[go: up one dir, main page]

JP2008058664A - 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム - Google Patents

光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2008058664A
JP2008058664A JP2006236204A JP2006236204A JP2008058664A JP 2008058664 A JP2008058664 A JP 2008058664A JP 2006236204 A JP2006236204 A JP 2006236204A JP 2006236204 A JP2006236204 A JP 2006236204A JP 2008058664 A JP2008058664 A JP 2008058664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
optical
core
refractive index
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006236204A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Sugizaki
隆一 杉崎
Iwao Shimotakahara
巌 下高原
Harumi Inaba
治己 稲葉
Takeshi Yagi
健 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2006236204A priority Critical patent/JP2008058664A/ja
Priority to EP07806528A priority patent/EP2058683A4/en
Priority to PCT/JP2007/067055 priority patent/WO2008026735A1/ja
Priority to CNA2007800028448A priority patent/CN101371174A/zh
Publication of JP2008058664A publication Critical patent/JP2008058664A/ja
Priority to US12/124,598 priority patent/US7574088B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/036Optical fibres with cladding with or without a coating core or cladding comprising multiple layers
    • G02B6/03616Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference
    • G02B6/03638Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference having 3 layers only
    • G02B6/03644Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference having 3 layers only arranged - + -
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/036Optical fibres with cladding with or without a coating core or cladding comprising multiple layers
    • G02B6/03616Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference
    • G02B6/03622Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference having 2 layers only
    • G02B6/03627Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference having 2 layers only arranged - +
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/43Arrangements comprising a plurality of opto-electronic elements and associated optical interconnections
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/028Optical fibres with cladding with or without a coating with core or cladding having graded refractive index
    • G02B6/0281Graded index region forming part of the central core segment, e.g. alpha profile, triangular, trapezoidal core
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4403Optical cables with ribbon structure
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/4436Heat resistant

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

【課題】曲げ損失及び接続損失の両損失の低減を実現し、高速光伝送を行える光ファイバおよび光ファイバテープを得て、これにより容易に光インターコネクションシステムを構築することを目的とする。
【解決手段】コアとクラッドとを有し石英系ガラスからなる光ファイバであって、波長1300nmにおけるモードフィールド径が6.5μm以上であり、波長1250nmの光をシングルモード伝搬し、曲率半径1.5mmで曲げたときの波長1300nmにおける曲げ損失が1dB/ターン以下である。この光ファイバは、光インターコネクションシステムに好適なものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、機器内光配線用の光ファイバに関し、特に小さな曲率半径にて曲げることができる光ファイバと、この光ファイバを用いた光ファイバテープおよび光インターコネクションシステムに関するものである。
機器内の信号伝送に用いられる方式としては、電気伝送方式と光インターコネクション方式の二種類がある。近年のCPUクロック周波数の高速化に伴い、電気伝送方式においては、高密度配線によるクロストークの発生が問題となり、波形成形技術等の適用が必要となってきている。この結果、機器内での信号伝送方式として電気伝送方式を適用した場合には、伝送距離1m及び伝送速度10Gbps程度が伝送限界となることが分かってきている。
一方、光インターコネクション方式は、電気伝送方式と比較して遥かに広帯域な伝送を行うことが可能であるとともに、小型かつ低消費電力の光部品を使用した信号伝送システムを構築できる。このため、光インターコネクション方式は、電気伝送方式に代わる機器内信号伝送技術として注目されている。
また、光インターコネクション方式の光伝送手段のひとつとして光ファイバを用いた方式が注目されている。機器内で使用される全ての光部品はできるだけ省スペース収納可能であることが望ましいことから、光インターコネクション方式に用いる光ファイバとしては、フレキシブルな配線が可能であり、光ファイバと光ファイバ、或いは光ファイバと光源等の光部品間接続における接続損失の小さい光ファイバが望まれている。
