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JP2008074612A - 被記録媒体搬送装置、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents

被記録媒体搬送装置、記録装置、液体噴射装置 Download PDF

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JP2008074612A
JP2008074612A JP2006259342A JP2006259342A JP2008074612A JP 2008074612 A JP2008074612 A JP 2008074612A JP 2006259342 A JP2006259342 A JP 2006259342A JP 2006259342 A JP2006259342 A JP 2006259342A JP 2008074612 A JP2008074612 A JP 2008074612A
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roller
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JP2006259342A
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Toshikazu Odaka
俊和 小高
Yasuo Motohashi
靖夫 本橋
Naohiro Kamiyama
直浩 上山
Satoru Watanabe
覚 渡辺
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】1つの保持部材に複数の搬送従動ローラを設ける構成において、各々の搬送従動ローラの間で記録用紙に対する接触圧がより均等になるとともに、1つの搬送従動ローラにおいてもローラ外周面の記録用紙に対する接触圧がより均等なる様な搬送装置を提供する。
【解決手段】回転駆動される搬送駆動ローラ41に弾接して従動回転する複数の搬送従動ローラ42を軸体34が軸通するとともに、当該軸体34が、紙案内上43に保持されている。軸体34は、コイルばね32、33によって、搬送駆動ローラ41に向けて付勢され、且つその付勢力は、複数の搬送従動ローラ41の、それぞれの両側に作用する様構成されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに弾接して従動回転する搬送従動ローラを備えた、被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送装置及びこれを備えた記録装置に関する。また、本発明は液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置或いは液体噴射装置の1つとしてインクジェットプリンタがある。インクジェットプリンタは、インクを吐出するインクジェット記録ヘッドの上流側に、被記録媒体或いは被噴射媒体の一例としての記録用紙を搬送する搬送ローラを備えている。搬送ローラは、回転駆動される搬送駆動ローラと、当該搬送駆動ローラに弾説して従動回転する搬送従動ローラのローラ対によって構成されている。搬送従動ローラは、保持部材(ホルダ)によって自由回転可能に保持されるとともに、前記保持部材に付勢力を作用させるねじりコイルばね等の付勢手段によって、前記搬送駆動ローラに向けて付勢された状態に設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−265089号公報
保持部材は記録用紙の幅方向に複数設けられるが、複数の保持部材の間で付勢手段の付勢力にばらつきが生じると、用紙幅方向で記録用紙を押圧する力がばらつき、これによりスキューが生じる虞がある。従って保持部材は、用紙幅方向の寸法を大きく形成することにより、記録用紙に対してはより少数の保持部材が関わる様に構成することが好ましい。
一方で保持部材を用紙幅方向に大きく形成すると、上記特許文献1記載の様に1つの保持部材(ホルダ)に対し1つの搬送従動ローラを設けるとともにその回転軸の両端を付勢する構成では、搬送従動ローラも同時に用紙幅方向に長くする必要がある。しかしながら搬送従動ローラを用紙幅方向に長く形成すると、成形時或いは経年変化に際して変形することにより、記録用紙に対しローラ外周面が均等に接触できなくなり、これによって記録面にダメージを与える虞がある。また、ローラ外周面の記録用紙に対する接触圧がばらついて、スキューの要因となる虞がある。
