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JP2008067571A - モータ及び電動ポンプ - Google Patents

モータ及び電動ポンプ Download PDF

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JP2008067571A JP2006245489A JP2006245489A JP2008067571A JP 2008067571 A JP2008067571 A JP 2008067571A JP 2006245489 A JP2006245489 A JP 2006245489A JP 2006245489 A JP2006245489 A JP 2006245489A JP 2008067571 A JP2008067571 A JP 2008067571A
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Yasuhiro Yukitake
康博 行竹
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JTEKT Corp
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Abstract

【課題】ステータをモータケースに対して圧入固定するに際して、ステータに生じる鉄損を低減させることにより、効率を確保することができるモータ及び電動ポンプを提供する。
【解決手段】モータ11は、永久磁石21が外嵌されたロータ20の外周面に一定の距離を隔てて対向する内周面を有してなるステータ15が、その外周面を圧入面としてモータケース12に圧入固定されてなる。当該モータ11において、モータケース12の内周面には複数の突部31を形成した。また、ステータ15の外周面には突部31に係合する凹部32を形成した。そして、ステータ15をモータケース12に圧入した際、ステータ15はその凹部32の内底面を圧入面としてモータケース12に固定されてなる。モータケース12の突部31がステータ15の凹部32に係合することにより、ステータ15のモータケース12に対する相対回転が規制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータ及び電動ポンプに関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるようなモータが知られている。すなわち、図6に示すように、当該モータ91は、モータケース92の内周面に固定された円筒状のステータ93を備えてなる。ステータ93は高透磁率を有する磁性材料である鋼材により形成された複数枚の電磁綱板が重ね合わせられることにより構成されている。図7に併せて示されるように、ステータ93の内周面には、複数のティース93aが所定間隔をおいて突設されるとともに、それらティース93aには導線が巻回されることによりコイル94が形成されている。
また、図6に示されるように、モータケース92には、出力軸95が一対の軸受け96a,96bを介して回転可能に挿入支持されるとともに、当該出力軸95にはロータ97が一体回転可能に設けられている。ロータ97の外周面には、筒状の磁石98が固定されるとともに、当該磁石98は、その外周面がステータ93の内周面(正確には、複数のティース93aの先端面)に若干の隙間を介して対向するように設けられている。すなわち、ロータ97及び磁石98は、ステータ93の内側(正確には、複数のティース93aの先端面間)に形成される空間内に回転可能に保持されている。そして、前記コイル94への通電を通じて生じる回転磁界によりロータ97は回転する。
このように構成されるモータは、車両の燃料ポンプ、ウォーターポンプ、オイルポンプ及びトランスミッション用油圧ポンプ等として好適な電動ポンプの駆動源として使用されている。例えば特許文献2には、部品点数の低減及び小型化の観点から、モータの出力軸とポンプの駆動軸とを単一の軸により兼用するようにした電動ポンプが開示されている。
特開2005−168098号公報 特開2005−337025号公報
ところが、前記従来のモータでは、ステータはモータケースに圧入することにより取り付けられる。このため、次のような問題が懸念されていた。すなわち、図7に示されるように、ステータ93は、横断面の外周形状が円形となるように形成されるとともに、モータケース92は、横断面の内周形状が円形となるように形成されている。また、ステータ93の外径は、モータケース92の内径とほぼ同じ又は若干大きく設定されている。そして、モータケース92の一端開口部からステータ93を所定の圧入力で押し込むことにより、ステータ93は、その外周面がモータケース92の内周面に密接した状態で固定される。
このように、ステータ93をモータケース92に圧入固定した場合、ステータ93は、その全周においてモータケース92からの圧縮力(外部応力)を受ける。その結果、ステータ93には、その中心方向から外方へ向かう圧縮応力(内部応力)が発生する。ステータ93にこのような圧縮応力が発生すると、ステータ93の磁気特性が劣化して鉄損が増加することが一般に知られている。ステータ93のモータケース92に対する相対回転を好適に防止するためには、ステータ93の外径とモータケース92の内径との寸法差である圧入代を、ある程度確保する必要がある。しかし、圧入代を増やすにつれて、ステータ93に生じる圧縮応力、ひいては鉄損が増大する。そして、ステータ93の鉄損が増大するにつれて、モータ91の発熱量が多くなり、モータ91の効率の低下にもつながる。このような問題は、モータケース92にステータ93を圧入固定する構成を採用するモータ全般について生じる。
