JP2008076728A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スループットを十分に良くすることができるようにする。
【解決手段】画像形成部と、現像剤像の一次転写を中間転写体に対して行う一次転写部材と、現像剤像の二次転写を媒体に対して行う二次転写部材と、定着装置と、定着性が異なる第1、第2の画像形成モード間でモードを切り替えるモード切替処理手段と、第1の画像形成モードから第2の画像形成モードに切り替えられた場合、第1の画像形成モードによって中間転写体に転写された現像剤像が媒体に転写された後に、画像形成速度を変更する速度変更処理手段とを有する。第2の画像形成モードに切り替えられた場合、中間転写体に転写された現像剤像が媒体に転写された後、速やかに画像形成速度が変更されるので、画像形成モードの切替えに伴う時間のロスを最小限に抑えることができる。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成部と、現像剤像の一次転写を中間転写体に対して行う一次転写部材と、現像剤像の二次転写を媒体に対して行う二次転写部材と、定着装置と、定着性が異なる第1、第2の画像形成モード間でモードを切り替えるモード切替処理手段と、第1の画像形成モードから第2の画像形成モードに切り替えられた場合、第1の画像形成モードによって中間転写体に転写された現像剤像が媒体に転写された後に、画像形成速度を変更する速度変更処理手段とを有する。第2の画像形成モードに切り替えられた場合、中間転写体に転写された現像剤像が媒体に転写された後、速やかに画像形成速度が変更されるので、画像形成モードの切替えに伴う時間のロスを最小限に抑えることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタにおいては、カラー印刷及びモノクロ印刷の両方の印刷をすることができるようにしたものが提供されている。
そして、カラー印刷及びモノクロ印刷をすることができるようにしたプリンタにおいては、カラーのトナー像の用紙への転写が終了すると、カラー印刷からモノクロ印刷への切替えを行うようにしている。そして、切替えに要する時間によってスループットが悪くなるのを防止するために、カラー印刷を基本にしてモノクロ印刷への切替えを行うかどうかを判断するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−268500号公報
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、切替えに伴う時間のロスが解消されていないので、スループットを十分に良くすることができない。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、スループットを十分に良くすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、画像形成部と、該画像形成部で形成された現像剤像の一次転写を中間転写体に対して行う一次転写部材と、前記中間転写体に転写された現像剤像の二次転写を媒体に対して行う二次転写部材と、前記媒体に転写された現像剤像を定着させる定着装置と、現像剤像の媒体への定着性が異なる第1、第2の画像形成モード間でモードを切り替えるモード切替処理手段と、第1の画像形成モードから第2の画像形成モードに切り替えられた場合、第1の画像形成モードによって中間転写体に転写された現像剤像が媒体に転写された後に、画像形成速度を変更する速度変更処理手段とを有する。
本発明によれば、画像形成装置においては、画像形成部と、該画像形成部において形成された現像剤像の一次転写を中間転写体に対して行う一次転写部材と、前記中間転写体に転写された現像剤像の二次転写を媒体に対して行う二次転写部材と、前記媒体に転写された現像剤像を定着させる定着装置と、現像剤像の媒体への定着性が異なる第1、第2の画像形成モード間でモードを切り替えるモード切替処理手段と、第1の画像形成モードから第2の画像形成モードに切り替えられた場合、第1の画像形成モードによって中間転写体に転写された現像剤像が媒体に転写された後に、画像形成速度を変更する速度変更処理手段とを有する。
この場合、現像剤像の媒体への定着性が異なる第1、第2の画像形成モード間でモードが切り替えられ、第1の画像形成モードから第2の画像形成モードに切り替えられた場合、第1の画像形成モードによって中間転写体に転写された現像剤像が媒体に転写された後、速やかに画像形成速度が変更されるので、画像形成モードの切替えに伴う時間のロスを最小限に抑え、スループットを良くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概略図である。
図に示されるように、プリンタ11には、四つの独立した画像形成部を構成する画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bkが媒体としての用紙の搬送方向に沿って配設され、各画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bkは、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の画像を形成する。なお、前記媒体として、用紙のほかに、OHP用紙、封筒、複写紙、特殊紙等を使用することができる。
