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JP2008024173A - 自動車用内装部品及びその製造方法 - Google Patents

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JP2008024173A
JP2008024173A JP2006199581A JP2006199581A JP2008024173A JP 2008024173 A JP2008024173 A JP 2008024173A JP 2006199581 A JP2006199581 A JP 2006199581A JP 2006199581 A JP2006199581 A JP 2006199581A JP 2008024173 A JP2008024173 A JP 2008024173A
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Masahiko Hara
正彦 原
Hiroyuki Aizawa
洋行 相澤
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】自動車用内装部品の軽量化及びコストダウンを図るとともに、樹脂リブ、クリップ取付座等の成形性を高め、成形サイクルを短縮化する。
【解決手段】ドアトリム10におけるドアトリム本体20は、軽量で保形性を有する発泡樹脂基材21と、その裏面に一体化される樹脂リブ23、クリップ取付座24、延長リブ25とから構成され、クリップ取付座24の基部にプレート部26を設定することにより、このプレート部26がバイパス機能を持ち、クリップ取付座24、延長リブ25双方の終端部に溶融樹脂を併行して供給することでショートショットをなくし、かつ成形サイクルを短縮化する。
【選択図】図4

Description

この発明は、ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、ラゲージトリム、トランクトリム、リヤサイドトリム、ルーフトリム等の自動車用内装部品及びその製造方法に係り、特に、軽量化が図れ、廉価に製作できるとともに、樹脂リブ並びに樹脂モールド体の成形性を高め、かつ成形時間を短縮化できる自動車用内装部品及びその製造方法に関する。
例えば、自動車用内装部品の構成をドアトリムを例示して、図12,図13を基に説明する。ドアトリム1は、保形性及び車体パネルへの取付剛性を備えた製品面のほぼ全面にいきわたっている樹脂芯材2の表面に、表面外観に優れた表皮3を積層一体化して構成されている。上記樹脂芯材2としては、タルクを混入したポリプロピレン系樹脂を素材としており、また、表皮3は、それ自体保形性を備えておらず、塩ビシート等の合成樹脂シート裏面にポリエチレンフォーム等のクッション材が積層された積層シート材料が使用され、最近では、環境面やリサイクル面を考慮して、サーモプラスチックオレフィン(以下TPOという)シート等のエラストマーシート裏面にポリエチレンフォーム等のクッション材が積層された積層シート材料が多用される傾向にある。
次に、上記ドアトリム1の成形方法における従来例について図14を基に説明する。まず、ドアトリム1を成形する成形金型4は、所定ストローク上下動可能な成形上型5と、成形上型5と対をなす固定側の成形下型6と、成形下型6と接続される射出機7とから大略構成されている。そして、成形上下型5,6を型締めした際、ドアトリム1の製品形状を形造るために成形上型5にはキャビティ部5aが形成され、成形下型6にはコア部6aが設けられている。上記成形上型5を所定ストローク上下動作させるために、昇降シリンダ5bが連結され、成形下型6には射出機7からの溶融樹脂の通路となるマニホールド6b、ゲート6cが設けられている。また、上下動作する成形上型5は、適正姿勢を維持させるために、成形下型6の4隅部にガイドポスト6dが設けられ、このガイドポスト6dに対応して成形上型5にはガイドブッシュ5cが設けられている。
従って、成形上下型5,6が型開き状態にある時、表皮3を金型内にセットし、その後、成形上下型5,6を型締めする直前か、又は型締めした後のいずれかのタイミングで両金型間の製品キャビティ内に射出機7からマニホールド6b、ゲート6cを通じて溶融樹脂Mを射出充填することにより、樹脂芯材2を所要形状に成形するとともに、樹脂芯材2の表面に表皮3を一体成形している(例えば、特許文献1参照。)。尚、図14では、説明の便宜上、コア部6aの型面にオープン状態で溶融樹脂Mが供給されているが、上述したように、溶融樹脂Mは成形上下型5,6の型締め後にキャビティ内に射出充填されても良い。
