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JP2008037451A - オイル供給装置 - Google Patents

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JP2008037451A JP2006212547A JP2006212547A JP2008037451A JP 2008037451 A JP2008037451 A JP 2008037451A JP 2006212547 A JP2006212547 A JP 2006212547A JP 2006212547 A JP2006212547 A JP 2006212547A JP 2008037451 A JP2008037451 A JP 2008037451A
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Abstract

【課題】オイル供給タンク内に、供給に必要な量のオイルがリザーブタンクから自動的に補給されるようにし、補給作業の手間を省く。
【解決手段】オイル供給タンク30と、リザーブタンク7と、リザーブタンク7をオイル供給タンク30の下方まで移動可能に載置する載置台6と、オイル供給タンク30のオイルの残量検知手段55と、リザーブタンク7のオイルをオイル供給タンク30に補給するオイル補給手段41と、リザーブタンク7のオイルの残量検知手段とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばガソリンスタンドやカー用品店等において、自動車のエンジンオイルを交換するときに用いられるオイル供給装置に関する。
上記のようなエンジンオイルの交換に用いられる従来のオイル供給装置は、例えば特許文献1に記載されているように、オイル供給タンク(新油タンク)内のオイルを、ポンプにより吸い上げて、ポンプに接続した給油ホースにより、エンジンに供給するものが一般的である。
特開平6−345195号公報
上記特許文献1に記載されているオイル供給装置のように、オイル供給タンクが1つしかないものでは、オイル供給タンク内のオイルの残量が少なくなった際には、新油の入ったドラム缶を装置付近まで運搬し、ポンプにより汲み上げてその都度オイル供給タンクに補給する必要があり、その作業が面倒である。特にエンジンオイルは、比較的粘性が高いので、補給作業に時間がかかる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、オイル供給タンク内に、供給に必要な量のオイルがリザーブタンクから自動的に補給されるようにし、補給作業の手間を省いて作業効率を向上させることができるようにしたオイル供給装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のオイル供給装置は、
オイル供給対象物にオイルを供給するオイル供給タンクと、オイルが貯留されたリザーブタンクと、前記オイル供給タンク内のオイルが所定の残量となったことを検知する第1オイル残量検知手段と、該第1オイル残量検知手段の作動により、前記リザーブタンク内のオイルを所定量前記オイル供給タンクに補給するオイル補給手段と、前記リザーブタンク内のオイルの残量を検知する第2オイル残量検知手段とを備えることを特徴としている。
この特徴によれば、オイル供給タンク内のオイルが所定の残量となったことを、第1オイル残量検知手段が検知することにより、リザーブタンク内のオイルが、オイル補給手段をもって所定量、オイル供給タンクに補給されるので、補給作業の手間が省け、作業能率が向上する。
また、リザーブタンクのオイルの残量を検知する第2オイル残量検知手段を有しているので、オイル供給タンクのオイルがなくなる前に、予め新油をリザーブタンクに補充したり、新油が貯蓄されたリザーブタンクに交換したりすることができる。
本発明の請求項2に記載のオイル供給装置は、請求項1に記載のオイル供給装置であって、
第2オイル残量検知手段がリザーブタンク内のオイルが空になったことを検知したときに、オイルが空になった旨を報知する報知手段を設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、リザーブタンク内のオイルが空になると、報知手段により報知されるので、リザーブタンク内のオイルが空になったことを作業者が遠くからでも即座に知ることができ、リザーブタンクへのオイルの補充又はリザーブタンクの交換を速やかに行うことができる。