近年では、車両においては依然として電子化の傾向にあるため、消費電力のいっそうの低減化が求められている。モータについても例外ではなく、効率のさらなる確保が求められている。また、モータを前述の電動ポンプの駆動源として採用する場合において、モータの効率の低下は、電動ポンプの出力の低下につながる。この点からも、モータの効率のさらなる確保に対する強い要望がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ステータをモータケースに対して圧入固定するに際して、ステータに生じる鉄損を低減させることにより、効率を確保することができるモータ及び電動ポンプを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、ロータの外周面に一定の距離を隔てて対向する内周面を有してなるステータが、その外周面を圧入面としてモータケースに圧入固定されてなるモータにおいて、ステータの外周面とモータケースの内周面との間には、互いの一部が係合することによりステータのモータケースに対する相対回転を規制する係合構造を設けるようにしたことをその要旨とする。
本発明によれば、ステータの一部がモータケースの一部に係合することにより、ステータのモータケースに対する相対回転が規制される。このため、ステータの外径とモータケースの内径との寸法差である圧入代を小さくすることが可能となる。したがって、ステータをモータケースに対して圧入固定するに際して、ステータに発生する圧縮応力が小さくなる。そして、当該圧縮応力に起因して生じる鉄損を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記係合構造は、ステータの外周面に形成された凹部又は突部と、前記モータケースの内周面に形成されるとともにステータの凹部又は突部に係合する突部又は凹部とを備えて構成し、ステータをモータケースに圧入した際、ステータはその凹部の内底面又は突部の先端面を圧入面としてモータケースに固定されるように構成したことをその要旨とする。
本発明によれば、ステータをモータケースに圧入した際、ステータの凹部又は突部にはモータケースの突部又は凹部が係合する。ステータに凹部又は突部を形成するとともに、モータケースに突部又は凹部を形成するといった簡単な構成により、ステータのモータケースに対する相対回転が規制される。このため、ステータをモータケースに対する圧入でのみ固定するようにした場合と異なり、圧入代(ここでは、ステータの凹部の深さとモータケースの突部の突出高さとの寸法差、又はステータの突部の突出高さとモータケースの凹部の深さとの寸法差)を小さくすることが可能となる。さらに、本発明によれば、ステータの凹部の内底面又は突部の先端面を圧入面としたことにより、ステータの外周面の全体を圧入面とした場合に比べて、圧入面の面積が小さくなる。これらのことから、ステータに発生する圧縮応力が小さくなる。そして、当該圧縮応力に起因して生じる鉄損を低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記係合構造は、ステータの外周面に形成された凹部又は突部と、前記モータケースの内周面に形成されるとともにステータの凹部又は突部に係合する突部又は凹部と、を備えて構成し、ステータをモータケースに圧入した際、ステータはその外周面における凹部又は突部が形成されない部位を圧入面としてモータケースに固定されるように構成したことをその要旨とする。
本発明によれば、ステータをモータケースに圧入した際、ステータの凹部又は突部にはモータケースの突部又は凹部が係合する。ステータに凹部又は突部を形成するとともに、モータケースに突部又は凹部を形成するといった簡単な構成により、ステータのモータケースに対する相対回転が規制される。このため、ステータをモータケースに対する圧入でのみ固定するようにした場合と異なり、圧入代を小さくすることが可能となる。さらに、本発明によれば、ステータの外周面における凹部又は突部が形成されない部位を圧入面としたことにより、ステータの外周面の全体を圧入面とした場合に比べて、凹部の開口面積又は突部の形成面積の分だけ圧入面の面積が小さくなる。これらのことから、ステータに発生する圧縮応力が小さくなる。そして、当該圧縮応力に起因して生じる鉄損を低減することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のモータにおいて、ステータをモータケースに圧入した際に、ステータの外周面とモータケースの内周面との間には隙間が形成されるようにしたことをその要旨とする。
本発明によれば、ステータの凹部の内底面又は突部の先端面にのみ、モータケースの突部又は凹部による圧縮力が作用する。換言すれば、ステータの外周面において、凹部又は突部が形成された部位以外の部位には、モータケースによる圧縮力が作用することはない。また、ステータをモータケースに圧入した状態において、ステータの外周面とモータケースの内周面との間には隙間が形成されることから、ステータが複数枚の電磁綱板を重ね合わせられることにより構成される場合には、それら電磁綱板間の導通損が抑制される。このため、モータの効率が高められる。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載のモータにおいて、ステータの凹部の深さはモータケースの突部の突出高さよりも大きく、又はステータの突部の突出高さはモータケースの凹部の深さよりも小さく設定するようにしたことをその要旨とする。
本発明によれば、ステータをモータケースに圧入した際に、モータケースの突部の先端面とステータの凹部の内底面との間、又はモータケースの凹部の内底面とステータの突部の先端面との間には隙間が形成される。すなわち、モータケースの突部の先端面がステータの凹部の内底面に当接すること、又はモータケースの凹部の内底面がステータの突部の先端面に当接することはない。このようにすれば、ステータの外周面とモータケースの内周面とが確実に密接状態に保たれる。そして、このようにした場合であれ、ステータに発生する圧縮応力が小さくなる。ひいては、当該圧縮応力に起因してステータに生じる鉄損を低減することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜請求項5のうちいずれか一項に記載のモータにおいて、ステータの突部又は凹部並びにモータケースの突部又は凹部は、それらの軸線方向における全長にわたって形成するようにしたことをその要旨とする。
