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JP2008060754A - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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JP2008060754A
JP2008060754A JP2006233036A JP2006233036A JP2008060754A JP 2008060754 A JP2008060754 A JP 2008060754A JP 2006233036 A JP2006233036 A JP 2006233036A JP 2006233036 A JP2006233036 A JP 2006233036A JP 2008060754 A JP2008060754 A JP 2008060754A
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Takashi Aoki
貴 青木
Kiyoko Shimadachi
紀世子 嶋立
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

【課題】 情報の欠落なく画像のログデータを消去できる画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】 ログ機能制御部34によりログデータ生成部32のログデータ生成機能が無効にされると、確認部36が、記憶部42に画像のログデータが記憶されているか否かを確認し、記憶されている場合には、確認部36が当該画像のログデータに含まれる管理情報をサーバ30に送信して当該画像のログデータの消去の可否を確認する。上記管理情報を受信したサーバ30は、当該画像のログデータが格納されている場合に、消去可信号を生成し、画像処理装置に送信する。確認部36が、サーバ30から受信した上記消去可信号により画像のログデータを消去可と判断すると、ログ消去部40が記憶部42に記憶された当該画像のログデータを消去する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像データを含むジョブを出力する画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムにおけるセキュリティの改良に関する。
従来より、コピー機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像処理装置において、画像データを含むジョブを出力した際に、画像のログデータを生成して画像処理装置自身に格納するとともに、該画像のログデータをサーバ等の外部機器に送り、当該外部機器にも蓄積する構成が提案されている。このような画像処理装置では、画像のログデータの生成機能を無効として使用しない場合もあり、このときには情報漏洩防止等の理由で画像処理装置自身に格納した画像のログデータが消去される。
例えば、下記特許文献1には、所定情報本体を記憶する第1格納手段と、所定情報の管理情報を記憶する第2格納手段ととを備え、電源断または電源投入の指示があったときに、管理情報に基づいて所定情報を抽出して消去する情報処理装置が開示されている。
特開2005−117377号公報
しかし、上記従来の技術においては、外部機器に所定情報本体を格納する構成となっていないので、外部機器に画像のログデータを格納するシステムにおいて、サーバに格納されていない画像のログデータを画像処理装置側で消去した際に発生する情報の欠落に対処できないという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、情報の欠落なく画像のログデータを消去できる画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置の発明は、画像の出力を伴う画像処理を実行する画像処理手段と、前記画像処理の実行に関連して画像のログデータを生成するログデータ生成手段と、前記画像のログデータを記憶する記憶手段と、前記画像のログデータを外部装置に転送する転送手段と、前記画像のログデータの記憶機能が無効と設定され、かつ前記記憶手段に記憶された画像のログデータの消去可能性を前記外部装置に確認して消去可であった場合に、前記記憶手段に記憶された画像のログデータを消去するログ消去手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、消去候補である画像のログデータの管理情報を前記外部装置に送信して前記画像のログデータの消去可能性を確認する確認手段を更に備えた請求項1記載の画像処理装置。
また、請求項3記載の発明は、消去候補である画像のログデータを前記外部装置に送信して前記画像のログデータの消去可能性を確認する確認手段を更に備えた請求項1記載の画像処理装置。