一方、光源としては、アクセス系、イーサネット(登録商標)及びファイバーチャネル用アンクールド(uncooled)光源として、直接変調2.5Gbpsから10Gbpsで動作する面発光レーザ(Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser、以後、VCSELと記述)が注目されている。VCSELは分布帰還型(DFB)レーザなどの端面出射型のレーザと比べ以下の特徴を持つ。
(a) レーザ光が、基板表面から垂直に出射する。
(b) 多チャンネルアレイ化が容易である。
(c) 低しきい値、低消費電力にて動作可能である。
(d) 出射面の反射率が高く、戻り光に強い(アイソレータフリー)。
(e) ビーム出射形状円形であり、ファイバとの結合率が高い(レンズフリー)。
以上のようにアイソレータ、レンズなどの部品点数を減らすことができることから、VCSELはモジュールとしてコスト削減を図ることが可能なデバイスである。既にGaAs/AlGaAs量子などを活性層として用いた波長850nm帯VCSELは、短距離通信用レーザ素子のデファクトスタンダードとして広く普及しつつある。この場合に用いられる代表的な光ファイバとしては、マルチモードファイバ(以後、MMFと記述)の一種である石英系のグレーデッドインデックス光ファイバが挙げられる。
MMFはシングルモードファイバ(以降、SMFと記述)の10倍程度のコア径を有し、開口数が大きい特徴を持つ。したがって、光ファイバと光ファイバ、或いは光ファイバと光源等の光部品間接続の際に高い精度を必要とせず、容易な接続が可能である。
近年、さらなる高速伝送を行うことを目的として、MMFと比較してより低損失かつ広帯域なSMFの適用が検討されはじめている。この場合に用いられる光源として、石英系光ファイバの低損失帯である1.3μm帯(1300±50nm)に発振波長を有するVCSELが注目されており、盛んに研究開発が行われている。
しかし、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standard Sector)G.652で規定される標準SMFでは、機器内に収納する際に大きな曲げ損失が発生するので対応することができない。
また、曲げ損失を改善したSMFとしては、FTTH(Fiber To The Home)に好適に用いられる光ファイバとして、標準SMFのクラッド部分にクラッドよりも低屈折率部分を有するトレンチ型屈折率プロファイルを有する光ファイバが報告されている(例えば、非特許文献1)が、光インターコネクションシステムに用いるには不十分である。
池田真挙、松尾昌一郎、姫野邦治「接続損失低減型低曲げ損失光ファイバ」電子情報通信学会 信学技報 OCS2003-43,OFT2003-25(2003-8)
ところで、前述したように、光インターコネクションシステムに用いる光ファイバとしては、曲げ損失及び接続損失がともに低減され、高速光伝送を可能とし、光インターコネクションシステムを容易に構築するのに適した光ファイバの実現に対する要求がある。
また、標準SMFでは膨大な曲げ損失が生じてしまい、対応不可能となる。そこで、光ファイバの曲げ損失を低減することが必要となるが、前述した非特許文献1に記載の光ファイバをはじめとするFTTHに好適に用いられる曲げ損失を改善したSMFであっても、光インターコネクションシステムに用いるには不十分である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、曲げ損失及び接続損失の両損失の低減を実現し、高速光伝送を行える光ファイバおよび光ファイバテープを得て、これにより容易に光インターコネクションシステムを構築することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の発明の光ファイバは、コアとクラッドとを有し石英系ガラスからなる光ファイバであって、波長1300nmにおけるモードフィールド径が6.5μm以上であり、波長1250nmの光をシングルモード伝搬し、曲率半径1.5mmで曲げたときの波長1300nmにおける曲げ損失が1dB/ターン以下であることを特徴とする。
また、本発明の第2の発明の光ファイバは、第1の発明の光ファイバにおいて、クラッドの直径が65μmから90μmであることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の発明の光ファイバは、第1または第2の発明の光ファイバにおいて、中心部に位置する第1コアのクラッドに対する比屈折率差(Δ1)が0.6%以上、α値が1.5以上であり、第1コアを取り囲む第2コアのクラッドに対する比屈折率差(Δ2)が−0.05%以下であることを特徴とする。
さらに、本発明の第4の発明の光ファイバは、第1から第3の発明の光ファイバのいずれか1つにおいて、光ファイバは紫外線硬化樹脂および熱硬化樹脂の少なくともいずれか一方でなる被覆を有し、該被覆が難燃性を有するものであることを特徴とする。
さらにまた、本発明の第5の発明の光ファイバテープは、第1から第4の発明の光ファイバのいずれか1つの光ファイバが平行に並べられて平帯状に一体化されていることを特徴とする。
また、本発明の第6の発明の光ファイバテープは、第5の発明の光ファイバテープにおいて、平帯状に一体化された複数の光ファイバは、難燃紫外線硬化樹脂および難燃熱可塑性樹脂の少なくともいずれか一方でなるテープ被覆を有することを特徴とする。
さらに、本発明の第7の発明の光インターコネクションシステムは、通信波長1.3μm帯の光インターコネクションシステムであって、コアとクラッドとを有し石英系ガラスからなる光ファイバであって、波長1300nmにおけるモードフィールド径が6.5μm以上であり、波長1250nmの光をシングルモード伝搬し、曲率半径1.5mmで曲げたときの波長1300nmにおける曲げ損失が1dB/ターン以下となる特性を有し、光信号を伝送する光ファイバと、光ファイバに波長1.3μm帯の光信号を入射する面発光レーザと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の第8の発明の光インターコネクションシステムは、第7の発明の光インターコネクションシステムにおいて、光ファイバが平行に並べられて平帯状に一体化されていることを特徴とする。
本発明によれば、曲げ損失及び接続損失の両損失の低減を実現し、高速光伝送を行える光ファイバおよび光ファイバテープを得て、これにより光インターコネクションシステムを容易に構築することができる。
以下に、本発明に係る光ファイバの実施の形態を詳細に説明する。尚、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
本発明に係る光ファイバは、波長1250nmの光をシングルモード伝搬することによって、1.3μm帯にわたって低損失の高速光伝送が可能となるものであり、波長1300nmにおけるモードフィールド径が6.5μm以上であることによって、光ファイバ同士の接続損失が低減でき光インターコネクションシステムの構築が容易となるとともに、曲率半径1.5mmで曲げたときの波長1300nmにおける曲げ損失が1dB/ターン以下であることによって、光ファイバのフレキシブルな配線とコンパクトな収納が可能となるものである。以下、具体的に説明する。
まず、機器内光配線に石英系光ファイバを用いた場合、該光ファイバには、フレキシブルな配線が可能であって且つコンパクトに収納できることが求められる。一方、高速光インターコネクションシステムの構築を想定した場合、光ファイバの伝送損失は限りなく零であることが望ましい。つまり、光インターコネクション用光ファイバには、配線時に曲率半径の非常に小さい曲げが光ファイバに加わったとしても、曲げ損失が生じないことが要求される。実際の機器内光配線形態においては、配線後の光ファイバには最終的に曲率半径1.5mm程度の曲げが数箇所加わることが想定される場合がある。この場合、配線取りまわし時の局所的な曲げが加わった場合や最悪値設計の観点から必要な曲げ損失許容値を考えた場合、曲率半径1.5mmの曲げが1ターン(本明細書では、曲げが形成されている部分(屈曲部)の数え方に「ターン」を用い、光ファイバが360度屈曲した場合に1ターンと数える。例えば、90度の屈曲部が4箇所ある場合を1ターン、90度の屈曲部が2箇所ある場合を1/2ターンというように用いる)加わった場合に曲げ損失が1dB以下であれば、十分に良好な曲げ損失特性であり、フレキシブル光配線が可能であるといえる。