他方、1つの保持部材に複数の搬送従動ローラを設ける場合には、搬送従動ローラの記録用紙に対する接触圧が、各ローラ間でばらつき易いとともに、1つの搬送従動ローラにおいてもローラ外周面の記録用紙に対する接触圧がばらつき、その結果上記と同様に記録面にダメージを与えたりスキューの要因となる虞がある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、1つの保持部材に複数の搬送従動ローラを設ける構成において、各々の搬送従動ローラの間で記録用紙に対する接触圧がより均等になるとともに、1つの搬送従動ローラにおいてもローラ外周面の記録用紙に対する接触圧がより均等なる様な搬送装置を提供することにある。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の態様に係る被記録媒体搬送装置は、回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに弾接して従動回転する搬送従動ローラを備えた、被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送装置であって、前記搬送駆動ローラの軸線方向に延びるとともに保持部材によって保持される軸体が複数の前記搬送従動ローラを軸通し、当該軸体が、付勢手段によって前記搬送駆動ローラに向けて付勢されているとともに、前記付勢手段の付勢力が、複数の前記搬送従動ローラの、それぞれの両側に作用する様構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、複数の搬送従動ローラを軸通する軸体が、付勢手段によって搬送駆動ローラに向けて付勢されているとともに、前記付勢手段の付勢力が、複数の搬送従動ローラの、それぞれの両側に作用する様構成されていることから、各々の搬送従動ローラの両側に、必ず付勢力が作用する。従って、軸体の両端部のみを付勢する様な構成と比して複数の搬送従動ローラの間で付勢力がばらつき難く、しかも搬送従動ローラの両側に必ず付勢力が作用するので搬送従動ローラが被記録媒体に対して片当たりせず、ローラ外周面の被記録媒体に対する接触圧がローラ軸線方向で均一となり易い。従って、複数の搬送従動ローラの間で被記録媒体に対する接触圧がばらつくことによるスキューを防止できるとともに、1つの搬送従動ローラにおいても、ローラ外周面の被記録媒体に対する接触圧がばらつくことにより記録面にダメージを与えることを防止できる。
本発明の第2の態様に係る被記録媒体搬送装置は、第1の態様に係る被記録媒体搬送装置において、前記付勢手段が、複数の前記搬送従動ローラの、それぞれの両側において前記軸体を直接付勢する様構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記付勢手段が、複数の前記搬送従動ローラの、それぞれの両側において前記軸体を直接付勢する様構成されていることから、各付勢力を付与する位置の間で付勢力がばらつき難く、上記第1の態様の作用効果をより一層確実に得ることができる。
本発明の第3の態様に係る被記録媒体搬送装置は、第1の態様に係る被記録媒体搬送装置において、前記付勢手段が、前記保持部材を介して前記軸体を付勢する第1付勢手段と、前記軸体を直接付勢する第2付勢手段と、を備えて構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記付勢手段が、前記保持部材を介して前記軸体を付勢する第1付勢手段と、前記軸体を直接付勢する第2付勢手段と、を備えて構成されているので、前記第1付勢手段によって前記軸体を付勢しつつ、前記保持部材の姿勢を規制することができる。
本発明の第4の態様に係る被記録媒体搬送装置は、第3の態様に係る被記録媒体搬送装置において、前記軸体が、前記第1付勢手段により、両側の軸端において前記保持部材を介して前記搬送駆動ローラに向けて付勢されるとともに、前記第2付勢手段により、両側の軸端の間において直接付勢されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記保持部材(第1付勢手段)が前記軸体に付勢力を付与する部分が、前記軸体の両側の軸端部分であるので、前記保持部材(第1付勢手段)が前記軸体に付勢力を付与する際の、軸線方向でのばらつきが生じ難い。
本発明の第5の態様に係る被記録媒体搬送装置は、第1から第4の態様のいずれかに係る被記録媒体搬送装置において、前記保持部材が、被記録媒体搬送経路を側視して揺動可能となる様に前記保持部材を支持するとともに前記付勢手段を取付可能なサブフレームを介して、前記被記録媒体搬送装置の基体を構成するメインフレームに取り付けられることを特徴とする。
本態様によれば、保持部材、付勢手段、軸体、搬送従動ローラ、サブフレーム、のこれら構成部材によって予めアッセンブリを組んでおき、当該アッセンブリを被記録媒体搬送装置の基体となるメインフレームに取り付けることができるので、組み立て作業性が向上する。
本発明の第6の態様に係る被記録媒体搬送装置は、第1から第5の態様のいずれかに係る被記録媒体搬送装置において、被記録媒体の搬送基準位置側に配置される前記保持部材の幅方向寸法が、特定サイズの被記録媒体の幅方向寸法以上に設定されているとともに、前記特定サイズの被記録媒体の幅方向に渡って複数の前記搬送従動ローラが略等間隔に配置され、且つ各々の前記搬送従動ローラが被記録媒体に接する際の荷重が略均等となる様前記付勢手段の付勢力が設定されていることを特徴とする。
複数の搬送従動ローラが被記録媒体を搬送駆動ローラとの間で押圧するとき、搬送従動ローラの搬送駆動ローラに対する接触位置(被記録媒体搬送方向における接触位置)が、複数の搬送従動ローラの間でばらつくと、被記録媒体の送り力が幅方向でばらつく為に、スキューの原因となる。そして、特定サイズの被記録媒体に対し、複数の保持部材が係わっていると、保持部材の取付位置のばらつきにより、特定サイズの被記録媒体を押圧する複数の搬送従動ローラの間で上記接触位置ばらつきが生じ易くなる。
