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JP2008027312A - ストレージ装置及び変換ボード - Google Patents

ストレージ装置及び変換ボード Download PDF

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JP2008027312A JP2006201176A JP2006201176A JP2008027312A JP 2008027312 A JP2008027312 A JP 2008027312A JP 2006201176 A JP2006201176 A JP 2006201176A JP 2006201176 A JP2006201176 A JP 2006201176A JP 2008027312 A JP2008027312 A JP 2008027312A
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努 小賀
Mitsuru Inoue
充 井上
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Abstract

【課題】 ストレージ装置内の限られた記憶装置の搭載スペースのなかで、ハードディスクドライブのヘッド数を増やすことを可能とし、この結果としてデータの読み書きの性能を向上させ得るストレージ装置及び変換ボードを提案しようとするものである。
【解決手段】それぞれ着脱自在に搭載された所定の大きさを有する複数の第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置に対するデータの読み書きを制御する制御部とを有するストレージ装置において、各前記第1の記憶装置の搭載位置にそれぞれ対応させて設けられ、所定状態に搭載された前記第1の記憶装置と物理的及び電気的に接続される外部用コネクタと、前記外部用コネクタに着脱自在に設けられ、1又は複数の前記第1の記憶装置の搭載位置に、当該第1の記憶装置よりも物理的に小さい第2の記憶装置を当該第1の記憶装置の搭載数よりも多く搭載するための変換部と、を備えることとした。
【選択図】図7

Description

本発明は、ストレージ装置及び変換ボードに関し、例えば記憶装置として3.5インチのハードディスクドライブを用いるストレージ装置に適用して好適なものである。
近年、ストレージ装置として、ハードディスクドライブ(以下、適宜、HDDと呼ぶ)等の複数の記憶装置をRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)方式で管理することにより、装置全体としての容量を大容量化しながらデータアクセス速度や信頼性を向上させたものが実用化されている。
かかるストレージ装置においては、通常、記憶装置に対するデータ転送方式として処理速度の速いファイバチャネル(Fibre Channel)と呼ばれるデータ転送方式が用いられている。そして、現在、かかるストレージ装置に搭載される記憶装置としては、このファイバチャネルを利用した3.5インチのHDD(以下、3.5HDDという)が主流である。
一方、近年では、ファイバチャネルに次ぐ接続処理速度であり、接続可能な記憶装置の総数がファイバチャネルよりも圧倒的に多いSAS(Serial Attached SCSI)と呼ばれるデータ転送方式が活用され始めている。そして今後は、ストレージ装置に搭載する記憶装置の主流が、ファイバチャネルを利用した3.5インチHDDからSASを利用した安価な2.5インチのHDD(以下、2.5HDDという)へ移行することが予想されている。
従って現状としては、処理速度や価格を考慮すれば、3.5HDDと2.5HDDとを混載したストレージ装置を構築するのが理想である。
なお、ストレージ装置に2種類以上のHDDを搭載する技術として、例えば、5.25インチのHDDを搭載する筐体に、複数の2.5HDDを搭載する技術が下記特許文献1及び特許文献2に開示されている。
特開平6−84338号公報 特開平8−137631号公報
ところで、2.5HDDは、3.5HDDよりも物理的な大きさ(外寸)が小さい。従って、上述のように3.5HDD及び2.5HDDを混載したストレージ装置を構築するに際して、2.5HDDを3.5HDDと同じ搭載パターンで搭載した場合、3.5HDD及び2.5HDD間の容量差に該当する無駄なスペースが発生する問題がある。
また、3.5HDDがファイバチャネルプロトコルに対応しているのに対して、2.5HDDはSASプロトコルに対応しており、3.5HDDと2.5HDDの両者間ではデータ転送プロトコルが異なる。このため、3.5HDDと2.5HDDの両者間でデータ転送をしようとしても、両者間は通信することができない。従って、上述のように2種類以上のハードディスクドライブを混載したストレージ装置を構築する場合、煩雑なプロトコル制御が必要となるという問題も生じる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ストレージ装置内の限られた記憶装置の搭載スペースのなかで、ハードディスクドライブのヘッド数を増やすことを可能とし、この結果としてデータの読み書きの性能を向上させ得るストレージ装置及び変換ボードを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、それぞれ着脱自在に搭載された所定の大きさを有する複数の第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置に対するデータの読み書きを制御する制御部とを有するストレージ装置において、各前記第1の記憶装置の搭載位置にそれぞれ対応させて設けられ、所定状態に搭載された前記第1の記憶装置と物理的及び電気的に接続される外部用コネクタと、前記外部用コネクタに着脱自在に設けられ、1又は複数の前記第1の記憶装置の搭載位置に、当該第1の記憶装置よりも物理的に小さい第2の記憶装置を当該第1の記憶装置の搭載数よりも多く搭載するための変換部とを備えることを特徴とする。
この結果、ストレージ装置内の限られた記憶装置搭載スペースのなかで、物理的なサイズにも対応しつつ種類の異なるハードディスクドライブを多く搭載して混載することができる。また、ストレージ装置内の限られた記憶装置搭載スペースのなかで、データを記憶する記憶容量を増やすことができる。