本発明の請求項3に記載のオイル供給装置は、請求項1または2に記載のオイル供給装置であって、
リザーブタンクを、オイル供給タンクのほぼ下方に配置したことを特徴としている。
この特徴によれば、オイル供給タンクとリザーブタンクとがほぼ上下方向に並ぶので、オイル供給装置の設置スペースが小さくて済む。
本発明の請求項4に記載のオイル供給装置は、請求項3に記載のオイル供給装置であって、
オイル供給タンクを支持する基台に、リザーブタンクを載置する載置台を移動可能に設け、該載置台上に載置したリザーブタンクを、オイル供給タンクのほぼ下方の補給位置に向けて移動可能としたことを特徴としている。
この特徴によれば、載置台を移動させることにより、オイル供給タンクが障害とならずに新油の補充やリザーブタンクの交換を容易に行うことができる。
本発明の請求項5に記載のオイル供給装置は、請求項4に記載のオイル供給装置であって、
載置台のオイル供給タンク側への移動を補助する移動補助手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、重量のあるリザーブタンクを載置した載置台のオイル供給タンク側への移動が移動補助手段により補助されるので、リザーブタンクの交換作業を能率的に行えるとともに、作業者の労力が軽減される。
尚、前記移動補助手段とは、載置台のオイル供給タンク側への移動を補助しうるものであれば、完全に自動的に移動させるものだけでなく、例えば載置台をオイル供給タンク側に向けて付勢する付勢手段等であってもよい。
本発明の請求項6に記載のオイル供給装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載のオイル供給装置であって、
リザーブタンクが、円形かつ上向きに凹入する糸底面を有するものとし、この糸底面を、載置台の上面に突設した円板状の載置板に上方より嵌合しうるようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、載置台に載置したリザーブタンクを、水平方向に滑動したりするのを防止して、安定的に移動させることができる。
本発明の請求項7に記載のオイル供給装置は、請求項6に記載のオイル供給装置であって、
載置板に、リザーブタンクの糸底面を回転自在に支持する複数の回転支持手段を設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、載置台上で重量のあるリザーブタンクを回転させうるので、それに設けられた給排油口部とオイル補給手段との位置合わせが容易となる。
本発明の請求項8に記載のオイル供給装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載のオイル供給装置であって、
オイル補給手段が、リザーブタンクの上面に設けた給排油口部に挿脱可能な上下方向を向く吸引パイプを有するものとし、この吸引パイプを、昇降手段により上下方向に移動させうるようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、オイル補給手段の吸引パイプを昇降手段により上下させて、リザーブタンクの給排油口部に自動的に挿脱することができるので、作業能率が向上するとともに作業者の労力が軽減される。
本発明の請求項9に記載のオイル供給装置は、請求項8に記載のオイル供給装置であって、
給排油口部と吸引パイプとが上下に整合するように、リザーブタンクの位置決めを行う位置決め手段を設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、リザーブタンクの給排油口部と吸引パイプとが、位置決め手段により正確に位置決めされるので、昇降手段により吸引パイプを下降させた際に、リザーブタンクの給排油口部よりスムーズに挿入することができる。
本発明の請求項10に記載のオイル供給装置は、請求項9に記載のオイル供給装置であって、
位置決め手段が、載置台に立設された支柱の上端部の水平アームに上下に移動可能に取り付けられ、リザーブタンク上面に設けた換気口部に下端が外嵌されるようにした筒状の位置決め部材としたことを特徴としている。
この特徴によれば、筒状の位置決め部材を、リザーブタンク上面の換気口部に上方により外嵌するだけでよく、またリザーブタンク側には、何ら位置決め用の加工等を施したりする必要もないので、位置決め作業が容易であるとともに、安価な位置決め手段となる。
本発明の請求項11に記載のオイル供給装置は、請求項8ないし10のいずれかに記載のオイル供給装置であって、