各画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bkは、像担持体としての感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bk、該感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkの表面を一様に、かつ、均一に帯電させる帯電装置としての帯電ローラ14Y、14M、14C、14Bk、前記感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkの表面に形成された静電潜像に現像剤としての図示されない現像剤像としてのトナーを付着させ、可視像である各色の現像剤像としてのトナー像を形成する現像剤担持体としての現像ローラ16Y、16M、16C、16Bk等を有する。また、該各現像ローラ16Y、16M、16C、16Bkに圧接させて現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ18Y、18M、18C、18Bkが配設され、該トナー供給ローラ18Y、18M、18C、18Bkは、トナーカートリッジ20Y、20M、20C、20Bkから供給されたトナーを前記現像ローラ16Y、16M、16C、16Bkに供給する。そして、該現像ローラ16Y、16M、16C、16Bkに現像ブレード19Y、19M、19C、19Bkが圧接させて配設され、該現像ブレード19Y、19M、19C、19Bkは、現像ローラ16Y、16M、16C、16Bk上において、トナー供給ローラ18Y、18M、18C、18Bkから供給されたトナーを薄層化する。
また、前記画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bkにおける感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkより上方には、露光装置としてのLEDヘッド15Y、15M、15C、15Bkが感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkと対向させて配設され、各LEDヘッド15Y、15M、15C、15Bkは、各色の画像データに従って感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkを露光し、静電潜像を形成する。そして、前記画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bkにおける感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkより下方には、転写ユニットu1が配設される。
該転写ユニットu1は、矢印a方向に走行自在に配設され、用紙に転写されるトナー像を一時的に保持する中間転写体としての、かつ、ベルト部材としての無端状の搬送ベルト21、該搬送ベルト21と当接させて回転自在に配設された二次転写用の転写部材、すなわち、二次転写部材としての二次転写ローラ26、二次転写バックアップローラ27、第1のローラとしての駆動ローラ31、搬送ベルト21が走行させられるのに伴って回転し、搬送ベルト21の張りを一定に保つための従動ローラ32、33、及び前記搬送ベルト21を介して前記各感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkと対向させて配設された一次転写用の転写部材、すなわち、一次転写部材としての転写ローラ17Y、17M、17C、17Bk等を備える。
該転写ローラ17Y、17M、17C、17Bkによって、各感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkから搬送ベルト21に各色のトナー像が順次転写され、搬送ベルト21上にカラーのトナー像が形成され、前記二次転写ローラ26によって、搬送ベルト21から用紙にカラーのトナー像が転写される。この場合、用紙は最終転写体として機能する。
前記プリンタ11の下部には、搬送路に用紙を供給するための給紙機構が配設され、該給紙機構は、繰出し用のローラとしてのホッピングローラ22、レジストローラ23、媒体収容部としての用紙収容カセット24等を備える。該用紙収容カセット24内の用紙は、ホッピングローラ22によって繰り出され、レジストローラ23に送られる。続いて、用紙は、レジストローラ23から二次転写ローラ26に送られ、カラーのトナー像が転写され、その後、定着装置としての定着器28に送られ、該定着器28においてカラーのトナー像は加熱及び加圧されて用紙に定着させられ、カラー画像が形成される。次に、用紙は排出ローラ34、35によってプリンタ11の装置外に排出される。なお、36は用紙の搬送方向におけるレジストローラ23と二次転写ローラ26との間に配設され、用紙を検出する媒体検出部としての書込みセンサである。