特開平10−138268号公報 (第2頁、図3、図4)
しかしながら、従来のドアトリム1においては、樹脂芯材2の投影面積が大きいため、材料コストが高く、かつ製品が重量化するという問題点が指摘されている。また、樹脂芯材2の投影面積が大きいことから、成形時における射出圧を高く設定せざるを得ず、高い射出圧に耐え得る金型構造が必要となり、金型の作製費用も嵩み、しかも、大量の溶融樹脂を冷却固化させるため、成形サイクルが長期化し、生産性を低下させる大きな要因となっている。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、軽量化を促進でき、高剛性でコストダウンを図ることができる自動車用内装部品を提供できるとともに、成形性能を高め、かつ成形時間を短縮化した自動車用内装部品及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記課題を解決するために、鋭意研究の結果、従来から表皮として使用していた発泡樹脂シートに圧縮加工を施し保形性を付与することで芯材としての機能をもたせ、より以上に剛性が必要な箇所、すなわち製品の周縁部分やパネル、相手部品との合わせ部で密接可能、又は一定クリアランスを確保する箇所、あるいは部品取付箇所並びに荷重がかかる部分には、剛性に優れた樹脂リブを配置し、また、パネルへの取付箇所には、クリップ取付座等を配置し、樹脂リブやクリップ取付座等の樹脂モールド体を限定的に設けることで、従来の投影面積の広い樹脂芯材に比べ、軽量化を図ることができ、特に、樹脂リブから樹脂モールド体を通じて延長リブを設定する際、延長リブにおけるショートショットを回避するために樹脂モールド体の基部にバイパス機能を持たせたプレート部を設定することで、樹脂リブ、樹脂モールド体、延長リブを成形する際の成形性能を高め、かつ成形時間も短縮化できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本願発明に係る自動車用内装部品は、所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材と、この発泡樹脂基材の裏面に一体化される所定パターン形状の樹脂リブ、並びに、この樹脂リブと一体化されるクリップ取付座、取付用ボス等の樹脂モールド体とからなる積層構造体を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品であって、前記積層構造体における樹脂モールド体には、連接する樹脂リブの配設方向とは異なる方向に延長リブが所定パターンに沿って延設されているとともに、樹脂モールド体の基部には、延長リブに溶融樹脂を供給するためのバイパス経路となるプレート部が設けられていることを特徴とする。
ここで、自動車用内装部品としては、ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、ラゲージトリム、トランクトリム、リヤサイドトリム、ルーフトリム等に適用できる。また、内装トリム本体の一部を構成する発泡樹脂基材は、フラット形状に近い場合は、加熱軟化工程を省略して、成形金型により所望形状に成形するが、三次元形状の製品に適用する場合は、発泡樹脂シートを加熱軟化処理した後、成形金型内で所要の曲面形状に成形することで、その形状を保持する。尚、ここでいう「保形性」とは、リブ等の補強材がなくても、成形後、脱型した時、その形状を保持する程度の剛性を備えていることである。また、製品形状が高展開率部分を含む場合には、発泡樹脂シートを加熱軟化処理した後、成形金型に真空吸引機構を配設して成形金型の内面に沿って発泡樹脂シートに真空吸引力を作用させるようにしても良い。
上記発泡樹脂シートとしては、熱可塑性樹脂に発泡剤を添加した素材を使用する。尚、熱可塑性樹脂は、1種類の熱可塑性樹脂でも2種類以上の熱可塑性樹脂からなっても良い。好ましくは、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用できる。また、発泡剤としては、アゾ化合物、スルホヒドラジド化合物、ニトロソ化合物、アジド化合物等の有機発泡剤、あるいは重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤の使用が可能である。上記発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、所要形状に成形して得た発泡樹脂基材は、製品の重量と強度とのバランスを考慮した場合、2〜10倍の発泡倍率が好ましい。その時の発泡樹脂基材のセル径は、0.1μm〜2.0mmの範囲であることが好ましく、厚みは0.5〜30mm、好ましくは1〜10mmのものが良い。