また本発明においては、所定の大きさの複数の第1の記憶装置がそれぞれ着脱自在に搭載されるストレージ装置に適用する変換ボードにおいて、所定大きさのボードと、前記ボードの一面側に設けられ、前記ストレージ装置内の各前記第1の記憶装置の搭載位置にそれぞれ設けられた第1のコネクタと物理的及び電気的に接続される1又は複数の第1のコネクタと、前記ボードの他面側に、前記変換部材における各前記第2の記憶装置の搭載位置にそれぞれ対応させて設けられ、それぞれ所定状態に搭載された前記第2の記憶装置と物理的及び電気的に接続される複数の第2のコネクタと、を備え、対応する前記第1及び第2のコネクタ同士が電気的に接続されたことを特徴とする。
この結果、ストレージ装置内の限られた記憶装置搭載スペースのなかで、物理的なサイズにも対応しつつ種類の異なるハードディスクドライブを多く搭載して混載することができる。また、ストレージ装置内の限られた記憶装置搭載スペースのなかで、データを記憶する記憶容量を増やすことができる。
本発明によれば、ストレージ装置内の限られた記憶装置搭載スペースのなかで、種類の異なるハードディスクドライブを多く搭載して混載することができるため、ハードディスクドライブヘッド数を増やすことができる。結果として、データを記憶する記憶容量が増えるので、ハードディスクドライブへのデータの読み書きの性能を向上させることができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態による記憶システムの構成
まず、第1の実施の形態による記憶システムについて以下に説明する。
図1において、1は全体として第1の実施の形態による記憶システムを示す。この記憶システム1は、ホスト装置2がネットワーク3を介してストレージ装置4と接続される構成である。
ホスト装置2は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等の情報処理資源を備えたコンピュータ装置であり、例えばパーソナルコンピュータや、ワークステーション、メインフレームなどから構成される。またホスト装置2は、キーボード、スイッチやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置(図示せず)と、モニタディスプレイやスピーカ等の情報出力装置(図示せず)とを備える。
ネットワーク3は、例えばSAN(Storage Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、公衆回線又は専用回線などから構成される。このネットワーク3を介したホスト装置2及びストレージ装置4間の通信は、例えばネットワーク3がSANである場合にはファイバチャネルプロトコルに従って行われ、ネットワーク3がLANである場合にはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルに従って行われる。
ストレージ装置4は、複数のハードディスクドライブからなるディスクドライブ部5と、各ハードディスクドライブ50A,50BをRAID方式で管理するコントローラ6と、保守端末11とを備えて構成される。
ハードディスクドライブ50A,50Bは、例えばSCSI(Small Computer System Interface)ディスク等の高価なハードディスクドライブ、又はSATA(Serial AT Attachment)ディスク等の安価なハードディスクドライブから構成される。第1の実施の形態においては、ディスクドライブ部5の複数のハードディスクドライブ50A,50Bは、ファイバチャネルを利用した3.5HDD50AとSASを利用した2.5HDD50Bとから構成される。
1又は複数のハードディスクドライブ50A,50BによりRAID方式の基本単位となるECC(Error Correcting Code)グループが構成され、当該ECCグループを構成する各ハードディスクドライブが提供する記憶領域上に1又は複数の論理的なボリューム(以下、これを論理ボリュームと呼ぶ)(図示せず)が定義される。そして、この論理ボリュームにホスト装置2からのデータが所定大きさのブロックを単位として読み書きされる。
各論理ボリュームには、それぞれ固有の識別子(LUN:Logical Unit Number)が割り当てられる。本実施の形態の場合、ユーザデータの入出力は、この識別子と、各ブロックにそれぞれ割り当てられるそのブロックに固有の番号(LBA:Logical Block Address)との組み合わせたものをアドレスとして、当該アドレスを指定して行われる。
コントローラ6は、チャネルアダプタ7、共有メモリ9、キャッシュメモリ10及びディスクアダプタ8を備えて構成される。
チャネルアダプタ7は、チャネルアダプタプロセッサ70、メモリ(図示せず)及び通信インタフェース等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されており、ネットワーク3に接続するためのポート(図示せず)を備える。チャネルアダプタ7は、ホスト装置2から送信される各種コマンドを解釈して、必要な処理を実行する。チャネルアダプタ7のポートには、それぞれを識別するためのネットワークアドレス(例えば、IPアドレスやWWN)が割り当てられており、これによりチャネルアダプタ7がNAS(Network Attached Storage)として振る舞うことができるようになされている。チャネルアダプタ7は、高速スイッチングによりデータ伝送を行う超高速クロスバススイッチなどのスイッチ又はバス等を介して共有メモリ9、キャッシュメモリ10及び保守端末11と接続されている。
ディスクアダプタ8は、ディスクアダプタプロセッサ80、ECC計算部81、メモリ(図示せず)等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成され、ハードディスクドライブ50A,50Bとの通信時におけるプロトコル制御を行うインタフェースとして機能する。第1の実施の形態におけるディスクアダプタ8は、ファイバチャネルケーブルを介してハードディスクドライブ50A,50Bと接続されており、ファイバチャネルプロトコル又はSASプロトコルに従ってこれらハードディスクドライブ50A,50Bとの間のデータの授受を行う。また、ECC計算部81は、本来のデータとは別に付加される冗長コードであるパリティを計算する。
共有メモリ9は、チャネルアダプタ8及びハードディスクドライブ50A,50Bにより共有される記憶メモリである。共有メモリ9は、主にストレージ装置4の電源投入時にシステムボリュームから読み出されたシステム構成情報及び各種制御プログラムや、ホスト装置2からのコマンドなどを記憶するために利用される。
キャッシュメモリ10も、チャネルアダプタ8及びハードディスクドライブ50A,50Bにより共有される記憶メモリである。このキャッシュメモリ10は、主にストレージ装置4に入出力するユーザデータを一時的に記憶するために利用される。