前記各画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bkのうちの画像形成ユニット12Y、12M、12Cは、図示されない昇降機構によって上下に移動させることができ、下方の作動位置に置かれると、感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkが搬送ベルト21と接触させられ、各色のトナー像が搬送ベルト21に転写され、上方の退避位置に置かれると、感光体ドラム13Bkだけが搬送ベルト21と接触させられ、ブラックのトナー像が搬送ベルト21に転写される。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるカラー/モノクロ切替え時の用紙の搬送状態を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態における速度切替処理の動作を示すフローチャートである。
図に示されるように、100は制御装置であり、該制御装置100は、図示されないROMに書き込まれたプログラムによって動作するCPU101、上位装置との接続を有線又は無線で行うホストI/F部103、画像の形成、すなわち、印刷に伴って、画像データを所定の送信タイミングで、かつ、印刷速度に合わせた所定の周期でLEDヘッド15Y、15M、15C、15Bkに送ったり(データ転送)、LEDヘッド15Y、15M、15C、15Bkの発光を制御したりするデータ転送制御部104、モータm1、m2の回転を制御するモータ制御部105、CPU101の設定に従ってチャージ電圧、転写電圧等を発生させ、転写ローラ17Y、17M、17C、17Bk、二次転写ローラ26及び二次転写バックアップローラ27に印加する高圧制御部106等を備える。
なお、前記CPU101はモード切替処理手段としてのカラー/モノクロ切替処理部102を備え、該カラー/モノクロ切替処理部102は、モード切替処理を行い、定着器28における定着性が異なる第1、第2の画像形成モード間でモードを切り替える。本実施の形態においては、第1の画像形成モードで、定着性が低く定着速度が低いカラー印刷が行われ、第2の画像形成モードで、定着性が高く定着速度が高いモノクロ印刷が行われる。なお、本実施の形態において、モード切替処理は、プログラムによって行われるが、物理的な回路で行うこともできる。
次に、前記プリンタ11の動作について説明する。
この場合、プリンタ11は、ケーブル又は無線を介して、ホストI/F部103において上位装置に接続される。まず、上位装置から印刷データの送信を受け、印刷の指示を受けると、用紙収容カセット24内の用紙は、ホッピングローラ22によって1枚ずつ繰り出され、レジストローラ23に送られる。次に、用紙は、レジストローラ23の回転に伴って回転する補助ローラ81によって二次転写ローラ26及び二次転写バックアップローラ27に送られる。
一方、各画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Bkにおいては、あらかじめ内部のローラ類の回転が開始され、このとき、帯電ローラ14Y、14M、14C、14Bkには約−1000〔V〕の電圧が印加され、感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkの表面を帯電させている。また、トナーカートリッジ20Y、20M、20C、20Bkからトナーが、トナー供給ローラ18Y、18M、18C、18Bkを介して現像ローラ16Y、16M、16C、16Bkに供給される。現像ローラ16Y、16M、16C、16Bk上のトナーは、現像ブレード19Y、19M、19C、19Bkによって摩擦帯電させられる。
また、感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkの回転が開始されるのに伴って、搬送ベルト21が駆動ローラ31によって、感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkの周速度と同じ周速度で走行させられる。次に、LEDヘッド15Bk、13Y、13M、13Cが露光を開始し、潜像としての静電潜像を感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bk上に形成する。
続いて、現像ローラ16Y、16M、16C、16Bkは、前記静電潜像にトナーを付着させ、トナー像を形成する。そして、前記転写ローラ17Y、17M、17C、17Bkに約+2000〔V〕の電圧を印加すると、各色のトナー像は搬送ベルト21に順次重ねて転写され、カラーのトナー像が形成される。
次に、前記用紙は、レジストローラ23で更に搬送され、用紙の先端が書込みセンサ36に到達すると、書込センサ36はオンになる。ここで、CPU101の媒体搬送処理手段は、媒体搬送処理を行い、感光体ドラム13Y、13M、13C、13Bkから搬送ベルト21に転写されたトナー像の前端の移動距離をあらかじめ計測し、トナー像の位置と用紙の位置とが合うようにレジストローラ23を一次的に停止させ、用紙を搬送する。そして、二次転写ローラ26にカラーのトナー像及び用紙が到達すると、カラーのトナー像は用紙に転写される。なお、二次転写ローラ26及び二次転写バックアップローラ27には、両者間の電位差が5000〔V〕程度になるように電圧が印加される。なお、二次転写ローラ26に印加される電圧は、負の極性にされる。
