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JP2008053647A - 電子機器の筐体および電子機器 - Google Patents

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JP2008053647A
JP2008053647A JP2006231121A JP2006231121A JP2008053647A JP 2008053647 A JP2008053647 A JP 2008053647A JP 2006231121 A JP2006231121 A JP 2006231121A JP 2006231121 A JP2006231121 A JP 2006231121A JP 2008053647 A JP2008053647 A JP 2008053647A
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Japan
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housing
casing
component
mounting substrate
housing component
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JP2006231121A
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English (en)
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Tetsuya Oguchi
哲矢 大口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

【課題】落下時等の衝撃で筐体に隙間が発生するのを防止する。
【解決手段】電子機器1の筐体2は、第1筐体構成部3の周壁部と第2筐体構成部4の周壁部を突き合せて、これら周壁部を筐体取付基板21上に重ね合わてネジ12で締結することにより構成される。記第1、第2筐体構成部3,4には、突き合せ部分に臨んでネジ挿入孔13を設け、筐体取付基板21には、ネジ挿入孔13に連らなる雌ネジ孔24を設け、第1筐体構成部3と筐体取付基板21には、第1筐体構成部3を筐体取付基板上に重ね合わせたときに互いに嵌まり合って第1筐体構成部を筐体取付基板上に位置決めする凹凸状の第1筐体構成部位置決め部13を設け、第2筐体構成部4と筐体取付基板21には、第2筐体構成部を筐体取付基板上に重ね合わせたときに互いに嵌まり合って第2筐体構成部を筐体取付基板上に位置決めする第2筐体構成部位置決め部を設けた。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子機器の筐体および該筐体を使用した電子機器に関するものである。
図20に示すように、電子機器の筐体、例えばデジタルスチルカメラ等の電子機器101の筐体102として、フロント側の筐体構成部(以下、フロント側筐体と称する)103とリア側の筐体構成部(以下、リア側筐体と称する)104を結合することにより形成したものが知られている。
フロント側筐体103とリア側筐体104の結合構造として、主に以下の3つのものが知られている。
第1の結合構造は、図21に示すように、フロント側筐体103の周壁部103aとリア側筐体104の周壁部104aの端部を突き合せて、これら周壁部103a,周壁部104aを、筐体102内に収納される内部部品を組み付けているシャーシ等に設けた筐体取付基板105上に重ね合わせ、フロント側筐体103に設けた第1のネジ挿入孔(非ネジ孔)106に第1のネジ107を挿入し、該第1のネジ107を筐体取付基板105に設けた第1の雌ネジ孔108に螺合して、フロント側筐体103を筐体取付基板105に締結すると共に、リア側筐体104に設けた第2のネジ挿入孔(非ネジ孔)109に第2のネジ110を挿入し、該第2のネジ110を筐体取付基板105に設けた第2の雌ネジ孔111に螺合して、リア側筐体104を筐体取付基板105に締結する。
第2の結合構造は、図22に示すように、筐体取付基板105をフロント側筐体103に溶接112によって取付けることにより、上記第1の結合構造の第1のネジ107を削減している。
