JP2008028914A - 通信負荷低減装置、通信負荷低減方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】仮想マシンからのブロードキャストを抑制する。
【解決手段】物理マシン上で動作する仮想マシンが処理を要求するホストのアドレスを保持するアクセス先記憶手段と、前記仮想マシンから送信されるブロードキャストフレームを受信するフレーム受信手段と、前記ブロードキャストフレームの宛先アドレスを前記アクセス先記憶手段に保持される前記アドレスで書き換えるフレーム書換手段と、前記宛先アドレスを書き換えた前記ブロードキャストフレームを送信するフレーム送信手段とを有する。
【選択図】図4
【解決手段】物理マシン上で動作する仮想マシンが処理を要求するホストのアドレスを保持するアクセス先記憶手段と、前記仮想マシンから送信されるブロードキャストフレームを受信するフレーム受信手段と、前記ブロードキャストフレームの宛先アドレスを前記アクセス先記憶手段に保持される前記アドレスで書き換えるフレーム書換手段と、前記宛先アドレスを書き換えた前記ブロードキャストフレームを送信するフレーム送信手段とを有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、通信負荷低減装置に関し、特に端末からのフレームの送出を抑制する通信負荷低減装置に関する。
VM(Virtual Machine:仮想マシン)を利用して複数台のクライアントを統合した環境において、IPアドレスの設定は、クライアント・サーバ方式の一つであるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サービスを利用する場合が多いと考えられる。各クライアントには仮想NIC(Network Interface Card)が割り当てられ、物理NICを通してLANとつながっている。
DHCPサーバを、統合したクライアントと同じマシン(ハイパーバイザ)上に1つのVMを利用して置いた場合、同じハイパーバイザ上のVMのクライアントからのDHCP要求をブロードキャストすることはネットワーク帯域の無駄である。また、この場合のDHCPサーバが、ハイパーバイザ環境以外から利用されたり、逆にハイパーバイザ上のVMのクライアントが他のDHCPサーバからIPアドレスを取得してしまう可能性がある。
ネットワークへの問合せに際し、相手先が事前にわからない場合、ブロードキャストを用いて一斉に問い合わせる。DHCPを例にとり、更に説明する。ノードのIPアドレスは、ネットワーク管理者によってノード個別に手動で設定する場合と、自動的に設定する場合とがあるが、後者の仕組みとして考えられたのが、DHCPと呼ばれるプロトコルである。以下、RFC2131での規定に基づいて、DHCPでのブロードキャストの使い方を説明する。なお、RFC(Request For Comment)とは、インターネットに関する技術の標準を定める団体が正式に発行する文書である。IP(RFC791)、TCP(RFC793)、HTTP(RFC2616)、FTP(RFC959)のようにインターネットで利用されるプロトコルや、その他インターネットに関わるさまざまな技術の仕様・要件を、通し番号をつけて公開している
DHCPは、指定されたDHCPサーバがネットワークアドレスを動的に割り当て、コンフィグレーションパラメータとともにホストに送信する。
DHCPはRFC951に定められている、BOOTPと同じメッセージを使用している。DHCPサーバからコンフィグレーションデータを受け取るDHCPクライアントからDHCPサーバに送られるメッセージでは、「オペレーションコード」はBOOTREQUESTになっており、DHCPサーバからDHCPクライアントに送られるメッセージではBOOTREPLYとなっている。
DHCPメッセージのいくつかを図1に例示する。DHCPでは、DHCPクライアントは、DHCPサーバのアドレスを知らない場合に、DHCPDISCOVER、DHCPREQUEST、DHCPINFORMをブロードキャストする。
図2を参照し、例として、DHCPDISCOVER、DHCPREQUESTのフローについて説明する。
(1)ステップS1
まず、DHCPクライアントが、DHCPDISCOVERをローカルサブネットにブロードキャストする。
(2)ステップS2、ステップS2´
DHCPDISCOVERを受け取ったDHCPサーバは、「割り当てIPアドレス」や他のオプションを含むDHCPOFFERを応答する。
(3)ステップS3
DHCPクライアントは、複数のDHCPサーバから一つ以上のDHCPOFFERを受信するまで待機する。
(4)ステップS4
DHCPクライアントは、複数のDHCPサーバから一つ以上のDHCPOFFERを受信した際、そのDHCPOFFERにあるコンフィグレーション情報をチェックして、それをもとにどれか一つのDHCPサーバを選択する。
(5)ステップS5
DHCPクライアントは、そのDHCPサーバが選択されたことを示すための「サーバID」を含めたDHCPREQUESTをブロードキャストする。DHCPサーバはDHCPクライアントがブロードキャストしたDHCPREQUESTを受信するが、「サーバID」により指定されていないDHCPサーバはそのDHCPREQUESTにより、DHCPクライアントが別のDHCPサーバを選択したことを認識する。
(6)ステップS6
指定されたDHCPサーバは、リソースをとり置くとともにDHCPACKに要求のあったコンフィグレーション情報を含めて応答する。DHCPクライアントは要求したコンフィグレーション情報の入ったDHCPACKを受信すると、パラメータのチェック(ARPで割り当てられたネットワークアドレスのチェックをするなど)を行い、リース期間などを記録しておく。これで、DHCPクライアントのコンフィグレーションが終了したことになる。
(1)ステップS1
まず、DHCPクライアントが、DHCPDISCOVERをローカルサブネットにブロードキャストする。
(2)ステップS2、ステップS2´
DHCPDISCOVERを受け取ったDHCPサーバは、「割り当てIPアドレス」や他のオプションを含むDHCPOFFERを応答する。
(3)ステップS3
DHCPクライアントは、複数のDHCPサーバから一つ以上のDHCPOFFERを受信するまで待機する。
(4)ステップS4
DHCPクライアントは、複数のDHCPサーバから一つ以上のDHCPOFFERを受信した際、そのDHCPOFFERにあるコンフィグレーション情報をチェックして、それをもとにどれか一つのDHCPサーバを選択する。
(5)ステップS5
DHCPクライアントは、そのDHCPサーバが選択されたことを示すための「サーバID」を含めたDHCPREQUESTをブロードキャストする。DHCPサーバはDHCPクライアントがブロードキャストしたDHCPREQUESTを受信するが、「サーバID」により指定されていないDHCPサーバはそのDHCPREQUESTにより、DHCPクライアントが別のDHCPサーバを選択したことを認識する。
(6)ステップS6
指定されたDHCPサーバは、リソースをとり置くとともにDHCPACKに要求のあったコンフィグレーション情報を含めて応答する。DHCPクライアントは要求したコンフィグレーション情報の入ったDHCPACKを受信すると、パラメータのチェック(ARPで割り当てられたネットワークアドレスのチェックをするなど)を行い、リース期間などを記録しておく。これで、DHCPクライアントのコンフィグレーションが終了したことになる。
DHCPINFORMのやり取りについて説明する。DHCPクライアントがDHCP以外の方法でネットワークアドレスを取得した場合に、他のローカルパラメータを取得するためには、DHCPINFORMをブロードキャストする。DHCPINFORMメッセージを受信したDHCPサーバは、アドレスの割り当てや既存のリースのチェックや「割り当てIPアドレス」や「リース期間」の設定をすることなく、DHCPクライアントに適したローカルパラメータをDHCPACKに含めて応答する。DHCPサーバはDHCPINFORMの「クライアントIPアドレス」にダイレクトにDHCPACKメッセージを送付する。
次に、図3を参照して、ARP(Address Resolution Protocol)におけるブロードキャスト処理を説明する。ARPは、TCP/IPネットワークにおいて、IPアドレスからイーサネット(登録商標)の物理アドレス(MACアドレス)を求めるのに使われるプロトコルである。ARPはRFC826で規定されている。なお、MAC(Media Access Control)アドレスは、通信用インタフェース(NIC)に固有のID番号である。