保守端末11は、ストレージ装置4の保守又は管理のために操作されるコンピュータ装置である。この保守端末11は、ネットワーク3を介してホスト装置2が接続されており、ホスト装置2からデータ或いは命令を受信することができる。また保守端末11は、ストレージ装置4内の障害発生を監視する。
このように構成された記憶システム1は、ホスト装置2からデータの書き込み要求があると、チャネルアダプタ7を介してキャッシュメモリ10にデータが一時的に記憶される。そして、ディスクアダプタプロセッサ80が、キャッシュメモリ10に書き込まれたという情報を、共有メモリ9を介して認識すると、キャッシュメモリ10からデータを取得して、ディスクデバイス部5のハードディスクドライブ50A,50Bにデータを書き込む。なお、データを読み出すときは、この逆の流れでデータを読み出すことになる。
(1−2)外観構成
(1−2−1)全体概観構成
図2は、ストレージ装置4の全体概観構成を示す。第1の実施の形態によるストレージ装置4は、主に、ファン部12、ディスクドライブ部5、論理部13、バッテリ部14及び電源部15から構成されている。
これら各部は、ストレージ装置4の主要骨格を成す筐体20に搭載されている。筐体20の内側側面21には、長手方向D1に複数段にわたってマウントフレーム(図示せず)が形成され、このマウントフレームに沿って各部が引き出し式に装着される。そして、筐体20の上段にはファン部12とディスクドライブ部5とが搭載され、中段には論理部13が搭載され、下段にはバッテリ部14と電源部15とが搭載される。さらに、筐体の一側面には、保守端末11が搭載される。
ファン部12は、ディスクドライブ部5の内部を強制空冷するための複数のファン120から構成される。
ディスクドライブ部5は、ホスト装置2との間で入出力されるデータを格納するキャニスタ(図示せず)を複数搭載するために複数のハードディスクドライブ50A,50Bから構成されている。第1の実施の形態では、ディスクドライブ部5には、3.5HDD50Aと2.5HDD50Bとの複数のハードディスクドライブ50A,50Bを混載した3.5HDD用の筐体(以下、3.5HDD筐体という)51が搭載される構成である。詳細な説明は、後述する。
論理部13は、ストレージ装置4の制御を行うための複数の論理基板が収容され、上述したコントローラ6を搭載している。
バッテリ部14は、二次電池が内蔵されている。バッテリ部14は、停電などによりAC/DC電源からの電力供給が途絶えた場合に、ディスクドライブ部5などに電力を供給するバックアップ電源として機能する。
電源部15は、AC/DC電源が内蔵されており、AC/DC電源の状態監視などをする電源コントローラボード(図示せず)と接続されている。電源部15は、電源コントローラボードからの信号によりディスクドライブ部5に電源を供給できるように設定されている。
(1−2−2)ディスクドライブ部の外観構成
第1の実施の形態は、3.5HDD50Aと2.5HDD50Bとをストレージ装置4内の限られた記憶装置の搭載スペースのなかで混載できることを特徴としている。この特徴を実現するために、上述したディスクドライブ部5の外観構成について詳細に説明する。図3及び図4は、ディスクドライブ部5の外観構成を示している。
図3は、ディスクドライブ部5に複数列及び複数段に渡り搭載された3.5HDD筐体51のうち、一部を拡大した図である。
3.5HDD筐体51は、3.5HDD50Aと2.5HDD50Bとを複数搭載する。また3.5HDD筐体51は、図3の手前の正面から奥の背面方向D1に向かってスライドして3.5HDD筐体51内に収まる3.5HDD用のボード52(以下、3.5HDDボードという)を内蔵する構成である。
3.5HDDボード52上には、ファイバチャネル用のコネクタ53(以下、FCコネクタという)が上下方向(縦方向)D2に複数形成されている。そしてFCコネクタ53には、FCコネクタ53に対応する数の3.5HDD50Aが上下方向(縦方向)D2に差し込めるように構成されている。
さらに、複数のFCコネクタ53のうち一のFCコネクタ58に、2.5HDD50Bを搭載するための変換ボード55が接続されている。
変換ボード55は、左右方向(横方向)D3に複数のSASコネクタ54を有し、プロトコル変換チップ60を搭載している。
そして複数のSASコネクタ54には、SASコネクタ54に対応する数の2.5HDD50Bが左右方向(横方向)D3に差し込めるように構成されている。また2.5HDD用の筐体59は、2.5HDD50Bを収納する。
第1の実施の形態では、3台の3.5HDD50Aが上下方向(縦方向)D2に配置される3.5HDDボード52の範囲に、5台の2.5HDD50Bが左右方向(横方向)D3に配置された変換ボード55が搭載される構成である。すなわち、一般の物理的なサイズとして、3台分の3.5HDD50Aと5台分の2.5HDD50Bとが略等しいサイズで構成されている。
図4は、変換ボード55の表面56と裏面57との相互関係図である。図4に示すように、少なくとも1つのFCコネクタ58と変換ボード55とが接続する構成である。なお第1の実施の形態では、変換ボード55は、プロトコル変換チップ60を搭載した側の裏面57にFCコネクタ58が接続されているが、この実施の形態に限られるものではない。
(1−3)プロトコル変換機能
(1−3−1)プロトコル変換チップの内部構成
第1の実施の形態では、3.5HDD50Aと2.5HDD50Bとをストレージ装置4内の限られた記憶装置の搭載スペースのなかで混載するための具体的な手段として、プロトコル変換チップ60を用いることを特徴としている。この特徴を実現するためのプロトコル変換チップ60の内部構成を、以下に説明する。
図5は、プロトコル変換チップ60の内部構成を示したブロック図である。
プロトコル変換チップ60は、3.5HDD50Aに割り当てられるポートアドレスと、2.5HDD50Bに割り当てられるポートアドレスとを相互に変換するためのアドレス変換部と、3.5HDD50Aとのデータ転送に用いられるファイバチャネルプロトコルと、2.5HDD50Bとのデータ転送に用いられるSASプロトコルとを相互に変換するためのプロトコル変換部の機能を有している。
具体的には、プロトコル変換チップ60は、データを書き込む場合には、3.5HDD50Aに割り当てられるポートを2.5HDD50Bに割り当てられるポートに変換し、、ファイバチャネルプロトコルをSASプロトコルに変換する機能を有する。また、データを読み出す場合には、2.5HDD50Bに割り当てられるポートを3.5HDD50Aに割り当てられるポートに変換し、SASプロトコルをファイバチャネルプロトコルに変換する機能を有する。