通常、標準SMFにおいて、曲げ損失を低減するためには基本モードの実効屈折率を高くする必要がある。一般的に、基本モードの実効屈折率を高くする場合、光ファイバの屈折率プロファイルにおいて、コア−クラッド間の比屈折率差Δを大きくする方法が用いられる。比屈折率差Δは次式(1)で定義される。ncore、ncladはそれぞれコア領域及びクラッド領域の屈折率である。
Δ={(ncore−nclad)/ncore}×100 [%] (1)
図1は単峰型屈折率プロファイルの光ファイバにおいて、コアの比屈折率差Δ、コア径、及びコアの屈折率分布形状を表すパラメータであるα値を種々に変化させた場合の、波長1300nmにおけるモードフィールド径(以下、MFDと記述)[μm]と波長1300nmにおける曲げ半径1.5mmの1ターンあたりの曲げ損失[dB/ターン]の関係をシミュレーションにより求めた結果を示している。カットオフ波長は1300nmに固定している。なお、コアの屈折率分布形状を表すα値をαとすると、αは式(2)のように定義される。
2(r)=ncore 2×{1−2×(Δ/100)×(2r/a)^α}
(但し、0<r<a/2) (2)
ここで、rは光ファイバの中心からの半径方向の位置を示し、n(r)は位置rにおける屈折率、aはコアの直径を表している。また、記号「^」はべき乗を表す記号である。一般的に単峰型屈折率プロファイルの光ファイバにおいては比屈折率差Δを高くするとMFDは小さくなるが、図1より、比屈折率差Δを高くすることによってMFDが小さくなり、曲げ損失を低減することができることがわかる。また、α値を変化させても、曲げ損失とMFDの関係は変化しないことがわかる。つまり、単峰型屈折率プロファイルにおいて曲げ損失とMFDの関係は、第1コアの屈折率分布形状に依存せず一定である。また、同図より曲げ損失1.0dB/ターン以下を実現するためには約6.2μm以下のMFDが必要であることがわかるが、このMFDの値を実現するには約0.9%以上の比屈折率差Δが必要である。
また、曲げ損失が小さくなるほど、MFDは小さくなる。例えば、Δ=0.9%、α=2.0の単峰型屈折率プロファイルの場合、曲げ損失は0.8 dB/ターンとなるが、MFDは6.1μm程度まで減少する。
ここで、光インターコネクションによる機器内通信システムを構築する場合、光ファイバやVCSELなどの光部品間の接続は空間結合によって接続されることが想定される。通常、光導波路を空間結合によって接続する場合、接続損失が生じる。この接続損失Tは結合効率ηによって決まり、次式(3)から(5)を用いて理論的に計算することができる。
T=−10×logη (3)
η=κ×exp{−κ×[(1/w1 2+1/w2 2)×x0 2/2]} (4)
κ=4/{(w1/w2+w2/w12+((λ×z/(π×w1×w22} (5)
1、w2は接続する各光ファイバのMFD、x0は接続ファイバ間の光軸ずれ量(以下、軸ずれ量と記載)、λは使用波長、zは光ファイバ端面間距離を表している。上式の場合、両ファイバの光軸は平行であると仮定している。
式(3)から(5)によって求めた同種光ファイバ同士の空間接続において、軸ずれ量と波長1300nmにおける接続損失の関係を図2に示す。図2は凡例に示す3.0〜7.0μmの各MFDにおける同種光ファイバ接続時の軸ずれ量と接続損失の関係を示すグラフである。横軸は同種光ファイバ接続時の軸ずれ量[μm]を示し、縦軸は同種光ファイバ接続時の接続損失[dB]を示している。
図2に示す関係は接続光ファイバ端面間距離zを零として計算したものである。図2より、軸ずれ量が大きくなるのにしたがって、接続損失が増大することが分かる。また、接続する光ファイバのMFDが小さいほど軸ずれ量に対する接続損失増加傾向が大きくなることが分かる。軸ずれ量及びMFDは光ファイバとVCSEL等の光源、光ファイバとPD等の受光部、または光ファイバ同士の接続時に重要なパラメータとなる。現状での製造誤差による軸ずれの最大値は、ある場合には1.5μm程度になり得るため、最悪値設計の観点から1.5μmの軸ずれを許容できるよう考慮した損失設計が必要である。
例えば、VCSEL−PD間を光ファイバで接続した高速光インターコネクションシステムの構築を想定する。VCSELの光出力値としては、高温動作時において出力が低下する傾向があることを考慮に入れ、−10dBm程度とし、PDの最低受光感度は−16dBmとする。この場合、光リンクロスバジェットとしては6dB程度しか確保されない。ここで、具体的な光配線形態を考える。光ファイバ−VCSEL間接続が1箇所、光ファイバ同士の接続が5箇所、光ファイバ−PD間接続が1箇所存在し、各接続点において最悪値設計の観点から1.5μmの軸ずれが存在していると仮定する。前記接続箇所の中で、VCSEL−光ファイバ間及び、光ファイバ−PD間において、両部品のMFDを5から7μm、角度ずれ量が3°存在するとした場合、合計1.5dB程度の接続損失が生じる。そのため、光ファイバ−光ファイバ間の許容総接続損失としては4.5dB以下、即ち一接続箇所あたりの接続損失を0.9dB以下にすることが必要となる。この条件を満足させるためには、図2に示すように、MFDは最低6.5μm必要である。上記の曲げ損失を低減したΔ=0.9%、α=2.0の単峰型屈折率プロファイルの場合、MFDは6.1μm程度であるため、1接続箇所あたり最大1.1dBもの接続損失が生じる。したがって、この場合の総接続損失は5.5dB程度となり、高速光インターコネクションシステムの構築が難しいということになる。
以上のように光ファイバ屈折率プロファイルの設計において、曲げ損失を低減させるため比屈折率差Δを高くした場合、MFDが低下し、接続損失が増加してしまう。すなわち、曲げ損失と接続損失の間にはトレードオフの関係が存在している。また、図1に示すように単峰型屈折率プロファイルにおいては、第1コアの屈折率分布形状を変化させても、前記トレードオフの関係は全く改善されない。
本実施の形態の光ファイバは、コアの屈折率プロファイルを、2層構造のW型屈折率プロファイル或いは3層構造のWセグメント型屈折率プロファイル、擬似W型屈折率プロファイルとし、さらにこれらの構造パラメータを最適化することで、曲げ損失−接続損失のトレードオフの関係を改善する。
すなわち、単峰型プロファイルを有するSMFでは、コア径を変化させてカットオフ波長を決定すると、コア形状に殆ど依存することなく、MFDが同程度の光ファイバは同程度の曲げ損失を示す。しかし、第1コアの外周に第2コアとしてクラッドよりも屈折率の低いディプレスト層を設けたW型プロファイルなどにおいては、単峰型プロファイルと同等の曲げ損失、カットオフ波長を維持しつつMFDを変化させることができる。これは、ディプレスト層を設けることで、中央コアの比屈折率差(Δ)を大きくしてもカットオフ波長が長波長にシフトしないため、カットオフ波長の調整のためにコア径を小さくする必要が無いからである。また、第2コアとしてディプレスト層を設けた場合、第1コアの形状がMFDに大きく影響する。第1コアの屈折率分布の形状を表すα値が小さい程光の閉じ込め効果が小さくなり、MFDが大きくなる。一方、MFDは、ディプレスト層の比屈折率差Δの大きさ、層幅には敏感には影響されない。
一方、機器内光配線形態を想定した場合、コンパクトに収納されることが要求され、機器内の様々な箇所で、前述した曲げ半径1.5mm程度の曲げ以外に、配線のたわみ等による曲げ半径5mm程度の曲率半径の小さい曲げが加わることが考えられる。曲げ半径1.5mm程度の曲げが加えられる箇所に関しては、熱処理等が施され、歪を開放させる処置がとられるが、機器内の様々な箇所で発生する曲げ半径5mm程度の曲げに対しては、そのような処置がとられない。したがって、光ファイバに曲げ半径5mm程度の曲げが加えられる箇所において曲率半径の小さい曲げを加えた場合、曲げ部位に生じる応力歪みによって光ファイバが破断してしまうことが懸念される。したがって、曲げによる破断確率を低減する必要がある。
なお、曲げ損失は曲げ半径により異なり、曲げ半径が1.5mmから5mmまで拡大すると曲げ損失は2ケタ程度低減され、曲げ半径1.5mmで10dB/ターンの光ファイバでも曲げ半径5mmでは0.1dB/ターン程度まで改善される。したがって曲げ半径1mmで1dB/ターンを満たしていれば、光ファイバの配線時に半径5mm程度の曲げが加わってもロス変化は誤差の範囲である。
