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JP2008066912A - 圧電振動デバイス - Google Patents

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JP2008066912A
JP2008066912A JP2006240957A JP2006240957A JP2008066912A JP 2008066912 A JP2008066912 A JP 2008066912A JP 2006240957 A JP2006240957 A JP 2006240957A JP 2006240957 A JP2006240957 A JP 2006240957A JP 2008066912 A JP2008066912 A JP 2008066912A
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piezoelectric vibration
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JP2006240957A
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Minoru Iizuka
実 飯塚
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Daishinku Corp
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Daishinku Corp
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Abstract

【課題】 圧電振動素子の接続方向による静電容量等電気的特性のアンバランスの発生を無くし、安定した特性を得られる圧電振動デバイスを提供する。
【解決手段】 矩形状のパッケージ本体1と圧電振動素子3を有し、パッケージ本体の内底面で一端辺側に近接配置された第1、第2の電極パッドと、当該各電極パッドを第1、第2の外部端子へ導出する第1、第2の引出電極とが形成されており、前記圧電振動素子は、当該圧電振動素子の一端辺側で片持ち支持されるとともに、前記圧電振動素子の他端辺側に周波数調整用の金属膜領域が形成された圧電振動デバイスであって、前記第2の電極パッド13には、前記各電極パッドから前記各外部端子までの静電容量の差を調整する容量調整電極13aが形成されており、前記容量調整電極は、前記圧電振動素子の周波数調整用の金属膜領域に及んでいない位置に形成されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は電子機器等に用いられる圧電振動デバイスのパッケージに関するものである。
従来、複数の励振電極が形成された圧電振動素子をセラミックパッケージ等に収納した構成において、セラミックパッケージに形成された導出電極の長さや面積が異なる場合、当該各励振電極とパッケージに形成された外部接続電極間の静電容量が異なることがある。このような場合、例えば出力される周波数特性は異なることがあり、本来の圧電振動素子の特性から乖離してしまうことがあった。このような問題点を解決するために、本出願人は先に特許文献1により、所望の特性を得ることができる圧電振動子を提案している。当該特許文献1においては、例えば圧電振動素子を片持ち支持する構成において、パッケージに形成された一対の内部接続電極(電極パッド)において、一方の内部接続電極には引出電極を形成し、他方の内部接続電極にはダミー電極を形成することにより、内部接続電極を外部に導出する電極の面積をほぼ同一にしている。このような構成により静電容量をほぼ同一とし、アンバランスを回避しているので、圧電振動素子をパッケージに搭載する際の方向性を考慮しなくてもよくなり、発振周波数変化等の電気的特性変化の不具合を解消していた。
また、上記特許文献1では、前記引出電極やダミー電極の短絡事故が生じる問題があるので、絶縁膜を形成するか、セラミックスとメタライズ層の積層技術により、セラミックパッケージの内部に形成するものが提案されている。この構成により、例えば水晶振動子等の圧電振動デバイスの場合は、上記圧電振動素子の表面に形成された励振電極や調整用の電極(金属膜)の厚さを増減して周波数等の特性調整を行うが、厚さを減じる調整(例えばイオンミーリング法による調整)においては、除去した電極の金属くずがパッケージ内部に飛散し、飛散した金属が内壁に再付着することにより短絡事故がなくなる。また厚さを増加させる調整(例えばパーシャル蒸着法による調整)においては、余分な電極材料がパッケージ内に残留することにより、短絡事故の発生することがなくなる。