本発明によれば、モータケースの突部とステータの凹部との係合力が好適に確保されることにより、ステータのモータケースに対する相対回転を好適に規制することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項2〜請求項6のうちいずれか一項に記載のモータにおいて、ステータの凹部又は突部において、ステータの周方向において互いに対向する2つの内側面、又は互いに反対側に位置する2つの外側面には、外方へ向かうにつれて離間するテーパ面、又は外方へ向かうにつれて近接するテーパ面を形成するとともに、モータケースの突部又は凹部において、モータケースの周方向において互いに反対側に位置する2つの外側面、又は互いに対向する2つの内側面には、モータケースの中心へ向かうにつれて近接するテーパ面、又はモータケースの中心へ向かうにつれて離間するテーパ面を形成するようにしたことをその要旨とする。
本発明によれば、ステータの凹部又は突部とモータケースの突部又は凹部との係合が、それらの斜面と斜面との係合になるため、滑らかな係合関係が得られる。
請求項8に記載の発明は、モータとポンプとを一体として設けるとともに、モータの出力軸とポンプの駆動軸とを単一の軸により兼用するようにした電動ポンプにおいて、請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のモータを採用するようにしたことをその要旨とする。
ステータの鉄損は、モータの特性に大きく影響する。本発明によれば、請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のモータを採用することにより、ステータに生じる鉄損が低減される。その結果、モータの効率が改善され、ひいては電動ポンプの効率が改善される。
本発明によれば、ステータをモータケースに対して圧入固定するに際して、ステータに生じる鉄損を低減させることにより、モータ及び電動ポンプの効率を確保することができる。
<第1の実施の形態>
以下、本発明をモータに具体化した第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。このモータは、例えば車両のウォーターポンプ、オイルポンプ及びトランスミッション用ポンプ等の補機類の駆動源として使用される。
<全体構成>
図1に示すように、モータ11は、金属製のモータケース12を備えてなる。モータケース12は、一側面が開口した有底円筒状のケース本体13と、当該ケース本体13の開口部を閉塞する円板状のカバー14とを備えてなる。モータケース12(正確には、ケース本体13)の内周面には、両端が開口した円筒状のステータ15が圧入固定されている。ステータ15は高透磁率を有する磁性材料である鋼材により形成された複数枚の図示しない電磁綱板が重ね合わせられることにより構成されている。図2に示されるように、ステータ15の内周面には、複数(本実施の形態では、6つ)のティース15aが所定間隔をおいて突設されるとともに、それらティース15aには導線が巻回されることによりコイル16が形成されている。
また、図2に示されるように、ステータ15の外周面とモータケース12(正確には、ケース本体13)の内周面との間には、それらの全周にわたって若干の隙間が形成されている。そして、ステータ15の外周面とケース本体13の内周面との間には、互いの一部が係合することによりステータ15のケース本体13に対する相対回転を規制する係合構造が設けられている。これにより、ステータ15のケース本体13に対する相対的な回転が規制される。なお、当該係合構造については、後に詳述する。
図1に示されるように、ケース本体13の内底面には、軸受け収容部13aが凹設されるとともに、当該軸受け収容部13aには軸受け(転がり軸受け)17が圧入固定されている。また、カバー14の中央部には貫通孔14aが形成されるとともに、当該貫通孔14aには軸受け18が圧入固定されている。そして、モータケース12には、出力軸19が一対の軸受け(転がり軸受け)17,18を介して回転可能に挿入支持されている。この出力軸19の一端はカバー14を貫通して外部に突出している。
また、モータケース12の内部において、出力軸19には両端が開口した円筒状のロータ20が一体回転可能に嵌挿されるとともに、ロータ20の外周面には、両端が開口した円筒状の永久磁石21が外嵌固定されている。この永久磁石21の外周面とステータ15の内周面(正確には、ティース15aの先端面)との間に若干の隙間が形成されるように、ロータ20及び永久磁石21の厚み、並びにティース15aのステータ15の内周面からの突出高さが設定されている。すなわち、永久磁石21の外周面とティース15aの先端面とはそれらの隙間を介して互いに対向している。したがって、前記コイル16への通電を通じて生じる回転磁界により永久磁石21が外嵌固定されたロータ20は回転する。
<係合構造>
次に、ステータとモータケースとの係合構造について説明する。図2に示されるように、モータケース12は、横断面(モータケース12をその中心線に対して直角に切断したときの切り口の平面)の内周形状が円形となるように形成されている。モータケース12、正確にはケース本体13の内周面には、複数(本実施の形態では、4つ)の突部31が形成されている。図3に併せて示されるように、突部31は、プレス加工等によりモータケース12の軸線方向における全長にわたって連続するように形成されている。また、図2に示されるように、4つの突部31は、ケース本体13の周方向において所定間隔をおいて均等に配置形成されている。突部31において、ケース本体13の周方向において互いに反対側に位置する外側面には、モータケース12の中心へ向かうにつれて近接するように傾斜するテーパ面31a,31bが形成されている。
図2に示されるように、ステータ15は、横断面(ステータ15をその中心線に対して直角に切断したときの切り口の平面)の外周形状が円形となるように形成されている。ステータ15の外周面には、複数(本実施の形態では、4つ)の凹部32が形成されている。図3に併せて示されるように、凹部32は、ステータ15を構成する複数枚の図示しない電磁綱板の外周縁部がプレス等により打ち抜かれることにより図示しない切欠部が形成されるとともに、それら電磁綱板を切欠部が一致するように重ね合わせられることにより、ステータ15の軸線方向における全長にわたって連続するように形成されている。また、図2に示されるように、4つの凹部32は、ステータ15の周方向において所定間隔をおいて均等に、且つモータケース12の4つの突部31に対応するように配設されている。凹部32において、ステータ15の周方向において互いに対向する2つの内側面には、ステータ15の中心へ向かうにつれて近接するように傾斜するテーパ面32a,32bが形成されている。また、凹部32の深さは、突部31のケース本体13の内周面に対する突出高さよりも若干小さく設定されている。