一般的にクラッド径が大きいほど、光ファイバを曲げた時の歪が大きくなり、破断確率が大きくなる。例えば、光ファイバを用いた光インターコネクションシステムを構築した場合、光ファイバには曲げ半径r=5mm程度1ターン相当の曲げが存在することを想定する。この場合の光ファイバのクラッド径とファイバ破断確率のシミュレーションによって求めた関係を図3に示す。
図3は曲げ半径5mm、1ターン、寿命5年とした場合の破断確率とクラッド径の関係を示すグラフである。縦軸は破断確率[%]を示し、横軸はクラッド径[μm]を示している。このシミュレーションにおいては、スクリーニングレベルを1.5%、被覆材との間の疲労係数を18、製品寿命を5年とした。光ファイバのクラッド径125μmの場合の光ファイバの破断確率は5年以内に100%に達してしまい、システム構築が不可能となる。しかしクラッド径を90μmに縮小した場合のファイバ破断確率は0.9%となり、125μmの場合の0.3%程度にまで低減できる。システム設計上、破断確率は1.0%以下になることが好ましい。通常の光ファイバは曲げロスの発生という観点において曲げによる破断率を向上させる要求はそれほど強くないが、光インターコネクションのように小径に曲げられる場合、上記のような小径巻きつけによる破断率を低減させることによる効果は大きい。
一方、SMFでは、MFDに対して約10倍程度までのクラッド領域が伝送損失に影響を与えると言われている。このため6.5μm以上のMFDを有する本用途のファイバでは、65μm以上のクラッド径であれば、クラッド径の縮小による伝送損失の増大は起こらない。
すなわち、本実施の形態の光ファイバは、クラッド径を縮小させて65μmから90μmとすることにより、曲げ応力が加わった際の破断確率が低減され、かつ配線のフレキシビリティが向上している。
以下、本実施の形態の光ファイバについてシミュレーション結果を用いてさらに詳細に説明する。図4に示すようなW型屈折率プロファイルを有する石英系ガラスからなるクラッド径80μmの光ファイバの特性をシミュレーションにより求めた。図4に示すW型屈折率プロファイルを有する光ファイバにおいては、中心部に位置し、ゲルマニウムをドープした第1コア11(直径a)が設けられ、この第1コア11を取り囲むフッ素をドープした第2コア12(直径b)が設けられている。そして、第2コア12を取り囲む純粋な石英からなるクラッド15が設けられている。図4に示すW型屈折率プロファイルを有する光ファイバにおいて各パラメータ値を変化させた番号A1からA7の光ファイバの特性のシミュレーション結果を図5に示す。なお、上述した純粋な石英とは、屈折率調整用ドーパントを含まない石英を意味し、屈折率に影響を及ぼさないCl元素などは含まれていてもよい。
比屈折率差Δ1及び比屈折率差Δ2は、それぞれ、クラッド15に対する第1コア11の比屈折率差、及びクラッド15に対する第2コア12の比屈折率差であり、下記式(6)及び(7)で示される。
Δ1={(nc1−nc)/nc}×100 [%] (6)
Δ2={(nc2−nc)/nc}×100 [%] (7)
ここで、nc1は第1コア11の最大屈折率、nc2は第2コア12の最小屈折率、ncはクラッド15の屈折率である。また、第1コア11のα値をα1とする。
また、W型屈折率プロファイルにおいて、第1コア11の直径aは、第1コア11と第2コア12の境界においてクラッド15と同じ屈折率を有する位置での径とし、第2コア12の直径bは、第2コア12とクラッド15の境界において後述する比屈折率差Δ2の1/2の比屈折率差を有する位置での径とする。
番号A1とA7の光ファイバについては第1コア11のα値は十分に大きく第1コア11の形状がステップ型とみなせるため、図5においてα1をstepと記載した。図5の番号A1からA7の光ファイバにおいて、波長1300nmにおけるMFDが6.5μm以上となり、波長1250nmの光をシングルモード伝搬し、かつ半径1.5mmで曲げたときの曲げ損失が1dB/ターン以下であるのは、番号A1からA4のものである。従って、これらのシミュレーション結果から、図4に示すようなW型プロファイルを有する光ファイバに関しては、第1コア11の比屈折率差(Δ1)を0.6%以上、α値を1.5以上とし、第2コア12の比屈折率差(Δ2)を−0.05%以下とすることにより、所望の特性を持つ本発明の光ファイバが得られることが分かった。特に、第2コア12の比屈折率差(Δ2)は−0.05%以下とすればよい、すなわち、第2コア12の屈折率はクラッド15の屈折率に対してわずかに低下させるだけでよいので、屈折率プロファイルの設計の自由度が高くなり、製造性も高いものとなる。
なお、本明細書におけるカットオフ波長とはITU−T G.650.1に規定されたファイバカットオフ波長λcとする。その他、本明細書で特に定義しない用語についてはITU−T G.650.1における定義、測定方法に従うものとする。
つぎに、図6に示すようなWセグメント型プロファイルを有するクラッド径80μmの石英系ガラスからなる光ファイバの特性をシミュレーションにより求めた。図6に示すWセグメント型プロファイルを有する光ファイバにおいては、中心部に位置し、ゲルマニウムをドープした第1コア21(直径a)が設けられている。この第1コア21を取り囲み、フッ素をドープした第2コア22(直径b)が設けられている。そしてさらに、この第2コア22を囲み、ゲルマニウムをドープした第3コア23(直径c)が設けられている。そして、第3コア23を取り囲み、純粋な石英からなるクラッド15が設けられている。比屈折率差Δ3はクラッド15に対する第3コア23の比屈折率差であり、下記式(8)で示される。
Δ3={(nc3−nc)/nc}×100 [%] (8)
ここで、nc3はWセグメント型プロファイルにおける第3コア23の最大屈折率である。なお、Wセグメント型屈折率プロファイルにおいて、第1コア21の直径aは、第1コア21と第2コア22の境界においてクラッド15と同じ屈折率を有する位置での径とする。第2コア22の直径bは、第2コア22と第3コア23の境界において比屈折率差Δ2の1/2の比屈折率差を有する位置での径とする。第3コア23の直径cは第3コア23とクラッド15の境界において比屈折率差Δ3の1/10の比屈折率差を有する位置での径とする。
図6に示すWセグメント型プロファイルを有する光ファイバにおいて各パラメータ値を適宜設定した場合の光ファイバの特性のシミュレーション結果を図5の番号Bに示す。この結果、Wセグメント型プロファイルを有する光ファイバにおいても、各パラメータの設定によって所望の特性を持つ光ファイバが得られることが分かった。
つぎに、図7に示すようなクラッド径80μmの擬似W型プロファイルを有する石英系ガラスからなる光ファイバの特性をシミュレーションにより求めた。図7に示す擬似W型プロファイルを有する光ファイバにおいては、中心部に位置し、ゲルマニウムをドープした第1コア31(直径a)が設けられている。この第1コア31を取り囲み、純粋なシリカガラスからなる第2コア32(直径b)が設けられている。そしてさらに、この第2コア32を取り囲み、ゲルマニウムをドープした第3コア33(直径c)が設けられている。そして、第3コア33を取り囲み、クラッド15が設けられている。比屈折率差Δ3はクラッド15に対する第3コア33の比屈折率差であり、下記式(9)で示される。
Δ3={(nc3−nc)/nc}×100 [%] (9)
ここで、nc3は擬似W型プロファイルにおける第3コア33の最小屈折率である。なお、擬似W型屈折率プロファイルにおいて、第1コア31の直径aは、第1コア31と第2コア32の境界において比屈折率差Δ1の1/10の比屈折率差を有する位置での径とする。第2コア32の直径bは、第2コア32と第3コア33の境界において比屈折率差Δ3の1/2の比屈折率差を有する位置での径とする。第3コア33の直径cは第3コア33とクラッド15の境界において比屈折率差Δ3の1/2の比屈折率差を有する位置での径とする。
図7に示す擬似W型屈折率プロファイルを有する光ファイバにおいて各パラメータ値を適宜設定した場合の光ファイバの特性のシミュレーション結果を図5の番号Cに示す。この結果、擬似W型屈折率プロファイルを有する光ファイバにおいても、各パラメータの設定によって所望の特性を持つ光ファイバが得られることが分かった。