また、第3の結合構造は、図23に示すように、フロント側筐体103の周壁部103aと、リア側筐体104の周壁部104aの一部を重ね合わせた状態(オーバーラップさせた状態)にして、一本のネジ113でフロント側筐体103の周壁部103aとリア側筐体104の周壁部104aを共締めする。
なお、カメラの筐体の結合構造ではないがカメラの筐体にレンズ鏡筒を取付ける構造としては、ネジと位置決め用の凹,凸部を使用する方法が開発されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−213953号公報
ところで、上記第1の結合構造は、フロント側筐体103の周壁部103aとリア側筐体104の周壁部104aを夫々、筐体取付基板105に第1,第2のネジ107,110で締結するため、2本のネジの座面面積が必要となり、カメラの小型薄型化にとって不利なものになる。
上記第2の結合構造は、フロント側筐体103を筐体取付基板105に溶接112したので、リア側筐体104のみを第1のネジ110で締結すれば良いので、上記2本のネジを使用する場合に比べてネジの座面面積を小さくすることができ、カメラの小型薄型化にとって有利であるが、溶接のためのコストが高くなり、溶接強度にもバラツキが発生し易いという問題がある。
上記第3の結合構造は、フロント側筐体103の周壁部103aとリア側筐体104の周壁部104aを重ね合わせた状態にして共締めするので、1本のネジ113で結合することが出来るという利点がある反面、フロント側筐体103の周壁部103aとリア側筐体104の周壁部104aを重ね合わせた部分が厚くなり、そのぶん筐体内の部品収容スペースが減少してしまうという問題があった。
更に、上記第1〜第3の結合構造は、カメラを誤って落とすなどして筐体102に衝撃等の強い外力が加わった場合に、フロント側筐体103の周壁部103aとリア側筐体104の周壁部104aの突き合せ部分の隙間δが拡大してしまうという共通の問題点があった。何故ならば、フロント側筐体103に設けたネジ挿入孔106等の位置と、筐体取付基板105に設けた雌ネジ孔108等の位置のズレ(誤差)によって、雌ネジ孔108等にネジを螺合できなくなるのを回避する方法として、ネジ挿入孔106等の径を雌メジ108等のネジ径に対してより大きくする方法が広く採用されているが、この場合に、筐体を落とすなどして、筐体に強い衝撃が加わった場合に、ネジ孔径とネジ径の差の分だけネジが移動するからである。
本発明の目的は、上記従来の第1〜第3の結合構造の各問題点を解決すると共に、し、落下時等における隙間の拡大という第1〜第3の結合構造に共通の問題点を解決した電子機器の筐体を提供することにある。
本発明は、筐体を構成する第1筐体構成部の端部と第2筐体構成部の端部を突き合せて筐体取付基板上に重ね合わせるとともに、これら端部を突き合せて上記第1、第2筐体構成部の端部を上記筐体取付基板上にネジで締結することにより構成される電子機器の筐体であって、
上記第1、第2筐体構成部に、上記突き合せ部分に臨んで上記ネジを挿入するネジ挿入孔を設け、上記筐体取付基板に、上記ネジ挿入孔を通して上記ネジを螺合する雌ネジ孔を設け、上記第1筐体構成部と上記筐体取付基板に、上記第1筐体構成部を上記筐体取付基板上に重ね合わせたときに互いに嵌まり合って上記第1筐体構成部を上記筐体取付基板上に位置決めする凹凸状の第1筐体構成部位置決め部を設け、上記第2筐体構成部と上記筐体取付基板に、上記第2筐体構成部を上記筐体取付基板上に重ね合わせたときに互いに嵌まり合って上記第2筐体構成部を上記筐体取付基板上に位置決めする第2筐体構成部位置決め部を設けた。
上記第1筐体構成部を上記筐体取付基板上に重ね合わせると、これら第1筐体構成部と筐体取付基板の重なり合う面に設けた凹凸状の上記第1筐体構成部位置決め部が嵌り合って第1筐体構成部の位置決めがなされる。また、上記第2筐体構成部を上記筐体取付基板上に重ね合わせると、これら第2筐体構成部と筐体取付基板の重なり合う面に設けた凹凸状の上記第2筐体構成部位置決め部が嵌り合って第2筐体構成部の位置決めがなされて、上記第1筐体構成部の端部と上記第2筐体構成部の端部が突き合された状態になる。そして、上記第1筐体構成部の端部と第2筐体構成部の端部の突き合せ部分に臨んで設けたネジ挿入孔からネジを挿入して、該ネジを上記筐体取付基板に設けた雌ネジ孔に螺合して締め付けると、上記ネジの頭部で上記第1、第2筐体構成部が上記筐体取付基板上に押し付けられて固定される。