しかし本態様によれば、被記録媒体の搬送基準位置側に配置される保持部材の幅方向寸法が、特定サイズの被記録媒体の幅方向寸法以上に設定されているので、特定サイズの被記録媒体に対して複数の保持部材が係わることがなく、即ち1つの保持部材に設けられた搬送従動ローラのみによって特定サイズの被記録媒体が押圧されるので、上記接触位置ばらつきが防止され、スキューを防止することができる。
更に加えて、特定サイズの被記録媒体の幅方向に渡って複数の前記搬送従動ローラが略等間隔に配置され、且つ各々の搬送従動ローラが被記録媒体に接する際の荷重が略均等となる様前記付勢手段の付勢力が設定されているので、被記録媒体を搬送する際のスキューの発生を確実に防止することができる。
本発明の第7の態様に係る被記録媒体搬送装置は、第5または第6の態様に係る被記録媒体搬送装置において、前記搬送従動ローラの前記搬送駆動ローラに対する接触位置が調整可能となる様、前記サブフレームの前記メインフレームに対する取付姿勢が調整可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、搬送従動ローラの搬送駆動ローラに対する接触位置が調整可能となる様、サブフレームのメインフレームに対する取付姿勢が調整可能に構成されていることから、部品の製造精度や装置の組立精度の低下によって1つの保持部材に軸支される複数の搬送従動ローラの間で上述した様な接触位置ばらつきが生じても、これを矯正することができ、スキューの発生を確実に防止することができる。
本発明の第8の態様に係る被記録媒体搬送装置は、第4から第7の態様のいずれかに係る被記録媒体搬送装置において、前記軸体と前記保持部材との間の摩擦力及び前記軸体と前記第2付勢手段との間の摩擦力の総和が、前記軸体と前記複数の搬送従動ローラとの間の摩擦力の総和より大きく構成されることにより、前記軸体が前記保持部材に対して固定状態に設けられるとともに、前記搬送従動ローラが前記軸体に対して相対的に回転する様構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記軸体が前記保持部材に対して固定状態に設けられるとともに、前記搬送従動ローラが前記軸体に対して相対的に回転する様構成されているので、搬送従動ローラの回転時に、前記保持部材と前記軸体との間の摺動による異音が生じない。また、前記軸体が前記保持部材に対して回転してしまうと、前記軸体の撓みや偏芯によって被記録媒体の搬送精度が低下する虞があるが、前記軸体が前記保持部材に対して固定状態に設けられるので、その様な不具合が生じることも無い。
本発明の第9の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた記録装置であって、第1から第8の態様のいずれかに係る前記被記録媒体搬送装置を備えていることを特徴とする。本態様によれば、記録装置において、上述した第1から第8の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第10の態様に係る液体噴射装置は、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、前記液体噴射手段の上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに弾接して従動回転する搬送従動ローラを備えた搬送手段と、を備えた液体噴射装置であって、前記搬送駆動ローラの軸線方向に延びるとともに保持部材によって保持される軸体が複数の前記搬送従動ローラを軸通し、当該軸体が、付勢手段によって前記搬送駆動ローラに向けて付勢されているとともに、前記付勢手段の付勢力が、複数の前記搬送従動ローラの、それぞれの両側に作用する様構成されていることを特徴とする。
以下、図1乃至図11を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明に係る「記録装置」或いは「液体噴射装置」の一実施形態であるインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の側断面概略図、図2は紙案内上ユニット9の斜視図、図3及び図4は紙案内上ユニット9の取付状態を示す斜視図(図3は装置正面側から、図4は装置背面側から見た図)、図5は紙案内上ユニット9を下方から見た平面図、図6は図5のB−B断面図、図7は図5のA−A断面図、図8は図6のC−C断面図、図9は紙案内後44の斜視図、図10は紙案内後44の取付状態を示す斜視図、図11(A)〜(C)はシ−ト材38の取付方法を示す説明図(紙案内上43の斜視図)である。
以下、図1を参照しつつプリンタ1の全体構成について概説する。プリンタ1は、装置後部にリア給送装置2を、装置底部にフロント給送装置3をそれぞれ備え、これら2つの給送装置から、搬送手段5へと「被記録媒体」或いは「被噴射媒体」としての記録用紙を給送する。記録用紙は搬送手段5によって記録手段4(記録ヘッド48)へと搬送され、記録が実行された後、排出手段6によって図示しないスタッカへと排出される。
以下、用紙搬送経路上の構成要素について更に詳説する。
リア給送装置2は、ホッパ12と、給送ローラ11と、リタードローラ13と、戻しレバー14と、更に図示しないその他の構成要素を備えている。