一方、樹脂リブ、樹脂モールド体、延長リブとして使用する熱可塑性樹脂材料は、広範な熱可塑性樹脂から適宜選択することができる。通常好ましく使用できるものとして、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用できる。また、これら熱可塑性樹脂中に各種充填剤を混入しても良い。使用できる充填剤としては、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子がある。また、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤、低収縮剤等の各種の添加剤が配合されても良い。
そして、外観意匠性を高めるために、発泡樹脂基材の表面に加飾材を積層一体化しても良い。この加飾材としては、TPOシート、サーモプラスチックウレタン(以下TPUという)シート、塩ビシート等の合成樹脂シート、あるいは織布、不織布、編布等の布地シート、又は合成樹脂フィルム、発泡体、網状物等の単体シートの形態で使用するか、又は、合成樹脂シートや布地シートの裏面にポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム、ポリウレタンフォーム等のクッション層を裏打ちした積層シート材料の形態で使用することもできる。これら加飾材を構成する材料は特に限定されないが、織布、不織布、編布等、通気性を有する素材を使用したほうが、発泡樹脂基材の吸音性能を生かす上で好ましい。
加えて、発泡樹脂基材の多孔質吸音機能により、吸音性能に優れた内装部品が得られるとともに、発泡樹脂基材及び樹脂リブの素材として、ポリオレフィン系樹脂を使用した場合、オールオレフィン系樹脂に統一されるため、分離工程が廃止でき、リサイクル作業が簡素化できる。
また、上記樹脂リブは、発泡樹脂基材の裏面に一体化され、例えば、縦横方向、あるいは斜め方向、又はそれらの組み合わせから選択される格子状をなしており、樹脂モールド体は、クリップ取付座、取付用ボス、取付用ブラケット、衝撃吸収体等が考えられる。そして、樹脂リブと連接する樹脂モールド体には、樹脂リブの配設方向と異なる方向に延びる延長リブが一体化されている。更に、樹脂モールド体の基部には、樹脂リブ、樹脂モールド体、延長リブを一体成形する際、溶融樹脂を延長リブに速やかに供給できるように、バイパス機能を持つプレート部が設けられている。
そして、本発明に係る自動車用内装部品によれば、内装トリム本体の構成として、保形性を有する発泡樹脂基材の裏面の一部に樹脂リブ、樹脂モールド体、延長リブが一体化されるという構成であるため、従来、製品の全面に亘り占有する樹脂芯材を廃止することができる。従って、従来の投影面積の非常に広い樹脂芯材を廃止することで製品の軽量化を図ることができ、しかも、樹脂材料を節約できることから、材料コストの低減も同時に達成できる。更に、発泡樹脂基材の裏面に一体化される樹脂リブ、樹脂モールド体、延長リブは、樹脂モールド体の基部側にプレート部が形成されているため、樹脂モールド体はプレート部により当接面積を多く確保でき、取付強度を強化できるとともに、このプレート部を通った樹脂が延長リブに流れ込むため、樹脂モールド体の終端部や延長リブの終端部に円滑に溶融樹脂を供給できるため、ショートショット等の成形不良を未然に防止できる。
次いで、本発明に係る自動車用内装部品の製造方法は、所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材と、この発泡樹脂基材の裏面に一体化される所定パターン形状の樹脂リブ、並びに、この樹脂リブと一体化されるクリップ取付座、取付用ボス等の樹脂モールド体とからなる積層構造体を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品の製造方法において、前記積層構造体は、発泡樹脂基材の素材である発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、成形