上記第1、第2筐体構成部は、上記ネジの頭部で上記筐体取付基板上に押し付けられて、上記第1、第2筐体構成部が、上記筐体取付基板から浮き上がるのを阻止される。従って、互いに嵌り合っている凹凸状の位置決め部の嵌合が外れるのを確実に防止することができる。また、上記筐体構成部に設けたネジ挿入孔の位置と、上記筐体取付基板に設けた雌ネジ孔の位置のズレ(誤差)によって、ネジを雌ネジ孔に螺合できなくなる危険性を回避するために、ネジ挿入孔の径を雌メジのネジ径に対してより大きくした場合においも、上記第1筐体構成部と上記第2筐体構成部は、上記第1筐体構成部位置決め部と上記第1筐体構成部位置決め部とによって位置決めが成されるので、例え落下等によって強い衝撃が加わった場合でも上記第1筐体構成部と第2筐体構成部の突き合せ部の隙間が広がるのを防止することができる。
図1〜図14は、第1実施形態を示す。この実施形態において、電子機器は、カード型のデジタルスチルカメラ(以下、単にカメラと称する)として構成されている。図1はカメラ1を正面側から見た斜視図、図2はカメラ1を背面側から見た斜視図、図3は図2はカメラ1を底面側から見た斜視図、図4はカメラ1の底面図、図5は分解斜視図である。
図1〜図4に示すように、上記カメラ1の筐体2は、第1,第2の筐体構成部(以下、第1の筐体構成部をフロント側筐体構成部と称し、第2の筐体構成部をリア側筐体構成部と称する)3,4を結合することにより形成されている。
図5に示すように、フロント側筐体構成部3は、矩形状の主面部3aと、該主面部3aの周縁に設けられた周壁部3bと、を備えている。上記主面部3aにはレンズ鏡筒5と、該レンズ鏡筒5を覆うバリア(カバー)6が上下方向にスライド可能に取付けられている。また、リア側筐体構成部4は、フロント側筐体構成部3と同様に矩形状の主面部4aと、該主面部4aの周縁に設けられた周壁部4bと、を備えている。上記主面部4aには次に説明するシャーシの一側面に取付けられた液晶や有機EL等の表示部が臨む透明の表示窓7が設けられていると共に、上記表示窓7の側方にはスイッチ基板8が配置されている。図2に示すように、筐体2の背面や上面および側面には各種の操作ボタン9a,9b,9c等が配置されている。
図4に示すように、上記筐体2の底面を構成するフロント側筐体構成部3の周壁部3bとリア側筐体構成部4の周壁部4bの突き合せ部(以下、パーティングライン部と称する)11は、フロント側筐体構成部3の主面3aよりもリア側筐体構成部4の主面4a寄りの位置において該主面4aに対して略平行に伸びる第1パーティングライン部11aと、第1のパーティングライン11aの一端部から略45°の傾斜角度をもってリア側筐体構成部4の主面4a側に伸びる第2パーティングライン部11bと、第2パーティングライン部11bの一端部からリア側筐体構成部4の主面4aに対して略平行に伸びる第3パーティングライン部11cと、からなっている。
図6に拡大して示すように、第2パーティングライン部11bには、フロント側筐体構成部3の周壁部3bとリア側筐体構成部4の周壁部4bを上記筐体取付基板21に締結するためのネジ12を挿入するネジ挿入孔(非ネジ孔)13が設けられている。上記ネジ挿入孔13は、フロント側筐体構成部3の周壁部3bに略半円形の孔13aを設け、リア側筐体構成部4の周壁部4bに略半円形の孔13aを設け、これら孔13a,13bを突き合せることにより形成されている。
また、フロント側筐体構成部3の周壁部3bとリア側筐体構成部4の周壁部4bには、上記ネジ挿入孔13を中心にして点対称位置に第1,第2の位置決め部14,15が設けられている。上記第1の位置決め部14は、フロント側筐体構成部3の位置決めを行い、上記第2の位置決め部15は、リア側筐体構成部4の位置決めを行う。
図7に示すように、第1の位置決め部14は、フロント側筐体構成部3の周壁部3bに設けられた第1凸部16と、該第1凸部16を嵌合するべく筐体取付基板21に設けられた第1凹部17と、で構成され、第2の位置決め部15は、リア側筐体構成部4の周壁部4bに設けられた第2凸部18と、該第2凸部18を嵌合するべく筐体取付基板21に設けられた第2凹部19と、で構成されている。
上記第1凸部16は、フロント側筐体構成部3の周壁部3bの外面側を凹ませて内面側を突出させることにより円形のボス状に形成され、上記第1凹部17は、筐体取付基板21を円形に打抜くことにより丸孔状に形成されている。同様に、上記第2凸部17は、フロント側筐体構成部4の周壁部4bの外面側を凹ませて内面側を突出させることにより円形のボス状に形成され、上記第2凹部19は、筐体取付基板21を円形に打抜くことにより丸孔状に形成されている。