(1)ステップS11
ネットワーク上のホスト1が、「IPアドレス1」というIPアドレスを持つホストのMACアドレスを知りたい場合、ARPを使い、ブロードキャストパケットを送信する。
(2)ステップS12
ホスト1は、ARPに対する応答を受け取るまで待機する。
(3)ステップS13
このブロードキャストを受信したそれぞれのホストは、自分のIPアドレスが送信された「IPアドレス1」と一致するか検査を行う。
(4)ステップS14
「IPアドレス1」と一致するホストは、自分のMACアドレスをホスト1に返信する。ここでは、ホスト2が「IPアドレス1」と一致するため、ホスト2が自分のMACアドレスをホスト1に返信する。
(1)ステップS11
ネットワーク上のホスト1が、「IPアドレス1」というIPアドレスを持つホストのMACアドレスを知りたい場合、ARPを使い、ブロードキャストパケットを送信する。
(2)ステップS12
ホスト1は、ARPに対する応答を受け取るまで待機する。
(3)ステップS13
このブロードキャストを受信したそれぞれのホストは、自分のIPアドレスが送信された「IPアドレス1」と一致するか検査を行う。
(4)ステップS14
「IPアドレス1」と一致するホストは、自分のMACアドレスをホスト1に返信する。ここでは、ホスト2が「IPアドレス1」と一致するため、ホスト2が自分のMACアドレスをホスト1に返信する。
上記のようなブロードキャストは、ローカルエリアネットワークに大きな負担を与える。パケット自体は、ユニキャストでもブロードキャストでも、イーサネットを共有しているコンピュータすべてに配送される。但し、ネットワークスイッチを使用している場合には、ユニキャストは、ネットワークスイッチによってフィルターが可能である。ユニキャストは指定されているあて先MACアドレスを持つコンピュータ以外は、NICで処理され、それ以上の階層に行かない。しかし、ブロードキャストの場合は、NICでは処理できず、それより上の階層にまで送られ、そのコンピュータのOSやアプリケーションで処理されることになる。このため、コンピュータ資源が無駄に消費されてしまう。
このような問題は、生成・消滅がより頻繁に行われる仮想マシン(Virtual Machine環境)で顕著になる。仮想マシンが生成され、上述したDHCP方式で新たにIPアドレスの割当を求める場合、その仮想マシンはDHCPサーバの所在がわからないため、ブロードキャストを行う。このため、ネットワークにつながれている他のコンピュータもネットワーク層レベルまでパケットが送られ、CPU資源を消費してようやく自分宛ではないと判断することになる。この処理の間は、当該コンピュータ上の他の処理に影響を与えることとなる。しかし、その仮想マシンが生成された物理マシン上では、既に他の仮想マシンが生成・起動され、当該他の仮想マシンによるブロードキャストによって、既にDHCPサーバの所在が把握できている場合がある。このように、ネットワーク上のあるホスト(物理マシン)上で複数の仮想マシンが生成され得るような場合には、先に生成・起動された仮想マシンによって、DHCPサーバのアドレスを知ることができるため、そのホスト上で後に生成・起動された仮想マシンによるブロードキャストは、冗長なものである。
同様に、ARPでMACアドレスを問い合わせる場合も同様である。物理マシン上の仮想マシンで既にあるIPアドレスに対応するホストのMACアドレスを入手している場合、同じ物理マシン上の他の仮想マシンからの同じIPアドレスの問合せのためのブロードキャストは、冗長である。
関連する技術として、特開2000−59387号公報(特許文献1)では、DHCPクライアントからのDHCPDISCOVERメッセージに対し、特定のDHCPサーバのみがDHCPOFFERメッセージを送信する技術について記載している。DHCPクライアントはDHCPDISCOVERメッセージをブロードキャストするが、これを受けた各DHCPサーバはクDHCPライアントが自己の管理対象ホストであるか否かを判断する。管理対象ホストでなければDHCPDISCOVERメッセージを廃棄し、管理対象ホストであればDHCPOFFERをブロードキャストする。DHCPクライアントは、応答を返したDHCPサーバに対してDHCPREQUESTメッセージをユニキャストで送信する。
特開2004−104199号公報(特許文献2)では、DHCPサーバの負荷分散について記載している。同一のローカルエリアネットワークに複数のDHCPサーバが設けられている場合、最先に情報を応答したDHCPサーバが選択されることが多いため、特定のDHCPサーバに負荷が大きくなることがある。これを解決するために、DHCPクライアントは、予め登録されているDHCPサーバのIPアドレスを保存し、その保存したIPアドレスと一致するIPアドレスを有するDHCPサーバに対してネットワークパラメータの取得を要求するようにしている。
特開2001−230788号公報(特許文献3)では、DHCPサーバの故障に備えるため、ローカルエリアネットワーク内で複数のDHCPサーバが存在し、それらが同一のIPアドレスプールを保持することを記載している。
しかし、上記いずれの先行技術文献においても、ブロードキャストを抑制する手段が開示されていない。
特開2000−59387号公報(特許文献1)では、DHCPDISCOVERメッセージや、DHCPOFFERメッセージがブロードキャストされる。特開2004−104199号公報(特許文献2)では、立ち上げ直後のまだDHCPクライアントのIPアドレスが定まっていない場合には、通常の手順に従い、ブロードキャストが用いられる。特開2001−230788号公報(特許文献3)でも、ブロードキャストの抑制については何ら記載がない。
本願発明の目的は、VM環境における処理要求に際してのフレームの発生を抑制する通信負荷低減装置を提供することである。
本願発明の他の目的は、ネットワークの負荷の増大を抑える通信負荷低減装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、ローカルブロードキャストであるDHCPアドレス取得要求を、ハイパーバイザ上ではブロードキャストせずに、DHCPサーバへのユニキャストとする通信負荷低減装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、IPアドレス等の設定が完了してから、そのクライアントをLANに接続する通信負荷低減装置を提供することである。
本願発明の他の目的は、ネットワークの負荷の増大を抑える通信負荷低減装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、ローカルブロードキャストであるDHCPアドレス取得要求を、ハイパーバイザ上ではブロードキャストせずに、DHCPサーバへのユニキャストとする通信負荷低減装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、IPアドレス等の設定が完了してから、そのクライアントをLANに接続する通信負荷低減装置を提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。但し、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の通信負荷低減装置(100,500)は、ネットワーク上のアクセス先を検出してアクセス先の宛先情報を取得する端末装置(120−1,520−1)と、端末装置(120−1,520−1)が取得した宛先情報を保持し、且つ、端末装置(120−1,520−1)からフレームを受信した時、宛先情報に基づいてフレームの宛先をアクセス先とした少なくとも一つのユニキャスト用フレームを作成する監視装置(110,510)とを具備する。
監視装置(110,510)は、端末装置(120−1,520−1)にアクセス先登録要求を行い、且つ、端末装置(120−1,520−1)から通知された宛先情報を取得する。端末装置(120−1,520−1)は、監視装置(110,510)からアクセス先登録要求を受信したことをマークし、且つ、アクセス先から応答を受信した時にアクセス先登録要求がマークされている場合、監視装置(110,510)に宛先情報を通知する。