金型内に投入し、成形金型同士の型締めにより、発泡樹脂シートを成形金型のキャビティ形状に沿わせて成形する発泡樹脂基材の成形工程と、前記発泡樹脂基材の成形工程後、成形下型に連設する射出機から成形下型に設けたマニホールド、ゲートを通じて、成形下型の溝部に溶融樹脂を射出充填して、所定パターン形状の樹脂リブを発泡樹脂基材の裏面に一体化するとともに、溝部と連通する凹部に溶融樹脂を充填し、樹脂モールド体を一体化すると同時に、この凹部の基部側に設けられているバイパス用空所を通じて延長リブを形成する溝部に溶融樹脂を充填することにより、樹脂モールド体の終端部と延長リブの終端部に溶融樹脂がほぼ同時に射出充填され、樹脂リブ、樹脂モールド体、延長リブを発泡樹脂基材の裏面に一体化する一体化工程とからなることを特徴とする。
ここで、本発明方法に使用する成形金型は、所定ストローク上下動可能な成形上型と、この成形上型の下方側に位置する固定側である成形下型と、成形下型に連結される射出機から構成される。射出機から供給される溶融樹脂は、成形下型に設けられたマニホールド、ゲート等の樹脂通路を通じて成形下型の型面、詳しくは、成形下型の型面上に形成される溝部や凹部内に供給される。尚、成形上型が下死点まで下降して、成形上下型を型締めした後、溶融樹脂を所定の射出圧で成形下型の型面に設けられた溝部や凹部内に射出充填しても良いが、溶融樹脂の射出充填のタイミングとして、型締め前に行なうようにしても良い。
従って、成形上下型の型締めにより、発泡樹脂シートは成形金型の型面形状に沿って所望の曲面形状に成形されるとともに、溶融樹脂が射出充填されることで、発泡樹脂基材の裏面の一部に樹脂リブが積層一体化される。この時、前工程でヒーター等により加熱軟化処理を行なった後、発泡樹脂シートを成形金型内にセットする。
そして、発泡樹脂基材の成形と同時に、発泡樹脂基材裏面側に溶融樹脂が供給されるが、樹脂リブ、樹脂モールド体、延長リブに対応するように、成形下型の型面に樹脂リブを成形する溝部、樹脂モールド体を成形するスライドコアに設けた凹部、延長リブを形成するための溝部がそれぞれ形成されており、特に、延長リブを形成するための溝部は、スライドコアの基部に設けたバイパス用空所と連通している。従って、射出機からマニホールド、ゲートを通じて成形下型の型面に供給される溶融樹脂は、溝部に射出充填されて樹脂リブが成形される一方、スライドコアの凹部内に充填された樹脂モールド体を一体化するとともに、樹脂モールド体の基部に形成されるプレート部に対応するバイパス用空所に充填された溶融樹脂は、延長リブ形成用の溝部に速やかに供給される。
そして、本発明方法によれば、従来の投影面積の広い樹脂芯材に比べ、肉抜き形状である樹脂リブ、樹脂モールド体、延長リブを成形すれば良いため、射出圧力を従来に比べて低く設定できることにより、成形金型の負荷が少なくて済むとともに、樹脂量も少なくでき、材料費も節約でき、しかも、従来の樹脂芯材に比べ冷却時間も少なくて済むため成形サイクルを短縮化できる。
更に、発泡樹脂基材の成形後、溶融樹脂を射出成形する際、樹脂モールド体の基部にバイパス用空所が設定され、このバイパス用空所を通じて延長リブ形成用の溝部内に溶融樹脂が供給されるため、樹脂モールド体形成用の凹部内と延長リブ形成用の溝部とに併行して溶融樹脂が供給されることから、射出時間を短縮化できるとともに、延長リブの終端部、あるいは樹脂モールド体の終端部にショートショット等が形成されることがない。また、バイパス用空所に充填されることで成形されるプレート部により、樹脂モールド体の取付強度を強固に維持することができる。従って、樹脂モールド体、延長リブにショートショット等が生じることがなく、成形性能を向上させ、かつ成形サイクルを向上させるとともに、樹脂モールド体にプレート部を付設することで取付強度も強化できる。
以上説明した通り、本発明によれば、自動車用内装部品を構成する内装トリム本体は、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材と、この発泡樹脂基材の裏面の一部に一体化される樹脂リブ、樹脂モールド体、延長リブとから構成されており、従来の重量の嵩む樹脂芯材を廃止できることから、軽量で低コスト、しかも発泡樹脂基材が多孔質素材であるため、吸音性能に優れた自動車用内装部品を提供できるという効果を有する。
