ126が出力するPCM増加データと、PCMスルーデータは、セレクタ127に入力される。セレクタ127は、減衰タイミング信号(iv)が入力されているときには、PCM減衰データを選択してPCMデータ(vii)として出力し、増加タイミング信号(v)が入力されているときには、PCM増加データを選択してPCMデータ(vii)として出力し、他の区間ではPCMスルーデータを選択してPCMデータ(vii)として出力する。このようにして、データ変換部122では、PCMデータの音声レベルの減衰および増加が行われる。なお、減衰用データバッファ125−1〜125−16と増加用データバッファ126−1〜126−16とを兼用とし、減衰タイミング信号(iv)と増加タイミング信号(v)のいずれが入力されているかに応じて、各データバッファの動作順序を切り替えるようにしてもよい。
図8は、以上説明したPCMデータスイッチ部111の動作によって、PCMデータの音声レベルの減衰および増加が行われた結果、スイッチングノイズが抑制される様子の一例を示す波形図である。ある時刻に、図4に示す音声データaのチャネルから図4に示す音声データbのチャネルへの切り替えを指示する切替指示信号(i)が立ち上がったとする。この場合、PCMデータスイッチ部111では、切替指示信号(i)が立ち上がった直後の減衰期間T−1に、音声データaに対して音声レベルの減衰処理が行われ、続く増加期間T−2に、音声データbに対して音声レベルの増加処理が行われる。
音声データaと音声データbが、それぞれ図8に示す波形であった場合、音声レベルの減衰/増加を行わずに即時に通話パスを切り替える従来動作によるスピーカ出力の波形cは、切替指示信号(i)が立ち上がった直後の時刻P−1で不連続となる。したがって、高周波成分が生じ、スイッチングノイズが発生する。一方、音声レベルの減衰を行ってから通話パスを切り替え、音声レベルを増加させる本発明の動作によるスピーカ出力の波形dは、減衰期間T−1でフェードアウトしてから、時刻P−2で通話パスが切り替わり、その後の時刻P−2でフェードインする。その結果、本発明の動作によるスピーカ出力の波形dは、時刻P−2において連続性を保ち、スイッチングノイズが抑制される。
なお、通話パスの切り替え先に対応するデータ変換部122は、通話パスの切り替えに先立って、音声レベルを十分に減衰させた状態にしておかなくてはならない。より確実に音声レベルを減衰させておくには、たとえば、通話に使用されていない通話路のデータ変換部122は、デフォルトで音声レベルを最小にするようにすればよい。あるいは、タイミング発生部が、音声レベルを最小にすることを指示する制御信号を、通話パスが切り替わる時刻tよりも前にデータ変換部122に入力するようにすればよい。
以下、上記構成のIP電話機100で、IP電話機100の音声入出力インタフェースから出力される音声のスイッチングノイズが抑制される様子を、通話パスの切り替えの具体例を用いて説明する。
図9は、通話パス切り替えの際の各装置における動作フローの一例を示すフローチャートである。ここでは、IP電話機100(本機)において、図1に示すIP電話機500a(TEL1)からの着信で通話が開始され、その通話中に、図1に示すIP電話機500b(TEL2)から着信があった場合について説明する。
ステップS1100において、IP電話機100では、PCMデータスイッチ部111に対し、音声レベルの増減量(減衰量/増加量)と、音声レベルの増減時間(減衰時間/増加時間)の初期設定を行う。この初期設定は、たとえば、図2に示す操作パネル180で数値を入力するなどして行われる。
ステップS1200において、TEL1が本機に対して発呼を行うと、本機は、TEL1からの着信を検出する。そして、本機は、たとえば本体スピーカ173を鳴動させるなどして、TEL1からの着信をユーザに通知する。
ステップS1300において、PCMデータスイッチ部111は、TEL1と本機の音声入出力インタフェースとの間の通話パスを設定する。
ステップS1400において、ハンドセット176を持ち上げるなどのオフフック操作により、本機とTEL1との間に通話路が確立され、TEL1と通話可能な状態となる。
ステップS1500において、TEL2が本機に対して発呼を行うと、本機は、TEL2からの着信を検出する。そして、本機は、たとえばハンドセット176から着信音を出力するなどして、別の相手先からの着信をユーザに通知する。
ステップS1600において、PCMデータスイッチ部111は、TEL2と本機の音声入出力インタフェースとの間の通話パスを設定する。一方、本機の音声入出力インタフェースとの接続を切断されたTEL1との間の通話路には、保留音を出力する装置部が接続されたチャネルが設定される。
ステップS1700において、フックボタン(図示せず)を押下するなどのオフフック操作により、本機とTEL2との間に通話路が確立され、通話可能な状態となる。また、TEL1との間の通話路には保留音を出力する装置部が接続され、TEL1との通話は保留状態となる。
ステップS1800において、通話が終了し、TEL2でオンフック操作が行われると、本機はこれを検出する。本機とTEL2との間の通話路が切断される。
ステップS1900において、TEL2のオンフック検出により、本機とTEL2との通話路は切断され、本機とTEL1との間の通話路は、保留音を出力する装置部が接続されたチャネルから、本機の音声入出力インタフェースが接続されたチャネルに切り替えられる。この結果、本機とTEL1との間で、再び通話が行われる。
ステップS2000において、通話が終了し、ハンドセット176を置くなどのオンフック操作が行われると、本機はこれを検出し、本機とTEL1との間の通話路が切断される。