監視装置(110,510)は、宛先情報としてサーバ(120−2,300)のアドレス情報を格納するアクセス先記憶部(111,511)と、端末装置(120−1,520−1)からフレームを受信し、フレームが所定のメッセージであるか確認するフレーム受信部(112,512)と、フレームが所定のメッセージである場合、アクセス先記憶部(111,511)に格納されているアドレス情報に基づきフレームの宛先アドレスを書き換えるフレーム書換部(113,513)と、宛先アドレスに対してフレームを送信するフレーム送信部(114,514)とを具備する。
フレーム書換部(113,513)は、アドレス情報を複数保有しているか確認し、アドレス情報の数に応じてバッファサイズを決定し、少なくとも一つのユニキャスト用フレームのバッファのアロケートを行い、フレームとアドレス情報に基づいて、アドレス情報毎に対応する各サーバ(120−2,300)を宛先として、アロケートしたバッファに少なくとも一つのユニキャスト用フレームを作成する。フレーム送信部(114,514)は、少なくとも一つのユニキャスト用フレームを送信する。
フレーム書換部(113,513)は、アドレス情報を登録した時刻から所定時刻が経過した場合、フレームの宛先アドレスを書き換えることなく、アクセス先登録要求を行う。
フレーム書換部(113,513)は、フレームがARPである場合、問い合わせようとするIPアドレスのMACアドレスを保有しているか確認し、MACアドレスを保有している場合、MACアドレスでフレームの宛先アドレスを書き換える。
フレーム書換部(113,513)は、フレームが所定のフレームである場合、iに1を設定し、ポインターテーブルのサービスiのテーブルポインターがNULLかどうかを検査し、NULLでない場合、サービスiのアクセス処理を行い、iに1を加算し、再度サービスiのテーブルポインターがNULLかどうかの検査を行う。
端末装置(120−1,520−1)は、物理マシン上で動作する仮想マシンでも良い。
監視装置(110,510)は、仮想マシンを監視する仮想マシンモニタでも良い。
監視装置(110,510)は、仮想マシンを監視する仮想マシンモニタでも良い。
本発明の通信負荷低減方法及びプログラムは、(a1)フレームを取得し、フレームが所定のメッセージかを確認するステップと、(a2)フレームが所定のメッセージである場合、アクセス先アドレスとしてサーバ(120−2,300)のアドレス情報が格納されているかを確認するステップと、(a3)サーバ(120−2,300)のアドレス情報が格納されている場合、格納されているサーバ(120−2,300)のアドレス情報でフレームの宛先アドレスを書き換えるステップと、(a4)アクセス先アドレスとしてサーバ(120−2,300)のアドレス情報が格納されていない場合、アクセス先登録要求処理を起動するステップとを具備する。
本発明の通信負荷低減方法及びプログラムは、(b1)アクセス先登録要求処理を起動すると、アクセス先登録要求を行うステップと、(b2)アクセス先登録要求があったことをマークするステップと、(b3)サーバ(120−2,300)から応答を受信することでサーバ(120−2,300)を確定し、アクセス先登録要求がマークされているか否かを確認するステップと、(b4)アクセス先登録要求がマークされていると、確定したサーバ(120−2,300)のアドレス情報を取得するステップと、(b5)確定したサーバ(120−2,300)のアドレス情報を格納するステップとを更に具備する。
(a3)ステップは、(a31)アクセス先アドレスとしてサーバ(120−2,300)のアドレス情報が格納されている場合、サーバ(120−2,300)のアドレス情報が複数格納されているかを確認するステップと、(a32)サーバ(120−2,300)のアドレス情報が1つ格納されている場合、格納されているサーバ(120−2,300)のアドレス情報でフレームの宛先アドレスを書き換えるステップと、(a33)サーバ(120−2,300)のアドレス情報が複数格納されている場合、格納されているサーバ(120−2,300)数に応じてバッファサイズを決定し、少なくとも一つのユニキャスト用フレームバッファのアロケートを行うステップと、(a34)フレームとサーバ(120−2,300)のアドレス情報に基づいて、該当するサーバ(120−2,300)を宛先とするように、アロケートしたバッファに少なくとも一つのユニキャスト用フレームを作成するステップと、(a35)少なくとも一つのユニキャスト用フレームをフレーム送信部(114,514)で送信するステップとを具備する。
(a2)ステップは、(a21)フレームが所定のメッセージであると判断した場合でも、サーバ(120−2,300)のアドレス情報を格納した時刻から所定時刻が経過した場合は、フレームの宛先アドレスを書き換えることなく、アクセス先登録要求処理を起動するステップとを具備する。
本発明の通信負荷低減方法及びプログラムは、(c1)フレームがARPかどうかを検査するステップと、(c2)フレームがARPであった場合、問い合わせようとするIPアドレスのMACアドレスが既に記憶されているか検査するステップと、(c3)MACアドレスが既に記憶されていれば、MACアドレスで所定のフレームの宛先アドレスを書き換えるステップと、(c4)MACアドレスが記憶されていない場合、ARPであるフレームを送信した端末装置(120−1,520−1)に対するアクセス先登録要求処理を起動するステップとを更に具備する。
本発明の通信負荷低減方法及びプログラムは、(d1)iに1を設定するステップと、(d2)ポインターテーブルのサービスiのテーブルポインターがNULLかどうかを検査するステップと、(d3)サービスiのテーブルポインターNULLであれば、処理を終了するステップと、(d4)サービスiのテーブルポインターNULLでなければ、サービスiのアクセス処理を行った後、iに1を加算し、サービスiのテーブルポインターがNULLかどうかの検査を行うステップとを更に具備する。
無駄なブロードキャストを排除することができる。従って、ネットワーク上の負荷を削減できる。また、VMのクライアント群のために用意したIPアドレス群を、正しく配付することが可能となる。
以下に本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図4を参照すると、本発明の通信負荷低減装置は、物理マシン100と、通信路200と、ホスト300とを備えている。物理マシン100は、仮想マシンモニタ110と、仮想マシン120とを備えている。仮想マシンモニタ110及び仮想マシン120(120−k、k=1〜n:nは仮想マシン数)は、物理マシン100上で動作する。
図4を参照すると、本発明の通信負荷低減装置は、物理マシン100と、通信路200と、ホスト300とを備えている。物理マシン100は、仮想マシンモニタ110と、仮想マシン120とを備えている。仮想マシンモニタ110及び仮想マシン120(120−k、k=1〜n:nは仮想マシン数)は、物理マシン100上で動作する。
仮想マシンモニタ110は、VMM(Virtual Machine Monitor)や、ハイパーバイザと呼ばれるものであっても良い。仮想マシン120は、物理マシン100により生成・起動されるVM(Virtual Machine)である。通信路200は、例えばイーサネット(登録商標)など、ブロードキャスト通信をサポートするネットワークである。
なお、仮想マシンモニタ110と仮想マシン120は、それぞれ個別の処理装置(CPU)により実行されるプログラムでも良い。この時、仮想マシンモニタ110として動作する処理装置と仮想マシン120として動作する処理装置との間でデータ通信を行う。
仮想マシンモニタ110は、アクセス先記憶部111と、フレーム受信部112と、フレーム書換部113と、フレーム送信部114とを含む。アクセス先記憶部111は、所定の処理を行うホストのアドレスを格納する。フレーム受信部112は、仮想マシン120から送信されるフレーム(Frame)を受信する。なお、フレームとは、特定のプロトコルで用いられるデータフォーマットのデータである。通常は、データリンク層のパケットであり、送信元アドレス及び宛先アドレスが含まれる。フレーム書換部113は、そのフレームの宛先アドレスをアクセス先記憶部111に格納されている情報に基づいて書き換える。フレーム送信部114は、前記フレームを送信する。
ここで、所定の処理としては、DHCPを始め、ブロードキャストでネットワークに対して問合せを行う処理がある。以下ではDHCPを例にとって説明を行う。また、通信路200については、イーサネットを例にとった説明とする。