ホッパ12は板状体から成り、上部の揺動支点12aを中心に揺動可能に設けられ、揺動することにより、ホッパ12上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ11に圧接させる圧接姿勢と、給送ローラ11から離間させる離間姿勢と、を切り換える。
給送ローラ11は円形状を成し、回転することにより、圧接した最上位の用紙Pを下流側へ給送する。リタードローラ13は外周が弾性材によって形成されるとともに給送ローラ11と圧接可能に設けられ、且つ、トルクリミッタ機構により、所定の回転抵抗が与えられた状態に設けられていて、給送ロ−ラ11との間で用紙Pを挟圧することにより、用紙の重送を防止する。用紙戻しレバー14は、給送ロ−ラ11とリタードローラ13との間に滞留する用紙(重送されようとした次位以降の用紙)の先端をホッパ12上に戻す。
一方、プリンタ1の底部に設けられ、用紙を装置前方からセットする様構成されたフロント給送装置3は、給紙カセット25と、ピックアップローラ26と、給送ローラ28と、分離ローラ29と、アシストローラ30と、を備えている。
図示しないモータによって回転駆動されるピックアップローラ26は、装置前方側から装着及び取り外し可能な給紙カセット25にセットされた用紙Pの最上位のものと接して回転することにより、当該最上位の用紙Pを給紙カセット25から繰り出す。給送ローラ28は図示しないモータによって回転駆動され、給紙カセット25から繰り出された最上位の用紙Pを湾曲反転させて、紙案内後44を経て搬送駆動ローラ41へと給送する。
給送ローラ28の外周面と対向する位置には、給送ローラ28に対して進退可能となるよう分離ローラ29が設けられており、給紙カセット25から最上位の用紙Pが繰り出される際には、給送ローラ28に圧接してニップ点を形成することにより、給送されるべき最上位の用紙Pに連られて給紙カセット25から繰り出された次位以降の用紙P先端を当該ニップ点近傍に留める。アシストローラ30は、給送ローラ28の外周面と接する様設けられており、用紙Pを給送ローラ28との間でニップすることにより、給送ローラ28の回転に伴う用紙Pの給送をアシストする。
次に、リア給送装置2及びフロント給送装置3の下流側には、給送される用紙Pを搬送手段5へと案内する紙案内後44と、紙案内上ユニット9と、用紙Pの通過を検出する光学センサ37(図3等参照)と、が設けられており、リア給送装置2及びフロント給送装置3によって給送される用紙Pは、「保持部材」としての紙案内上43と、「第2案内部材」としての紙案内後44との間に形成された搬送経路を進み、搬送手段5へと到達する。尚、符号40は、リア給送装置2から給送される用紙Pの給送姿勢を形成するガイドローラを示している。このガイドロ−ラ40は、紙案内上43に自由回転可能に軸支されるが、図2以降では、ガイドロ−ラ40の図示は省略する。
搬送手段5は、モータによって回転駆動される搬送駆動ローラ41と、該搬送駆動ローラ41に圧接して従動回転するよう紙案内上43に軸支される搬送従動ローラ42とを備えて構成されている。搬送駆動ローラ41は用紙幅方向に延びる金属軸の外周面に耐摩耗性粒子がほぼ均一に分散されて成る付着層を備えて成され、搬送従動ローラ42は外周面がポリアセタール樹脂等の低摩擦材料によって成され、搬送駆動ローラ41の軸線方向に複数配設されている(詳細は後述)。
搬送手段5に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ41と搬送従動ローラ42とによってニップされた状態で搬送駆動ローラ41が回転することにより、下流側の記録手段4(記録ヘッド48)の側へと搬送される。
記録ヘッド48はキャリッジ46の底部に設けられ、当該キャリッジ46は主走査方向(図1の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸47にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ46は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ(図示せず)を搭載し、このインクカートリッジから記録ヘッド48へとインクが供給される。尚、キャリッジガイド軸47は、平面視において略コの字形の形状を成すメインフレーム7に支持されている。
記録ヘッド48と対向する位置には用紙Pを下方から支持する紙案内前45が設けられ、当該紙案内前45によって、用紙Pと記録ヘッド48との間の間隔が規定される。
記録手段4の下流側には、紙案内前45からの用紙Pの浮き上がりを防止する補助ローラ57と、記録の行われた用紙Pを排出する排出手段6とが設けられている。排出手段6は図示しないモータによって回転駆動される排出駆動ローラ55と、当該排出駆動ローラ55に接して従動回転する排出従動ローラ56とを備えて構成され、記録手段4によって記録の行われた用紙Pは、排出駆動ローラ55と排出従動ローラ56とによってニップされた状態で排出駆動ローラ55が回転駆動されることにより、装置前方側に設けられた図示しないスタッカへと排出される。
以上がプリンタ1の概要であり、以下図2乃至図11を参照しながら紙案内上ユニット9について詳説する。
搬送従動ロ−ラ42を支持するユニット体は本実施形態において主走査方向(用紙幅方向)に2つ設けられており、本発明の実施形態に係る紙案内上ユニット9は、図3に示す様に用紙搬送基準位置側(1桁側:図3の右側)に設けられている。図2乃至図11に示す紙案内上ユニット9は、用紙搬送基準位置側に設けられる為、搬送可能な全てのサイズの用紙が、紙案内上ユニット9と紙案内後44との間を通過することになる。