カラーのトナー像の転写が終了した用紙は、定着器28に送られ、定着器28において加熱及び加圧されてカラーのトナー像が定着させられる。
連続で印刷を行う場合は、前の印刷の一次転写が終了した後、所定の間隔を置いて次の印刷の一次転写を行う。
次に、カラー印刷からモノクロ印刷に切り替える場合について説明する。
本実施の形態においては、カラー印刷及びモノクロ印刷のいずれも250〔mm/sec〕の転写速度で転写が可能であるのに対して、カラー印刷は200〔mm/sec〕の定着速度で定着が可能であり、モノクロ印刷は約250〔mm/sec〕の定着速度で定着が可能である。すなわち、カラー印刷は、モノクロ印刷より定着に要する時間が長く、定着性が低い。なお、搬送ベルト21上で最も二次転写ローラ26に近い感光体ドラム13Bkと二次転写ローラ26との間に300〔mm〕の距離が置かれる。
図3において、51は、カラー印刷を終了し、排出中の用紙、52はカラー印刷の定着途中である用紙であり、該用紙52のカラーのトナー像となる各色のトナー像の一次転写が行われている間に、ホストI/F部103からCPU101に次のカラー/モノクロ切替え後1枚目の用紙53に対するモノクロ印刷の指示が送られる。
該指示を受けると、カラー/モノクロ切替処理部102の図示されない紙間延長処理手段は、紙間延長処理を行い、用紙53に対する印刷についての画像の露光を、通常50〔mm〕の紙間で行うのに対して、用紙53を排出するときに、前の用紙52と干渉することがないように紙間を広くして120〔mm〕で行う。
また、54は一次転写が終了したモノクロのトナー像であり、用紙53は、書込センサ36がオンになった後、レジストローラ23によって搬送が停止させられ、モノクロのトナー像54が二次転写ローラ26に到達するのを待機させられる。そして、用紙53とモノクロのトナー像54とが二次転写ローラ26に到達すると、用紙53に対して二次転写が行われる。
続いて、前記カラー/モノクロ切替処理部102の図示されない画像形成プロセス変更処理手段は、画像形成プロセス変更処理を行い、画像形成プロセス変更条件が成立したかどうかを判断し、画像形成プロセス変更条件が成立した場合、画像形成プロセスを変更する。
本実施の形態において、画像形成プロセス変更条件は、用紙52に対して二次転写が終了した後、用紙の後端が定着器28から所定の距離、本実施の形態においては、30〔mm〕離れたことを第1の条件とし、モノクロのトナー像54の用紙53への一次転写が終了したことを第2の条件とし、前記第1、第2の条件が成立したときに、画像形成プロセス変更条件が成立する。
そして、画像形成プロセス変更条件が成立すると、画像形成プロセス変更処理手段の画像形成ユニット制御処理手段は、画像形成ユニット制御処理を行い、画像形成ユニット13Bk以外の画像形成ユニット12Y、12M、12Cを上方の退避位置に置き、画像形成ユニット12Y、12M、12Cの作動を停止させ、前記画像形成プロセス変更処理手段の速度変更処理手段は、速度変更処理を行い、画像形成速度、すなわち、感光体ドラム13Bk及び搬送ベルト21の周速度を高くして第1の速度であるモノクロ印刷用の速度、すなわち、250〔mm/sec〕にする。
そして、感光体ドラム13Bk及び搬送ベルト21の周速度が高くされた後、次のモノクロの露光が開始され、続いて、モノクロのトナー像、及びカラー/モノクロ切替え後2枚目の用紙が二次転写ローラ26に到達すると、2枚目の用紙に対して二次転写が行われる。
このように、カラー印刷からモノクロ印刷への切替えの指示が送られたときに、紙間が広くされるので、カラー印刷の用紙とモノクロ印刷の用紙とが干渉するのを防止することができる。
また、切替え後、一次転写をカラーの周速度で行い、二次転写をモノクロの周速度で行うようになっているので、前述された紙間に相当する画像の無い部分において周速度を変更することができる。したがって、画像形成モードの切替えに伴う時間のロスを最小限に抑え、スループットを十分に良くすることができる。
ところで、切替え時において、モノクロのトナー像54の一次転写が終了し、続いて、感光体ドラム13Bk及び搬送ベルト21の周速度が高くされ、その後、露光が開始され次のモノクロのトナー像の一次転写が開始されるまでが紙間となる。
そして、周速度を高くするのに必要な時間は、約100〔ms〕であり、搬送ベルト21の走行距離に換算すると22.5〔mm〕であり、感光体ドラム13Bkの直径は、30〔mm〕であって、モノクロのトナー像54の一次転写が終了してから露光が開始されるまでに感光体ドラム13Bkは半周するので、その間に搬送ベルト21が走行する距離は約45〔mm〕になる。マージンを10〔mm〕とすると、紙間は約80〔mm〕になり、通常の50〔mm〕の紙間から見てロス分は30〔mm〕である。したがって、通常のロスの1/10以下にすることができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 印刷データを受信する。
ステップS2 カラー/モノクロ切替え後1枚目であるかどうかを判断する。カラー/モノクロ切替え後1枚目である場合はステップS3に、カラー/モノクロ切替え後1枚目でない場合はステップS4に進む。