そしてプロトコル変換チップ60には、ファイバチャネル制御部(以下、FC制御部という)61、SAS制御部62、プロセッサ63、メモリ部64、プロトコル変換部66及びECC演算部67が内蔵されている。
FC制御部61は、ファイバチャネルプロトコルでのデータ転送方式を利用した3.5HDD50Aとディスクアダプタ8との間で転送するデータやデータの読み書き要求を管理して制御する。FC制御部61には、ポートアドレス610、プロトコル制御部611及びデータバッファ612が内蔵されている。
ポートアドレス610は、ファイバチャネルプロトコルでのデータ転送方式を利用した3.5HDD50Aのポートアドレスを認識する。また、プロトコル制御部611は、ディスクアダプタ8から3.5HDD50Aに流れるプロトコルを管理する。さらに、データバッファ612は、プロトコル変換チップ60に入出力し、2.5HDD50Bに読み書きされるデータを一時的に記憶する記憶部の機能を有する。
同様に、SAS制御部62は、SASプロトコルでのデータ転送方式を利用した2.5HDD50Bとディスクアダプタ8との間で転送するデータやデータの読み書き要求を管理して制御する。SAS制御部62には、ポートアドレス620、プロトコル制御部621及びデータバッファ622が内蔵されている。
ポートアドレス620は、SASプロトコルでのデータ転送方式を利用した2.5HDD50Aのポートアドレスを認識する。また、プロトコル制御部621は、ディスクアダプタ8から2.5HDD50Bに流れるプロトコルを管理する。さらに、データバッファ622は、プロトコル変換チップ60に入出力するデータを一時的に記憶する記憶部の機能を有する。
プロセッサ63は、プロトコル変換チップ60内の基本的な演算処理を行う。特に、プロセッサ63は、後述するメモリ部64に格納されるアドレス変換テーブル65を読み込んで、演算処理を行う。
メモリ部64は、FC制御部61とSAS制御部62により共有される記憶メモリである。メモリ部64には、アドレス変換テーブル65が格納されている。
プロトコル変換部66は、パラメータを変換する。具体的には、プロトコル変換部66は、3.5HDD50Aのポートアドレスと2.5HDD50Bのポートアドレスとのパラメータを相互に変換し、ファイバチャネルプロトコルとSASプロトコルとのパラメータを相互に変換し、読み書き要求のコマンドを相互に変換する。
ECC演算部67は、本来のデータとは別に付加される冗長コードであるパリティを演算するためのもので、ECC演算回路(図示せず)を搭載している。
(1−3−2)アドレス変換テーブル
次に、図5で説明をしたメモリ部64に格納されるアドレス変換テーブル65について図6を参照して説明する。
アドレス変換テーブル65は、ストレージ装置4内の限られた記憶装置の搭載スペースのなかで混載するために、3.5HDD50Aと2.5HDD50Bとのポートアドレスを管理し、変換するためのアドレス変換部である。アドレス変換テーブル65は、「ファイバチャネル側ポートアドレス」フィールド65Aと「SAS側ポートアドレス」フィールド65Bから構成される。
「ファイバチャネルポードアドレス」フィールド65Aは、ファイバチャネルプロトコルのデータ転送方式を利用した3.5HDD50Aのポートアドレスが格納される。また、「SASポートアドレス」フィールド65Bは、SASプロトコルのデータ転送方式を利用した2.5HDD50Bのポートアドレスが格納される。
例えば、図6のアドレス変換テーブル65では、3.5HDD50Aのポートアドレス「4」に対応する2.5HDD50Bのポートアドレスは、「1」と「4」であることがわかる。同様に、3.5HDD50Aのポートアドレス「5」に対応する2.5HDD50Bのポートアドレスは、「2」と「5」、3.5HDD50Aのポートアドレス「6」に対応する2.5HDD50Bのポートアドレスは、「3」であることがわかる。
なお、第1の実施の形態では、3台の3.5HDD50Aに対して5台の2.5HDD50Bを対応させているため、図6に示すようなアドレス変換テーブル65となる。従って、対応するハードディスクドライブの数によって、一つのフィールドに格納されるポートアドレスは異なる。例えば、4台の3.5HDD50Aに対して、10台の2.5HDD50Bが対応するならば、3.5HDD50Aのポートアドレス「1」に対応する2.5HDD50Bのポートアドレスは、「1」と「4」及び「9」というように対応付けられる。このような対応付けは、保守員等の人間が任意に設定する。
また、アドレス変換テーブル65は、プロトコル変換チップ60ごとに有している。
(1−3−3)ディスクドライブ部の接続方式
このように対応付けられたポートアドレスを有するHDDにどのようにデータが記憶されるのかを説明する前提として、第1の実施の形態によるディスクアダプタ8とディスクドライブ部5との接続方式を説明する。図7に、第1の実施の形態によるディスクドライブ部5の構成を示す。
一般的な接続方式としては、ディスクアダプタ8とディスクドライブ部5とを一対一に接続する接続方式や、ファイバチャネルスイッチを介して接続する接続方式があるが、本実施の形態では、ディスクアダプタ8とディスクドライブ部5とをループ状に接続する接続方式を採用する。
図7に示すように、ディスクアダプタ8の各ポートDP1〜DPnと3.5HDD50Aとがループ状に接続されている。そして、ファイバチャネルを利用した3.5HDD50AのポートHP1〜HPnには、識別番号として通し番号が割り当てられている。
さらに、ディスクアダプタ8の各ポートDP1〜DPnと3.5HDD50Aとから構成される各ループR1〜Rnは、ディスクアダプタ8の各ポートHP1〜HPnに並列に接続されている。そうして、図7に示す破線のように、並列に接続された各3.5HDD50Aを一列として、各ハードディスクドライブ50A,50BがECCグループE1〜Enを構成する。なお、ここでいうECCグループE1〜Enとは、RAIDグループのことをいう。従ってECCグループが提供する記憶領域上に1又は複数の論理ボリュームが構成されることになる。
そして、第1の実施の形態では、3.5HDD50Aのポートアドレス「6」が割り当てられたポートHP6に、プロトコル変換チップ60を介して2.5HDD50Bが接続される。5台の2.5HDD50Bのポートhp1〜hp5には、それぞれ「1」から「5」のポートアドレスが割り当てられている。また、3.5HDD50Aにおいてポートアドレス「4」及び「5」が割り当てられたポートHP4,HP5は、図7に示すように閉塞処理がなされている。これにより、ホスト装置2からポートHP4〜HP6を指定した3.5HDD50Aに格納されるデータは、2.5HDD50Bにおいてポートアドレス「1」〜「5」が割り当てられたポートhp1〜hp5のいずれかに格納されるため、結果として、ホスト装置2、ディスクアダプタ8及び保守端末11は、5台の2.5HDD50Bを1台の仮想ハードディスクドライブ(以下、仮想HDDという)50AVとして認識することになる。そうして、ディスクアダプタ8は、図7に示す破線のように1台の仮想3.5HDD50AVとして認識する。そして、仮想HDD50AVを一列としてECCグループE1〜Enを構成することになる。
