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JP2008050137A - シート搬送装置 - Google Patents

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JP2008050137A JP2006229423A JP2006229423A JP2008050137A JP 2008050137 A JP2008050137 A JP 2008050137A JP 2006229423 A JP2006229423 A JP 2006229423A JP 2006229423 A JP2006229423 A JP 2006229423A JP 2008050137 A JP2008050137 A JP 2008050137A
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Takeshi Sawada
健 澤田
Tsutomu Kakiuchi
勉 垣内
Hiroyuki Iwata
浩享 岩田
Michihiro Hotta
道広 堀田
Toshihisa Hioki
寿久 日置
Hiroshi Tomita
浩史 富田
Yoshikazu Shimizu
慶和 清水
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Abstract

【課題】ソレノイドで切換爪等の切換部材を作動して搬送路を切り換え、選択した搬送路を通してシートを搬送するシート搬送装置において、ソレノイドの所定以上の温度上昇を防いで製品の安全性を確保するとともに、シートの搬送路の切換えをより安定的に行い得るようにする。
【解決手段】ソレノイド50を駆動する時間に応じて切り換えて、その時間が一定時間以上であるときソレノイドをパルス制御してソレノイドの駆動時に供給電圧を非常に短い周期でオンオフする。ソレノイドを駆動する時間が一定時間に達しないときは、ソレノイドを連続的にオンしたり、一定時間以上であるときより大きなデューティー比でソレノイドをパルス制御したりする。
【選択図】図8

Description

この発明は、ソレノイドで切換爪等の切換部材を作動して搬送路を切り換え、選択した搬送路を通してシートを搬送するシート搬送装置に関する。例えば、複写機、ファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形成装置に搭載し、セットした読取り原稿(シート)を自動的に搬送し、その読取り原稿の画像情報の読取り位置を通して排出する自動原稿搬送装置に関する。
従来、例えば、自動原稿搬送装置には、シートである読取り原稿を積載する原稿積載手段と、その原稿積載手段に積載する読取り原稿を繰り出して読取り位置を通して搬送する原稿搬送手段と、その原稿搬送手段で搬送後の読取り原稿を排出して積載する排出原稿積載手段と、原稿搬送手段で搬送後の原稿を一時的に載置する再給紙原稿載置手段と、その再給紙原稿載置手段にある原稿を反転して前記読取り位置へと再給紙する反転再給紙手段などを備えて構成する。
そして、原稿積載手段に積載してセットした読取り原稿を原稿搬送手段で繰り出して搬送し、その搬送する読取り原稿の画像情報を読取り位置で読み取って後、排出原稿積載手段に排出していた。その読取り原稿の裏面の画像情報をも読み取るときには、搬送路を切り換えて、表面の画像情報を読取り位置で読み取って後、いったん再給紙原稿載置手段に排出して後、その再給紙原稿載置手段にある原稿を反転して反転再給紙手段により再給紙し、裏面の画像情報をも読取り位置で読み取ってから、搬送路を切り換えて排出原稿積載手段に排出していた。
ここで、搬送路の切り換えは、例えば特許文献1に記載されるように、搬送路の分岐位置に設ける切換部材をソレノイドで作動することにより行っていた。すなわち、切換部材は、ソレノイドに通電していないときは、第1位置として画像情報読取り後の読取り原稿を一方の搬送路へと案内する姿勢で保持し、通電しているときは、ソレノイドで作動して第2位置として他方の搬送路へと案内する姿勢としていた。
ところが、このような切り換え方法では、搬送するシートのサイズが大きくなったり、搬送速度が遅くなったりすると、ソレノイドを駆動して切換部材を切り換えて保持している時間が長くなり、消費電力量が大きくなってソレノイド内のコイルの温度が大きく上昇し、製品安全上問題となる場合があった。そこで、この種の自動原稿搬送装置などのシート搬送装置では、ソレノイドの駆動時に供給電圧を非常に短い周期でオンオフするパルス制御を行って、ソレノイドの作動電圧を下げることにより電力量を減らして温度上昇を抑えることが一般的に知られている。
特許第3585694号公報