吸引パイプの外周面に、該吸引パイプがリザーブタンク内に下限位置まで挿入されたとき、リザーブタンクの給排油口部を上方より塞ぐ閉塞部材を取り付けたことを特徴としている。
この特徴によれば、吸引パイプと給排油口部との間に形成される隙間が、閉塞部材により塞がれるので、オイルの補給時に、ゴミや雨水等がリザーブタンク内に入り込む恐れがない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のオイル供給装置の正面図、図2は、右側面図、図3は、左側面図、図4は、平面図、図5は、オイル補給手段を下降させたときの正面図、図6は、図4のVI−VI線に沿う拡大縦断正面図、図7は、位置決め部材によりドラム缶を位置決めした状態の要部の拡大断面図、図8は、支持杆への吸引パイプ取付部の拡大正面図である。
オイル供給装置の基台1は、左右の側部フレーム2の対向面間に複数の横フレーム3により総合することにより、後部側が若干右方に拡幅する平面視枠状に形成され、その後部側を除いた上面には、前端部に、基台1の前端より前傾状に突出する傾斜板4aを有するとともに、中央部に、前半部が半円形をなす平面視ほぼU字状の凹入部4bが形成された上面板4が固着されている。
図4及び図6に示すように、基台1の前後の端部に除いた中央部には、互いの対向面に外側方に凹入するガイド溝5aが形成された左右1対のガイドレール5、5が、前後複数の横フレーム3の上面に固着されている。
6は、新油のリザーブタンクであるドラム缶7を載置する載置台で、上記上面板4の半円部とほぼ同径で、かつドラム缶7の直径よりも大径の基板8の上面中央に、ドラム缶7の糸底面7aが遊嵌可能な、その凹入深さよりも若干厚肉の円形の載置板9を、複数のボルト10により同心状に固着して構成されている。
上記基板8の下面には、前後方向を向く左右1対のスライドレール11、11が固着され、両スライドレール11は、上記左右のガイドレール5のガイド溝5aに、基板8と上面板4との上面が同一面をなすようにして、前後方向に摺動可能に嵌合されている。
載置台6の中央部の下方には、図2にも示すように、これを前後方向に往復移動させる。往復移動手段、例えば空気圧又は油圧等の流体圧シリンダ12が、そのシリンダケース12aの前端を、最前端の横フレーム3にブラケット13をもって固定するとともに、ピストンロッド12bの後端を、基板8の後端部の下面に、ブラケット14により固定して設けられている。これにより、載置台6は、ピストンロッド12bのストロークに対応して、図4の実線で示すように、上面板4の凹入部4bの前端と近接する前限位置から、2点鎖線で示すように、基台1の後端付近までの間を、前後に往復移動しうるようになっている。つまり、載置台6をオイル供給タンク30側へ完全に自動で移動させる流体圧シリンダ12は、載置台6のオイル供給タンク30側への移動を補助する本発明の移動補助手段を構成している。
図4及び図6に示すように、載置台6における載置板9の外周部に、円周方向に90°の間隔をもって形成された4個の嵌合孔15内には、ドラム缶7の糸底面7aを回転自在に支持する鋼球16aを有する回転支持手段、すなわちベアリングユニット16が圧嵌されている。
図1及び図3に示すように、基板8の後端部中央の上面には、位置決め支柱17の下端が固着され、その上端に固着された前方を向く支持アーム18には、図7に拡大して示すようなドラム缶7の位置決め部材19が取り付けられている。この位置決め部材19は、支持アーム18に上下動可能に嵌合された円筒軸20と、円筒軸20の上端部に、それと直交する方向に貫設された係止ピン21と、円筒軸20の下端に下方より内嵌され、ピン22により取外し可能に連結された、ドラム缶7の換気口部7bに外嵌可能な嵌合筒23と、円筒軸20の上端に固着された把手24とからなっている。
位置決め部材19により、載置台6上に載置したドラム缶7の位置決めをするには、まず図7の2点鎖線で示すように、位置決め部材19全体を把手24を持って引き上げ、ドラム缶7を載置板9のベアリングユニット16により回転させて、換気口部7bが位置決め部材19の下方に位置するようにする。
次いで、位置決め部材19を、その係止ピン21が支持アーム18に形成した、上方に開口する左右方向を向く係止溝25と平行をなして対向する位置まで回転させた後、実線で示すように、下方に移動し、嵌合筒23を換気口部7bに外嵌すると同時に、係止ピン21を係止溝25に嵌合する。これにより、ドラム缶7は、載置台6上での回転が防止されるとともに、前後左右の位置決めがなされる。また同時に換気口部7bと対向する前方に設けられている給排油口部7cの前後方向の位置決めもなされる。