更に、本発明によれば、発泡樹脂基材の裏面に樹脂リブ、樹脂モールド体、延長リブを形成する際、樹脂モールド体の基部に溶融樹脂のバイパス経路となるプレート部が設定されているため、樹脂モールド体と延長リブには溶融樹脂が併行して充填されて成形されることから、ショートショット等の発生を未然に防止できるとともに、成形サイクルを短縮化でき、加えて、プレート部により樹脂モールド体の取付強度を強化することができるという効果を有する。
以下、本発明に係る自動車用内装部品及びその製造方法の好適な実施例について、自動車用ドアトリム及びその製造方法を例示して説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載した通りであり、以下に説明する実施例の内容は、本発明の一例を単に示すものに過ぎない。
図1乃至図11は本発明の一実施例を示し、図1は自動車用ドアトリムを示す正面図、図2は同自動車用ドアトリムの構成を示す断面図、図3は同自動車用ドアトリムにおける樹脂リブ、クリップ取付座、延長リブを示す説明図、図4は同ドアトリムにおける発泡樹脂基材、樹脂リブ、クリップ取付座、延長リブを示す説明図、図5,図6は同ドアトリムにおける樹脂リブ、クリップ取付座、延長リブを示す各断面図、図7,図8は同自動車用ドアトリムの成形に使用する成形金型を示す全体図並びに要部断面図、図9乃至図11は同自動車用ドアトリムの製造方法における各工程を示す説明図である。
まず、図1乃至図5において、自動車用ドアトリム10の構成について説明する。本実施例による自動車用ドアトリム10は、ドアトリム本体20に各種機能部品を装着して構成されている。すなわち、この機能部品として、ドアトリム本体20の中接部には、インサイドハンドルエスカッション11が取り付けられている。また、ドアトリム本体20のアームレスト部12には、パワーウインドウスイッチユニット13並びにプルハンドルエスカッション14が装着されている。更に、アームレスト部12の下方に位置するポケット開口15の周縁にポケットエスカッション16が嵌め込み固定され、ポケット開口15のフロント側にスピーカグリル17がドアトリム本体20と一体、あるいは別体に設けられている。更に詳しくは、ドアトリム本体20は、図2乃至図5に示すように、所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材21と、発泡樹脂基材21の表面に積層される加飾材22と、発泡樹脂基材21の裏面の一部に一体化される樹脂リブ23、クリップ取付座24、延長リブ25とから大略構成されている。尚、クリップ取付座24に替えて、他の樹脂モールド体、例えば、パネル当て用ボス、部品取付用ブラケット、リブ状パッド(側突用)を適用することもできる。
更に詳しくは、上記発泡樹脂基材21は、保形性を備えるように発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、所要形状に熱成形、例えば、所望の型面を有する成形金型でコールドプレス成形されるが、更に高展開率部分については、真空成形により発泡樹脂基材21を賦形しても良い。上記発泡樹脂シートは、汎用の熱可塑性樹脂に発泡剤を添加した構成であり、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用でき、発泡剤としては、アゾジカルボンアミド等の有機発泡剤や重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤が使用できる。この実施例では、ポリプロピレン系樹脂に発泡剤として重炭酸ナトリウムを適宜添加した発泡樹脂シートを使用している。また、この発泡樹脂基材21の発泡倍率は、2〜10倍に設定され、厚みは0.5〜30mm、特に1〜10mmの範囲に設定されている。
更に、発泡樹脂基材21は、多孔質構造であるため、ドアトリム本体20は、吸音性能に優れ、車室内の騒音を低減することができる。また、発泡樹脂基材21の吸音性を維持するために、発泡樹脂基材21の表面に予めラミネートされるか、又は成形時に一体化される加飾材22は、織布、不織布、編布等の通気性を備えた布地シートが好ましい。尚、加飾材22は、織布、不織布、編布等の布地シート以外にも塩ビシート、TPOシート、TPUシート等の合成樹脂シート、合成樹脂フィルム、発泡体、網状体等の単体シートが使用できる。また、合成樹脂シートや布地シートの裏面にポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム、ポリウレタンフォーム等のクッション層を裏打ちした積層シート材料を使用することができる。尚、TPOシートを使用した場合、オレフィン系樹脂材料で統一できるため、リサイクル面で有利である。