しかしながら、パルス制御でソレノイドを駆動すると、ソレノイドの温度上昇を防いで製品の安全性を確保することができるものの、連続オンにてソレノイドを駆動する場合に比べて供給電圧が低いことから、ソレノイドに掛かる負荷変動に対して不安定な状態となる問題があった。
そこで、この発明の第1の目的は、ソレノイドで切換爪等の切換部材を作動して搬送路を切り換え、選択した搬送路を通してシートを搬送するシート搬送装置において、ソレノイドの所定以上の温度上昇を防いで製品の安全性を確保するとともに、シートの搬送路の切換えをより安定的に行い得るようにすることにある。
この発明の第2の目的は、ソレノイドの駆動時間が短くソレノイドの温度上昇のおそれが少ないときには、切換部材を切換え位置により確実に保持してシートの搬送路の切換えを一層より安定的に行い得るようにすることにある。
この発明の第3の目的は、ソレノイドの駆動時間が短いときにも、なおソレノイドの温度上昇のおそれを防止しながら、シートの搬送路の切換えを一層より安定的に行い得るようにすることにある。
この発明の第4の目的は、簡単な方法で、ソレノイドの駆動時間が一定時間以上であるか否かを判断し、ソレノイドの所定以上の温度上昇を防いで製品の安全性を確保するとともに、シートの搬送路の切換えをより安定的に行い得るようにすることにある。
この発明の第5の目的は、シート搬送装置である自動原稿搬送装置において、ソレノイドの所定以上の温度上昇を防いで製品の安全性を確保するとともに、シートの搬送路の切換えをより安定的に行い得るようにすることにある。
この発明は、上述した第1の目的を達成すべく、ソレノイドで切換爪等の切換部材を作動して搬送路を切り換え、選択した搬送路を通してシートを搬送するシート搬送装置において、ソレノイドを駆動する時間に応じて切り換えて、その時間が一定時間以上であるときソレノイドをパルス制御してソレノイドの駆動時に供給電圧を非常に短い周期でオンオフすることを特徴とする。
ソレノイドを駆動する時間が一定時間に達しないときは、上述した第2の目的を達成すべく、ソレノイドを連続的にオンしたり、上述した第3の目的を達成すべく、一定時間以上であるときより大きなデューティー比でソレノイドをパルス制御したりする。
ここで、シートのサイズが大きいときはソレノイドの駆動時間が長くなり、小さいときは短くなることから、またシートの搬送速度が遅いときはソレノイドの駆動時間が長くなり、速いときは短くなることから、上述した第4の目的を達成すべく、ソレノイドを駆動する時間が一定時間以上であるか否かは、シートのサイズを元に判断したり、シートの搬送速度を元に判断したりする。
シート搬送装置は、上述した第5の目的を達成すべく、シートである読取り原稿を積載する原稿積載手段と、その原稿積載手段に積載する読取り原稿を繰り出して読取り位置を通して搬送する原稿搬送手段と、その原稿搬送手段で搬送後の読取り原稿を排出して積載する排出原稿積載手段と、原稿搬送手段で搬送後の読取り原稿を一時的に載置する再給紙原稿載置手段と、その再給紙原稿載置手段にある原稿を反転して読取り位置へと再給紙する反転再給紙手段とを備える自動原稿搬送装置であり、ソレノイドで切換部材を作動して、排出原稿積載手段への搬送路と再給紙原稿載置手段への搬送路とを切り換える。
この発明によれば、ソレノイドで切換部材を作動して搬送路を切り換え、選択した搬送路を通してシートを搬送するシート搬送装置において、ソレノイドを駆動する時間に応じて切り換えて、その時間が一定時間以上であるときソレノイドをパルス制御するので、ソレノイドの駆動時間が長いときは供給電圧を非常に短い周期でオンオフしてソレノイドの所定以上の温度上昇を防いで製品の安全性を確保するとともに、長い時間切換部材を切換え位置に保持してシートの搬送路の切換えをより安定的に行い得るようにすることができる。
そして、ソレノイドを駆動する時間が一定時間に達しないときは、ソレノイドを連続的にオンすると、ソレノイドの駆動時間が短くソレノイドの温度上昇のおそれが少ないときには、切換部材を切換え位置により確実に保持してシートの搬送路の切換えを一層より安定的に行い得るようにすることができる。
また、ソレノイドを駆動する時間が一定時間に達しないとき、一定時間以上であるときより大きなデューティー比でソレノイドをパルス制御すると、連続的にオンする場合に比べて供給電力量を減らし、ソレノイドの駆動時間が短いときに、なお一層ソレノイドの温度上昇のおそれを防止しながら、ソレノイドの駆動時間が長い場合よりも、切換部材を切換え位置に確実に保持してシートの搬送路の切換えを一層より安定的に行い得るようにすることができる。