アクセス先記憶部111は、メモリで構成する。また、ディスクで構成することもできる。DHCPサーバのアドレスを格納する。DHCPサーバのアドレスとして、IPアドレスと、MACアドレスの双方を格納するものとする。これらの情報は、物理マシン100上でDHCPクライアントとして動作し、DHCPサーバのアドレスを取得した仮想マシンから入手する。なお、アクセス先記憶部111には、DHCPサーバのアドレス情報として、IPアドレスのみを記憶し、これに対応するMACアドレスはARPテーブルから取得するという構成にしても良い。
フレーム受信部112は、DHCPクライアントとして動作する仮想マシン120−1からのブロードキャストフレームが通信路200上に出る前に受信する。この時、受信したフレームが所定の条件を満たしているかどうか判定する。フレームのフォーマットは、イーサネットのCDMA/CDアクセス制御方式では、図5のようになっている。なお、宛先アドレス及び送信元アドレスには、それぞれIPアドレスとMACアドレスとが含まれる。
フレーム書換部113は、フレーム受信部112で受信したフレームが所定の条件を満たしている場合に、このフレームの宛先アドレスを書き換える。なお、フレーム書換部113において、フレームが所定の条件を満たしているかどうか判定するようにすることも可能である。
フレーム送信部114は、上記フレームをフレームの宛先アドレスに送信する。フレーム送信部114は、宛先アドレスがネットワーク上にある他のホストのものである場合には、図6のように通信路200にフレームを送出する。一方、宛先アドレスが自己が属する物理マシン100上のものである場合、図7に示すように、その宛先アドレスを有する仮想マシン120−2に直接送信する。宛先アドレスが自物理マシン100上のものか否かの判断は、例えば宛先アドレスのMACアドレスと、自物理マシン100上の仮想マシン120のMACアドレスを比較することで行うことができる。
なお、物理マシン100が一般的なコンピュータである場合、通信用インタフェース(NIC)がフレームの送受信を行い、処理装置(CPU)が判定その他の処理を行い、記憶装置(メモリ、ハードディスク)がフレームや他の情報を格納する。すなわち、フレーム受信部112及びフレーム送信部114は通信用インタフェースと処理装置の組み合わせ、フレーム書換部113は処理装置、アクセス先記憶部111は記憶装置により構成することが可能である。なお、仮想マシンモニタ110と仮想マシン120との間の通信は物理マシン100上での動作であるため、実際には、通信用インタフェース(NIC)を使用せず、それぞれのプログラム間でのフレームフォーマットのデータのやり取りで済ませる場合もある。
次に、図8のフローチャートを参照して本発明の第1実施形態の動作について詳細に説明する。
(1)ステップS101
仮想マシンモニタ110は、仮想マシン120−1から送信されたフレームをフレーム受信部112で受信すると、そのフレームが、ブロードキャストフレームかを確認する。この確認には、図9に示すようなDHCPメッセージフォーマットにおいて、宛先アドレスがブロードキャストアドレスかどうかで判断する。
(2)ステップS102
このフレームがブロードキャストフレームの場合、フレーム書換部113は、このフレームがDHCPメッセージかを確認する。
(3)ステップS103
このフレームがDHCPメッセージである場合、フレーム書換部113は、アクセス先記憶部111を参照し、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されているかを確認する。
(4)ステップS104
DHCPサーバのアドレス情報が格納されている場合、フレーム書換部113は、格納されているDHCPサーバのアドレス情報でDHCPフレームの宛先アドレスを書き換える。この際、イーサネットヘッダにDHCPサーバのMACアドレスを、IPアドレスにDHCPサーバのIPアドレスを設定するといった処理を行う。また、チェックサムなど、その他のフィールドも必要に応じて書き換える。
(5)ステップS105
一方、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されていないと判断した場合、アクセス先登録要求処理を起動する。
(1)ステップS101
仮想マシンモニタ110は、仮想マシン120−1から送信されたフレームをフレーム受信部112で受信すると、そのフレームが、ブロードキャストフレームかを確認する。この確認には、図9に示すようなDHCPメッセージフォーマットにおいて、宛先アドレスがブロードキャストアドレスかどうかで判断する。
(2)ステップS102
このフレームがブロードキャストフレームの場合、フレーム書換部113は、このフレームがDHCPメッセージかを確認する。
(3)ステップS103
このフレームがDHCPメッセージである場合、フレーム書換部113は、アクセス先記憶部111を参照し、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されているかを確認する。
(4)ステップS104
DHCPサーバのアドレス情報が格納されている場合、フレーム書換部113は、格納されているDHCPサーバのアドレス情報でDHCPフレームの宛先アドレスを書き換える。この際、イーサネットヘッダにDHCPサーバのMACアドレスを、IPアドレスにDHCPサーバのIPアドレスを設定するといった処理を行う。また、チェックサムなど、その他のフィールドも必要に応じて書き換える。
(5)ステップS105
一方、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されていないと判断した場合、アクセス先登録要求処理を起動する。
上記の処理の後に、フレームを宛先に送信する。ここで、ステップS101乃至S103の確認順序は処理性能を勘案し、適宜変更することが可能である。
図10を参照して、アクセス先登録要求処理のフローを説明する。
(1)ステップS211
仮想マシンモニタ110は、図6のステップS105でアクセス先登録要求処理を起動すると、DHCPのブロードキャストを要求した仮想マシン120−1にアクセス先登録要求を行う。
(2)ステップS221
アクセス先登録要求を受信した仮想マシン120−1は、アクセス先登録要求があったことをマークする。
(3)ステップS222
その後、仮想マシン120−1は、DHCPサーバからDHCPACKを受信することで、DHCPサーバが確定することになるが、この後、アクセス先登録要求がマークされているか否かを確認する。
(4)ステップS223
マークされていると、仮想マシンモニタ110に、確定したDHCPサーバのアドレス情報(MACアドレス、IPアドレス)を通知する。
(5)ステップS212
仮想マシンモニタ110は、このアドレス情報をアクセス先記憶部111に格納する。ここでは、仮想マシンモニタ110がアドレス情報をアクセス先記憶部111に格納するフローを説明したが、仮想マシン120−1がアクセス先記憶部111にアクセス可能な場合は、仮想マシン120−1が直接アドレス情報をアクセス先記憶部111に格納しても良い。
(1)ステップS211
仮想マシンモニタ110は、図6のステップS105でアクセス先登録要求処理を起動すると、DHCPのブロードキャストを要求した仮想マシン120−1にアクセス先登録要求を行う。
(2)ステップS221
アクセス先登録要求を受信した仮想マシン120−1は、アクセス先登録要求があったことをマークする。
(3)ステップS222
その後、仮想マシン120−1は、DHCPサーバからDHCPACKを受信することで、DHCPサーバが確定することになるが、この後、アクセス先登録要求がマークされているか否かを確認する。
(4)ステップS223
マークされていると、仮想マシンモニタ110に、確定したDHCPサーバのアドレス情報(MACアドレス、IPアドレス)を通知する。
(5)ステップS212
仮想マシンモニタ110は、このアドレス情報をアクセス先記憶部111に格納する。ここでは、仮想マシンモニタ110がアドレス情報をアクセス先記憶部111に格納するフローを説明したが、仮想マシン120−1がアクセス先記憶部111にアクセス可能な場合は、仮想マシン120−1が直接アドレス情報をアクセス先記憶部111に格納しても良い。
一方、図7に示すように、仮想マシン120−2がDHCPサーバとして動作する場合には、仮想マシン120−2は、DHCPサーバとしての機能を開始すると、アクセス先記憶部111へ自らのアドレス情報を登録しても良い。登録に際しては、仮想マシンモニタ110に登録要求し、その要求を受けた仮想マシンモニタ110が登録しても良い。また、アクセス先記憶部111へ、仮想マシン123が直接情報を書き込める場合には、仮想マシン123が直接書き込んでも良い。