次いで、樹脂リブ23は、発泡樹脂基材21の裏面の一部に肉抜き形状の構造で一体化される。すなわち、図3に示すパターン形状のように、縦横方向、斜め方向、又はその組み合わせ等、格子状であれば任意のパターン形状が選択されて良い。そして、この樹脂リブ23と連設するようにクリップ取付座24が形成され、このクリップ取付座24には、樹脂リブ23と対称位置から樹脂リブ23の配設方向とは逆方向に延びる延長リブ25が設定されており、かつ図4,図5に示すように、クリップ取付座24の基部には、所定厚みのプレート部26が設定されている。尚、クリップ取付座24は、発泡樹脂基材21と当接するプレート部26から裏面側に向けて立設する縦壁部241と図示しないクリップを取り付ける取付座面242とから構成されている。
そして、クリップ取付座24の基部にプレート部26を設定するとともに、樹脂リブ23を成形する際、図4中矢印方向に樹脂が流動するが、プレート部26が設定されているため、このプレート部26内に樹脂が流れ込み、一部はクリップ取付座24の縦壁部241、取付座面242を成形するように樹脂が流れるとともに、他方は延長リブ25を成形するように併行して樹脂が流れ、このプレート部26は、延長リブ25を樹脂を供給するバイパス機能を備えることになる。従って、クリップ取付座24の延長リブ25に即座に樹脂が流れ、ショートショット等の成形不良が生じることがなく、しかも、成形サイクルも短縮化できる。また、プレート部26によりクリップ取付座24の取付強度を強化することができる。
上記樹脂リブ23、クリップ取付座24、延長リブ25として通常好ましく使用できる合成樹脂は、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等から適宜選択されて良く、本実施形態では、環境面、リサイクル面を考慮してポリプロピレン系樹脂が使用されている。また、上記熱可塑性樹脂中に適宜フィラー、例えば、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維や、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子の充填剤が混入されていても良い。
このように、ドアトリム本体20は、保形性を有する発泡樹脂基材21と、加飾性を有する加飾材22、発泡樹脂基材21の裏面の一部に一体化される樹脂リブ23、クリップ取付座24、延長リブ25とから構成されているため、従来のように製品の全周に亘り占有していた重量の嵩む樹脂芯材を廃止でき、かつ軽量な発泡樹脂基材21を使用する関係で、製品の重量について、従来例に比し40%以上の軽量化を図ることができるとともに、樹脂材料も大幅に節約でき、コストダウンにも貢献できる。
更に、図6は本発明の変形例を示すもので、この変形例においては、クリップ取付座24の基部に設定するプレート部26の面積がクリップ取付座24の基部寸法よりも幅を広げて設定されている。従って、より多くのバイパス機能を有し、かつクリップ取付座24の強度もより強化することができる。このように、プレート部26は、クリップ取付座24の基部形状に限定されることなく、任意形状に設定することができる。
次いで、上述したドアトリム10の製造方法について説明する。まず、成形金型40の全体構成について、図7を基に説明する。ドアトリム10におけるドアトリム本体20の成形に使用する成形金型40は、所定ストローク上下動可能な成形上型41と、成形上型41と対をなす固定側の成形下型42と、成形下型42に接続される射出機43とから大略構成されている。更に詳しくは、成形上型41は、製品形状に合致したキャビティ部411が形成され、成形上型41の上面に連結された昇降シリンダ412の駆動により所定ストローク上下駆動される。成形上型41の4隅部にはガイド機構となるガイドブッシュ413が設けられている。一方、成形下型42には、成形上型41のキャビティ部411に対応するコア部421が設けられている。また、このコア部421の型面に溶融樹脂を供給するための樹脂通路として、マニホールド422、ゲート423が設けられており、このマニホールド422、ゲート423の樹脂通路を経て、射出機43から供給される溶融樹脂Mがコア部421の上面に供給される。尚、成形下型42の4隅部には、ガイド機構となるガイドポスト425が突設され、このガイドポスト425は、成形上下型41,42が型締めされる際、ガイドブッシュ413内に案内されることで成形上型41のプレス姿勢を適正に維持することができる。
