JP2008072914A - ロータリ耕耘装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで製造可能な給油口付のギアケースを備えたロータリ耕耘装置を提供することを課題としている。
【解決手段】潤滑油を供給する給油口49が設けられたギアケース8と、該ギアケース8の外周面にトップマスト12を取り付けるためのブラケット9,11とを備えたロータリ耕耘装置において、上記ブラケット11を中空に形成し、該ブラケット11の周壁に給油口49を設けるとともに、中空部47とギアケース8内とを連通させる連通孔48を設ける。
【選択図】図5
【解決手段】潤滑油を供給する給油口49が設けられたギアケース8と、該ギアケース8の外周面にトップマスト12を取り付けるためのブラケット9,11とを備えたロータリ耕耘装置において、上記ブラケット11を中空に形成し、該ブラケット11の周壁に給油口49を設けるとともに、中空部47とギアケース8内とを連通させる連通孔48を設ける。
【選択図】図5
Description
この発明は、給油口付のギアケースを備えたロータリ耕耘装置に関する。
潤滑油を供給する給油口が設けられたギアケースと、該ギアケースに設置され走行機体側に連結するためのリンク機構とを備えたロータリ耕耘装置として、例えば特許文献1及び特許文献2が公知である。
特開2001−327201号公報
実開昭63ー2404号公報
上記文献のロータリ耕耘装置においては、ギアケースに給油口の給油栓取付部とトップマストを連結するためのブラケットを各別に設け且つ加工する必要があり、取り付けや加工性の点で製造コストが高くなるという欠点がある。
上記課題を解決するための本発明のロータリ式耕耘機は、第1に潤滑油を供給する給油口49が設けられたギアケース8と、該ギアケース8の外周面にトップマスト12を取り付けるためのブラケット9,11とを備えたロータリ耕耘装置において、上記ブラケット11を中空に形成し、該ブラケット11の周壁に給油口49を設けるとともに、中空部47とギアケース8内とを連通させる連通孔48を設けてなることを特徴としている。
第2に、ギアケース8内に軸支されるベベルギア31によってギアケース8内で飛散するオイルが直接給油口49に至らないように給油口49と連通口48との位置を相互にずらしたことを特徴としている。
以上のように構成される本発明のロータリ耕耘装置によれば、トップマスト連結用のブラケットが給油口を備えているため、ギアケース側の給油口設置部が不要になり、ブラケット側に給油口を設けるため加工も容易で製造コストを低く抑えることができる他、中空状のブラケットはプレート状のブラケットと比較して強度が高くなる。
また、連通口と給油口の位置をずらして設けることにより、外部への油漏れが防止できる。
図1は、走行機体1及び本発明を適用したロータリ耕耘装置2の側面図であり、図2は本発明を適用したロータリ耕耘装置2の背面断面図である。走行機体1には機体上部に設けられたトップリンク3と、機体下部に設けられた左右のロアリンク4,4とを介してオートヒッチ6が装着されている。オートヒッチ6にはロータリ耕耘装置2が取り付けられている。走行機体1側の駆動力はヨークジョイント7を介してロータリ耕耘装置2側に伝動される。
ロータリ耕耘装置2のパワーライン及びフレーム部の中央部には、左右方向にギアケース8が設けられている。ギアケース8の外周面上部に突設された前後のブラケット9,11を介して、左右に隣接して対向配置された一対のトップマスト12が取り付けられている。トップマスト12には、前方斜め上方に延びる前突出部12aと、後方斜め上方に延びる後突出部12bとが形成されている。
ギアケース8の左右の両端部にはそれぞれ円筒部13,14が突設されており、ギアケース8と左円筒部13及び右円筒部14の接続部にはそれぞれ前後方向に突出したツールバー16取付用のフランジ17が設けられている。ツールバー16は基端部が上記左右のフランジ17に取り付けられ、調整装置15によって吊り支えられている。
調整装置15は、一端がツールバー16に取り付けられ、他端がトップマスト12の後突出部12bに取り付けられ、ツールバー16の高さ調整に用いられる。ギアケース8と右円筒部14の接続部分のフランジ17には、右円筒部14内部とギアケース8内部とを遮断する遮断板18が設けられており、左円筒部13内部とギアケース8内部には後述する駆動軸19が挿通軸支されている。
左円筒部13左端部及び右円筒部14右端部にはフランジ状の取付座21がそれぞれ設けられ、右円筒部14の上記取付座21には下方に向けてサイドプレート22が取り付けられ、左円筒部13の上記取付座21には下方に向けてチェーンケース23が取り付けられている。サイドプレート22及びチェーンケース23の下部にはロータリ軸24が回転自在に軸支され、ロータリ軸24には圃場を耕す耕耘爪26が複数軸装されている。
上記構成のロータリ耕耘装置2は、トップリンク3の後方に位置しオートヒッチ6の中央上部に設けられ上連結部27に、トップマスト12の上記前突出部12aを連結するとともに、左右のロアリンク4,4の後方に位置しオートヒッチ6の左右の下端にそれぞれ設けられた下連結部28,28に、ギアケース8に設けられた上記左右のフランジ17,17前部を連結することにより、オートヒッチ6に取り付けられる。
ロータリ耕耘装置2の駆動機構は、ヨークジョイント7によって伝動された駆動力がギアケース8内部のピニオン傘歯車29、ベベルギア31を介して駆動軸19に伝動される。駆動軸19は、ギアケース8内部のベアリング32、左円筒部13左端部のベアリング33によって回転自在に軸支され、右側には上記ベベルギア31、チェーンケース23内に位置する左端部にはスプロケット34が軸装されている。