本発明の第1実施形態では、ブロードキャストメッセージをユニキャストメッセージに書き換えるように構成されているため、ブロードキャストによるネットワーク負荷を抑えることができる。また、宛先アドレスが自物理マシン100内の仮想マシン120−2である場合には、通信路200にフレームを送出することもしないので、ネットワーク上の他のノードに影響を及ぼさない。更に、DHCPサーバとして動作する仮想マシン120−2に直接フレームを送信するので、高速な通信が行える。
次に、本発明の第2実施形態の構成について図面を参照して詳細に説明する。
図11を参照すると、本発明の第2実施形態の構成は、図4のアクセス先記憶部111として、複数のアクセス先サーバアドレスを格納できるようになっている。
図11を参照すると、本発明の第2実施形態の構成は、図4のアクセス先記憶部111として、複数のアクセス先サーバアドレスを格納できるようになっている。
次に、図12のフローチャートを参照して、本発明の第2実施形態の動作について詳細に説明する。図12では、図8のフローチャートにS106乃至S108が追加されるが、その他は同じである。
(1)ステップS101
仮想マシン120−1から送信されたフレームをフレーム受信部112で受信すると、そのフレームが、ブロードキャストフレームかを確認する。この確認には、図9に示すようなDHCPメッセージフォーマットにおいて、宛先アドレスがブロードキャストアドレスかどうかで判断する。
(2)ステップS102
このフレームがブロードキャストフレームの場合、フレーム書換部113は、このフレームがDHCPメッセージかを確認する。
(3)ステップS103
このフレームがDHCPメッセージである場合、フレーム書換部113は、アクセス先記憶部111を参照し、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されているかを確認する。
(4)ステップS105
フレーム書換部113は、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されていないと判断した場合、アクセス先登録要求処理を起動する。
(5)ステップS106
フレーム書換部113は、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されている場合、DHCPサーバのアドレス情報が複数格納されているかを確認する。
(6)ステップS104
フレーム書換部113は、DHCPサーバのアドレス情報が複数格納されていない場合、すなわちDHCPサーバのアドレス情報が1つだけの場合、格納されているDHCPサーバのアドレス情報でDHCPフレームの宛先アドレスを書き換える。この際、イーサネットヘッダにDHCPサーバのMACアドレスを、IPアドレスにDHCPサーバのIPアドレスを設定するといった処理を行う。また、チェックサムなど、その他のフィールドも必要に応じて書き換える。
(7)ステップS107
フレーム書換部113は、DHCPサーバのアドレス情報が複数格納されている場合、格納されているDHCPサーバ数に応じてバッファサイズを決定し、少なくとも一つのユニキャスト用フレームバッファのアロケートを行う。
(8)ステップS108
そして、フレーム書換部113は、フレーム受信部112で受信したフレームと、DHCPサーバのアドレス情報に基づいて、それらDHCPサーバを宛先とするように、アロケートしたバッファに少なくとも一つのユニキャスト用フレームを作成する。作成されたユニキャスト用フレームをフレーム送信部114で送信する。
(1)ステップS101
仮想マシン120−1から送信されたフレームをフレーム受信部112で受信すると、そのフレームが、ブロードキャストフレームかを確認する。この確認には、図9に示すようなDHCPメッセージフォーマットにおいて、宛先アドレスがブロードキャストアドレスかどうかで判断する。
(2)ステップS102
このフレームがブロードキャストフレームの場合、フレーム書換部113は、このフレームがDHCPメッセージかを確認する。
(3)ステップS103
このフレームがDHCPメッセージである場合、フレーム書換部113は、アクセス先記憶部111を参照し、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されているかを確認する。
(4)ステップS105
フレーム書換部113は、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されていないと判断した場合、アクセス先登録要求処理を起動する。
(5)ステップS106
フレーム書換部113は、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されている場合、DHCPサーバのアドレス情報が複数格納されているかを確認する。
(6)ステップS104
フレーム書換部113は、DHCPサーバのアドレス情報が複数格納されていない場合、すなわちDHCPサーバのアドレス情報が1つだけの場合、格納されているDHCPサーバのアドレス情報でDHCPフレームの宛先アドレスを書き換える。この際、イーサネットヘッダにDHCPサーバのMACアドレスを、IPアドレスにDHCPサーバのIPアドレスを設定するといった処理を行う。また、チェックサムなど、その他のフィールドも必要に応じて書き換える。
(7)ステップS107
フレーム書換部113は、DHCPサーバのアドレス情報が複数格納されている場合、格納されているDHCPサーバ数に応じてバッファサイズを決定し、少なくとも一つのユニキャスト用フレームバッファのアロケートを行う。
(8)ステップS108
そして、フレーム書換部113は、フレーム受信部112で受信したフレームと、DHCPサーバのアドレス情報に基づいて、それらDHCPサーバを宛先とするように、アロケートしたバッファに少なくとも一つのユニキャスト用フレームを作成する。作成されたユニキャスト用フレームをフレーム送信部114で送信する。
本発明の第2実施形態では、複数のDHCPサーバを登録し、DHCPメッセージを送信できるように構成されているため、いずれかのDHCPサーバが障害でダウンしたり、メンテナンスのために使用ができなくなっても、残りのDHCPサーバを使ってDHCP処理を行うことができる。
次に、本発明の第3実施形態の構成について図面を参照して詳細に説明する。
図13を参照すると、アクセス先記憶部111は、DHCPサーバのアドレス情報を格納した格納時刻もあわせて記録する。図14を参照すると、第3実施形態のフレーム書換部113は、図8のフローチャートに加え、ステップS109が追加されている。
(1)ステップS101
仮想マシン120−1から送信されたフレームをフレーム受信部112で受信すると、そのフレームが、ブロードキャストフレームかを確認する。この確認には、図9に示すようなDHCPメッセージフォーマットにおいて、宛先アドレスがブロードキャストアドレスかどうかで判断する。
(2)ステップS102
このフレームがブロードキャストフレームの場合、フレーム書換部113は、このフレームがDHCPメッセージかを確認する。
(3)ステップS109
フレーム書換部113は、このフレームがDHCPメッセージであると判断した場合でも、DHCPサーバのアドレス情報を格納した時刻から所定時刻が経過した場合は、ブロードキャストのままとする。そして、アクセス先登録要求処理を起動する。
(4)ステップS103
フレーム書換部113は、このフレームがDHCPメッセージであり、且つ、DHCPサーバのアドレス情報を格納した時刻から所定時刻が経過していない場合、フレーム書換部113は、アクセス先記憶部111を参照し、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されているかを確認する。
(5)ステップS104
DHCPサーバのアドレス情報が格納されている場合、フレーム書換部113は、格納されているDHCPサーバのアドレス情報でDHCPフレームの宛先アドレスを書き換える。この際、イーサネットヘッダにDHCPサーバのMACアドレスを、IPアドレスにDHCPサーバのIPアドレスを設定するといった処理を行う。また、チェックサムなど、その他のフィールドも必要に応じて書き換える。
(6)ステップS105
一方、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されていないと判断した場合、アクセス先登録要求処理を起動する。