ステップS3 紙間延長処理を行う。
ステップS4 カラー/モノクロ切替え後2枚目であるかどうかを判断する。カラー/モノクロ切替え後2枚目である場合はステップS5に、カラー/モノクロ切替え後2枚目でない場合はステップS7に進む。
ステップS5 二次転写が終了するのを待機する。二次転写が終了した場合、ステップS6に進む。
ステップS6 モノクロ速度に移行する。
ステップS7 露光を開始し、リターンする。
ステップS1 印刷データを受信する。
ステップS2 カラー/モノクロ切替え後1枚目であるかどうかを判断する。カラー/モノクロ切替え後1枚目である場合はステップS3に、カラー/モノクロ切替え後1枚目でない場合はステップS4に進む。
ステップS3 紙間延長処理を行う。
ステップS4 カラー/モノクロ切替え後2枚目であるかどうかを判断する。カラー/モノクロ切替え後2枚目である場合はステップS5に、カラー/モノクロ切替え後2枚目でない場合はステップS7に進む。
ステップS5 二次転写が終了するのを待機する。二次転写が終了した場合、ステップS6に進む。
ステップS6 モノクロ速度に移行する。
ステップS7 露光を開始し、リターンする。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図5は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図、図6は本発明の第2の実施の形態におけるカラー/モノクロ切替え時の用紙の搬送状態を示す図、図7は本発明の第2の実施の形態における速度切替処理の動作を示すフローチャートである。
この場合、第1の画像形成モードで、定着性が高く定着速度が高いモノクロ印刷が行われ、第2の画像形成モードで、定着性が低く定着速度が低いカラー印刷が行われる。そして、モノクロ印刷からカラー印刷に切り替える場合について説明する。
図5において、201はアップダウンモータであり、モータ制御部105に接続される。また、図6において、61はモノクロ印刷の定着途中である用紙、62は次のモノクロ印刷の用紙である。該用紙62に転写されるモノクロのトナー像の一次転写中にホストI/F部103からCPU101次の用紙に対する印刷についてカラー印刷の指示が送られる。63は一次転写が終了したモノクロのトナー像であり、用紙62は、書込センサ36がオンになった後、レジストローラ23によって搬送が停止させられ、モノクロのトナー像63が二次転写ローラ26に到達するのを待機させられる。そして、用紙62とモノクロのトナー像63とが二次転写ローラ26に到達すると、用紙62に対して二次転写が行われる。
続いて、前記カラー/モノクロ切替処理部102の図示されない画像形成プロセス変更処理手段は、画像形成プロセス変更処理を行い、画像形成プロセス変更条件が成立したかどうかを判断し、画像形成プロセス変更条件が成立した場合、画像形成プロセスを変更する。
本実施の形態において、画像形成プロセス変更条件は、用紙61に対する二次転写が終了すると成立する。
したがって、用紙61に対する二次転写が終了すると、前記画像形成プロセス変更処理手段の画像形成ユニット制御処理手段は、画像形成ユニット12Y、12M、12Cを下方の作動位置に置き、画像形成ユニット12Y、12M、12Cの作動を開始し、前記画像形成プロセス変更処理手段の速度変更処理手段は、速度変更処理を行い、感光体ドラム13Bk及び搬送ベルト21の周速度を低くして第2の速度であるカラー印刷用の速度、すなわち、200〔mm/sec〕にする。
そして、感光体ドラム13Bk及び搬送ベルト21の周速度が低くされた後、次のカラーの露光が開始され、次のカラー印刷のためのトナー像64が形成される。
また、切替え後、一次転写をモノクロの周速度で行い、二次転写をカラーの周速度で行うようになっているので、スループットを十分に良くすることができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 印刷データを受信する。
ステップS12 モノクロ/カラー切替えがあるかどうかを判断する。モノクロ/カラー切替えがある場合はステップS13に、ない場合はステップS15に進む。
ステップS13 二次転写が終了するのを待機する。二次転写が終了した場合、ステップS14に進む。
ステップS14 カラー速度に移行する。
ステップS15 露光を開始し、リターンする。
ステップS11 印刷データを受信する。
ステップS12 モノクロ/カラー切替えがあるかどうかを判断する。モノクロ/カラー切替えがある場合はステップS13に、ない場合はステップS15に進む。
ステップS13 二次転写が終了するのを待機する。二次転写が終了した場合、ステップS14に進む。
ステップS14 カラー速度に移行する。
ステップS15 露光を開始し、リターンする。
なお、前記第1の実施の形態においては、カラー印刷からモノクロ印刷に切り替える場合について、第2の実施の形態においては、モノクロ印刷からカラー印刷に切り替える場合について説明しているが、本発明を用紙の厚さが変化する場合に適用することができる。