しかしながら、上記特許文献1の絶縁膜形成による構成では、絶縁膜形成に伴う工程を増大せざるを得ないため、コスト増大を招いていた。また、上記特許文献1のセラミックパッケージの内部に引出電極やダミー電極を形成するものでは、コスト増大を招くだけでなく、低背化も妨げるものであった。
特開2004−328553号
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、圧電振動素子の接続方向による静電容量等電気的特性のアンバランスの発生を無くし、安定した特性を得るとともに、パッケージ内における端子間の短絡を防止したより低薄化・小型化が実現できる圧電振動デバイスを提供することを目的としている。
そこで、本発明では、請求項1に示すように、パッケージ本体と圧電振動素子を有し、前記パッケージ本体は、平面視矩形状のセラミック積層基板からなり、当該パッケージ本体の内底面で一端辺側に近接配置された一対の第1、第2の電極パッドと、当該各電極パッドを外部端子に導出する引出電極とが形成されており、前記圧電振動素子は、当該圧電振動素子の一端辺側で前記パッケージ本体の電極パッドと電気的機械的に接合し片持ち支持されるとともに、前記圧電振動素子の他端辺側に周波数調整用の金属膜領域が形成された圧電振動デバイスであって、前記一対の電極パッドと接続される外部端子は、前記パッケージ本体の他端辺側に近接配置される第1の外部端子と、対向する前記パッケージ本体の一端辺側に近接配置される第2の外部端子を有し、前記第1の外部端子はパッケージ本体の内底面に形成された第1の引出電極を介して前記第1の電極パッドと接続され、前記第2の外部端子は前記第2の電極パッドと接続されてなり、前記第2の電極パッドには、前記第1の電極パッドから第1の外部端子までの静電容量と、前記第2の電極パッドから第2の外部端子までの静電容量の差を調整する容量調整電極がパッケージ本体の内底面に形成されており、前記容量調整電極は、前記圧電振動素子の周波数調整用の金属膜領域に及んでいない位置に形成されていることを特徴とする。
上記構成により、前記第2の電極パッドには、前記第1の電極パッドから第1の外部端子までの静電容量と、前記第2の電極パッドから第2の外部端子までの静電容量の差を調整する容量調整電極がパッケージ本体の内底面に形成されており、パッケージ本体に形成された内部接続電極から外部接続電極までの静電容量を等しくする等、電極全体による静電容量の調整を行っているので、静電容量のアンバランスによる圧電振動素子の特性変動を生じさせることがない。つまり、パッケージ本体の静電容量を等しくすることにより、圧電振動素子を内部接続電極への接続する際、接続の方向性が相違することによる周波数特性の相違が生じることがなく、その方向性を考慮しなくても安定した電気的特性を得ることができる。
さらに、この容量調整電極は、前記圧電振動素子の周波数調整用の金属膜領域に及ばない位置に形成されているので、圧電振動素子の周波数調整によって、パッケージ内に導電物質が飛散した場合でも、第1の引出電極と容量調整電極間の短絡事故の発生を抑制することができ、結果として、圧電振動デバイスの発振停止等の不具合も生じない。特に、音叉型圧電振動素子はその形状並びに振動モードから自由端である先端領域の周波数調整用の金属膜領域について質量を加減することによって周波数、CI(クリスタルインピーダンス)等の電気的特性を調整することが多く、この先端領域に形成された周波数調整用の金属膜領域と及ばない位置に容量調整電極を形成することにより、短絡事故を防止できる。
また請求項2による圧電振動デバイスは、前記パッケージ本体は底面板と複数の枠状板からなる3層以下のセラミック積層構造であることを特徴としている。
本請求項によれば、容量調整電極をパッケージ本体の底面板上面に形成するので、前記第1の引出電極と容量調整電極が形成された底面板がパッケージ本体の内底面の最下層となり、これらの電極上部に新たなセラミック底面板が介在することがない。結果として、圧電振動デバイスのパッケージ本体の収納スペースを縮小化させることなく、かつ圧電振動デバイスの低背化の妨げを防止することが可能となる。