シートサイズが大きい場合には、ソレノイドを駆動する時間が長くなり、小さい場合には、短くなることから、シートのサイズを元に、ソレノイドを駆動する時間が一定時間以上であるか否かを判断すると、簡単な方法で判断して、あるサイズより大きい場合には、それまでの連続的なオンまたはパルス制御から切り換えて別のパルス制御を行うことにより、ソレノイドの所定以上の温度上昇を防いで製品の安全性を確保するとともに、シートの搬送路の切換えをより安定的に行い得るようにすることができる。
シートの搬送速度が遅い場合には、ソレノイドを駆動する時間が長くなり、速い場合には、短くなることから、シートの搬送速度を元に、ソレノイドを駆動する時間が一定時間以上であるか否かを判断すると、簡単な方法で判断して、ある搬送速度より遅い場合には、それまでの連続的なオンまたはパルス制御から切り換えて別のパルス制御を行うことにより、ソレノイドの所定以上の温度上昇を防いで製品の安全性を確保するとともに、シートの搬送路の切換えをより安定的に行い得るようにすることができる。
シート搬送装置である自動原稿搬送装置において、ソレノイドで切換部材を作動して、排出原稿積載手段への搬送路と再給紙原稿載置手段への搬送路とを切り換えると、自動原稿搬送装置で、ソレノイドの所定以上の温度上昇を防いで製品の安全性を確保するとともに、シートの搬送路の切換えをより安定的に行い得るようにすることができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の最良形態につき説明する。
図1には、搭載するこの発明による自動原稿搬送装置を開いて、複写機・ファクシミリ等の画像形成装置の上部を示す。
図中符号20は、画像形成装置本体である。画像形成装置本体20は、上部に画像読取装置を備え、頂面に、固定セット原稿読取り用の大きな面積の矩形状のコンタクトガラス21と、搬送原稿読取り用の小さな面積の細長なスリットガラス22とを設け、背面側の2つの支持台23で支持してヒンジにより自動原稿搬送装置(ADF)24を上下に開閉自在に取り付けてなる。
図2には、搭載する自動原稿搬送装置24の概略構成を示す。
図示自動原稿搬送装置24は、原稿積載手段である原稿載置台26と排出原稿積載手段である排紙台27とを上下に備え、それらの間を湾曲する搬送路28で連絡する。図中符号22は、上述したスリットガラスである。
原稿載置台26に隣接し、搬送路28の最上流には、底板30を不図示の底板ソレノイドで支軸31を支点として上下に揺動自在に設ける。底板30の上には、原稿搬送手段32の呼出コロ33を設ける。呼出コロ33には、底板ソレノイドに通電したとき支軸31を支点として底板30を上向きに揺動して、原稿載置台26上に積載する読取り原稿(シート)34の先端部を押し当てる。底板ソレノイドへの通電を停止したときには、自重または不図示のスプリングで下向きに揺動して底板30を戻し、読取り原稿34を呼出コロ33から離す。
搬送路28に沿って、原稿載置台26上の読取り原稿34を繰り出して読取り位置Rを通して搬送する原稿搬送手段32を備える。原稿搬送手段32には、底板30および呼出コロ33の下流に、分離手段35を備える。分離手段35は、トルクリミッタを設けて時計まわりに回転する分離コロ37と、呼出コロ33とともに不図示の回動ブラケットで支持して一方が駆動回転し他方が従動回転する2つの支持ローラ38と、それらの支持ローラ38間に掛けまわして分離コロ37を圧接解除可能に押し当てて設ける無端の給紙ベルト40とで構成する。そして、給紙ベルト40は時計まわりに走行するが、分離コロ37にトルクリミッタの限界を超える回転トルクが加わったときには、分離コロ37は、給紙ベルト40に連れまわりして反時計まわりに回転するようになっている。
原稿搬送手段32には、搬送路28に沿ってさらに下流に、一対の搬送ローラ対41を設ける。その下流には、図示省略するが、レジストセンサを備える。レジストセンサは、発光素子から発した光を読取り原稿34で反射して受光素子で受けることにより読取り原稿34を検知する反射型センサや、発光素子で発し、受光素子で受けていた光を読取り原稿34で遮断することにより読取り原稿34を検知する透過型センサなどで構成する。搬送路28に沿ってまたさらに下流には、スリットガラス22位置に読取り位置Rを設け、さらに下流に中間ローラ対43に続けて排紙ローラ対44を設けている。
排紙ローラ対44の下流側には、切換部材として、下流側の支軸45に固定してその支軸45を中心として上流側を上下に揺動する切換爪46を設ける。図3(A)に示すように、支軸45には、第1連結部材47の一端を固定する。第1連結部材47の他端には、第2連結部材48の先端を連結軸49を介して互いに回動自在に連結する。第2連結部材48は、ソレノイド50の作動部材51に固定する。作動部材51は、円柱状をなし、鍔状にストッパ52を設け、ソレノイド50に出し入れ自在に備える。