すなわち、第1、第2の画像形成モードのうちの一方の画像形成モードで、厚紙に対して印刷が行われ、他方の画像形成モードで、普通紙に対して印刷が行われる。そして、例えば、用紙が厚紙から普通紙に変わる場合は、カラー印刷からモノクロ印刷に切り替える場合と同様に、定着性が良好になるので、第1の実施の形態と同様に周速度を高くする。また、用紙が普通紙から厚紙に変わる場合は、モノクロ印刷からカラー印刷に切り替える場合と同様に、定着性が低下するので、第2の実施の形態と同様に周速度を低くする。
また、前記各実施の形態においては、プリンタ11について説明しているが、複写機、ファクシミリ装置、複合機等に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
11 プリンタ
12Y、12M、12C、12Bk 画像形成ユニット
17Y、17M、17C、17Bk 転写ローラ
21 搬送ベルト
26 二次転写ローラ
28 定着器
51〜53、61、62 用紙
102 カラー/モノクロ切替処理部
12Y、12M、12C、12Bk 画像形成ユニット
17Y、17M、17C、17Bk 転写ローラ
21 搬送ベルト
26 二次転写ローラ
28 定着器
51〜53、61、62 用紙
102 カラー/モノクロ切替処理部
Claims (4)
- (a)画像形成部と、
(b)該画像形成部において形成された現像剤像の一次転写を中間転写体に対して行う一次転写部材と、
(c)前記中間転写体に転写された現像剤像の二次転写を媒体に対して行う二次転写部材と、
(d)前記媒体に転写された現像剤像を定着させる定着装置と、
(e)現像剤像の媒体への定着性が異なる第1、第2の画像形成モード間でモードを切り替えるモード切替処理手段と、
(f)第1の画像形成モードから第2の画像形成モードに切り替えられた場合、第1の画像形成モードによって中間転写体に転写された現像剤像が媒体に転写された後に、画像形成速度を変更する速度変更処理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1、第2の画像形成モードのうちの一方の画像形成モードは、他方の画像形成モードより定着速度が低い請求項1に記載の画像形成装置。
- (a)前記一方の画像形成モードはカラー印刷であり、
(b)前記他方の画像形成モードはモノクロ印刷である請求項2に記載の画像形成装置。 - (a)前記一方の画像形成モードは厚紙に対する印刷であり、
(b)前記他方の画像形成モードは普通紙に対する印刷である請求項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006255542A JP2008076728A (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006255542A JP2008076728A (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008076728A true JP2008076728A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39348849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006255542A Withdrawn JP2008076728A (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008076728A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8406658B2 (en) | 2009-09-16 | 2013-03-26 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus with movable secondary transfer unit |
US8731453B2 (en) | 2009-06-01 | 2014-05-20 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus that controls speed of media conveyed to a transfer unit |
-
2006
- 2006-09-21 JP JP2006255542A patent/JP2008076728A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8731453B2 (en) | 2009-06-01 | 2014-05-20 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus that controls speed of media conveyed to a transfer unit |
US8406658B2 (en) | 2009-09-16 | 2013-03-26 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus with movable secondary transfer unit |
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