本発明によれば、圧電振動素子の接続方向による電気的特性のアンバランスの発生を無くし、安定した特性を得るとともに、パッケージ内における端子間の短絡を防止した圧電振動デバイスを得ることができる。
本発明による実施の形態を図1から図3とともに説明する。図1は本実施の形態を示す圧電振動デバイス用パッケージの平面図、図2(a)は図1のA−A断面図であり、図2(b)は図1のB−B断面図であるとともに、それぞれリッドにて封止した状態の内部構造を示している。また図3は図1の圧電振動デバイス用パッケージの底面図である。
セラミックパッケージ(パッケージ本体)1は全体として直方体形状で、断面で見て凹形の収納部1aを有している。収納部1aの周囲には堤部10が形成され、当該堤部10の上面には周状の金属層11が形成されている。セラミックパッケージ1の外周の4角には上下にキャスタレーションC1,C2,C3,C4が形成されている。またセラミックパッケージ1内部の圧電振動素子搭載面には内部接続電極(電極パッド)12,13が長辺方向の一端辺側に、短辺方向に並んで形成されている。つまり、前記セラミックパッケージ1は底面板と1層の枠状板からなる2層のセラミック積層構造であり、枠状板から露出した底面板に前記内部接続電極12,13が形成された構造となっている。内部接続電極12は長辺方向の他端辺のパッケージ外部に導出され、外部接続電極121と引出電極12aとビア等を介して接続している。内部接続電極13は長辺方向の一端辺のパッケージ外部に導出され外部接続電極131とビア等を介して電気的接続されている。また、この内部接続電極13には容量調整電極13aが接続されており、セラミックパッケージ内部の圧電振動素子搭載面下方(前記底面板の上面)において長辺方向から一端辺側に偏って配置形成されている。以上の構成により、前記引出電極12aと容量調整電極13aが形成された底面板がセラミックパッケージの内底面の最下層となり、これらの電極上部に新たなセラミック底面板が介在することがないので、圧電振動デバイスのパッケージ本体の収納スペースを縮小化させることなく、かつ圧電振動デバイスの低背化が実現できる。特に本形態では、2層のみのセラミック積層構造であるのでさらなる低背化が達成できる。
前記容量調整電極13aは、前記引出電極12aの面積にほぼ合致するように設定されており、これにより内部接続電極12から外部接続電極121にいたる間の静電容量と、内部接続電極13から外部接続電極131にいたる間の静電容量がほぼ等しくなるようになっている。また、前記容量調整電極は、後述する音叉型水晶振動素子(圧電振動素子)3の周波数調整用金属膜31,32に及んでいない位置に形成するため、引出電極12aの長辺方向端部から容量調整電極13aの長辺方向の端部までのギャップ寸法L1を設定し、それに応じて容量調整電極13aの長辺寸法と幅寸法などを調整することで、お互いを同一面積としている。本形態では、前記容量調整電極の長辺寸法と前記ギャップ寸法L1とを同一寸法とし、前記引出電極の長辺寸法の1/2に設定している。すなわち前記容量調整電極13aは、前記引出電極12aの長辺寸法の1/2で、幅寸法を2倍に設定している。これらの電極の形成は例えばスクリーン印刷などの手法で形成されている。なお、前記ギャップ寸法L1については、前記引出電極の長辺寸法の1/4以上3/4以下の間で設定することが好ましい。前記引出電極の長辺寸法の3/4より大きくなると、容量調整電極13aの幅寸法を大きく設計する必要があり、引出電極12aと容量調整電極13aが対向するセラミックパッケージの短辺方向でのギャップ寸法が小さくなる。結果として、容量調整電極の形成が複雑で、より高度なスクリーン印刷技術が必要となるので、製造が困難となる。前記引出電極の長辺寸法の1/4より小さくなると、前記引出電極と容量調整電極間の短絡事故を抑制する効果が低下する。また、図3に示すようにパッケージ底面においては外部接続電極121,131が長辺方向の両端にそれぞれ配置されており、その一部が前記キャスタレーション部分に伸長され、パッケージ4角領域での外部接続を容易ならしめている。
なお、上述の引出電極12aや容量調整電極13aは、セラミックパッケージの堤部10に当該電極の一部が重ならないように、セラミックパッケージの内底面から露出させることが好ましい。前記堤部10の一部に前記電極が介在すると、セラミックの層間強度が弱まるので、上述のような構成することで、セラミックパッケージの強度低下を抑え、封止する際の熱応力などの悪影響を受けない構成とできる。