図2において、紙案内上ユニット9は、サブフレ−ム8と、紙案内上43と、軸31と、2つのコイルばね32と、2つのコイルばね33と、軸体34と、3つの搬送従動ロ−ラ42と、シ−ト材38と、を備えて構成されており、これら構成要素がアッセンブリされることにより、ユニット体としての紙案内上ユニット9が構成されている。
サブフレ−ム8は金属板材の折り曲げによって形成されており、フレ−ム係合片8a、8bによって平面視略コの字形の形状を成す様に形成されるとともに、舌片部8cが形成されている。フレ−ム係合片8a、8bには軸受部8f、8gが形成されており、この軸受部8f、8gに、軸31が軸支されている。そしてこの軸31を揺動中心とする様に、紙案内上43がサブフレ−ム8に対して揺動可能に設けられ、そしてサブフレーム8(紙案内上ユニット9)がメインフレ−ム7に取り付けられることにより、紙案内上43が用紙搬送経路を側視して揺動可能に設けられることとなる。
紙案内上43は樹脂材料によって或る程度の可撓性を有する様に形成されており、上述の様にサブフレ−ム8に揺動可能に支持されるとともに、先端部において搬送従動ローラ42の軸体34を軸支する。軸31は2つのコイルばね32のコイル部と、2つのコイルばね33のコイル部と、を挿通しており、2つのコイルばね32はサブフレ−ム8と紙案内上43との間で付勢力を発揮し、2つのコイルばね33はサブフレ−ム8と軸体34との間で付勢力を発揮する。
より詳しくは、「第1付勢手段」としてのコイルばね32の一端32aはコイル部から搬送従動ローラ42に向かって延び、他端32bがサブフレ−ム8に形成されたフック部8hに掛止することにより(図4も参照)、一端32aが紙案内上43を上方から付勢する。また、「第2付勢手段」としてのコイルバネ33の一端33aはコイル部から軸体34に向かって延び、他端33bがサブフレ−ム8に形成されたフック部8hに掛止することにより、一端33aが直接軸体34を付勢する。
軸体34は、図6、図8に示す様に両側の軸端部において、紙案内上43の軸受部43bによって上方向への移動が規制され、中間部位において、図7、図8に示す様に紙案内上43の軸受部43cによって下方向への移動が規制されるが、この様に上下方向への移動が規制されつつも、上下方向への僅かな移動が許容される様になっている。そして軸体34は、両側の軸端部において軸受部43bを介してコイルばね32の付勢力を受け、中間部位において、コイルばね33の付勢力を直接受ける様になっている。
尚、軸体34は搬送従動ローラ42の回転軸を構成する部材であるが、紙案内上ユニット9へ組み込まれた後は、紙案内上43に対しては回転せず、固定状態の軸となり、搬送従動ローラ42が軸体34に対して相対的に回転する。具体的には、コイルばね33の一端33aが軸体34を直接付勢するとともに搬送従動ローラ42の内周面を低摩擦材料によって形成し或いは潤滑剤を介在させることにより、軸体34と紙案内上43の軸受部43bとの間の摩擦力及び軸体34とコイルばね33の一端33aとの間の摩擦力の総和が、軸体34と複数の搬送従動ローラ42との間の摩擦力の総和より大きくなる様に構成されている。
これにより、搬送従動ローラ42の回転時に、紙案内上43と軸体34との間の摺動による異音が生じない。また、軸体34が紙案内上43に対して回転してしまうと、軸体34の撓みや偏芯によって用紙搬送精度が低下する虞があるが、軸体34が紙案内上43に対して固定状態に設けられるので、その様な不具合が生じることも無い。
ところで、図6に示す角度αは、用紙搬送経路を側視して搬送駆動ロ−ラ41の軸芯位置と搬送従動ロ−ラ42の軸芯位置とを結ぶ直線と、垂直線(重力方向に平行な線)との成す角度を示しており、複数の搬送従動ロ−ラ42の間において角度αがばらつく、即ち搬送駆動ロ−ラ41に対する搬送従動ロ−ラ42の接触位置がばらつくと、搬送駆動ロ−ラ41と搬送従動ロ−ラ42とによって用紙に付与される送り力が各搬送従動ロ−ラ42間でばらつき、その結果としてスキューが生じる虞がある。
この様な問題を解消する為に、本実施形態においては以下のような構成を採用する。先ず、紙案内上43の幅方向寸法は、特定サイズの用紙幅寸法以上に設定されており、本実施形態では4インチ幅の用紙をカバーし得る寸法に設定されている。従って幅寸法が4インチ以下の用紙に対して複数の紙案内上43が係わることがなく、即ち1つの紙案内上43によって支持された搬送従動ローラ42のみによって用紙が押圧されるので、1つの紙案内上43によって支持される複数(本実施形態では3つ)の搬送従動ロ−ラ42の間で、搬送駆動ローラ41に対する接触位置のばらつきを抑えることができる。
また、図5及び図8に示す様に3つの搬送従動ロ−ラ42は用紙幅方向にほぼ等間隔で配置されている。そして軸体34の両側軸端部のみならず、中央部位に付勢力が作用する様に、特に各搬送従動ロ−ラ42の両側に必ず付勢力が作用する様に構成されるとともに、各々の搬送従動ロ−ラ42が用紙に接する際の荷重が略均等となる様に、コイルばね32、33の付勢力が設定されている。従ってこれにより、各搬送従動ロ−ラ42が用紙を押圧する力が均等となり、押圧荷重ばらつきに起因するスキューの発生を防止することができる。また、搬送従動ローラ42が用紙に接する際の荷重が1箇所に集中しないので、用紙にダメージを与えることもない。