ステータ15(凹部32以外の部位)の外径は、モータケース12(突部31以外の部位)の内径よりも若干小さく設定されている。また、モータケース12において互いに対向する2つの突部31,31の先端面間の距離は、ステータ15において互いに反対側に位置する2つの凹部32の内底面間の距離よりも若干小さく設定されている。すなわち、モータケース12において互いに対向する2つの突部31,31の先端面間の距離と、ステータ15において互いに反対側に位置する2つの凹部32の内底面間の距離との差は、ステータ15を、ケース本体13の開口部を通じて圧入する際の圧入代となる。
そして、前述したように、ステータ15は、ケース本体13の開口部を通じて圧入されることにより、当該ケース本体13の内周面に固定されている。正確には、ステータ15は、4つの凹部32の内底面を圧入面として、ケース本体13の4つの突部31の先端面間に固定される。そして、図2に示されるように、この状態において、ステータ15の外周面とケース本体13の内周面との間には若干の隙間が形成されている。すなわち、ステータ15において、圧入面となる4つの凹部32の内底面は、モータケース12の4つの突部31を通じて圧縮力(外部応力)を受ける。その結果、ステータ15において、圧入面となる4つの凹部32の内底面に対応する部位には、ステータ15の中心から外方へ向かう圧縮応力が発生するものの、その他の部位に圧縮応力が発生することはない。このように、ステータ15のモータケース12に対する圧入部位が凹部32の内底面に限定されることから、ステータ15において圧縮応力の発生部位も凹部32の内底面に対応する部位に限られる。したがって、ステータ15をその全周を圧入面としてモータケース12の内周面に固定するようにした場合と異なり、圧入面の総面積は大幅に減少し、ひいてはステータ15に発生する圧縮応力が好適に抑制される。
前述したように、ステータ15に内部応力が発生すると、ステータ15の磁気特性が劣化して鉄損が増加することが一般に知られている。ここで、鉄損とは、電磁鋼板を積層したステータに回転磁界を加えることにより発生する損失(失われる電気エネルギ)をいう。鉄損は、コイルの導線の抵抗によって失われる電気エネルギである銅損と合わせて、モータ等の電気機械の効率を低下させる。鉄損は、鉄心(ここでは、ステータ15を構成する電磁綱板)の磁区が交番磁界によって磁界の向きを変えるときの損失であるヒステリシス損と、鉄心(ここでは、ステータ15を構成する電磁綱板)の中に生じる渦電流によって生じる渦電流損との和で表される。
本実施の形態によれば、前述したように、ステータ15における圧縮応力の発生が抑制されるので、当該圧縮応力に起因する磁気特性の劣化が好適に抑制される。ひいては、ステータ15の鉄損が低減することによりモータ11の発熱量が抑制され、これによりモータ11の効率が確保される。
さらに、本実施の形態では、突部31の先端面を通じて凹部32の内底面に作用する圧縮力に加えて、モータケース12の突部31をステータ15の凹部32に係合させることにより、ステータ15のモータケース12に対する回り止めが図られている。本実施の形態では、モータ11にロックトルク(出力軸19を拘束したときのトルク)がかかった場合であれ、ステータ15のモータケース12に対する相対回転が規制される程度の回転規制力が確保される。
このため、突部31と凹部32との係合力が得られる分、モータケース12とステータ15との圧入代を低減させることが可能となる。したがって、圧入代を最小限に抑えることが可能となり、ステータ15において、圧入面となる4つの凹部32の内底面に対応する部位に発生する圧縮応力のいっそうの低減化が図られる。ひいては、ステータ15の磁気特性を好適に確保することが可能となる。
ちなみに、ステータ15をモータケース12に収容した後に、プレス等によりモータケース12を外方から内方へ塑性変形させることにより、突部31を形成することも考えられる。しかし、この場合には、モータケース12内のステータ15が損傷するおそれがある。また、モータケース12の変形量の制御も難しい。本実施の形態によれば、予め突部31が形成されたモータケース12に、ステータ15の凹部32を一致させた状態で圧入することにより当該ステータ15をモータケース12に固定するようにしているので、このような懸念はない。
<実施の形態の効果>
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)モータ11は、永久磁石21が外嵌されたロータ20の外周面に一定の距離を隔てて対向する内周面を有してなるステータ15が、その外周面を圧入面としてモータケース12に圧入固定されてなる。そして、当該モータ11において、ステータ15の外周面とモータケース12の内周面との間には、互いの一部が係合することによりステータ15のモータケース12に対する相対回転を規制する係合構造を設けるようにした。
このように、ステータ15の一部がモータケース12の一部に係合することにより、ステータ15のモータケース12に対する相対回転が規制される。これにより、ステータ15の外径とモータケース12の内径との寸法差である圧入代を小さくすることが可能となる。このため、ステータ15をモータケース12に対して圧入固定するに際して、ステータ15に発生する内部応力が抑制されることにより、当該内部応力に起因して生じる鉄損を低減することができる。したがって、モータ11の発熱量が抑制され、ひいてはモータ11の効率を確保することができる。
(2)前記係合構造は、具体的には次のように構成した。すなわち、当該係合構造は、ステータ15の外周面に形成された凹部32と、モータケース12の内周面に形成されるとともにステータ15の凹部32に係合する突部31とを備えなる。そして、ステータ15をモータケース12に圧入した際、ステータ15はその凹部32の内底面を圧入面としてモータケース12に固定されるようにした。