このような電子部品用パッケージは図2に示すように、上記堤部上面の金属層11とリッド2に形成された金属膜(図示せず)とをシーム溶接またはビーム溶接等の加熱手段により接合し、パッケージの気密封止を行う。なお、リッドはコバール等の金属母材にニッケルメッキあるいは封止面に銀ろうや金錫ろう等が形成されている。
このようなパッケージに音叉形圧電振動素子を収納した構成を図4と図5とともに説明する。図4はセラミックパッケージ1に音叉形圧電振動素子としてXカットを用いた音叉形水晶振動素子3を搭載した状態を示す平面図であり、図5は図4のC−C断面において音叉形水晶振動素子に対して調整作業を行っている状態を示す図である。
音叉形水晶振動素子3は一対の振動腕部3b、3cとこれら振動腕部を連結する基部3aとからなる。当該音叉形水晶振動素子には屈曲振動を励起するよう一対の励振電極が形成されており(図示せず)、また振動腕部3b、3cの自由端の先端部分には調整用金属膜31,32が形成されている。音叉形水晶振動素子3においては、当該調整用金属膜の領域に対して質量加減の動作を行うことにより特性の調整を行う。図5はイオンミーリング方法により、調整用電極31の質量を減じることにより調整を行っている例を示している。音叉形水晶振動素子3の振動腕先端部分には予め銀等の調整用金属膜を真空蒸着法あるいはスパッタリングあるいは電気メッキ法等により比較的厚膜の金属膜を形成しておく。
このような音叉形水晶振動素子3をその基部3aに形成された一対の電極とパッケージ1の内部接続電極12,13とが接続されるよう片持ち支持状態に搭載し、導電接合材Sにて接合する。ここで用いる導電接合材Sはシリコーン系の樹脂に導電フィラーを添加したもので、シリコーン弾性体による衝撃吸収機能も有しているものである。このような状態において周波数等の特性調整作業を行うが、作業を行うにあたり、まず前記調整用電極31,32に対応する部分に開口部M1を形成した、例えば板状の金属からなるマスク部材Mをパッケージに近接させる。この状態でイオンミーリング(イオンエッチング)を実行し、調整金属膜を徐々に減じる。このとき調整したい特性の変化をリアルタイムにモニタリングしてよいし、それが困難な場合は調整作業と当該調整による特性測定作業を交互に行うことによって所望の特性を得てもよい。
なお、当該調整においては反応性ガスを用いないイオンミーリングにより調整を行ったが、反応性ガスを用いたイオンエッチングを用いてもよいし、あるいは質量を付加するパーシャル蒸着法を用いてもよい。ただし、周知のとおり、質量を減じる場合は例えば周波数特性においては初期特性を所望の周波数より低くする必要があるし、質量付加をする場合は反対に所望の周波数より高くしておく必要がある。
いずれの調整方法においても、調整作業中に金属くずが発生したり、あるいは金属の内壁への再付着が生じる可能性があり、このような金属くず等が残留したとしても、前記容量調整電極13aが前記周波数調整用金属膜31,32の領域に及んでいない位置に形成されているので、両者の短絡事故の生じることはない。特に、容量調整電極13aと引出電極12aの端部にギャップ寸法L1が前記引出電極の長辺寸法の1/4以上3/4未満の間で設定することが好ましい。さらに、前記容量調整電極13aと前記周波数調整用金属膜32とのギャップ寸法L2についても、0.5mm以上に設定することで短絡防止効果がさらに高められ、より望ましい。
以上、必要な調整を行った後、真空雰囲気中にてリッド2にて閉蓋し、例えば電子ビーム溶接あるいは真空雰囲気中でのシーム溶接により、気密封止を行い、音叉形水晶振動素子の格納された圧電振動デバイスを得ることができる。
上記実施形態に限らず、図6のような容量調整電極形状であってもよい。
図6(a)では、前記ギャップ寸法L1を前記引出電極12aの長辺寸法の2/3に設定するとともに、前記容量調整電極13aの長辺寸法を前記引出電極12aの長辺寸法の1/3に設定しており、同じ大きさの容量調整電極13aを3つ形成している。このように構成することで、上記実施形態に比べてギャップ寸法L1延長させることができ、引出電極12aとの短絡防止効果を高めている。
図6(b)では、前記容量調整電極13aについて、当該容量調整電極の延出方向に向かってしだいにセラミックパッケージの外側へ幅狭くなるように、階段状に形成している。このため、引出電極12aとの短絡防止効果を高めている。