上記筐体取付基板21は、フロント側筐体構成部3の周壁部3bとリア側筐体構成部4の周壁部4bを内面側から支持して両者を結合するものであり、筐体2内に収納される内部シャーシブロック部22のシャーシ23(図5参照)の一部として形成されている。
図7に示すように、上記筐体取付基板21には、上記第1,第2凹部17,19の他にフロント側筐体構成部3の周壁部3bとリア側筐体構成部4の周壁部4bのパーティングライン11に臨んで上記ネジ12を螺合する雌ネジ孔24が設けられている。
なお、図5に示すように、上記シャーシ23には、上記フロント側筐体構成部3が被せられるフロント側の主面に、撮像レンズ31、AFイルミネータ32、フラッシュ装置33、コンデンサ34、バッテリー収納部35、メモリーカード収納部36、メイン基板37等が配置されていると共に、リア側筐体構成部4が被せられるリア側の主面に、図示を省略した液晶や有機EL等の表示部やレンズユニット等が配置されている。
次に、筐体2の組立てについて説明する。先ず、図8に示すように、上記内部シャーシブロック部22のフロント側にフロント側筐体構成部3を被せ、リア側にリア側筐体構成部4を被せて、これらフロント側筐体構成部3とリア側筐体構成部4の間で内部シャーシブロック部22を挟む。
そして、図7に示すように、フロント側筐体構成部3の周壁部3bとリア側筐体構成部4の周壁部4bを、上記筐体取付基板21上に重ね合わせ、フロント側筐体構成部3の周壁部3bに設けた第1凸部16を筐体取付基板21に設けた第1凹部17に嵌合してフロント側筐体構成部3の位置決めを行うと共に、リア側筐体構成部4の周壁部4bに設けた第2凸部18を筐体取付基板21に設けた第2凹部19に嵌合してリア側筐体構成部4の位置決めを行う。これによって、フロント側筐体構成部3の周壁部3bの端部とリア側筐体構成部4の周壁部4bの端部が突き合された状態になると共に、フロント側筐体構成部3に設けた半円形の孔13aとリア側筐体構成部4に設けた半円形の孔13bとによって円形状のネジ挿入孔13が形成される。上記ネジ挿入孔13の略真下に上記筐体取付基板21に設けた雌ネジ孔24が位置している。
次に、図9に示すように、上記ネジ12の先端部をネジ挿入孔13に差し込んで雌ネジ孔24に螺合して締め付ければ、ネジ12の頭部12aの下面でフロント側筐体構成部3とリア側筐体構成部4の両方を同時に押して、上記筐体取付基板21に押し付けて、これらフロント側筐体構成部3とリア側筐体構成部4を上記筐体取付基板21上に固定する。
上記実施例においては、図6に示すように、上記パーティングライン部11の一部に傾斜状の第2パーティングライン部11bを形成し、該第2パーティングライン部11bを、上記ネジ12および第1,第2の位置決め部14,15とで固定する場合を示したが、他の部分を、上記ネジ12と、第1,第2の位置決め部14,15とで固定してもよい。また、図10に示すように、パーティングライン部11をフロント側筐体構成部3の主面3aとリア側筐体構成部4の主面4aの中間位置に一直線状に配置し、該パーティングライン部11に対して略直交する方向に第1,第2の位置決め部14,15を配置してもよい。また、図11に示すように、上記ネジ挿入孔13の中心位置をフロント側筐体構成部3にオフセット(偏心)させてもよい。但し、オフセット量は上記ネジ12でフロント側筐体構成部3とリア側筐体構成部4の両方を上記筐体取付基板21に押し付けるのに支障を来さない範囲内であることが望ましい。
また、図12に示すように、上記凸部16,18の先端面16a,18aの外周部をアール面16b,18b或いは角取による傾斜面に形成することにより上記突起16,18を凹部17,19に挿入し易くしても良い。また、図13に示すように、上記凸部16,18の外周面と、凹部17,19の内周面を、先端側に行くに従って径が小さくなる錐形状のテーパー面に形成し、上記凸部16,18を凹部17,19に挿入し易くすると共に、上記凸部16,18を凹部17,19に嵌合することにより自動的にセンタリングを行うようにしてもよい。