また、請求項4記載の発明は、前記ログ消去手段が、前記外部装置から受け取った消去処理の手順が記述された指示書に従って前記画像のログデータの消去処理を実行する請求項2または3記載の画像処理装置。
また、請求項5記載の発明は、前記ログ消去手段による消去処理中に電源断の指示入力があった場合に電源断処理を遅延させる電源制御手段を更に備えた請求項1から請求項4のいずれか一項記載の画像処理装置。
また、請求項6記載の発明は、前記電源制御手段が、前記電源断処理の遅延が所定時間に達したら、前記ログ消去手段による消去処理が未完了でも前記電源断処理の遅延を中止する請求項5記載の画像処理装置。
また、請求項7記載の発明は、前記ログ消去手段が、電源投入の指示に対応して消去処理が未完了のログデータのうち管理情報を消去し、前記管理情報の消去が完了した後に指示入力手段による指示入力が可能な状態に移行させ、その後画像処理装置が所定の状態になったときに画像データを消去する請求項6記載の画像処理装置。
また、請求項8記載の発明は、前記確認手段が、前記外部装置から消去不可の連絡を受けた場合に、消去候補である画像のログデータを前記外部装置に送信して前記画像のログデータの消去可能性を確認する請求項1から請求項3のいずれか一項記載の画像処理装置。
また、請求項9記載の画像の出力を伴う画像処理を実行する画像処理方法の発明は、前記画像処理の実行に関連して画像のログデータを生成するステップと、前記画像のログデータを記憶するステップと、前記画像のログデータを外部装置に転送するステップと、前記画像のログデータの記憶機能の有効、無効を設定するステップと、前記外部装置に前記記憶された画像のログデータの消去可能性を確認するステップと、前記画像のログデータの記憶機能が無効と設定され、かつ前記画像のログデータが消去可であることが確認された場合に、前記記憶された画像のログデータを消去するステップと、を備えることを特徴とする。
また、請求項10記載の画像の出力を伴う画像処理を実行する画像処理装置のコンピュータを制御するプログラムの発明は、前記画像処理の実行に関連して画像のログデータを生成し、前記画像のログデータを記憶し、前記画像のログデータを外部装置に転送し、前記画像のログデータの記憶機能の有効、無効を設定し、前記外部装置に前記記憶された画像のログデータの消去可能性を確認し、前記画像のログデータの記憶機能が無効と設定され、かつ前記画像のログデータが消去可であることが確認された場合に、前記記憶された画像のログデータを消去する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1には、本発明にかかる画像処理装置の構成例のブロック図が示される。図1において、画像処理装置は、画像取得部10、画像出力部12、入力操作部14、表示部16、通信部18、CPU(中央処理装置)20、ROM(リードオンリーメモリ)22、RAM(ランダムアクセスメモリ)24及び蓄積装置26を含んで構成されている。
画像取得部10は、スキャナ等により構成され、画像データを取得する。なお、外部の装置で生成された画像データを後述する通信部18により受信して画像取得部10が受け取る構成としてもよい。
画像出力部12は、プリンタエンジン等を含む印刷装置、ファクシミリ送信装置等で構成され、印刷またはファクシミリ送信等により上記画像データを出力する。
入力操作部14は、キーボード、タッチパネル等で構成され、ユーザが指示情報等を入力するために使用する。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)等で構成され、上記画像データの内容、画像処理装置の各種状態等を表示する。
通信部18は、公知の方法によりネットワーク28等の通信手段を介して外部装置であるサーバ30と通信し、画像のログデータ等をサーバ30に送信し、及びサーバ30から後述する画像のログデータの消去許可信号または消去不許可信号を受信する処理等を行う。
CPU20は、ROM22に格納されたプログラムを実行し、画像処理装置の動作を制御する。
ROM22は、読み出し専用の不揮発性メモリであり、CPU20等が実行するプログラムやデータ等を記憶する。
RAM24は、CPU20の作業用メモリ(主記憶装置)として機能する読み書き可能な揮発性メモリである。
蓄積装置26は、ハードディスクドライブ等で構成された外部記憶装置であり、画像データ及び画像のログデータ等を記憶する。
図2には、上記図1に示された画像処理装置の各機能を表す機能ブロック図が示される。図2において、画像処理装置は、ログデータ生成部32、ログ機能制御部34、確認部36、転送部38、ログ消去部40、記憶部42、電源制御部44及び出力制御部46の各機能を含んで構成されている。
ログデータ生成部32は、CPU20により実現され、ジョブの実行として画像出力部12により画像データを出力したときに、当該画像処理の実行に関連して画像のログデータを生成する。このログデータには、画像データのほか出力枚数、日付、操作者名、ジョブの識別番号等の管理情報が含まれる。