以上の動作フローにおいて、図5に示すPCMスイッチ部115でスイッチングノイズが発生するのは、たとえば、ステップS1700における通話パスの切り替え時である。したがって、PCMデータスイッチ部111は、ステップS1700において、音声データの減衰および増加を行う。これにより、本機のスピーカ出力は、図8で本発明の動作によるスピーカ出力の波形dとして示したように連続的な波形となり、スイッチングノイズは抑制される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、音声レベルの増減を通話路側で行うことができ、音声入出力インタフェース側の音声信号の伝送が時分割多重で行われる場合でも、簡単な構成で、通話路を切り替える際のノイズを抑制することができる。すなわち、LSIにスイッチを組み込んだ構成を安価に実現することができ、IP電話装置の低コスト化を図ることができる。また、音声入出力インタフェース側へ選択出力された信号に対して音声レベルの増減を行う従来技術では、初期値管理を確実に行う必要があるが、本実施の形態では、音声レベルの増減をスイッチよりも通話路側で行うため、このような初期値管理を単純化することができる。さらに、入力信号の種別(通話の特性)に応じて、増減時間や増減量といった増減特性を個別に設定することが容易となる。したがって、入力信号の種別ごとに増減特性を切り替える場合に、その都度設定を読み出し、その都度動作を切り替える必要がなくなり、このようなきめ細やかな制御を、簡易な構成で実現することが可能となる。
本発明に係るIP電話装置、通話パス切替方法、およびIP電話装置用制御装置は、簡単な構成で、通話路を切り替える際のノイズを抑制することができるIP電話装置、通話パス切替方法、およびIP電話装置用制御装置として有用である。
本発明の一実施の形態に係るIP電話装置を用いた通信システムの構成の一例を示すシステム構成図 本実施の形態におけるIP電話機の構成を示すブロック図 本実施の形態におけるLSIの周辺部の構成を示すブロック図 本実施の形態におけるスイッチングノイズの抑制を実現するための構成を模式的に示した説明図 本実施の形態におけるPCMデータスイッチ部の構成を示すブロック図 本実施の形態における通話パスが切り替わる際のPCMデータスイッチ部の信号の変化の様子の一例を示すタイムチャート 本実施の形態におけるデータ変換部の回路構成の一例を示す回路構成図 本実施の形態におけるPCMデータスイッチ部の動作によってスイッチングノイズが抑制される様子の一例を示す波形図 本実施の形態における通話パス切り替えの際の各装置における動作フローの一例を示すフローチャート
符号の説明
10 通信システム
100 IP電話機
110 PCMデータインタフェース部
111 PCMデータスイッチ部
115 PCMスイッチ部
120 減衰/増加部
121 タイミング発生部
122 データ変換部
123 パラレル/シリアル変換部
125 減衰用データバッファ
126 増加用データバッファ
127 セレクタ
130 制御レジスタ部
131 切替制御レジスタ
132 時間設定レジスタ
133 変化量設定レジスタ
140 AFEインタフェース
200 インターネット
250 PSTN
300 無線子機
350 アクセスルータ
500 IP電話機
550 LAN

Claims (6)

  1. 音声を出力する音声出力手段と、
    音声信号を伝送する複数の通話路を、前記音声出力手段に選択的に接続する通話路接続手段と、
    前記通話路接続手段が前記音声出力手段に接続する通話路を切り替えるとき、前記複数の通話路で伝送される音声信号の音声レベルを個別に増減するレベル制御手段と、
    を有するIP電話装置。
  2. 前記レベル制御手段は、
    前記通話路の切り替え前に、切り替え元の通話路の音声信号レベルを減衰させる一方、前記通話路の切り替え後に、切り替え先の通話路の音声信号レベルを増加させる、
    請求項1記載のIP電話装置。
  3. 前記レベル制御手段は、
    所定のビット数で量子化された音声信号に対して各ビットの値を左右にシフトさせることにより、前記音声レベルの増減を行う、
    請求項1記載のIP電話装置。
  4. 前記通話路接続手段と前記レベル制御手段との間にパラレル/シリアル変換手段を有し、
    前記レベル制御手段は、パラレル音声信号に対して前記音声レベルの増減を行う一方、
    前記通話路接続手段は、シリアル音声信号の通話路の切り替えを行う、
    請求項1記載のIP電話装置。
  5. 同時接続される複数の回線を選択的に切り替える通話パス切替方法であって、
    音声出力手段に接続する通話路の切り替え指示に応じて、切り替え元の通話路の音声信号レベルを減衰させるレベル減衰ステップと、
    前記切り替え元の通話路の音声信号および前記切り替え先の通話路の音声信号の双方が減衰された状態で通話路を切り替える通話路切替ステップと、
    前記通話路切替ステップでの通話路の切り替え後に、切り替え先の通話路の音声信号レベルを増加させるレベル増加ステップと、
    を有する通話パス切替方法。
  6. 音声を出力する音声出力手段とのインタフェースと、
    外部ネットワークとのインタフェースと、
    音声信号を伝送する複数の通話路を、前記音声出力手段に選択的に接続する通話路接続手段と、
    前記通話路接続手段が前記音声出力手段に接続する通話路を切り替えるとき、前記複数の通話路で伝送される音声信号の音声レベルを個別に増減するレベル制御手段と、
    前記通話路接続手段と前記レベル制御手段との間に配置されたパラレル/シリアル変換手段と、を同一基板上に搭載し、
    前記レベル制御手段は、パラレル音声信号に対して前記音声レベルの増減を行う一方、
    前記通話路接続手段は、シリアル音声信号の通話路の切り替えを行う、
    IP電話装置用制御装置。
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