つぎに、本発明の実施の形態に係る光インターコネクションシステムについて説明する。光インターコネクションに光ファイバを用いる場合、光ファイバをテープ化することで光伝送体をマルチチャンネル化し、高速光通信を行うことが想定される。通常石英系光ファイバの仕様はクラッド径125μmに対し、被覆後外径250μmであり、光ファイバを複数本平行に並べて相互に接合した光ファイバテープのピッチとしては、250μmであるのが一般的である。光ファイバの外径を細くした細径光ファイバにおいては、被覆後外径も細径化するので、従来の光ファイバテープよりも狭いピッチの光ファイバテープ作製が可能となる。したがって、前述したクラッド径65〜90μmの細径光ファイバを用いることが好ましい。細径光ファイバを用いた狭いピッチの光ファイバテープは、配線のフレキシビリティが高く、かつ省スペース収納が可能であり、光インターコネクションに適した光部品となる。
上述したシミュレーション結果に示されるように、本発明の光ファイバは1.3μm帯におけるシングルモード光伝搬を可能とし、かつ、1.3μm帯における曲げ損失特性及び接続損失特性に優れている。このような本発明の光ファイバを伝送媒体として適用し、光源として発振波長1.3μm帯のVCSELを使用した光インターコネクションシステムの構成例を図8に示す。
図8において、バックプレーン47の一面に、2枚のプリント基板48a,48bが一辺を支持されて立設している。2枚のプリント基板48a,48bは、所定の間隔を空けて対向している。一方のプリント基板48aの対向面に、ドライバIC43上に実装されたVCSEL44とLSI41とが設けられている。LSI41とVCSEL44とは電気配線42で電気的に接続されている。また、他方のプリント基板48bの対向面にPD49が設けられている。そして、VCSEL44とPD49とが、本発明に係る複数の光ファイバが平帯状に一体化されてなる光ファイバテープ40にて電気的に接続されている。光ファイバテープ40は、まず、一方のプリント基板48aの主面に沿って延び、第1のコネクタ46aによって略直角に折れ曲がり、バックプレーン47上を這った後、第2のコネクタ46bを介して略直角に折れ曲がり、他方のプリント基板48bの主面に沿って延びPD49に至っている。
このような光ファイバの引き回しにより、光ファイバテープ40には、曲率半径1.5mm程度の屈曲部Aが1/4ターンずつ4箇所加えられている。また、図示しない光ファイバのたわみ等で、曲げ半径5mm程度の曲げ1ターン程度が存在するが、問題なく動作可能である。なお、光ファイバテープ40に用いる光ファイバ10として、図9に示すように、図4に示すW型屈折率プロファイルを有し、クラッド15の径が80μm、1次被覆樹脂52の外径が105μm、2次被覆樹脂53の外径が125μmであり、図5の番号A3のパラメータ値を有する光ファイバ10を用いた。さらに、光ファイバテープ40は、図10に示すように、光ファイバ10をピッチP125μmにて12本平行に並べてこれをテープ用被覆樹脂54にて覆うことによりこれら光ファイバ10を接合して形成されている。
光ファイバテープ40においては、被覆樹脂52,53が薄肉化されることによる損失増加量と、省スペース化の両要素を考慮に入れ被覆径H(厚さH)を170μmとした。ピッチPが125μmとされた光ファイバテープ40は従来の半分のサイズであり、非常にフレキシビリティが高く、また機器内において省スペース収納が可能である。被覆樹脂52,53の材料としては紫外線硬化樹脂を用いている。
なお、光ファイバ10として、クラッド15の径が55μm、被覆外径とクラッド外径との差が20μmの細径光ファイバを用いれば、ピッチPは75μmまで小さくすることができる。
光ファイバテープ40の仕上がり寸法は、幅Wが1.55mm、厚さHが0.17mm
となった。接続相手となる光源のVCSELをピッチ125μm、12チャンネルにアレイ化することで、作製した光ファイバテープ40による一括光接続が可能となる。この構成においては、VCSELを直接変調することで、100Gbpsを超える超高速光通信が実現される。
また、クラッド径を80μmとしているため、曲げによる破断確率を低減でき、製品寿命である5年を経過してもほとんど破断することがない。
つぎに、光ファイバテープ40において被覆樹脂52,53の材料となる紫外線硬化樹脂として難燃性紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂を用いて、難燃テープ心線を作製した。なお、ここで用いた難燃性紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂の製造の際に、樹脂中に臭素、塩素などのハロゲン系添加剤、さらに三酸化アンチモン、トリフェニルアンチモンなどのアンチモン化合物、水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウムといった金属水和物、またリン酸エステルなどのリン化合物を加えることや、紫外線硬化樹脂を構成するプレポリマや、アクリルモノマー自体を臭素や塩素でハロゲン化し、さらにリンを含ませるなどして紫外線硬化樹脂の難燃化を検討した。これらの方法のなかで、臭素系難燃剤を加える方法が特に難燃化に有効であった。
このようにして組成変更することにより難燃化が実現する理由としては、分解反応による生成物が樹脂の表面を覆うとか、燃える際に発生する分解ガスが空気との間に遮断層を形成するためと考えられる。また、ハロゲン含有化合物からのラジカルが燃焼の継続を阻止することや、さらに、架橋により樹脂が3次元化することなどが考えられる。
そして、テープ用被覆樹脂として水酸化アルミニウムを難燃剤として含む紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂をもちいて得られた光ファイバテープを、JIS C3005規格60度傾斜燃焼試験により評価した。その結果、ファイバに着火した炎は平均3.2秒程度で自然に消火し、規格を満足することができた。ここでは難燃紫外線硬化樹脂を用いたが、難燃紫外線硬化樹脂の代わりに難燃熱可塑性樹脂を用いることもできる。
つぎに、光ファイバテープ40の被覆樹脂52,53のすべてまたは一部、及びテープ用被覆樹脂54を難燃紫外線硬化樹脂にすることで高い難燃性を得ることを検討した。その結果、少なくとも光ファイバの2次被覆樹脂53とテープ用樹脂に難燃剤を含む紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂を用いて得られた光ファイバテープにより、JIS C3005規格60度傾斜燃焼試験において、着火した炎は平均2.6秒程度で自然に消火し、規格を満足することができた。
また、上記光ファイバテープにUL1581規格垂直燃焼試験を行った結果、炎は平均5.7秒で自然に消火した。また、燃焼している滴下物もなく、前記UL規格を満足することができた。また、2次被覆までを施した素線の状態の光ファイバに同様の垂直燃焼試験を行った結果、炎は平均7.6秒で自然に消火し、素線、テープ心線の両方の状態で充分な難燃性を有していた。なお、ここでは難燃紫外線硬化樹脂を用いたが、難燃紫外線硬化樹脂の代わりに難燃熱可塑性樹脂を用いることもできる。
単峰型屈折率プロファイルにおける曲げ損失とMFDの関係(曲げ半径は1.5mm、カットオフ波長1300nmに設定)を示すグラフである。 各MFDにおける同種光ファイバ接続時の軸ずれ量と接続損失の関係を示すグラフである。 曲げ半径5mm、1ターン、寿命5年とした場合の破断確率とクラッド径の関係を示すグラフである。 シミュレーションに用いるW型屈折率プロファイルを示す図である。 図4、図6、図7に示す屈折率プロファイルを有する光ファイバにおける各パラメータの設定時の特性一覧を示す図表である(MFD、曲げ損失、分散値は、波長1300nmにおける値である)。 シミュレーションに用いるWセグメント型屈折率プロファイルを示す図である。 シミュレーションに用いる疑似W型屈折率プロファイルを示す図である。 本発明の実施の形態に係る通信波長1.3μm帯の光インターコネクションシステムの構築例を示す斜視図である。 図8の光インターコネクションシステムの構築例において用いた細径光ファイバの横断面図である。 図8の光インターコネクションシステムの構築例において用いた12心細径光ファイバテープの横断面図である。