そして、ソレノイド50に通電していないときは、切換爪46を図2中実線で示し、また図3(A)で示す第1位置として、図4に示すように原稿搬送手段32の排紙ローラ対44の排紙ローラニップから排出した画像情報読取り後の読取り原稿34を一方の搬送路へと案内して排紙台27に積載する。
他方、CPUによる電力制御によりソレノイド50に通電したときには、図3(A)に矢示するごとくソレノイド50で作動部材51を引き込んで切換爪46を回動し、図2中鎖線で示し、また図3(B)で示すようにストッパ52がソレノイド50に突き当たるまで作動部材51をいっぱいに引き込んだ第2位置として、搬送路を切り換えて図5に示すように画像情報読取り後の読取り原稿34を他方の搬送路へと案内して再給紙原稿載置手段である反転トレイ54に排出する。
反転トレイ54は、原稿搬送手段32で搬送後の読取り原稿34を一時的に載置するものである。反転トレイ54からは、搬送ローラ対41の手前で搬送路28に合流する再給紙路58を設けて読取り原稿34を再給紙する反転再給紙手段55を備える。その反転再給紙手段55で、反転トレイ54にある原稿を反転して読取り位置Rへと再給紙するときは、ソレノイド50への通電を停止して切換爪56を第1位置に戻して後、反転ローラ対56を反転して読取り原稿34をスイッチバックし、搬送ローラ対57で搬送して搬送路28に入れる。なお、図示例では、搬送ローラ対の一方のローラを排紙ローラ対44の一方のローラと共通としている。
そして、図2に示す自動原稿搬送装置24では、原稿積載台26に積載してセットした読取り原稿34を原稿搬送手段32で繰り出して搬送し、その搬送する読取り原稿34の画像情報を読取り位置Rで読み取って後、排紙台27上に排出する。その読取り原稿34の裏面の画像情報をも読み取るときには、通電してソレノイド50で切換爪46を第2位置として搬送路を切り換え、排紙ローラニップから排出した画像情報読取り後の読取り原稿34をいったん反転トレイ54上に排出して後、ソレノイド50への通電を停止して切換爪46を第1位置に戻し、反転トレイ54上にある読取り原稿34を反転して反転再給紙手段55により再給紙し、裏面の画像情報をも読取り位置Rで読み取ってから、切り換えた搬送路を通して排紙台27上に排出する。
図6ないし図9には、切換爪46を第2位置に保持する際のCPUの電力制御パターン例を示す。図において、aの範囲は、ストッパ52をソレノイド50に突き当てるまで作動部材51を移動させる範囲であり、bの範囲は、移動して後、その引き込んだ状態を保持する範囲である。
上述したような自動原稿搬送装置24では、ソレノイド50を駆動するこおにより切換爪46を切り換えて第2位置に保持している時間が長くなると、消費電力量が大きくなってソレノイド50内のコイルの温度が大きく上昇し、製品安全上問題となる場合がある。例えば、読取り原稿34のサイズが大きい場合には、ソレノイド50を駆動する時間が長くなる。
そこで、原稿積載台26に積載した読取り原稿34のサイズを不図示の原稿サイズ検知センサにより検知し、そのサイズが例えばA3サイズより小さいサイズの場合には、切換爪46を第2位置に保持する時間が短くて済み、ソレノイド50の温度上昇のおそれが少ないので、図6に示すようにソレノイド50を連続的にオンして最大電力で切換爪46を第2位置に安定して保持し、読取り原稿34の搬送路の切換えを一層より安定的に行い得るようにすることができる。
また、読取り原稿34のサイズがA3サイズより小さいサイズの場合でも、ソレノイド50の温度上昇が製品安全上問題となるときには、図7に示すように電圧のオン時間が長いデューティー比のパルス制御でソレノイド50を電力制御し、連続的にオンする場合に比べて供給電力量を減らし、ソレノイド50の駆動時間が短いときに、なお一層ソレノイド50の温度上昇のおそれを防止しながら、ソレノイド50の駆動時間が長い場合よりも、切換爪46を第2位置に安定して保持し、読取り原稿34の搬送路の切換えを一層より安定的に行い得るようにすることができる。
逆に、A3サイズのような大サイズの場合には、図7に示すパルス制御より電圧のオン時間の短い図8に示すようなデューティー比のパルス制御でソレノイド50を電力制御して切換爪46を第2位置に保持する。これにより、簡単な方法で、ソレノイド50を駆動する時間が一定時間以上であるか否か判断し、あるサイズより大きい場合には、それまでの図6に示すような連続的なオンまたは図7に示すようなパルス制御から切り換えて別の図8に示すようなパルス制御を行うことにより、ソレノイド50の所定以上の温度上昇を防いで製品の安全性を確保するとともに、読取り原稿34の搬送路の切換えをより安定的に行い得るようにすることができる。
また、読取り原稿34の搬送速度が遅い場合には、ソレノイド50を駆動する時間が長くなり、速い場合には、短くなる。そこで、上述した例では、CPUによるソレノイド50の電力制御を原稿サイズを元に行ったが、原稿サイズではなく、読取り原稿34の搬送速度を元に行うようにすることもできる。