これを図12を参照しながら更に詳説する。図12は軸体34に付与される付勢力と搬送従動ローラ42との位置関係及び、搬送従動ローラ42の用紙Pに対する接触圧を模式的に示す図であり、符号Fはコイルばね32の一端32aによって(紙案内上43を介して)軸体34に付与される付勢力を、符号Fはコイルばね33の一端33aによって(直接的に)軸体34に付与される付勢力を示している。尚、コイルばね32の一端32aを破線で示しているのは、コイルばね32は、紙案内上34を介して軸体34に付勢力を付与している為である。また、符号fは、搬送従動ローラ42の用紙Pに対する接触圧を示している。
図示する様に、搬送従動ローラ42A、42B、42Cの、それぞれの両側に付勢力が必ず作用する様構成されているとともに、各ローラの接触圧(f)が等しくなる様に、コイルばね32、33の付勢力が設定されているので、搬送従動ローラ42A、42B、42Cの間で付勢力がばらつくことに起因するスキューの発生を防止できる。また各々のローラにおいては、ローラ外周面の用紙Pに対する接触圧がローラ軸線方向でばらつかず、等分布荷重fとなる。従って、用紙Pに対してローラが片当たりすることによって記録面にダメージを与えることを防止できる。
尚、本実施形態では、力Fを、紙案内上43を介して軸体34に付与しているが、力Fと同様に、軸体34に直接付勢力を付与する様に構成しても良い。この様に構成することで、各付勢力を付与する位置の間で付勢力がばらつき難く、上記作用効果をより一層確実に得ることができる。
次に、メインフレ−ム7に対する紙案内上ユニット9(サブフレ−ム8)の取付姿勢を調整可能に構成されており、これにより、搬送従動ロ−ラ42の搬送駆動ロ−ラ41に対する接触位置(換言すれば、図6の角度α)が3つの搬送従動ロ−ラ42の間でばらついても、これを矯正することが可能となっている。以下、紙案内上ユニット9(サブフレ−ム8)の取付姿勢を調整可能とする構造について詳説する。
図2に示す様にサブフレ−ム8の舌片8cには長穴8eとボス8dが形成されており、メインフレ−ム7には、図3に示す様にサブフレ−ム8をメインフレ−ム7に固定する為の固定用ねじ35を通す為の穴7cと、サブフレ−ム8の舌片8cに形成されたボス8dを遊挿する為の穴7aが形成されている。サブフレ−ム8がメインフレ−ム7に取り付けられた状態において、固定用ねじ35を緩めると、サブフレ−ム8はボス8dを中心に揺動可能となり(図8の矢印Aで示す方向)、これによって紙案内上ユニット9の取付姿勢が変化する。即ち、3つの搬送従動ロ−ラ42のうち中央の搬送従動ロ−ラ42を基準として、両側の搬送従動ロ−ラ42の搬送駆動ロ−ラ41に対する接触位置(換言すれば、図6の角度α)が調節可能となる。
一方、サブフレ−ム8のフレ−ム係合片8a、8bはフック形状を成しており、このフレーム係合片8a、8bが、メインフレーム7に形成された被掛止部7b、7bにそれぞれ掛止する様に構成されている。ここで、紙案内上ユニット9をメインフレーム7に取り付けると、コイルばね32、33の付勢力によってフレーム係合片8a、8bが被係止部7b、7bの上縁に圧接する様になる(図7の矢印Bで示す方向)。そこで、この性質を利用して、フレーム係合片8a、8bと被係止部7b、7bの上縁との間に、スペーサ36を介在させて、紙案内ユニット9の取付姿勢を調整する。
例えば、紙案内ユニット9の取付姿勢を図8の時計回り方向に傾けさせる場合には、右側のフレーム係合片8aと被係止部7bの上縁との間にスペーサ36を介在させる。これにより、紙案内上43の揺動支点が、右側(フレーム係合片8aの側)が下方に移動することとなるので、右側の搬送従動ローラ42(図8において符号42Aで示す)と搬送駆動ローラ41との接触点が用紙搬送方向下流側(図6の右側)にシフトする(即ち、図6の角度αが大きくなる)。
紙案内ユニット9の取付姿勢を図8の反時計回り方向に傾けさせる場合には、上記と逆にすれば良いので、その説明は省略する。尚、上記の様にフレーム係合片8a、8bと被係止部7b、7bの上縁との間にスペーサ36を介在させるので、フレーム係合片8a、8bを被掛止部7b、7bにそれぞれ掛止させた状態において、フレーム係合片8a、8bが上下に移動可能となる様な充分な許容度を持たせることが望ましい。また、紙案内ユニット9の取付姿勢を調整すると、搬送従動ローラ42の軸体34の両端部を付勢する軸受部43b、43bのうち、いずれか一方が上方に変位してしまうので、紙案内前43は、可撓性を有する材料によって形成することが好ましい。これにより、紙案内ユニット9の取付姿勢を調整しても、軸体34の両端部を軸受部43b、43bによって確実に付勢することができる。
以上の様に、紙案内ユニット9(サブフレーム8)のメインフレーム7に対する取付姿勢が調整可能に構成されていることから、部品の製造精度や装置の組立精度の低下によって搬送従動ローラ42の搬送駆動ローラ41に対する接触位置が、3つの搬送従動ローラ(図8の符号42A、42B、42Cで示す搬送従動ローラ)の間でばらついた場合であっても、これを矯正することができ、用紙を搬送する際のスキューの発生等を確実に防止することができる。