このようにして、ドラム缶7の位置決めをした後、位置決め部材19は支持アーム18より取り外され、その代わりに、図3に示すような、ドラム缶7内のオイルの残量を検知するオイル残量検知手段26が取り付けられる。このオイル残量検知手段26は、ドラム缶7内の内底面付近まで達する長さのエアパイプ26aと、換気口部7bのめねじ孔に螺合することにより、エアパイプ26aを固定する固定金具26bと、エアパイプ26a内の圧力を検出する圧力センサ及びこれにより警報を発する(報知する)報知手段(図示略)とを備える公知の気泡式のもの(例えばフジコントロール社製)である。
支持アーム18に挿通して保持されるエアパイプ26aの上端部の空気導入口部27は、位置決め支柱17の上端まで配管されたエア供給管28の出口端に接続される(図3の2点鎖線参照)。
オイルの残量は、ドラム缶7の内底面と近接する付近まで挿入したエアパイプ26aに、一定量の空気を送り込み、その空気がエアパイプ26aの下端から気泡となって排出されるとき、エアパイプ26a内の空気圧はオイルの残量によって変化するという原理に基づいて検出される。従って、ドラム缶7内のオイルが空になると、空気圧が急に低下するため、それを速やかに検出して警報を発することができる。
基台1の後端部の上面には、前後左右に並ぶ平面視L字状の4本の支柱29が立設され、それらの上端部における互いの対向面間には、左右方向に長い箱形のオイル供給タンク30の下端部が、ドラム缶7を基台1の後限まで移動した際に、その上方に位置するように固着されている。オイル供給タンク30の容積は、ドラム缶7の容積(200リットル)よりも大とされている。
オイル供給タンク30の左方寄りの上面に設けられた給油口部31には、オイル供給対象物、例えば自動車のエンジンに交換用オイルを供給するオイル供給手段32が取り付けられている。このオイル供給手段32は、図1に示すように、オイル供給タンク30の内底面と近接するまで挿入された吸引パイプ33と、ポンプ34と、給油ホース35とを備えている。
図1〜図4に示すように、右側前部の支柱29に固着された上下2個のブラケット36には、上下方向を向く支持部材37が取り付けられ、この支持部材37には、昇降手段、例えば、空気圧又は油圧により作動する流体圧シリンダ38が、ピストンロッド38aを上方に向けて固定されている。このピストンロッド38aの上端には、左右方向を向いて水平をなすとともに、左端部が載置台6の左右方向の中央よりも若干左方に位置する長さの支持杆39の右端部が固定されている。
上部のブラケット36における流体圧シリンダ38のやや右方には、上下方向を向くガイドロッド40の下端が固着されている。このガイドロッド40の上端部は、上記支持杆39の右端部に上下に摺動可能に嵌合されており、ピストンロッド38aが伸縮して支持杆39が昇降する際、ガイドロッド40に案内されて安定して昇降しうるようになっている。
41は、ドラム缶7のオイルをオイル供給タンク30に補給するためのオイル補給手段で、エア駆動式のポンプ42と、吸引パイプ43と、それらを接続する接続ホース44とを備えている。ポンプ42は、右側前部の支柱29の上端部に固着されたブラケット45に、上下方向を向くように取り付けられている。
吸引パイプ43は、その上端部が、上記支持杆39の左端部に、次のようにして取り付けられている。図8に拡大して示すように、吸引パイプ43は、支持杆39に設けた支持孔46に上下摺動自在に挿通され、上端部の拡径ストッパ47が支持杆39の上面に当接することにより、垂下状態で支持されている。
支持杆39の下面と、その下方において吸引パイプ43に取り付けられたばね受け48との間には、圧縮コイルばね49が縮設され、吸引パイプ43は、圧縮コイルばね49を撓ませて若干上方に移動しうるように支持されている。吸引パイプ43は、前述した要領で位置決めしたドラム缶7を基台1の後限まで移動したとき、その給排油口部7cの中心と整合する上方に位置するように支持されている。
吸引パイプ43の上方寄りには、ゴム又はエラストマ等よりなる傘状断面の閉塞部材50が取り付けられ、この閉塞部材50は、図8に示すように、吸引パイプ43を、ドラム缶7内に下限位置まで挿入した際、その給排油口部7cの上端に当接してこれを覆い、ゴミや雨水等がドラム缶内に入り込むのを防止しうるようになっている。この当接時において、吸引パイプ43は、圧縮コイルばね49を圧縮させて若干上方に移動し、支持杆39に曲げ荷重が作用するのを防止している。