例えば、ホスト装置2からの書き込み要求に従って、ポートアドレス「4」が割り当てられたポートHP4を通って3.5HDD50Aにデータを書き込む場合、4台を一列とする仮想HDD50AVに、データと当該データのパリティ情報とが書き込まれることになる。そして実際には、プロトコル変換チップ60内のプロセッサ63が、アドレス変換テーブル65を参照して、ポートHP4の3.5HDD50Aに対応するポートhp1、hp4の2.5HDD50Bに、データまたはパリティが書き込まれることになる。
(1−3−4)HDD定義の手順
このように、プロトコル変換チップ60を介して3台の3.5HDD50Aを5台の2.5HDD50Bに装着した場合に、ホスト装置2、ディスクアダプタ8及び保守端末11がどうやって認識するか、HDD定義の設定を行う必要がある。図8及び図9は、HDD定義の手順を示すフローチャートである。
このうち図8はストレージ装置4を立ち上げる初期設定の具体的な作業内容を示している。
すなわち、保守員等が、筐体20を立ち上げるときに開始する(SP0)。そして保守員等は、筐体20に3.5HDD50Aと2.5HDD50Bとを搭載する(SP1)。保守員等が、保守端末11からファイバチャネルポートアドレスHP1〜HPnとSASポートアドレスhp1〜hp5とを設定し(SP2)、初期設定の手順は終了する(SP3)。
次に、ディスクデバイス部5として、あらかじめファイバチャネルプロトコルのデータ転送方式を利用した3.5HDD50Aが構成されていた場合に、その一部にSASプロトコルのデータ転送方式を利用した2.5HDD50Bに入れ替えて再設定する場合のフローチャートを、図9に示す。
すなわち、保守員等が、ディスクデバイス部5として3.5HDD50Aを構成していた場合に、その一部に2.5HDD50Bに入れ替える再設定のときに開始する(SP10)。保守員等が、保守端末11から交換対象である3.5HDD50Aのポートの閉塞処理を実施する(SP11)。その後、保守員等が、交換対象の3.5HDD50Aを抜去する(SP12)。そうして、保守員等が、抜去した搭載位置に対応する台数の2.5HDD50Bを挿入する(SP13)。保守員等が、保守端末11からファイバチャネルポートアドレスとSASポートアドレスとを設定し(SP14)、再設定の手順は終了する(SP15)。
(1−3−5)データ転送手順
次に、ハードディスクドライブ50A,50Bの定義を設定した後に、アドレス変換テーブルに基づいて対応付けられたハードディスクドライブ50A,50Bに、どのようにデータが転送されるのかを説明する。図10は、プロトコル変換チップ60内でのデータ転送の手順を示したフローチャートである。このフローチャートでは、ホスト装置2からの書込み要求があった場合について説明する。
まず、FC制御部61は、ホスト装置2からの書込み要求を受領するとデータ転送処理を開始する(SP20)。そしてFC制御部61は、ディスクアダプタ8からデータを受信すると(SP21)、FC制御部61のデータバッファ612にデータを一時的に格納する(SP22)。
プロセッサ63は、プロトコル制御部611によりコマンドを解析する(SP23)。
プロセッサ63が、書込み要求又は読み出し要求かのコマンドを解析した後、共有メモリ9へデータの書込みが終了したことを報告する(SP24)。
そしてプロセッサ63が、アドレス変換テーブル65とプロトコル変換部60とを参照して、ファイバチャネル側のポートアドレス,コマンド及びプロトコルを、SAS側のポートアドレス,コマンド及びプロトコルに変換する(SP25)。例えば、プロセッサ63が、アドレス管理テーブルを参照して、ポートアドレス「4」が割り当てられた3.5HDDに対応する2.5HDD50Bのポートアドレスは、ポートアドレス「1」及び「4」に変換されることになる。
そうしてSAS制御部62は、SAS側で、書込み要求又は読み出し要求かのコマンドを解析した後(SP26)、SAS制御部62のデータバッファ622にデータを一時的に格納する(SP27)。
SAS制御部62は、SASを利用した2.5HDD50Bにデータを転送すると(SP28)、データ転送の処理を終了する(SP29)。
なお図10では、データの書き込み要求について説明をしたが、データの読み出要求の場合には図10のフローチャートの逆の手順によりデータが転送されることになる。
(1−3−6)データ回復手順
上述のように、図10に示すECCグループE1〜En構成のハードディスクドライブ50A,50Bに格納されたデータに不良が生じた場合に、どのようにデータが回復されるのかについて、説明する。
図11は、データ不良が発生した場合のデータ回復を示したフローチャートである。
すなわちディスクアダプタ8が、3.5HDD50Aまたは2.5HDD50Bに格納されたデータの不良発生を認識した場合に開始する(SP30)。
次に、ディスクアダプタ8は、データの不良が発生を確認すると(SP31)、ECCグループE1〜Enを構成するハードディスクドライブ50A,50Bに格納されたデータをキャッシュメモリ10へ読み出す(SP32)。
そして、ディスクアダプタ8は、ディスクアダプタ8に内蔵されたECC計算部81により、読み出されたデータとパリティ情報に基づいて再計算をし、不良発生したデータを回復させる(SP33)。
ディスクアダプタ8は、回復したデータをキャッシュメモリ10に転送する(SP34)。その後、ディスクアダプタは、回復したデータを、不良発生したデータを格納していたハードディスクドライブ50A,50Bに再び格納し(SP35)、データ回復の処理を終了する(SP36)。
なお、データ不良発生の生じたハードディスクドライブ50A,50Bが2.5HDD50Bであって、ディスクアダプタ8がキャッシュメモリ10にデータを読み出す場合には、プロトコル変換チップ60のアドレス変換テーブル65を参照してデータのアドレス、プロトコル及びコマンドを変換することになる。
(1−4)本実施の形態の効果
以上のように、本実施の形態の記憶システム1では、プロトコル変換チップ60のメモリ部64にアドレス変換テーブル65を設けたので、ストレージ装置内の限られた記憶装置の搭載スペースのなかで、ハードディスクドライブのヘッド数を増やすことを可能とし、この結果としてデータの読み書きの性能を向上させ得るストレージ装置及び変換ボードを提供することができる。