続いて、図9乃至図11を参照しながら、光学センサ37の取付構造について説明する。光学センサ37は、発光部37aと受光部37bとが一体となって略コの字形の形状を成す様に構成されており、その光軸が、紙案内上43と紙案内下44との間に形成される用紙搬送経路を遮る様に設けられ、これによって用紙先端或いは後端の通過が検出可能となる。
図10は、メインフレーム7に紙案内上ユニット9を取り付ける前の状態のプリンタ基体を示すものであり、図示する様に光学センサ37は、用紙搬送基準位置側(1桁側:図10の右側)において、用紙搬送経路の外側から内側に向かって突出する様に設けられている。光学センサ37は、図9に示す様に紙案内後44に固定されており、予め紙案内後44に取り付けた後、紙案内後44をメインフレーム7に取り付けることで、図10に示す様な取り付け状態となる。尚、紙案内後44には、受光部37bを露呈させる為の窓孔が予め形成されている。
図10に示す取り付け状態において、発光部37aはちょうど紙案内上43と干渉する位置にあり、従って紙案内上43には、発光部37aを受け容れる切り欠き部43aが図11に示す様に形成されている。この切り欠き部43aは、用紙搬送基準位置側と、紙案内後44と対向する側とに開口を有するように形成されており、また切り欠き部43aにおいて紙案内後44と対向する側の開口が、図5に示す様に光学センサ37の光軸が通る領域を除いてシート材38によって覆われている(図5の符号37cは光学センサ37の光軸を示している)。
このシート材38は短冊形状を成し、両端部に窓孔38a、38aが形成されているとともに、可撓性を有する材料によって形成されている。一方、紙案内上43にはフック43dが形成されていて、フック43dに一方側の窓孔38aを掛止させ(図11(B))、そして通し穴43fを通して巻回させ、他方側の窓孔38aをフック43dに掛止させることにより(図11(C))、シート材38が取り付けられる。尚、符号43eはテンション付与部であり、紙案内上43に巻回されたシート材38を内側から外側に向けて付勢することにより、シート材38に極端な弛みが形成されることを防止する。
以上説明した様に、光学センサ37の発光部37aが、用紙搬送基準位置側において紙案内上43の側面と対向する位置に、用紙搬送経路の外側から内側、即ち紙案内上43に向かって突出する様に設けられ、そして紙案内上43には発光部37aを受け容れる切り欠き部43aが形成されている。従って図10の様に構成されたプリンタ1の基体に紙案内上ユニット9を取り付ける際には、紙案内上ユニット9を図10の左方向から右方向へスライドさせるように移動させ、切り欠き部43aの内部に発光部37aが収容される様にして紙案内上ユニット9を取り付ける。
以上により、光学センサ37を直接プリンタ1の基体に取り付けるのではなく、予め紙案内後44に取り付けた上で当該紙案内後44をメインフレーム7に取り付けることで、光学センサ37がプリンタ1本体に取り付けられるので、光学センサ37を取り付ける際の作業性が向上するとともに、取付位置調整を容易に行うことができる。
また、本実施形態の様な切り欠き部43aに代えて、紙案内上43に、発光部37aを露呈させる為の単なる窓孔を形成する様な場合には、紙案内上ユニット9をメインフレーム7に取り付けた後に、光学センサ37を取り付ける必要があることから、光学センサ37の取付作業性や位置調整の際の作業性が低下する虞がある。また同時に、光学センサ37の発光部37aと受光部37bとを別体に構成する必要が生じる場合があるとともに、例えば発光部37aを固定する位置が、用紙搬送経路と直交する方向に離れてしまうので(上方向:例えばメインフレーム7のいずれかの場所)、これによって光学センサ37の取付位置精度が低下する虞もある。しかしながら上述の様な切り欠き部43aを形成するので、その様な問題が生じることが無い。
また、切り欠き部43aにおいて紙案内後44と対向する側の開口がシート材38によって覆われているので、用紙が紙案内上43と紙案内後44との間を通過する際に当該用紙先端が切り欠き部43aの開口に引っ掛かることを防止することができ、用紙の先端折れや、用紙先端が開口に引っ掛かることによるスキューの発生を防止することができる。尚、シート材38はこの様な機能を奏することから、表面は用紙との間の摩擦係数が低いことが好ましい。
本発明に係るプリンタの側断面概略図。 紙案内上ユニットの斜視図。 紙案内上ユニットの取付状態を示す斜視図。 紙案内上ユニットの取付状態を示す斜視図。 紙案内上ユニットを下方から見た平面図。 図5のB−B断面図。 図5のA−A断面図。 図6のC−C断面図。 紙案内後の斜視図。 紙案内後の取付状態を示す斜視図。 (A)〜(C)はシート材の取付方法を示す説明図。 軸体に付与される付勢力と搬送従動ローラとの位置関係及び、搬送従動ローラの用紙に対する接触圧を模式的に示す図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 リア給送装置、3 フロント給送装置、4 記録手段、5 搬送手段、6 排出手段、7 メインフレーム、7a 穴、7b 被掛止部、7c
穴、8 サブフレーム、8a、8b フレーム係合片、8c 舌片部、8d ボス、8e 長穴、9 紙案内上ユニット、11 給送ローラ、12 ホッパ、13 リタードローラ、14 戻しレバ−、25 給紙カセット、26 ピックアップローラ、28 給送ローラ、30 アシストローラ、31 軸、32、33 コイルばね、34 軸体、35