ポンプ42の吐出口に一端が接続された補給ホース51の他端は、オイル供給タンク30の上面の補給口部52に接続されている。また、53は、オイル供給タンク30の上面に取り付けられた下向きJ字状の換気パイプである。
オイル供給タンク30の上面の左端部に設けられた取付口部54には、図1に示すように、オイル供給タンク30内のオイルの残量を検知するオイル残量検知手段55が取り付けられている。このオイル残量検知手段55も、上記ドラム缶7のオイル残量検知手段26と同様、エアパイプ55aを有する気泡式のもので、これと同じ原理でオイル供給タンク30内のオイルが空になったことを、図示しない圧力センサで検出することができる。
このオイル残量検知手段55により、オイル供給タンク30のオイルが空になったことを検知したとき、オイル補給手段41のポンプ42が所定時間作動するように、図示しない制御装置により制御されるようになっている。
次に、上記実施形態のオイル供給装置の作用について説明する。
まず使用に先立って、空のオイル供給タンク30にドラム缶7より新油を補給するには、新油の入ったドラム缶7を基台1まで運搬し、その糸底面7aを載置台6における載置板9に嵌合して支持する。
次いで、ドラム缶7を回転させ、位置決め部材19により前述した要領で位置決めした後、位置決め部材19を取外して、ドラム缶7にオイル残量検知手段26を取り付ける。
次いで、流体圧シリンダ12を作動させて、載置台6及びそれに載置したドラム缶7を、図2、図3の2点鎖線で示すように、基台1の後限、つまり、オイル供給タンク30のほぼ真下の補給位置まで移動させる。このとき、ドラム缶7の給排油口部7cと、オイル補給手段41の吸引パイプ43とが上下に整合するので、昇降用の流体シリンダ38を縮退する方向に作動させて支持杆39を下限まで下降させると、図5に示すように、吸引パイプ43は、自動的に給油口部7cよりドラム缶7内に挿入される。
この状態で、オイル補給手段41のポンプ42を作動させ、ドラム缶7内のオイルを、全量オイル供給タンク30に補給する。これにより、オイル補給装置の使用が可能となる。
空になったドラム缶7は、上記と逆の手順で載置台6から下し、再度、新油の入ったドラム缶7を、上記と同じ手順でオイル供給タンク30の下方にセットし、吸引パイプ43を挿入しておく。
使用の途中で、オイル残量検知手段55が、オイル供給タンク30内のオイルが所定量以下、例えば下限レベル(ドラム缶7内に所定量のオイルが残量するレベル)になったことを検知すると、即座にオイル補給手段41のポンプ42が作動し、ドラム缶7内の所定量のオイルがオイル供給タンク30内に自動的に補給される。また、ドラム缶7のオイルが空になると、オイル残量検知手段26が作動するので、次の新たなドラム缶7に交換すればよい。
このように、上記実施形態のオイル供給装置においては、オイル供給タンク30内のオイルが下限レベル以下になったことが検知されると、直ちにドラム缶7内の所定量のオイルが自動的に補給されるので、補給作業の手間が省け、作業能率が向上する。また、この下限レベルとは、例えばドラム缶7を交換している間にオイル供給タンク30内のオイルがオイル供給対象物に供給され続けても、オイルが完全に無くなることがない程度の量のオイルが残量するレベルであることが好ましく、このようにすれば、オイル供給対象物への交換用オイルの供給が、ドラム缶7の交換中に途絶えることを回避できる。
また、ドラム缶7のオイルが空になると、オイル残量検知手段26が作動し、報知手段が警報を発するので、オイル供給タンク30のオイルがなくなる前に、予め新油の入ったドラム缶に速やかに交換しておくことができる。
なお、上記実施形態では、オイル供給タンク30のオイルが下限レベル以下になったことをオイル残量検知手段55が検知したときに、ドラム缶7のオイルが全量補給されるようにしているため、オイル供給タンク30のオイルが完全にからになる前にドラム缶7からオイルが補給されるため、オイルの供給が途絶えることが防止されているが、例えば空になったときにポンプ42が作動して、一定量のオイルがドラム缶7より補給されるようにしてもよい。さらに、オイル残量検知手段55による残量の検知を、下限レベルの検知でなく、例えば残量が半分以下となったことを検知したときにオイルがドラム缶7から補給されるようにしてもよい。
このような際は、オイル残量検知手段55の圧力センサの設定値を変え、オイル供給タンク30内のオイルの残量が予め定めた所定量となったとき、圧力センサからの信号により、ポンプ42を一定時間だけ作動するように制御すればよい。