このように、ステータ15に凹部32を形成するとともに、モータケース12に突部31を形成するといった簡単な構成により、ステータ15のモータケース12に対する相対回転が規制される。このため、ステータ15をモータケース12に対する圧入でのみ固定するようにした場合と異なり、圧入代を小さくすることが可能となる。また、ステータ15の凹部32の内底面が圧入面となるようにしたことにより、ステータ15の外周面の全体を圧入面とした場合に比べて、圧入面の面積が小さくなる。これらのことから、ステータ15に発生する圧縮応力が低減される。そして、当該圧縮応力に起因して生じる鉄損を低減することができる。
(3)ステータ15をモータケース12に圧入した際に、ステータ15の外周面とモータケース12の内周面との間には隙間が形成されるようにした。
このため、ステータ15の凹部32の内底面にのみモータケース12の突部31による圧縮力(外部応力)が作用する。すなわち、ステータ15の外周面において、凹部32以外の部位における圧縮応力の発生が好適に抑制される。また、ステータ15をモータケース12に圧入した状態において、ステータ15の外周面とモータケース12の内周面との間には隙間が形成されることから、ステータ15を構成する磁性綱板間の導通損が抑制される。したがって、モータの効率が高められる。
(4)モータケース12の突部31及びステータ15の凹部32は、それらの軸線方向における全長にわたって形成するようにした。
このため、モータケース12の突部31とステータ15の凹部32との係合力が好適に確保される。したがって、ステータ15のモータケース12に対する相対回転を好適に規制することができる。
(5)ステータ15の凹部32において、ステータ15の周方向において互いに対向する2つの内側面には、外方へ向かうにつれて離間するテーパ面32a,32bを形成した。また、モータケース12の突部31において、モータケース12の周方向において互いに反対側に位置する2つの外側面には、モータケース12の中心へ向かうにつれて近接するテーパ面31a,31bを形成した。
このため、ステータ15の凹部32とモータケース12の突部31とは、それらのテーパ面同士が係合する。したがって、ステータ15とモータケース12との滑らかな係合関係が得られる。
(6)近年では、車両においては依然として電子化の傾向にあるため、消費電力のいっそうの低減化が求められている。こうした実状にあって、本実施の形態のモータ11は、車両搭載用として好適である。これは、モータの効率の改善は、消費電力の低減化にもつながるからである。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は、ステータの圧入面とされる部位の点で前記第1の実施の形態と異なる。したがって、前記第1の実施の形態と同様の部材構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、凹部32の深さは、突部31のケース本体13の内周面に対する突出高さよりも大きく設定されている。また、ステータ15(凹部32以外の部位)の外径は、モータケース12の内径よりも若干大きく設定されている。すなわち、モータケース12の内径と、ステータ15の外径との寸法差は、ステータ15を、ケース本体13の開口部を通じて圧入する際の圧入代となる。また、モータケース12において互いに対向する2つの突部31,31の先端面間の距離は、ステータ15において互いに反対側に位置する2つの凹部32の内底面間の距離よりも若干小さく設定されている。このため、ステータ15をモータケース12に圧入した状態において、突部31の先端面と凹部32の内底面との間には微少な隙間が形成される。
したがって、ステータ15の外周面において、凹部32を除く部位がモータケース12の内周面に対する圧入面となる。この圧入面となるステータ15の外周面における4つの凹部32を除く部位は、モータケース12の内周面における4つの突部31を除く部位を通じて圧縮力を受ける。その結果、ステータ15において、圧入面となるステータ15の外周面における4つの凹部32を除く部位には、ステータ15の中心から外方へ向かう圧縮応力が発生するものの、その他の部位、すなわち、凹部32に対応する部位には圧縮応力が発生することはない。このため、ステータ15をその全周を圧入面としてモータケース12の内周面に固定するようにした場合と異なり、圧入面の総面積は4つの凹部32の開口面積の分だけ減少し、ひいてはステータ15に発生する内部応力が好適に抑制される。
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)モータケース12の4つの突部31及びステータ15の4つの凹部32とから、ステータ15のモータケース12に対する相対回転を規制する係合構造を構成するようにした。そして、ステータ15をモータケース12に圧入した際、ステータ15はその外周面における凹部32以外の部位を圧入面としてモータケース12の内周面に固定されるようにした。
ステータ15をモータケース12に圧入した際、ステータ15の凹部32にはモータケース12の突部31が係合することにより、ステータ15のモータケース12に対する相対回転が規制される。これにより、ステータ15の外径とモータケース12の内径との寸法差である圧入代を小さくすることが可能となる。このため、ステータ15をモータケース12に対して圧入固定するに際して、ステータ15に発生する圧縮応力が抑制されることにより、当該圧縮応力に起因して生じる鉄損を低減することができる。したがって、モータ11の発熱量が抑制され、ひいてはモータ11の効率を確保することができる。
(2)また、ステータ15に凹部32を形成するとともに、モータケース12に突部31を形成するといった簡単な構成により、ステータ15のモータケース12に対する相対回転が規制される。
(3)さらに、前述したように、ステータ15の凹部32とモータケース12の突部31との係合関係により、ステータ15のモータケース12に対する相対回転が規制されるようにした。このため、ステータ15をモータケース12に対する圧入でのみ固定するようにした場合と異なり、圧入代を小さくすることが可能となる。したがって、ステータ15の外周面の全体を圧入面とした場合に比べて、凹部32の開口面積の分だけ圧入面の面積が小さくなる。その結果、ステータ15に発生する内部応力が低減され、ひいては当該内部応力に起因して生じる鉄損を低減することができる。
(4)ステータ15の凹部32の深さは、モータケース12の突部31の突出高さよりも大きく設定するようにした。