固定用ねじ、36 スペ−サ、37 光学センサ、37a 発光部、37b 受光部、38 シ−ト材、40 ガイドローラ、41 搬送駆動ローラ、42 搬送従動ローラ、43 紙案内上、44 紙案内後、45 紙案内前、46 キャリッジ、47 キャリッジガイド軸、48 記録ヘッド、55 排出駆動ローラ、56 排出従動ローラ、57 補助ローラ、P 記録用紙

Claims (10)

  1. 回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに弾接して従動回転する搬送従動ローラを備えた、被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送装置であって、
    前記搬送駆動ローラの軸線方向に延びるとともに保持部材によって保持される軸体が複数の前記搬送従動ローラを軸通し、
    当該軸体が、付勢手段によって前記搬送駆動ローラに向けて付勢されているとともに、前記付勢手段の付勢力が、複数の前記搬送従動ローラの、それぞれの両側に作用する様構成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。
  2. 請求項1に記載の被記録媒体搬送装置において、前記付勢手段が、複数の前記搬送従動ローラの、それぞれの両側において前記軸体を直接付勢する様構成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。
  3. 請求項1に記載の被記録媒体搬送装置において、前記付勢手段が、前記保持部材を介して前記軸体を付勢する第1付勢手段と、前記軸体を直接付勢する第2付勢手段と、を備えて構成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。
  4. 請求項3に記載の被記録媒体搬送装置において、前記軸体が、前記第1付勢手段により、両側の軸端において前記保持部材を介して前記搬送駆動ローラに向けて付勢されるとともに、
    前記第2付勢手段により、両側の軸端の間において直接付勢されている、
    ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の被記録媒体搬送装置において、前記保持部材が、被記録媒体搬送経路を側視して揺動可能となる様に前記保持部材を支持するとともに前記付勢手段を取付可能なサブフレームを介して、前記被記録媒体搬送装置の基体を構成するメインフレームに取り付けられる、
    ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の被記録媒体搬送装置において、前記保持部材が、被記録媒体の幅方向に複数並設されており、
    被記録媒体の搬送基準位置側に配置される前記保持部材の幅方向寸法が、特定サイズの被記録媒体の幅方向寸法以上に設定されているとともに、前記特定サイズの被記録媒体の幅方向に渡って複数の前記搬送従動ローラが略等間隔に配置され、且つ各々の前記搬送従動ローラが被記録媒体に接する際の荷重が略均等となる様前記付勢手段の付勢力が設定されている、ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。
  7. 請求項5または6に記載の被記録媒体搬送装置において、前記搬送従動ローラの前記搬送駆動ローラに対する接触位置が調整可能となる様、前記サブフレームの前記メインフレームに対する取付姿勢が調整可能に構成されている、ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。
  8. 請求項4から7のいずれかに記載の記録装置において、前記軸体と前記保持部材との間の摩擦力及び前記軸体と前記第2付勢手段との間の摩擦力の総和が、前記軸体と前記複数の搬送従動ローラとの間の摩擦力の総和より大きく構成されることにより、前記軸体が前記保持部材に対して固定状態に設けられるとともに、前記搬送従動ローラが前記軸体に対して相対的に回転する様構成されている、ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。
  9. 被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた記録装置であって、請求項1から8のいずれかに記載の前記被記録媒体搬送装置を備えていることを特徴とする記録装置。
  10. 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、
    前記液体噴射手段の上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに弾接して従動回転する搬送従動ローラを備えた搬送手段と、を備えた液体噴射装置であって、
    前記搬送駆動ローラの軸線方向に延びるとともに保持部材によって保持される軸体が複数の前記搬送従動ローラを軸通し、
    当該軸体が、付勢手段によって前記搬送駆動ローラに向けて付勢されているとともに、前記付勢手段の付勢力が、複数の前記搬送従動ローラの、それぞれの両側に作用する様構成されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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