ログ機能制御部34は、CPU20により実現され、ログデータ生成部32が画像のログデータを生成する機能の有効、無効を制御する。「有効」とした場合には、ログデータ生成部32が画像のログデータを生成し、後述する記憶部42に記憶する。また、「無効」とした場合には、画像のログデータを生成せず、記憶部42におけるログデータの記憶機能も無効とする。この有効、無効の制御は、例えば入力操作部14からユーザが入力する指示情報に基づいて行われる。
確認部36は、通信部18及びCPU20により実現され、ログ機能制御部34により画像のログデータの生成機能及び記憶部42におけるログデータの記憶機能が無効とされた場合に、記憶部42に画像のログデータが記憶されているか否かを確認する。ログデータが記憶されている場合には、当該画像のログデータの消去可能性をサーバ30に確認する。サーバ30では、受信した画像のログデータに含まれる画像データが、サーバ30に格納されているか否かを確認し、格納されている場合に消去許可信号を、格納されていない場合に消去不許可信号を生成して画像処理装置に送信する。確認部36は、受信した上記消去許可信号または消去不許可信号に基づいて、画像のログデータが消去可であるか不可であるかの判断を行う。
転送部38は、通信部18及びCPU20により実現され、ログデータ生成部32が生成した画像のログデータをサーバ30に転送する。
ログ消去部40は、CPU20により実現され、記憶部42におけるログデータの記憶機能が無効と設定され、かつ上記確認部36が画像のログデータを消去可であると判断した場合に、記憶部42に記憶された当該画像のログデータを消去する。
記憶部42は、CPU20及び蓄積装置26により実現され、画像処理の実行に関連して画像のログデータを記憶する。
電源制御部44は、CPU20により実現され、画像処理装置の電源の投入、切断を制御する。この電源の投入、切断は、ユーザによる入力操作部14からの指示入力に基づいて行われるが、ログ消去部40による消去動作中の場合には、後述する所定の手順に従って行われる。
出力制御部46は、画像出力部12及びCPU20により実現され、画像取得部10が取得した画像データの出力を伴う画像処理を実行する。この出力制御部46が、本発明の画像処理手段として機能する。
図3には、上記画像処理装置の動作例のフローが示される。図3は、画像処理装置がサーバに画像のログデータの管理情報を送信して画像のログデータの消去の可否を問い合わせる場合の動作例である。
図3において、ログ機能制御部34がログデータ生成部32のログデータ生成機能を無効とすると(S101)、出力制御部46による画像データの出力処理後にログデータ生成部32が画像のログデータを生成する動作が停止される。また、あわせて記憶部42におけるログデータの記憶機能も無効とされる。
次に、確認部36が、記憶部42に画像のログデータが記憶されているか否かを確認する(S102)。S102において、記憶部42に画像のログデータが記憶されていない場合には、画像のログデータの消去動作を終了する。
一方、S102において、記憶部42に画像のログデータが記憶されている場合には、確認部36が、当該画像のログデータに含まれる管理情報を、ネットワーク28を介してサーバ30に送信して(S103)、その消去の可否を確認する(S104)。前述したように、この管理情報には、ジョブの識別番号等の画像のログデータを識別するための情報が含まれている。
上記管理情報を受信したサーバ30は、ジョブの識別番号等に基づき、当該画像のログデータがサーバ30に格納されているか否かを確認し、格納されている場合には、消去可信号を生成する。また、当該画像のログデータがサーバ30に格納されていない場合には、消去不可信号を生成する。これらの消去可信号または消去不可信号は、ネットワーク28を介して画像処理装置に送信する。
確認部36は、サーバ30から受信した上記消去可信号または消去不可信号に基づき、上記画像のログデータの消去の可否を判断する(S104)。
S104において消去可である場合は、ログ消去部40が記憶部42に記憶された当該画像のログデータを消去する(S105)。
一方、S104において消去不可である場合は、転送部38が当該画像のログデータをサーバ30に転送する(S106)。転送部38は、転送後その旨を確認部36に通知する。
確認部36は、上記通知の有無を確認する(S107)。上記通知が有るまでは、S106からのステップを繰り返し、通知が有った場合は、ログ消去部40が記憶部42に記憶された当該画像のログデータを消去する(S105)。
以上の動作により、サーバ30に該当する画像のログデータが格納されている場合のみ、画像処理装置側で当該画像のログデータの消去処理が実行されるので、情報の欠落なく画像のログデータを消去することができる。
図4には、上記画像処理装置の他の動作例のフローが示される。図4は、画像処理装置がサーバに画像のログデータを送信して画像のログデータの消去の可否を問い合わせる場合の動作例である。
図4において、ログ機能制御部34がログデータ生成部32のログデータ生成機能を無効とすると(S201)、出力制御部46による画像データの出力処理後にログデータ生成部32が画像のログデータを生成する動作が停止される。また、あわせて記憶部42におけるログデータの記憶機能も無効とされる。