このため、ステータ15をモータケース12に圧入した際に、モータケース12の突部31の先端面とステータ15の凹部32の内底面との間には隙間が形成される。すなわち、モータケース12の突部31の先端面がステータ15の凹部32の内底面に当接することはない。したがって、ステータ15の凹部32の内底面に対応する部位に、突部31からの圧縮力が作用することが確実に回避される。
<第3の実施の形態>
次に、本発明を、電動ポンプに具体化した第3の実施の形態を説明する。この電動ポンプは、例えば車両のウォーターポンプ、オイルポンプ及びトランスミッション用ポンプ等の補機類として使用される。なお、前記第1の実施の形態と同様の部材構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、電動ポンプ41は、当該ポンプの駆動源としてのモータ41aと、当該モータ41aの駆動力により駆動するギヤポンプ41bと、モータ41aを駆動制御する制御基板41cとが一体に設けられてなる。
<モータ>
モータ41aは、一側面(図5における左側の側面)が開口した有底円筒状のモータケース51を備えてなるとともに、当該モータケース51の開口端縁には、環状のフランジ51aが形成されている。当該フランジ51aの外側面(図5における左側の側面)とモータケース51の内周面との間は、円弧面51bにより滑らかに連続している。また、モータケース51の内周面には、前記第1の実施の形態のモータと同様に、両端が開口した円筒状のステータ15が圧入固定されている。そして、ステータ15の外周面とモータケース51の内周面との間には、互いの一部が係合することによりステータ15のモータケース51に対する相対回転を規制する係合構造が設けられている。すなわち、モータケース51の内周面には複数の突部31が形成されるとともに、ステータ15の外周面には突部31と同数の凹部32が当該突部31に対応するように形成されている(図2参照)。なお、本実施の形態では、図5に示されるように、突部31はモータケース51のステータ15に対応する部位にのみ形成されている。また、ステータ15の外周面(凹部32を除いた部位)とモータケース51の内周面との間には、それらの全周にわたって若干の隙間(図2参照)が形成されている。
ステータ15の内周面に形成された図示しない複数のティースには、導線が巻回されることによりコイル16が形成されている。また、モータケース51の内底面に凹設された軸受け収容部13a内には、軸受け17が圧入固定されている。そして、モータケース51には、その開口部を通じて出力軸52の一端部が挿入されるとともに、当該一端部は軸受け17を介してモータケース51に対して回転可能に挿入支持されている。当該出力軸52の軸受け17と反対側の他端部は、モータケース51の開口部を通じて外方へ突出している。
図5に示されるように、当該出力軸52の中央部には大径部52aが形成されている。当該大径部52aには、両端が開口した円筒状のロータ20が一体回転可能に嵌挿されるとともに、当該ロータ20には両端が開口した円筒状の永久磁石21が外嵌固定されている。この永久磁石21の外周面とステータ15の内周面(正確には、図示しないティースの先端面)との間には、若干の隙間が形成されている。
<ポンプ>
ギヤポンプ41bは、モータケース51の開口部に装着されるポンプケース61を備えてなる。ポンプケース61のモータケース51側の側面における中央部には内側筒部62が形成されるとともに、同じく外周縁側には内側筒部62と同心をなす外側筒部63が形成されている。内側筒部62の内周面には、その先端側から順に、軸受け18及びオイルシール64が装着されている。また、外側筒部63の基端部には、Oリング65が装着されている。
一方、ポンプケース61のモータケース51と反対側の側面には、円柱状のギヤ収容室66が開口して形成されるとともに、当該ギヤ収容室66の外側には環状の溝67が形成されている。ギヤ収容室66の底壁には、出力軸52を挿通可能とした挿通孔68が形成されるとともに、当該挿通孔68を介してギヤ収容室66の内部と内側筒部62の内部とは連通している。そして、ギヤ収容室66には、内周面に歯形が形成された円環状のアウタギヤ69がギヤ収容室66の内周面に対して摺動回転可能に配設されるとともに、当該アウタギヤ69の内周側には、外周面に歯形が形成された円筒状のインナギヤ70が偏心するように噛合されている。これらアウタギヤ69の歯形と、インナギヤ70の歯形との間に形成される空間部は、ポンプ室71となる。
そして、ポンプケース61は、内側筒部62に出力軸52の外端部を挿入しつつ、外側筒部63をモータケース51の開口部に挿入することにより、当該開口部を閉塞するように装着されている。出力軸52の外端部は、軸受け18を介して回転可能に支持されるとともに、オイルシール64によりギヤ収容室66とモータケース51との間の液密性が確保された状態で、挿通孔68を通じてギヤ収容室66内のインナギヤ70に一体回転可能に連結されている。また、出力軸52の外端部は、インナギヤ70の回転中心軸からずれた位置に連結されている。したがって、モータ41aの駆動に伴いインナギヤ70は偏心して回転する。
ポンプケース61がモータケース51に装着された状態において、外側筒部63に装着されたOリング65は、フランジ51aに押し付けられることにより圧縮されている。これにより、ポンプケース61とモータケース51との間、正確には、外側筒部63とモータケース51の開口端部との間の水密性が確保される。また、ポンプケース61の溝67にはOリング72が装着されている。そして、当該ポンプケース61の外側からポンププレート73が取り付けられることにより、アウタギヤ69及びインナギヤ70が収容されたギヤ収容室66は閉塞されるとともに、ポンプケース61側のOリング72が圧縮される。これにより、ギヤ収容室66とポンププレート73との間の液密性が確保される。
<制御基板>
モータケース51の開口部と反対側の端部には、一側面が開口した有底円筒状の制御基板ケース81が外嵌固定されている。当該制御基板ケース81の内部には、制御基板41cが配設されている。当該制御基板41cの表面には、マイクロコンピュータ等の各種の電子部品82が配設されている。