また、プロトコル変換チップ60を介した2.5HDD50Bは、ディスクアダプタ8と並列に接続して、ECCグループE1〜Enを構成した。そのため、万一ディスクアダプタ8の各ポートDP1〜DPnのうち一つのポートが機能しなくなっても、当該ポート以外に接続された2.5HDD50Bに格納されたデータとパリティ情報から回復可能なため、データの信頼性をより一層高くすることができる。
さらに、プロトコル変換チップ60を介した2.5HDD50Bは、ディスクアダプタ8と並列に接続しているため、並行して動作する2.5HDD50Bの数が多く、容量が多いため、データのアクセス速度が上がり、データの読み書き処理をより一層速くすることができる。
ファイバチャネルを利用したデータ転送の処理速度は4Gbpsに対し、SASを利用したデータ転送の処理速度は3Gbpsである。このため、SASを利用したデータ転送の処理速度の方が遅く、データの書込み遅延が生じてディスクの性能低下が生じる。しかし、FC制御部61は、プロトコル変換チップ60内にあるFC制御部61のデータバッファ612にデータを格納した時点で、書き込み終了報告を共有メモリ9へ行い、その後、SAS制御部62は、2.5HDD50BにSASの処理速度で書き込みが行われるので、書込み時間の遅延を生じることがない。このようにプロトコル変換チップ60を設けたことで、結果として、ディスクの性能低下を回避することができる。
(2)第2の実施の形態
次に、第2の実施の形態による記憶システム1について、以下に説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる場所についてのみ説明をする。
(2−1)ディスクドライブ部の接続方式
第2の実施の形態によるディスクアダプタ8とディスクドライブ部5との接続方式を説明する。図12に、第2の実施の形態によるディスクドライブ部5の構成を示す。
図12に示すように、ディスクアダプタ8の各ポートDP1〜DPnと3.5HDD50Aとがループ状に接続されている。そして、ファイバチャネルプロトコルのデータ転送方式を利用した3.5HDD50AのポートHP1〜HPnは、通し番号になっている。
さらに、ディスクアダプタ8の各ポートDP1〜DPnと3.5HDD50Aとから構成される各ループR1〜Rnは、ディスクアダプタ8の各ポートDP1〜DPnに並列に接続されている。
そうして、図12に示す破線のように、直列に接続された4台の3.5HDD50AがECCグループE1〜Enを構成している。このうち、直列に接続された4台の仮想HDD50VAがECCグループE2を構成している。さらに、1台の仮想HDD50AVは、プロトコル変換チップ60を介して5台の2.5HDD50Bと接続されている。また、アドレス変換テーブル65は、プロトコル変換チップ60ごとに有するので、図12のECCグループE2では、4つのアドレス管理テーブルを有することになる。
そして、第2の実施の形態のECCグループE2では、3.5HDD50Aのポートアドレス「6」,「9」,「12」及び「15」が割り当てられたポートHP6,HP9,HP12及びHP15に、プロトコル変換チップ60を介して2.5HDD50Bが接続される。5台の2.5HDDのポートhp1〜hp5には、それぞれ「1」から「5」のポートアドレスが割り当てられている。
また、3.5HDDにおいてポートアドレスが「4」,「5」,「7」,「8」,「10」,「11」,「13」及び「14」が割り当てられた各ポートHP4,HP5,HP7,HP8,HP10,HP11,HP13及びHP14は、図12に示すように閉塞処理がなされている。これにより、ホスト装置2から3.5HDD50Aにおけるポートアドレスが「6」,「9」,「12」及び「15」が割り当てられたポートHP6、HP9,HP12及びHP15を指定した3.5HDD50Aに格納されるデータは、各2.5HDDのhp1〜hp5ポートのいずれかに格納されるため、結果として、ホスト装置2、ディスクアダプタ8及び保守端末11は、5台の2.5HDD50Bを1台の仮想3.5HDD50AVとして認識することになる。
例えば、ホスト装置2からの書き込み要求に従って、ポートアドレス「8」が割り当てられたポートHP8を通って3.5HDD50Aにデータを書き込む場合、4台を横一列とする仮想HDD50AVに、データと当該データのパリティ情報とが書き込まれることになる。そして実際には、プロトコル変換チップ60内のプロセッサ63が、アドレス変換テーブル65を参照して、ポートHP8の3.5HDDに対応するポートhp1,hp4の2.5HDD50Bに、データまたはパリティが書き込まれることになる。
なお、ディスクドライブ部5の接続方式を除いては、第1の実施の形態で説明しているので、説明を省略する。
(2−2)本実施の形態の効果
以上のように、本実施の形態においては、プロトコル変換チップ60のメモリ部64にアドレス変換テーブル65を設けたので、ストレージ装置内の限られた記憶装置の搭載スペースのなかで、ハードディスクドライブのヘッド数を増やすことを可能とし、この結果としてデータの読み書きの性能を向上させ得るストレージ装置及び変換ボードを提供することができる。
また、プロトコル変換チップ60を介した複数の2.5HDD50Bの一部は、ディスクアダプタ8と直列に接続してECCグループE1〜Enを構成した。このため、1つポートでRAIDグループを構成できるので、1つのポートだけでデータ回復をすることができる。
さらに、プロトコル変換チップ60を設けたことで、ディスクの性能低下を回避することができる。
(3)第3の実施の形態
次に、第3の実施の形態による記憶システム1について、以下に説明する。第3の実施の形態では、第1及び第2の実施の形態と異なる場所についてのみ説明をする。
(3−1)ディスクドライブ部の接続方式
第3の実施の形態によるディスクアダプタ8とディスクドライブ部5との接続方式を説明する。図13に、第3の実施の形態によるディスクドライブ部5の構成を示す。
図13に示すように、ディスクアダプタ8の各ポートDP1〜DPnと3.5HDD50Aとがループ状に接続されている。そして、ファイバチャネルプロトコルのデータ転送方式を利用した3.5HDD50AのポートHP1〜HPnは、通し番号になっている。
さらに、ディスクアダプタ8の各ポートDP1〜DPnと3.5HDD50Aとから構成される各ループR1〜Rnは、ディスクアダプタ8の各ポートDP1〜DPnに並列に接続されている。