次に、確認部36が、記憶部42に画像のログデータが記憶されているか否かを確認する(S202)。S202において、記憶部42に画像のログデータが記憶されていない場合には、画像のログデータの消去動作を終了する。
一方、S202において、記憶部42に画像のログデータが記憶されている場合には、転送部38が、当該画像のログデータをネットワーク28を介してサーバ30に転送する(S203)。
上記画像のログデータを受信したサーバ30は、当該画像のログデータを格納し、消去可信号を生成する。また、当該画像のログデータの格納に失敗した場合には、消去不可信号を生成する。これらの消去可信号または消去不可信号は、ネットワーク28を介して画像処理装置に送信する。
確認部36は、サーバ30から受信した上記消去可信号または消去不可信号に基づき、上記画像のログデータの消去の可否を判断する(S204)。
S204において消去可である場合は、ログ消去部40が記憶部42に記憶された当該画像のログデータを消去する(S205)。
一方、S204において消去不可である場合は、転送部38が当該画像のログデータをサーバ30に再転送し(S206)、S204のステップを繰り返す。
以上の動作によっても、サーバ30に該当する画像のログデータが格納された場合のみ、画像処理装置側で当該画像のログデータの消去処理が実行されるので、情報の欠落なく画像のログデータを消去することができる。
図5には、上記画像処理装置のさらに他の動作例のフローが示される。図5は、画像処理装置がサーバに画像のログデータを送信して画像のログデータの消去の可否を問い合わせる場合の動作例である。
図5において、ログ機能制御部34がログデータ生成部32のログデータ生成機能を無効とすると(S301)、出力制御部46による画像データの出力処理後にログデータ生成部32が画像のログデータを生成する動作が停止される。また、あわせて記憶部42におけるログデータの記憶機能も無効とされる。
次に、確認部36が、記憶部42に画像のログデータが記憶されているか否かを確認する(S302)。S302において、記憶部42に画像のログデータが記憶されていない場合には、画像のログデータの消去動作を終了する。
一方、S302において、記憶部42に画像のログデータが記憶されている場合には、転送部38が、当該画像のログデータをネットワーク28を介してサーバ30に転送する(S303)。
上記画像のログデータを受信したサーバ30は、当該画像のログデータを格納し、消去処理の手順を記載した指示書を作成する。また、当該画像のログデータの格納に失敗した場合には、画像のログデータを再転送する処理の手順を記載した指示書を作成する。ここで、指示書とは、画像処理装置を動作させるための手順が記載された書類であって、画像処理装置はその記載内容を解釈して、記載された手順に従って動作するように構成される。本実施形態では、これらの指示書は電子データとして画像処理装置に送信するのが好適である。
確認部36は、サーバ30から受信した上記指示書の内容を解釈し、画像のログデータの消去処理を記載した指示書であるか否かを判断する(S304)。
S304において指示書の内容が画像のログデータの消去処理である場合は、ログ消去部40が記憶部42に記憶された当該画像のログデータを消去する(S305)。
一方、S304において指示書の内容が画像のログデータを再転送する処理である場合は、転送部38が当該画像のログデータをサーバ30に再転送し(S306)、S304のステップを繰り返す。
以上の動作によっても、サーバ30に該当する画像のログデータが格納された場合のみ、画像処理装置側で当該画像のログデータの消去処理が実行されるので、情報の欠落なく画像のログデータを消去することができる。
また、サーバ30から指示書を受け取って、その内容に従って画像処理装置が動作するように構成しておけば、画像のログデータを消去する動作等、各動作毎にこれを実行するための特別の構成が不要となる。このため、画像処理装置の構成を簡略化することができる。
図6には、上記画像処理装置のさらに他の動作例のフローが示される。図6は、画像処理装置がサーバに画像のログデータの管理情報を送信して画像のログデータの消去の可否を問い合わせる場合の動作例である。
図6において、ログ機能制御部34がログデータ生成部32のログデータ生成機能を無効とすると(S311)、出力制御部46による画像データの出力処理後にログデータ生成部32が画像のログデータを生成する動作が停止される。また、あわせて記憶部42におけるログデータの記憶機能も無効とされる。
次に、確認部36が、記憶部42に画像のログデータが記憶されているか否かを確認する(S312)。S312において、記憶部42に画像のログデータが記憶されていない場合には、画像のログデータの消去動作を終了する。
一方、S312において、記憶部42に画像のログデータが記憶されている場合には、確認部36が、当該画像のログデータに含まれる管理情報を、ネットワーク28を介してサーバ30に送信する(S313)。