制御基板41cからの指令に基づきモータ41aが駆動されると、インナギヤ70は出力軸52と一体的に回転し、これに伴いアウタギヤ69も回転する。すると、インナギヤ70の歯形とアウタギヤ69の歯形間に形成されるポンプ室71は、インナギヤ70及びアウタギヤ69の回転方向へ移動しつつ、当該ポンプ室71の容積は連続的に増加及び減少する。これにより、ポンプケース61に形成された図示しない吸入口及び吐出口を通じて、燃料、水及びオイル等の液体の吸入及び吐出が行われる。
<実施の形態の効果>
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)電動ポンプ41は、モータ41aとギヤポンプ41bとが一体に設けられるとともに、モータ41aの出力軸とギヤポンプ41bの駆動軸とを単一の軸により兼用するようにしたものである。この電動ポンプ41のモータ41aにおいて、ステータ15の外周面とモータケース51の内周面との間には、互いの一部が係合することによりステータ15のモータケース51に対する相対回転を規制する係合構造を設けるようにした。具体的には、ステータ15の外周面には凹部32を形成するとともに、モータケース51の内周面にはステータ15の凹部32に係合する突部31を形成するようにした。そして、ステータ15をモータケース51に圧入した際、ステータ15はその凹部32の内底面を圧入面としてモータケース51に固定されるようにした。
このため、前記第1の実施の形態と同様に、ステータ15の外径とモータケース51の内径との寸法差である圧入代を小さくすることが可能となる。このため、ステータ15をモータケース51に対して圧入固定するに際して、ステータ15に発生する内部応力が抑制されることにより、当該内部応力に起因して生じる鉄損を低減することができる。したがって、モータ41aの効率、ひいては電動ポンプ41の効率を確保することができる。
(2)ステータ15の凹部32とモータケース51の突部31との係合関係により、ステータ15のモータケース51に対する相対回転が規制される。このことから、ステータ15をモータケース51に対する圧入でのみ固定するようにした場合と異なり、圧入代(ステータの凹部32の内底面間の距離と、モータケース51の突部31の先端面間の距離との差)を小さくすることが可能となる。このため、ステータ15をモータケース51に対して圧入するために必要とされる圧入力も小さくすることが可能となる。したがって、ステータ15をモータケース51に圧入する際のモータケース51の開口部の変形が抑制される。その結果、モータケース51の開口部の変形に伴う液密性の低下を回避することができる。
ちなみに、ステータ15をモータケース51に対する圧入でのみ固定する場合には、突部31と凹部32との係合関係によるステータ15のモータケース51に対する回り止めの作用が得られないことから、その分だけ圧入代を大きく設定する必要がある。そして、圧入代を大きく設定するにつれて圧入力は増大する。このため、ステータ15をモータケース51に圧入する際に、当該モータケース51の開口端縁に大きな力が作用して、当該開口端縁が変形するおそれがある。そして、当該変形に起因してOリング65による外側筒部63とモータケース51の開口端部との液密性が損なわれることが懸念される。本実施の形態によれば、前述したように、圧入力を低減させることができるので、モータケース51の開口端部の変形を好適に抑制することができる。
<他の実施の形態>
尚、前記各実施形態は、次のように変更して実施してもよい。
・第1の実施の形態において、ケース本体13の開口端縁にフランジ51aを設けるとともに、カバー14の内面に外側筒部63を設けるようにしてもよい。そして、当該外側筒部63の基端部にOリング65を装着した状態で、当該外側筒部63をケース本体13の開口部に挿入することによりケース本体13とカバー14との間の液密性を確保するようにしてもよい。この場合にも、ステータ15のケース本体13に対する圧入力が低減されることにより、ステータ15の圧入に際して、ケース本体13の開口端部の変形を抑制することができる。
・第1〜第3の実施の形態では、単一の突部31及び単一の凹部32を1組とする4組の突部及び凹部32を設けるようにしたが、少なくとも1組設ければ第1〜第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
・第1〜第3の実施の形態において、突部31は、モータケース12,51をプレス加工等により内側へ塑性変形させることにより一体形成するようにしたが、別部材としてもよい。この場合、別部材として構成される突部31はボルト等によりモータケース12,51に固定する。
・第1〜第3の実施の形態では、突部31をモータケース12,51の軸方向における全長にわたって連続するように形成するとともに、凹部32をステータ15の軸方向における全長にわたって連続するように形成したが、それら突部31及び凹部32は、複数に分断して形成するようにしてもよい。このようにしても、第1〜第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
・第1〜第3の実施の形態では、ステータ15は、高透磁率を有する磁性材料である鋼材により形成された複数枚の図示しない電磁綱板を重ね合わせることにより構成したが、焼結体により形成するようにしてもよい。このようにしても、ステータ15をモータケース12に圧入した際に、当該ステータ15に発生する圧縮応力を低減することができる。
・第3の実施の形態において、ステータ15とモータケース51との間の係合構造として、前記第2の実施の形態の係合構造を採用することも可能である。このようにしても、第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
・第1〜第3の実施の形態において、ステータ15の外形形状は円形としたが、例えば四角形及び五角形等の多角形としてもよい。この場合、モータケース12の内周形状をステータ15の外形形状に合わせて形成する。このようにすれば、ステータ15の角部(頂部)がこれらに対応するモータケース12,51の内周面の角部に係合することにより、ステータ15のモータケース12,51に対する相対回転を規制可能となる。また、ステータ15の外形形状を楕円にするようにしてもよい。この場合であれ、モータケース12,51の内形形状をステータ15の外形形状に対応して形成することにより、ステータ15のモータケース12,51に対する相対回転を規制することができる。このように、ステータ15は、その内周形状が円形であればよく、外形形状は任意に設定可能である。