ロータリ軸24には、チェーンケース内部の上記スプロケット34、ロータリ軸24左端部に軸装されたスプロケット36、チェーン37を介して、駆動軸19の駆動力が伝動される。上記ギアケース8、左円筒部13及びチェーンケース23の内部は、上記の遮断板18やオイルシール等により密閉されており、潤滑油(オイル)が注入されている。
図3はギアケース8、左右円筒部13,14及びトップマスト12の斜視図であり、図4はギアケース8及び左右円筒部13,14の部分断面斜視図であり、図5はギアケース8の側断面図である。
ギアケース8は、反割り状の前部材38及び後部材39の前後端縁を溶接等で一体的に接合することにより形成されている。ギアケース8中央部は、左右の両端部と比較して太くなっていおり、中央部の前面には開口部が形成されている。
上記開口部を塞ぐように、ギアケース8中央部前面にはハウジング42が嵌合固定され、ヨークジョイント7内の伝動軸(図示しない)に連結される入力軸43が、ハウジング42内のベアリング44,44を介して回転自在に軸支されている。入力軸43後端には前述したピニオン傘歯車29が軸装され、ハウジング42前側はカバー46等により密閉シールされている。
ギアケース8の中央部の前後位置には上部平面と後部円弧面に沿って前後の上記ブラケット9,11がそれぞれ一体的に溶着固定され、各ブラケット9,11の突出端には一対のトップマスト12の下端がそれぞれ連結されて締着固定されている。後ブラケット11は外部と密閉された中空部47を形成し、ギアケース8の後面に穿設された連通孔48を介してギアケース8内と連通している。
また、後ブラケット11の上部後壁には給油口49が設けられ、エア抜き51a付の給油栓51が挿脱可能に嵌合され、この給油口49より挿通孔48を介してギアケース8内への潤滑油(オイル)給油が行われる。
上記構成によれば、連通孔48は中空部47後側下部に形成され、給油口49は中空部47前側上部に形成されており、互いに位置がずらされて設けられているため、ギアケース8内で飛散した潤滑油が中空部47に入り込んでも、給油口49から外部に漏れ出すことを防止できる。
また、給油栓51は給油口49から前方斜め下方にむけて挿し込まれており、給油栓51の開口部51bが連通孔48とはずらされた位置に設けられているため、給油栓51内部に潤滑油が入り込むこともなく、給油栓51のエア抜き孔51aからギアケース8内の空気が抜ける際、空気とともに潤滑油が漏れることも防止される。
以上のような油漏れ防止機構により、潤滑効果の高いギアケース8中央部に給油口49を設けることができる。
8 ギアケース
9 後ブラケット(ブラケット)
11 前ブラケット(ブラケット)
12 トップマスト
31 ベベルギア
47 中空部
48 連通孔
49 給油口
9 後ブラケット(ブラケット)
11 前ブラケット(ブラケット)
12 トップマスト
31 ベベルギア
47 中空部
48 連通孔
49 給油口
Claims (2)
- 潤滑油を供給する給油口(49)が設けられたギアケース(8)と、該ギアケース(8)の外周面にトップマスト(12)を取り付けるためのブラケット(9),(11)とを備えたロータリ耕耘装置において、上記ブラケット(11)を中空に形成し、該ブラケット(11)の周壁に給油口(49)を設けるとともに、中空部(47)とギアケース(8)内とを連通させる連通孔(48)を設けてなるロータリ耕耘装置。
- ギアケース(8)内に軸支されるベベルギア(31)によってギアケース(8)内で飛散するオイルが直接給油口(49)に至らないように給油口(49)と連通口(48)との位置を相互にずらした請求項1のロータリ耕耘装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006253238A JP2008072914A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | ロータリ耕耘装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006253238A JP2008072914A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | ロータリ耕耘装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008072914A true JP2008072914A (ja) | 2008-04-03 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2008072914A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015008632A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-19 | 小橋工業株式会社 | 農作業機の変速装置 |
JP2018000198A (ja) * | 2017-08-22 | 2018-01-11 | 小橋工業株式会社 | 農作業機の変速装置、及び農作業機 |
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2006
- 2006-09-19 JP JP2006253238A patent/JP2008072914A/ja active Pending
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