上記管理情報を受信したサーバ30は、当該管理情報に含まれるジョブの識別番号等に基づき、当該画像のログデータがサーバ30に格納されているか否かを確認し、格納されている場合には、消去処理の手順を記載した指示書を作成する。また、当該画像のログデータがサーバ30に格納されていない場合には、画像のログデータを転送する処理の手順を記載した指示書を作成する。これらの指示書は電子データとして画像処理装置に送信される。
確認部36は、サーバ30から受信した上記指示書の内容を解釈し、画像のログデータの消去処理を記載した指示書であるか否かを判断する(S314)。
S314において指示書の内容が画像のログデータの消去処理である場合は、ログ消去部40が記憶部42に記憶された当該画像のログデータを消去する(S315)。
一方、S314において指示書の内容が画像のログデータを転送する処理である場合は、転送部38が当該画像のログデータをサーバ30に転送し(S316)、S314のステップを繰り返す。なお、この場合、サーバ30は、転送された画像のログデータを格納し、消去処理の手順を記載した指示書を作成して画像処理装置に送信する。
以上の動作によっても、サーバ30に該当する画像のログデータが格納された場合のみ、画像処理装置側で当該画像のログデータの消去処理が実行されるので、情報の欠落なく画像のログデータを消去することができる。
図7には、上記画像処理装置のさらに他の動作例のフローが示される。図7は、画像のログデータの消去処理中において画像処理装置の電源を制御するための動作例である。
図7において、ログ消去部40による画像のログデータの消去処理中にユーザが入力操作部14から画像処理装置の電源を切断する指示を入力すると(S401)、確認部36が、記憶部42に画像のログデータが記憶されているか否かを確認する(S402)。S402において、記憶部42に画像のログデータが記憶されていない場合には、電源制御部44が画像処理装置の電源を切断し(S403)、画像のログデータの消去動作を終了する。
一方、S402において、記憶部42に画像のログデータが記憶されている場合には、ログ消去部40が記憶部42に記憶された当該画像のログデータの消去処理を続行する(S404)。また、電源制御部44は、この消去処理中に、電源を切断する指示が入力されてから所定時間が経過したか否かを確認する(S405)。このS405のステップにより、電源断処理が所定時間遅延される。所定時間が経過した場合には、電源制御部44は、消去処理が完了していなくても画像処理装置の電源を切断する(S403)。
以上の動作により、画像のログデータの消去処理の進行具合にかかわらず電源が切断されるので、長時間ユーザを待たせることを防止でき、画像処理装置の利便性を向上できる。なお、消去処理が途中である場合には、図8の動作により解決する。
図8には、上記画像処理装置のさらに他の動作例のフローが示される。図8は、消去処理が途中の状態で電源が切断された後、電源が投入された場合の動作例である。
図8において、ユーザが入力操作部14から画像処理装置に電源を投入する指示を入力すると(S501)、確認部36が、記憶部42に画像のログデータが残っているか否かを確認する(S502)。
S502において、画像のログデータが残っている場合には、ログ消去部40が記憶部42に記憶された当該画像のログデータのうち、管理情報部分を消去する(S503)。その後、画像処理装置は指示入力が可能な状態に移行し、入力操作部14を介したユーザによる指示入力が可能となる(S504)。この際、表示部16に指示入力可である旨の表示を行うのが好適である。
一方、S502において、画像のログデータが残っていない場合には、直ちにS504に移行する。
次に、確認部36は、記憶部42に画像のログデータが残っているか否かを再度確認する(S505)。ここで、画像のログデータが残っている場合には、画像データの部分が残っていることを意味するので、ログ消去部40がその画像データを消去し(S506)、画像のログデータの消去動作を終了する。消去動作は、本来の画像処理に影響を与えない状態に画像処理装置があるとき、たとえば蓄積装置26がアクセスされていない状態が一定時間以上続いた場合などに行われることが好ましい。
一方、S505において、画像のログデータが残っていない場合には、直ちに画像のログデータの消去動作を終了する。
以上の動作により、前回の電源切断時に画像のログデータの消去処理が途中であっても、次回の電源投入時に消去できなかった画像のログデータを消去できる。
また、電源投入時には、まず管理情報を消去し、その後画像処理装置を指示入力可能状態に移行させるので、ユーザの待ち時間を短縮できる。なお、このように管理情報を消去すれば、画像データ部分の復元は不可能になるので、通常動作に移行しても画像データが漏洩することはない。
本発明にかかる画像処理装置の構成例のブロック図である。 本発明にかかる画像処理装置の各機能を表す機能ブロック図である。 本発明にかかる画像処理装置の動作例のフロー図である。 本発明にかかる画像処理装置の他の動作例のフロー図である。 本発明にかかる画像処理装置のさらに他の動作例のフロー図である。 本発明にかかる画像処理装置のさらに他の動作例のフロー図である。 本発明にかかる画像処理装置のさらに他の動作例のフロー図である。 本発明にかかる画像処理装置のさらに他の動作例のフロー図である。