・第1〜第3の実施の形態において、ステータ15とモータケース12,51との間の凹凸関係を逆にしてもよい。すなわち、ステータ15側に突部31を形成するとともに、モータケース12,51側に凹部32を形成する。このようにしても、第1〜第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
・第1又は第2の実施の形態におけるモータ11は、ステアリングホイールの操作を通じて車輪を操向させる操舵機構に対して、当該ステアリングホイールに付与される操舵トルクに応じて操舵補助力を付与する電動パワーステアリング装置の駆動源又は油圧式パワーステアリング装置の油圧発生源として採用することも可能である。このようにすれば、ステータ15に生じる鉄損が低減されることにより、モータ11の効率、ひいては電動パワーステアリング装置又は油圧式パワーステアリング装置の出力を好適に確保することができる。
・第1又は第2の実施の形態に記載されるモータ11は、車両以外の産業機械(例えば工作機械)の駆動源等としても使用可能である。
<他の技術的思想>
次に前記各実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
・請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のモータにおいて、前記モータケースの突部又は凹部は、モータケースを塑性変形させることにより形成されるモータ。この構成によれば、突部又は凹部がモータケースに一体形成されることにより、当該突部又は凹部を設けることによる部品点数の増大を抑制することができる。
・請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のモータにおいて、ステータの凹部又は突部、並びにモータケースの突部又は凹部は、それらの周方向において等間隔に外接されるモータ。この構成によれば、ステータのモータケースに対する係合力がそれらの周方向において均等に発揮される。
・請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のモータを駆動源として操舵機構に操舵補助力を付与する電動パワーステアリング装置。ステータの鉄損は、モータの特性に大きく影響する。しかし、この構成によれば、請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のモータを採用することにより、ステータに生じる鉄損が低減される。その結果、モータの効率が改善され、ひいては電動パワーステアリング装置の効率が改善される。
第1の実施の形態のモータの縦断面図。 同じくモータの横断面図。 同じくモータの分解斜視図。 第2の実施の形態のモータの要部横断面図。 第3の実施の形態の電動ポンプの縦断面図。 従来のモータの縦断面図。 同じくモータの横断面図。
符号の説明
11,41a…モータ、12,51…モータケース、15…ステータ、19,52…出力軸、20…ロータ、31…係合構造を構成する突部、31a,31b…テーパ面、32…係合構造を構成する凹部、32a,32b…テーパ面、41…電動ポンプ、41b…ギヤポンプ。

Claims (8)

  1. ロータの外周面に一定の距離を隔てて対向する内周面を有してなるステータが、その外周面を圧入面としてモータケースに圧入固定されてなるモータにおいて、
    ステータの外周面とモータケースの内周面との間には、互いの一部が係合することによりステータのモータケースに対する相対回転を規制する係合構造を設けるようにしたモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記係合構造は、
    ステータの外周面に形成された凹部又は突部と、前記モータケースの内周面に形成されるとともにステータの凹部又は突部に係合する突部又は凹部とを備えて構成し、
    ステータをモータケースに圧入した際、ステータはその凹部の内底面又は突部の先端面を圧入面としてモータケースに固定されるように構成したモータ。
  3. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記係合構造は、ステータの外周面に形成された凹部又は突部と、前記モータケースの内周面に形成されるとともにステータの凹部又は突部に係合する突部又は凹部と、を備えて構成し、
    ステータをモータケースに圧入した際、ステータはその外周面における凹部又は突部が形成されない部位を圧入面としてモータケースに固定されるように構成したモータ。
  4. 請求項2に記載のモータにおいて、
    ステータをモータケースに圧入した際に、ステータの外周面とモータケースの内周面との間には隙間が形成されるようにしたモータ。
  5. 請求項3に記載のモータにおいて、
    ステータの凹部の深さはモータケースの突部の突出高さよりも大きく、又はステータの突部の突出高さはモータケースの凹部の深さよりも小さく設定するようにしたモータ。
  6. 請求項2〜請求項5のうちいずれか一項に記載のモータにおいて、
    ステータの突部又は凹部並びにモータケースの突部又は凹部は、それらの軸線方向における全長にわたって形成するようにしたモータ。
  7. 請求項2〜請求項6のうちいずれか一項に記載のモータにおいて、
    ステータの凹部又は突部において、ステータの周方向において互いに対向する2つの内側面、又は互いに反対側に位置する2つの外側面には、外方へ向かうにつれて離間するテーパ面、又は外方へ向かうにつれて近接するテーパ面を形成するとともに、
    モータケースの突部又は凹部において、モータケースの周方向において互いに反対側に位置する2つの外側面、又は互いに対向する2つの内側面には、モータケースの中心へ向かうにつれて近接するテーパ面、又はモータケースの中心へ向かうにつれて離間するテーパ面を形成するようにしたモータ。
  8. 請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のモータの出力軸とポンプの駆動軸とを単一の軸により兼用するようにした電動ポンプ。
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