符号の説明
10 光ファイバ
11 第1コア
12 第2コア
15 クラッド
21 第1コア
22 第2コア
23 第3コア
31 第1コア
32 第2コア
33 第3コア
40 光ファイバテープ
41 LSI
42 電気配線
43 ドライバIC
44 VCSEL(面発光レーザ)
46a,46b コネクタ接続部
47 バックプレーン
48a,48b プリント基板
49 PD
52 1次被覆樹脂
53 2次被覆樹脂
54 テープ用被覆樹脂

Claims (8)

  1. コアとクラッドとを有し石英系ガラスからなる光ファイバであって、波長1300nmにおけるモードフィールド径が6.5μm以上であり、波長1250nmの光をシングルモード伝搬し、曲率半径1.5mmで曲げたときの波長1300nmにおける曲げ損失が1dB/ターン以下であることを特徴とする光ファイバ。
  2. 前記クラッドの直径が65μmから90μmであることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  3. 中心部に位置する第1コアの前記クラッドに対する比屈折率差(Δ1)が0.6%以上、α値が1.5以上であり、前記第1コアを取り囲む第2コアの前記クラッドに対する比屈折率差(Δ2)が−0.05%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバ。
  4. 前記光ファイバは紫外線硬化樹脂および熱硬化樹脂の少なくともいずれか一方でなる被覆を有し、該被覆が難燃性を有するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光ファイバ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の光ファイバが平行に並べられて平帯状に一体化されていることを特徴とする光ファイバテープ。
  6. 前記平帯状に一体化された複数の光ファイバは、難燃紫外線硬化樹脂および難燃熱可塑性樹脂の少なくともいずれか一方でなるテープ被覆を有することを特徴とする請求項5に記載の光ファイバテープ。
  7. 通信波長1.3μm帯の光インターコネクションシステムであって、
    コアとクラッドとを有し石英系ガラスからなる光ファイバであって、波長1300nmにおけるモードフィールド径が6.5μm以上であり、波長1250nmの光をシングルモード伝搬し、曲率半径1.5mmで曲げたときの波長1300nmにおける曲げ損失が1dB/ターン以下となる特性を有し、光信号を伝送する光ファイバと、
    前記光ファイバに波長1.3μm帯の光信号を入射する面発光レーザと、
    を備えたことを特徴とする光インターコネクションシステム。
  8. 前記光ファイバが平行に並べられて平帯状に一体化されていることを特徴とする請求項7に記載の光インターコネクションシステム。
JP2006236204A 2006-08-31 2006-08-31 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム Pending JP2008058664A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236204A JP2008058664A (ja) 2006-08-31 2006-08-31 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム
EP07806528A EP2058683A4 (en) 2006-08-31 2007-08-31 GLASS FIBER, GLASS FIBER BELT AND OPTICAL CONNECTION SYSTEM
PCT/JP2007/067055 WO2008026735A1 (ja) 2006-08-31 2007-08-31 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム
CNA2007800028448A CN101371174A (zh) 2006-08-31 2007-08-31 光纤及光纤带以及光互连系统
US12/124,598 US7574088B2 (en) 2006-08-31 2008-05-21 Optical fiber and optical fiber ribbon, and optical interconnection system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236204A JP2008058664A (ja) 2006-08-31 2006-08-31 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008058664A true JP2008058664A (ja) 2008-03-13

Family

ID=39136016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006236204A Pending JP2008058664A (ja) 2006-08-31 2006-08-31 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7574088B2 (ja)
EP (1) EP2058683A4 (ja)
JP (1) JP2008058664A (ja)
CN (1) CN101371174A (ja)
WO (1) WO2008026735A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011085854A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Sumitomo Electric Ind Ltd プラスチッククラッド光ファイバ心線および光ファイバケーブル
US8634687B2 (en) 2009-10-19 2014-01-21 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Coated plastic cladding optical fiber and optical fiber cable
JP2014521086A (ja) * 2011-07-14 2014-08-25 サーモ エレクトロン サイエンティフィック インストルメンツ リミテッド ライアビリティ カンパニー アンダーフィル光ファイバ試料インタフェースを有する光学分光計
JP2018146968A (ja) * 2010-02-26 2018-09-20 コーニング インコーポレイテッド 低曲げ損失光ファイバ
WO2023074185A1 (ja) * 2021-10-28 2023-05-04 株式会社白山 多心光フェルール、多心光コネクタおよび多心光フェルールの製造方法

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2893149B1 (fr) 2005-11-10 2008-01-11 Draka Comteq France Fibre optique monomode.
FR2899693B1 (fr) 2006-04-10 2008-08-22 Draka Comteq France Fibre optique monomode.
JP2008058663A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム
JP2008058662A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム
JP2008058664A (ja) 2006-08-31 2008-03-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム
EP2206001B1 (en) 2007-11-09 2014-04-16 Draka Comteq B.V. Microbend- resistant optical fiber