図13を参照すると、アクセス先記憶部111は、DHCPサーバのアドレス情報を格納した格納時刻もあわせて記録する。図14を参照すると、第3実施形態のフレーム書換部113は、図8のフローチャートに加え、ステップS109が追加されている。
(1)ステップS101
仮想マシン120−1から送信されたフレームをフレーム受信部112で受信すると、そのフレームが、ブロードキャストフレームかを確認する。この確認には、図9に示すようなDHCPメッセージフォーマットにおいて、宛先アドレスがブロードキャストアドレスかどうかで判断する。
(2)ステップS102
このフレームがブロードキャストフレームの場合、フレーム書換部113は、このフレームがDHCPメッセージかを確認する。
(3)ステップS109
フレーム書換部113は、このフレームがDHCPメッセージであると判断した場合でも、DHCPサーバのアドレス情報を格納した時刻から所定時刻が経過した場合は、ブロードキャストのままとする。そして、アクセス先登録要求処理を起動する。
(4)ステップS103
フレーム書換部113は、このフレームがDHCPメッセージであり、且つ、DHCPサーバのアドレス情報を格納した時刻から所定時刻が経過していない場合、フレーム書換部113は、アクセス先記憶部111を参照し、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されているかを確認する。
(5)ステップS104
DHCPサーバのアドレス情報が格納されている場合、フレーム書換部113は、格納されているDHCPサーバのアドレス情報でDHCPフレームの宛先アドレスを書き換える。この際、イーサネットヘッダにDHCPサーバのMACアドレスを、IPアドレスにDHCPサーバのIPアドレスを設定するといった処理を行う。また、チェックサムなど、その他のフィールドも必要に応じて書き換える。
(6)ステップS105
一方、アクセス先アドレスとしてDHCPサーバのアドレス情報が格納されていないと判断した場合、アクセス先登録要求処理を起動する。
本発明の第3実施形態では、一定時間毎にブロードキャストを送出することになるので、DHCPサーバの構成が変更になっても、ブロードキャストを送出するタイミングでその変更を把握することができる。
次に、本発明の第4実施形態の構成について図面を参照して詳細に説明する。第4実施形態は、ARPのブロードキャスト処理についてである。
図15を参照するとアクセス先記憶部111は、IPアドレスとそれに対応するMACアドレスを格納できるようなテープルになっている。
(1)ステップS101
図16を参照すると、仮想マシン120−1から送信されたフレームをフレーム受信部112で受信すると、そのフレームが、ブロードキャストフレームかを確認する。この確認には、図9に示すようなDHCPメッセージフォーマットにおいて、宛先アドレスがブロードキャストアドレスかどうかで判断する。
(2)ステップS102´
第4実施形態のフレーム書換部113は、ブロードキャストフレームであった場合、そのフレームがARPかどうかを検査する。
(3)ステップS103´
フレーム書換部113は、ARPであった場合、アクセス先記憶部111に、問い合わせようとするIPアドレスのMACアドレスが既に記憶されているか検査する。
(4)ステップS104´
既に記憶されていれば、フレーム書換部113は、そのMACアドレスでブロードキャストフレームの宛先アドレスを書き換える。
(5)ステップS105´
一方、問い合わせようとするIPアドレスのMACアドレスが記憶されていない場合、フレーム書換部113は、ARPブロードキャストフレームを送信した仮想マシンに対するアクセス先登録要求処理を起動する。
(1)ステップS101
図16を参照すると、仮想マシン120−1から送信されたフレームをフレーム受信部112で受信すると、そのフレームが、ブロードキャストフレームかを確認する。この確認には、図9に示すようなDHCPメッセージフォーマットにおいて、宛先アドレスがブロードキャストアドレスかどうかで判断する。
(2)ステップS102´
第4実施形態のフレーム書換部113は、ブロードキャストフレームであった場合、そのフレームがARPかどうかを検査する。
(3)ステップS103´
フレーム書換部113は、ARPであった場合、アクセス先記憶部111に、問い合わせようとするIPアドレスのMACアドレスが既に記憶されているか検査する。
(4)ステップS104´
既に記憶されていれば、フレーム書換部113は、そのMACアドレスでブロードキャストフレームの宛先アドレスを書き換える。
(5)ステップS105´
一方、問い合わせようとするIPアドレスのMACアドレスが記憶されていない場合、フレーム書換部113は、ARPブロードキャストフレームを送信した仮想マシンに対するアクセス先登録要求処理を起動する。
図17を参照して、アクセス先登録要求処理のフローを説明する。
(1)ステップS211´
仮想マシンモニタ110は、図16のS105´でアクセス先登録要求処理を起動すると、ARPブロードキャストを要求した仮想マシン120−1にアクセス先登録要求を行う。
(2)ステップS221´
アクセス先登録要求を受信した仮想マシン120−1は、アクセス先登録要求があったことをマークする。
(3)ステップS222´
その後、仮想マシン120−1は、問い合わせたIPアドレス1に一致するホストからMACアドレス1を受信するが、この後、アクセス先登録要求がマークされているか否かを確認する。
(4)ステップS223´
マークされていると、仮想マシンモニタ110に、IPアドレスとMACアドレスとを通知する。
(5)ステップS212´
仮想マシンモニタ110は、このアドレス情報をアクセス先記憶部111に格納する。この場合、実施例1と同様に、アクセス先記憶部111への格納に際しては、仮想マシンモニタ110に登録要求し、その要求を受けた仮想マシンモニタ110が登録するフローを説明したが、アクセス先記憶部111へ、仮想マシン120−1が直接情報を書き込める場合には、仮想マシン120−1が直接書き込んでも良い。
(1)ステップS211´
仮想マシンモニタ110は、図16のS105´でアクセス先登録要求処理を起動すると、ARPブロードキャストを要求した仮想マシン120−1にアクセス先登録要求を行う。
(2)ステップS221´
アクセス先登録要求を受信した仮想マシン120−1は、アクセス先登録要求があったことをマークする。
(3)ステップS222´
その後、仮想マシン120−1は、問い合わせたIPアドレス1に一致するホストからMACアドレス1を受信するが、この後、アクセス先登録要求がマークされているか否かを確認する。
(4)ステップS223´
マークされていると、仮想マシンモニタ110に、IPアドレスとMACアドレスとを通知する。
(5)ステップS212´
仮想マシンモニタ110は、このアドレス情報をアクセス先記憶部111に格納する。この場合、実施例1と同様に、アクセス先記憶部111への格納に際しては、仮想マシンモニタ110に登録要求し、その要求を受けた仮想マシンモニタ110が登録するフローを説明したが、アクセス先記憶部111へ、仮想マシン120−1が直接情報を書き込める場合には、仮想マシン120−1が直接書き込んでも良い。
本発明の第4実施形態では、ARPの場合でもブロードキャストを抑制し、ネットワーク負荷を抑えることが可能である。
次に、本発明の第5実施形態の構成について図面を参照して詳細に説明する。上記は、DHCPとARPそれぞれ単独の実施形態であったが、第5実施形態では、DHCP、ARPの双方を同時に扱うものである。
図18を参照すると、アクセス先記憶部111は、ポインターテーブル1110と、サービスアクセステーブル1111と、サービスアクセステーブル1112を有する。
ポインターテーブル1110は、サービスアクセステーブル1111及びサービスアクセステーブル1112へのポインターを格納する。サービスアクセステーブル1111及びサービスアクセステーブル1112は、それぞれのサービス(ARP、DHCPなど)のアクセス先を記憶する。また、サービスアクセステーブル1111及びサービスアクセステーブル1112は、サービスの種類を識別する情報もあわせて格納する。
ポインターテーブル1110は、サービスアクセステーブル1111及びサービスアクセステーブル1112へのポインターを格納する。サービスアクセステーブル1111及びサービスアクセステーブル1112は、それぞれのサービス(ARP、DHCPなど)のアクセス先を記憶する。また、サービスアクセステーブル1111及びサービスアクセステーブル1112は、サービスの種類を識別する情報もあわせて格納する。