上記実施例においては、図7に示すように、フロント側筐体構成部3とリア側筐体構成部4に凸部16,18として突起を設け、筐体取付基板21に凹部17,19として突起嵌合孔を設けた場合を示したが、これとは逆に図14に示すように、フロント側筐体構成部3とリア側筐体構成部4に、凹部17,19として突起嵌合孔を設け、筐体取付基板21に凸部16,18として突起を設けてもよい。このように、フロント側筐体構成部3とリア側筐体構成部4に凹部17,19として突起嵌合孔を設けると、これら突起嵌合孔を通してフロント側筐体構成部3およびリア側筐体構成部4の外側から凸部16,18の位置等を視認できるので、凸部16,18を凹部17,19に挿入する作業が容易になると共に、凸部16,18が凹部17,19として突起嵌合孔に挿入されているか否かをフロント側筐体構成部3およびリア側筐体構成部4の外側から容易に確認することができる。
図15、図16は第2実施形態を示す。この実施形態においては、筐体2の底面2aの長手方向の一端部と他端部にそれぞれ設けられている対状の脚部41,42を上記第1,第2の位置決め部14,15の第1,第2凹部17,19として使用した場合を示す。
図16に示すように、上記脚部41は、上記筐体2の底面2aを構成するフロント側筐体構成部3の周壁部3bの内面側を凹ませ、外面側を突出させることにより形成され、上記脚部42は、リア側筐体構成部4の周壁部4bの内面側を凹ませ、外面側を突出させることにより形成されている。そして、上記脚部41と脚部42の内側の凹み部分41a,42aには、筐体取付基板21に設けた第1,第2凸部16,18が嵌合されてフロント側筐体構成部3とリア側筐体構成部4のリア側筐体構成部4の位置決めがなされると共に、ネジ12によってフロント側筐体構成部3とリア側筐体構成部4が筐体取付基板21上に締め付け固定される。他の構成は、第1実施形態の場合と同じであるので重複する説明は省略する。
上記第2実施形態においては、筐体2の底面に設けた脚部41,42を第1,第2の位置決め部14,15の凹部17,19として使用するので、第1実施形態のように凹部17,19をわざわざ別に形成する必要性がなくなるという効果がある。
図17〜図19は第3実施形態を示す。この実施形態においては、図17,図18に示すように、第1の位置決め部14と第2の位置決め部15は、ネジ12を中心にした半円形状に形成されている。図19に示すように、第1の位置決め部14は、上記フロント側筐体構成部3の周壁部3bに設けられた半円形状の第1凸部41と、上記筐体取付基板21に設けられた円形状の凹部42と、からなっている。また、第2の位置決め部15は、上記フロント側筐体構成部4の周壁部4bに設けられた半円形状の第2凸部43と、上記筐体取付基板21に設けられた上記円形状の凹部42と、からなっている。
上記第1凸部41と第2凸部43は、上記フロント側筐体構成部4の周壁部4bとリア側筐体構成部4の周壁部4bの端部を突き合せたときに略円形になる。また、上記凹部42は、雌ネジ孔24を中心にして、上記第1凸部41と第2凸部43を突き合せた円形よりもやや大径に形成されている。
そして、図19に示すように、上記第1凸部41と第2凸部43を上記凹部42に挿入し、ネジ12でフロント側筐体構成部3の周壁部3bとリア側筐体構成部4の周壁部4bを筐体取付基板21に押し付けて固定する。他の構成は、第1実施形態と略同じであるので重複する説明は省略する。
第3実施形態においては、ネジ12の外側に、該ネジ12を囲むように円形状に第1,第2の位置決め部14,15を配置したので、これら第1,第2の位置決め部14,15の存在を目立たないものにすることができる。
なお、上記各実施の形態においては、電子機器としてカメラを例にとって説明したが、本発明の電子機器は、デジタルカメラ等の撮像装置のほか、例えば、携帯電話機、携帯型のゲーム機等の電子機器に広く適用される。
第1実施形態のカメラを正面側から見た斜視図。 第1実施形態のカメラを背面側から見た斜視図。 第1実施形態のカメラを底面側から見た斜視図。 第1実施形態のカメラの底面図。 第1実施形態のカメラの分解斜視図。 要部の拡大斜視図。 図6のA−A断面図。 第1,第2筐体構成部で内部シャーシ部を挟んだ状態の断面図。 ネジで第1,第2筐体構成部を締結した状態の断面図。 他の実施例の説明図。 他の実施例の説明図。 他の実施例の断面図。 他の実施例の断面図。 他の実施例の断面図。 第2実施形態のカメラの斜視図。 図15のA−A断面図。 第3実施形態のカメラの要部の斜視図。 第3実施形態のカメラの要部の分解斜視図。 第3実施形態のカメラの要部の断面図。 従来例を示す斜視図。 図20のA−A断面図。 他の従来例の断面図。 他の従来例の断面図。