US8145026B2 (en) 2007-11-09 2012-03-27 Draka Comteq, B.V. Reduced-size flat drop cable
US8467650B2 (en) 2007-11-09 2013-06-18 Draka Comteq, B.V. High-fiber-density optical-fiber cable
US8165439B2 (en) 2007-11-09 2012-04-24 Draka Comteq, B.V. ADSS cables with high-performance optical fiber
US8041168B2 (en) 2007-11-09 2011-10-18 Draka Comteq, B.V. Reduced-diameter ribbon cables with high-performance optical fiber
US8031997B2 (en) 2007-11-09 2011-10-04 Draka Comteq, B.V. Reduced-diameter, easy-access loose tube cable
US8081853B2 (en) 2007-11-09 2011-12-20 Draka Comteq, B.V. Single-fiber drop cables for MDU deployments
US8041167B2 (en) * 2007-11-09 2011-10-18 Draka Comteq, B.V. Optical-fiber loose tube cables
US20090169163A1 (en) * 2007-12-13 2009-07-02 Abbott Iii John Steele Bend Resistant Multimode Optical Fiber
FR2930997B1 (fr) * 2008-05-06 2010-08-13 Draka Comteq France Sa Fibre optique monomode
EP2344911B1 (en) 2008-11-07 2015-04-29 Draka Comteq B.V. Reduced-diameter optical fiber
US7676129B1 (en) 2008-11-18 2010-03-09 Corning Incorporated Bend-insensitive fiber with two-segment core
FR2941539B1 (fr) * 2009-01-23 2011-02-25 Draka Comteq France Fibre optique monomode
US8805143B2 (en) * 2009-10-19 2014-08-12 Draka Comteq, B.V. Optical-fiber cable having high fiber count and high fiber density
DK2369379T3 (en) * 2010-03-17 2015-06-08 Draka Comteq Bv Single-mode optical fiber having reduced bending losses
US8693834B2 (en) 2011-08-15 2014-04-08 Corning Incorporated Few mode optical fibers for mode division multiplexing
US8596879B2 (en) 2011-08-19 2013-12-03 International Business Machines Corporation Method to reorder (shuffle) optical cable waveguide layers
US9535211B2 (en) 2011-12-01 2017-01-03 Raytheon Company Method and apparatus for fiber delivery of high power laser beams
US9664869B2 (en) 2011-12-01 2017-05-30 Raytheon Company Method and apparatus for implementing a rectangular-core laser beam-delivery fiber that provides two orthogonal transverse bending degrees of freedom
US8675694B2 (en) 2012-02-16 2014-03-18 Raytheon Company Multi-media raman resonators and related system and method
US8995803B2 (en) 2012-02-19 2015-03-31 Corning Incorporated Mode delay managed few moded optical fiber link
US8983259B2 (en) 2012-05-04 2015-03-17 Raytheon Company Multi-function beam delivery fibers and related system and method
WO2014123536A1 (en) * 2013-02-08 2014-08-14 Raytheon Company Method and apparatus for implementing a rectangular-core laser beam-delivery fiber that provides two orthogonal transverse bending degrees of freedom
JP2015075730A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 日本航空電子工業株式会社 光コネクタ付き光ファイバ
WO2016035883A1 (ja) * 2014-09-05 2016-03-10 古河電気工業株式会社 マルチコアファイバおよびその製造方法
US9835812B2 (en) * 2015-08-04 2017-12-05 Corning Incorporated Multi-optical fiber aggregate
EP3660566B1 (en) * 2017-07-24 2025-01-22 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber ribbon and optical fiber cable
JP7214352B2 (ja) * 2018-03-08 2023-01-30 古河電気工業株式会社 光ファイバ
EP3807684B1 (en) 2018-06-15 2024-09-18 Corning Incorporated High-density optical fiber ribbon and ribbon cable interconnects employing small diameter optical fibers
US20230016133A1 (en) * 2019-12-13 2023-01-19 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber
WO2021193260A1 (ja) * 2020-03-27 2021-09-30 古河電気工業株式会社 光ファイバ
GB2615737A (en) * 2021-12-23 2023-08-23 Oxsensis Ltd Optical sensor

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01295207A (ja) * 1988-05-23 1989-11-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ
JPH01300207A (ja) * 1988-05-30 1989-12-04 Hitachi Ltd 光フアイバアレイの製造方法