図19を参照して、本発明の第5実施形態の動作について説明する。
(1)ステップS301
仮想マシン120−1から送信されたフレームをフレーム受信部112で受信すると、そのフレームが、ブロードキャストフレームかを確認する。
(2)ステップS302
そのフレームがブロードキャストフレームであった場合、フレーム書換部113は、iに1を設定する。
(3)ステップS303
フレーム書換部113は、ポインターテーブル1110のサービスiのテーブルポインターがNULLかどうかを検査し、サービスiのテーブルポインターがNULLであれば、処理を終了する。
(4)ステップS304
フレーム書換部113は、サービスiのテーブルポインターがNULLでなければ、サービスiのアクセス処理を行うが、その内容は、DHCPやARPに応じたものであり、上述した実施例1乃至4に準じたもので良い。
(5)ステップS305
その後、フレーム書換部113は、iに1を加算し、サービスiのテーブルポインターがNULLかどうかの検査を行う。
(1)ステップS301
仮想マシン120−1から送信されたフレームをフレーム受信部112で受信すると、そのフレームが、ブロードキャストフレームかを確認する。
(2)ステップS302
そのフレームがブロードキャストフレームであった場合、フレーム書換部113は、iに1を設定する。
(3)ステップS303
フレーム書換部113は、ポインターテーブル1110のサービスiのテーブルポインターがNULLかどうかを検査し、サービスiのテーブルポインターがNULLであれば、処理を終了する。
(4)ステップS304
フレーム書換部113は、サービスiのテーブルポインターがNULLでなければ、サービスiのアクセス処理を行うが、その内容は、DHCPやARPに応じたものであり、上述した実施例1乃至4に準じたもので良い。
(5)ステップS305
その後、フレーム書換部113は、iに1を加算し、サービスiのテーブルポインターがNULLかどうかの検査を行う。
本発明の第5実施形態では、複数のサービスについて、ブロードキャストを抑制するための処理を行うことができるので、ネットワークの負荷をより抑えることができる。
更に、本発明によれば、仮想マシンからブロードキャストによって宛先を探索する処理に対して、広く適用することができる。
なお、実際には、仮想マシン120は、VM(Virtual Machine)に限定されない。仮想マシン120を物理マシンに置き換えても、本発明は実施可能である。
すなわち、仮想マシン120は、物理マシン100内に設置された小規模の物理マシン又は機能ブロックでも良い。例えば、図4の物理マシン100を、フレームを送出する処理部と、この処理部から送出されたフレームを監視する監視部とを備えるコンピュータとしても本発明を実施することが可能である。この場合、処理部が仮想マシン120に相当し、監視部が仮想マシンモニタ110に相当する。
なお、物理マシン100は、単体のコンピュータ端末に限らず、複数の端末を有するLAN等のネットワークシステムでも良い。物理マシン100がネットワークシステムの場合、仮想マシン120をシステム内の端末、仮想マシンモニタ110を端末の監視装置又は中継装置として本発明を実施することが考えられる。この時、仮想マシン120に相当する端末が、物理マシン100内で仮想マシン120としての動作を開始した場合、「仮想マシン120が生成された」ものとして扱う。同様に、端末が仮想マシン120としての動作を終了した場合、「仮想マシン120が消滅した」ものとして扱う。
すなわち、仮想マシン120は、物理マシン100内に設置された小規模の物理マシン又は機能ブロックでも良い。例えば、図4の物理マシン100を、フレームを送出する処理部と、この処理部から送出されたフレームを監視する監視部とを備えるコンピュータとしても本発明を実施することが可能である。この場合、処理部が仮想マシン120に相当し、監視部が仮想マシンモニタ110に相当する。
なお、物理マシン100は、単体のコンピュータ端末に限らず、複数の端末を有するLAN等のネットワークシステムでも良い。物理マシン100がネットワークシステムの場合、仮想マシン120をシステム内の端末、仮想マシンモニタ110を端末の監視装置又は中継装置として本発明を実施することが考えられる。この時、仮想マシン120に相当する端末が、物理マシン100内で仮想マシン120としての動作を開始した場合、「仮想マシン120が生成された」ものとして扱う。同様に、端末が仮想マシン120としての動作を終了した場合、「仮想マシン120が消滅した」ものとして扱う。
図20に、上記の例の場合の本発明の構成図を示す。この時、本発明の通信負荷低減装置は、システム500と、通信路200と、ホスト300とを備えている。システム500は、端末監視装置又は中継装置510と、端末520とを備えている。システム500は物理マシン100、端末監視装置又は中継装置510は仮想マシンモニタ110、端末520は仮想マシン120にそれぞれ該当する。この場合、端末監視装置又は中継装置510は、スイッチ又はルータであり、宛先情報を記憶して、必要なフレームには書き換えを行う。
最後に、本発明の特徴について詳述する。
本発明の通信負荷低減装置及び方法では、VMを利用して複数台のクライアントを統合した環境(ハイパーバイザ)において、DHCPサーバは同じハイパーバイザ上のVMに起動している。同一LAN上には、他のクライアントや他のDHCPサーバが存在している。
本発明の通信負荷低減装置及び方法では、VMを利用して複数台のクライアントを統合した環境(ハイパーバイザ)において、DHCPサーバは同じハイパーバイザ上のVMに起動している。同一LAN上には、他のクライアントや他のDHCPサーバが存在している。
本発明の通信負荷低減装置及び方法では、以下の点に特徴がある。
(1)VM上でクライアントが起動する。
(2)VM上のクライアントは、DHCP要求をローカルブロードキャストすることでIPアドレスを要求する。
(3)ハイパーバイザは、DHCPのローカルブロードキャストを、VM上のDHCPサーバに送信する。
(4)VM上のDHCPサーバは、ユニキャストによりVM上のクライアントにIPアドレスを配付する。
(5)ハイパーバイザは、IPアドレスを付与されたVM上のクライアントをLANに接続した状態とする。
(6)VM上のクライアントが異常終了して、IPアドレスを正しく解放しない場合、ハイパーバイザは代わりに、DHCPサーバに対して、DHCPアドレス解放を送信する。
(7)LAN上のPCがローカルブロードキャストしたDHCP要求は、ハイパーバイザはその上の各VM群には送信しない。
(8)その他、クライアントがブロードキャストによりサービスを要求するような場合、DHCPサーバの場合と同様に、そのサービスを行うサーバを同じハイパーバイザのVM上で動作せせることで、ブロードキャストをユニキャストに置き換える。
(1)VM上でクライアントが起動する。
(2)VM上のクライアントは、DHCP要求をローカルブロードキャストすることでIPアドレスを要求する。
(3)ハイパーバイザは、DHCPのローカルブロードキャストを、VM上のDHCPサーバに送信する。
(4)VM上のDHCPサーバは、ユニキャストによりVM上のクライアントにIPアドレスを配付する。
(5)ハイパーバイザは、IPアドレスを付与されたVM上のクライアントをLANに接続した状態とする。
(6)VM上のクライアントが異常終了して、IPアドレスを正しく解放しない場合、ハイパーバイザは代わりに、DHCPサーバに対して、DHCPアドレス解放を送信する。
(7)LAN上のPCがローカルブロードキャストしたDHCP要求は、ハイパーバイザはその上の各VM群には送信しない。
(8)その他、クライアントがブロードキャストによりサービスを要求するような場合、DHCPサーバの場合と同様に、そのサービスを行うサーバを同じハイパーバイザのVM上で動作せせることで、ブロードキャストをユニキャストに置き換える。
以上のように、本発明は、仮想マシンからのブロードキャストの抑制である。このため、物理マシン上にある仮想マシンからブロードキャストで処理要求をする場合に、予めサービス要求先ホストが決定している場合は、当該ブロードキャストを当該ホストへのユニキャストに変更する。
100… 物理マシン
110… 仮想マシンモニタ
111… アクセス先記憶部
1110… ポインターテーブル
1111… サービスアクセステーブル
1112… サービスアクセステーブル
112… フレーム受信部