例えば、読取り原稿34の搬送速度が20mm/s以下のような遅い場合には、図8に示すような電力制御パターンに切り換え、20mm/sより速い場合には、図6に示すようなソレノイド50を連続的にオンする電力制御パターンや、図7に示すようなソレノイド50を電圧のオン時間が長いデューティー比のパルス制御をする電力制御パターンに切り換える。
なお、図7に示すようなパルス制御途中で読取り原稿34の搬送速度がより速く、例えばcの位置を境に10mm/sから80mm/sに変化した場合には、図9に示すように途中からさらに電圧のオン時間が長いデューティー比のパルス制御をする電力制御パターンに切り換えることもできる。
さらに、上述した例では、CPUによるソレノイド50の電力制御を読取り原稿34のサイズまたは搬送速度を元に行ったが、それらの双方から切換爪46を第2位置に保持しなければならない時間を算出し、その時間が一定時間以上であるとき図8に示すようにパルス制御し、一定時間に達しないとき図6や図7に示すような電力制御パターンに切り換えるようにしてもよい。
搭載するこの発明による自動原稿搬送装置を開いて画像形成装置の上部を示す斜視図である。 その搭載する自動原稿搬送装置の概略構成図である。 その自動原稿搬送装置に備える切換爪の作動構成図で、(A)には不作動状態、(B)には作動状態を示す。 その自動原稿搬送装置で、切換爪により切り換えて読取り原稿を排紙台に排出する場合の拡大構成図である。 その自動原稿搬送装置で、切換爪により切り換えて読取り原稿を反転トレイに排出する場合の拡大構成図である。 連続的にオンして切換爪を第2位置に保持する際のCPUの電力制御パターン図である。 電圧のオン時間が長いパルス制御で、切換爪を第2位置に保持する際のCPUの電力制御パターン図である。 電圧のオン時間の短いパルス制御で、切換爪を第2位置に保持する際のCPUの電力制御パターン図である。 電圧のオン時間が途中で切り換わるパルス制御で、切換爪を第2位置に保持する際のCPUの電力制御パターン図である。
符号の説明
20 画像形成装置本体
24 自動原稿搬送装置
26 原稿載置台(原稿積載手段)
27 排紙台(排出原稿積載手段)
32 原稿搬送手段
34 読取り原稿(シート)
46 切換爪(切換部材)
50 ソレノイド
54 反転トレイ(再給紙原稿載置手段)
55 反転再給紙手段
R 読取り位置

Claims (6)

  1. ソレノイドで切換部材を作動して搬送路を切り換え、選択した搬送路を通してシートを搬送するシート搬送装置において、
    前記ソレノイドを駆動する時間に応じて切り換えて、その時間が一定時間以上であるとき前記ソレノイドをパルス制御することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記ソレノイドを駆動する時間が一定時間に達しないときは、前記ソレノイドを連続的にオンすることを特徴とする、請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記ソレノイドを駆動する時間が一定時間に達しないときは、一定時間以上であるときより大きなデューティー比で前記ソレノイドをパルス制御することを特徴とする、請求項1に記載のシート搬送装置。
  4. シートのサイズを元に、前記ソレノイドを駆動する時間を判断することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1に記載のシート搬送装置。
  5. シートの搬送速度を元に、前記ソレノイドを駆動する時間を判断することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1に記載のシート搬送装置。
  6. シートである読取り原稿を積載する原稿積載手段と、その原稿積載手段に積載する読取り原稿を繰り出して読取り位置を通して搬送する原稿搬送手段と、その原稿搬送手段で搬送後の原稿を排出して積載する排出原稿積載手段と、前記原稿搬送手段で搬送後の読取り原稿を一時的に載置する再給紙原稿載置手段と、その再給紙原稿載置手段にある読取り原稿を反転して前記読取り位置へと再給紙する反転再給紙手段とを備える自動原稿搬送装置であり、
    前記ソレノイドで前記切換部材を作動して、前記排出原稿積載手段への搬送路と前記再給紙原稿載置手段への搬送路とを切り換えることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1に記載のシート搬送装置。
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