JP2001278641A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ心線の製造方法
EP1628149A1 (en) * 2004-08-11 2006-02-22 The Furukawa Electric Co., Ltd. Optical fibre, optical fibre ribbon, and optical interconnection system
WO2006025231A1 (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Fujikura Ltd. シングルモード光ファイバ
JP2006126414A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Furukawa Electric Co Ltd:The シングルモード光ファイバ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2475970A1 (en) * 2002-05-28 2003-12-04 Kaoru Okuno Optical fiber tape core
JP2004126148A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバおよびそれを用いた光伝送路
JP2005010777A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ、光ファイバモジュールおよびラマン増幅器
US7035438B2 (en) 2003-07-30 2006-04-25 Xerox Corporation System and method for measuring and quantizing document quality
WO2005114317A1 (ja) * 2004-05-20 2005-12-01 The Furukawa Electric Co., Ltd. ラマン増幅用光ファイバ、光ファイバコイル、ラマン増幅器及び光通信システム
JP4477555B2 (ja) 2005-03-01 2010-06-09 古河電気工業株式会社 光ファイバおよび光インターコネクションシステム
JP2008058664A (ja) 2006-08-31 2008-03-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01295207A (ja) * 1988-05-23 1989-11-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ
JPH01300207A (ja) * 1988-05-30 1989-12-04 Hitachi Ltd 光フアイバアレイの製造方法
JP2001278641A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ心線の製造方法
EP1628149A1 (en) * 2004-08-11 2006-02-22 The Furukawa Electric Co., Ltd. Optical fibre, optical fibre ribbon, and optical interconnection system
WO2006025231A1 (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Fujikura Ltd. シングルモード光ファイバ
JP2006126414A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Furukawa Electric Co Ltd:The シングルモード光ファイバ

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6013012966; Electoronics Letters Vol.35, No.13, 199906, p.1079-1081 *
JPN6013012967; IEEE Photonics Technology Letters Vol.12, No.2, 200002, P.125-127 *

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011085854A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Sumitomo Electric Ind Ltd プラスチッククラッド光ファイバ心線および光ファイバケーブル
US8634687B2 (en) 2009-10-19 2014-01-21 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Coated plastic cladding optical fiber and optical fiber cable
JP2018146968A (ja) * 2010-02-26 2018-09-20 コーニング インコーポレイテッド 低曲げ損失光ファイバ
JP2014521086A (ja) * 2011-07-14 2014-08-25 サーモ エレクトロン サイエンティフィック インストルメンツ リミテッド ライアビリティ カンパニー アンダーフィル光ファイバ試料インタフェースを有する光学分光計
WO2023074185A1 (ja) * 2021-10-28 2023-05-04 株式会社白山 多心光フェルール、多心光コネクタおよび多心光フェルールの製造方法
JP7657699B2 (ja) 2021-10-28 2025-04-07 株式会社白山 光回路実装基板、計算機、および光接続方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20080226241A1 (en) 2008-09-18
CN101371174A (zh) 2009-02-18
WO2008026735A1 (ja) 2008-03-06
US7574088B2 (en) 2009-08-11
WO2008026735A9 (ja) 2009-04-09
EP2058683A1 (en) 2009-05-13
EP2058683A4 (en) 2012-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008058664A (ja) 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム
JP4477555B2 (ja) 光ファイバおよび光インターコネクションシステム
JP2008058663A (ja) 光ファイバおよび光ファイバテープならびに光インターコネクションシステム
JP4444177B2 (ja) 光ファイバ、光ファイバテープおよび光インターコネクションシステム
US7878712B2 (en) Optical fiber, optical fiber ribbon, and optical interconnection system
US7787732B2 (en) Optical fiber and optical fiber ribbon, and optical interconnection system
JP7528712B2 (ja) マルチコア光ファイバおよびマルチコア光ファイバケーブル
US20090060432A1 (en) Light transmitting body and optical interconnection system
JP2024133737A (ja) マルチコア光ファイバおよびマルチコア光ファイバケーブル
US12360309B2 (en) Multi-core optical fiber and multi-core optical fiber cable
CN100545684C (zh) 光纤及光学互连系统
CN100424530C (zh) 光纤、光纤带以及光互连系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130827