そうして、図13に示す破線のように、並列に接続されたn台の3.5HDD50AがECCグループE1〜Enを構成する。また、1台の仮想HDD50AVは、プロトコル変換チップ60を介して5台の2.5HDD50Bと接続されている。5台の2.5HDD50Bのうち2台の2.5HDD50Bが、プロトコル変換チップ60を介してECCグループE4を構成する。また、アドレス変換テーブル65は、プロトコル変換チップ60ごとに有するので、図13のECCグループE4では8個のアドレス変換テーブル65を有することになる。
なお第3の実施の形態では、例えば、ポートアドレス「6」が割り当てられた3.5HDD50AのポートHP6に、プロトコル変換チップ60を介して2.5HDD50Bが接続される。5台の2.5HDD50Bのポートhp1〜hp5には、それぞれ「1」から「5」のポートアドレスが割り当てられている。
3.5HDD50Aのポートアドレス「4」及び「5」が割り当てられたポートHP4,HP5の閉塞処理に関しては、第2の実施の形態と同様のため、説明を省略する。また、ディスクドライブ部5の接続方式を除いては、その他は第1の実施の形態で説明しているので、説明を省略する。
(3−2)本実施の形態の効果
以上のように、本実施の形態においては、プロトコル変換チップ60のメモリ部64にアドレス変換テーブル65を設けたので、ストレージ装置内の限られた記憶装置の搭載スペースのなかで、ハードディスクドライブのヘッド数を増やすことを可能とし、この結果としてデータの読み書きの性能を向上させ得るストレージ装置及び変換ボードを提供することができる。
また、プロトコル変換チップ60を介した複数の2.5HDD50Bは、ディスクアダプタ8と並列に接続してECCグループE4等を構成した。このため、複数の2.5HDD50Bは、複数のECCグループE4等を構成することができるため、データを複数のECCグループE4等に分散させてアクセスする場合に有効である。
さらに、プロトコル変換チップ60を設けたことで、ディスクの性能低下を回避することができる。
(4)第4の実施の形態
次に、第4の実施の形態による記憶システムについて、以下に説明する。第4の実施の形態では、第1から第3の実施の形態と異なる場所についてのみ説明をする。
(4−1)ディスクドライブ部の接続方式
第4の実施の形態によるディスクドライブ部5の接続方式を説明する。図14に、第4の実施の形態によるディスクドライブ部5の一部の構成を示す。
図14に示すように、1台の仮想HDD50AVが3.5HDDのポートHPnに割り当てられている場合に、1台の仮想HDD50AVは、プロトコル変換チップ60を介して5台の2.5HDD50Bを構成している。そして、5台の2.5HDD50Bは、図14に示す破線のように、ECCグループEnを構成する。すなわち、4台の2.5HDD50Bにはデータが格納され、1台の2.5HDD50Bには、当該データのパリティ情報が格納されることになる。そうして、ディスクアダプタ8の各ポートDP1〜DPnと仮想HDD50AVとがループR1〜Rn状に接続される。
(4−2)アドレス変換テーブル
図14のように、1台の仮想HDD50AV内でECCグループEnを構成する場合の
アドレス変換テーブル65を図15に基づいて説明する。
上述の構成の場合に、アドレス変換テーブル65は、「ファイバチャネル側ポートアドレス」フィールド65Aのポートアドレス「1」に対応するのは、「SAS側ポートアドレス」フィールド65Bのポートアドレスが「1」であることがわかる。同様に、3.5HDDのポートアドレス「m」に対応する2.5HDDのポートアドレスは、「m」であることがわかる。
このように、第4の実施の形態では、1台の3.5HDD50Aに対して1台の2.5HDD50Bを対応させているため、図15に示すようなアドレス変換テーブル65となる。なお、このような対応付けは、保守員等の人間が任意に設定する。
(4−3)本実施の形態の効果
以上のように、本実施の形態においては、プロトコル変換チップ60のメモリ部64にアドレス変換テーブル65を設けたので、ストレージ装置内の限られた記憶装置の搭載スペースのなかで、ハードディスクドライブのヘッド数を増やすことを可能とし、この結果としてデータの読み書きの性能を向上させ得るストレージ装置及び変換ボードを提供することができる。
また、第4の実施の形態では、1台の仮想HDD50AV内でECCグループEnを構成したので、万一2.5HDD50Bのうちの1台が障害発生しても、自己修復が可能で、かつ、2.5HDD単位での交換・保守を可能とすることができる。
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、閉塞処理をしたポートHP1〜HPnにディスクアダプタ8がデータの読み書き要求をした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、閉塞処理をしたポートHP1〜HPnにはフラグを立て、ディスクアダプタ8は、データの読み書き要求を行わないような指示をディスクデバイス部5にしてもよい。
また上述の実施の形態においては、それぞれ着脱自在に搭載された所定の大きさを有する複数の第1の記憶装置である3.5HDD50Aと、3.5HDDに対するデータの読み書きを制御する制御部であるコントローラ6とを有するストレージ装置4において、3.5HDD50Aの搭載位置にそれぞれ対応させて設けられ、所定状態に搭載された3.5HDD50Aと物理的及び電気的に接続される外部用コネクタであるFCコネクタ53と、このFCコネクタ53に着脱自在に設けられ、1又は複数の3.5HDD50Aの搭載位置に、3.5HDD50Aよりも物理的に小さい第2の記憶装置である2.5HDD50Bを3.5HDD50Aの搭載数よりも多く搭載するための変換部であるプロトコル変換チップ60の場合について述べたが、本発明はこれに限らず、記憶装置は3.5HDD50A及び2.5HDD50Bに限られることはなく、記憶容量が異なる少なくとも二以上の記憶装置である場合に用いられる。
さらに上述の実施の形態においては、プロトコル変換チップ60は、それぞれファイバチャネル用のコネクタ53と物理的及び電気的に接続される第1のコネクタであるFCコネクタ58と、各2.5HDD50Bの搭載位置にそれぞれ対応させて設けられ、それぞれ所定状態に搭載された2.5HDD50Bと物理的及び電気的に接続される複数の第2のコネクタであるSASコネクタ54とを備え、対応するFCコネクタ58とSASコネクタ54同士が電気的に接続された場合について述べたが、本発明はこれに限らず、複数のFCコネクタ58と複数のSASコネクタ54同士が電気手気に接続された場合について用いられてもよい。
本発明は、1又は複数のストレージ装置を有する記憶システムや、その他の形態の記憶システムに広く適用することができる。