符号の説明
1…電子機器(デジタルスチルカメラ)、2…筐体、3…第1筐体構成部(フロント側筐体構成部)、3a…周壁部、4…第2筐体構成部(リア側筐体構成部)、4a…周壁部、11…パーティングライン、12…ネジ、13…ネジ挿入孔、14…第1の位置決め部、15…第2の位置決め部、16…第1凸部、17…第1凹部、18…第2凸部、19…第2凹部、21…筐体取付基板、24…雌ネジ孔。

Claims (7)

  1. 筐体を構成する第1筐体構成部の端部と第2筐体構成部の端部を突き合せて筐体取付基板上に重ね合わせるとともに、これら端部を突き合せた上記第1、第2筐体構成部の端部を上記筐体取付基板上にネジで締結することにより構成される電子機器の筐体であって、
    上記第1、第2筐体構成部は、突き合せ部分に臨んで上記ネジを挿入するネジ挿入孔を備え、上記筐体取付基板は、上記ネジ挿入孔を通して上記ネジを螺合する雌ネジ孔を備え、上記第1筐体構成部と上記筐体取付基板は、上記第1筐体構成部を上記筐体取付基板上に重ね合わせたときに互いに嵌まり合って上記第1筐体構成部を上記筐体取付基板上に位置決めする第1筐体構成部位置決め部を備え、上記第2筐体構成部と上記筐体取付基板は、上記第2筐体構成部を上記筐体取付基板上に重ね合わせたときに互いに嵌まり合って上記第2筐体構成部を上記筐体取付基板上に位置決めする第2筐体構成部位置決め部を、を備えていることを特徴とする電子機器の筐体。
  2. 上記第1筐体構成部位置決め部は、上記第1筐体構成部に設けられた第1凸部と、上記筐体取付基板に設けられていて上記第1凸部が嵌合する第1凹部と、で構成され、上記第2筐体構成部位置決め部は、上記第2筐体構成部に設けられた第2凸部と、上記筐体取付基板に設けられていて上記第2凸部が嵌合する第2凹部と、で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器の筐体。
  3. 上記第1筐体構成部位置決め部は、上記第1筐体構成部に設けられた第1凹部と、上記筐体取付基板に設けられていて上記第1凹部に嵌合する第1凸部と、で構成され、上記第2筐体構成部位置決め部は、上記第2筐体構成部に設けられた第2凹部と、上記筐体取付基板に設けられていて上記第2凹部に嵌合する第2凸部と、で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器の筐体。
  4. 上記第1筐体構成部位置決め部と上記第2筐体構成部位置決め部は、上記雌ネジ孔を中心にして略点対称位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器の筐体。
  5. 上記第1筐体構成部位置決め部と上記第2筐体構成部位置決め部は、上記第1筐体構成部の端部と第2筐体構成部の端部の突き合せ部分を中心にして略線対称位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器の筐体。
  6. 上記第1,第2筐体構成部に設けられた第1,第2凹部は、上記第1、第2筐体構成部の底面に突出形成された筐体脚部で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電子機器の筐体。
  7. 筐体を構成する第1筐体構成部の端部と第2筐体構成部の端部を突き合せて筐体取付基板上に重ね合わせるとともに、これら端部を突き合せて上記第1、第2筐体構成部の端部を上記筐体取付基板上にネジで締結することにより筐体を構成した電子機器において、
    上記第1、第2筐体構成部は、突き合せ部分に臨んで上記ネジを挿入するネジ挿入孔を備え、上記筐体取付基板は、上記ネジ挿入孔を通して上記ネジを螺合する雌ネジ孔を備え、上記第1筐体構成部と上記筐体取付基板は、上記第1筐体構成部を上記筐体取付基板上に重ね合わせたときに互いに嵌まり合って上記第1筐体構成部を上記筐体取付基板上に位置決めする第1筐体構成部位置決め部を備え、上記第2筐体構成部と上記筐体取付基板は、上記第2筐体構成部を上記筐体取付基板上に重ね合わせたときに互いに嵌まり合って上記第2筐体構成部を上記筐体取付基板上に位置決めする第2筐体構成部位置決め部を備えていることを特徴とする電子機器。
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