ドラム缶7及びオイル供給タンク30のオイル残量検知手段26、55は、上記気泡式の-外、例えばフロート式の油面センサ等を用いることもできる。
また、前記実施形態のオイル供給装置は、ドラム缶7及びオイル供給タンク30は上下方向に配設されていたが、床面等に互いに水平方向に並設してもよい。さらに、ドラム缶7をオイル供給タンク30の上方に配置してもよい。
さらに、前記実施形態では、載置台6は、流体圧シリンダ12により、図4の実線で示す前限位置から、2点鎖線で示す補給位置との間を前後に往復移動しうるようになっていたが、本発明は、載置台6を自動的に前後方向に移動させるものに限定されるものではなく、少なくとも載置台6のオイル供給タンク30側への移動、すなわち、オイルが充満された新規なドラム缶7を補給位置まで移動させる際に該移動を補助しうるものであれば、例えば載置台6をオイル供給タンク30側に向けて付勢する付勢手段、例えばバネやガススプリング等を適用してもよい。
本発明のオイル供給装置の正面図である。 同じく右側面図である。 同じく左側面図である。 同じく平面図である。 同じくオイル補給手段を下降させたときの正面図である。 図4のVI−VI線に沿う拡大縦断正面図である。 位置決め部材によりドラム缶を位置決めした状態の要部の拡大断面図である。 支持杆への吸引パイプ取付部の拡大正面図である。
符号の説明
1 基台
6 載置台
7 ドラム缶(リザーブタンク)
7a 糸底面
7b 換気口部
7c 給排油口部
12 流体圧シリンダ(往復移動手段)
16 ベアリングユニット(回転支持手段)
17 位置決め支柱
19 位置決め部材(位置決め手段)
26 オイル残量検知手段(第2オイル残量検知手段)
30 オイル供給タンク
32 オイル供給手段
38 流体圧シリンダ(昇降手段)
41 オイル補給手段
43 吸引パイプ
50 閉塞部材
55 オイル残量検知手段(第1オイル残量検知手段)

Claims (11)

  1. オイル供給対象物にオイルを供給するオイル供給タンクと、オイルが貯留されたリザーブタンクと、前記オイル供給タンク内のオイルが所定の残量となったことを検知する第1オイル残量検知手段と、該第1オイル残量検知手段の作動により、前記リザーブタンク内のオイルを所定量前記オイル供給タンクに補給するオイル補給手段と、前記リザーブタンク内のオイルの残量を検知する第2オイル残量検知手段とを備えることを特徴とするオイル供給装置。
  2. 第2オイル残量検知手段がリザーブタンク内のオイルが空になったことを検知したときに、オイルが空になった旨を報知する報知手段を設けた請求項1に記載のオイル供給装置。
  3. リザーブタンクを、オイル供給タンクのほぼ下方に配置した請求項1または2に記載のオイル供給装置。
  4. オイル供給タンクを支持する基台に、リザーブタンクを載置する載置台を移動可能に設け、該載置台上に載置したリザーブタンクを、オイル供給タンクのほぼ下方の補給位置に向けて移動可能とした請求項3に記載のオイル供給装置。
  5. 載置台のオイル供給タンク側への移動を補助する移動補助手段を備える請求項4に記載のオイル供給装置。
  6. リザーブタンクが、円形かつ上向きに凹入する糸底面を有するものとし、この糸底面を、載置台の上面に突設した円板状の載置板に上方より嵌合しうるようにした請求項1ないし5のいずれかに記載のオイル供給装置。
  7. 載置板に、リザーブタンクの糸底面を回転自在に支持する複数の回転支持手段を設けた請求項6に記載のオイル供給装置。
  8. オイル補給手段が、リザーブタンクの上面に設けた給排油口部に挿脱可能な上下方向を向く吸引パイプを有するものとし、この吸引パイプを、昇降手段により上下方向に移動させうるようにした請求項1ないし7のいずれかに記載のオイル供給装置。
  9. 給排油口部と吸引パイプとが上下に整合するように、リザーブタンクの位置決めを行う位置決め手段を設けた請求項8に記載のオイル供給装置。
  10. 位置決め手段が、載置台に立設された支柱の上端部の水平アームに上下に移動可能に取付けられ、リザーブタンク上面に設けた換気口部に下端が外嵌されるようにした筒状の位置決め部材としてなる請求項9に記載のオイル供給装置。
  11. 吸引パイプの外周面に、該吸引パイプがリザーブタンク内に下限位置まで挿入されたとき、リザーブタンクの給排油口部を上方より塞ぐ閉塞部材を取付けてなる請求項8ないし10のいずれかに記載のオイル供給装置。
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