そして、図8に示すように、本発明に使用する成形金型40は、樹脂リブ23と一体にクリップ取付座24、延長リブ25を一体成形するために、溝部424と連通するように凹部426、延長リブ25を形成する溝部427が設けられており、この凹部426は、スライドコア426aに設けられているとともに、スライドコア426aの上面には、プレート部26を成形するためのバイパス用空所428が設定されている。すなわち、成形下型42のコア部421の上面形状は、樹脂リブ23に相当する溝部424が穿設され、これと連設するようにスライドコア426aの凹部426及びバイパス用空所428が連通している。また、これら凹部426及びバイパス用空所428に対して延長リブ25を成形するための溝部427も連通している。
次いで、この成形金型40を使用してドアトリム本体20の成形工程について説明する。まず、ヒーター装置(図示せず)により、発泡樹脂基材21の素材である発泡樹脂シートSの一方側に加飾材22をラミネートしたものを所定温度に加熱軟化させる。この発泡樹脂シートSとしては、本実施例ではポリプロピレン製発泡シート(住化プラステック製、商品名:スミセラー発泡PPシート、発泡倍率=3倍、厚み3mm)が使用されている。そして、加熱軟化処理した発泡樹脂シートS(加飾材22がラミネートされている)を成形金型40内に投入する(図9参照)。
そして、発泡樹脂シートSをセットした後、成形上型41における昇降シリンダ412の駆動により、成形上型41が所定ストローク下降して、図10に示すように、成形上下型41,42が型締めされて発泡樹脂シートSが所望の型面形状に沿って賦形され、発泡樹脂基材21が所要形状に賦形される。
更に、射出機43からマニホールド422、ゲート423を通じて溶融樹脂Mが成形下型42の型面に供給される。この時、図11に示すように、ゲート423を通じてまず溝部424内に溶融樹脂Mが供給され、その後、溝部424と連通するスライドコア426aの凹部426に溶融樹脂Mが供給されてクリップ取付座24が成形される。この時、凹部426内に溶融樹脂が流れ込むのとほぼ同時にバイパス用空所428を通じて延長リブ25形成用の溝部427について溶融樹脂Mが充填される。
従って、凹部426内に溶融樹脂が射出充填されるのと併行してバイパス用空所428を通じて溝部427に溶融樹脂が迅速に供給され、延長リブ25が一体成形される。よって、クリップ取付座24、及び延長リブ25双方の終端部に迅速に溶融樹脂Mが供給されるため、ショートショット等の成形不良が生じることがなく、かつクリップ取付座24、及び延長リブ25は、併行して樹脂が供給されることで成形サイクルも短縮化できるとともに、プレート部26の補強機能によりクリップ取付座24の取付強度を強化することができる。尚、クリップ取付座24の他に、別部品を取り付けるための取付用ブラケット、パネル当て用ブラケット、側突用パッド等に適用することも可能であり、また、延長リブ25の配設方向としては、樹脂リブ23の配設方向に対して直交する方向等、任意の方向に配設することもできる。
上述した実施例は、発泡樹脂基材21と樹脂リブ23、クリップ取付座24、延長リブ25との積層体からなるドアトリム本体20を使用したドアトリム10に適用したが、ツートンタイプのドアトリムのように、ドアトリムアッパー、ドアトリムロアのいずれか一方側に本発明に係る積層構造体を採用しても良い。更に用途としては、ドアトリム以外にもリヤパーセルシェルフ、フロアトリム、ラゲージトリム、トランクトリム、リヤサイドトリム、ルーフトリム等、ドアトリム以外の内装部品全般に適用することもできる。
本発明に係る自動車用内装部品の一実施例である自動車用ドアトリムを示す正面図である。 図1中II−II線断面図である。 図1に示すドアトリムにおける樹脂リブ、クリップ取付座、延長リブの各形状パターンを示す説明図である。 図1に示すドアトリムにおける樹脂リブ、クリップ取付座、延長リブの関係を示す要部斜視図である。 図1に示すドアトリムにおける樹脂リブ、クリップ取付座、延長リブの構成を示す断面図である。 本発明に係る自動車用内装部品を適用したドアトリムの変形例を示すもので、樹脂リブ、クリップ取付座、延長リブの構成を示す断面図である。 図1に示すドアトリムにおけるドアトリム本体の成形に使用する成形金型を示す全体図である。 図7に示す成形金型における樹脂リブ、クリップ取付座、延長リブを成形する部位の形状を示す断面図である。 図1に示すドアトリムの製造方法における素材のセット工程を示す説明図である。 図1に示すドアトリムの製造方法における発泡樹脂基材及び樹脂リブの成形工程を示す説明図である。 図10に示す発泡樹脂基材及び樹脂リブの成形工程における溶融樹脂の流動性を示す説明図である。 従来のドアトリムを示す正面図である。 図12中XIII−XIII線断面図である。 従来のドアトリムの成形方法に使用する成形金型を示す説明図である。