上記実施形態では、前記セラミックパッケージは底面板と1層の枠状板からなる2層のセラミック積層構造について説明したが、図7に示すように、1つの枠状板を保持台とした2つの枠状板と1つの底面板のみからなる3層のセラミック積層構造とすることも可能である。つまり、前記セラミックパッケージ1は底面板と2層の枠状板からなる3層のセラミック積層構造であり、上段の枠状板から露出した中段の枠状板に前記内部接続電極12,13が形成され、中断の枠状板から底面板が露出する構造となっている。このような構成でも、前記引出電極12aと容量調整電極13aが形成された底面板がセラミックパッケージの内底面の最下層となり、これらの電極上部には保持台となる中断の枠状板の一部の領域のみが介在する3層のセラミック積層構造となる。結果として、圧電振動デバイスのパッケージ本体の収納スペースを縮小化させることなく、かつ圧電振動デバイスの低背化が実現できる。特に本形態では、保持台となる中断の枠状板の一部に音叉形水晶振動素子3を支持されているので、前記最下層の引出電極12aと容量調整電極13aから確実に離隔させることができ、お互いの接触やショートをなくすとともにセラミックパッケージ全体としての低背化が達成できる。
また、上記実施の形態では、圧電振動素子として音叉型水晶振動素子を例示したが、ATカット水晶振動素子等の他の圧電振動素子を用いてもよいし、圧電振動素子を用いた水晶発振器に適用することもできる。導電接合材Sとして、シリコーン系の樹脂に導電フィラーを添加した導電性樹脂接着剤を例にしているが、他の導電性樹脂接着剤でもよく、また、導電性樹脂接着剤に限らず、鉛フリーはんだ材、金等の金属バンプを用いたものであってもよい。
このような構成であれば、圧電振動デバイスのさらなる低背化が実現できる。
なお、本発明は、その主旨または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施例はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明の実施の形態を示す平面図。 本発明の実施の形態を示す内部断面図。 本発明の実施の形態を示す底面図。 本発明の実施の形態を示す平面図。 本発明の実施の形態を示す内部断面図。 本発明の他の実施の形態を示す平面図。 本発明の他の実施の形態を示す内部断面図。
符号の説明
1 セラミックパッケージ
12,13 内部接続電極
121,131 外部接続電極
10 堤部
2 リッド
12a 容量調整電極
13a 引出電極

Claims (2)

  1. パッケージ本体と圧電振動素子を有し、
    前記パッケージ本体は、平面視矩形状のセラミック積層基板からなり、当該パッケージ本体の内底面で一端辺側に近接配置された一対の第1、第2の電極パッドと、当該各電極パッドを外部端子に導出する引出電極とが形成されており、
    前記圧電振動素子は、当該圧電振動素子の一端辺側で前記パッケージ本体の電極パッドと電気的機械的に接合し片持ち支持されるとともに、前記圧電振動素子の他端辺側に周波数調整用の金属膜領域が形成された圧電振動デバイスであって、
    前記一対の電極パッドと接続される外部端子は、前記パッケージ本体の他端辺側に近接配置される第1の外部端子と、対向する前記パッケージ本体の一端辺側に近接配置される第2の外部端子を有し、前記第1の外部端子はパッケージ本体の内底面に形成された第1の引出電極を介して前記第1の電極パッドと接続され、前記第2の外部端子は前記第2の電極パッドと接続されてなり、
    前記第2の電極パッドには、前記第1の電極パッドから第1の外部端子までの静電容量と、前記第2の電極パッドから第2の外部端子までの静電容量の差を調整する容量調整電極がパッケージ本体の内底面に形成されており、
    前記容量調整電極は、前記圧電振動素子の周波数調整用の金属膜領域に及んでいない位置に形成されていることを特徴とする圧電振動デバイス。
  2. 前記パッケージ本体は底面板と複数の枠状板からなる3層以下のセラミック積層構造であることを特徴とする特許請求項1記載の圧電振動デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103562805A (zh) * 2011-03-30 2014-02-05 维斯塔斯风力系统集团公司 具有高度可靠实时功率控制的风力发电厂
WO2014115451A1 (ja) * 2013-01-23 2014-07-31 株式会社村田製作所 圧電振動部品

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