第1の実施の形態における記憶システムの全体構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるストレージ装置の全体概略構成図である。 第1の実施の形態におけるストレージ装置の筐体を一部拡大した拡大図である。 第1の実施の形態におけるユニットボードの表面と裏面との相互関係図である。 第1の実施の形態におけるプロトコル変換チップの内部構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるアドレス管理テーブルを示す概念図である。 第1の実施の形態におけるディスクドライブ部の構成図である。 第1の実施の形態におけるストレージ装置の初期設定のフローチャートである。 第1の実施の形態におけるストレージ装置の再設定のフローチャートである。 第1の実施の形態におけるプロトコル変換チップ内でのデータ転送手順を示したフローチャートである。 第1の実施の形態における記憶システムにおいてデータ不良が発生した場合のデータ回復を示したフローチャートである。 第2の実施の形態におけるディスクドライブ部の構成図である。 第3の実施の形態におけるディスクドライブ部の構成図である。 第4の実施の形態におけるディスクドライブ部の一部を示した構成図である。 第4の実施の形態におけるアドレス管理テーブルを示す概念図である。
符号の説明
1……記憶システム、2……ホスト装置、3……ネットワーク、4……ストレージ装置、5……ディスクデバイス部、6……コントローラ、7……チャネルアダプタ、8……ディスクアダプタ、9……共有メモリ、10……キャッシュメモリ、11……保守端末。

Claims (11)

  1. それぞれ着脱自在に搭載された所定の大きさを有する複数の第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置に対するデータの読み書きを制御する制御部とを有するストレージ装置において、
    各前記第1の記憶装置の搭載位置にそれぞれ対応させて設けられ、所定状態に搭載された前記第1の記憶装置と物理的及び電気的に接続される外部用コネクタと、
    前記外部用コネクタに着脱自在に設けられ、1又は複数の前記第1の記憶装置の搭載位置に、当該第1の記憶装置よりも物理的に小さい第2の記憶装置を当該第1の記憶装置の搭載数よりも多く搭載するための変換部と
    を備えることを特徴とするストレージ装置。
  2. 前記変換部は、
    それぞれ前記外部用コネクタと物理的及び電気的に接続される1又は複数の第1のコネクタと、
    各前記第2の記憶装置の搭載位置にそれぞれ対応させて設けられ、それぞれ所定状態に搭載された前記第2の記憶装置と物理的及び電気的に接続される複数の第2のコネクタと
    を備え、
    対応する前記第1及び第2のコネクタ同士が電気的に接続された
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  3. 前記変換部は、
    前記第1及び第2のコネクタ間において、前記第1のコネクタに割り当てられたポートアドレスと、各前記第2のコネクタにそれぞれ割り当てられたポートアドレスとを相互に変換するアドレス変換部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のストレージ装置。
  4. 前記アドレス変換部は、
    前記第1のコネクタに割り当てられたポートアドレスと、各前記第2のコネクタにそれぞれ割り当てられたポートアドレスとの対応関係が登録されたアドレス変換テーブルを有し、当該アドレス変換テーブルに基づいて、前記第1のコネクタに割り当てられたポートアドレスと、各前記第2のコネクタにそれぞれ割り当てられたポートアドレスとを相互に変換する
    ことを特徴とする請求項3に記載のストレージ装置。
  5. 前記変換部は、
    前記第1及び第2のコネクタ間において、前記第1の記憶装置が対応する第1の通信プロトコルと、前記第2の記憶装置が対応する第2の通信プロトコルとを相互に変換するプロトコル変換部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のストレージ装置。
  6. 前記変換部は、
    前記第2の記憶装置に読み書きされるデータを一時的に記憶する記憶部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のストレージ装置。
  7. 所定の大きさの複数の第1の記憶装置がそれぞれ着脱自在に搭載されるストレージ装置に適用する変換ボードにおいて、
    所定大きさのボードと、
    前記ボードの一面側に設けられ、前記ストレージ装置内の各前記第1の記憶装置の搭載位置にそれぞれ設けられた第1のコネクタと物理的及び電気的に接続される1又は複数の第1のコネクタと、
    前記ボードの他面側に、前記変換部材における各前記第2の記憶装置の搭載位置にそれぞれ対応させて設けられ、それぞれ所定状態に搭載された前記第2の記憶装置と物理的及び電気的に接続される複数の第2のコネクタと、
    を備え、
    対応する前記第1及び第2のコネクタ同士が電気的に接続された
    ことを特徴とする変換ボード。
  8. 前記第1及び第2のコネクタ間において、前記第1のコネクタに割り当てられたポートアドレスと、各前記第2のコネクタにそれぞれ割り当てられたポートアドレスとを相互に変換するアドレス変換部を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の変換ボード。
  9. 前記アドレス変換部は、
    前記第1のコネクタに割り当てられたポートアドレスと、各前記第2のコネクタにそれぞれ割り当てられたポートアドレスとの対応関係が登録されたアドレス変換テーブルを有し、当該アドレス変換テーブルに基づいて、前記第1のコネクタに割り当てられたポートアドレスと、各前記第2のコネクタにそれぞれ割り当てられたポートアドレスとを相互に変換する
    ことを特徴とする請求項8に記載の変換ボード。
  10. 前記第1及び第2のコネクタ間において、前記第1の記憶装置が対応する第1の通信プロトコルと、前記第2の記憶装置が対応する第2の通信プロトコルとを相互に変換するプロトコル変換部を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の変換ボード。
  11. 前記第2の記憶装置に読み書きされるデータを一時的に記憶する記憶部を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の変換ボード。
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