符号の説明
10 自動車用ドアトリム
12 アームレスト部
20 ドアトリム本体
21 発泡樹脂基材
22 加飾材
23 樹脂リブ
24 クリップ取付座
25 延長リブ
26 プレート部
40 成形金型
41 成形上型
42 成形下型
424 溝部
426 凹部
426a スライドコア
427 溝部(延長リブ形成用)
428 バイパス用空所
43 射出機
S 発泡樹脂シート
M 溶融樹脂

Claims (2)

  1. 所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材(21)と、この発泡樹脂基材(21)の裏面に一体化される所定パターン形状の樹脂リブ(23)、並びに、この樹脂リブ(23)と一体化されるクリップ取付座、取付用ボス等の樹脂モールド体(24)とからなる積層構造体(20)を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品(10)であって、
    前記積層構造体(20)における樹脂モールド体(24)には、連接する樹脂リブ(23)の配設方向とは異なる方向に延長リブ(25)が所定パターンに沿って延設されているとともに、樹脂モールド体(24)の基部には、延長リブ(25)に溶融樹脂を供給するためのバイパス経路となるプレート部(26)が設けられていることを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 所要形状に成形され、軽量でかつ保形性を有する発泡樹脂基材(21)と、この発泡樹脂基材(21)の裏面に一体化される所定パターン形状の樹脂リブ(23)、並びに、この樹脂リブ(23)と一体化されるクリップ取付座、取付用ボス等の樹脂モールド体(24)とからなる積層構造体(20)を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品(10)の製造方法において、
    前記積層構造体(20)は、発泡樹脂基材(21)の素材である発泡樹脂シート(S)を加熱軟化処理後、成形金型(41,42)内に投入し、成形金型(41,42)同士の型締めにより、発泡樹脂シート(S)を成形金型(41,42)のキャビティ形状に沿わせて成形する発泡樹脂基材(21)の成形工程と、
    前記発泡樹脂基材(21)の成形工程後、成形下型(42)に連設する射出機(43)から成形下型(42)に設けたマニホールド(422)、ゲート(423)を通じて、成形下型(42)の溝部(424)に溶融樹脂(M)を射出充填して、所定パターン形状の樹脂リブ(23)を発泡樹脂基材(21)の裏面に一体化するとともに、溝部(424)と連通する凹部(426)に溶融樹脂(M)を充填し、樹脂モールド体(24)を一体化すると同時に、この凹部(426)の基部側に設けられているバイパス用空所(428)を通じて延長リブ(25)を形成する溝部(427)に溶融樹脂(M)を充填することにより、樹脂モールド体(24)の終端部と延長リブ(25)の終端部に溶融樹脂(M)がほぼ同時に射出充填され、樹脂リブ(23)、樹脂モールド体(24)、延長リブ(25)を発泡樹脂基材(21)の裏面に一体化する一体化工程と、
    からなることを特徴とする自動車用内装部品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103419320A (zh) * 2012-05-21 2013-12-04 丰田纺织株式会社 夹具安装座的成型方法以及装饰板
JP2018202723A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 林テレンプ株式会社 車両用内装材、及び、その製造方法
JP2022133446A (ja) * 2018-08-28 2022-09-13 株式会社イノアックコーポレーション 車両用吸音パネル材

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