符号の説明
10 画像取得部、12 画像出力部、14 入力操作部、16 表示部、18 通信部、20 CPU、22 ROM、24 RAM、26 蓄積装置、28 ネットワーク、30 サーバ 、32 ログデータ生成部、34 ログ機能制御部、36 確認部、38 転送部、40 ログ消去部、42 記憶部、44 電源制御部、46 出力制御部。

Claims (10)

  1. 画像の出力を伴う画像処理を実行する画像処理手段と、
    前記画像処理の実行に関連して画像のログデータを生成するログデータ生成手段と、
    前記画像のログデータを記憶する記憶手段と、
    前記画像のログデータを外部装置に転送する転送手段と、
    前記画像のログデータの記憶機能が無効と設定され、かつ前記記憶手段に記憶された画像のログデータの消去可能性を前記外部装置に確認して消去可であった場合に、前記記憶手段に記憶された画像のログデータを消去するログ消去手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 消去候補である画像のログデータの管理情報を前記外部装置に送信して前記画像のログデータの消去可能性を確認する確認手段を更に備えた請求項1記載の画像処理装置。
  3. 消去候補である画像のログデータを前記外部装置に送信して前記画像のログデータの消去可能性を確認する確認手段を更に備えた請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記ログ消去手段は、前記外部装置から受け取った消去処理の手順が記述された指示書に従って前記画像のログデータの消去処理を実行する請求項2または3記載の画像処理装置。
  5. 前記ログ消去手段による消去処理中に電源断の指示入力があった場合に電源断処理を遅延させる電源制御手段を更に備えた請求項1から請求項4のいずれか一項記載の画像処理装置。
  6. 前記電源制御手段は、前記電源断処理の遅延が所定時間に達したら、前記ログ消去手段による消去処理が未完了でも前記電源断処理の遅延を中止する請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記ログ消去手段は、電源投入の指示に対応して消去処理が未完了のログデータのうち管理情報を消去し、前記管理情報の消去が完了した後に指示入力手段による指示入力が可能な状態に移行させ、その後画像処理装置が所定の状態になったときに画像データを消去する請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記確認手段は、前記外部装置から消去不可の連絡を受けた場合に、消去候補である画像のログデータを前記外部装置に送信して前記画像のログデータの消去可能性を確認する請求項1から請求項3のいずれか一項記載の画像処理装置。
  9. 画像の出力を伴う画像処理を実行する画像処理方法であって、
    前記画像処理の実行に関連して画像のログデータを生成するステップと、
    前記画像のログデータを記憶するステップと、
    前記画像のログデータを外部装置に転送するステップと、
    前記画像のログデータの記憶機能の有効、無効を設定するステップと、
    前記外部装置に前記記憶された画像のログデータの消去可能性を確認するステップと、
    前記画像のログデータの記憶機能が無効と設定され、かつ前記画像のログデータが消去可であることが確認された場合に、前記記憶された画像のログデータを消去するステップと、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  10. 画像の出力を伴う画像処理を実行する画像処理装置のコンピュータを制御するプログラムであって、
    前記画像処理の実行に関連して画像のログデータを生成し、
    前記画像のログデータを記憶し、
    前記画像のログデータを外部装置に転送し、
    前記画像のログデータの記憶機能の有効、無効を設定し、
    前記外部装置に前記記憶された画像のログデータの消去可能性を確認し、
    前記画像のログデータの記憶機能が無効と設定され、かつ前記画像のログデータが消去可であることが確認された場合に、前記記憶された画像のログデータを消去する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010244270A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Nec System Technologies Ltd データ管理システム、端末コンピュータ、管理コンピュータ、データ管理方法及びそのプログラム

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