113… フレーム書換部
114… フレーム送信部
120(−k、k=1〜n(nは1より大きい自然数))… 仮想マシン
200… 通信路
300… ホスト
500… システム
510… 端末監視装置又は中継装置
511… アクセス先記憶部
512… フレーム受信部
513… フレーム書換部
514… フレーム送信部
520(−k、k=1〜n(nは1より大きい自然数))… 端末
110… 仮想マシンモニタ
111… アクセス先記憶部
1110… ポインターテーブル
1111… サービスアクセステーブル
1112… サービスアクセステーブル
112… フレーム受信部
113… フレーム書換部
114… フレーム送信部
120(−k、k=1〜n(nは1より大きい自然数))… 仮想マシン
200… 通信路
300… ホスト
500… システム
510… 端末監視装置又は中継装置
511… アクセス先記憶部
512… フレーム受信部
513… フレーム書換部
514… フレーム送信部
520(−k、k=1〜n(nは1より大きい自然数))… 端末
Claims (15)
- ネットワーク上のアクセス先を検出して前記アクセス先の宛先情報を取得する端末装置と、
前記端末装置が取得した前記宛先情報を保持し、且つ、前記端末装置からフレームを受信した時、前記宛先情報に基づいて前記フレームの宛先を前記アクセス先とした少なくとも一つのユニキャスト用フレームを作成する監視装置と
を具備する
通信負荷低減装置。 - 請求項1に記載の通信負荷低減装置において、
前記監視装置は、前記端末装置にアクセス先登録要求を行い、且つ、前記端末装置から通知された前記宛先情報を取得し、
前記端末装置は、前記監視装置からアクセス先登録要求を受信したことをマークし、且つ、前記アクセス先から応答を受信した時にアクセス先登録要求がマークされている場合、前記監視装置に前記宛先情報を通知する
通信負荷低減装置。 - 請求項1又は2に記載の通信負荷低減装置において、
前記監視装置は、
前記宛先情報としてサーバのアドレス情報を格納するアクセス先記憶部と、
前記端末装置から前記フレームを受信し、前記フレームが所定のメッセージであるか確認するフレーム受信部と、
前記フレームが所定のメッセージである場合、前記アクセス先記憶部に格納されている前記アドレス情報に基づき前記フレームの宛先アドレスを書き換えるフレーム書換部と、
前記宛先アドレスに対して前記フレームを送信するフレーム送信部と
を具備する
通信負荷低減装置。 - 請求項3に記載の通信負荷低減装置において、
前記フレーム書換部は、前記アドレス情報を複数保有しているか確認し、前記アドレス情報の数に応じてバッファサイズを決定し、前記少なくとも一つのユニキャスト用フレームのバッファのアロケートを行い、前記フレームと前記アドレス情報に基づいて、前記アドレス情報毎に対応する各サーバを宛先として、アロケートしたバッファに前記少なくとも一つのユニキャスト用フレームを作成し、
前記フレーム送信部は、前記少なくとも一つのユニキャスト用フレームを送信する
通信負荷低減装置。 - 請求項3又は4に記載の通信負荷低減装置において、
前記フレーム書換部は、前記アドレス情報を登録した時刻から所定時刻が経過した場合、前記フレームの宛先アドレスを書き換えることなく、アクセス先登録要求を行う
通信負荷低減装置。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の通信負荷低減装置において、
前記フレーム書換部は、前記フレームがARPである場合、問い合わせようとするIPアドレスのMACアドレスを保有しているか確認し、前記MACアドレスを保有している場合、前記MACアドレスで前記フレームの宛先アドレスを書き換える
通信負荷低減装置。 - 請求項3乃至6のいずれか一項に記載の通信負荷低減装置において、
前記フレーム書換部は、前記フレームが所定のフレームである場合、iに1を設定し、ポインターテーブルのサービスiのテーブルポインターがNULLかどうかを検査し、NULLでない場合、サービスiのアクセス処理を行い、iに1を加算し、再度サービスiのテーブルポインターがNULLかどうかの検査を行う
通信負荷低減装置。 - 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の通信負荷低減装置において、
前記端末装置は、物理マシン上で動作する仮想マシンであり、
前記監視装置は、前記仮想マシンを監視する仮想マシンモニタである
通信負荷低減装置。 - (a1)フレームを取得し、前記フレームが所定のメッセージかを確認するステップと、
(a2)前記フレームが所定のメッセージである場合、アクセス先アドレスとしてサーバのアドレス情報が格納されているかを確認するステップと、
(a3)サーバのアドレス情報が格納されている場合、格納されているサーバのアドレス情報で前記フレームの宛先アドレスを書き換えるステップと、
(a4)アクセス先アドレスとしてサーバのアドレス情報が格納されていない場合、アクセス先登録要求処理を起動するステップと
を具備する
通信負荷低減方法。 - 請求項9に記載の通信負荷低減方法において、
(b1)前記アクセス先登録要求処理を起動すると、アクセス先登録要求を行うステップと、
(b2)アクセス先登録要求があったことをマークするステップと、
(b3)サーバから応答を受信することでサーバを確定し、アクセス先登録要求がマークされているか否かを確認するステップと、
(b4)アクセス先登録要求がマークされていると、確定したサーバのアドレス情報を取得するステップと、
(b5)確定したサーバのアドレス情報を格納するステップと
を更に具備する
通信負荷低減方法。 - 請求項9又は10に記載の通信負荷低減方法において、
前記(a3)ステップは、
(a31)アクセス先アドレスとしてサーバのアドレス情報が格納されている場合、サーバのアドレス情報が複数格納されているかを確認するステップと、
(a32)サーバのアドレス情報が1つ格納されている場合、格納されているサーバのアドレス情報で前記フレームの宛先アドレスを書き換えるステップと、
(a33)サーバのアドレス情報が複数格納されている場合、格納されているサーバ数に応じてバッファサイズを決定し、少なくとも一つのユニキャスト用フレームバッファのアロケートを行うステップと、
(a34)前記フレームとサーバのアドレス情報に基づいて、該当するサーバを宛先とするように、アロケートしたバッファに少なくとも一つのユニキャスト用フレームを作成するステップと、
(a35)前記少なくとも一つのユニキャスト用フレームをフレーム送信部で送信するステップと
を具備する
通信負荷低減方法。 - 請求項9乃至11のいずれか一項に記載の通信負荷低減方法において、
前記(a2)ステップは、
(a21)前記フレームが所定のメッセージであると判断した場合でも、サーバのアドレス情報を格納した時刻から所定時刻が経過した場合は、前記フレームの宛先アドレスを書き換えることなく、アクセス先登録要求処理を起動するステップと
を具備する
通信負荷低減方法。 - 請求項9乃至12のいずれか一項に記載の通信負荷低減方法において、
(c1)前記フレームがARPかどうかを検査するステップと、
(c2)前記フレームがARPであった場合、問い合わせようとするIPアドレスのMACアドレスが既に記憶されているか検査するステップと、
(c3)前記MACアドレスが既に記憶されていれば、前記MACアドレスで前記所定のフレームの宛先アドレスを書き換えるステップと、
(c4)前記MACアドレスが記憶されていない場合、ARPである前記フレームを送信した端末装置に対するアクセス先登録要求処理を起動するステップと
を更に具備する
通信負荷低減方法。 - 請求項9乃至13のいずれか一項に記載の通信負荷低減方法において、
(d1)iに1を設定するステップと、
(d2)ポインターテーブルのサービスiのテーブルポインターがNULLかどうかを検査するステップと、
(d3)サービスiのテーブルポインターNULLであれば、処理を終了するステップと、
(d4)サービスiのテーブルポインターNULLでなければ、サービスiのアクセス処理を行った後、iに1を加算し、サービスiのテーブルポインターがNULLかどうかの検査を行うステップと
を更に具備する
通信負荷低減方法。 - 請求項9乃至14のいずれか一項に記載の通信負荷低減方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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